JP2015106788A - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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雄介 西田
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Abstract

【課題】コンテンツの送信元のサーバーの切り替えを自動化し、同一のコンテンツを視聴し続けるために要していた手間や時間的損失を無くす。【解決手段】プレーヤーは、第一のサーバーからユーザー所望のコンテンツの送信を受け、当該コンテンツの再生を行っている場合に、通信障害等により第一のサーバーから当該コンテンツを受信することが不能になっても、当該コンテンツの再生が停止するよりも前に別のサーバーから当該コンテンツと同一のコンテンツの送信を受け始め、第一のサーバーから受信した当該コンテンツの再生が停止すると自動的に、当該別のサーバーから受信している当該同一のコンテンツの再生に切り替える。【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツ再生装置に関する。
映像や音声を含むコンテンツを再生可能な再生装置は、このようなコンテンツを保存するサーバーとネットワークで繋がることにより、サーバーからコンテンツの送信を受け、当該コンテンツを再生(ストリーミング再生等)することができる。
なお、複数のホームサーバーに同一番組の変換コンテンツが蓄積されている場合に、前記複数のホームサーバーに配信画質レートを送信要求し、送信された配信画質レートに基づいて選択されたホームサーバーに変換コンテンツを送信要求するクライアント端末が知られている(特許文献1参照)。
特開2005‐328443号公報
上述したサーバーと再生装置との関係においては、サーバーから送信されるコンテンツを再生装置が受信し再生している最中に、コンテンツの通信に何らかの障害や不具合(障害等)が生じた場合、コンテンツの受信を継続できなくなり、コンテンツの再生が中断してしまう。このような中断が発生した場合、ユーザーは、コンテンツの続きを視聴するには、前記障害等を解消させるための作業をサーバー等に対して行う必要がある。また、仮に前記障害等が発生したサーバーとは別のサーバーに同じコンテンツが保存されていたとしても、コンテンツの送信元を当該別のサーバーに切り換える設定をしたり、当該切り替えたサーバーから所望のコンテンツを検索、選択したりする手間が非常に煩雑である。
このようにユーザーは、コンテンツの通信に前記障害等が生じた場合、中断したコンテンツの視聴を続けるには、多大な労力を払う必要があった。なお前記文献1は、前記障害等に起因して生じる上述のようなユーザーの労力を解消するものではなかった。
本発明は少なくとも前記課題を解決するためになされたものであり、コンテンツの通信に障害等が発生してもコンテンツの再生が継続される利便性、快適性を実現するコンテンツ再生装置を提供する。
本発明の態様の一つは、ネットワークで接続されたサーバーが保持するコンテンツの送信を当該サーバーから受けて当該コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置であって、前記ネットワークに接続された第一のサーバーから送信されるコンテンツを再生する期間に、当該コンテンツと同一のコンテンツが、当該第一のサーバーとは別の前記ネットワークに接続されたサーバーに保存されているか否か検索するコンテンツ検索部と、前記検索により前記別のサーバーに前記同一のコンテンツが保存されていることが特定された場合に、前記同一のコンテンツの保存位置を示すアクセス先情報を記憶する記憶部と、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの受信状態に所定の劣化が生じた場合に、前記記憶された前記アクセス先情報が示す保存位置に保存されている前記同一のコンテンツの送信を前記別のサーバーへ要求する送信要求部と、前記要求に応じて前記別のサーバーから送信される前記同一のコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記所定の劣化に基づいて、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の停止を決定する停止決定部と、前記停止が決定された場合に、前記別のサーバーから受信している前記同一のコンテンツの再生を開始する再生制御部と、を備える。
当該構成によれば、コンテンツ再生装置は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生期間中に、当該コンテンツと同一のコンテンツが別のサーバーにも保存されていることを特定し、この同一のコンテンツの保存位置を示すアクセス先情報を記憶する。そして、第一のサーバーから送信されるコンテンツの受信状態に所定の劣化が生じた場合、前記アクセス先情報が示す保存位置に保存されている前記同一のコンテンツの送信を前記別のサーバーから受ける。そして、前記所定の劣化に基づいて、前記第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の停止を決定した場合には、既に前記別のサーバーから受信を開始している前記同一のコンテンツの再生を開始する。
つまり本発明によれば、第一のサーバーから送信されるコンテンツの受信状態に所定の劣化が生じて当該コンテンツの再生を停止する場合に、別のサーバーから受信している同じコンテンツの再生に自動的に切り替わるため、ユーザーは一切の手間を労することなく、コンテンツの視聴を続けることができる。
