JP2015106777A - 画像処理装置並びに運転支援装置およびナビゲーション装置およびカメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の画面に映し出される画像の視認性を高めることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置24は、車載カメラ16で撮像される画像を特定する撮像信号に基づき、表示装置15の画面に表示される画像を特定する画像表示信号を生成する生成部25と、地面に対して車両の姿勢変化を示す姿勢情報信号に応じて撮像信号の画像に座標変換を施す処理部26とを備える。地面に対して車両の姿勢が変化しても、被写体の傾きは修正される。
【選択図】図2

Description

本発明は画像処理装置に関する。
特許文献1は車載カメラのキャリブレーション装置を開示する。車載カメラは車両に固定される。車載カメラで校正板が撮像される。校正板には校正パターンが描かれる。校正パターンの画像に基づき車載カメラの位置や姿勢は特定される。位置や姿勢に応じて車載カメラの校正パラメータは特定される。校正パラメータに従って画像内で被写体のずれは修正される。こうして車載カメラのキャリブレーションは実施される。
特開2010−103730号公報 特開2001−328484号公報
一度決められた校正パラメータは固定される。その車載カメラに対して変更されることはない。ここで、車両が配置される地面に対して車両が傾くと、車載カメラは同様に傾く。車載カメラで撮像された画像内で被写体は傾く。その一方で、車両は車が配置される地面に平行にしか動くことはできない。その結果、実際の車両の動きと画面内の被写体の動きとの間に方向のずれが生まれる。動きの向きが一致しない。運転手は車両の動きと画面内の被写体の動きとを良好に結び付けることができない。被写体の視認性は低下してしまう。
本発明のいくつかの態様によれば、表示装置の画面に映し出される画像の視認性を高めることができる画像処理装置を提供する。
本発明の一態様は、車載カメラで撮像される車外の画像を特定する撮像信号に基づき、表示装置の画面に表示される画像を特定する画像表示信号を生成する生成部と、車両が配置される地面に対して車両の姿勢変化を示す姿勢情報信号に応じて前記撮像信号の画像に座標変換を施す処理部とを備える画像処理装置に関する。
車載カメラは車両に固定される。車両が配置される地面に対して車両の姿勢が変化すると、地面に対して車載カメラの姿勢は同様に変化する。したがって、車載カメラで撮像された画像内で被写体は傾く。このとき、画像に座標変換が施されると、被写体の傾きは修正されることができる。その結果、表示装置の画面には車両が配置される地面に対して傾くことなく真っ直ぐな被写体に基づき画像は映し出される。画像の視認性は確実に高まる。運転手は車両の動きと画面内の被写体の動きとを良好に結び付けることができる。
前記座標変換は、前記車両に設定される直交三軸座標系の軸回りで角度を変換することができる。こうして角度変換は確実に実現される。
画像処理装置は記憶部をさらに備え、前記生成部は、前記画像表示信号の生成にあたって前記記憶部に記憶されている処理パラメータを用いて前記撮像信号に画像処理を施すことができ、前記処理部は、前記姿勢情報信号に応じて前記処理パラメータを変更することができる。こうして角度変換は確実に実現される。
前記画像処理は俯瞰変換であることができる。撮像信号の画像では被写体の傾きは修正されることから、俯瞰変換後の画像では車両が配置される地面に対して垂直方向の視線で被写体は映し出されることができる。
以上のような画像処理装置は運転支援装置に組み込まれることができる。このとき、運転支援装置は画像処理装置を備える。こうした運転支援装置は例えば車両に搭載されて利用されることができる。
その他、以上のような画像処理装置はナビゲーション装置に組み込まれることができる。このとき、ナビゲーション装置は画像処理装置を備える。こうしたナビゲーション装置は例えば車両に搭載されて利用されることができる。
その他、以上のような画像処理装置はカメラ装置に組み込まれることができる。このとき、カメラ装置はデータ変換装置を備える。こうしたカメラ装置は車両に搭載されて利用されることができる。
以上のように開示の装置によれば、表示装置の画面に映し出される画像の視認性は高まる。
