JP2015112775A - 出没式筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】芯の偏減やインクの擦れを抑制し、快適に使用可能な出没式筆記具を提供する。【解決手段】出没式筆記具1は、軸筒2と、筆記を行うための筆記体3と、筆記体3を操作するための操作手段5を有する構成とし、操作手段5と筆記体3の間に動力伝達部材6を介在させる。また、動力伝達部材6は、直線状に延びる第1の姿勢と、少なくとも一部分が曲って延びる第2の姿勢とを切替え可能とする。そして、操作手段5の操作に応じて動力伝達部材6を姿勢変更させ、この動力伝達部材6の姿勢変更によって筆記体3の全体を軸筒2の径方向に移動させる。【選択図】図15
Description
本発明は、筆記体が軸筒の内外に出退する機構を備え、筆記体の少なくとも先端部分を軸筒から繰り出すことが可能な出没式筆記具に関するものである。
従来から、軸筒内にボールペンレフィルや、筆記芯を繰り出すための芯送り機構付きユニット(所謂シャープペンユニット)を含む複数の筆記体が内蔵された筆記具が知られている。この種の筆記具には、所謂多色ボールペンと称されるものや、複式筆記具、多芯筆記具と称されるものがあり、筆記体の先端部分を軸筒の先端開口部から選択的に出没させて使用している。
このような筆記具として、例えば、特許文献1に開示された多芯筆記具がある。特許文献1に開示された多芯筆記具では、軸筒の後端側の部分に複数の縦溝が設けられており、これらが周方向に間隔を空けて配されている。また、それぞれの縦溝から外部に向かってつまみ状の操作体が露出した状態となっている。そして、それぞれの操作体を軸筒の長さ方向に沿ってスライド移動させることにより、操作体に対応するボールペンレフィル(筆記体)のペン先(先端部分)が軸筒の先端開口部から出没する構成となっている。
付言すると、特許文献1に開示された多芯筆記具では、ボールペンレフィルを交換する際、軸筒の後端側の部分に設けられた縦溝からボールペンレフィルを挿入可能となっている。より具体的には、この縦溝から古いボールペンレフィルを引き出し、この縦溝に新たなボールペンレフィルを挿入することでボールペンレフィルの交換が可能となっている。
つまり、特許文献1に開示された多芯筆記具では、ボールペンレフィルのペン先部分を出没させる操作に使用するための縦溝を、ボールペンレフィルの交換にも使用可能となっている。そのため、軸筒の後端部にボールペンレフィル交換用の開口を設ける構成に比べ、軸筒後端部分の設計自由度を向上させることが可能となっている。
つまり、特許文献1に開示された多芯筆記具では、ボールペンレフィルのペン先部分を出没させる操作に使用するための縦溝を、ボールペンレフィルの交換にも使用可能となっている。そのため、軸筒の後端部にボールペンレフィル交換用の開口を設ける構成に比べ、軸筒後端部分の設計自由度を向上させることが可能となっている。
ところで、従来の多芯筆記具では、図19(a)で示されるように、複数の筆記体600がいずれも軸筒601の内周面の近傍に配されることが一般的である。そして、筆記体600は、使用者の操作に伴って前端側へと移動し、図19(b)で示されるように、その先端部分が軸筒601の先端開口602から外部へ突出する。
ここで、先端部分を外部へ突出させた筆記体600aに注目すると、この筆記体600aは、湾曲しつつ延びた状態となっている。より具体的に説明すると、筆記体600aの先端部分は、軸筒601の中心軸の近傍に位置する開口から突出しているのに対し、筆記体600aの基端部分は、軸筒601の中心軸から離れた位置にある内周面の近傍に位置した状態となっている。
すなわち、筆記体600aの先端部分を軸筒601の開口から突出させる際、筆記体600aの先端部分は、先端側に向かって狭径となっていく軸筒601の内周面に沿って、軸筒601の中心軸近傍へ移動していく。対して、筆記体600aの基端部分が位置する部分では、軸筒601の内周面が長さ方向において同径となっているので、筆記体600aの基端部分は先端側へ水平移動する。このため、筆記体600aの先端部分を軸筒601の開口から突出させると、筆記体600aの先端部分が軸筒601の中心軸の近傍に配され、基端部分が軸筒601の中心軸から離れた位置に配されることとなる。
つまり、先端部分を軸筒601の開口から突出させた状態では、筆記体600aは撓んだ状態となっており、筆記体600aが斜め方向に延びているといえる。
しかしながら、筆記体600aの先端部分が傾斜した状態すると、筆記体600aがシャープペンユニットの場合、芯が偏減し易くなってしまう可能性がある。つまり、使用を続けるうち、芯先が円柱を斜めに削いだような形状となってしまい、一時的に筆記した線が薄くなってしまう恐れがある。また、筆記体600aがボールペンレフィルである場合、粘度の高いインクを使用すると、使い続けるうちに擦れがちになってしまう可能性がある。すなわち、粘度の高いインクを使用した場合、インクが詰まりがちになってしまう恐れがある。
そこで本発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、より快適に使用可能な出没式筆記具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、内部に中空部分が形成されて先端が開口した軸筒と、外部の筆記対象物に先端部分を接触させて筆記を行うための筆記体と、前記軸筒の内部に収容した前記筆記体を前記開口から出没させる操作手段を有する出没式筆記において、前記操作手段と前記筆記体の間に動力伝達部材が介在しており、当該動力伝達部材は、直線状に延びる第1の姿勢と、少なくとも一部分が曲って延びる第2の姿勢との切替えが可能なものであって、前記操作手段の操作に応じて前記動力伝達部材の姿勢が切り替わり、前記動力伝達部材の姿勢変更に応じて前記筆記体の全体が前記軸筒の径方向に移動することを特徴とする出没式筆記具である。
本発明の出没式筆記具は、筆記体と、この筆記体を操作して軸筒から出没させるための操作部材の間に動力伝達部材が介在している。そして、この動力伝達部材が操作手段の操作、すなわち、筆記体の出没動作に応じて姿勢変更することにより、筆記体の全体が前記軸筒の径方向に移動する構造となっている。このことから、筆記体の先端部分(ペン先部分)を軸筒から突出させるとき、筆記体の先端部分から基端部分に至る全ての部分を軸筒の中心軸近傍に配し、筆記体を直線状に延びた状態とすることができる。つまり、筆記体が軸筒の中心軸に沿って直線状に延びた状態で、筆記体の先端部分を軸筒から突出させることが可能となる。このことにより、筆記体が撓んだ状態で斜め方向に延びる従来の構成と比べ、芯の偏減やインクの擦れを抑制できるので、より快適に使用可能となる。
