JP2015111371A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザによってそれぞれ視認されるディスプレイにおいて、他のユーザとの位置関係をふまえてディスプレイに表示されたコンテンツを閲覧または操作する。
【解決手段】ディスプレイの近傍にいるユーザの上記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する位置関係取得部と、上記位置関係情報に基づいて、上記ユーザのうち上記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成するフィードバック生成部とを備える情報処理装置が提供される。
【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、大型のタッチパネルを用いて複数のユーザが同時に操作できるような表示装置の普及が進んでいる。そこでは、画面に複数のウインドウを表示し、ウインドウに対して複数のユーザが操作の入力を行う。このような表示装置に関する技術として、例えば特許文献1では、ユーザの位置に応じて最適なウインドウのサイズや位置を調整する技術が提案されている。
特開2010−26327号公報
しかしながら、例えば、複数のユーザがディスプレイの近傍にいる場合に、他のユーザとの位置関係をふまえてディスプレイに表示されたコンテンツを閲覧または操作するといったようなことは、特許文献1に記載されたような技術では実現されていなかった。例えば、他のユーザと一緒にコンテンツを楽しんだり、コンテンツを他のユーザから隠したりするための技術は、未だ実現されていなかった。
そこで、本開示では、複数のユーザによってそれぞれ視認されるディスプレイにおいて、他のユーザとの位置関係をふまえてディスプレイに表示されたコンテンツを閲覧または操作することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、ディスプレイの近傍にいるユーザの上記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する位置関係取得部と、上記位置関係情報に基づいて、上記ユーザのうち上記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成するフィードバック生成部とを備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、ディスプレイの近傍にいるユーザの上記ディスプレイに対する位置関係情報を取得することと、プロセッサが、上記位置関係情報に基づいて、上記ユーザのうち上記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成することとを含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、ディスプレイの近傍にいるユーザの上記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する機能と、上記位置関係情報に基づいて、上記ユーザのうち上記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成する機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、複数のユーザによってそれぞれ視認されるディスプレイにおいて、他のユーザとの位置関係をふまえてディスプレイに表示されたコンテンツを閲覧または操作することができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態について概略的に説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態におけるフィードバック生成部の処理の例を示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第1の例を示す図である。 本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例を示す図である。 本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例のための処理を示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態におけるフィードバック情報について説明するための図である。 本開示の第2の実施形態におけるフィードバック生成部の処理を示すフローチャートである。 本開示の第3の実施形態における状況の例について説明するための図である。 本開示の第3の実施形態におけるフィードバック情報の第1の例を示す図である。 本開示の第3の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例を示す図である。 本開示の第4の実施形態における状況の例について説明するための図である。 本開示の第4の実施形態におけるフィードバック情報の例を示す図である。 本開示の第4の実施形態におけるフィードバック情報の例を示す図である。 本開示の第4の実施形態におけるフィードバック情報の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態
1−1.概要
1−2.機能構成
1−3.処理フロー
1−4.フィードバック情報の例
2.第2の実施形態
3.第3の実施形態
4.第4の実施形態
5.ハードウェア構成
6.補足
(1.第1の実施形態)
(1−1.概要)
図1は、本開示の第1の実施形態について概略的に説明するための図である。図1を参照すると、ディスプレイ151の前に、ユーザUa,Ubがいる。ディスプレイ151にはコンテンツ153が表示されている。コンテンツ153は、例えばタッチパネルを介したタッチ操作やカメラを介したジェスチャ操作などを用いてユーザUaによって操作される。一方、ユーザUbは、ディスプレイ151からみてユーザUaよりも後ろに位置している。このとき、ディスプレイ151(ユーザUaよりも大きい)には、ユーザUbが視認できる領域と、ユーザUaの陰になるためにユーザUbから遮蔽される遮蔽領域155が発生する。
本実施形態では、ディスプレイ151とユーザUa,Ubとの位置関係が算出され、当該位置関係に基づいて特定された遮蔽領域155を示すフィードバック情報がユーザUaに出力される。ディスプレイ151とユーザUa,Ubとの位置関係は、例えば、ディスプレイ151との位置関係が固定されたカメラ141a,141bの画像に基づいて算出されうる。カメラ141a,141bの認識範囲Ra,RbのそれぞれにユーザUa,Ubが含まれていれば、三角測量の原理を用いて、ディスプレイ151とユーザUa,Ubとの位置関係を算出することができる。なお、位置関係の算出方法はこの例には限られず、例えばカメラと距離センサを組み合わせる方法など、公知のさまざまな方法を利用することができる。例えば、赤外線センサなどを用いてユーザとの位置関係を検出してもよい。