一実施形態に係る車両すなわち自動車の全体像を概略的に示す斜視図である。 運転支援装置の構成を概略的に示すブロック図である。 ディスプレイパネルの画面に表示される画像の一具体例を示す図である。 カメラ装置で撮像される画像の一具体例を示す図である。 カメラ装置で撮像される画像の他の具体例を示す図である。 カメラ装置で撮像される画像のさらに他の具体例を示す図である。 ディスプレイパネルの画面に表示される画像の他の具体例を示す図である。 カメラ装置で撮像される画像のさらに他の具体例を示す図である。 ディスプレイパネルの画面に表示される画像のさらに他の具体例を示す図である。 カメラ装置で撮像される画像のさらに他の具体例を示す図である。 他の実施形態に係る車両すなわち自動車の全体像を概略的に示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は一実施形態に係る自動車11を概略的に示す。自動車11の車両12には運転支援装置13が搭載される。運転支援装置13はナビゲーション装置14を備える。ナビゲーション装置14はディスプレイパネル(表示装置)15を有する。ディスプレイパネル15は例えば車両12のダッシュボードに組み込まれることができる。ディスプレイパネル15の表示画面には地図その他の情報が表示されることができる。
運転支援装置13はカメラ装置16を備える。カメラ装置16は例えば車両12の後部に設置される。カメラ装置16は例えば車両12のリアバンパーの上方に取り付けられる。カメラ装置16の光軸17は例えば水平面に対して所定の角度に設定される。光軸17は、車両12から後方に離れるにつれて車両12が置かれている地面に近づくように傾斜する。カメラ装置16は車両12後方の被写体を撮像する。ここでは、光軸17に対して水平方向および垂直方向にいずれも少なくとも±90°の画角範囲で被写体の撮像画像は取得される。
カメラ装置16は撮像画像に基づき表示画像の画像信号(以下「表示用画像信号」という)を生成する。表示用画像信号は車両12後方に関してカメラ視点の画像や車両12が配置される地面の俯瞰画像を特定する。画像や俯瞰画像は任意に切り替えられればよい。カメラ装置16はナビゲーション装置14に接続される。ナビゲーション装置14にはカメラ装置16から表示用画像信号が供給される。ディスプレイパネル15の表示画面には表示用画像信号に基づき車両12後方の映像が表示されることができる。この運転支援装置13では、例えば駐車場で駐車スペースに後進で進入する際に運転手は車両12の後方の様子を確認することができる。こうして運転支援装置13は運転手の後方確認を支援することができる。車両12はドア18を備える。ドア18は乗員の乗降に開閉される。
図2に示されるように、カメラ装置16は魚眼レンズ21を備える。魚眼レンズ21は、例えば光軸17に直交する赤道面を有する半球面で被写体の入射面を規定する。その結果、被写体から反射する光は、光軸17に対して水平方向および垂直方向にいずれも少なくとも±90°の画角範囲で入射する。画像では円の中心から外側に遠ざかるにつれて被写体は縮小する。
カメラ装置16は撮像素子22を備える。撮像素子22は、魚眼レンズ21から投影される被写体の画像を電気信号に変換する。撮像素子22はマトリクス状に配置された画素を備える。撮像素子22の撮像面に設定される二次元座標系に従って個々の画素の位置は特定される。例えばベイヤー配列ではRGGB(赤緑緑青)の電気信号で被写体の色が表現される。
カメラ装置16は画像処理部23を備える。画像処理部23は撮像素子22に電気的に接続される。画像処理部23は画素の位置すなわちアドレスを順次指定しながら画素の電気信号を読み出す。画像処理部23はデジタルの撮像信号すなわち撮像データを出力する。撮像データは画素ごとに画像情報を特定する。
カメラ装置16には画像処理装置24が組み込まれる。画像処理装置24は画像処理部23から撮像データを受信する。画像処理装置24は表示画像生成部25および処理部26を備える。表示画像生成部25は、撮像データに基づき、ディスプレイパネル15の画面に表示される画像を特定する画像表示信号を生成する。表示画像生成部25は画像表示信号の生成にあたって処理パラメータを用いて撮像データに俯瞰変換を施す。処理パラメータは例えば記憶部27から取得されればよい。このとき記憶部27には固定の処理パラメータが複数予め記憶されていてもよいし、車両12が配置される地面に対して車両12の姿勢変化を示す姿勢情報信号に応じて処理部26で演算された処理パラメータを記憶してもよい。記憶部27では撮像データの個々の画素ごとに画面上の座標値が指定される。俯瞰変換により俯瞰画像は生成される。