請求項2に記載の発明は、前記動力伝達部材は、棒状又は柱状の小片体を複数備え、少なくとも2つの前記小片体は、一方が他方に対して相対的に回動可能な状態に形成されており、前記小片体が回動することにより、前記動力伝達部材が曲げ延ばしされることを特徴とする請求項1に記載の出没式筆記具である。
かかる構成によると、比較的簡単な構造で筆記体全体を移動させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、前記動力伝達部材は、付勢部材を備えており、前記付勢部材は、少なくとも1つの前記小片体を第1の姿勢から前記第2の姿勢に移行する向きに付勢することを特徴とする請求項2に記載の出没式筆記具である。
かかる構成によると、動力伝達部材の姿勢変更をより円滑に実施できる。
請求項4に記載の発明は、前記筆記体を所定の位置に保持するための補助部材を備え、前記補助部材には、前記軸筒の軸方向に延びる芯材保持孔と、前記軸筒の先端側に向かって突出するガイド突起とが近接する位置に設けられており、前記筆記体を前記開口から出没させるとき、前記動力伝達部材の大半又は全ての部分が前記芯材保持孔から出没し、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢の切り替えを行う姿勢切替動作を行うものであって、前記動力伝達部材の少なくとも一部が前記ガイド突起と接触することにより、前記姿勢切替動作が規制されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出没式筆記具である。
かかる構成によると、動力伝達部材の動作が規制されることにより、動力伝達部材の過度な移動をより確実に抑制可能となるので、姿勢切替動作をより正確且つ円滑に実施可能となる。
本発明によると、筆記体の先端部分を軸筒から突出させるとき、筆記体を軸筒の中心軸に沿って直線状に延びた状態とすることができる。このため、芯の偏減やインクの擦れを抑制可能となり、快適な使用が可能となる。
以下さらに、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において前後の関係はペン先側を前側、ペン軸側を後側として説明する。
本実施形態の多色ボールペン1(出没式筆記具)は、図1、図2で示されるように、本体である軸筒2と、軸筒2の内部に配される芯部材3(筆記体)と、芯部材3を所定の位置に保持するための補助部材4と、芯部材3を軸筒2の軸方向に沿って移動させるための操作部材5(操作手段)を備えている。
より詳細には、この多色ボールペン1は複数の芯部材3を内蔵しており、それぞれの芯部材3は、内部に収容されるインクの色が異なっている。さらに、それぞれの芯部材3は、第1連結部材6(動力伝達部材)、第2連結部材7を介して所定の操作部材5と連結されている。つまり、それぞれの芯部材3は、それぞれ異なる操作部材5と連結された状態となっている。
そして、使用者がいずれかの操作部材5を操作することにより、この操作部材5と連結している芯部材3が軸筒2の軸方向に移動し、芯部材3の前端部分が軸筒2の内外に出没する構成となっている。すなわち、操作部材5を軸方向の前方へ移動させることにより、芯部材3の先端側が前方へと移動し、軸筒2の前端部分に形成された突出口9(開口)から外部へ繰り出される。また、この状態から操作部材5を後方へと移動させることにより、芯部材3の先端側が後方へと移動し、軸筒2の内部に退入する。
軸筒2は、前側筒部12と、後側筒部13により構成されている。これら前側筒部12と、後側筒部13の内部には空間が形成されており、それぞれの空間は、前側筒部12と後側筒部13が一体に取り付けられたとき、連通した状態となる。
前側筒部12は、前後端にそれぞれ開口を有する略円筒状の部材であり、前端近傍の部分が前端に向かうにつれて狭径となっている。前端部分に形成された開口は、芯部材3の前端部分(ペン先部分)を外部に突出させるための突出口9となる開口であり、内部に形成される空間と外部とを連通している。
また、前側筒部12の後端部分に形成される開口は、前端部分に形成された突出口9よりも径の大きな開口となっており、軸筒2が組み立てられた際には、後側筒部13の内部空間に向かって開いた状態となる。また、前側筒部12の後端部分の近傍では、その外周面にネジ山が形成されている。このネジ山は、後側筒部13の内周面に形成されたネジ山と螺合可能なように形成されている。
また、前側筒部12の後端部分に形成される開口は、前端部分に形成された突出口9よりも径の大きな開口となっており、軸筒2が組み立てられた際には、後側筒部13の内部空間に向かって開いた状態となる。また、前側筒部12の後端部分の近傍では、その外周面にネジ山が形成されている。このネジ山は、後側筒部13の内周面に形成されたネジ山と螺合可能なように形成されている。
後側筒部13は、前後端にそれぞれ開口を有する略円筒状の部材であり、後端側の開口は蓋部材16によって閉塞された状態となっている。後側筒部13の前端部分の近傍では、その外周面にネジ山が形成されている。このネジ山は、前述した前側筒部12に形成されたネジ山と螺合可能となっている。また、後側筒部13の後端部分の近傍には、後側筒部13(軸筒2)の軸方向に沿って延びる縦溝17が形成されている。
縦溝17は、後側筒部13の外周面(側面)に形成されており、外周面の後端部分から前方へ向かって延びている。この縦溝17の開口形状は、略縦長長方形状であり、前端部分に位置する角部分が丸みを帯びた形状となっている。つまり、縦溝17は、細長く延びる溝となっている。
ここで、上述したように、軸筒2を組み立てると、後側筒部13の後端部分が蓋部材16によって閉塞された状態となる。したがって、縦溝17の後端部分もまた蓋部材16によって塞がれた状態となる。すなわち、軸筒2が組み立てられた状態では、縦溝17の後端は開口されておらず、閉塞されている。
ここで、上述したように、軸筒2を組み立てると、後側筒部13の後端部分が蓋部材16によって閉塞された状態となる。したがって、縦溝17の後端部分もまた蓋部材16によって塞がれた状態となる。すなわち、軸筒2が組み立てられた状態では、縦溝17の後端は開口されておらず、閉塞されている。
この縦溝17は、複数設けられており、周方向に間隔を空けて並列した状態となっている。そして、いずれの縦溝17も後側筒部13の側面を貫通し、内外を連通している。
芯部材3は、公知のボールペンリフィルと同様のものであり、図2で示されるように、ボールペンチップ20とインク収容筒21とを備えた構成となっている。
ボールペンチップ20は、内蔵された金属製のボールを回転自在に固定する構造となっており、このボールの回転により、インク収容筒21から供給されるインクを外部の筆記対象物(紙等)に塗布可能となっている。
