JP2015111022A - 換気ダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】通路の空気流の流速の変化に拘わらず空気流を利用して一定量の空気を室内に流すことができる上に、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流が生じる際には、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得、その上、フィンの不都合な回転停止を惹起させない換気ダンパを提供すること。【解決手段】換気ダンパ1は、室外2に開口した入口孔3及び室内4に開口した出口孔5を有する通路6を内部に有したフレーム7と、通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転できるようにフレーム7内に軸心O1を中心として方向Rに回転自在に配されたフィン8と、フィン8を通路閉塞位置に強制的に回転させる回転手段9とを具備している。【選択図】図1

Description

本発明は、事務所ビル、集合住宅、戸建住宅、倉庫等の室内と室外との通気のために、これらの壁等に取り付けて通気の程度を制御する換気ダンパに関する。
通常、この種の換気ダンパでは、通路を規定するフレーム内にフィンが回転自在に配され、通路を通過する空気流によりフィンを回転させ、このフィンの回転で通路の開度を決定して、通路を介する通気量を一定に制御するようにしている。
斯かる換気ダンパにおいて、通路開放状態で室外で一定以上の風速の風が吹く等して室内外に大きな気圧差が生じると、通路を介して室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じると共に、室外の塵埃を室内に持ち込み、更には、室内を所定に温度設定した状態が大きく乱されて、これを補正するために空調消費電力の増大を招来する等の好ましくない事態が生じ得る。
斯かる事態を回避するべく、特許文献1には、通路開放位置に向かって回転されるように常時付勢されている一方、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に回転されるようになっているフィンを具備した換気ダンパが記載されている。
特開2001−22492号公報
ところで、特許文献1に記載の換気ダンパによれば、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得るのであるが、特許文献1の図に明示的に記載されている限りの換気ダンパでは、フィンの軸部が通路を横断しているために、軸部の両端部での密閉性を確保する側部閉塞部材が設けられている結果、フィンの回転での側部閉塞部材の両端部への干渉(摺動抵抗)で定風量換気状態でのフィンの回転が阻害される虞が生じ、特に、定風量換気状態で、フィンが通路閉塞位置に回転された場合に、斯かる干渉でフィンが通路開放位置に回転されない事態が生じる虞がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通路の空気流の流速の変化に拘わらず空気流を利用して一定量の空気を室内に流すことができる上に、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流が生じる際には、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得、その上、フィンの不都合な回転停止を惹起させない換気ダンパを提供することにある。
本発明による換気ダンパは、入口孔及び出口孔を有する通路を有したフレームと、通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転できるようにフレームに回転自在に支持されたフィンとを具備しており、フィンは、フレームに両端部で回転自在に支持された軸部と、この軸部から径方向の一方側に伸びて軸部に設けられていると共にフレーム内に配されたフィン本体部とを具備しており、フィン本体部は、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントを軸部に付与するようになっており、軸部には、フィン本体部の自重により又は当該軸部に設けられた重錘により通路開放位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントが付与されており、フィンは、通路閉鎖位置に回転された際に、通路全体をフィン本体部で閉塞するようになっている。
