JP2015095731A - 情報処理システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数拠点に配置した情報入力ボード上の情報を拠点間で共有するシステムにおいて、ユーザが自拠点の情報入力ボード内のどの領域に情報を入力すれば他拠点の情報入力ボードに確実に投影できるかを事前に判断できるシステムを提供する。
【解決手段】情報共有を行う複数の拠点それぞれに設けられるシステムであって、自拠点に設けられた所定の領域の画像から、当該所定の領域のうち情報を新たに追記できる第一の領域を抽出し、前記複数の拠点のうちの他の拠点から、前記他の拠点に配置された所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を第二の領域として取得し、前記自拠点に設けられた所定の領域のうち、前記第一および第二の領域の両方に含まれる領域を、情報を新たに追記できる領域として特定し、前記特定された領域を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に情報を入力可能な情報入力ボードを複数の拠点に配置し、各拠点の情報入力ボードに入力された情報を複数拠点で共有する技術に関する。
ホワイトボードやスクリーン等に代表される情報入力ボードがある。ユーザは、情報入力ボードにマーカペン等で文字や図形を書くことができる。また、ユーザは、紙付箋やカード等の情報が記入されているシートを情報入力ボード上に貼ることもできる。例えば、特許文献1は、情報入力ボードを複数の拠点に配置し、各拠点の情報入力ボードをカメラで撮像して得た撮像画像を他拠点の情報入力ボードにプロジェクタで投影することによって、複数拠点間で情報共有するシステムを提案している。このような情報共有システムは、情報入力ボードに投影画像の全体が収まるよう投影し、撮像画像から投影画像に対応する領域を抽出した抽出画像を他拠点の情報入力ボードに投影している。
また、自拠点を撮像した映像が他拠点でどのように表示されているかを確認可能な遠隔会議システムもある。特許文献2は、自拠点の主画面内に表示した子画面に、他拠点の主画面を表示できるようにしている。会議参加者は、自拠点の子画面に表示した他拠点の主画面内に表示されている自分の映像が、他拠点の主画面内に表示されている子画面で隠れているか否かを確認できる。
特開2010−61411号公報 特開2010−141662号公報
従来の情報共有システムでは、ユーザは自拠点の情報入力ボード内のどの領域に情報を入力すれば他拠点の情報入力ボードに入力される情報を確実に投影できるか、についてその情報の入力前に判断できない場合が生じるという課題があった。
情報入力ボードの使用状態は各拠点のユーザ毎に異なっており、ユーザが情報入力ボードに投影する際、投影に十分な空き領域を情報入力ボード上に確保できない場合がある。例えば、情報入力ボード上に、削除できない重要なメモ書きや張り紙等が存在するなど様々である。自拠点に投影された他拠点の入力情報に対するユーザの視認やマーカペン等による追記作業が困難にならないようにする方法として、例えば以下の2つの方法が考えられる。(1)削除できない重要なメモ書きや張り紙等に投影画像の一部が重畳されるよう投影する。(2)情報入力ボード外に投影画像の一部をはみ出して投影する。しかしながら、(1)の方法では、他拠点で入力した情報がメモ書きや張り紙上に投影されると視認が困難になる。また、(2)の方法では、他拠点で入力した情報が情報入力ボード上に投影されない場合が生じる。
そこで、特許文献2を応用し、自拠点の情報入力ボード上に他拠点の情報入力ボード上の投影結果を子画面として投影することが考えられる。しかしながら、ユーザが子画面と実際に入力する位置を見比べながら入力する方法では、他拠点の情報入力ボードに投影できる自拠点の情報入力ボード内の領域を明確に判断できない。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に画像を表示することで前記複数の拠点間で情報共有を行う、前記複数の拠点それぞれに設けられる情報処理システムであって、自拠点に設けられた所定の領域の画像から、当該所定の領域のうち情報を新たに追記できる第一の領域を抽出する抽出手段と、前記複数の拠点のうちの他の拠点から、前記他の拠点に配置された所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を第二の領域として取得する取得手段と、前記自拠点に設けられた所定の領域のうち、前記第一および第二の領域の両方に含まれる領域を、情報を新たに追記できる領域として特定する特定手段と、前記特定手段にて特定された領域を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示する表示手段とを有する。
ユーザは、自拠点の情報入力ボードのどこに情報を入力すれば他拠点の情報入力ボードに確実に投影されて他拠点のユーザと共有できるか、を情報の入力前に容易に認識できる。
情報処理システムの構成例を説明する図。 情報端末のハードウェア構成の例を説明する図。 情報入力ボードへの投影結果の例を説明する図。 情報端末が共有候補領域を抽出して送信するフローチャート。 図4のフローチャートの具体例を説明する図。 情報端末が共有領域を算出してユーザに通知するフローチャート。 共有領域を説明する図。 共有領域に入力された共有情報を抽出して送信するフローチャート。 受信した共有情報を投影するフローチャート。