インク収容筒21は、内部に所定の色のインクが内蔵された円筒体であり、その前端部分には、ボールペンチップ20が一体に固定されている。また、インク収容筒21の内部には、後端よりもやや前側寄りの部分に開口栓(図示しない)が設けられている。インク収容筒21の内部空間は、この開口栓によって前後の2つの空間に分割されており、前側に位置する空間にインクが充填された状態となっている。また、後側に位置する空間は、インク収容筒21の端部開口によって後端部分が外部に開放された空間となっている。
補助部材4は、図3で示されるように、断面形状が略十字状となる柱状の部材である。この補助部材4は、中心部分から上方に突出する上方突出部26と、左右方向の一方である右側へ突出する右方突出部27と、左右方向の他方である左側へ突出する左方突出部28と、下方へ突出する下方突出部29とを備えている。そして、各突出部のうち、上方突出部26、右方突出部27、左方突出部28は、それぞれ突出端部分が丸みを帯びた形状となっている。また、下方突出部29は、図4で示されるように、後端部分が切り欠かれており、他の突出部よりも長手方向(前後方向)の長さが短くなっている。
そして、各突出部の間には、図3で示されるように、周囲よりも窪んだ部分である係合凹部30が形成されることとなる。すなわち、補助部材4の外周面には複数(4つ)の係合凹部30が設けられており、これらが周方向に間隔を空けて配されているといえる。なお、上記したように、下方突出部29が他の突出部よりも短くなっているので、下方突出部29と他の突出との間に形成される係合凹部30もまた、他の係合凹部30よりも短くなっている。
ここで、補助部材4には、前端面からさらに前方に突出するガイド突起33が設けられている。また、補助部材4を長手方向に貫通する芯部材保持孔35(芯材保持孔)が複数設けられている。
ガイド突起33は、図3、図4で示されるように、補助部材4の前端面から前方へ突き出た略半球状突起である。このガイド突起33は、補助部材4の前端面のうち、略中心となる部分から前方へ突出している。このため、補助部材4の中心軸とガイド突起33の中心軸とは、略同じ位置(同じ位置又は極めて近接した位置)となっている。
芯部材保持孔35は、図3、図4で示されるように、前端面から後方へ向かって延びる貫通孔であり、前端に位置する開口部分は、ガイド突起33と隣接する位置に形成されている。より詳細に説明すると、補助部材4の前端面には3つの芯部材保持孔35が設けられており、ガイド突起33の上端に隣接する位置と、右側に隣接する位置と、左側に隣接する位置にそれぞれ芯部材保持孔35が設けられている。つまり、補助部材4を正面視すると、3つの芯部材保持孔35がガイド突起33を3方から囲んだ状態となっている。
ここで、補助部材4の後端寄りの部分では、図4、図5で示されるように、内部が大きく肉抜きされて肉抜空間37が形成されている。
換言すると、この肉抜空間37は、右方突出部27、上方突出部26、左方突出部28の縁部分に沿って延びる外壁状部分38の内側に形成される空間であり、その断面形状が天地逆とした略「T」字状となっている。また、肉抜空間37は、後端部分が外部に開放された状態となっている。
肉抜空間37及び外壁状部分38の前端側に位置する内部側直立面39には、芯部材保持孔35の後端側の開口部分が形成されている。つまり、芯部材保持孔35の後端部分は、芯部材保持孔35の断面積よりも広い断面積を有する空間である肉抜空間37に開放されている。また、この芯部材保持孔35の開口部分は、内部側直立面39の縁部分よりも内側に位置している。このことから、芯部材保持孔35と外壁状部分38の内周面とは段差を介して連続しているといえる。
換言すると、この肉抜空間37は、右方突出部27、上方突出部26、左方突出部28の縁部分に沿って延びる外壁状部分38の内側に形成される空間であり、その断面形状が天地逆とした略「T」字状となっている。また、肉抜空間37は、後端部分が外部に開放された状態となっている。
肉抜空間37及び外壁状部分38の前端側に位置する内部側直立面39には、芯部材保持孔35の後端側の開口部分が形成されている。つまり、芯部材保持孔35の後端部分は、芯部材保持孔35の断面積よりも広い断面積を有する空間である肉抜空間37に開放されている。また、この芯部材保持孔35の開口部分は、内部側直立面39の縁部分よりも内側に位置している。このことから、芯部材保持孔35と外壁状部分38の内周面とは段差を介して連続しているといえる。
操作部材5は、図6、図7で示されるように、長尺状に延びる操作部本体42と、操作部本体42の上面から上方へ突出する操作突起43と、操作部本体42の前端面から前方へ突出する嵌入部44と、操作部本体42の下面から下側へ突出する突設部45と、操作部本体42の側面から側方へ突出する移動規制部46とを備えている。
操作部本体42は、前後方向に延びる略直方体状の部分である。操作部本体42の前端部分には、幅方向の長さが他の部分より長くなった前端拡幅部42aが形成されている。
操作突起43は、使用者が手動で操作するための部分である。
ここで、操作部本体42の上面は、組み立て時に外側面となる部分である。つまり、操作突起43は、操作部本体42の外側面から外側へ突出した部分であるともいえる。なお、この操作突起43は、操作部本体42の後端寄りの部分に形成されており、その突出端部分が丸みを帯びた形状となっている。
ここで、操作部本体42の上面は、組み立て時に外側面となる部分である。つまり、操作突起43は、操作部本体42の外側面から外側へ突出した部分であるともいえる。なお、この操作突起43は、操作部本体42の後端寄りの部分に形成されており、その突出端部分が丸みを帯びた形状となっている。
嵌入部44は、組み立て時に第2連結部材7と連結するための部分である(詳しくは後述する)。
この嵌入部44は、操作部本体42の前端から突き出た小板状の部分であり、幅方向の長さが操作部本体42よりも短く、且つ、厚さが操作部本体42の厚さよりも薄くなっている。また、嵌入部44は、正面視した形状が矢印のような形状となっており、突出端側の部分が略三角形状であって、基端側の部分が略長方形状となっている。つまり、嵌入部44の前端側近傍では、後端側に向かって徐々に幅が広くなっていき、後端側に位置する大半の部分では、同一の幅で前後方向に延びている。なお、この部分の幅方向の長さは、前端側で最も幅が広い部分よりも狭くなっている。
この嵌入部44は、操作部本体42の前端から突き出た小板状の部分であり、幅方向の長さが操作部本体42よりも短く、且つ、厚さが操作部本体42の厚さよりも薄くなっている。また、嵌入部44は、正面視した形状が矢印のような形状となっており、突出端側の部分が略三角形状であって、基端側の部分が略長方形状となっている。つまり、嵌入部44の前端側近傍では、後端側に向かって徐々に幅が広くなっていき、後端側に位置する大半の部分では、同一の幅で前後方向に延びている。なお、この部分の幅方向の長さは、前端側で最も幅が広い部分よりも狭くなっている。