遮蔽領域155を示すフィードバック情報が提供されることによって、ユーザUaは、ユーザUbがコンテンツ153のどの部分を視認可能であるかを認識した上でコンテンツ153を操作することができる。例えば、コンテンツ153の一部または全部をユーザUbにも見せたい場合や、逆にコンテンツ153の一部または全部をユーザUbには見せたくない場合などに、遮蔽領域155を示すフィードバック情報はユーザUaにとって有用でありうる。また、ユーザUaがコンテンツ153の一部または全部をユーザUbに見せたいか否かが予めわかっているような場合には、遮蔽領域155から出たコンテンツ153の部分を自動的に非表示にするといったような形でフィードバック情報が出力されてもよい。なお、フィードバック情報のより具体的な例については後述する。
(1−2.機能構成)
図2は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。図2を参照すると、情報処理装置100は、ユーザ識別部110と、位置関係算出部120と、フィードバック生成部130とを備える。また、情報処理装置100は、入力部140と、出力部150とのうちのいずれかまたは両方をさらに備えてもよい。
情報処理装置100は、例えば、表示装置に組み込まれる回路部品でありうる。この場合、情報処理装置100は、それ自体は入力部や出力部を有さず、表示装置に対して入力された情報を取得し、表示装置から出力するための情報を提供する。あるいは、情報処理装置100は、ネットワークを介して表示装置と通信し、表示装置における表示を制御するサーバであってもよい。この場合も、情報処理装置100自体は入力部や出力部を有さない。つまり、後述するフィードバック情報の生成など種々の計算をクラウド上のサーバで実施して表示することも可能である。
また、情報処理装置100は、例えば、表示装置であってもよい。この場合、情報処理装置100は、入力部140または出力部150の少なくともいずれかを有する。表示装置は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどのディスプレイであってもよいし、プロジェクタであってもよい。また、表示装置は、複数の表示装置が組み合わされて協働し、より大きな表示面積での表示を実現するものであってもよい。
なお、情報処理装置100を実現しうるハードウェアの構成例については後述する。また、以下の説明では、ディスプレイやユーザの例として、上記で図1を参照して説明したディスプレイ151やユーザUa,Ubを用いるが、情報処理装置100の各部の機能は図1を参照して説明したような例には限定されない。
ユーザ識別部110は、例えばプロセッサによって実現される。ユーザ識別部110は、出力部150に含まれるディスプレイ151の近傍にいるユーザを識別する。より具体的には、例えば、ユーザ識別部110は、入力部140に含まれるカメラ141a,141bのそれぞれの画像に含まれるユーザUa,Ubを識別する。ここでいうユーザの識別は、例えば顔認識の技術を利用して、ユーザUa,Ubを、システムに登録されたユーザIDなどと対応付けて一意に識別することであってもよいし、カメラ141a,141bのそれぞれの画像に含まれるユーザUa,Ubを、それぞれ同じ人物として識別することであってもよい。この場合、必ずしも識別されたユーザが誰であるかがわからなくてもよいため、必要に応じて、顔だけではなく服装やポーズなども用いてユーザを識別することができる。
なお、上述のように、入力部140は、カメラ以外のセンサなどを含んでもよい。この場合、ユーザ識別部110は、入力部140に含まれる少なくとも1つのカメラの画像に基づいてユーザを識別しうる。また、入力部140には、位置関係を算出するための情報を取得するカメラまたはセンサなどとは別に、ユーザ識別部110に提供する画像を取得するためのカメラが含まれてもよい。
位置関係算出部120は、例えばプロセッサによって実現される。位置関係算出部120は、ユーザ識別部110によって識別されたユーザUa,Ubの、出力部150に含まれるディスプレイ151に対する位置関係を算出する。より具体的には、例えば、位置関係算出部120は、入力部140に含まれるカメラ141a,141bの画像に基づいてユーザ識別部110が認識したユーザUa,Ubのディスプレイ151に対する位置関係を、カメラ141a,141bの画像に基づいて三角測量の原理を用いて算出する。
なお、上述のように、入力部140は、位置関係を算出するための情報を取得する手段としてカメラ以外を含んでもよい。例えば、入力部140がカメラと距離センサとを含む場合、位置関係算出部120は、カメラから提供された画像に基づいて各ユーザがディスプレイ151を基準にしてどの方向にいるかを特定し、さらに、距離センサの検出値に基づいて各ユーザのディスプレイ151からの距離を特定することによって、各ユーザのディスプレイ151に対する位置関係を算出してもよい。
フィードバック生成部130は、例えばプロセッサによって実現される。フィードバック生成部130は、位置関係算出部120によって算出された位置関係に基づいて、ディスプレイ151に表示されたコンテンツ153を操作または所有しているユーザUaのためのフィードバック情報を生成する。より具体的には、例えば、まず、フィードバック生成部130は、コンテンツ153を操作しているユーザUaを特定する。例えばユーザ識別部110が各ユーザを一意に識別する場合、フィードバック生成部130は、コンテンツ153に設定された所有者情報などに基づいてユーザUaを特定してもよい。あるいは、ユーザ識別部110がユーザをアノニマスに識別する場合、例えば、フィードバック生成部130は、ディスプレイ151に表示されたコンテンツ153の正面に位置するユーザをユーザUaとして特定してもよい。
次に、フィードバック生成部130は、位置関係算出部120によって算出された、コンテンツ153を操作しているユーザUaと、それ以外のユーザ(図1の例ではユーザUbだが、複数であってもよい)との位置関係に基づいて、ディスプレイ151においてユーザUa以外のユーザから遮蔽される遮蔽領域155を推定し、遮蔽領域155の推定結果に基づいてフィードバック情報を生成する。生成されたフィードバック情報は、出力部150に含まれるディスプレイ151などの出力を制御するための出力制御情報を含んでもよい。例えば、フィードバック情報に基づいて、遮蔽領域155などを示す文字や図形がディスプレイ151に表示されてもよい。また、例えば、フィードバック情報に基づいて、遮蔽領域155との位置関係に応じてディスプレイ151におけるコンテンツ153の表示が変化してもよい。