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。ここでは、拠点Aおよび拠点Bにそれぞれ、情報入力ボード114、124、情報処理システム110、120が設置され、情報共有が可能であるとして説明する。なお、ここでは、拠点は2つ示されているが、より多くの複数の拠点間で情報共有を行うようにしても構わない。
本実施形態において、情報入力ボード114、124は、スクリーンやホワイトボードなどに代表されるものである。情報入力ボードに入力可能な情報として、マーカペン等で手書きした文字や図形、糊付の付箋(ポスト・イット(商標)など)に記入されている文字や図形、テープや磁石等を用いて貼られた文書やカード等に印刷されている文字や図形等に適用することができる。以下、情報入力ボード上に入力して他拠点と共有する情報を「共有情報」と記述する。なお、情報入力ボードは、予め情報が記入できる領域を指定できてもよい。例えば、大きなホワイトボードのうち、本実施形態に係る情報処理システムの情報入力ボードとして用いる領域の四隅をマーカー等で示しておいてもよい。これにより、必要に応じて、情報入力ボードの範囲を規定することができる。
ある拠点(ここでは拠点A)に配置される情報処理システム110は、PCなどに代表される情報端末111、プロジェクタ112、およびデジタルカメラ113を含む。情報処理システム110は、ネットワーク130を介して他拠点(ここでは拠点B)にある情報処理システム120と接続されている。情報処理システム120と情報処理システム110の構成は同じであるものとして説明する。ネットワーク130は、LAN(Local Area Network)でも良いし、インターネットなどの外部ネットワークを介した構成であっても構わない。また、有線/無線は問わない。
情報端末111は、デジタルカメラ113を制御し、情報入力ボード114を撮像した撮像画像を得る。ここでのデジタルカメラ113にて撮像される情報入力ボード114の領域(位置)は、予め規定されているものとする。もしくは、撮影画像の中から、所定の領域として、情報入力ボード114の領域を抽出するようにしてもよい。情報端末111は、撮像画像(すなわち、情報入力ボード114の領域の画像)から共有情報を含む画像領域を抽出して幾何補正や色補正などの画像処理を施して共有情報画像を得る。情報端末111は、共有情報画像を情報処理システム120に送信する。また、情報端末111は、情報処理システム120から情報入力ボード124の共有情報画像を受信し、プロジェクタ112に供給して情報入力ボード114上に投影する。デジタルカメラ113とプロジェクタ112は、デジタルカメラ113で撮像した撮像画像内にプロジェクタ112の投影範囲が収まる位置関係に配置されている。
[ハードウェア構成]
図2は、本実施形態における情報端末111の構成を示す図である。なお、本実施形態では、情報処理システム120においても同様の構成の情報端末(不図示)が設置されているものとする。
情報端末111は、CPU201、RAM202、ROM203、キーボードI/F205、ディスプレイI/F206、外部メモリI/F207、外部I/F208、マウスI/F211、およびネットワークI/F213を含む。これらの構成要素はシステムバス204で接続され、互いにデータの送受信が行われる。キーボードI/F205にはキーボード209が接続され、マウスI/F211にはマウス212が接続される。情報端末111は、キーボード209およびマウス212を用いてユーザからの各種操作を受け付ける。ディスプレイI/F206にはプロジェクタ112が接続される。情報端末111は、プロジェクタ112を介して情報入力ボード114に画像を投影する。
外部I/F208にはデジタルカメラ113が接続される。情報端末111は、デジタルカメラ113を用いて撮像した情報入力ボード114の画像を取りこむ。情報端末111は、予め設定された時間間隔で撮像するよう制御してもよいし、ユーザがマウス212やキーボード209で入力した入力情報に応じて撮像するよう制御してもよい。情報端末111は、ネットワークI/F213を介して他の拠点(ここでは拠点B)の情報処理システム120と情報入力ボード124の共有情報画像を送受信する。
CPU201は、情報端末111全体の制御を行うものであり、ROM203やHDD等の外部メモリ210などに記憶された本発明を実現するプログラムを、RAM202に読み込み、各種処理を実行する。すなわち、情報端末111のCPU201は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述するフローチャートの各ステップを実行する処理部(処理手段)として機能する。ROM203は、CPU201を起動するためのプログラムを含む各種データを記憶している。RAM202は、ワークメモリとして用いられる。
[投影結果の例]
図3は、情報処理システム110のプロジェクタ112で情報入力ボード114に共有画像を投影した結果の例を説明する図である。
図3(A)〜(D)において、プロジェクタ112は、投影画像300を情報入力ボード114に投影している。投影画像300は、他拠点にある情報処理システム120が他拠点に配置してある情報入力ボード124を撮像して得た共有情報画像である。本実施形態において、投影画像300は、幅が1280画素で高さ720画素の大きさを有するものとする(1280×720)。