本発明の態様の一つは、前記コンテンツ検索部は、前記第一のサーバーとは別の前記ネットワークに接続された複数のサーバーを対象として前記検索を実行可能であり、前記記憶部は、前記検索の対象とされた複数のサーバーに前記同一のコンテンツが保存されていることが特定された場合に、前記同一のコンテンツの異なる保存位置を示す複数のアクセス先情報を所定の優先順位と紐付けて記憶し、前記送信要求部は、前記紐付けられた優先順位がより高いアクセス先情報が示す保存位置に保存されている前記同一のコンテンツの送信を要求する、としてもよい。
当該構成によれば、コンテンツ再生装置は、前記同一のコンテンツの入手先(アクセス先情報が示す保存位置)を、第一のサーバーとは別に複数記憶しておくことにより、第一のサーバーから送信されるコンテンツの受信状態に所定の劣化が生じた場合に、前記同一のコンテンツを確実に入手することができる。また、前記優先順位がより高いアクセス先情報が示す保存位置から前記同一のコンテンツを入手するため、例えば、録画時の画質がより高い前記同一のコンテンツを入手することができる。
本発明の態様の一つは、コンテンツ再生装置は、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツと、前記要求に応じて前記別のサーバーから送信される前記同一のコンテンツと、をそれぞれ一時的に蓄積するバッファ部を備え、前記再生制御部は、前記停止が決定されるまでは、前記バッファ部に蓄積された前記第一のサーバーから送信されたコンテンツを再生し、前記停止が決定された後は、前記バッファ部に蓄積され前記別のサーバーから送信された前記同一のコンテンツを再生する、としてもよい。
当該構成によれば、コンテンツ再生装置は、前記所定の劣化が生じてから、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の停止を決定するまでの間は、既にバッファ部に蓄積された第一のサーバーから送信されたコンテンツを再生し、当該停止が決定された後は、バッファ部に蓄積され前記別のサーバーから送信された前記同一のコンテンツを再生することができる。そのため、第一のサーバーから送信されたコンテンツの再生から前記別のサーバーから送信された前記同一のコンテンツの再生への切り替えが非常に円滑となり、コンテンツを視聴しているユーザーにストレスや違和感を与えない。
本発明の態様の一つは、前記送信要求部は、前記所定の劣化が生じたと判定した時点での、前記第一のサーバーから送信されたコンテンツの再生位置を示す時間情報を記憶し、前記同一のコンテンツ内の当該時間情報が示す再生位置以降のデータの送信を要求するとしてもよい。
当該構成によれば、コンテンツ再生装置は、ユーザーがコンテンツの続きを視聴するために必要なデータを効率的に前記別のサーバーから入手することができる。また、前記停止が決定された後に、それまでユーザーが視聴していたコンテンツの続きを確実に再生することができる。
本発明の態様の一つは、前記停止決定部は、前記所定の劣化が回復しないと判定した場合は、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の停止を決定し、前記所定の劣化が回復したと判定した場合は、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の継続を決定し、前記再生制御部は、前記継続が決定された場合に、前記第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生を継続するとしてもよい。
当該構成によれば、所定の劣化が回復した場合、つまり当該劣化が一時的なものである場合には、コンテンツ再生装置は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生を継続することができる。
前記所定の劣化の具体例は多岐に渡る。一例としては、前記所定の劣化とは、前記第一のサーバーからの前記コンテンツの受信停止である。つまり、コンテンツ再生装置は、第一サーバーから前記コンテンツを受信できなくなった場合に、所定の劣化が発生したと判定する。また、コンテンツ再生装置は、前記第一のサーバーから前記コンテンツを受信する際のビットレートが低下した場合に、所定の劣化が発生したと判定してもよい。あるいは、コンテンツ再生装置は、前記第一のサーバーから受信する前記コンテンツにかかるデータに不連続性が在る場合に、所定の劣化が発生したと判定してもよい。
このように、本発明では、第一のサーバーから送信される前記コンテンツの受信状態に種々の劣化が生じた場合に、前記別のサーバーから送信される前記同一のコンテンツの再生に自動的に切り替わるため、ユーザーは一切の手間を労することなく、コンテンツの視聴を続けることができる。
本発明の技術的思想は、上述したコンテンツ再生装置とは別の物や方法によって実現されてもよい。例えば、上述したコンテンツ再生装置が実行する処理工程を有する方法の発明や、当該処理工程をハードウェア(コンテンツ再生装置が搭載するコンピューター)に実行させるプログラムの発明や、当該プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体、等にて本発明が実現されてもよい。また、上述した第一のサーバーや別のサーバーとコンテンツ再生装置とを含むシステムや、当該システムに対応する方法の発明、さらには、当該システムに含まれる各サーバー等も、それぞれ発明として捉えることが可能である。