入力部140は、上記の通り、情報処理装置100とは異なる装置において実現されてもよいし、情報処理装置100に含まれてもよい。入力部140は、例えば図1に示した例のように複数のカメラ141a,141bを含んでもよいし、カメラと距離センサなどのセンサとの組み合わせを含んでもよいし、センサだけを含んでもよい。センサだけを含む場合、ユーザの識別のためのカメラがさらに入力部140に含まれてもよい。入力部140によって受け付けられた入力情報は、ユーザ識別部110および位置関係算出部120に提供される。
出力部150も、上記の通り、情報処理装置100とは異なる装置において実現されてもよいし、情報処理装置100に含まれてもよい。出力部150は、例えば図1に示した例のようにディスプレイ151を含んでもよいし、スピーカやバイブレータを含んでもよい。例えばスピーカやバイブレータは、ディスプレイ151を有する表示装置とは別の装置に組み込まれていてもよい。一例として、出力部150は、ユーザUaが携帯しているモバイル装置のバイブレータを含み、コンテンツ153と遮蔽領域155との関係が所定の条件を満たしたとき(例えば、コンテンツ153の一部または全部が遮蔽領域から出た(入った)場合など)にバイブレータが振動してもよい。また、出力部150は、ディスプレイやスピーカなどのための出力制御部を含んでもよい。上記の通り、フィードバック生成部130が生成するフィードバック情報は、出力制御情報を含みうる。例えば、ディスプレイ151のための出力制御情報が生成された場合、ディスプレイ151に遮蔽領域155などを示す文字や図形が表示されうる(この文字や図形をフィードバック情報という場合もある)。また、例えば、ディスプレイ151におけるコンテンツ153の表示が、出力制御情報に基づいて変化しうる。
(1−3.処理フロー)
図3は、本開示の第1の実施形態におけるフィードバック生成部130の処理の例を示すフローチャートである。図3を参照すると、まず、フィードバック生成部130は、ユーザ識別部110によって識別された、コンテンツ153の操作者または所有者以外のユーザについてのループ処理を実行する(ステップS101)。ここで、操作者は、例えばコンテンツ153の表示位置の正面に位置するユーザや、コンテンツ153が表示された後最初に操作したユーザでありうる。所有者は、コンテンツ153に設定された所有者情報などによって特定されうる。
ステップS101のループ処理において、フィードバック生成部130は、各ユーザについての遮蔽領域を算出する(ステップS103)。図1に示した例では操作者または所有者(ユーザUa)以外のユーザが1人(ユーザUb)しかいないため、ユーザUbの遮蔽領域がそのまま遮蔽領域155として特定されるが、さらに多くのユーザがいる場合は、各ユーザの遮蔽領域を重ね合わせる必要がある。そこで、フィードバック生成部130は、算出された遮蔽領域を示す情報を遮蔽領域リストに追加する(ステップS105)。
以上のようなループ処理が操作者または所有者以外のすべてのユーザについて終了すると、フィードバック生成部130は、遮蔽領域リストを参照し、遮蔽領域が存在するか否かを判定する(ステップS107)。遮蔽領域が存在する場合、フィードバック生成部130は、フィードバック情報を生成する(ステップS109)。なお、操作者または所有者以外のユーザがいなかった場合も、遮蔽領域リストには遮蔽領域を示す情報が追加されない。この場合、フィードバック生成部130は、ディスプレイ151の全体が遮蔽領域(操作者または所有者にしか見えない領域)であることを示すフィードバック情報を例外的に生成してもよい。
(1−4.フィードバック情報の例)
以下、本実施形態におけるフィードバック情報のいくつかの具体的な例について説明する。なお、最もシンプルなフィードバック情報の1つとして、本実施形態では、図1に示したように、遮蔽領域155を示す図形をディスプレイ151に表示させるためのフィードバック情報が生成されてもよい。この図形は、例えばユーザUbが視認可能ではない領域を正確に示す不特定の形状であってもよいし、そのような領域の内側に配置される円形や矩形などであってもよい。
図4は、本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第1の例を示す図である。図4を参照すると、ディスプレイ151に表示されるコンテンツ153は、パスワード入力欄1531を含む。(a)に示されるように、コンテンツ153が遮蔽領域155の中に表示されている場合、パスワード入力欄1531には平文のパスワードが表示される。一方、(b)に示されるように、コンテンツ153が遮蔽領域155の外に表示されている場合、パスワード入力欄1531にはアスタリスクで隠されたパスワードが表示される。
この例では、フィードバック生成部130によって生成されるフィードバック情報が、ディスプレイ151においてコンテンツ153に含まれるパスワードを平文で表示するか隠すかを決定するために利用されている。位置関係算出部120が算出した位置関係によって、コンテンツ153が遮蔽領域155の中に表示されていることが示される場合、フィードバック生成部130は、パスワードを平文で表示するためのフィードバック情報を生成する。このフィードバック情報は、例えば、ディスプレイ151の表示画像を生成するプロセッサに提供され、平文のパスワードが表示されたパスワード入力欄1531を含むコンテンツ153の画像がディスプレイ151に表示される。一方、位置関係算出部120が算出した位置関係によって、コンテンツ153が遮蔽領域155の外に表示されていることが示される場合、フィードバック生成部130は、パスワードを隠して表示するためのフィードバック情報を生成する。このフィードバック情報も、例えば、ディスプレイ151の表示画像を生成するプロセッサに提供され、隠されたパスワードが表示されたパスワード入力欄1531を含むコンテンツ153の画像がディスプレイ151に表示される。
このようなフィードバック情報が生成されることによって、コンテンツ153の操作者または所有者であるユーザ(図1の例におけるユーザUa)は、他のユーザ(ユーザUb)に視認されていない場合には平文で容易にパスワードを入力し、そうでない場合にはパスワードを隠して入力することができる。このような切り替えが、ユーザ同士(ユーザUaとユーザUb)のディスプレイ151に対する位置関係に応じて自動的に実行されることによって、パスワードのセキュリティを確保しつつ、コンテンツ153を操作するときのユーザの利便性を向上させることができる。
