JP2015096930A - 蛇行防止部材及びその製造方法 - Google Patents

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八郎 大西
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Abstract

【課題】無端ベルトを用いた画像形成装置において、無端ベルトの蛇行や斜行を防止するとともに、長期使用における剥離及び摩耗を抑制することができる環境特性に優れた低コストの蛇行防止部材及びその製造方法を提供する。【解決手段】可撓性を有する無端ベルト本体の内周面側に接着して設けられる蛇行防止部材であって、熱可塑性エラストマー樹脂を材料として押出し成形して得られる基体と、基体の一面側に設けられた、溶剤にトルエンを含まない合成樹脂からなるプライマー層とからなる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置における転写ベルトに使用される蛇行防止部材及びその製造方法に関する。
引張弾性率5000Kg/cm 以上の補強基材と、この補強基材の両面に塗布された厚さ5〜100μmの接着層と、一方の接着層に接着された、JISA硬度が30Hs以上95Hs以下のガイド材料とから構成される蛇行防止ガイドが知られている(特許文献1)。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる中間転写ベルトであって、トナー像を担持する無端状のベルト本体と、前記ベルト本体の裏面に設けられた斜行防止部材とを備え、前記斜行防止部材は、ポリカーボネート系ポリウレタンを含有する樹脂層を備えたことを特徴とする中間転写ベルトも知られている(特許文献2)。
特開平7−187435号公報 特開2011−75627号公報
本発明は、無端ベルトを用いた画像形成装置において、無端ベルトの蛇行や斜行を防止するとともに、長期使用における剥離及び摩耗を抑制することができる環境特性に優れた低コストの蛇行防止部材及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の蛇行防止部材は、
可撓性を有する無端ベルト本体の内周面側に接着して設けられる蛇行防止部材であって、
熱可塑性エラストマー樹脂を材料として押出し成形して得られる基体と、
前記基体の一面側に設けられた、溶剤にトルエンを含まない合成樹脂からなるプライマー層と、からなる、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蛇行防止部材において、
前記合成樹脂が、塩素化ポリプロピレン、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の蛇行防止部材において、
前記プライマー層が設けられた一面側が接着部材を介して前記無端ベルト本体の内周面に接着された前記基体をJIS K6854−3に準じて100mm/minの剥離速度で引き裂いたときのT字剥離強度が5N/5mm以上である、
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の蛇行防止部材において、
前記接着部材が、不織布を基材として前記基材の両面に合成ゴム系粘着剤が塗布されている両面テープである、
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の蛇行防止部材において、
前記接着部材が、アクリル変性シリコン系樹脂を含む、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の蛇行防止部材において、
トルエン放散量が0.05μg/g以下である、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項7に記載の蛇行防止部材の製造方法は、
熱可塑性エラストマー樹脂を、直接、押出成形機に投入して、前記押出成形機に設けられた口金を介して押出される基体の一面に、押出しと同期しながら溶剤で液化した合成樹脂を塗布してプライマー層を形成する、
ことを特徴とする。
請求項1ないし6に記載の発明によれば、揮発性有機溶剤の放出を抑制しながら長期使用における無端ベルト本体の内周面上での剥離及び摩耗を抑制することができる低コストの蛇行防止部材を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、長期使用における無端ベルト本体の内周面上での剥離及び摩耗を抑制することができる蛇行防止部材を低コストで製造することができる。