突設部45は、下面側の部分の複数個所を欠落させた略直方体状の部分である。ここで、突設部45の下面は、組み立て時に内側面となる部分である。つまり、突設部45は、内側部分の複数個所を欠落させた略直方体状の部分であるといえる。より詳細には、前端側の部分と、後端よりもやや前側に位置する部分にそれぞれ欠落部45a,45bが形成されている。この欠落部45a,45bは、いずれも上側(組み立て時の外側)に向かってに窪んだ部分となっている。
移動規制部46は、操作部本体42の左端面と右端面からそれぞれ突出する略直方体状の部分である(左端面側から突出する移動規制部46については図示しない)。より具体的には、2つの移動規制部46は、操作部本体42を介して対向する位置にそれぞれ形成され、上下方向の位置が同一であり、いずれも前後方向に沿って延びている。すなわち、左端面と右端面の後端よりもやや前方の位置から、後方へ向かって延びている。
ここで、操作部本体42の左端面及び右端面は、組み立て時に外側面となる上面と、組み立て時に内側面となる下面の間に形成される面である。つまり、移動規制部46は、外側面と内側面の間に形成される面から突出する部分であるといえる。さらに具体的には、外側面と内側面の間に形成される面に対し、略垂直に交わる方向に突出する。
ここで、操作部本体42の左端面及び右端面は、組み立て時に外側面となる上面と、組み立て時に内側面となる下面の間に形成される面である。つまり、移動規制部46は、外側面と内側面の間に形成される面から突出する部分であるといえる。さらに具体的には、外側面と内側面の間に形成される面に対し、略垂直に交わる方向に突出する。
第1連結部材6は、図8で示されるように、3つの柱状体(又は棒状体)が連結されて形成される部材であり、第1柱状部51(小片体)、第2柱状部52(小片体)、第3柱状部53(小片体)を備えた構成となっている。この第1柱状部51、第2柱状部52、第3柱状部53は、いずれも略直方体状の部分となっている。
第1柱状部51は、最も前端側(ペン先側)に位置する部分である。第1柱状部51の前端面には芯部材3と連結するための連結突起57が形成されており、後端面の一部は、第2柱状部52の前端面の一部と連結されている。
連結突起57は、横倒させた姿勢の略円柱状の部分であり、第1柱状部51の前端面から前方へ突出している。より詳細には、前端側の周縁部分を面取りした円柱状の部分となっている。
第2柱状部52は、前後方向の中心に位置する部分であり、その前端面の一部が第1柱状部51の後端面の一部と連結されており、また、後端面の一部が第3柱状部53の前端面の一部と連結されている。
また、図9で示されるように、第2柱状部52には、第2柱状部52を長さ方向に貫通する弾性体挿通孔58が形成されている。
また、図9で示されるように、第2柱状部52には、第2柱状部52を長さ方向に貫通する弾性体挿通孔58が形成されている。
弾性体挿通孔58は、第2柱状部52の前端面から後端面に至るまで延びる貫通孔であり、その断面形状と、両端面に位置する開口の形状とが円形となっている。この弾性体挿通孔58には、コイルバネ59(付勢部材)が挿通された状態となっている。
第3柱状部53は最も後端側(ペン軸後端側)に位置する部分である。第3柱状部53の前端面の一部は、第2柱状部52の後端面の一部と連結されている。また、後端面には、第2連結部材7と連結するための連結突起60が形成されている。
連結突起60は、横倒させた姿勢の略円柱状の部分であり、第3柱状部53の後端面から後方へ突出している。この連結突起60は、上記した連結突起57と同一の形状となっている。すなわち、この連結突起60もまた、前端側の周縁部分を面取りした円柱状の部分となっている。
ここで、第1柱状部51と第2柱状部52の境界部分では、第1柱状部51の後端面下端側と、第2柱状部52の前端面下端側とが連結されている。そして、この連結部分を支点として、第1柱状部51と第2柱状部52のそれぞれが回動可能となっている。すなわち、第1柱状部51と第2柱状部52は互いに他方に対して相対的に回動可能となっている。このことにより、第1柱状部51の後端面と第2柱状部52の前端面が離間した開状態と、第1柱状部51の後端面と第2柱状部52の前端面が接触した(又は僅かな隙間を空けて近接した閉状態とを切替え可能となっている。つまり、この第1柱状部51と第2柱状部52とは曲げ伸ばし可能に連結されており、第1柱状部51と第2柱状部52が直線状に並んだ状態と、第1柱状部51と第2柱状部52の延び方向が異なる状態(第1柱状部51と第2柱状部52が曲がって延びる状態)とを切替え可能となっている。
これに対して、第2柱状部52と第3柱状部53の境界部分では、第2柱状部52の後端面上端側と、第3柱状部53の前端面上端側とが連結されている。そして、この境界部分においても、連結部分を支点として、第2柱状部52と第3柱状部53のそれぞれが回動可能となっている。すなわち、第2柱状部52と第3柱状部53もまた互いに他方に対して相対的に回動可能となっている。このことにより、第2柱状部52の後端面と第3柱状部53の前端面が離間した開状態と、第2柱状部52の後端面と第3柱状部53の前端面が接触した(又は僅かな隙間を空けて近接した閉状態とを切替え可能となっている。つまり、この部分においても同様に、第2柱状部52と第3柱状部53とが曲げ伸ばし可能に連結されており、第2柱状部52と第3柱状部53が直線状に並んだ状態と、第2柱状部52と第3柱状部53の延び方向が異なる状態(第2柱状部52と第3柱状部53が曲がって延びる状態)とを切替え可能となっている。
このように、第1柱状部51と第2柱状部52は下端側で連結しており、第2柱状部52と第3柱状部53は上端側で連結している。別言すると、2つ設けられた連結部分の一方は、上下方向(組み立て時の内外方向)における片側端部側で連結し、連結部分の他方は、他方端部側で連結している。したがって、2つの境界部分のうちの一方である第1柱状部51と第2柱状部52の境界部分では、上側が開いた状態となり、他方である第2柱状部52と第3柱状部53の境界部分では、下側が開いた状態となる。
このことから、第1連結部材6は、直線状に延びる第1の姿勢(図8(a),図9(a)参照)から、側面視が略「Z」字状となるように屈曲して延びる第2の姿勢(図8(b),図9(b)参照)へと移行可能となっている。別言すると、第1柱状部51と第2柱状部52の境界部分と、第2柱状部52と第3柱状部53の境界部分からなる2つの部分(複数の部分)で曲がって延びる第2の姿勢へ移行可能となっている。
第1の姿勢では、第1連結部材6を構成する複数(3つ)の柱状体の中心軸が略同一となっている。