本実施形態にかかるシステム構成の概略を例示する図である。 制御部が実現する各機能を示すブロック図である。 第一の実施形態にかかる再生制御処理を示すフローチャートである。 同一コンテンツの検索処理を示すフローチャートである。 コンテンツの受信や再生のタイミングを説明する図である。 第二の実施形態にかかる再生制御処理を示すフローチャートである。 第三の実施形態にかかる再生制御処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態を、以下の順序に従って説明する。
1.システム構成の概略
2.第一の実施形態
3.第二の実施形態
4.第三の実施形態
1.システム構成の概略
図1は、本実施形態にかかるシステム構成の概略を例示している。当該システムは、プレーヤー10と複数のサーバー30,40,50…とを含む。プレーヤー10は、映像や音声を含んだデジタルコンテンツ(以下、単にコンテンツ)を再生可能なデジタルメディアプレーヤーであり、特許請求の範囲における「コンテンツ再生装置」に該当する。複数のサーバー30,40,50…は各々がデジタルメディアサーバーであり、それらのうちの一つは、特許請求の範囲における「第一のサーバー」に該当し、当該一つのサーバー以外のサーバーは特許請求の範囲における「別のサーバー」に該当する。
これらプレーヤー10やサーバー30,40,50…等は、ネットワークNWに接続することで相互に通信可能である。つまり、プレーヤー10やサーバー30,40,50…はネットワーク機能を有した機器であり、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)の規格に対応した機器である。ネットワークNWは、図示しないルーター等を介して構成されたLAN(ローカルエリアネットワーク)であり、家庭内やオフィス等、ユーザー所望の場所に構築されている。ネットワークNWを介した機器間の通信は、IPアドレス等を用いて行われる。ネットワークNWにおける通信は有線であっても無線であってもよい。
プレーヤー10の具体例としては、デジタルコンテンツの再生に特化したメディアプレーヤー、放送受信機能や録画機能を有するレコーダー、ゲーム機器等の性能を併せ持った複合型のメディアプレーヤー、テレビジョン(TV)、デスクトップ型やラップトップ型のパーソナルコンピューター(PC)、携帯型端末、等が該当する。プレーヤー10は、再生した信号の出力先となる表示装置20と接続している。表示装置20は、液晶ディスプレー、プラズマディスプレー、有機ELディスプレー等である。ただし、プレーヤー10がTVやPCや携帯型端末等である場合は、プレーヤー10自身が表示装置20を一体的に含んだ構成となる。
一方、サーバー30,40,50…の具体例としては、放送受信機能や録画機能を有するレコーダー、PC、ハードディスクドライブ(HDD)、等が該当する。サーバー30,40,50…は、それぞれに複数のコンテンツをHD等の記憶装置に保存している。より具体的には、サーバー30,40,50…は、地上波、BS、CS等のチャンネルで放送された多数の番組(コンテンツ)を保存している。従って、典型的にはサーバー30,40,50…は、複数のチャンネルの番組を並行して録画する機能(多チャンネル録画機能)を有するレコーダーであり、例えば、数日間あるいは数週間に各チャンネルで放送された番組が全てサーバー30,40,50…に録画されている。あるいは、サーバー30,40,50…は、それら自身は放送受信機能や録画機能を有していなくてもよく、多チャンネル録画機能を有する他のレコーダーによって録画された複数の番組を保持している構成であってもよい。
プレーヤー10は、制御部11、バッファ領域15,16、通信用のインターフェイス(IF)17、デコーダー18を含んでいる。制御部11は、CPU12、ROM13、RAM14等を有し、プレーヤー10全体を制御するためのICとして構成されている。制御部11においては、CPU12がROM13に格納されているプログラムをRAM14に読み出して実行することにより、所定の制御処理(後述の再生制御処理等)を実現する。また、制御部11は、IF17を介して、ネットワークNWに繋がった他の機器と通信する。バッファ領域15,16は、後述するように、各サーバーから送信されたコンテンツを一時的に蓄積するための記憶領域であり、HDや半導体メモリーにより構成されている。バッファ領域15,16は、特許請求の範囲における「バッファ部」に該当する。バッファ領域15,16は、物理的に分離した記憶領域であってもよいし、同じ記憶装置やメモリー内で仮想的に分けられた記憶領域であってもよい。
デコーダー18は、制御部11からの指令を受けて、バッファ領域15,16に蓄積されたコンテンツをデコード(復号)し、デコードによって得られた再生信号(映像信号や音声信号)を表示装置20や不図示のスピーカーへ出力する。これにより、コンテンツの再生が実現される。デコード前のコンテンツは、例えば、MPEG‐2(Moving Picture Expert Group-2)等の所定の規格で圧縮・符号化された動画ファイルであり、デコーダー18は、このようなファイルをデコードする。なおプレーヤー10は、図示した要素以外にも、放送信号を受信するためのチューナーや、光ディスク等を対象とした読み込み/書き込みをするためのディスクドライブ等、プレーヤー10の具体例として上述した各製品が通常有する要素を持ち得る。
図2は、制御部11が前記プログラムに従った処理をして実現する各機能を示している。制御部11は、コンテンツ検索部F1、コンテンツ情報記憶部F2、コンテンツ送信要求部F3、コンテンツ受信部F4、停止/継続決定部F5、再生制御部F6、等を有する。こられ各機能については後述する。