無端ベルトの一例としての中間転写ベルト141の一部切欠き斜視図である。 (a)は蛇行防止部材1の構成を示す断面模式図、(b)はベルト本体141aと蛇行防止部材1の接着部を示す構成概略図である。 T型剥離試験の説明図であり、(a)はT型剥離試験に供する試験片を作成する部分を示す図、(b)は試験片の側面図、(c)はT型剥離試験の試験方法を示す図である。 蛇行防止部材1についてのデマッチャ試験(屈曲伸張性試験)後の碁盤目試験結果を示す図である。 蛇行防止部材1の硬度、引張強度、伸び、テーバー摩耗量、T型剥離強度の測定結果を示す図である。 蛇行防止部材1の揮発性有機溶剤の放散量を示す図である。 蛇行防止部材1が適用される画像形成装置100の画像形成部を示す断面模式図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成部の構成及び動作
図7は本実施形態に係る蛇行防止部材1が適用される一例としての画像形成装置100の画像形成部を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置100の画像形成部の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置100の画像形成部は、露光装置110、感光体ユニット120、現像装置130、転写装置140、用紙搬送装置150、定着装置160、を備えて構成され、画像処理部(不図示)から受け取った画像情報を、用紙送り装置(不図示)から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。
感光体ユニット120は、露光装置110の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム121を備えている。感光体ドラム121の回転方向にそって、帯電ローラ122、露光装置110、現像装置130、一次転写ローラ142、クリーニング装置124が配置されている。
現像装置130には、感光体ドラム121に対向して配置された現像ローラ132と、現像ハウジング131内のトナーを現像ローラ132側へ供給する供給ローラ133が現像ローラ132に接触配置され、供給ローラ133から現像ローラ132へトナーが供給される。現像ローラ132には、トナーの層厚を規制する層規制ブレード134が接触して配置されている。
現像装置130各々は、現像ハウジング131に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム121の表面は、帯電ローラ122により帯電され、露光装置110から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム121上に形成された静電潜像は現像ローラ132によりトナー像として現像される。
転写装置140は、各感光体ユニット120の感光体ドラム121にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト141、各感光体ユニット120にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト141に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ142、中間転写ベルト141上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ベルト143とから構成されている。
二次転写ベルト143は、二次転写ローラ144と剥離ローラ145とによって張架され、中間転写ベルト141の背面側に配置されたバックアップローラ146と二次転写ローラ144とに挟持されて二次転写部TRを形成する。
各感光体ユニット120の感光体ドラム121に形成された各色トナー像は、所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ142により中間転写ベルト141上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト141上の重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて用紙送り装置から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ベルト143を介して二次転写ローラ144と対向するバックアップローラ146には、所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト141上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム121表面の残留トナーは、クリーニング装置124により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム121の表面は、帯電ローラ122により再帯電される。