ここで、上記したように、第2柱状部52の弾性体挿通孔58には、コイルバネ59が挿入された状態となっている。そして、荷重が作用しない状態(すなわち、自然状態)におけるコイルバネ59の長さは、弾性体挿通孔58の長手方向の長さ、延いては、第2柱状部52の長手方向の長さよりも長くなっている(図9(b)参照)。
このことから、第1の姿勢時のコイルバネ59は、図9(a)で示されるように、第1柱状部51の後端面と第3柱状部53の前端面に押圧され、圧縮された状態となる。換言すると、圧縮されたコイルバネ59により、第1柱状部51の後端面が前方へ押圧され、且つ、第3柱状部53の前端面が後方へ押圧された状態となる。
したがって、第1の姿勢時において、第1柱状部51と第2柱状部52の境界部分と、第2柱状部52と第3柱状部53の境界部分では、第1柱状部51と第2柱状部52が開く方向、及び第2柱状部52と第3柱状部53が開く方向に力が加わることとなる。より詳細には、第1柱状部51の後端面に対して第2柱状部52の前端面から離れる方向に力が加わり、第3柱状部53の前端面に対して第2柱状部52の後端面から離れる方向に力が加わることとなる。つまり、第1の姿勢時では、第2の姿勢に移行する向きに付勢力が常に付与される状態となる。換言すると、第2の姿勢に移行する向きに常時付勢された状態となる。
第2の姿勢では、第1連結部材6の最も前側(ペン先側)に位置する第1柱状部51の中心軸と、第1連結部材6の最も後側(ペン軸側)に位置する第3柱状部53の中心軸とが上下方向(組み立て時の内外方向)でずれた位置にあり、平行して延びた状態となっている。すなわち、第1の姿勢において長手方向の両端にそれぞれ位置する2つの柱状体は、その中心軸が上下方向に離間し、平行して延びた状態となっている。
また、第2の姿勢では、第2柱状部52の中心軸は、第1柱状部51及び第2柱状部52の中心軸と交わる方向に延びることとなる。つまり、第1連結部材6の延び方向両端にそれぞれ形成された2つの柱状体の間に形成された柱状体は、その中心軸が2つの柱状体の中心軸と交わる方向に延びている。
第2連結部材7は、図2で示されるように、適宜な合成樹脂等で形成された円筒状の部材である。第2連結部材7の直径は、上述した芯部材3におけるインク収容筒21の直径と略同一となっており、第2連結部材7に形成される中孔の径は、インク収容筒21に形成される中孔の径と直径と略同一となっている。
次に、本実施形態の多色ボールペン1の組み立て構成について説明する。
本実施形態の多色ボールペン1では、図10、図11で示されるように、後側筒部13の内部に補助部材4を一体に取り付けた状態となっている。より詳細には、後側筒部13の内周面に形成された突起(図示せず)と、補助部材4の外周面に形成された係合凹部30とが係合した状態になっている。
そして、図11で示されるように、芯部材3と第1連結部材6を連結した状態とすると共に、第1連結部材6に第2連結部材7を連結した状態とする。
より詳細には、芯部材3のインク収容筒21と第1連結部材6とを連結した状態とする。すなわち、インク収容筒21の後端に位置する中孔の開口部分に、第1連結部材6の連結突起57(図8等参照)を後側から挿入した状態とする。
なお、インク収容筒21は、可撓性を有する部材で形成されており、インク収容筒21の中孔の径は、連結突起57の径よりも短くなっている。したがって、連結突起57をインク収容筒21の中孔に押し込むと、インク収容筒21の中孔が変形し、連結突起57の外周面とインク収容筒21の内周面が密着した状態となる。つまり、インク収容筒21によって連結突起57が外側から締め付けられ、これらが一体に固定される。
なお、インク収容筒21は、可撓性を有する部材で形成されており、インク収容筒21の中孔の径は、連結突起57の径よりも短くなっている。したがって、連結突起57をインク収容筒21の中孔に押し込むと、インク収容筒21の中孔が変形し、連結突起57の外周面とインク収容筒21の内周面が密着した状態となる。つまり、インク収容筒21によって連結突起57が外側から締め付けられ、これらが一体に固定される。
同様に、第2連結部材7の前端に位置する中孔の開口部分に連結突起60を挿入し、これらが一体に固定された状態とする。このことにより、芯部材3、第1連結部材6、第2連結部材7が一体に連結して芯体63が形成される。
そして、複数の芯体63をそれぞれ補助部材4の芯部材保持孔35に挿通した状態とする。すなわち、芯体63を芯部材保持孔35の前側開口から挿通し、芯体63の後端側の部分が芯部材保持孔35の後側開口から後方へ突出した状態とする。そして、それぞれの芯体63の後端側の部分にコイルバネ65を外嵌し、操作部材5を連結させた状態とする。
具体的には、芯体63の後端側に位置する第2連結部材7に対し、操作部材5を連結させた状態とする。すなわち、第2連結部材7の後端に位置する中孔の開口部分に、操作部材5の嵌入部44(図6等参照)を後側から挿入した状態とする。
なお、第2連結部材7は可撓性を有する部材で形成されており、第2連結部材7の中孔の径は、嵌入部44の最大幅よりも短くなっている。このことから、嵌入部44を第2連結部材7の中孔に押し込むと、第2連結部材7の中孔が変形し、嵌入部44の外周面とインク収容筒21の内周面が密着した状態となる。つまり、第2連結部材7の内周面によって嵌入部44が外側から締め付けられ、これらが一体に固定される。
なお、第2連結部材7は可撓性を有する部材で形成されており、第2連結部材7の中孔の径は、嵌入部44の最大幅よりも短くなっている。このことから、嵌入部44を第2連結部材7の中孔に押し込むと、第2連結部材7の中孔が変形し、嵌入部44の外周面とインク収容筒21の内周面が密着した状態となる。つまり、第2連結部材7の内周面によって嵌入部44が外側から締め付けられ、これらが一体に固定される。
また、図12で示されるように、コイルバネ65が第2連結部材7の後端側部分と、操作部材5の前端側部分に外嵌された状態となっている。このとき、コイルバネ65は、補助部材4の内部側直立面39(図4,図5参照)に後方から当接し、操作部材5の前端拡幅部42a(図6等参照)に前方から当接している。つまり、コイルバネ65が操作部材5を後方へ向かって付勢する構造となっている。
そして、図13で示されるように、操作部材5の操作突起43が、後側筒部13の縦溝17に嵌入された状態となる。すなわち、後側筒部13の内側に配した操作部材5の一部である操作突起43が、縦溝17から外部に突出した状態となっている。このことから、操作突起43が縦溝17に沿ってスライド移動可能な状態となっている。
なお、図示を省略するが、このとき、操作部材5の移動規制部46(図6等参照)を軸筒2の内部に形成された溝部分に嵌め込んだ状態とする。このことにより、操作部材5が軸筒2の径方向にずれることなくスライド移動可能に取り付けられることとなる。
