JP2015111750A - イヤホン装置および耳甲介装着部材 - Google Patents

イヤホン装置および耳甲介装着部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることが可能なイヤホン装置および耳甲介装着部材を提供する。【解決手段】このイヤホン装置100は、突起部12は、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに、耳甲介装着部1がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、イヤホン装置および耳甲介装着部材に関し、特に、耳甲介装着部を備えるイヤホン装置および耳甲介装着部材に関する。
従来、耳甲介装着部を備えるイヤホン装置および耳甲介装着部材が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、タブ(耳甲介装着部)を備えるイヤホン装置が開示されている。このイヤホン装置は、弾性の材料を含み耳介に対して平行に延びるように形成されているとともに、アーチ形状に形成されているタブを備えており、タブは、耳甲介に取り付けられた場合には、耳甲介の底面方向または耳甲介の底面とは反対方向に弾性変形して、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接触するように形成されている。これにより、イヤホン装置の耳介に対しての装着安定性を向上させるように構成されている。
米国特許第7986803号明細書
しかしながら、上記特許文献1のイヤホン装置では、耳甲介の底面方向または耳甲介の底面とは反対方向に弾性変形して、耳甲介の耳壁面に接触する一方、耳の形状はユーザ毎に、異なっており、特許文献1のイヤホン装置では、ユーザの耳介に対しての装着安定性は不十分である場合があるという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることが可能なイヤホン装置および耳甲介装着部材を提供することである。
この発明の第1の局面によるイヤホン装置は、音声を出力するスピーカを含む筐体部と、筐体部に取り付けられ、ユーザの耳甲介に装着される耳甲介装着部とを備え、耳甲介装着部は、筐体部に取り付けられる取付部と、取付部から突出するように形成され、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接する突起部とを含み、突起部は、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに、耳甲介装着部がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている。
この発明の第1の局面によるイヤホン装置では、上記のような構成を有する突起部を設けることにより、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状によって、耳甲介の底面方向に弾性変形して装着安定性を向上させることができる。これに加えて、耳甲介装着部がユーザの耳甲介に装着された場合に、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形するので、ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることができる。
上記第1の局面によるイヤホン装置において、好ましくは、突起部は、取付部側から突起部の先端部に向かって延びる複数の突出部を含む。このように構成すれば、複数の突出部のうちのいずれかの突出部が耳甲介から脱落した場合でも、複数の突出部のうちの残りの突出部が耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接触することができるので、イヤホン装置がユーザの耳甲介から脱落するのをより抑制することができる。これにより、より一層装着安定性を向上させることができる。
この場合、好ましくは、複数の突出部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに複数の突出部の一部が重なるように形成されている。このように構成すれば、複数の突出部が互いに離れて形成されている場合と比べて、突起部が弾性変形することにより生じる耳甲介の耳壁面に対して押圧する力は大きくなるので、イヤホン装置の耳介に対しての装着安定性をさらに効果的に向上させることができる。
上記複数の突出部を含むイヤホン装置において、好ましくは、複数の突出部は、取付部側から突起部の先端部に向かって、先細り形状に形成されている。このように構成すれば、突出部の取付部側から先端部まで、同一の幅および厚みにする場合と異なり、突出部の先端部が撓みやすくなるので、よりユーザの耳甲介の耳壁面に応じた形状に弾性変形させることができる。
上記第1の局面によるイヤホン装置において、好ましくは、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状を有するように形成されている。このように構成すれば、突起部が、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に対して直線形状を有するように形成されている場合と比べて、突起部と耳甲介の対耳輪側の耳壁面とが接触する面積を、より大きくすることができる。