投影画像300の投影結果は、共有候補領域301、はみ出し領域302、および重なり領域303のうち少なくとも1つ以上含む。共有候補領域301は、他拠点と共有する候補となる領域である。つまり、本実施形態では、自らが抽出した共有候補領域301のうち、他の拠点で何らかの情報が記載されていない領域が、新たな情報が追記できる領域となる。はみ出し領域302は、情報入力ボード114からはみ出して投影された領域であり、情報入力ボード114の背後の空間(すなわち、通常は情報を表示しない空間)に投影されている。重なり領域303は、情報入力ボード114上に存在するメモ書きや張り紙などに重ねて投影された領域である。
図3(A)は、情報入力ボード114に十分な空き領域(すなわち、情報を表示可能な領域)があり、投影画像300の全体を情報入力ボード114内に投影した例である。図3(A)において、投影結果は、はみ出し領域と重なり領域を含んでおらず、共有候補領域301は情報入力ボード114内に投影された投影画像300の全体に対応する。
図3(B)は、情報入力ボード114上に重要なメモ書きと張り紙が貼られたメモ領域320があり、メモ領域320に重ねて投影しないよう、投影画像300の一部を情報入力ボード114からはみ出して投影した例である。投影結果は、共有候補領域301とはみ出し領域302を含む。なお、メモ領域320については、例えば、情報入力ボード114が配置された拠点Aのユーザが重要であるとして指定する。指定方法については、例えばマーカーで示したり、特定の色にて記載したり、特定の色の付箋を用いて指定することなどが考えられる。
図3(C)は、情報入力ボード114上に重要なメモ書きと張り紙が貼られたメモ領域320があり、投影画像300の一部を情報入力ボード114からはみ出さずに、メモ領域320に重なるよう投影した例である。投影結果は、共有候補領域301と重なり領域303を含む。
図3(D)は、情報入力ボード114上に重要なメモ書きと張り紙が貼られたメモ領域320があり、投影画像300の一部が、情報入力ボード114からはみ出し、且つ、メモ領域320に重なるよう投影された例である。この場合、投影結果は、共有候補領域301とはみ出し領域302と重なり領域303を含む。
[共有候補領域抽出処理]
図4は、情報端末111が共有候補領域301を抽出して他拠点に共有候補領域を通知するフローチャートである。図4では図3(D)の投影結果の撮像画像を基に説明する。本処理フローは、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに格納された制御コードを呼び出して実行することで実現する。また、情報処理システム120の情報端末においても同様の処理が可能である。
S401にて、CPU201は、予めROM203に記憶していたパターン画像330を投影画像300としてプロジェクタ112で投影する。S402にて、CPU201は、デジタルカメラ113を制御してパターン画像330が投影された状態の情報入力ボード114を撮像し、撮像画像310をRAM202に記憶する。
S403にて、CPU201は、撮像画像310と投影に用いられたパターン画像330との特徴量比較によって対応する画素を検出する。ここで、特徴量比較にはSIFT(Scale−Invariant Feature Transform)やSURF(Speed−UP Robust Features)に代表される既存の画像処理技術を適用してよい。S404にて、CPU201は、パターン画像330中のS403にて検出できた対応画素群を基に共有候補領域301を算出してRAM202に記憶する。すなわち、図3(D)に示す共有候補領域301が特定され、その情報がRAM202にて保持される。S405にて、CPU201は、RAM202に記憶した共有候補領域301の座標を他拠点の情報処理システム120に送信する。
なお、共有候補領域の算出する方法は、上記に限定するものではなく、例えば、文字や図形などのオブジェクトが記載されている領域以外の領域を共有候補領域として算出してもよい。または、ユーザ等が何らかの既定のマーカーを示した領域以外の領域や、所定の色等で示された領域以外の領域を共有候補領域として算出してもよい。
図5は、図4のフローチャートの具体例を説明する図である。図5(B)は、S401にてCPU201が投影するパターン画像330の例を示す。パターン画像330は、特定の図形を整列した画像である。なお、パターン画像の構成は、特に限定するものではなく、デジタルカメラ113により撮像した結果に対し特徴量比較が容易となるパターンを用いてよく、また、複数のパターンを使い分けてもよい。
図5(A)は、S402にてCPU201が撮像した撮像画像310の例である。撮像画像310において、パターン画像330中の一部の図形が情報入力ボード114からはみ出している。また、パターン画像330中の一部の図形がメモ領域320に重なっている。これは、図3(D)の状態に対応するものである。
図5(C)は、S404にてCPU201が算出した共有候補領域301を示す例である。パターン画像330のうち、CPU201がS403で検出した対応画素群を含む内接矩形領域を共有候補領域301としている。