図5は、本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例を示す図である。図5を参照すると、ディスプレイ151に表示されるコンテンツ153は、アイテム画像1533を含む。アイテム画像1533は、例えば、ユーザが所有している画像や、動画または音楽などのサムネイル画像でありうる。アイテム画像1533には、所有者であるユーザ(図1の例におけるユーザUa)が他人に公開したくないプライベート画像1533aと、他人に公開してもよいパブリック画像1533bとが含まれる。
(a)に示されるように、コンテンツ153が遮蔽領域155の中に表示されている場合、プライベート画像1533aとパブリック画像1533bとは、いずれも可視的に表示される。一方、(b)に示されるように、コンテンツ153の一部が遮蔽領域155の外に表示されている場合、プライベート画像1533aのうち、遮蔽領域155の外に位置する画像は不可視化される(例えば、塗りつぶされたり消滅したりする)。一方、パブリック画像1533bは、遮蔽領域155の中にあるか外にあるかに関わりなく、可視的に表示され続ける。
この例では、フィードバック生成部130によって生成されるフィードバック情報が、ディスプレイ151においてコンテンツ153に含まれるアイテム画像1533を可視的に表示するか不可視化するかを決定するために利用されている。位置関係算出部120が算出した位置関係によって、コンテンツ153の少なくとも一部が遮蔽領域155の外に表示されていることが示される場合、フィードバック生成部130は、コンテンツ153に含まれるアイテム画像1533のうち、プライベート画像1533aであり、かつ遮蔽領域155の外に位置する画像を不可視化するためのフィードバック情報を生成する。このフィードバック情報は、例えば、ディスプレイ151の表示画像を生成するプロセッサに提供され、遮蔽領域155の外に位置する画像が不可視化される。
このようなフィードバック情報が生成されることによって、コンテンツ153の操作者または所有者であるユーザ(図1の例におけるユーザUa)は、他のユーザ(ユーザUb)に視認されない領域ではプライベートな画像を含むアイテム画像を表示させ、そうではない領域ではパブリックな画像だけを表示させることができる。このような切り替えが、ユーザ同士(ユーザUaとユーザUb)のディスプレイ151に対する位置関係に応じて自動的に実行されることによって、例えばディスプレイ151が複数のユーザによって共用されるような場合であっても、プライバシーを確保しながらアイテム画像1533を閲覧することができる。
図6は、本開示の第1の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例のための処理を示すフローチャートである。図6を参照すると、まず、フィードバック生成部130は、ディスプレイ151への表示対象となるアイテム画像の情報を取得し、それぞれのアイテム画像についてのループ処理を実行する(ステップS201)。
ステップS201のループ処理において、まず、フィードバック生成部130は、アイテム画像がプライベート画像であるか否かを判定する(ステップS203)。アイテム画像がプライベート画像である場合、さらに、フィードバック生成部130は、アイテム画像が遮蔽領域155の中に表示されているか否かを判定する(ステップS205)。なお、本明細書において、プライベート画像は、ユーザが他者には公開したくないと考えている画像を意味する。ここで、アイテム画像が遮蔽領域155の外に表示されている場合、フィードバック生成部130は、当該アイテム画像を不可視化する(ステップS207)。不可視化されたアイテム画像は、例えば塗りつぶされた画像に置き換えられたり、表示対象から除外されたりする。
一方、ステップS203でアイテム画像がプライベート画像ではない(パブリック画像である)と判定された場合や、ステップS205でアイテム画像が遮蔽領域155の中に表示されていると判定された場合、アイテム画像は不可視化されない(ステップS209)。なお、本明細書において、パブリック画像は、ユーザが他者に公開してもよいと考えている画像を意味する。ループ処理が表示対象となるすべてのアイテム画像について終了すると、フィードバック生成部130は、ステップS207において不可視化されたアイテム画像を塗りつぶされた画像に置き換えたり表示対象から除外したりするためのフィードバック情報を生成する(ステップS211)。
(2.第2の実施形態)
次に、本開示の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なった条件でフィードバック情報が生成される。より具体的には、第1の実施形態ではディスプレイ151におけるコンテンツ153と遮蔽領域155との関係に基づいてフィードバック情報が生成されたのに対し、本実施形態ではディスプレイ151に対するユーザの位置関係そのものに基づいてフィードバック情報が生成される。なお、概要や装置構成について、本実施形態は第1の実施形態と同様であるため、これらについての詳細な説明は省略する。
図7は、本開示の第2の実施形態におけるフィードバック情報について説明するための図である。図7を参照すると、ディスプレイ151に表示されるコンテンツの所有者であるユーザUaが、ディスプレイ151の前に立っている。ディスプレイ151の前には、ディスプレイ151からの距離に応じて、コンテンツ共有領域Pa、コンテンツ閲覧領域Pb、およびコンテンツ消去領域Pcが設定されている。コンテンツ共有領域Paとコンテンツ閲覧領域Pbとの境界は、ディスプレイ151からの距離閾値t2によって決定される。また、コンテンツ閲覧領域Pbとコンテンツ消去領域Pcとの境界は、ディスプレイからの距離閾値t1によって決定される。
(a)に示すように、ユーザUaがコンテンツ閲覧領域Pbにいる場合、例えば上記の第1の実施形態と同様に、フィードバック生成部130がフィードバック情報を生成し、ディスプレイ151にはコンテンツ153と遮蔽領域155を示すフィードバック情報とが表示される。ユーザUaは、例えば、ディスプレイ151に表示されたコンテンツ153を操作しつつ、コンテンツ153が遮蔽領域155の中にある場合と外にある場合とでパスワードやアイテム画像などの表示を自動的に異ならせることができる。