上記第1の局面によるイヤホン装置において、好ましくは、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、櫛歯形状を有するように形成されている。このように構成すれば、櫛歯の歯部と歯部との間に隙間が生じるので、突起部が撓み変形する場合に、歯部同士が互いに干渉するのが抑制される。その結果、より効果的に、ユーザの耳甲介の形状に応じて弾性変形させることができる。
上記第1の局面によるイヤホン装置において、好ましくは、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、環状形状を有するように形成されている。このように構成すれば、突起部が板状(すなわち、突起部の内部に開口を有しない)の場合と異なり、突起部が変形し易くなるので、イヤホン装置の耳介に対しての装着安定性をさらに向上させることができる。
この発明の第2の局面による耳甲介装着部材は、音声を出力するスピーカを含む筐体部に取り付けられ、ユーザの耳甲介に装着される耳甲介装着部材であって、筐体部に取り付けられる取付部と、取付部から突出するように形成され、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接する突起部とを備え、突起部は、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに、耳甲介装着部材がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている。
この発明の第2の局面による耳甲介装着部材では、上記のような構成を有する突起部を設けることにより、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状によって、耳甲介の底面方向に弾性変形して装着安定性を向上させることができる。これに加えて、耳甲介装着部がユーザの耳甲介に装着された場合に、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形するので、ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることができる。
本発明によれば、上記のように、ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることが可能なイヤホン装置および耳甲介装着部材を提供することができる。
本発明の第1実施形態によるイヤホン装置の全体構成を示した図である。 本発明の第1実施形態による耳甲介装着部の斜視図である。 本発明の第1実施形態による耳甲介装着部の正面図である。 本発明の第1実施形態によるイヤホン装置を耳甲介に装着した状態を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による耳甲介装着部の取付部の斜視図である。 本発明の第1実施形態による耳甲介装着部を耳甲介に装着した状態を説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるイヤホン装置(筐体部と放音道部とを図示しない状態)を耳甲介に装着した状態を説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるイヤホン装置の装着保持力を説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるイヤホン装置の装着保持力の測定結果を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による耳甲介装着部の斜視図および断面図である。 本発明の第3実施形態による耳甲介装着部の斜視図および側面図である。 本発明の第4実施形態による耳甲介装着部の斜視図および断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100の構成を説明する。
本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100は、図1に示すように、耳甲介装着部1と、筐体部2と、放音道部3とを備えている。そして、耳甲介装着部1には、取付部11と突起部12とが設けられている。また、放音道部3は、ユーザの外耳道に差し込んで装着が可能(いわゆる、カナル型)に構成されている。
そして、図2に示すように、耳甲介装着部1はゴム等の弾性の材料を含み、弾性変形可能に形成されている。そして、耳甲介装着部1の取付部11は、取付開口部11aと、取付係部11bと、取付本体部11cとを含む。そして、耳甲介装着部1の突起部12は、4本の突出部13〜16により構成されている。
また、図3に示すように、筐体部2は、筐体底部21と、筐体本体部22と、筐体上部23とを含む。また、放音道部3は、円筒部31と、イヤーピース32と、放音開口部33(図1参照)とを含む。そして、筐体底部21は、筐体部2の外耳道側(図3の矢印Z2方向かつ矢印Y2方向側)に設けられており、円形形状を有するとともに、放音道部3の円筒部31と接続されるように構成されている。また、図3に示すように、筐体本体部22は、筐体底部21から外耳道側とは反対方向(図3の矢印Z1方向かつ矢印Y1方向)に延びるように形成されている。