本発明による換気ダンパによれば、フィンは、通路閉鎖位置に回転された際に、通路全体をフィン本体部で閉塞するようになっているために、軸部を通路から外れて配置できる結果、軸部の両端部での密閉性を確保する側部閉塞部材を省き得、而して、側部閉塞部材による軸部の両端部への干渉(摺動抵抗)を回避でき、フィンの不都合な回転停止を防ぎ得る上に、通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転できるようにフレーム内に回転自在に配されたフィンのフィン本体部は、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントを軸部に付与するようになっており、軸部には、フィン本体部の自重により又は当該軸部に設けられた重錘により通路開放位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントが付与されているために、通路開放位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントの大きさを適宜設定することにより、入口孔及び出口孔間に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流、例えば3m/sec以上の空気流が生じる際に、この空気流を利用して自然にフィン本体部を通路閉塞位置に回転させることができ、而して、強風等により通路を介して出口孔から室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じることをなくし得ると共に、室外の塵埃を通路を介して室内に持ち込むようなことをなくし得、しかも、室内の空調状態が大きく乱されることがなく、空調消費電力の低減を図り得る。
本発明の換気ダンパにおいて、軸部は、水平方向に伸びていても、これに代えて、鉛直方向に伸びていてもよく、水平方向に伸びている軸部には、フィン本体部の自重により通路開放位置に向かう方向の回転モーメントが付与されていてもよく、鉛直方向に伸びている軸部には、当該軸部に設けられた重錘機構により通路開放位置に向かう方向の回転モーメントが付与されていてもよく、軸部が水平方向に伸びている場合には、横型の換気ダンパとなり、軸部が鉛直方向に伸びている場合には、縦型の換気ダンパとなる。
フィン本体部の自重により通路開放位置に向かう方向の回転モーメントを軸部に付与する場合、フィン本体部を中空にし又は斯かる中空にした中空部に鉛等の重錘を嵌め込んでフィン本体部の重量を調節することにより、軸部に付与する回転モーメントの大きさを自然換気に対して最適な値にすることができる。
重錘機構は、鉛直方向に伸びていると共に軸部に連結された鉛直方向軸部材、この鉛直方向軸部材に固着された一方の傘歯車、この一方の傘歯車に噛合った他方の傘歯車及びこの他方の傘歯車に固着されていると共に水平方向に伸びた水平方向軸部材を具備した傘歯車機構と、水平方向軸部材から径方向の一方側に伸びて当該水平方向軸部材に固着された螺子付棒部材と、この螺子付棒部材に螺着された重錘とを具備していてもよく、斯かる重錘機構によれば、螺子付棒部材への重錘の螺着位置を調節することにより、軸部に付与する回転モーメントの大きさを自然換気に対して最適な値にすることができる。
また、斯かる重錘機構を水平方向に伸びている軸部のフレーム外での一端に設けて、当該重錘機構とフィン本体部の自重との協働で通路開放位置に向かう方向の回転モーメントを軸部に付与するようにしてもよく、更には、通路開放位置に向かう方向の回転モーメントを軸部に付与するために、フィン本体部の自重又は重錘を用いる代わりに又はこれらと共に弾性手段を用いてもよく、フィン本体部をこの弾性手段により通路開放位置に向かって回転されるように常時付勢されているようにしてもよい。
本発明の換気ダンパにおいて、フィン本体部は、入口孔から出口孔に向かう通路の内部の空気流により、通路閉塞位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントとなる揚力を生じるように、先端部及びその近傍での一方の面で凸面となるように湾曲していてもよく、この場合、フィン本体部は、先端部及びその近傍での他方の面で凹面となるように湾曲していてもよい。
本発明の換気ダンパは、フィンを通路閉塞位置に強制的に回転させる回転手段を更に具備していてもよく、この場合、回転手段は、回転を生起させる回転生起手段と、この回転生起手段により生起された回転をフィンに伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、通路開放位置に回転されたフィンの通路閉塞位置に向かう自由回転を許容するようになっているとよい。