なお、図示を省略するが、このとき、操作部材5の移動規制部46(図6等参照)を軸筒2の内部に形成された溝部分に嵌め込んだ状態とする。このことにより、操作部材5が軸筒2の径方向にずれることなくスライド移動可能に取り付けられることとなる。
さらに、前側筒部12の後端側に形成したネジ山と、後側筒部13の前端側に形成したネジ山とを螺合させ、これらと一体に取り付けた状態とする。さらにまた、後側筒部13の後端部分に蓋部材16を一体に取り付ける。このことにより、縦溝17の後端側開放部分が蓋部材16によって閉塞された状態となる。
このように各部材を組み合わせることにより、本実施形態の多色ボールペン1が組み立てられることとなる。
この本実施形態の多色ボールペン1は、軸筒2の外部に露出した操作突起43を前後方向にスライド移動させることで、ペン先(芯部材3の先端部分)を出没させることができる。以下、本実施形態における多色ボールペン1の動作につき、詳細に説明する。
図14で示されるように、ペン先が退入した状態、すなわち、軸筒2の内部に芯部材3の先端部分が収容された状態では、芯部材3は、先端部分から後端部分に至るまで、軸筒2の内周面寄りの位置に配された状態となっている。つまり、芯部材3の全体が内周面の近傍に位置した状態となっている。
この状態では、第1連結部材6が芯部材保持孔35の内部に収納された状態となっており、第1連結部材6は、直線状に延びる第1の姿勢となっている。このとき、第2柱状部52に内蔵されたコイルバネ59により、第1柱状部51と第3柱状部53とが第2の姿勢に移行する向きに付勢された状態となっている。しかしながら、第1柱状部51と第3柱状部53は、周囲を芯部材保持孔35の内周面に囲まれており、軸筒2の径方向成分を含む方向への移動が規制されることとなる。すなわち、第1柱状部51や第3柱状部53が第2の姿勢へ移行する方向へ移動しようとしても、芯部材保持孔35の内周面と当接し、その移動が阻止されることとなる。
つまり、第1連結部材6は、僅かにのみ隙間を空けた状態で芯部材保持孔35に挿入されており、軸筒2の軸方向(図14における左右方向)にのみ移動可能となっている。そのため、ペン先が退入した状態において、第1連結部材6は、第1の姿勢を維持した状態となる。
このようなペン先が退入した状態から、使用者が操作突起43の1つを前側(図14の左側であり、ペン先側)にスライド移動させると、操作部材5が前側へと移動する。これに伴って、操作部材5と連結する芯体63(第2連結部材7、第1連結部材6、芯部材3)もまた前側へと移動する。
すると、図15で示されるように、第1連結部材6の大半の部分が芯部材保持孔35の前端側開口から前方へ突出する。つまり、多色ボールペン1でペン先の出没動作が実施されると、第1連結部材6が大半の部分が芯部材保持孔35から出没する出没動作が並行して実施されることとなる。
このとき、上記したように、第1連結部材6は、第2の姿勢へ移行する方向に向かって常に付勢力が付加されているので、第2の姿勢へと移行することとなる。すなわち、大半の部分が芯部材保持孔35から前方へ突出した状態では、第2の姿勢への移行を妨げる部材がないので、第1連結部材6が第1の姿勢から第2の姿勢へと移行する。
より詳細には、第1柱状部51の後端面と第2柱状部52の前端面が内側(軸筒2の径方向中心側)から離間していき、第2柱状部52の後端面と第3柱状部53の前端面が外側(軸筒2の径方向外側)から離間していく。そして、第1柱状部51と第2柱状部52は外側の一部分だけが接触した状態となり、第2柱状部52と第3柱状部53は内側の一部分だけが接触した状態となる。
この結果、第1連結部材6のうちで最も前端側(ペン先側)に位置する第1柱状部51が、軸筒2の径方向に移動することとなる。つまり、第1柱状部51は、軸筒2の内周面寄りの位置から、軸筒2の中心軸の近傍まで移動することとなる。
ここで、第1連結部材6が第1の姿勢から第2の姿勢へと移行するとき、第2柱状部52の内側面(図15における下面)がガイド突起33と当接する。このことにより、第2柱状部52と第3柱状部53の必要以上の回動を防止可能であり、第2柱状部52と第3柱状部53の境界部分が必要以上に大きく開いてしまうことがない。その結果、軸筒2の第1柱状部51の過度な移動を防止可能となる。すなわち、第1柱状部51は、本来停止すべき位置である軸筒2の中心軸近傍を超えて移動してしまうことがない。
つまり、本実施形態では、第1連結部材6が第1の姿勢から第2の姿勢へと移行する姿勢切替動作が、補助部材4に設けられたガイド突起33によって規制されることとなる。すなわち、ガイド突起33が第1柱状部51の移動時における位置決め部材として機能する。このことにより、第1柱状部51の適切な移動がより確実に実施可能となる。
つまり、本実施形態では、第1連結部材6が第1の姿勢から第2の姿勢へと移行する姿勢切替動作が、補助部材4に設けられたガイド突起33によって規制されることとなる。すなわち、ガイド突起33が第1柱状部51の移動時における位置決め部材として機能する。このことにより、第1柱状部51の適切な移動がより確実に実施可能となる。
このように、第1柱状部51が移動した状態では、第1柱状部51と第3柱状部53の間で軸筒2の径方向における位置が異なった状態となる。つまり、第1柱状部51は軸筒2の中心寄りの位置に配され、第1柱状部51の中心軸の位置と軸筒2の中心軸の位置とが略同じ位置(同じ位置又は極めて近接した位置)となる。別言すると、第1柱状部51は、軸筒2の径方向の中心近傍に位置し、軸筒2の中心軸に沿って前後方向(図15の左右方向)に延びている。
このとき、第3柱状部53は、大半の部分が芯部材保持孔35の内部に配され、前端部分が芯部材保持孔35の前端開口から僅かに突出した状態となっている(又は、前端部分と芯部材保持孔35の前端開口とが前後方向(図15の左右方向)で同一の位置となっている)。すなわち、第3柱状部53の一部(又は全部)が芯部材保持孔35の内部に配された状態となっている。
つまり、第3柱状部53は軸筒2の内周面寄りの位置に配され、軸筒2の中心軸と平行に延びている。
つまり、第3柱状部53は軸筒2の内周面寄りの位置に配され、軸筒2の中心軸と平行に延びている。
またこのとき、第1柱状部51と第3柱状部53の間に位置する第2柱状部52は、軸筒2の径方向の中心近傍から後方外側(図15の右上側)へ向かって延びている。すなわち、軸筒2の長さ方向及び径方向に対して傾斜した方向に沿って延びている。
そして、この第2柱状部52の内側面がガイド突起33と接触した状態(又は、ガイド突起33の外表面と僅かに隙間を空けて近接した状態)となっている。このことにより、使用時に芯部材3と第1連結部材6から伝わる筆圧を補助部材4によって受け止めることができる。