また、図4に示すように、筐体部2は、イヤホン装置100がユーザの耳甲介に装着された際には、ユーザの耳珠および対耳珠の耳壁面に接触するように構成されている。そして、筐体上部23は、筐体本体部22の外耳道側とは反対側(図4の矢印Y1方向)に設けられ、突起部11と略同じ半径の円形形状に形成されている。そして、筐体上部23は、ユーザがイヤホン装置100を耳甲介に脱着する場合に、筐体上部23を保持して脱着可能に構成されている。
そして、図1および図3に示すように、放音道部3のイヤーピース32は、弾性材料を含み、ドーム形状に形成されているとともに、イヤーピース32の内部方向に弾性変形しながらユーザの外耳道に装着されるように構成されている。また、放音開口部33は、イヤーピース32の外耳道側に円形形状に形成されており、ユーザの耳に音声を放音するように構成されている。また、円筒部31は、筐体部2の内部に設けられているスピーカ(図示せず)から出力された音声を放音開口部33から放音可能に円筒形状に構成されている。
また、図5に示すように、取付開口部11aは、円形形状に形成された取付本体部11cの一方側(図5の矢印Y2方向側)に形成され、互いに一部分がオーバーラップする2つの円形形状の開口部により構成されている。そして、イヤホン装置100が左耳装着用に用いられた場合には、放音道部3の円筒部31は、一方の円形形状の開口部(図5の点線A)を貫通して、放音道部3のイヤーピース32を取付可能に構成されている。また、イヤホン装置100が右耳装着用に用いられた場合には、放音道部3の円筒部31は、一方の円形形状の開口部(図5の点線B)を貫通して、放音道部3のイヤーピース32を取付可能に構成されている。すなわち、耳甲介装着部1は、左耳装着用のイヤホン装置100の筐体部2および右耳装着用のイヤホン装置100の筐体部2のいずれにも装着可能に構成されている。
また、図5に示すように、耳甲介装着部1の取付係部11bは、円形形状に形成された取付本体部11cの円周上から上側方向へ突出するように形成されている。そして、取付係部11bは、筐体部2の筐体底部21を外部から覆うように取り付けられる。そして、取付部係部11bが弾性変形して、取付係部11bの内側方向に力が加わることによって、取付部11は、筐体底部21から離間しないように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、耳甲介装着部1の突出部13〜16は、それぞれ取付部11から延びるように形成されている。また、突出部13〜16は、取付部11側から突出部13〜16の先端部に向かって、先細り形状に形成されている。具体的には、突出部13〜16は、円形形状に形成された取付部11の取付開口部11aの他方側(図2の矢印Y1方向)の円周上の外側に接続されるように、それぞれ形成されている。そして、突出部13〜16のそれぞれの取付部11側は、幅W1、高さH1に形成されており、突出部13〜16のそれぞれの先端部は幅W2、高さH2の柱形状に形成されている。ここで、幅W1および幅W2と、高さH1および高さH2とは、以下の式(1)の関係がある。また、突出部13〜16の先端を結ぶ形状は略直線形状に形成されている。
W1>W2、H1>H2・・・(1)
また、第1実施形態では、図2に示すように、耳甲介装着部1の突出部13〜16は、外部から耳甲介の底面に向かう方向(図2の矢印Z2方向)に見た場合に、櫛歯形状を有するように形成されている。具体的には、突出部13と突出部14との間の取付部11側は、間隔D1を有する隙間が設けられているとともに、突出部13の先端部と突出部14の先端部との間には、間隔D2を有する隙間が設けられている。突出部14と突出部15との間および突出部15と突出部16との間も同様に、取付部11側は、間隔D1を有する隙間が設けられているとともに、先端部側には、間隔D2を有する隙間が設けられている。そして、間隔D1と間隔D2とは、以下の式(2)の関係がある。
D1<D2・・・(2)
また、第1実施形態では、図6に示すように、突出部13は、突出接触部13aと、突出上辺部13bと、突出下辺部13cとを含み、突出接触部13aは、耳甲介装着部1がユーザの耳甲介に装着された際に、ユーザの耳甲介の対耳輪側の耳壁面(図6参照)に接触するように構成されている。なお、突出部14〜16も突出部13と同様に構成されている。
ここで、第1実施形態では、耳甲介装着部1の突出部13〜16は、耳甲介に装着しない状態で、曲率半径30mmのアーチ形状(曲率半径8mm以上500mm以下が好ましい)を有しており、ユーザの耳甲介に装着された場合、耳甲介の底面に向かう方向(図6矢印Z2方向)に凸形状を有するように構成されている。そして、突出部13〜16は、取付部11とユーザの耳甲介の対耳輪側の耳壁面との距離D3(図6参照)に合わせて弾性変形して、曲率を小さくするとともに、ユーザの耳甲介の対耳輪側の耳壁面に押圧するように構成されている。また、取付部11および筐体部2は、ユーザの耳甲介の耳珠側および対耳珠側の耳壁面に接触するように構成されている。