転写装置140においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置150を経由して定着装置160に搬送される。定着装置160に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト161と加圧ローラ162により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
(1.2)中間転写ベルト
図1は無端ベルトの一例としての中間転写ベルト141の一部切欠き斜視図である。
中間転写ベルト141は、無端状のベルト本体141aと、ベルト本体141aの一端縁に沿って内周面に接着された蛇行防止部材1とを備えている。ベルト本体141aは、ポリイミド(PI)系樹脂、ポリエステル系樹脂等の溶融樹脂材料を、円筒型に注入して加熱しながら遠心成形して継目がない無端状に製造される。尚、ポリイミド(PI)系樹脂、ポリエステル系樹脂等には、導電性の調整を目的としてカーボンブラックが分散されても良い。
このように構成された中間転写ベルト141は、図7に示すように吊架ローラ148と駆動ローラ147との間に吊架されてテンションローラ149に支持されて適度な引張応力をかけられている。
駆動ローラ147には、周面の端部側に蛇行防止部材1が嵌め込まれて案内される案内溝147aが形成されている。そのために、吊架ローラ148、駆動ローラ147の回転に伴い、蛇行防止部材1が案内溝147aに嵌め込まれて中間転写ベルト141が蛇行することなく走行するようになっている。
(2)蛇行防止部材
(2.1)蛇行防止部材の構成
図2(a)は蛇行防止部材1の構成を示す断面模式図、図2(b)はベルト本体141aと蛇行防止部材1の接着部を示す構成概略図である。尚、図において説明のために、ベルト本体141a及び蛇行防止部材1は、拡大して実際の厚みより厚く描いている。
蛇行防止部材1は、基体1aと、基体1aの一面側に設けられたプライマー層1bと、からなる。基体1aは、弾性体からなり、蛇行防止部材1にかかる剪断力等を吸収する。
プライマー層1bは、基体1aとベルト本体141aとを接着するために用いられる接着部材ADとの接着強度を向上させる。
尚、必要に応じて、蛇行防止部材1を接着部材ADを介してベルト本体141aに接着するまで、プライマー層1bを保護するために離型紙1cを貼付しても良い。
(2.2)基体
基体1aは、熱可塑性エラストマー樹脂を材料として押出し成形して得られる断面矩形の帯状部材である。
熱可塑性エラストマー樹脂としては、JIS K7215に準じた測定によるDスケール硬さが20以上30以下、JIS K7113−1995に準じた測定による引張強度が10MPa以上、JIS K7204に準じた測定(テーバー磨耗試験機において磨耗輪CS−10、荷重1000gにて1000回実施)によるテーバー摩耗量が25mmg以下の熱可塑性ポリエステル系エラストマー、又は熱可塑性ポリウレタン系エラストマーが好ましい。
Dスケール硬さが30を超えると、駆動ローラ147の曲面に沿って長時間駆動されることによって繰り返し作用する剪断力を吸収するための弾性が不足し、負荷がベルト本体141aに集中し、ベルト本体141aにクラックが発生する虞がある。
一方、Dスケール硬さが20未満の場合は、ベルト本体141aに蛇行が発生したときに基体1aが受ける剪断力による変形が大きく、蛇行規制作用が発揮できなくなる虞がある。
基体1aのテーバー磨耗量が25mg以下であることにより、蛇行防止部材1が案内溝147aに嵌め込まれた状態で回転駆動を繰り返しても、蛇行防止部材1の摩耗が抑制され、長時間に亘って蛇行規制作用が維持される。
蛇行防止部材1の断面形状としては、蛇行規制作用を十分に発揮するように、略矩形断面が好ましい。具体的には、蛇行規制効果及び耐久性等の観点から、幅3mmないし10mm、厚さ0.3mmないし2mmが好ましい。蛇行規制作用の観点からは、特に幅3mm以上7mm以下、屈曲によるクラック抑制の観点からは厚さ1.0mm以下がより好ましい。
このような特性を有する基体1aの好適な熱可塑性ポリエステル系エラストマー樹脂材料としては、例えば、東レ・デュポン社製ハイトレル、アロン化成社製エステラール、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー樹脂材料としては大日精化社製レザミンPなどが挙げられる。
(2.3)プライマー層
