JP2015097637A - 手持ち型電気掃除機 - Google Patents

手持ち型電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015097637A
JP2015097637A JP2013238938A JP2013238938A JP2015097637A JP 2015097637 A JP2015097637 A JP 2015097637A JP 2013238938 A JP2013238938 A JP 2013238938A JP 2013238938 A JP2013238938 A JP 2013238938A JP 2015097637 A JP2015097637 A JP 2015097637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum cleaner
main body
battery pack
electric blower
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013238938A
Other languages
English (en)
Inventor
雅之 河阪
Masayuki Kosaka
雅之 河阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP2013238938A priority Critical patent/JP2015097637A/ja
Publication of JP2015097637A publication Critical patent/JP2015097637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、使用状態における使用者の持ちやすさを改善した手持ち型電気掃除機を提供する。【解決手段】本発明の手持ち型電気掃除機1は、電動送風機64を収容する本体2を有する。本体2は、使用者が把持する把持部5を有する。本体2は、把持部5と対向する位置に充電可能なバッテリパック8を備える。把持部5は、電動送風機64側に使用者が把持部5を把持した際に指を掛ける指掛け部52を有する。バッテリパック8は、把持部5の指掛け部52より電動送風機64側の第1位置P1まで延在する。【選択図】図3

Description

本発明は、二次電池を備える手持ち型電気掃除機に関するものである。
近年、リチウムイオン電池など二次電池の高性能化により、一般家庭用及び業務用の手持ち型電気掃除機は、吸引力が高くなり、しかも連続使用時間も長くなる傾向にある。その結果、手持ち型電気掃除機の需要が増加している。
手持ち型電気掃除機としては、大別すると、吸引する開口部に短いノズルを取り付けたいわゆるハンディタイプの電気掃除機と、開口部に長い吸込管を取り付けてその先端に吸込ヘッドを取り付けたいわゆるスティックタイプの電気掃除機と、が普及している。また、このようなハンディタイプの手持ち型電気掃除機とスティックタイプの手持ち型電気掃除機とを、掃除機の本体を共通とし、ノズルと吸込管とを交換することで使い分けることができるものもある。
二次電池を備える手持ち型電気掃除機は、一般的に吸引する開口部と、電動送風機と、二次電池を収容するバッテリパックと、を略同一直線状に並べて配置し、電動送風機とバッテリパックとの間に把持部を有するものが多い(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1においては、電気掃除機の本体の重心を把手の中央部近傍に位置させることが提案されている。
すなわち、従来の手持ち型電気掃除機にあっては、把持部の前方に重い電動送風機を配置し、把持部の後方に重いバッテリパックを配置して、把持部を中心に前後の重量バランスをとっている。しかしながら、手持ち型電気掃除機の使用状態においては、ノズルや吸込ヘッドを下方に向けて本体を傾けた状態で使用されるため、把持部を中心に回動しやすく、斜めに傾けた一定の状態を維持しにくいという問題があった。
また、このような手持ち型電気掃除機にあっては、バッテリパックが未だに重く、連続使用時間が長くなることと相まって、長時間の使用における使用者による電気掃除機の持ちやすさと操作性の向上とが市場で望まれている。
特開2004−41760号公報 特開昭63−296721号公報
そこで、本発明の目的は、使用状態における使用者の持ちやすさを改善した手持ち型電気掃除機を提供することにある。
[適用例1]
本適用例に係る手持ち型電気掃除機は、
電動送風機を収容する本体を有し、
前記本体は、使用者が把持する把持部を有し、
前記本体は、前記把持部と対向する位置に充電可能なバッテリパックを備え、
前記把持部は、前記電動送風機側に使用者が把持部を把持した際に指を掛ける指掛け部を有し、
前記バッテリパックは、前記把持部の前記指掛け部より前記電動送風機側の第1位置まで延在することを特徴とする。