処理部26は姿勢情報信号に応じて前記撮像信号の画像に座標変換を施す。処理部26は姿勢情報信号に応じて処理パラメータを変更する。変更分によれば画面内で車両12が配置される地面に対して被写体の傾きは解消される。処理パラメータは車両12の姿勢に応じて変更される。記憶部27には傾きの角度ごとに1対1で処理パラメータを記憶させておいてもよいし、姿勢に応じて処理パラメータを処理部26で演算させてもよい。
処理部26には個々の車輪(右前輪FR、左前輪FL、右後輪RR、左後輪RL)ごとに設けられた検出センサ28が接続される。個々の検出センサ28の信号線はコネクタ29に接続される。検出センサ28は対応の車輪FR、FL、RR、RLに取り付けられるサスペンション31の沈み量を検出する。車輪FR、FL、RR、RLごとの沈み量に応じて車両12の姿勢は姿勢情報信号として出力される。ここでは、例えば車両12単体の重心に直交三軸座標系の原点が当てはめられる。直交三軸座標系の1軸(例えばz軸)は車両12が配置される地面に平行に車両12の前後方向を規定し、1軸(例えばx軸)は車両12が配置される地面に平行に車両12の車幅方向を規定し、1軸(例えばy軸)は車両12が配置される地面に直交する方向を規定する。車両12の姿勢は例えば直交三軸座標系の各軸回りの回転角で特定される。処理パラメータはこれら回転角を打ち消す値に設定される。
処理部26にはロックセンサ32が接続される。ロックセンサ32の信号線はコネクタ33に接続される。ロックセンサ32はドアロック34の操作を検出する。ドアロック34の施錠や解錠は例えば無線や光通信を通じて電気的に実現される。ドアロック34は解錠の動作を検出すると検出信号を出力する。処理部26は検出信号の受信に応じて検出センサ28の初期値を取得する。自動車11のエンジンが停止し、キーが抜かれ所定時間(例えば10分)以上経過した以降に、ドアロック34が解除されたときには、自動車11にはだれも乗車していないと推定されることから、車両12の姿勢は基準姿勢に相当する。検出センサ28の出力によれば、基準姿勢からの車両12の姿勢変化は特定されることができる。
ナビゲーション装置14は演算処理部36を備える。演算処理部36は画像処理装置24に電気的に接続される。演算処理部36は例えばMPU(マイクロプロセッサユニット)およびメモリを有することができる。例えばメモリに格納されるソフトウェアに従ってMPUは動作することができる。演算処理部36はソフトウェアで実行される処理に従ってカメラ装置16から画像処理装置24により座標変換された後の画像情報を取得することができる。演算処理部36はナビゲーション装置14のナビゲーション動作と運転支援動作とを切り替えることができる。例えば自動車11のギアがバックに入れられると、演算処理部36はナビゲーション動作から運転支援動作にナビゲーション装置14を切り替えることができる。
ディスプレイパネル15は演算処理部36に電気的に接続される。ディスプレイパネル15には演算処理部36から画像情報が供給される。供給される画像情報に応じてディスプレイパネル15の表示画面には地図や車両12後方の映像が映し出されることができる。
次に運転支援装置13の動作を間単に説明する。自動車11に乗員等が乗り込み、ドア18が閉じられ、エンジンが始動されると、検出センサ28は沈み量の初期値を特定する。処理部26は初期値からの乖離量に基づき車両12の傾きを検出する。処理部26は車両12に設定される三次元座標系の軸回りでそれぞれ回転角を算出する。処理部26は算出された回転角を打ち消す形で処理パラメータを特定する。処理部26は回転角の変化に応じて処理パラメータを変更する。