サーバー30,40,50(図1)は各々、制御部31,41,51、通信用のIF32,42,52、記憶装置33,43,53を含む。制御部31,41,51は、IF32,42,52を介して、ネットワークNWに繋がった他の機器と通信する。サーバー30が記憶装置33に保存したコンテンツをコンテンツC1、サーバー40が記憶装置43に保存したコンテンツをコンテンツC2、サーバー50が記憶装置53に保存したコンテンツをコンテンツC3、と区別して呼ぶこととする。
このようなシステムを例として、以下に複数の実施形態を説明する。
2.第一の実施形態
図3は、第一の実施形態にかかる再生制御処理をフローチャートにより示している。再生制御処理を開始する前提として、プレーヤー10は、ネットワークNWを介して通信可能なサーバー30,40,50…のいずれかからコンテンツの送信を受け、受信したコンテンツにかかるデータをバッファ領域15に順次蓄積しつつ、当該蓄積したコンテンツを再生しているものとする。ここでは一例として、プレーヤー10は、サーバー30が保存するある一つの番組(コンテンツC1)をサーバー30から受信しながら再生しているものとする。このようなコンテンツC1は、現在再生中のコンテンツC1、再生対象のコンテンツC1等とも表記する。サーバー30が「第一のサーバー」であり、サーバー40,50…が「別のサーバー」であると仮定して説明を行う。
ステップS100では、コンテンツ検索部F1が、コンテンツC1の再生期間中に、該コンテンツC1と同一のコンテンツが、サーバー30とは別の、ネットワークNWに接続されたサーバー40,50…に保存されているか否か検索する。
図4は、ステップS100の処理の詳細をフローチャートにより示している。ステップS100の処理においては、コンテンツ検索部F1は、まず、前記別のサーバー40,50…の一台に対して、コンテンツリストの開示を要求するコマンドを発信する(ステップS101)。当該コマンドを受信したサーバー(仮にサーバー40とする。)は、その時点で自己が保存しているコンテンツ(コンテンツC2)のリスト(コンテンツリスト)を生成し、生成したコンテンツリストを当該コマンドの送信元(プレーヤー10)へ返信する。この結果、コンテンツ検索部F1は、サーバー40のコンテンツリストを取得する(ステップS102)。コンテンツリストは、例えば、コンテンツ毎の、タイトル(番組名)、日時情報(録画開始時刻等の情報)、チャンネル番号、放送局名、等の属性情報を記載したリストである。各サーバーでは、各コンテンツはこのような属性情報とともに保存されているため、容易にコンテンツリストを生成できる。また、このような属性情報は、サーバーからプレーヤー10へコンテンツが送信されるときにも、コンテンツに付随している。
次に、コンテンツ検索部F1は、現在再生中のコンテンツC1の属性情報と、ステップS102で取得したコンテンツリスト内のコンテンツ毎の属性情報とを照合する。そして、コンテンツリスト内に現在再生中のコンテンツC1と属性情報が一致する番組(同一の番組)が掲載されているか否か、つまり、現在再生中のコンテンツC1と同一の番組(コンテンツC2)がサーバー40に保存されているか否か判定する(ステップS103)。そして、このような同一の番組がコンテンツリストに掲載されていることが特定された場合(ステップS103において“Yes”)、コンテンツ情報記憶部(記憶部)F2は、当該同一の番組(コンテンツC2)の保存位置を示すアクセス先情報を、例えば制御部11内の所定のメモリーに記憶する(ステップS104)。アクセス先情報には、当該同一の番組(コンテンツC2)を保存するサーバー40のサーバー名や、当該同一の番組(コンテンツC2)の保存位置を示すアドレス情報(URL)等が含まれる。アクセス先情報も、前記属性情報の一種である。一方、現在再生中のコンテンツC1と同一の番組(コンテンツC2)がサーバー40に保存されていないと判定された場合(ステップS103において“No”)、ステップS104はスキップされる。
ステップS105では、コンテンツ検索部F1は、ステップS102で取得したコンテンツリスト内の全てのコンテンツを対象として現在再生中のコンテンツC1の属性情報に基づいて検索を終えたか否か判定する。当該全てのコンテンツを対象とした検索を終えていない場合はステップS103へ戻る一方、当該全てのコンテンツを対象とした検索を終えた場合は、ステップS106へ進む。ステップS106では、コンテンツ検索部F1は、ネットワークNWを介して通信可能な全ての前記別のサーバー40,50…を対象として同一コンテンツの検索を終えたか否か判定し、当該全ての前記別のサーバー40,50…を対象とした検索を終えていない場合はステップS101へ戻る。ステップS101では、未だ検索の対象としていない前記別のサーバー40,50…のうちの一台(例えば、サーバー50)を対象として、ステップS101以下の処理を繰り返す。一方、当該全ての前記別のサーバー40,50…を対象とした検索を終えた場合は、コンテンツ検索部F1は、ステップS100の処理(図4のフローチャート)を終える。コンテンツ検索部F1は、ネットワークNWを介して通信可能な全てのサーバー30,40,50…を予め認識しているものとする。
上述のステップS100においては、複数の前記別のサーバー40,50…を対象とした検索を行うことにより、現在再生中のコンテンツC1と同一の番組にかかるアクセス先情報が複数記憶されることが有り得る。例えば、前記別のサーバー40,50それぞれに、現在再生中のコンテンツC1と同一の番組であるコンテンツC2,C3が保存されている場合、これらコンテンツC2のアクセス先情報およびコンテンツC3のアクセス先情報が記憶される(ステップS104)。このような場合、コンテンツ情報記憶部F2は、同一の番組であるコンテンツC2,C3の異なる保存位置を示す複数のアクセス先情報を、所定の優先順位と紐付けて記憶する。