好ましい例では、回転生起手段は、可逆電動モータと、この可逆電動モータの出力回転軸の回転を減速する減速歯車機構とを具備しており、この減速歯車機構は、可逆電動モータの出力回転軸の回転で回転されるように、可逆電動モータの出力回転軸に連結された入力軸と、この入力軸の回転で回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車の回転で回転されるようにウオーム歯車に噛合うウオームホーイル歯車と、ウオームホーイル歯車の回転を伝達手段に出力する出力軸とを具備しており、斯かるウオーム歯車とウオームホーイル歯車とを具備した減速歯車機構によれば、可逆電動モータの不作動時に、出力軸の意図しない回転を阻止でき、強風等によるフィン本体部の通路開放位置及び通路閉塞位置の変動を回避でき、常に、換気ダンパを正常に動作させることができる。
本発明において、回転生起手段はまた、軸部の一定以上の回転を禁止する禁止機構と、この禁止機構による軸部の一定以上の回転の禁止において可逆電動モータに生じる過電流で可逆電動モータへの電力の供給を停止する電力供給停止機構とを具備していてもよく、斯かる禁止機構と電力供給停止機構とを具備した回転生起手段によれば、フィンを通路閉塞位置と自由回転可能な通路開放位置とに正確に配置できる。
本発明の好ましい例では、伝達手段は、出力軸に固着された第一の回転自在部材と、軸部に連結された第二の回転自在部材と、第一及び第二の回転自在部材のうちの一方に一端で固着された連結部材と、第一及び第二の回転自在部材のうちの他方に設けられていると共に連結部材の他方の一端を受容した円弧スリットとを具備しており、円弧スリットは、フィンの回転方向に関して通路開放位置及び通路閉塞位置間で第一及び第二の回転自在部材のうちの一方が第一及び第二の回転自在部材のうちの他方に対して回転できるように、フィンの回転方向に関して円弧状に伸びており、第二の回転自在部材は、通路開放位置に配されたフィンが通路閉塞位置まで自由回転できるように、円弧スリットの範囲内で第一の回転自在部材に対して回転自在になっている一方、回転生起手段により生起された第一の回転自在部材の回転で、通路開放位置に配されたフィンを通路閉塞位置に向かって回転させるように、連結部材を介して第一の回転自在部材により強制回転されるようになっている。
本発明によれば、通路の空気流の流速の変化に拘わらず空気流を利用して一定量の空気を室内に流すことができる上に、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流が生じる際には、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得、その上、フィンの不都合な回転停止を惹起させない換気ダンパを提供することができる。
図1は、本発明の好ましい実施の形態の例の図2に示すI−I線矢視断面説明図である。 図2は、図1に示す例の正面説明図である。 図3は、図2に示すIII−III線矢視断面説明図である。 図4は、図1に示す例の回転体の斜視説明図である。 図5は、図2に示すV−V線矢視断面説明図である。 図6は、図1に示す例の伝達手段の斜視説明図である。 図7は、図1に示す例の動作説明図である。 図8は、図1に示す例の動作説明図である。 図9は、本発明の好ましい実施の形態の他の例の図10に示すIX−IX線矢視断面説明図である。 図10は、図9に示す例の正面説明図である。 図11は、図9に示す例の動作説明図である。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。
図1から図6において、本例の換気ダンパ1は、室外2に開口した入口孔3及び室内4に開口した出口孔5を有する通路6を内部に有したフレーム7と、図1及び図2に示す通路開放位置及び図7及び図8に示す通路閉塞位置間で回転できるようにフレーム7内に軸心O1を中心として方向Rに回転自在に配されたフィン8と、フィン8を通路閉塞位置に強制的に回転させる回転手段9とを具備している。
フレーム7は、互いに対面した一対の側壁板11及び12と、側壁板11及び12を橋絡して当該側壁板11及び12に取付けられたフレーム本体13と、通路6の途中において当該通路6を囲繞してフレーム本体13に嵌着されていると共にゴム等の弾性部材からなる中空の気密部材(閉塞部材)14と、側壁板11及び12を橋絡してフレーム本体13に嵌着されていると共にゴム等の弾性部材からなる中空の緩衝部材15と、側壁板11及び12の夫々の外側面16及び17に取付けられた取付板18及び19とを具備しており、側壁板11及び12の夫々の内側面20及び21と、フレーム本体13の内面22とによって規定されている通路6は、水平方向Hにおいて室外2に向かって開口した入口孔3を一端に有して水平方向Hに伸びた通路部23と、鉛直方向Vにおいて室内4に向かって開口した出口孔5を一端に有して鉛直方向Vに伸びると共に他端で通路部23の他端に連通した通路部24とを具備している。