一方、(b)に示すように、ユーザUaがコンテンツ共有領域Paにいる場合、ディスプレイ151にはコンテンツ153が表示されるが、遮蔽領域155を示すフィードバック情報は表示されない。コンテンツ共有領域Paを規定するディスプレイ151からの距離閾値t2は、例えばユーザUaがタッチパネルを用いてコンテンツ153を操作する場合であれば、タッチパネルまでの距離が遠すぎるために操作が困難になる距離に設定される。従って、コンテンツ共有領域PaにいるユーザUaは、コンテンツ153を見てはいても、操作する可能性は低いと考えられる。また、この状態では、ユーザUaの後ろにユーザUbがいたとしても、ディスプレイ151からユーザUaまでの距離が大きいために、遮蔽領域155はできないか、できても小さい場合が多い。そこで、本実施形態では、ユーザUaがコンテンツ共有領域Paにいる場合には、コンテンツ153を遮蔽する意図がないものと判断し、遮蔽領域155を示すフィードバック情報が表示されない。他の例としては、この場合、ユーザUbの位置に関わらず、パスワードが隠して表示されたり、プライベート画像が不可視化されてもよい。
また、(c)に示すように、ユーザUaがコンテンツ消去領域Pcにいる場合、ディスプレイ151にはコンテンツ153も、遮蔽領域155を示すフィードバック情報も表示されない。コンテンツ消去領域Pcを規定するディスプレイ151からの距離閾値t1は、例えばユーザUaがタッチパネルを用いてコンテンツ153を操作する場合であれば、タッチパネルまでの距離が近すぎるために操作が困難になる距離に設定される。あるいは、距離閾値t1は、ディスプレイ151までの距離が近すぎるために却ってコンテンツ153が見えにくくなる距離に設定されてもよい。従って、コンテンツ消去領域Pcにいるユーザは、コンテンツ153を見ているのではなく、例えば隠そうとしている可能性が高いと考えられる。そこで、本実施形態では、ユーザUaがコンテンツ消去領域Pcに位置する場合には、コンテンツ153を隠したいものと判断し、コンテンツ153自体を非表示にする。
図8は、本開示の第2の実施形態におけるフィードバック生成部130の処理を示すフローチャートである。図8を参照すると、まず、フィードバック生成部130は、ユーザ識別部110によって識別された、コンテンツ153の操作者または所有者からディスプレイ151までの距離を、位置関係算出部120によって算出されたディスプレイ151に対するユーザの位置関係に基づいて算出する(ステップS301)。
次に、フィードバック生成部130は、算出された距離が、距離閾値t1以上であるか否かを判定する(ステップS303)。ここで、距離閾値t1は、上述したようにコンテンツ消去領域Pcを規定する。算出された距離が閾値t1よりも小さい場合、フィードバック生成部130は処理を終了する。この場合、コンテンツ153はディスプレイ151に表示されない。一方、算出された距離が閾値t1以上である場合、フィードバック生成部130は、コンテンツ153を表示させるためのフィードバック情報を生成する(ステップS305)。このフィードバック情報は、上述した他の例と同様に、ディスプレイ151の表示画像を生成するプロセッサに提供されうる。
さらに、フィードバック生成部130は、算出された距離が距離閾値t2よりも小さいか否かを判定する(ステップS307)。ここで、距離閾値t2は、上述したようにコンテンツ共有領域Paを規定する。算出された距離が閾値t2以上である場合、フィードバック生成部130は処理を終了する。この場合、コンテンツ153がディスプレイ151に表示され、フィードバック情報が表示されない。一方、算出された距離がt2よりも小さい場合、フィードバック生成部130は、さらに、遮蔽領域155をディスプレイ151に表示させるための通知用のフィードバック情報を生成する(ステップS309)。このフィードバック情報は、上述した他の例と同様に、ディスプレイ151の表示画像を生成するプロセッサに提供されうる。
(3.第3の実施形態)
次に、本開示の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、第1の実施形態とは異なる態様でフィードバック情報が出力される。より具体的には、本実施形態では、コンテンツ153の操作者または所有者以外のユーザが複数であることを前提としてフィードバック情報が出力される。なお、概要や装置構成について、本実施形態は第1の実施形態と同様であるため、これらについての詳細な説明は省略する。また、本実施形態を第1または第2の実施形態と組み合わせることも可能である。
図9は、本開示の第3の実施形態における状況の例について説明するための図である。図9を参照すると、コンテンツ153が表示されたディスプレイ151の前には、コンテンツ153の所有者であるユーザUaと、それ以外のユーザUbとがいる。図示された例では、ユーザUbが複数(4人)いる。ユーザUaおよびユーザUbのディスプレイ151に対する位置関係は、カメラ141a,141bの画像に基づいて、情報処理装置100の位置関係算出部120によって算出される。
図10は、本開示の第3の実施形態におけるフィードバック情報の第1の例を示す図である。図10を参照すると、ディスプレイ151には、コンテンツ153に加えて、フィードバック情報として、すべてのユーザUbが視認できない遮蔽領域155と、いずれかのユーザUbが視認できない半遮蔽領域154とが表示される。(a)に示した例では、コンテンツ153の全部の領域がどのユーザUbにも見えないため、コンテンツ153の全体と重複する遮蔽領域155が表示されている。
また、(b)に示した例では、コンテンツ153の一部の領域がどのユーザUbにも見えず、別の一部の領域が一部のユーザUbには見えないため、コンテンツ153と部分的に重複する遮蔽領域155と、コンテンツ153の別の部分の半遮蔽領域154とが表示される。(c)に示した例では、コンテンツ153の中にどのユーザUbにも見えない領域はなく、一部の領域が一部のユーザUbに見えないだけである。このような場合は、半遮蔽領域154だけが表示される。(d)に示した例では、コンテンツ153のすべての領域がすべてのユーザUbに見えているため、半遮蔽領域154も表示されない。
例えば、ユーザUaがコンテンツ153をユーザUbから隠したい場合、ユーザUaは、コンテンツ153の全部が遮蔽領域155に入った(a)の状態を目指す。より具体的には、例えば(b)の状態において、ユーザUaはコンテンツ153を遮蔽領域155の方に移動させるか、遮蔽領域155がコンテンツ153の方に広がるように体を移動させる。
一方、ユーザUaがコンテンツ153をユーザUbと共有して見たい場合、ユーザUaは、コンテンツ153が遮蔽領域155にも半遮蔽領域154にも重なっていない(d)の状態を目指す。より具体的には、例えば(b)の状態において、ユーザUaはコンテンツ153を遮蔽領域155とは反対側に移動させるか、遮蔽領域155がコンテンツ153とは反対側に移動するように体を移動させる。また、例えば(c)の状態において、ユーザUaは半遮蔽領域154が消えるようにコンテンツ153を移動させる。