また、第1実施形態では、図7に示すように、突起部12は、外部から耳甲介の底面に向かう方向(図7のZ2方向)に対して垂直方向(図7のXY平面上)の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている。具体的には、図7に示すように、突出部13〜16は、上述したように、それぞれ高さH1〜H2および幅W1〜W2を有するように形成されている。ここで、高さH1〜H2と幅W1〜W2とは、以下の式(3)の関係を有しており、耳甲介装着部1がユーザの耳甲介に装着された場合には、突出部13〜16は、ユーザの耳甲介の耳壁面の形状(すなわち、突出接触部13aから取付部11までの距離(図7矢印D3)と、突出接触部13aがユーザの耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接触する方向(図7点線C)と)に応じて、撓み変形するように構成されている。
H1>W1、かつ、H2>W2・・・(3)
また、図7に示すように、突出部13〜16の撓み変形は、櫛歯形状の突出部13〜16のそれぞれの隙間の大きさを上述した耳甲介の耳壁面の形状に応じて変化させることによって、外部から耳甲介の底面に向かう方向(図7のZ2方向)に対して垂直方向(図7のXY平面上)の面内において、撓むように構成されている。
次に、図6および図8を参照して、イヤホン装置100が外部から耳甲介とは反対側の方向に力を加えられていない場合と、イヤホン装置100が外部から耳甲介とは反対側の方向に力を加えられている場合とにおけるイヤホン装置100の形状の変化を説明する。
図6に示すように、イヤホン装置100に外部からの力が加えられていない場合、イヤホン装置100がユーザの耳甲介に装着された後、突起部12のそれぞれのアーチ形状に形成された突出部13〜16のアーチ形状の曲率半径Rが、耳甲介に装着されていない場合よりも、小さく(曲率半径R1に)なるように弾性変形する。そして、突出部13〜16が弾性変形することによって、突出部13〜16から耳甲介の対耳輪側の耳壁面に対して、力F1を与える。そして、力F1の反作用の力と、筐体本体部22と耳珠(図4参照)との接触する力および筐体本体部22と対耳珠(図4参照)との接触する力によって、イヤホン装置100は、ユーザの耳甲介から脱落するのを抑制されるとともに、装着安定性を維持する。
ここで、図8に示すように、イヤホン装置100に外部から耳甲介とは反対側の方向に力を加えられた場合には、突出部13〜16は、アーチ形状の曲率半径がR1よりも大きくなるように弾性変形する。すなわち、突出部13〜16は、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に対して突っ張るように弾性変形する。これにより、突起部11から耳甲介の対耳輪側の耳壁面に対して加えられる力はF2(>F1)となり、イヤホン装置100に外部からの力が加えられていない場合よりも、大きな力を与える。そして、力F2の反作用の力と、筐体本体部22と耳珠との接触する力および筐体本体部22と対耳珠との接触する力によって、イヤホン装置100は、ユーザの耳甲介から脱落するのを抑制されるとともに、装着安定性を維持する。
次に、図9を参照して、本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100において、突起部11が耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されている場合と、突起部11が耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有していない場合とのイヤホン装置100の耳甲介に対する装着安定性(装着保持力)の比較を行うために行った実験について説明する。
この実験においては、まず、図9に示すように、第1実施形態によるイヤホン装置100の耳甲介装着部1を、疑似耳介(図9(a)参照)に装着した。そして、外部から疑似耳介とは反対側の方向(図9のZ1方向)に力(荷重)を加え、耳甲介装着部1が疑似耳介から脱落するのに要する力(装着保持力)を、プッシュプルゲージ(図示せず)によって測定した。また、比較のために、第1実施形態によるイヤホン装置100の耳甲介装着部1と同一の材料によって形成されるとともに、環状形状に形成されており耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有していない突起部が設けられた耳甲介装着部(図9の(b)従来品1参照)の装着保持力を、プッシュプルゲージによって測定した。さらに、比較のために、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿った形状(三日月形状)に形成されているとともに、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有していない突起部が設けられた耳甲介装着部(図9の(c)従来品2参照)の装着保持力を、プッシュプルゲージによって測定した。これらの測定結果は図9(a)〜(c)に記載している。