いま、例えば後部座席に乗員が乗車し車両12の後方が沈む場合を想定する。このとき、処理部26はx軸回りで車両12の傾き(チルト角)を検出し姿勢情報信号として出力する。出力された姿勢情報信号に応じて処理パラメータは変更される。ここで、自動車11のギアがバックギアに入れられると、演算処理部36はナビゲーション動作から運転支援動作にナビゲーション装置14を切り替える。記憶部27に格納されている処理パラメータと姿勢情信号とに基づき俯瞰画像ではカメラ視線の傾きは修正される。修正は、記憶部27に多数の処理パラメータを格納しておき、姿勢制御信号に基づき処理部26で選択する形でもよいし、予め初期値として記憶部27に格納されている処理パラメータに、姿勢情報信号を基に処理部26で演算された値を加減算する形でもよい。図3に示されるように、ディスプレイパネル15の画面には車両12が配置される地面に対して傾くことなく真っ直ぐなカメラ視線に基づき俯瞰画像は映し出される。画像の視認性は高まる。したがって、運転手は車両12の動きと画面内の被写体の動きとを良好に結び付けることができる。運転手は車両12と駐車線との平行度を容易く確認することができる。運転手は良好にバックから駐車スペース内で規定の位置に自動車11を止めることができる。その一方で、カメラ装置16で撮像される画像では、カメラ装置16の光軸17は下向きに傾くことから、図4に示されるように、被写体の範囲が狭まると同時にy軸に平行な直線は車両12から遠ざかるにつれて相互に離れるように傾斜する。こうした画像がそのままディスプレイパネル15の画面に映し出されると、車両12と駐車線との平行度を確認することは難しい。バックで駐車スペース内の規定の位置に向かって進むことは難しい。駐車動作の支援に支障を来す。
例えば自動車11の助手席側に前後の座席で多人数が乗り込むと、処理部26はz軸回りで車両12の傾き(ロール角)を姿勢情報信号として出力する。出力された姿勢情報信号に応じて処理パラメータは変更される。記憶部27の処理パラメータに基づき俯瞰画像ではカメラ視線の傾きは修正される。前述と同様に、ディスプレイパネル15の画面には車両12が配置される地面に対して傾くことなく真っ直ぐなカメラ視線に基づき俯瞰画像は映し出される。その一方で、カメラ装置16で撮像される画像では、図5に示されるように、画面の左右で被写体の遠近が描写される。こうした画像がそのままディスプレイパネル15の画面に映し出されると、運転手は操舵の操作と画面内の被写体の動きとを関連づけることが難しい。バックで駐車スペース内の規定の位置に向かって進むことは難しい。駐車動作の支援に支障を来す。
その他、乗員の乗車位置やサスペンション31の設定に応じて、処理部26はy軸回りで車両12の傾き(パン角)を姿勢情報信号として出力する。出力された姿勢情報信号に応じて処理パラメータは変更される。記憶部27の処理パラメータに基づき俯瞰画像ではカメラ視線の傾きは修正される。前述と同様に、ディスプレイパネル15の画面には車両12が配置される地面に対して傾くことなく真っ直ぐなカメラ視線に基づき俯瞰画像は映し出される。その一方で、カメラ装置16で撮像される画像では、図6に示されるように、車両12の直進方向は左右の中心線から傾いて描写される。こうした画像がそのままディスプレイパネル15の画面に映し出されると、運転手は操舵の操作と画面内の被写体の動きとを関連づけることが難しい。バックで駐車スペース内の規定の位置に向かって進むことは難しい。駐車動作の支援に支障を来す。
表示画像生成部25は前述の俯瞰変換に代えてガイド線重畳処理を実施してもよい。図7に示されるように、ガイド線(図中の点線)38は画面内で地平線に平行に描かれる。ガイド線38は車両12が配置される地面の特定の位置を示す。図7では実際の駐車スペースでガイド線38に対応する位置に白テープ39が貼られる。白テープ39は被写体の一部として撮像される。処理部26は前述と同様に車両12が配置される地面に対して車両12の姿勢変化を検出する。検出された傾きに応じて処理パラメータは変更される。記憶部27の処理パラメータに基づき画像では車両12が配置される地面の傾きは修正される。ディスプレイパネル15の画面には地面に対して傾くことなく真っ直ぐなカメラ視線で遠近画像は映し出される。その一方で、カメラ装置16で撮像される画像では、図8に示されるように、画面の水平線に対して車両12が配置される地面は傾いて描写される。ガイド線38は車両12が配置される地面の水平方向に重なることができない。こうした画像がそのままディスプレイパネル15の画面に映し出されると、運転手は操舵の操作と画面内の被写体の動きとを関連づけることが難しい。バックで駐車スペース内の規定の位置に向かって進むことは難しい。駐車動作の支援に支障を来す。