そして、この第2柱状部52の内側面がガイド突起33と接触した状態(又は、ガイド突起33の外表面と僅かに隙間を空けて近接した状態)となっている。このことにより、使用時に芯部材3と第1連結部材6から伝わる筆圧を補助部材4によって受け止めることができる。
第1柱状部51がこのように移動すると、第1柱状部51と連結している芯部材3もまた、軸筒2の径方向に移動することとなる。ここで、上記したように、第1柱状部51の前端部分は、芯部材3の後端部分と連結した状態となっている。したがって、第1柱状部51が軸筒2の中心近傍に移動すると、芯部材3の後端部分もまた軸筒2の中心近傍に移動することとなる。
このことにより、芯部材3の先端部分から後端部分までが略全域に亘って軸筒2の中心近傍に位置した状態となり、芯部材3の先端部分が軸筒2の突出口9から突出する。すなわち、本実施形態の多色ボールペン1では、芯部材3の先端部分(ペン先)を軸筒2の突出口9から突出させるとき、芯部材3が直線状に延びた状態となる。換言すると、芯部材3を湾曲させることなく、芯部材3の先端部分(ペン先)を軸筒2の外部に突出させることができる。そのため、使用時において、インクが詰まりがちになることなくペン先に供給されるので、継続使用時においても快適に使用可能となる。
また、この状態から芯部材3の先端部分を軸筒2の内部に退入させる場合、操作突起43を後側へと移動させる。これに伴って、操作部材5と連結する芯体63(第2連結部材7、第1連結部材6、芯部材3)もまた後側へと移動する。
このとき、補助部材4のガイド突起33は半球状となっており、丸みを帯びた形状となっている。換言すると、ガイド突起33は、角張った部分のない形状となっている。このことから、第1柱状部51や第2柱状部52を芯部材保持孔35の内部に移動させるとき、これらがガイド突起33が引っ掛かったりすることがなく、円滑な移動が可能となる。
また、第2柱状部52が芯部材保持孔35の内部に引き込まれるとき、第2柱状部52の内側面(図15における下面)がガイド突起33の外表面に接触しつつ移動していく。
より具体的に説明すると、このとき、後方へと移動しようとした第2柱状部52がガイド突起33と接触し、ガイド突起33の外表面に沿って後方へと移動していく。そして、第2柱状部52の下面がガイド突起33の外表面に沿って移動することにより、第2柱状部52は、移動しつつ姿勢変更していくこととなる。
より具体的に説明すると、このとき、後方へと移動しようとした第2柱状部52がガイド突起33と接触し、ガイド突起33の外表面に沿って後方へと移動していく。そして、第2柱状部52の下面がガイド突起33の外表面に沿って移動することにより、第2柱状部52は、移動しつつ姿勢変更していくこととなる。
さらに、上記したような第2柱状部52の姿勢変更に伴い、第1柱状部51もまた姿勢変更しつつ、芯部材保持孔35の内部へと移動していく。そして、図14で示されるように、第1連結部材6が第1の姿勢へ移行すると共に、芯部材保持孔35の内部に配された状態となる。
つまり、本実施形態では、ガイド突起33が第2柱状部52の後方への移動動作を規制することにより、第1連結部材6が第2の姿勢から第1の姿勢へと変更される構造となっている。このような構造によると、ペン先の退入時における第2の姿勢から第1の姿勢への姿勢切替動作がより円滑に実施可能となる。
そして、第1連結部材6の後方への移動動作と姿勢変更動作により、芯部材3は、軸筒2の径方向の中心近傍から内周面寄りの位置まで移動する。より詳細には、芯部材3の先端部分から後端部分までが略全域に亘って軸筒2の内周面寄りの位置に配された状態となる。
以上のように、本実施形態の多色ボールペン1は、ペン先が軸筒2の内部に収納された状態から外部へ突出した状態へ移行するとき、並びに、ペン先が軸筒2から外部に突出した状態から軸筒2の内部へ収納された状態へ移行するとき、移行動作に伴って第1連結部材6が姿勢変更する構造となっている。
上記した実施形態では、複数の芯部材3を内蔵した出没式筆記具の例を示したが、本発明はこれに限るものではない。
本発明は、複数の芯部材を備えた構成において特に好適に採用可能であるが、1つのみの芯部材を備えた出没式筆記具採用であってもよい。すなわち、本発明の出没式筆記具は、1以上(1又は複数)の芯部材を備えていればよい。
本発明は、複数の芯部材を備えた構成において特に好適に採用可能であるが、1つのみの芯部材を備えた出没式筆記具採用であってもよい。すなわち、本発明の出没式筆記具は、1以上(1又は複数)の芯部材を備えていればよい。
上記した実施形態では、芯部材3がいずれもボールペンリフィルである例を示したが、本発明はこれに限るものではない。
本発明の出没式筆記で採用する芯部材は、ボールペンリフィルに限るものではなく、例えば、筆記芯を繰り出すための芯送り機構付きユニット(所謂シャープペンユニット)であってもよい。また、当然のことながら、複数の芯部材に異なる芯部材(例えば、ボールペンリフィルとシャープペンユニット)が含まれていてもよい。
本発明の出没式筆記で採用する芯部材は、ボールペンリフィルに限るものではなく、例えば、筆記芯を繰り出すための芯送り機構付きユニット(所謂シャープペンユニット)であってもよい。また、当然のことながら、複数の芯部材に異なる芯部材(例えば、ボールペンリフィルとシャープペンユニット)が含まれていてもよい。
なお、芯部材は、例えば、タッチパネルを操作するためのタッチペンであってもよい。さらに、芯部材は、白色顔料を塗布して筆記した文字を修正する塗布具(所謂修正ペン)であってもよい。つまり、芯部材は、外部の筆記対象物に文字等(文字、図柄、記号)を筆記する用に供するもの、又は、筆記した文字を消去、修正する用に供するものであればよい。
また、本発明で採用される動力伝達部材は、上記した第1連結部材6に限るものではない。例えば、図16で示されるように、第1連結部材106(動力伝達部材)の対向する両側面に外側へ向かって突出する係合突起107を形成してもよい。
この係合突起107は、第1柱状部51、第2柱状部52、第3柱状部53の左端面と右端面からそれぞれ突出する略直方体状の部分となっている。つまり、それぞれの柱状部には、対となる2つの係合突起107が形成された状態となっている。そして、この2つの係合突起107は、それぞれの柱状部を介して対向する位置にそれぞれ形成され、前後方向及び上下方向の位置が同一であり、互いに離れる方向へ突出している。
なお、各柱状部の左端面及び右端面は、組み立て時に外側面となる上面と、組み立て時に内側面となる下面の間に形成される面である。つまり、係合突起107は、外側面と内側面の間に形成される面から突出する部分であるといえる。