図8に示すように、第1実施形態によるイヤホン装置100の耳甲介装着部1の装着保持力の測定結果(図9の(a))は、測定1回目1.28N、測定2回目1.01N、測定3回目1.15Nであり、平均値は、1.15Nであった。そして、環状形状に形成されているとともに耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有していない突起部が設けられた耳甲介装着部(図9の(b))の装着保持力は、測定1回目0.76N、測定2回目0.83N、測定3回目0.98Nであり、平均値は、0.86Nであった。また、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿った形状(三日月形状)に形成されているとともに耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有していない突起部が設けられた耳甲介装着部(図9の(c))の装着保持力は、測定1回目0.98N、測定2回目0.84N、測定3回目1.12Nであり、平均値は、0.98Nであった。以上の結果より、上記3つの耳甲介装着部のうち最も装着保持力が大きいのは、第1実施形態によるイヤホン装置100の耳甲介装着部1の装着保持力であることが判明した。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、突起部12を、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成するとともに、耳甲介装着部1がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成する。これにより、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状によって、耳甲介の底面方向に弾性変形して装着安定性を向上させることができる。これに加えて、耳甲介装着部がユーザの耳甲介に装着された場合に、突起部12は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形するので、ユーザの耳甲介の形状に応じて、装着安定性をより向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、突起部12は、取付部11側から突起部12の先端部に向かって延びる突出部13〜16を含む。これにより、突出部13〜16のうちのいずれかが耳甲介から脱落した場合でも、突出部13〜16のうちの残りの突出部13〜16が耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接触することができるので、イヤホン装置100がユーザの耳甲介から脱落するのをより抑制することができる。これにより、より一層装着安定性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、突出部13〜16を、取付部11側から突起部12の先端部に向かって、先細り形状に形成する。これにより、突出部13〜16を取付部11側から先端部まで、同一の幅および厚みにする場合と異なり、突出部13〜16の先端部の幅または厚みが小さくなることによって、よりユーザの耳甲介の耳壁面に応じた形状に弾性変形させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、突起部12を、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、櫛歯形状を有するように形成する。これにより、櫛歯の歯部(突出部13〜16)と歯部(突出部13〜16)との間に隙間が生じるので、突起部12が撓み変形する場合に、歯部(突出部13〜16)同士が互いに干渉するのが抑制される。その結果、より効果的に、ユーザの耳甲介の形状に応じて弾性変形させることができる。
(第2実施形態)
次に、図10を参照して、第2実施形態のイヤホン装置101について説明する。この第2実施形態では、突起部は、4本の突出部を含み、4本の突出部の先端を結ぶ形状が略直線形状に形成されていた、第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、突起部の4本の突出部の先端を結ぶ形状は、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状に形成されている。
本発明の第2実施形態によるイヤホン装置101は、図10に示すように、耳甲介装着部4を含む。そして、耳甲介装着部4は、突起部41を含む。
そして、図10に示すように、突起部41は、4本の歯部(突出部42〜45)を有する櫛歯形状に形成されている。そして、突出部42〜45は、それぞれ耳甲介の底面に向かう方向(図10(a)の矢印Z2方向)に凸形状を有するアーチ形状に形成されている(図10(b)参照)。また、突出部42〜45の4本の先端を結ぶ形状(図10(a)の点線E1)は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状を有するように形成されている。そして、突出部42〜45は、それぞれ外部から耳甲介の底面に向かう方向(図10(a)のZ2方向)に対して垂直方向(図10(a)のXY平面上)の面内において、一方方向に曲がりながら延びるように形成されている。また、第2実施形態によるイヤホン装置101のその他の構成は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、突起部41を、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状を有するように形成する。これにより、突起部41が、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に対して直線形状を有するように形成されている場合と比べて、突起部41と耳甲介の対耳輪側の耳壁面とが接触する面積を、より大きくすることができる。また、第2実施形態によるイヤホン装置101のその他の効果は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