本適用例によれば、使用状態における使用者の持ちやすさを改善した手持ち型電気掃除機を提供することができる。すなわち、把持部と対向する位置にあるバッテリパックが指掛け部より前にある第1の位置まで延在していることにより、使用状態において、他の指よりも指掛け部に掛けた指に本体の荷重がかかりやすい。そのため、使用者は、使用状態において、手持ち型電気掃除機を安定して把持することができる。
[適用例2]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記手持ち型電気掃除機の重心は、前記把持部より前記電動送風機側にあることができる。
本適用例によれば、重心が把持部より電動送風機側にあるため、使用状態の中でも最も一般的な使用状態である開口部側を下に向けて傾けた状態になりやすく、指掛け部に掛けた指に本体の荷重がかかりやすく、使用者の持ちやすさをさらに改善することができる。
[適用例3]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記電動送風機は、モータと、該モータによって回転する回転ファンと、を含み、
前記第1位置は、前記モータの下方にあることができる。
本適用例によれば、モータの下方までバッテリパックを延在させることで、モータの下方にあるスペースを有効に利用することができ、コンパクトな手持ち型電気掃除機を提供することができる。
[適用例4]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記第1位置は、前記モータの前記本体の長手方向における中心よりも前記回転ファン側であることができる。
本適用例によれば、モータに隣接したスペースを有効利用してバッテリパックを配置することができ、コンパクトな手持ち型電気掃除機を提供することができる。
[適用例5]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記指掛け部は、凹状の溝であることができる。
本適用例によれば、指掛け部を凹状の溝とすることで、複雑な形状とすることなく使用者に持ちやすい把持部とすることができる。
[適用例6]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記把持部及び前記バッテリパックは、前記電動送風機の位置における前記本体の外形を超えない範囲に配置することができる。
本適用例によれば、電動送風機の位置における本体の外形を超えない範囲に把持部及び
バッテリパックを配置することで、すっきりとした外観の手持ち型電気掃除機とすることができる。
[適用例7]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記バッテリパックは、前記本体の長手方向における前記把持部の長さよりも長く、前記把持部の前方にある前記第1位置から前記把持部の後方にある第2位置まで延在することができる。
本適用例によれば、バッテリパックが把持部の前後に渡って延在することで、把持部の全体にバランスよくバッテリパックの重さが配分され、使用者の持ちやすさをさらに改善することができる。
[適用例8]
前記手持ち型電気掃除機において、
前記本体は、その上面に操作部を有し、
前記操作部は、前記指掛け部に対向する位置に電源スイッチを有することができる。
本適用例によれば、指掛け部において使用者の指の位置は安定しているため、その指掛け部に対向する位置に電源スイッチを配置することにより、使用者は本体が前方に傾いた使用状態にあっても電源スイッチの操作を容易にすることができる。
本発明の手持ち型電気掃除機によれば、使用状態における使用者の持ちやすさを改善した手持ち型電気掃除機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る手持ち型電気掃除機の使用状態を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る手持ち型電気掃除機の使用状態を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る手持ち型電気掃除機の本体の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る手持ち型電気掃除機の主な部品の配置を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る手持ち型電気掃除機の概略背面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施の形態にかかる手持ち型電気掃除機は、電動送風機を収容する本体を有し、前記本体は、使用者が把持する把持部を有し、前記本体は、前記把持部と対向する位置に充電可能なバッテリパックを備え、前記把持部は、前記電動送風機側に使用者が把持部を把持した際に指を掛ける指掛け部を有し、前記バッテリパックは、前記把持部の前記指掛け部より前記電動送風機側の第1位置まで延在することを特徴とする。
なお、特に断らない限り、本実施の形態における手持ち型電気掃除機1の説明において、「上」は本体2の上面27(図3を参照)側であり、「下」は本体2の底面23(図3を参照)側であり、「前」は本体2の開口部20(図3を参照)側であり、「後」は本体2の開口部29(図3を参照)側である。