このような第1連結部材106を採用する場合、補助部材4に形成された芯部材保持孔35の内部、すなわち、第1連結部材106に対して近接配置される部材に溝部を設けることが好ましい。つまり、第1連結部材106に設けた係合突起107と、軸筒2又は第1連結部材106に対して近接配置される部材に設けた溝部とを係合させ、第1連結部材106を移動させる構成とすることが好ましい。
上記した実施形態では、第2柱状部52に弾性体挿通孔58を設け、コイルバネ59を配置した。すなわち、弾性体挿通孔58を付勢部材配置部として機能させたが本発明はこれに限るものではない。
例えば、第1連結部材206(動力伝達部材)は、図17で示されるように、第1柱状部251(小片体)の後端面、第2柱状部252(小片体)の前端面及び後端面、第3柱状部253(小片体)の前端面にそれぞれ凹部258を設け、凹部258が向かい合うことで形成される2つの空間にそれぞれコイルバネ259(付勢部材)を配する構成であってもよい。すなわち、付勢部材配置部は、第1柱状部251、第3柱状部253に設けてもよく、付勢部材であるコイルバネ259は、複数配置してもよい。
例えば、第1連結部材206(動力伝達部材)は、図17で示されるように、第1柱状部251(小片体)の後端面、第2柱状部252(小片体)の前端面及び後端面、第3柱状部253(小片体)の前端面にそれぞれ凹部258を設け、凹部258が向かい合うことで形成される2つの空間にそれぞれコイルバネ259(付勢部材)を配する構成であってもよい。すなわち、付勢部材配置部は、第1柱状部251、第3柱状部253に設けてもよく、付勢部材であるコイルバネ259は、複数配置してもよい。
また、付勢部材は、コイルバネ59,259に限るものではない。例えば、第1柱状部251と第2柱状部252の間、第2柱状部252と第3柱状部253の間に屈曲させた帯状のゴム部材を配する構成であってもよい。すなわち、バネ以外の弾性体を採用する構成であってもよい。
そして、第1連結部材306(動力伝達部材)は、図18で示されるように、第1柱状部351(小片体)の後端近傍、第2柱状部352(小片体)の前端近傍及び後端近傍、第3柱状部353(小片体)の前端近傍に磁石359(付勢部材)を取り付ける構成であってもよい。すなわち、付勢部材は弾性体に限るものではなく、第1連結部材306に対して第2の姿勢に移行する向きに付勢力が付与できればよい。
さらに、第1柱状部51と第2柱状部52、第2柱状部52と第3柱状部53とは直接連結する構成に限るものではない。例えば、図17、図18で示されるように、ヒンジ部材80を介して回動可能に連結してもよい。すなわち、これらは他部材を介して連結する構成であってもよい。
上記した実施形態では、多色ボールペン1でペン先の出没動作が実施されたとき、第1連結部材6の大半の部分が芯部材保持孔35から出没する出没動作が並行して実施される構成としたが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、ペン先の出没動作と平行して実施される第1連結部材6の出没動作は、第1連結部材6の全て部分が芯部材保持孔35から出没する動作であってもよい。
例えば、ペン先の出没動作と平行して実施される第1連結部材6の出没動作は、第1連結部材6の全て部分が芯部材保持孔35から出没する動作であってもよい。
1 多色ボールペン(出没式筆記具)
2 軸筒
3 芯部材(筆記体)
4 補助部材
5 操作部材(操作手段)
6,106,206,306 第1連結部材(動力伝達部材)
9 突出口(開口)
33 ガイド突起
35 芯部材保持孔 (芯材保持孔)
51,251,351 第1柱状部(小片体)
52,252,352 第2柱状部(小片体)
53,25,353 第3柱状部(小片体)
59,259 コイルバネ(付勢部材)
359 磁石(付勢部材)
2 軸筒
3 芯部材(筆記体)
4 補助部材
5 操作部材(操作手段)
6,106,206,306 第1連結部材(動力伝達部材)
9 突出口(開口)
33 ガイド突起
35 芯部材保持孔 (芯材保持孔)
51,251,351 第1柱状部(小片体)
52,252,352 第2柱状部(小片体)
53,25,353 第3柱状部(小片体)
59,259 コイルバネ(付勢部材)
359 磁石(付勢部材)
Claims (4)
- 内部に中空部分が形成されて先端が開口した軸筒と、外部の筆記対象物に先端部分を接触させて筆記を行うための筆記体と、前記軸筒の内部に収容した前記筆記体を前記開口から出没させる操作手段を有する出没式筆記において、
前記操作手段と前記筆記体の間に動力伝達部材が介在しており、当該動力伝達部材は、直線状に延びる第1の姿勢と、少なくとも一部分が曲って延びる第2の姿勢との切替えが可能なものであって、
前記操作手段の操作に応じて前記動力伝達部材の姿勢が切り替わり、前記動力伝達部材の姿勢変更に応じて前記筆記体の全体が前記軸筒の径方向に移動することを特徴とする出没式筆記具。 - 前記動力伝達部材は、棒状又は柱状の小片体を複数備え、
少なくとも2つの前記小片体は、一方が他方に対して相対的に回動可能な状態に形成されており、前記小片体が回動することにより、前記動力伝達部材が曲げ延ばしされることを特徴とする請求項1に記載の出没式筆記具。 - 前記動力伝達部材は、付勢部材を備えており、
前記付勢部材は、少なくとも1つの前記小片体を第1の姿勢から前記第2の姿勢に移行する向きに付勢することを特徴とする請求項2に記載の出没式筆記具。 - 前記筆記体を所定の位置に保持するための補助部材を備え、
前記補助部材には、前記軸筒の軸方向に延びる芯材保持孔と、前記軸筒の先端側に向かって突出するガイド突起とが近接する位置に設けられており、
前記筆記体を前記開口から出没させるとき、前記動力伝達部材の大半又は全ての部分が前記芯材保持孔から出没し、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢の切り替えを行う姿勢切替動作を行うものであって、
前記動力伝達部材の少なくとも一部が前記ガイド突起と接触することにより、前記姿勢切替動作が規制されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出没式筆記具。
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KR101889971B1 (ko) | 2018-04-19 | 2018-09-20 | 주식회사 엘유케이 | 펜슬형 화장품 용기 |
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-
2013
- 2013-12-11 JP JP2013255749A patent/JP2015112775A/ja active Pending
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