優先順位とは、例えば録画モードの差であり、コンテンツ情報記憶部F2は、同一のコンテンツに関する複数のアクセス先情報のうち、より高い画質の録画モードで録画されているコンテンツのアクセス先情報に、より高い優先順位を付与する。このような録画モードも前記属性情報の一種である。あるいは、優先順位とは、例えばユーザーが予め各サーバーに設定した順位であってもよい。つまり、ユーザーは、コンテンツの送信元となるサーバー間に優先順位を設定しておくことができる。そして、コンテンツ情報記憶部F2は、同一のコンテンツに関する複数のアクセス先情報のうち、より高い順位のサーバーに保存されているコンテンツのアクセス先情報に、より高い優先順位を付与する。
図3の説明に戻る。ステップS110では、コンテンツ送信要求部(送信要求部)F3は、現在再生中のコンテンツC1にかかるデータ(第一のサーバーであるサーバー30から送信されるデータ)の受信が停止したか否か判定する。ステップS110の判定は、コンテンツC1の再生中は繰り返し行う。受信停止とは、受信状態の所定の劣化の一種であり、例えば、コンテンツ送信要求部F3は、それまでIF17を介して継続的に受信していたコンテンツC1にかかるデータの入力が切れた場合や、サーバー30側からコンテンツの送信に関するエラー通知(コンテンツの配信を停止する旨の通知)がされた場合に、前記受信が停止したと判定する。受信が停止する原因としては、例えば、サーバー30からプレーヤー10へ到るネットワークNW上の経路(特に、無線通信の経路)に何らかの通信障害が発生した場合が考えられる。また、サーバー30側の処理負担の増大に伴って前記受信が停止することもある。サーバー30は、プレーヤー10へコンテンツを配信する処理以外にも、例えば、テレビ番組の録画や再生、他の機器へのデータ配信等を並行処理している場合がある。このような並行処理に起因して制御部31の負担がある程度まで達したときに、サーバー30は前記エラー通知をし、プレーヤー10へのデータ配信を強制的に停止することがある。
また、コンテンツ送信要求部F3は、サーバー30からのコンテンツC1にかかるデータの入力が切れた場合に、コンテンツC1の全体の長さ(番組の長さ)と、現時点でコンテンツC1に関して再生済みの分の再生時間と現在バッファ領域15に蓄積されているコンテンツC1にかかるデータ量から得られる再生時間との和、とを比較するとしてもよい。そして、当該比較の結果、コンテンツC1の全体を再生するために必要なデータの一部が未受信であると判定できた場合に、前記受信が停止したと判定してもよい。なお、コンテンツC1の全体の長さ(番組の長さ)は、コンテンツC1の受信を開始した際に得られているコンテンツC1にかかる属性情報に含まれている。
ステップS110で前記受信が停止したと判定した場合(ステップS110において“Yes”)、ステップS120においてコンテンツ送信要求部F3は、その時点(前記所定の劣化が生じた見なせる時点)でのコンテンツC1の再生位置を示す時間情報を、例えばデコーダー18から取得し、制御部11内の所定のメモリーに記憶する。ここで言う時間情報とは、例えば、動画ファイル(コンテンツ)のフレーム毎に与えられたタイムコード等が該当する。つまり、プレーヤー10は、サーバー30に保存されたあるコンテンツC1について、ステップS120で記憶された時間情報が示す再生位置までは少なくとも再生済みである。
次に、ステップS130では、コンテンツ送信要求部F3は、ステップS100(ステップS104、図4参照。)で記憶済みのアクセス先情報を読み出し、当該アクセス情報が示す保存位置に保存されている、前記再生対象のコンテンツC1と同一のコンテンツの送信を、前記別のサーバーへ要求する。例えば、アクセス先情報が、前記別のサーバー40における保存位置を示す場合には、コンテンツ送信要求部F3は、前記別のサーバー40へアクセスし、当該保存位置に保存されているコンテンツC2(前記再生対象のコンテンツC1と同一のコンテンツ)の送信を要求する。コンテンツ送信要求部F3は、前記再生対象のコンテンツC1と同一のコンテンツに関して記憶されたアクセス先情報が複数存在する場合は、紐付けられた優先順位がより高いアクセス先情報が示す保存位置に保存されているコンテンツの送信を要求する。例えば、前記別のサーバー40におけるコンテンツC2のアクセス先情報と、前記別のサーバー50におけるコンテンツC3のアクセス先情報とが在り、コンテンツC3のアクセス先情報に紐付けられた優先順位の方が高い場合、コンテンツ送信要求部F3は、前記別のサーバー50へアクセスし、当該コンテンツC3の送信を要求する。
コンテンツ送信要求部F3による前記要求に応じて、前記要求を受けた前記別のサーバーから、前記要求にかかるコンテンツのプレーヤー10への送信が開始され、コンテンツ受信部F4は、このように前記別のサーバーから送信されるコンテンツを受信する。当該ステップS130で受信を開始した前記別のサーバーからのコンテンツは、バッファ領域16に蓄積される。当該ステップS130では、コンテンツ送信要求部F3は、前記要求するコンテンツ全体のデータの送信を要求してもよいが、必要な部分のデータのみを要求してもよい。つまり、コンテンツ送信要求部F3は、前記要求するコンテンツ全体のデータのうち、前記ステップS120で記憶された時間情報が示す再生位置以降のデータの送信を要求する。このような要求を受けた、前記別のサーバーは、要求された再生位置以降のデータを、プレーヤー10へ送信する。