プライマー層1bは、合成樹脂系の基材をトルエンを含まない溶剤を用いて液化して基体1aの一面に塗布して形成される。具体的には、プライマー層1bの材料としては、合成樹脂として、塩素化ポリプロピレン、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネートの混合物からなる3M社製KタイプNTが挙げられる。トルエンを含まない溶剤として、メチルシクロヘキサンと酢酸ブチルがそれぞれ50重量部ずつ混合された溶剤が挙げられる。
ベルト本体141aと接着された蛇行防止部材1を構成する部材(基体1a及びプライマー層1b)及びベルト本体141aと蛇行防止部材1との接着部材から揮発性有機化合物(VOC)等の揮発成分が発生することがある。また、残存する揮発性有機溶剤を、減率乾燥領域で除去するには長期の乾燥時間を有し、ベルト本体141aと蛇行防止部材1との接着性の劣化が進む虞がある。
本実施形態に係る蛇行防止部材1は、プライマー層1bがトルエンを含まない溶剤を用いて液化された合成樹脂系の基材を塗布して形成されるために、形成されたプライマー層1b中の揮発性有機溶剤の残存量が低減され、揮発成分の放散を低減することができる。
プライマー層1bの基体1aへの形成は、後述する蛇行防止部材1の製造方法において述べるが、基材を溶剤で液化させてフェルト等へ含浸させて塗布することにより行うことができる。
そして、プライマー層1bの塗布後30秒ないし24時間の範囲で乾燥させた後、離型紙1cをプライマー層1bの表面に貼付して、蛇行防止部材1を接着部材ADを介してベルト本体141aに接着するまで、プライマー層1bを保護する。
(2.4)押出し加工
本実施形態に係る蛇行防止部材1は、熱可塑性エラストマー樹脂を、直接、押出成形機に投入して、押出成形機に設けられた口金を介して押出成形される基体の一面に、押出しと同期しながら溶剤で液化した合成樹脂を塗布してプライマー層が形成される。
押出し加工による成形方法としては特に限定されないが、一例としては、以下のようにして作成することができる。
まず、熱可塑性エラストマー樹脂を押出し機で、例えば180°Cないし230°Cで加熱混練して溶融し、ろ過フィルターを通した後、180°Cないし230°Cに加熱された押出金型であるスリット状のT型ダイス吐出口より溶融押出しし、冷却固化させ幅3mmないし10mm、厚さ0.3mmないし2mmの連続的な基体1aを得る。
T型ダイス吐出口より押出し成形される連続的な基体1aの一面に、溶剤で液化させたプライマー層材料をフェルト等へ含浸させて連続的に塗布・乾燥させるとともに、圧着ローラ等を介して離型紙1cを塗布・乾燥されたプライマー層1bの表面に貼付して、連続的な蛇行防止部材を得る。
そして、接着部材ADを介して貼付されるベルト本体141aの内周長に応じて必要な長さに定長裁断して蛇行防止部材1を得る。
(2.5)揮発性有機溶剤
蛇行防止部材1から放出される揮発性有機化合物(Volatile
Organic Compound、以下、VOCという)は、アウトガス分析によって評価される。
具体的には、押出し成形された基体1a単体、及びプライマー層1bが形成された蛇行防止部材1をスマートバッグに封入した後、窒素ガスを4L導入して65°Cの環境下で2時間加熱する。加熱後のスマートバッグ中の窒素ガス(アウトガス)をガス吸着管(Tenax管、例えばジーエルサイエンス社製の110−GR0)から1L採取してガスクロマトグラフ分析器で測定する。
そして、別途、トルエン及びプライマー材料の溶剤であるメチルシクロヘキサンと酢酸ブチルの検量線を作成し、アウトガス中のトルエン、メチルシクロヘキサン、酢酸ブチルの量を定量する。
(2.6)蛇行防止部材の屈曲強度
蛇行防止部材1について、JIS K6260に準じたデマッチャ試験機を用いて屈曲伸張性試験を行い、屈曲サイクル後の蛇行防止部材1についてJIS K5400に準じた碁盤目試験によって屈曲による基体1aとプライマー層1bの密着性を評価した。
具体的には、デマッチャ屈曲試験機に蛇行防止部材1を180mmの試験片として上下両側でチャックに固定し、チャック間隔が130mmから40mmまで変化するように下端側に往復運動を与えて2000回までの屈曲を繰り返した。
また、試験片にはプライマー層1bの上にカッターで1mm幅の切込みを入れ碁盤目の数を100個とし、全ての碁盤目を覆うようにセロハンテープを貼り付け、すばやく引き剥がして基体1aに付着して残っている碁盤目の数を数えることにより密着性を評価した。
(2.7)接着部材
本実施形態に係る蛇行防止部材1は、接着部材ADを介してベルト本体141aと接着されて中間転写ベルト141を構成する。