フィン8は、フレーム7の側壁板11及び12に両端部25及び26で軸心O1を中心として方向Rに回転自在に支持されていると共に通路部23において水平方向Hに伸びた軸部27と、軸部27から径方向の一方側に伸びて軸部27全体に亘って一体的に設けられていると共に二個の中空部28を有したフィン本体部29と、軸部27から径方向の一方側と反対の他方側に伸びて軸部27に一体的に設けられていると共に中空部30を有した突条部31と、軸部27を貫通して当該軸部27に嵌着された軸部材32とを具備しており、軸部27、フィン本体部29及び突条部31は、合成樹脂製であって一体形成されており、軸部材32は、側壁板11を貫通する一方の端部33で当該側壁板11に、側壁板12を貫通する他方の端部34で当該側壁板12に夫々ブッシュ滑り軸受(図示せず)を介して軸心O1を中心として方向Rに回転自在に夫々支持されており、軸部27は、斯かる軸部材32を介して両端部25及び26で側壁板11及び12に軸心O1を中心として方向Rに回転自在に支持されており、両端部25及び26の夫々の水平方向Hの端面は、内側面20及び21の夫々に対して隙間35及び36をもって配されている。
いる。
フィン本体部29は、入口孔3から出口孔5に向かう通路6の内部の空気流Aにより、通路閉塞位置に向かう方向R1の軸部27の軸心O1の回りでの回転モーメントとなる揚力を生じるように、先端部41及びその近傍での一方の面42で滑らかな凸面となるように湾曲している一方、他方の面43で凹凸をもって形成されており、而して、フィン本体部29は、通路6を入口孔3から出口孔5に向かって通過する空気流Aにより通路閉塞位置に向かう方向R1の軸部27の回りでの回転モーメントを軸部27に付与するようになっている。
フィン本体部29は、突条部31の径方向の長さに比較してより長い径方向の長さを有して、突条部31の重量に比較してより重い重量を有している結果、軸部27には、フィン本体部29の自重により通路開放位置に向かう方向R2の回転モーメントが付与されている。
斯かるフィン8は、図1及び図2に示すように、定風量自然換気動作において方向R2の回転で通路開放位置に回転された際に、突条部31で緩衝部材15に接触して緩衝部材15の弾性変形で通路開放位置での方向R2の回転停止の衝撃を和らげられ、定風量自然換気動作において通路6を入口孔3から出口孔5に向かって通過する空気流Aが発生していない際には、フィン本体部29の自重により付与される通路開放位置に向かう方向R2の回転モーメントでフィン本体部29を通路開放位置に維持する一方、図7及び図8に示すように、通路閉塞位置に回転された際に、フィン本体部29の面42で気密部材14を弾性的に多少変形させて当該面42で気密部材14に接触して通路6全体をフィン本体部29で気密に閉塞するようになっている。
回転手段9は、方向Rの回転を生起させる回転生起手段51と、回転生起手段51により発生された回転をフィン8に伝達する伝達手段52とを具備している。
回転生起手段51は、取付板18に固着された基台55と、基台55に設けられている可逆電動モータ56と、基台55に設けられていると共に可逆電動モータ56の出力回転軸57の回転を減速する減速歯車機構58と、軸部27の一定以上の回転、即ち、通路閉塞位置を超えての方向R1のフィン本体部29の更なる回転と通路開放位置を超えての方向R2のフィン本体部29の更なる回転とを禁止する禁止機構59と、禁止機構59による軸部27の一定以上の回転の禁止において可逆電動モータ56に生じる過電流で可逆電動モータ56への電力の供給を停止する電力供給停止機構60とを具備している。
減速歯車機構58は、収容筐体64と、可逆電動モータ56の出力回転軸57の回転で回転されるように、可逆電動モータ56の出力回転軸57に連結された入力軸65と、互いに噛合った複数の歯車を介して入力軸65の回転で回転されるウオーム歯車66と、ウオーム歯車66の回転で回転されるようにウオーム歯車66に噛合うウオームホーイル歯車67と、ウオームホーイル歯車67の回転を伝達手段52に出力する出力軸68とを具備しており、収容筐体64内に、互いに噛合った複数の歯車、ウオーム歯車66及びウオームホーイル歯車67が収容されており、入力軸65、互いに噛合った複数の歯車、ウオーム歯車66、ウオームホーイル歯車67及び出力軸68の夫々は、収容筐体64に回転自在に支持されている。
収容筐体64に回転自在に支持されたウオーム歯車66の回転軸72は、当該収容筐体64から外部に突出した端部73を具備しており、端部73の人手による回転により回転軸72を介してウオーム歯車66を回転し得るようになっている。
禁止機構59は、収容筐体64に回転自在に支持された出力軸68に収容筐体64の外部で固着された回転体75と、収容筐体64の側壁面76に固着された回転阻止部材77とを有しており、回転体75は、出力軸68に固着された円盤状の本体部78と、本体部78の軸方向の一方の端面79から軸方向に突出すると共に当該端面79に一体的に形成された半円筒部80とを具備しており、回転阻止部材77は、方向Rにおいて、半円筒部80の一方の端面85と他方の端面86との間の円弧切欠き87に配されている。