ステップS110において“Yes”の判定がされた場合、ステップS120,S130の処理とほぼ並行して、停止/継続決定部(停止決定部)F5によりステップS125の処理が実行される。ステップS125では、停止/継続決定部F5は、第一のサーバーであるサーバー30に対して再接続を試みる(再接続処理)。例えば、停止/継続決定部F5は、ある一定期間中、サーバー30に対して、前記受信が停止した再生対象のコンテンツC1の送信再開を要求し、当該要求に応じて再生対象のコンテンツC1の送信が復活することを待つ。
ステップS140では、停止/継続決定部F5は、第一のサーバーであるサーバー30からのコンテンツC1の受信停止(受信状態の所定の劣化)に基づいて、再生対象のコンテンツC1を受信不可であるか否か最終判定する。具体的には、ステップS125の再接続処理の結果、サーバー30からの再生対象のコンテンツC1の受信が再開できなければ、受信停止(所定の劣化)が回復しないため、受信不可と判定し、ステップS150へ進む。一方、ステップS125の再接続処理の結果、サーバー30からの再生対象のコンテンツC1の受信が再開できれば、受信停止(所定の劣化)が回復したため、受信可能と判定し、ステップS160へ進む。このような停止/継続決定部F5は、前記所定の劣化が回復しないと判定した場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の停止を決定し、前記所定の劣化が回復したと判定した場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の継続を決定していると言える。
ステップS150では、再生制御部F6は、前記別のサーバーから受信している前記同一のコンテンツの再生を開始する。つまり、サーバー30からの再生対象のコンテンツC1の再生を止め、前記ステップS130でコンテンツ受信部F4が受信を開始している前記別のサーバーからの、再生対象のコンテンツC1と同一のコンテンツの再生を開始する。一方、ステップS160では、前記ステップS130でコンテンツ受信部F4が開始した前記別のサーバーからのコンテンツの受信(処理A、図3参照。)を停止させ、サーバー30からの再生対象のコンテンツC1の再生を継続する。
以上により、再生制御処理(図3)が終了する。ただし、この再生制御処理は、プレーヤー10がいずれかのサーバーからのコンテンツを再生している期間において繰り返し実行される。つまり、一回の再生制御処理がステップS150で終わった場合は、当該ステップS150で再生を開始するコンテンツの送信元のサーバーが、次の再生制御処理における「第一のサーバー」となる。一方、一回の再生制御処理がステップS160で終わった場合は、それまでの第一のサーバーが、次の再生制御処理においても引き続き「第一のサーバー」である。
図5は、再生制御処理(図3)を、各コンテンツの受信や再生のタイミングに沿って説明するための図である。図5に従った説明においては、第一のサーバーはサーバー30、前記別のサーバーはサーバー40とし、プレーヤー10は、サーバー30が保存するコンテンツC1の再生から、当該コンテンツC1と同一の番組であるサーバー40が保存するコンテンツC2の再生へ切り替えるものとする。プレーヤー10は、コンテンツC1の再生中、何らかの通信障害等によりサーバー30からのコンテンツC1の受信が停止すると(ステップS110)、バッファ領域15へのコンテンツC1のデータの蓄積も止まる。これとほぼ同時に、プレーヤー10は、サーバー40からのコンテンツC2の受信を開始し(ステップS130)、コンテンツC2をバッファ領域16へ蓄積していく。
コンテンツC1の受信が停止しても、コンテンツC1のデータはある程度の量がバッファ領域15に蓄積されている。そのため、コンテンツC1の受信が停止した後も、プレーヤー10はバッファ領域15に残っているコンテンツC1のデータをデコードすることでコンテンツC1の再生をある程度の期間は続けることができる。このような状況で、プレーヤー10は、サーバー30からのコンテンツC1の受信不可を最終的に判定し(ステップS140)、バッファ領域15に残っていたコンテンツC1のデータの再生を全て終える(コンテンツC1の再生を停止する)と、そのとき既にバッファ領域16に幾らか蓄積されているコンテンツC2のデータをデコードしてコンテンツC2の再生を開始する(ステップS150)。なお、プレーヤー10(再生制御部F6)は、コンテンツC1の再生を停止したときの最後の再生位置を示す時間情報を記憶し、バッファ領域16に蓄積されているコンテンツC2のデータのデコードをするとき、当該時間情報が示す再生位置からコンテンツC2の再生を開始する。このような構成によれば、コンテンツC1の再生を停止したときの最後のシーンと、コンテンツC2の再生を開始したときの最初のシーンとが正確に繋がり、ユーザーが視聴している番組の内容が破綻しない。
なお、プレーヤー10は、バッファ領域に蓄積されたデータをデコードする処理に幾らかの時間を要する。そこで、このような時間に起因する前記切り替えにおける時間的損失を無くすために、次のような構成を採用してもよい。具体的には、プレーヤー10は、複数のコンテンツを並行してデコード可能である(例えば、デコーダーを複数有する)構成とする。そして、バッファ領域15に蓄積されたコンテンツC1のデータを第一のデコーダーでデコードして再生信号を表示装置20へ出力する処理のバックグラウンドで、バッファ領域16に蓄積されたコンテンツC2のデータを第二のデコーダーでデコードしつつ表示装置20への再生信号の出力はせずに一時停止状態とする。そして、プレーヤー10は、バッファ領域15に蓄積されたコンテンツC1のデータをデコードして表示装置20への出力を終えたと同時に、それまで一時停止していたコンテンツC2の再生信号を表示装置20へ出力する。かかる構成によれば、コンテンツC1からコンテンツC2へ切り替える際に、コンテンツC2のデコードに起因する時間的損失がほぼゼロとなり、ユーザーは、このような切り替えを認識しない(できない)円滑な視聴を続けることができる。