接着部材ADとしては、不織布を基材として基材の両面に合成ゴム系粘着剤が塗布されている両面テープである大日本インキ化学社製8840ER、アクリル変性シリコン系樹脂からなる液状接着剤であるセメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777が挙げられる。
特に、蛇行防止部材1が、不織布を基材として基材の両面に合成ゴム系粘着剤が塗布されている両面テープを用いて接着された中間転写ベルト141においては、不織布が柔軟性を有し、かつ十分な引張強度を備えているために、中間転写ベルト141走行時に、吊架ローラ148及び駆動ローラ147当接部での屈曲変形に追随しやすく、ベルト本体141aと蛇行防止部材1との界面に作用する剪断力によって蛇行防止部材1が破断する虞が少なく、蛇行防止部材1の位置ずれ、剥離が抑制される。
(2.8)蛇行防止部材のT型剥離強度
図3はT型剥離試験の説明図であり、図3(a)はT型剥離試験に供する試験片TPを作成する部分を示す図、図3(b)は試験片TPの側面図、図3(c)はT型剥離試験の試験方法を示す図である。
図3(a)に示すように、幅W1の蛇行防止部材1と同じ幅にベルト本体141aを切断し、幅W1、長さ50mmの試験片TPを得た。図3(b−1)は、試験片を矢印Aの方向から見た側面図であり、図3(b−2)は、試験片を矢印Bの方向から見た側面図である。
得られた試験片TPの一端を、図3(c)に示すようにベルト本体141aと蛇行防止部材1の界面で剥離させ、ベルト本体141aを固定し、蛇行防止部材1を矢印Cの方向に100mm/minの速度で引っ張り、T字型に引き裂いたときの引張力P1(N)を測定する。測定されたP1及びW1を用いてT型剥離強度(P1/W1)(N/mm)を算出する。
本実施形態に係る蛇行防止部材1は、プライマー層1bが設けられた一面側が接着部材ADを介してベルト本体141aの内周面と接着されたT字剥離強度が5N/5mm以上である。
T字剥離強度が5N/5mm以上の強度を有している場合、中間転写ベルト141走行時にベルト本体141aと蛇行防止部材1との界面に作用する剪断力によって、蛇行防止部材1が破断する虞が少なく、長時間に亘る回転駆動によっても、蛇行防止部材1の位置ずれ、剥離が抑制される。
以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳しく説明するが、以下の実施例に限定されるものではない。
「蛇行防止部材の作成」
熱可塑性ポリエステル系エラストマー樹脂として東レ・デュポン社製ハイトレル、アロン化成社製エステラール、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー樹脂として大日精化社製レザミンPを材料として、押出し機で約220°Cで加熱混練して溶融し、ろ過フィルターを通した後、約190°Cに加熱されたT型ダイス吐出口より押出し成形される幅5mm、厚さ1mmの連続的な基体1aの一面に、溶剤で液化させたプライマー層材料として3M社製KタイプNTを連続的に塗布・乾燥させた。
そして、圧着ローラ等を介して離型紙1cを塗布・乾燥されたプライマー層1bの表面に貼付した後、必要な長さに定長裁断して蛇行防止部材1を得た。また、比較例としてプライマー層1bを設けない蛇行防止部材1も用意した。
尚、テーバー摩耗量の測定に際しては、両辺100mm、厚み1mmに成形されたシート材を用意した。
「中間転写ベルトの作製」
ポリイミド(PI)系樹脂材料として、DuPont社製のカプトンHAの溶融樹脂材料を円筒型に注入して加熱しながら遠心成形し、継目がない無端状に製造されたベルト本体141aの内周面に、それぞれ両面テープ(大日本インキ化学社製8840ER)、接着剤(セメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777)を用いて蛇行防止部材1を接着して実施例1ないし3の中間転写ベルト141及びプライマー層1bを設けない蛇行防止部材1を接着した比較例1ないし3の中間転写ベルト141を得た。
図4に実施例1、実施例2に適用した蛇行防止部材1についてのデマッチャ試験(屈曲伸張性試験)後の碁盤目試験結果を示す。
図5には、実施例1、実施例2、実施例3及びプライマー層1bを形成しない比較例1、比較例2、比較例3の硬度、引張強度、伸び、テーバー摩耗量、T型剥離強度の測定結果を示す。
尚、以下の試験においては、ベルト本体141aと蛇行防止部材1の接着後、通常環境で72時間放置した後、T型剥離試験を行ったものを常態時とし、接着後、50°C95%RHの高温・高湿環境下で72時間放置して湿熱老化を促進させた後、通常環境で24時間保管してT型剥離試験を行ったものを湿熱老化後としている。
「屈曲試験後の密着性」