(第3実施形態)
次に、図11を参照して、第3実施形態のイヤホン装置102について説明する。この第3実施形態では、突起部の複数の突出部が、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに重ならないように形成されていた第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに複数の突出部の一部が重なるように形成されている。
本発明の第3実施形態によるイヤホン装置102は、図11に示すように、耳甲介装着部5を含む。そして、耳甲介装着部5は、突起部51を含む。
そして、図11に示すように、突起部51は、突出部52〜55を含み、突出部52〜55は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに突出部52〜55の一部が重なるように形成されている。具体的には、突出部52〜55は、それぞれ耳甲介の底面に向かう方向(図11(a)の矢印Z2方向)に凸形状を有するアーチ形状に形成されている。また、突出部52〜55の4本の先端を結ぶ形状(図11(a)の点線E2)は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状を有するように形成されている。
そして、図11に示すように、突出部52〜55は、それぞれ外部から耳甲介の底面に向かう方向(図11(a)のZ2方向)に対して垂直方向(図11(a)のXY平面上)の面内において、一方に曲がりながら延びるように形成されているとともに、突出部52〜55のそれぞれの隣り合う突出部52〜55の一部が重なり合う(図11(a)の点線G)ように構成されている。すなわち、突出部52〜54の矢印X1方向側の端部がそれぞれ突出部53〜55の矢印X2方向側の端部の矢印Z1方向側にオーバーラップするように構成されている。また、図11(b)に示すように、突出部52〜55はそれぞれ取付部11の円周上と同一平面(XY平面)に対して、傾斜するように構成されている。すなわち、突出部52〜55のそれぞれの矢印X1方向側の部分が、矢印X2方向側の部分よりも矢印Z2方向側に設けられるように(傾斜するように)構成されている。また、第3実施形態によるイヤホン装置102のその他の構成は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、突出部52〜55を、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに突出部52〜55の一部が重なるように形成する。これにより、突出部52〜55が互いに離れて形成されている場合と比べて、突起部51が弾性変形することにより生じる耳甲介の耳壁面に対して押圧する力は大きくなるので、イヤホン装置の耳介に対しての装着安定性をさらに効果的に向上させることができる。また、第3実施形態によるイヤホン装置102のその他の効果は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
(第4実施形態)
次に、図12を参照して、第4実施形態のイヤホン装置103について説明する。この第4実施形態では、突起部は、櫛歯形状に形成されていた、第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、環状形状を有するように形成されている。
本発明の第4実施形態によるイヤホン装置103は、図12に示すように、耳甲介装着部6を含む。そして、耳甲介装着部6は、突起部61を含む。
そして、図12に示すように、突起部61は、耳甲介の底面に向かう方向(図12(a)の矢印Z2方向)に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに(図12(b)参照)、外部から耳甲介の底面に向かう方向(図12の矢印Z2方向)に見た場合に、開口部を有する環状形状を有するように形成されている。そして、環状形状の突起部61の円周部61aがユーザの耳甲介の耳壁面に接触することによって、イヤホン装置103を、ユーザの耳甲介に装着可能に構成されている。また、第4実施形態によるイヤホン装置103のその他の構成は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、突起部61を、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、環状形状を有するように形成する。これにより、板状の突起部(すなわち、突起部の内部に開口を有しない)を用いた場合と異なり、突起部61が変形し易くなるので、イヤホン装置103の耳介に対しての装着安定性をさらに向上させることができる。また、第4実施形態によるイヤホン装置103のその他の効果は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、本発明の突起部の曲率半径を30mmに構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、曲率半径30mm以外の突起部によって構成してもよい。