禁止機構59は、回転体75及び回転体75が固着された出力軸68の方向R1の回転における回転阻止部材77の方向Rの一方の側面91への端面85の衝突で、回転体75及び出力軸68の方向R1のそれ以上の回転を、そして、回転体75、従って出力軸68の方向R2の回転における回転阻止部材77の方向Rの他方の側面92への端面86の衝突で、回転体75、従って出力軸68の方向R2のそれ以上の回転を夫々禁止するようになっている。
電力供給停止機構60は、電力を供給した、即ち、通電した可逆電動モータ56の出力回転軸57の回転により、入力軸65、互いに噛合った複数の歯車、ウオーム歯車66、ウオームホーイル歯車67及び出力軸68を介して回転体75が回転された後に、側面91への端面85の衝突又は側面92への端面86の衝突での回転体75の回転禁止に基づいて出力回転軸57が回転できなくなった際に、可逆電動モータ56に生じる過電流を検出して可逆電動モータ56への電力の供給を停止する、即ち、通電を停止するようになっている。
伝達手段52は、出力軸68に固着された円盤状の回転自在部材101と、軸部材32の端部33に固着されて当該軸部材32を介して軸部27に連結されていると共に回転自在部材101と同心であって回転自在部材101に対面して配された円盤状の回転自在部材102と、回転自在部材102に一端103で固着された連結部材としての一対のピン部材104及び105と、回転自在部材101に設けられていると共にピン部材104及び105の夫々の他方の一端106を受容した一対の円弧スリット107及び108とを具備している。
軸心O1に関して対称に配された円弧スリット107及び108において、円弧スリット107は、方向Rにおいて回転自在部材101の円弧面111及び112で規定されており、円弧スリット108は、方向Rにおいて回転自在部材101の円弧面113及び1114で規定されており、斯かる円弧スリット107及び108により、回転阻止部材77の側面92と半円筒部80の端面86とが接触する回転自在部材101の回転状態おいて、通路開放位置又は通路閉鎖位置以外の位置に回転されているフィン8の空気流Aの増大による方向R1の回転に基づく回転自在部材102の同方向R1の回転で、当該回転自在部材102に植設されたピン部材104及び105の夫々の他方の一端106が円弧面112及び円弧面114に衝突すると、回転自在部材102に加えてフィン8の同方向R1のそれ以上の回転は禁止される一方、通路閉鎖位置又は通路開放位置以外の位置に回転されているフィン8の空気流Aの減少又は消失による方向R2の回転に基づく回転自在部材102の同方向R2の回転でピン部材104及び105の夫々の他方の一端106が円弧面111及び円弧面113に衝突すると、回転自在部材102に加えてフィン8の同方向R2のそれ以上の回転は、禁止されるようになっており、また、側面92と端面86とが接触する回転体75の回転状態から、可逆電動モータ56への通電による出力軸68を介する回転自在部材101の方向R1の回転で、ピン部材104及び105の夫々の他方の一端106が円弧面111及び円弧面113に方向R1に押されて、端面85が側面91に衝突するまで回転自在部材102が強制的に方向R1に回転され、斯かる回転自在部材102の方向R1の回転で軸部材32を介してフィン8は同方向R1に回転されて通路閉鎖位置に強制的にもたらされるようになっている。
このように円弧スリット107及び108は、フィン8の回転方向である方向Rに関して通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転自在部材102が回転自在部材101に対して回転できるように、フィン8の回転方向である方向Rに関して円弧状に伸びており、回転自在部材102は、通路開放位置に配されたフィン8が通路閉塞位置まで自由回転できるように、円弧スリット107及び108の範囲内で回転自在部材101に対して方向Rに回転自在になっている一方、回転生起手段51により生起された方向R1の回転で、通路開放位置に配されたフィンを通路閉塞位置に向かって回転させるように、ピン部材104及び105により強制回転されるようになっており、而して、伝達手段52は、通路開放位置に回転されたフィン8の通路閉塞位置に向かう自由回転を許容するようになっている。