1.ハンディタイプ
図1に示す本発明の一実施形態に係る手持ち型電気掃除機1は、本体2の先端にノズル3を備えるいわゆるハンディタイプの手持ち型電気掃除機である。手持ち型電気掃除機1は、図示しない電動送風機及びバッテリパック8を内部に収容する本体2と、本体2の先端に接続された筒状のノズル3と、ノズル3から吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部4と、使用者が本体2を把持する把持部5と、を有する。
把持部5は、本体2の後方に本体2の長手方向Aに沿って延在する貫通孔54の上側に形成され、ほぼ同じ太さの握り部50と、握り部50の前方に凹状の溝として形成された指掛け部52と、を有する。
バッテリパック8は、貫通孔54の下側であって本体2の下方にある底面23に沿って形成された筒状のバッテリ収容部22(図3を参照)に本体2の後方の開口部29から挿入して収容されている。
本体2の把持部5側の側面には、複数の排気孔26が開口している。排気孔26は、本体2内の図示しない電動送風機から本体2の外部へと排気を行うためのものである。
2.スティックタイプ
図2に示す本発明の他の実施形態に係る手持ち型電気掃除機10は、本体2の先端に吸引管32を備え、吸引管32の先端に吸込ヘッド34を備えるいわゆるスティックタイプの手持ち型電気掃除機10である。本体2の基本構成は、図1の手持ち型電気掃除機1と同様であるので、同じ構成には同じ符号を用いて、重複する説明は省略する。
手持ち型電気掃除機10は、手持ち型電気掃除機1の本体2の先端に装着されていたノズル3の代わりに吸込ヘッド34を備える吸引管32を装着している。
したがって、本体2は、図1のハンディタイプの手持ち型電気掃除機1と図2のスティックタイプの手持ち型電気掃除機10に適用することができる。
3.本体
図3を用いて、本体2について説明する。
本体2は、その内部に電動送風機64を収容する。電動送風機64は、モータ62と、モータ62によって回転する回転ファン65と、を含む。回転ファン65は、モータ62の出力軸621に接続される。本体2は、開口部20、フィルタ40を含む集塵部4、及び電動送風機64を本体2の長手方向Aに沿って一直線に配置している。回転ファン65の回転により、開口部20から集塵部4へ吸引する空気の流れ、すなわち、本体2の前方から後方へ向かう空気の流れを発生する。また、本体2は、電動送風機64の後方に長手方向Aと直交する方向(図3における手前側から奥側へ向かう方向)に貫通する大きな貫通孔54を有し、貫通孔54の上側に把持部5と下側にバッテリ収容部22とを有する。
3−1.把持部
本体2は、使用者が把持する把持部5を有する。
把持部5は、本体2の後方に設けられた貫通孔54の上側の一部を構成し、本体2の長手方向Aに沿って延びる略円筒状の形状を有する。把持部5は、長手方向Aに沿って延びながら本体2の内側に傾斜している。本体2は、底面23が平らであり側面から見ると長手方向Aに沿った直線であるので、把持部5の傾斜によって後方へ向かって細くなる。把持部5は、ほぼ同じ太さの握り部50と、握り部50の前方すなわち電動送風機64側に
凹状の溝として形成された指掛け部52と、を有する。
指掛け部52は、使用者が把持部5を把持した際に指を掛ける部分として機能する。指掛け部52は、使用状態で指がかかりやすい形状であればよく、例えばトリガー状に突出していてもよいが、使用者の握る動作を阻害しないことから凹状の溝であることが好ましい。また、指掛け部52を凹状の溝とすることで、複雑な形状とすることなく使用者に持ちやすい把持部5とすることができる。手持ち型電気掃除機1、10の使用状態(図1及び図2を参照)において、使用者は、手の指を貫通孔54へ挿入して握り部50を握り、指掛け部52の凹状の溝に人差し指を入れて把持部5を持つことができる。
3−2.バッテリパック
本体2は、貫通孔54を挟んで把持部5と対向する位置に充電可能なバッテリパック8を備える。バッテリパック8は、本体2の底面23側に形成されたバッテリ収容部22内に収納される。バッテリ収容部22は、貫通孔54の下側の一部を構成し、本体2の後端に形成された開口部29からモータ62の下まで延びる筒状の空間である。バッテリパック8は、本体2を構成する部品の中でも最も重い部品である。したがって、把持部5が形成された上面27に対向する底面23側にバッテリパック8を配置することで、使用者が把持部5を把持した際に底面23が下となる姿勢を容易に維持することができる。
バッテリパック8は、筐体の内部に二次電池を有する。二次電池の種類としては、充電を行うことにより電気を蓄えて繰り返し使用することが出来る電池であればよく、例えば、リチウムイオン二次電池を用いることができる。バッテリパック8は、開口部29から引き抜くことで本体2から取り外し可能であり、図示しない別部材の充電器で充電することができる。
バッテリパック8は、その外観が上下方向に薄く前後方向に長い平板状であって、後端が本体2の外形の一部を構成することができる。バッテリパック8は、その後端において上方に突出した部分が本体2内の電極に接続して電力を供給する。