表示画像生成部25では前述の俯瞰変換に代えて画像は水平なカメラ視線の画像に変換されてもよい。魚眼レンズ21で撮像される撮像画像では光軸17から画面の縁に向かって遠ざかるにつれて被写体は拡大する。その結果、実空間の水平面に直交する被写体の直線形状や、光軸17を含む鉛直平面に直交する被写体の直線形状は損なわれ、直線形状は湾曲する。特に、光軸17が下向きに傾く場合には、車両12が配置される地面が湾曲したり道路脇の建物が傾いたり被写体は不自然に描写される。図9に示されるように、画面の下縁から地平線の中央位置に向かって直進性が維持されつつ、同時に画面の垂直方向に被写体の直線形状が維持されると、水平なカメラ視線の画像は得られる。こうした変換にあたって処理部26は前述と同様に車両12が配置される地面に対して車両12の姿勢変化を検出する。検出された傾きに応じて処理パラメータは変更される。記憶部27の処理パラメータに基づき画像では地面の傾きは修正される。ディスプレイパネル15の画面には車両12が配置される地面に対して傾くことなく真っ直ぐなカメラ視線で遠近画像は映し出される。その一方で、カメラ装置16で撮像される画像では、図10に示されるように、画面の水平線に対して車両12が配置される地面は傾いて描写される。同様に、水平線に直交する垂直線は傾いて描写される。こうした画像がそのままディスプレイパネル15の画面に映し出されると、運転手は操舵の操作と画面内の被写体の動きとを関連づけることが難しい。バックで駐車スペース内の規定の位置に向かって進むことは難しい。駐車動作の支援に支障を来す。
図11に示されるように、カメラ装置16は車両12前方の被写体を撮像してもよい。こうした撮像画像は例えば自動車11の自動運転やブレーキ支援システムなどに利用されることができる。例えば画像認識技術に基づき車両12前方の環境は把握されることができる。カメラ装置16は車両12の前後に搭載されてもよい。
なお、カメラ装置16のレンズは必ずしも前述のように魚眼レンズ21である必要はなく中心射影方式のレンズが用いられてもよい。また、車両12の傾きを検出する検出センサ28には座席に組み込まれる重量センサが用いられることができる。例えばシートベルト着用の警告信号に用いられる座席センサが車両12の傾きの検出に利用されれば、運転支援装置13の実現にあたってコストは低減されることができる。その他、検出センサ28の初期値は、エンジン停止時のドアロック34の解錠に応じて特定される必要はなく、予め個々の検出センサ28ごとに絶対値として処理部26に保存されてもよい。また、画像処理装置24は、前述のようにカメラ装置16に組み込まれることができるだけでなく、カメラ装置16とは別に構成されてもよく、ナビゲーション装置14に組み込まれてもよい。
12 車両、13 運転支援装置、14 ナビゲーション装置、15 表示装置(ディスプレイパネル)、16 車載カメラ(カメラ装置)、24 画像処理装置、25 表示画像生成部、26 処理部。

Claims (7)

  1. 車載カメラで撮像される車外の画像を特定する撮像信号に基づき、表示装置の画面に表示される画像を特定する画像表示信号を生成する生成部と、
    車が配置される地面に対して車両の姿勢変化を示す姿勢情報信号に応じて前記撮像信号の画像に座標変換を施す処理部と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、前記座標変換は、前記車両に設定される直交三軸座標系の軸回りで角度を変換することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、処理パラメータを記憶する記憶部をさらに備え、前記生成部は、前記画像表示信号の生成にあたって前記記憶部に記憶されている処理パラメータを用いて前記撮像信号に画像処理を施す機能を有し、前記処理部は、該処理部に入力された前記姿勢情報信号に応じて前記処理パラメータを変更する機能を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、前記画像処理は俯瞰変換であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とするカメラ装置。
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