以上の換気ダンパ1では、図1及び図2に示すように、電力供給停止機構60からの可逆電動モータ56への通電がなく、通路6での空気流Aが消失してフィン8が方向R2に自由回転自在に通路開放位置に回転されている際には、出力軸68は、ウオームホーイル歯車67のウオーム歯車66への噛合いで方向Rに回転しないようになっており、フィン8の突条部31は、緩衝部材15に、回転体75の端面86は、回転阻止部材77の側面92に、ピン部材104の一端106は、円弧面111に、そして、ピン部材105の一端106は、円弧面113に夫々接触しており、この状態で、通路6での空気流Aの増減が生じると、フィン本体部29に生じる揚力に基づく方向R1の軸部27の回りでの回転モーメントとフィン本体部29の自重に基づく方向R2の軸部27の回りでの回転モーメントとの大小で、フィン8は、円弧スリット107及び108の方向Rの範囲内における軸心O1の回りで方向R1又はR2に回転されて定風量となるように通路6を開閉し、例えば3m/sec以上の空気流Aにおいては、フィン8は、図7及び図8に示すように、フィン本体部29の面42で気密部材14に接触して、フィン本体部29で通路6全体を気密に閉塞し、而して、定風量自然換気動作を行う。
また、換気ダンパ1では、回転体75の端面86が回転阻止部材77の側面92に接触している状態で、通路6の強制閉鎖に係るスイッチの手動等による投入又は制御装置からの命令信号により電力供給停止機構60からの可逆電動モータ56への通電がなされると、可逆電動モータ56の出力回転軸57の回転で、入力軸65、互いに噛合った複数の歯車、ウオーム歯車66、ウオームホーイル歯車67及び出力軸68を介して回転体75及び回転自在部材101が軸心O1の回りで方向R1に回転され、回転自在部材101のこの回転で円弧面111及び113の夫々に接触したピン部材104及び105を介して回転自在部材102は、軸心O1の回りで方向R1に回転され、回転自在部材102の軸心O1の回りで方向R1の回転で、軸部材32を介してフィン8は通路閉鎖位置に向かって同方向R1に回転される一方、回転体75の軸心O1の回りでの方向R1の回転で、端面86の側面92への接触が解除されて、回転体75の端面85が回転阻止部材77の側面91に接近して、回転体75の端面85が回転阻止部材77の側面91に衝突すると、電力供給停止機構60は、可逆電動モータ56の過電流を検出して、可逆電動モータ56への通電を停止し、これにより、ウオームホーイル歯車67のウオーム歯車66への噛合いで方向Rに回転できない出力軸68でもって、フィン8は、フィン本体部29の面42で気密部材14を弾性的に多少変形させて当該面42で気密部材14に接触して通路6全体をフィン本体部29で気密に閉塞する通路閉鎖位置に保持される。
更にまた、換気ダンパ1では、回転体75の端面85が回転阻止部材77の側面91に接触している状態で、通路6の開放に係るスイッチの手動等による投入又は制御装置からの命令信号により電力供給停止機構60からの可逆電動モータ56への通電がなされると、可逆電動モータ56の出力回転軸57の逆回転で、入力軸65、互いに噛合った複数の歯車、ウオーム歯車66、ウオームホーイル歯車67及び出力軸68を介して回転体75及び回転自在部材101が軸心O1の回りで方向R2に回転され、回転自在部材101のこの回転で円弧スリット107及び108も軸心O1の回りで方向R2に回転され、一端106が円弧スリット107及び108に配されたピン部材104及び105をもった回転自在部材102は、軸心O1の回りで方向R2に回転可能となる結果、フィン8は、フィン本体部29の自重により通路開放位置に向かって軸心O1の回りで方向R2に回転される一方、回転体75の軸心O1の回りでの方向R2の回転で、端面85の側面91への接触が解除されて、回転体75の端面86が回転阻止部材77の側面92に接近して、回転体75の端面86が回転阻止部材77の側面92に衝突すると、電力供給停止機構60は、可逆電動モータ56の過電流を検出して、可逆電動モータ56への通電を停止し、これにより、ウオームホーイル歯車67のウオーム歯車66への噛合いで方向Rに回転できない出力軸68でもって、フィン8は、突条部31を緩衝部材15に接触させた通路開放位置にもたらされる。
加えて、換気ダンパ1では、端部73の人手による回転により回転軸72を介してウオーム歯車66を回転し得るようになっているために、停電等において可逆電動モータ56を正常に動作させることができない場合等にフィン8を通路開放位置及び通路閉塞位置に人手により配置することができる。
円弧スリット107及び108は、定風量自然換気動作において、フィン本体部29の面42で気密部材14を弾性的に多少変形させる一方、突条部31で緩衝部材15を弾性的に多少変形させる程度にフィン8が方向R1及びR2回転できるように、方向Rに伸びているとよい。