このように本実施形態によれば、プレーヤー10は、第一のサーバーからユーザー所望のコンテンツの送信を受け、当該コンテンツの再生を行っている場合に、通信障害等により第一のサーバーから当該コンテンツを受信することが不能になっても、当該コンテンツの再生が停止するよりも前に、別のサーバーから当該コンテンツと同一のコンテンツの送信を受け始め、第一のサーバーから受信した当該コンテンツの再生が停止すると自動的に、当該別のサーバーから受信している当該同一のコンテンツの再生に切り替える。そのため、ユーザーとしては、コンテンツの送信元となるサーバーの切り替えに従来要していた手間が一切不要となり、また、このような切り替えに要していた時間的損失が無く、極めて快適に所望のコンテンツの視聴を続けることができる。
また上述したように、前記別のサーバーにおける同一コンテンツの検索の際(ステップS100)、同一コンテンツについてのアクセス先情報が複数ある場合には、アクセス先情報に優先順位が付される。そのため、前記切り替えによって再生されるコンテンツは、優先順位に従って、より画質が高いものや、ユーザーがコンテンツの送信元として優先したいサーバーから送信されるものとなり、視聴の快適性やユーザーの満足度がより高まる。
また上述したように、コンテンツ送信要求部F3は、前記別のサーバーにコンテンツの送信を要求する場合、コンテンツにおける、前記第一のサーバーからの受信状態に所定の劣化が生じた時点での再生位置以降のデータの送信を要求する。そのため、前記別のサーバーからプレーヤー10への通信量を削減でき、前記再生の切り替えに必要なデータを効率的に取得することができる。また、前記別のサーバーからプレーヤー10へ送信されるコンテンツにかかるデータ量を削減することで、バッファ領域16の消費を節約することができる。
3.第二の実施形態
次に、第二の実施形態を説明する。ただし、第二の実施形態(および後述の第三の実施形態)は、第一の実施形態と共通する構成、作用および効果については説明を省略し、第一の実施形態と異なる点について説明する。
図6は、第二の実施形態にかかる再生制御処理をフローチャートにより示している。
ステップS110では、コンテンツ送信要求部F3は、第一のサーバーから再生対象のコンテンツC1を受信する際のビットレート(単位時間あたりの情報量)を検出し、検出したビットレートが所定のしきい値以下であるか否か判定する。そして、ビットレートが当該しきい値以下である場合、コンテンツC1の受信状態に所定の劣化が発生したものとして、ステップS120以下に進む。
ステップS125では、停止/継続決定部F5は、前記ビットレートの監視を継続し、ステップS140では、前記ビットレートが前記所定のしきい値を超える値に回復したか否か判定し、回復していない場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の停止を決定し、ステップS150へ進む。一方、前記ビットレートが前記所定のしきい値を超える値に回復した場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の継続を決定し、ステップS160へ進む。
このような第二の実施形態によれば、プレーヤー10は、第一のサーバーからユーザー所望のコンテンツの送信を受け、当該コンテンツの再生を行っている際、第一のサーバーから送信されるコンテンツのビットレートが所定のしきい値以下に低下し、コンテンツの滑らかな視聴に困難が生じる虞がある場合、別のサーバーから当該コンテンツと同一のコンテンツの送信を受け始め、第一のサーバーから受信した当該コンテンツの再生を停止すると自動的に、当該別のサーバーから受信している当該同一のコンテンツの再生に切り替える。そのため、ユーザーとしては、ビットレートの低下が解消された快適なコンテンツの視聴を続けることができる。
4.第三の実施形態
図7は、第三の実施形態にかかる再生制御処理をフローチャートにより示している。
ステップS110では、コンテンツ送信要求部F3は、第一のサーバーから受信する再生対象のコンテンツC1にかかるデータに連続性があるか否か判定する。そして、不連続性が検出できた場合、コンテンツC1の受信状態に所定の劣化が発生したものとして、ステップS120以下に進む。
データの不連続性とは、データの入力が完全に止まる訳ではないが、続いたり途切れたりする不安定な状態であることを意味する。例えば、データの入力(コンテンツC1にかかるデータの受信)が途切れてP秒以上入力が無ければ、受信が停止したと判定する(第一の実施形態におけるステップS110)とした場合、当該第三の実施形態では、データの入力がQ秒以上途切れてR秒(Q<R<P)以内に次の入力があれば、受信の停止ではないが通信に一種の障害があると判定する。そして、このような障害が、例えば、一定期間内に所定回数以上発生したときに、前記連続性が無い(不連続性の検出)とする。
ステップS125では、停止/継続決定部F5は、前記連続性(あるいは不連続性)の監視を継続し、ステップS140では、前記連続性が回復(不連続性が解消)したか否か判定し、回復(解消)していない場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の停止を決定し、ステップS150へ進む。一方、前記連続性が回復(不連続性が解消)した場合は、第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生の継続を決定し、ステップS160へ進む。