本体2は、前方に開口部20と連通する集塵部4を有し、長手方向Aの中央部分に電動送風機64を有し、後方に把持部5及びバッテリ収容部22を有する。集塵部4は、開口部20から吸引した塵埃をフィルタ40によって捕集する部分であり、内部は空洞であるため、比較的軽量である。本体2において、重量バランスを考慮する上で重要なのが比較的重い部品であるバッテリパック8及び電動送風機64である。
バッテリパック8は、把持部5の指掛け部52より電動送風機64側の第1位置P1まで延在する。このように、把持部5と対向する位置にあるバッテリパック8が指掛け部52より前にある第1位置P1まで延在していることにより、他の指よりも指掛け部52に掛けた指に本体2の荷重がかかりやすい。そのため、使用者は、使用状態において、手持ち型電気掃除機1,10を安定して把持することができる。したがって、本実施形態によれば、手持ち型電気掃除機1,10の使用状態における使用者の持ちやすさを改善することができる。
第1位置P1は、モータ62の下方にあることができる。すなわち、モータ62の下方まで重いバッテリパック8を延在させることで、モータ62の下方にあるスペースを有効に利用することができ、手持ち型電気掃除機1,10をコンパクトにすることができる。
第1位置P1は、モータ62の本体2の長手方向Aにおける中心P3よりも回転ファン65側であることができる。すなわち、モータ62に隣接した本体2内のスペースを有効利用してバッテリパック8を配置することができ、コンパクトな手持ち型電気掃除機1,
10を提供することができる。
3−3.操作部
本体2は、その上面27に操作部6を有する。操作部6は、手持ち型電気掃除機1、10の電源をON/OFFする電源スイッチ61と、吸込力の強/弱を切り替える切り替えスイッチを含む他の操作スイッチ67を備える。操作部6は、指掛け部52に対向する位置に電源スイッチ61を有することができる。したがって、把持部5の上面27側に設けられた電源スイッチ61と把持部5の下側に設けられた指掛け部52とが上下に対向して配置している。指掛け部52において使用者の指(例えば人差し指)の位置は安定しているため、その指掛け部52に対向する位置に電源スイッチ61を配置することにより、使用者は本体2が前方に傾いた使用状態にあっても電源スイッチ61の操作を親指で容易にすることができる。
さらに、操作部6の他の操作スイッチ67は、電源スイッチ61の前方であって、本体2の上面27に配置している。使用状態において、使用者が操作部6を目視しやすいと共に、指掛け部52に人差し指を固定した状態で親指を単に前方に移動させることで他の操作スイッチ67を容易に操作することができる。
また、操作部6は、他の操作スイッチ67よりも前方に、1以上の発光部68を配置することができる。発光部68は、例えば、電源がONである状態を示すLEDランプであってもよいし、吸込力の強/弱の切替状態を示すLEDランプであってもよいし、開口部20に設けられたゴミセンサが塵埃を検知していることを示すLEDランプであってもよい。
4.重量バランス
図4には、手持ち型電気掃除機1の本体2の構成部品を簡略化して示している。
本体2の前方の開口部20にはノズル3があり、本体2の長手方向Aに沿って、集塵部4、電動送風機64の回転ファン65、同じくモータ62、貫通孔54が後方に向かって直線的に配置されている。
本体2は、貫通孔54の上方に把持部5を有し、貫通孔54の下方にはバッテリパック8が配置している。
貫通孔54は、長手方向Aに沿って第4位置P4から第5位置P5まで延在する。貫通孔54は本体2の上面27と共に把持部5を構成するので、把持部5も貫通孔54の上方で長手方向Aに沿って第4位置P4から第5位置P5まで延在する。把持部5及び貫通孔54は、長手方向Aにおける長さL3を有する。
バッテリパック8は、長手方向Aに沿って把持部5の前方にある第1位置P1から把持部5の後方の第2位置P2まで延在する。第2位置P2は、本体2の後端を兼ねることができる。バッテリパック8は、長手方向Aにおける把持部5の長さL3よりも長い長さL4を有する。
より具体的には、バッテリパック8は、把持部5の長さL3よりも貫通孔54の前方にあるモータ62の下方まで長手方向Aに沿った長さL1だけ前方に長く形成されている。また、バッテリパック8は、貫通孔54の後方に長手方向Aに沿った長さL2だけ後方に長く形成されている。したがって、バッテリパック8の長手方向Aにおける長さL4は、把持部5の長さL3よりも前後に長さL1,L2分長い。
長さL1及び長さL2は、ほぼ同じ長さであることができ、例えば、バッテリパック8の全長L4を100%としたとき、長さL1、L2はその内の20%〜30%の範囲で適宜設定することができる。本実施の形態においては、長さL1が25%、長さL2が28%に設定されており、バッテリパック8の後方の方が若干長くなっている。これは、把持部5の前方にある電動送風機64によって前方に偏っている重量バランスを多少調整するものである。
このように、バッテリパック8が把持部5の前後に渡って延在することで、把持部5の全体にバランスよくバッテリパック8の重さが配分され、使用者の持ちやすさをさらに改善することができる。より具体的には、本体2の中で最も重い部品であるバッテリパック8を把持部5に対向する下方に、しかも把持部5よりも前後に長く配置することによって、使用者が把持したときの安定感が向上する。