換気ダンパ1では、フィン8は、通路閉鎖位置に回転された際に、通路6全体をフィン本体部29で閉塞するようになっているために、軸部27を通路6から実質的に外れて配置できる結果、軸部27の両端部25及び26の端面での密閉性を確保する側部閉塞部材を省き得、而して、側部閉塞部材による軸部27の両端部25及び26への干渉(摺動抵抗)を回避でき、フィン8の不都合な回転停止を防ぎ得る上に、通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転できるようにフレーム7内に方向Rに回転自在に配されたフィン8のフィン本体部29は、通路6を通過する空気流Aにより通路閉塞位置に向かう方向R1の軸部27の回りでの回転モーメントを軸部27に付与するようになっており、軸部27には、フィン本体部29の自重により通路開放位置に向かう方向R2の軸部27の回りでの回転モーメントが付与されているために、例えば、中空部28の個数、大きさ等を変えて又は中空部28に鉛等の重錘を嵌め込んで通路開放位置に向かう方向R2の軸部27の回りでの回転モーメントの大きさを適宜設定することにより、入口孔3及び出口孔5間に大きな気圧差が生じて通路6に一定以上の流速の空気流A、例えば3m/sec以上の空気流Aが生じる際に、この空気流Aを利用して自然にフィン本体部29を通路閉塞位置に回転させることができ、而して、強風等により通路6を介して出口孔5から室内4に対して必要以上に空気が導出入されて、室内4に不快な空気流Aが生じることをなくし得ると共に、室外2の塵埃を通路6を介して室内4に持ち込むようなことをなくし得、しかも、室内4の空調状態が大きく乱されることがなく、空調消費電力の低減を図り得る。
また、換気ダンパ1では、減速歯車機構58がウオーム歯車66とウオームホーイル歯車67とを具備しているために、可逆電動モータ56の不作動時に、出力軸68の意図しない回転を阻止でき、強風等によるフィン本体部29の通路開放位置及び通路閉塞位置の変動を回避でき、常に、正常に動作させることができる。
加えて、換気ダンパ1では、回転生起手段51が禁止機構59と電力供給停止機構60とを具備しているために、フィン8を通路閉塞位置と自由回転可能な通路開放位置とに正確に配置できる。
ところで、換気ダンパ1は、その軸部27が水平方向Hに伸びて、横型であるが、これに代えて、図9及び図10に示すように、鉛直方向Vに伸びた軸部27をもった換気ダンパ120であってもよく、この場合、軸部27には、当該軸部27に設けられた重錘機構121により通路開放位置に向かう方向R2の回転モーメントが付与されるようになっている。
重錘機構121は、鉛直方向Vに伸びていると共にフレーム7外で軸部27の端部26に軸部材32の端部34を介して連結された鉛直方向軸部材122、鉛直方向軸部材122に固着された傘歯車123、傘歯車123に噛合った傘歯車124、傘歯車124に固着されていると共に水平方向Hに伸びた水平方向軸部材125並びに傘歯車123及び傘歯車124を収容すると共に鉛直方向軸部材122を鉛直方向に伸びた軸心O1を中心として方向Rに回転自在に支持する一方、水平方向軸部材125を水平方向Hに伸びた軸心O2を中心として方向R3に回転自在に支持する収容筐体126を具備した傘歯車機構127と、水平方向軸部材125から径方向の一方側に伸びて当該水平方向軸部材125に固着された螺子付棒部材128と、螺子付棒部材128に位置調整自在に螺着されたナット等からなる重錘129と、傘歯車機構127が取付けられていると共に側壁板12の外側面17に取付けられた基台130とを具備している。
鉛直方向Vに伸びた軸部27と、一の水平方向Hにおいて室外2に向かって開口した入口孔3を一端に有して当該一の水平方向Hに伸びた通路部23及び一の水平方向Hに直交する他の一の水平方向Hにおいて室内4に向かって開口した出口孔5を一端に有して当該他の一の水平方向Hに伸びると共に他端で通路部23の他端に連通した通路部24を具備した通路6と、重錘機構121とを具備してその他が換気ダンパ1と同様に構成された換気ダンパ120では、フィン本体部29の自重に代えて、重錘129の重量が螺子付棒部材128及び傘歯車機構127を介して軸部27に伝達されて、斯かる重錘129の重量によりフィン本体部29には通路開放位置に向かう方向R2の軸部27の回りでの回転モーメントが付与されており、空気流Aによりフィン本体部29が通路閉鎖位置に配されると、螺子付棒部材128が図11に示すように略水平方向Hの伸びる結果、重錘129の重量は、フィン本体部29に通路開放位置に向かう方向R2の軸部27の回りでの最大の回転モーメントを付与するようになる。
窓における窓枠の縦枠と障子の縦枠との間に配置できる以上の縦型の換気ダンパ120でも、横型の換気ダンパ1と同様に動作し、同様の効果を得ることができる。
1 換気ダンパ
2 室外
3 入口孔
4 室内
5 出口孔
6 通路
7 フレーム
8 フィン
9 回転手段
27 軸部
29 フィン本体部

Claims (9)