たとえば、突起部の曲率半径を8mmとしてもよいし、500mmとしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の突起部の曲率半径を一定の30mmに構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、突起部の一方側一部を曲率半径30mmとして、他方側の一部を曲率半径30mm以外の突起部によって構成してもよい。たとえば、突起部の取付部側の曲率半径を100mmとして、突起部の先端部の曲率半径を500mmとしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の突起部として4本の突出部が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、4本の突出部以外の複数の突出部によって突起部を構成してもよい。たとえば、10本の突出部が設けられてもよいし、3本の突出部が設けられてもよい。
また、上記第4実施形態では、本発明の環状形状の突起部として、環状形状の突起部と取付部とが2点で接続されるように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、環状形状の突起部と取付部とが1点で接続してもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、複数の突出部の突出部同士のそれぞれの隙間の間隔を取付部側をD1として先端部をD2とする構成を示したが、本発明はこれに限られない。複数の突出部の突出部同士のそれぞれの隙間の間隔を取付部側をD1として先端部をD2以外により構成してもよい。たとえば、隙間の間隔D1と隙間の間隔D2とは、等しい値としてもよい。
また、上記第3実施形態では、それぞれの突出部が傾斜するように構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、それぞれの突出部を傾斜しないように構成してもよい。たとえば、図11(b)において、それぞれの突出部52〜55の上面を図11(b)におけるX軸方向と平行になるように構成して、突出部53が突出部52よりも矢印Z1方向側に設けられるように構成してもよい。すなわち、突出部52、突出部53、突出部54、突出部55の順に、Z軸の矢印Z2方向から矢印Z1方向に向かって順に、取付部11の円周上に沿って、設けられるように構成してもよい。
1、4、5、6 耳甲介装着部(耳甲介装着部材)
2 筐体部
11 取付部
12、41、51、61 突起部
13〜16、42〜45、52〜55 突出部
100、101、102、103 イヤホン装置

Claims (8)

  1. 音声を出力するスピーカを含む筐体部と、
    前記筐体部に取り付けられ、ユーザの耳甲介に装着される耳甲介装着部とを備え、
    前記耳甲介装着部は、前記筐体部に取り付けられる取付部と、前記取付部から突出するように形成され、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接する突起部とを含み、
    前記突起部は、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに、前記耳甲介装着部がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている、イヤホン装置。
  2. 前記突起部は、前記取付部側から前記突起部の先端部に向かって延びる複数の突出部を含む、請求項1に記載のイヤホン装置。
  3. 前記複数の突出部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、互いに前記複数の突出部の一部が重なるように形成されている、請求項2に記載のイヤホン装置。
  4. 前記複数の突出部は、前記取付部側から前記突起部の先端部に向かって、先細り形状に形成されている、請求項2または3に記載のイヤホン装置。
  5. 前記突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に沿う湾曲形状を有するように形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のイヤホン装置。
  6. 前記突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、櫛歯形状を有するように形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のイヤホン装置。
  7. 前記突起部は、外部から耳甲介の底面に向かう方向に見た場合に、環状形状を有するように形成されている、請求項1に記載のイヤホン装置。
  8. 音声を出力するスピーカを含む筐体部に取り付けられ、ユーザの耳甲介に装着される耳甲介装着部材であって、
    前記筐体部に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から突出するように形成され、耳甲介の対耳輪側の耳壁面に接する突起部とを備え、
    前記突起部は、耳甲介の底面に向かう方向に凸形状を有するアーチ形状に形成されているとともに、前記耳甲介装着部材がユーザの耳甲介に装着された場合に、外部から耳甲介の底面に向かう方向に対して垂直方向の面内において、耳甲介の対耳輪側の耳壁面の形状に合わせて撓み変形可能に形成されている、耳甲介装着部材。
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