図11は、本開示の第3の実施形態におけるフィードバック情報の第2の例を示す図である。図11を参照すると、ディスプレイ151には、コンテンツ153とは別枠で、フィードバック情報1550が表示される。フィードバック情報1550では、図9を参照して例示したようなディスプレイ151の前の状況が、アイコンによって表現される。例えば、(a)〜(d)の例を通じて、フィードバック情報1550には表示されたコンテンツ153を模式的に示すコンテンツアイコン1551と、コンテンツ153の所有者であるユーザUaを示す所有者アイコン1553とが表示される。
一方、所有者アイコン1553以外のユーザアイコン1555,1557,1559は、それぞれコンテンツ153の異なった範囲を視認可能な他のユーザUbを示す。(a)に示した例において表示されているユーザアイコン1555は、コンテンツ153が全く視認できないユーザを示す。また、(b)および(c)に示した例において表示されているユーザアイコン1557は、コンテンツ153の一部が視認できるユーザを示す。さらに、(c)および(d)に示した例において表示されているユーザアイコン1559は、コンテンツ153の全部を視認できるユーザを示す。
コンテンツの所有者であるユーザUaは、上記のようなユーザアイコン1555,1557,1559が、ユーザUbのディスプレイ151に対する実際の位置に対応して表示されることによって、コンテンツ153が遮蔽領域に含まれるか否かだけではなく、コンテンツ153がどの位置にいる他のユーザUbによって視認可能であるかを知ることができる。従って、ユーザUaは、それぞれの位置の他のユーザUbにコンテンツ153が見えるように、または見えないように、コンテンツ153を移動させたり、体を移動させたりすることができる。なお、他のユーザUbが複数いる場合、どのユーザUbをユーザアイコン1555,1557,1559の表示対象にするかは、例えばフィードバック情報1550のGUIにおいて選択可能であってもよい。
(4.第4の実施形態)
次に、本開示の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態でも、第1の実施形態とは異なる態様でフィードバック情報が出力される。より具体的には、本実施形態では、コンテンツ153の操作者または所有者がとりうる行動を示すためのフィードバック情報が出力される。なお、概要や装置構成について、本実施形態は第1の実施形態と同様であるため、これらについての詳細な説明は省略する。また、本実施形態を第1〜第3の実施形態の一部または全部と組み合わせることも可能である。
図12は、本開示の第4の実施形態における状況の例について説明するための図である。図12を参照すると、ディスプレイ151には、ユーザUaが所有しているコンテンツ153aと、ユーザUbが所有しているコンテンツ153bとが表示される。ユーザUbはディスプレイ151からみてユーザUaよりも後方に位置しているため、ディスプレイ151にはユーザUbが視認できない遮蔽領域Qaが発生しうる。ここで、図示された例では、ユーザUbがディスプレイ151に対して横向きに着席しているために、ディスプレイ151の右側の部分だけがユーザUbの視界に含まれる。ディスプレイ151においてユーザUbが視認可能な領域は、領域Qbとして図示されている。
例えば、(a)に示した例では、ユーザUaがディスプレイ151の右側に立っているため、ユーザUbの視界に含まれるディスプレイ151の領域のうちユーザUaに重複する領域が遮蔽領域Qaとなる。一方、(b)に示した例では、ユーザUaがディスプレイ151の左側に立っているため、ユーザUbの視界に含まれるディスプレイ151の領域の全体が視認可能な領域Qbとなる。
図13Aおよび図13Bは、本開示の第4の実施形態におけるフィードバック情報の例を示す図である。図13Aを参照すると、フィードバック情報1550は、ディスプレイ151に表示されたコンテンツ153aの近傍に表示され、例えば矢印などの図形によってユーザUaに移動を促す。フィードバック情報1550によって示される移動の方向は、図12の(b)に示した例のように、他のユーザUbの遮蔽領域Qaを縮小させる方向である。
一方、図13Bを参照すると、フィードバック情報1550は、ディスプレイ151にコンテンツ153aとは別に表示され、ディスプレイ151、ユーザUa、およびユーザUbの位置関係をアイコンによって表示させる。さらに、フィードバック情報1550には、ユーザUaの移動を促す矢印などの図形が含まれてもよい。図13Aに示されるフィードバック情報1550との違いとして、ユーザUaは、どのような状況のために移動が求められているかを把握した上で、移動するか否かを決定することができる。
図14は、本開示の第4の実施形態におけるフィードバック情報の表示のための処理を示すフローチャートである。図14を参照すると、まず、フィードバック生成部130は、コンテンツ153の操作者または所有者(ユーザUa)以外のユーザ(ユーザUb)の遮蔽領域Qaの合計面積Sを算出する(ステップS401)。ここで、各ユーザの遮蔽領域Qaの面積は、例えば、位置関係算出部120によって算出されたディスプレイ151に対する各ユーザの位置関係と、画像認識などによって特定される各ユーザの視界とに基づいて算出されうる。
次に、フィードバック生成部130は、コンテンツ153の操作者または所有者(ユーザUa)の移動先候補リストPを生成する(ステップS403)。この後、フィードバック生成部130は、ユーザUaの移動先ごとにユーザUbの遮蔽領域Qaの合計面積S’を算出するが、この処理をディスプレイ151の前の空間全体について実行するのは現実的でないため、いくつかの移動先候補に限定して処理を実行する。例えば、移動先候補リストPには、ユーザUaがディスプレイ151に対して平行に左右に移動した場合の移動先候補が含まれうる。この場合、ユーザUaからディスプレイ151までの距離が変化しないため、移動がユーザUaにとってリーズナブルな選択肢になりうる。また、例えば、移動先候補リストPには、ユーザUaが1歩または2歩の移動で移動した場合の移動先候補が含まれうる。この場合、移動先候補には、ユーザUaからディスプレイ151までの距離が変化するものが含まれてもよい。
次に、フィードバック生成部130は、移動先候補リストPに含まれる移動先候補pについてのループ処理を実行する(ステップS405)。ここで、フィードバック生成部130は、ユーザUaが移動先候補pに移動した場合のユーザUbの遮蔽領域Qaの合計面積S’を算出する(ステップS407)。面積S’は、例えば、現在検出されているユーザUaの像を移動先候補pに平行移動させた上で、ステップS401と同様の算出を再実行することによって算出されうる。フィードバック生成部130は、S’<S、すなわちユーザUaが移動先候補pに移動することによってユーザUbの遮蔽領域Qaが縮小するか否かを判定し(ステップS409)、S’<Sである場合には処理対象の移動先候補pを推奨移動先リストRに追加する(ステップS411)。