図4に示すように、デマッチャ試験(屈曲伸張性試験)後の碁盤目試験においては、実施例1、実施例2に適用した蛇行防止部材1のいずれにおいても、常態時、屈曲サイクル1000回、2000回後の碁盤目試験においてもプライマー層1bの剥がれは確認されなかった。
そのために、一面側にプライマー層1bが形成された蛇行防止部材1が、接着部材を介してベルト本体141aの内周面と接着された場合、中間転写ベルト141走行時に、長時間に亘って吊架ローラ148及び駆動ローラ147で繰り返し屈曲を受けても、蛇行防止部材1の位置ずれ、剥離が抑制される。
「物性確認」
図5に示すように、実施例1ないし3、及び比較例1ないし3における蛇行防止部材1の硬度は、いずれもJIS K7215に準じた測定によるDスケール硬さが20以上30以下、JIS K7113−1995に準じた測定による引張強度が10MPa以上、JIS K7204に準じた測定によるテーバー摩耗量が25mmg以下となった。
その結果、熱可塑性エラストマー樹脂を材料として押出し成形して得られる断面矩形の蛇行防止部材は、駆動ローラ147の曲面に沿って長時間駆動されることによって繰り返し作用する剪断力を吸収するための弾性を備えるとともに、ベルト本体141aに蛇行が発生したときに基体1aが受ける剪断力による変形が抑制され、長時間に亘って蛇行規制作用が発揮される。
基体1aのテーバー磨耗量が20mg以下であることにより、蛇行防止部材1が案内溝147aに嵌め込まれた状態で回転駆動を繰り返しても、蛇行防止部材1の摩耗が抑制され、長時間に亘って蛇行規制作用が維持される。
「T型剥離強度」
また、図5に示すように、実施例1、2、3における中間転写ベルト141は、接着部材として両面テープ(大日本インキ化学社製8840ER)、接着剤(セメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777)のいずれを用いても、T型剥離強度として5N/5mm以上の強度を有している。
また、T型剥離強度試験においては、常態時のみならず湿熱老化後においても、実施例1、2、3のいずれもがT型剥離強度として5N/5mm以上の強度を有している。
その結果、中間転写ベルト141走行時にベルト本体141aと蛇行防止部材1との界面に作用する剪断力によって、蛇行防止部材1が破断する虞が少なく、長時間に亘る回転駆動によっても、蛇行防止部材1の位置ずれ、剥離が抑制される。
プライマー層1bを設けない蛇行防止部材1を接着した比較例1ないし3の中間転写ベルト141においては、接着部材ADとして両面テープ(大日本インキ化学社製8840ER)を用いた場合には、比較例2(アロン化成社製エステラール)において、湿熱老化後のT型剥離強度が4.64N/5mmとなり、T型剥離強度として1N/mmの強度を僅かに下回ったが、その他はいずれもT型剥離強度として5N/5mm以上の強度を有している結果となった。
一方、接着部材ADとして接着剤(セメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777)を用いた場合には、T型剥離強度として5N/5mmの強度を大きく下回り、十分な接着強度が得られなかった。
また、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー樹脂である大日精化社製レザミンPを材料とした蛇行防止部材1を用いた比較例3においては、接着部材ADとして接着剤(セメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777)を用いた場合であっても、湿熱老化後のT型剥離強度が5N/5mm以上の強度が得られたが、常態時においては、T型剥離強度が5N/5mmの強度を大きく下回り、十分な接着強度が得られなかった。
接着剤としてのセメダイン社製スーパーX No.8008、スーパーゴールド No.777は一液常温吸湿速硬化型であり、常態時には硬化した後の架橋の進行は小さく、湿熱老化後は、熱可塑性ポリウレタンと接着剤との間で加熱により架橋が進行し、湿熱老化後のT型剥離強度が増加したものと推定される。
「揮発性有機溶剤の放散評価」
図6に東レ・デュポン社製ハイトレル、アロン化成社製エステラールを材料として押出し成形した基体1aに、トルエンを含まない溶剤として、メチルシクロヘキサンと酢酸ブチルがそれぞれ50重量部ずつ混合された溶剤で液化された合成樹脂からなる3M社製KタイプNTを塗布してプライマー層1bを形成した蛇行防止部材1の揮発性有機溶剤の放散量を示す。
また、プライマー層1bが形成されていない基体1a、トルエンを溶剤として液化された合成樹脂からなる3M社製K−500を塗布してプライマー層1bを形成した蛇行防止部材1の揮発性有機溶剤の放散量も示す。