手持ち型電気掃除機1の重心Gは、把持部5より電動送風機64側にあることができる。重心Gが把持部5より電動送風機64側にあるため、使用状態の中でも最も一般的な使用状態である開口部20側を下に向けて傾けた状態になりやすい。したがって、指掛け部52に掛けた指に本体2の荷重がかかりやすく、使用者の持ちやすさをさらに改善することができる。なお、ノズル3を装着しない状態においても本体2の重心は、把持部5よりも前方の電動送風機64側にある。
図4における部品の配置をみると、バッテリパック8がいかに本体2内のスペースを有効利用しているかがわかる。通常、モータの下方には比較的広い空間が存在するが、本実施の形態の本体2においては、モータ62の下方のスペースにバッテリパック8の前方部分が配置され、本体2の小型化を達成している。
手持ち型電気掃除機1の本体2は、開口部20から長手方向Aに沿って細長い外観を有している。
図4及び図5に示すように、本体2において、長手方向Aに直交する方向で最も太い外形寸法D1、D2を有する位置は、電動送風機64の位置であり、特に回転ファン65の位置である。
把持部5及びバッテリパック8は、電動送風機64の位置における本体2の外形寸法D1,D2を超えない範囲に配置することができる。このようにすることで、電動送風機64の位置における本体の外形寸法D1,D2を超えない範囲に把持部5及びバッテリパック8を配置することで、すっきりとした外観の手持ち型電気掃除機1とすることができる。
図5に示すように、排気孔26は、電動送風機64の後方にあり、十分な排気能力を有している。
なお、上記のように本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。
1 手持ち型電気掃除機、2 本体、3 ノズル、4 集塵部、5 把持部、6 操作部、8 バッテリパック、10 手持ち型電気掃除機、20 開口部、22 バッテリ収容部、23 底面、26 排気孔、27 上面、29 開口部、32 吸引管、34 吸込ヘッド、40 フィルタ、50 握り部、52 指掛け部、54 貫通孔、61 電源
スイッチ、62 モータ、64 電動送風機、65 回転ファン、67 他の操作スイッチ、68 発光部、621 出力軸、A 長手方向、P1 第1位置、P2 第2位置、P3 中心、P4 第4位置、P5 第5位置、D1 外形寸法、D2 外形寸法、L1〜L3 長さ、L4 全長

Claims (8)

  1. 電動送風機を収容する本体を有し、
    前記本体は、使用者が把持する把持部を有し、
    前記本体は、前記把持部と対向する位置に充電可能なバッテリパックを備え、
    前記把持部は、前記電動送風機側に使用者が把持部を把持した際に指を掛ける指掛け部を有し、
    前記バッテリパックは、前記把持部の前記指掛け部より前記電動送風機側の第1位置まで延在することを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  2. 請求項1において、
    前記手持ち型電気掃除機の重心は、前記把持部より前記電動送風機側にあることを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  3. 請求項1または2において、
    前記電動送風機は、モータと、該モータによって回転する回転ファンと、を含み、
    前記第1位置は、前記モータの下方にあることを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記第1位置は、前記モータの前記本体の長手方向における中心よりも前記回転ファン側であることを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記指掛け部は、凹状の溝であることを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記把持部及び前記バッテリパックは、前記電動送風機の位置における前記本体の外形を超えない範囲に配置することを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記バッテリパックは、前記本体の長手方向における前記把持部の長さよりも長く、前記把持部の前方にある前記第1位置から前記把持部の後方にある第2位置まで延在することを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記本体は、その上面に操作部を有し、
    前記操作部は、前記指掛け部に対向する位置に電源スイッチを有することを特徴とする、手持ち型電気掃除機。