  1. 入口孔及び出口孔を有する通路を有したフレームと、通路開放位置及び通路閉塞位置間で回転できるようにフレームに回転自在に支持されたフィンとを具備しており、フィンは、フレームに両端部で回転自在に支持された軸部と、この軸部から径方向の一方側に伸びて軸部に設けられていると共にフレーム内に配されたフィン本体部とを具備しており、フィン本体部は、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントを軸部に付与するようになっており、軸部には、フィン本体部の自重により又は当該軸部に設けられた重錘により通路開放位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントが付与されており、フィンは、通路閉鎖位置に回転された際に、通路全体をフィン本体部で閉塞するようになっている換気ダンパ。
  2. 軸部は、水平方向に伸びており、軸部には、フィン本体部の自重により通路開放位置に向かう方向の回転モーメントが付与されている請求項1に記載の換気ダンパ。
  3. 軸部は、鉛直方向に伸びており、軸部には、当該軸部に設けられた重錘機構により通路開放位置に向かう方向の回転モーメントが付与されている請求項1に記載の換気ダンパ。
  4. 重錘機構は、鉛直方向に伸びていると共にフレーム外で軸部に連結された鉛直方向軸部材、この鉛直方向軸部材に固着された一方の傘歯車、この一方の傘歯車に噛合った他方の傘歯車及びこの他方の傘歯車に固着されていると共に水平方向に伸びた水平方向軸部材を具備した傘歯車機構と、水平方向軸部材から径方向の一方側に伸びて当該水平方向軸部材に固着された螺子付棒部材と、この螺子付棒部材に螺着された重錘とを具備している請求項3に記載の換気ダンパ。
  5. フィン本体部は、入口孔から出口孔に向かう通路の内部の空気流により、通路閉塞位置に向かう方向の軸部の回りでの回転モーメントとなる揚力を生じるように、先端部及びその近傍での一方の面で凸面となるように湾曲している請求項1から4のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
  6. フィンを通路閉塞位置に強制的に回転させる回転手段を更に具備しており、回転手段は、回転を生起させる回転生起手段と、この回転生起手段により生起された回転をフィンに伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、通路開放位置に回転されたフィンの通路閉塞位置に向かう自由回転を許容するようになっている請求項1から5のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
  7. 回転生起手段は、可逆電動モータと、この可逆電動モータの出力回転軸の回転を減速する減速歯車機構とを具備しており、この減速歯車機構は、可逆電動モータの出力回転軸の回転で回転されるように、可逆電動モータの出力回転軸に連結された入力軸と、この入力軸の回転で回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車の回転で回転されるようにウオーム歯車に噛合うウオームホーイル歯車と、ウオームホーイル歯車の回転を伝達手段に出力する出力軸とを具備している請求項6に記載の換気ダンパ。
  8. 回転生起手段は、軸部の一定以上の回転を禁止する禁止機構と、この禁止機構による軸部の一定以上の回転の禁止において可逆電動モータに生じる過電流で可逆電動モータへの電力の供給を停止する電力供給停止機構とを具備している請求項7に記載の換気ダンパ。
  9. 伝達手段は、出力軸に固着された第一の回転自在部材と、軸部に連結された第二の回転自在部材と、第一及び第二の回転自在部材のうちの一方に一端で固着された連結部材と、第一及び第二の回転自在部材のうちの他方に設けられていると共に連結部材の他方の一端を受容した円弧スリットとを具備しており、円弧スリットは、フィンの回転方向に関して通路開放位置及び通路閉塞位置間で第一及び第二の回転自在部材のうちの一方が第一及び第二の回転自在部材のうちの他方に対して回転できるように、フィンの回転方向に関して円弧状に伸びており、第二の回転自在部材は、通路開放位置に配されたフィンが通路閉塞位置まで自由回転できるように、円弧スリットの範囲内で第一の回転自在部材に対して回転自在になっている一方、回転生起手段により生起された第一の回転自在部材の回転で、通路開放位置に配されたフィンを通路閉塞位置に向かって回転させるように、連結部材を介して第一の回転自在部材により強制回転されるようになっている請求項6から8のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
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