以上のようなループ処理が移動先候補リストPに含まれるすべての移動先候補pについて終了すると、フィードバック生成部130は、推奨移動先リストRに含まれる移動先を示す情報を表示させるためのフィードバック情報を生成する(ステップS413)。このフィードバック情報に基づいて、例えば図13Aおよび図13Bに例示したような情報が、ユーザUaに向けて表示される。
コンテンツ153の操作者または所有者であるユーザUaは、上記のような情報が出力されることによって、他のユーザUbも含めたより多くのユーザがディスプレイ151を閲覧できるような位置に移動することができる。多くの場合、他のユーザUbはユーザUaの背後に位置するために気づかれにくいが、上記のような処理によってユーザUaに適切な情報を提供することができる。
(5.ハードウェア構成)
次に、図15を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図15は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれるような処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
撮像装置933は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサなどの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
(6.補足)
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する位置関係取得部と、
前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成するフィードバック生成部と
を備える情報処理装置。
(2)前記フィードバック生成部は、前記第1のユーザが存在するために前記ユーザのうち前記第1のユーザとは異なる第2のユーザから遮蔽される遮蔽領域の推定結果に基づいて前記フィードバック情報を生成する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域を示す図形を前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域との位置関係に応じて前記コンテンツの表示を変化させるための前記フィードバック情報を生成する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(5)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域内では前記コンテンツに含まれるパスワードを平文で表示させ、前記遮蔽領域外では前記パスワードを隠すための前記フィードバック情報を生成する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域内では前記コンテンツに含まれるアイテムを可視的に表示させ、前記遮蔽領域外では前記アイテムの少なくとも一部を不可視化するための前記フィードバック情報を生成する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(7)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域外では前記アイテムのうち前記第1のユーザのプライベートなアイテムを不可視化するための前記フィードバック情報を生成する、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)前記第2のユーザは、複数のユーザを含み、
前記フィードバック生成部は、前記複数のユーザの一部から遮蔽される第1の遮蔽領域と、前記複数のユーザの全部から遮蔽される第2の遮蔽領域とをそれぞれ示す図形を前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、前記(2)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)前記第2のユーザは、複数のユーザを含み、
前記フィードバック生成部は、前記複数のユーザと、前記第1のユーザと、前記コンテンツとをそれぞれアイコンとして前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、前記(2)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域を縮小させるために前記第1のユーザがとりうる行動を示すフィードバック情報を生成する、前記(2)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)前記第1のユーザがとりうる行動は、所定の移動先候補のうちのいずれかへの移動であり、
前記フィードバック生成部は、前記移動先候補のうち前記遮蔽領域が前記第1のユーザの移動前よりも縮小する移動先を示す前記フィードバック情報を生成する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)前記フィードバック生成部は、前記第1のユーザの前記ディスプレイからの距離に基づいて前記フィードバック情報を生成する、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)前記フィードバック生成部は、前記距離が第1の閾値以上である場合に前記コンテンツを前記ディスプレイに表示させるための前記フィードバック情報を生成する、前記(12)に記載の情報処理装置。
(14)前記フィードバック生成部は、前記距離が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上である場合に、前記第1のユーザが存在するために第2のユーザから遮蔽される遮蔽領域を示す図形を前記ディスプレイに表示させるための前記フィードバック情報を生成する、前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)前記ディスプレイをさらに備える、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)前記位置関係取得部のための入力情報を受け付ける入力部をさらに備える、前記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(17)前記入力部は、センサを含む、前記(16)に記載の情報処理装置。