JP2013238938A 2013-11-19 2013-11-19 手持ち型電気掃除機 Pending JP2015097637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238938A JP2015097637A (ja) 2013-11-19 2013-11-19 手持ち型電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238938A JP2015097637A (ja) 2013-11-19 2013-11-19 手持ち型電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015097637A true JP2015097637A (ja) 2015-05-28

Family

ID=53374697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013238938A Pending JP2015097637A (ja) 2013-11-19 2013-11-19 手持ち型電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015097637A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017185004A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 三菱電機株式会社 吸込具
WO2020003826A1 (ja) * 2018-06-26 2020-01-02 株式会社マキタ 充電式クリーナ
WO2020244272A1 (zh) * 2019-06-04 2020-12-10 莱克电气股份有限公司 一种手持式清洁设备
US11666189B2 (en) 2006-12-12 2023-06-06 Omachron Intellectual Property Inc. Surface cleaning apparatus with a variable inlet flow area
US11793374B2 (en) * 2006-12-12 2023-10-24 Omachron Intellectual Property Inc. Surface cleaning apparatus with a variable inlet flow area

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11666189B2 (en) 2006-12-12 2023-06-06 Omachron Intellectual Property Inc. Surface cleaning apparatus with a variable inlet flow area
US11793374B2 (en) * 2006-12-12 2023-10-24 Omachron Intellectual Property Inc. Surface cleaning apparatus with a variable inlet flow area
JP2017185004A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 三菱電機株式会社 吸込具
WO2020003826A1 (ja) * 2018-06-26 2020-01-02 株式会社マキタ 充電式クリーナ
JP2020005349A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社マキタ 充電式クリーナ
WO2020244272A1 (zh) * 2019-06-04 2020-12-10 莱克电气股份有限公司 一种手持式清洁设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6710070B2 (ja) ハンディ型電気掃除機
JP6782575B2 (ja) 電気掃除機
JP2014083241A (ja) ハンディクリーナ
JP2015097637A (ja) 手持ち型電気掃除機
WO2014021116A1 (ja) ハンディクリーナおよび電気機器
JP2014036750A (ja) クリーナ
JP2010178773A (ja) ハンディクリーナ
JP2015119879A (ja) 電気掃除装置
JP2018015323A (ja) 電気掃除装置
JP7068089B2 (ja) 電気掃除機の充電台
JP2015097641A (ja) 手持ち型電気掃除機
CN109561800B (zh) 电池供电的真空吸尘器
JP2016131793A (ja) 電気掃除装置
TWI708586B (zh) 電動吸塵器
JP6121474B2 (ja) ハンディクリーナ
CN210727638U (zh) 一种手持吸尘器
CN210727639U (zh) 一种手持吸尘器
JP2016123746A (ja) 電気掃除装置
JP5382620B2 (ja) 携帯用掃除機
JP5475849B2 (ja) ハンディクリーナ
JP2004173966A (ja) 電気掃除機
JP2014121422A (ja) 電気掃除機
JP2004337427A (ja) 電気掃除機
JP2016123747A (ja) 電気掃除機
JP2021019762A (ja) 電気掃除機