図6に示す揮発性有機溶剤の放散量によれば、メチルシクロヘキサンと酢酸ブチルがそれぞれ50重量部ずつ混合された溶剤で液化された合成樹脂からなる3M社製KタイプNTを塗布してプライマー層1bを形成した蛇行防止部材1は、プライマー層1bが形成されていない基体1aと略同等のトルエン放散量となった。
一方、トルエンを溶剤として液化された合成樹脂からなる3M社製Kタイプを塗布してプライマー層1bを形成した蛇行防止部材1は、プライマー層1bが形成されていない基体1aに比してトルエン放散量が多くなった。特に、東レ・デュポン社製ハイトレルを材料として押出し成形された基体1aにおいては一桁多い放散量となった。
尚、アロン化成社製エステラールを材料として押出し成形した基体1aにプライマー層1bを形成した蛇行防止部材1においては、3M社製KタイプNT、3M社製Kタイプのいずれを用いた場合においても、トルエンのみならず、メチルシクロヘキサン及び酢酸ブチルの放散量が抑制される結果となった。
本実施形態に係る蛇行防止部材1は、プライマー層1bが合成樹脂系の基材をトルエンを含まない溶剤を用いて液化して基体1aの一面に塗布して形成されるために、形成されたプライマー層1b中の揮発性有機溶剤の残存量が低減され、この揮発成分の放散を低減することができる。
また、残存する揮発性有機溶剤を、減率乾燥領域で除去するために長時間の乾燥処理が不要になり、ベルト本体141aと蛇行防止部材1との接着性の劣化を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。
例えば、本実施形態に係る蛇行防止部材1が適用される無端ベルトの一例として中間転写ベルト及びこれを用いた中間転写方式の画像形成装置について説明したが、無端ベルトとしては用紙搬送ベルト及びこれを用いた直接転写方式の画像形成装置においても適用することができる。
1・・・蛇行防止部材
1a・・・基体
1b・・・プライマー層
1c・・・離型紙
100・・・画像形成装置
110・・・露光装置
120・・・感光体ユニット
121・・・感光体ドラム
122・・・帯電ローラ
123・・・ハウジング
124・・・クリーニング装置
125・・・トナー回収オーガー
126・・・クリーニングブレード
130・・・現像装置
131・・・現像ハウジング
132・・・現像ローラ
133・・・供給ローラ
140・・・転写装置
141・・・中間転写ベルト
141a・・・ベルト本体
142・・・一次転写ローラ
143・・・二次転写ベルト
144・・・二次転写ローラ
146・・・バックアップローラ
147・・・駆動ローラ
148・・・吊架ローラ
150・・・用紙搬送装置
160・・・定着装置
AD・・・接着剤

Claims (7)

  1. 可撓性を有する無端ベルト本体の内周面側に接着して設けられる蛇行防止部材であって、
    熱可塑性エラストマー樹脂を材料として押出し成形して得られる基体と、
    前記基体の一面側に設けられた、溶剤にトルエンを含まない合成樹脂からなるプライマー層と、からなる、
    ことを特徴とする蛇行防止部材。
  2. 前記合成樹脂が、塩素化ポリプロピレン、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛇行防止部材。
  3. 前記プライマー層が設けられた一面側が接着部材を介して前記無端ベルト本体の内周面に接着された前記基体をJIS K6854−3に準じて100mm/minの剥離速度で引き裂いたときのT字剥離強度が5N/5mm以上である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蛇行防止部材。
  4. 前記接着部材が、不織布を基材として前記基材の両面に合成ゴム系粘着剤が塗布されている両面テープである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の蛇行防止部材。
  5. 前記接着部材が、アクリル変性シリコン系樹脂を含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の蛇行防止部材。
  6. トルエン放散量が0.05μg/g以下である、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の蛇行防止部材。
  7. 熱可塑性エラストマー樹脂を、直接、押出成形機に投入して、前記押出成形機に設けられた口金を介して押出される基体の一面に、押出しと同期しながら溶剤で液化した合成樹脂を塗布してプライマー層を形成する、
    ことを特徴とする蛇行防止部材の製造方法。
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