(18)前記入力部は、複数のカメラを含む、前記(17)に記載の情報処理装置。
(19)ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得することと、
プロセッサが、前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成することと
を含む情報処理方法。
(20)ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する機能と、
前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成する機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
100 情報処理装置
110 ユーザ識別部
120 位置関係算出部
130 生成部
140 入力部
141 カメラ
150 出力部
151 ディスプレイ
153 コンテンツ
154 半遮蔽領域
155 遮蔽領域

Claims (20)

  1. ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する位置関係取得部と、
    前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成するフィードバック生成部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記フィードバック生成部は、前記第1のユーザが存在するために第2のユーザから遮蔽される遮蔽領域の推定結果に基づいて前記フィードバック情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域を示す図形を前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域との位置関係に応じて前記コンテンツの表示を変化させるための前記フィードバック情報を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域内では前記コンテンツに含まれるパスワードを平文で表示させ、前記遮蔽領域外では前記パスワードを隠すための前記フィードバック情報を生成する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域内では前記コンテンツに含まれるアイテムを可視的に表示させ、前記遮蔽領域外では前記アイテムの少なくとも一部を不可視化するための前記フィードバック情報を生成する、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域外では前記アイテムのうち前記第1のユーザのプライベートなアイテムを不可視化するための前記フィードバック情報を生成する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2のユーザは、複数のユーザを含み、
    前記フィードバック生成部は、前記複数のユーザの一部から遮蔽される第1の遮蔽領域と、前記複数のユーザの全部から遮蔽される第2の遮蔽領域とをそれぞれ示す図形を前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2のユーザは、複数のユーザを含み、
    前記フィードバック生成部は、前記複数のユーザと、前記第1のユーザと、前記コンテンツとをそれぞれアイコンとして前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記フィードバック生成部は、前記遮蔽領域を縮小させるために前記第1のユーザがとりうる行動を前記ディスプレイに表示させるためのフィードバック情報を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1のユーザがとりうる行動は、所定の移動先候補のうちのいずれかへの移動であり、
    前記フィードバック生成部は、前記移動先候補のうち前記遮蔽領域が前記第1のユーザの移動前よりも縮小する移動先を前記ディスプレイに表示させるための前記フィードバック情報を生成する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記フィードバック生成部は、前記第1のユーザの前記ディスプレイからの距離に基づいて前記フィードバック情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記フィードバック生成部は、前記距離が第1の閾値以上である場合に前記コンテンツを前記ディスプレイに表示させるための前記フィードバック情報を生成する、請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記フィードバック生成部は、前記距離が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上である場合に、前記第1のユーザが存在するために第2のユーザから遮蔽される遮蔽領域を示す図形を前記ディスプレイに表示させるための前記フィードバック情報を生成する、請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記ディスプレイをさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記位置関係取得部のための入力情報を受け付ける入力部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記入力部は、センサを含む、請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記入力部は、複数のカメラを含む、請求項17に記載の情報処理装置。
  19. ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得することと、
    プロセッサが、前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成することと
    を含む情報処理方法。
  20. ディスプレイの近傍にいるユーザの前記ディスプレイに対する位置関係情報を取得する機能と、
    前記位置関係情報に基づいて、前記ユーザのうち前記ディスプレイに表示されたコンテンツを操作または所有している第1のユーザのためのフィードバック情報を生成する機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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