このような第三の実施形態によれば、プレーヤー10は、第一のサーバーからユーザー所望のコンテンツの送信を受け、当該コンテンツの再生を行っている際、第一のサーバーから受信するコンテンツにかかるデータに不連続性があり、コンテンツの滑らかな視聴に困難が生じる虞がある場合、別のサーバーから当該コンテンツと同一のコンテンツの送信を受け始め、第一のサーバーから受信した当該コンテンツの再生を停止すると自動的に、当該別のサーバーから受信している当該同一のコンテンツの再生に切り替える。そのため、ユーザーとしては、不連続性が解消された快適なコンテンツの視聴を続けることができる。
10…プレーヤー、11…制御部、15,16…バッファ領域、17…IF、18…デコーダー、20…表示装置、30,40,50…サーバー、C1,C2,C3…コンテンツ、F1…コンテンツ検索部、F2…コンテンツ情報記憶部、F3…コンテンツ送信要求部、F4…コンテンツ受信部、F5…停止/継続決定部、F6…再生制御部、NW…ネットワーク

Claims (8)

  1. ネットワークで接続されたサーバーが保持するコンテンツの送信を当該サーバーから受けて当該コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置であって、
    前記ネットワークに接続された第一のサーバーから送信されるコンテンツを再生する期間に、当該コンテンツと同一のコンテンツが、当該第一のサーバーとは別の前記ネットワークに接続されたサーバーに保存されているか否か検索するコンテンツ検索部と、
    前記検索により前記別のサーバーに前記同一のコンテンツが保存されていることが特定された場合に、前記同一のコンテンツの保存位置を示すアクセス先情報を記憶する記憶部と、
    前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの受信状態に所定の劣化が生じた場合に、前記記憶された前記アクセス先情報が示す保存位置に保存されている前記同一のコンテンツの送信を前記別のサーバーへ要求する送信要求部と、
    前記要求に応じて前記別のサーバーから送信される前記同一のコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記所定の劣化に基づいて、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の停止を決定する停止決定部と、
    前記停止が決定された場合に、前記別のサーバーから受信している前記同一のコンテンツの再生を開始する再生制御部と、を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記コンテンツ検索部は、前記第一のサーバーとは別の前記ネットワークに接続された複数のサーバーを対象として前記検索を実行可能であり、
    前記記憶部は、前記検索の対象とされた複数のサーバーに前記同一のコンテンツが保存されていることが特定された場合に、前記同一のコンテンツの異なる保存位置を示す複数のアクセス先情報を所定の優先順位と紐付けて記憶し、
    前記送信要求部は、前記紐付けられた優先順位がより高いアクセス先情報が示す保存位置に保存されている前記同一のコンテンツの送信を要求する、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツと、前記要求に応じて前記別のサーバーから送信される前記同一のコンテンツと、をそれぞれ一時的に蓄積するバッファ部を備え、
    前記再生制御部は、前記停止が決定されるまでは、前記バッファ部に蓄積された前記第一のサーバーから送信されたコンテンツを再生し、前記停止が決定された後は、前記バッファ部に蓄積され前記別のサーバーから送信された前記同一のコンテンツを再生する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記送信要求部は、前記所定の劣化が生じたと判定した時点での、前記第一のサーバーから送信されたコンテンツの再生位置を示す時間情報を記憶し、前記同一のコンテンツ内の当該時間情報が示す再生位置以降のデータの送信を要求することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記停止決定部は、前記所定の劣化が回復しないと判定した場合は、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の停止を決定し、前記所定の劣化が回復したと判定した場合は、前記第一のサーバーから送信される前記コンテンツの再生の継続を決定し、
    前記再生制御部は、前記継続が決定された場合に、前記第一のサーバーから送信されるコンテンツの再生を継続することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記所定の劣化とは、前記第一のサーバーからの前記コンテンツの受信停止であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記所定の劣化とは、前記第一のサーバーから前記コンテンツを受信する際のビットレートの低下であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記所定の劣化とは、前記第一のサーバーから受信する前記コンテンツにかかるデータの不連続性であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
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