図5(D)は、S404にてCPU201がRAM202に記憶する共有候補領域301の情報を説明するものである。CPU201は、投影画像300の左上を原点とする座標系において、共有候補領域301を(x1,y1)、(x1,y2)、(x2,y1)、(x2,y2)の座標を四隅のコーナーとする矩形領域の情報として記憶する。
[共有領域算出処理]
図6は、情報端末111で共有領域を算出してユーザに通知するフローチャートである。本処理フローは、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに格納された制御コードを呼び出して実行することで実現する。また、情報処理システム120の情報端末においても同様の処理が可能である。
S601にて、CPU201は、他拠点(ここでは拠点B)の情報処理システム120から、情報処理システム120が算出した他拠点側の共有候補領域の座標情報を受信して取得する。S602にて、CPU201は、RAM202から自拠点の共有候補領域の座標を読み出して、他拠点の情報処理システム120から受信した共有候補領域との論理積の領域を共有領域としてRAM202に記憶する。
S603にて、CPU201は、共有領域の有無を判定する。具体的な方法は後述する。共有領域が存在する場合は(S603にてYES)S604へ進み、存在しない場合は(S603にてNO)S605に進む。S604にて、CPU201は、共有領域の座標を基に共有領域を示す共有領域通知情報600を生成してRAM202に記憶した後、投影画像300に合成してプロジェクタ112で投影する。S605にて、CPU201は、共有領域が存在しないこと意味する警告情報601を生成して投影画像300に合成してプロジェクタ112で投影する。
図7は、共有領域を説明する図である。図7(A)の301は、図5(D)に示すように自情報処理システムで算出した共有候補領域301(第一の領域)に対応する。共有候補領域401は、他拠点の情報処理システムから受信した共有候補領域(第二の領域)に対応する。共有領域501は、投影画像の原点を基準とした共有候補領域301と共有候補領域401の論理積であり、その座標が(sx1,sy1)、(sx1,sy2)、(sx2,sy1)、(sx2,sy2)で表現される矩形領域である。つまり、各拠点にて求められた共有候補領域301、401の両方に含まれる領域を共有領域501として特定されることとなる。なお、本実施形態では、2つの拠点それぞれで求めた2つの共有候補領域を用いたが、さらに多くの拠点間で情報共有を行っている場合には、それらすべての共有候補領域の情報を用いて共有領域を算出するようにしてもよい。
図7(B)〜(D)は、図6のS604にてCPU201が生成する共有領域を示す共有領域通知情報600の例である。図6のS604にて共有領域通知情報600の表示方法としては様々な方法が挙げられるが、例えば以下のような表示方法が挙げられる。図7(B)は、共有領域通知情報600として共有領域の外周枠を強調して投影したものである。図7(C)は、共有領域通知情報600として共有領域のコーナー(四隅)を示すマークを投影したものである。図7(D)は、共有領域通知情報600として共有領域に有彩色の背景を投影したものである。つまり、共有領域が明確となるように背景色を変更して表示する。
図7(E)は、S605にてCPU201が生成する警告情報601の例であり、投影画像300の中心に警告を意味する文字列を投影したものである。なお、図7(B)〜(E)に示す表示方法は例であり、共有領域通知情報および警告情報の表示方法はこれらに限定されるものではない。
[共有情報抽出処理]
図8は、共有領域に入力された共有情報を抽出して送信するフローチャートである。本処理フローは、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに格納された制御コードを呼び出して実行することで実現する。また、情報処理システム120の情報端末においても同様の処理が可能である。図7(B)〜(D)で示した共有領域通知情報600は、共有領域501内にユーザが入力した共有情報を撮像画像310から抽出する領域の目印として利用可能である。
S801にて、CPU201は、撮像画像310とS604にてRAM202に記憶した共有領域通知情報の画像との特徴点比較を行い、撮像画像310中の共有領域通知情報600の領域を特定する。S802にて、CPU201は、撮像画像310から該領域を抽出して幾何補正や色補正を施した共有情報画像を生成する。S803にて、CPU201は、ネットワーク接続された他拠点の情報処理システム120に生成した共有情報画像を送信する。
[投影処理]
図9は、共有情報を受信して情報入力ボード114に投影するフローチャートである。本処理フローは、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに格納された制御コードを呼び出して実行することで実現する。また、情報処理システム120の情報端末においても同様の処理が可能である。
S901にて、CPU201は、他拠点の情報処理システム120から共有情報画像を受信する。S902にて、CPU201は、投影画像300の原点を基準とした共有領域501の位置に共有情報画像を配置した投影画像を生成する。そして、S903にて、CPU201は、プロジェクタ112で情報入力ボード114に生成した投影画像を投影して表示する。
図8および図9のフローチャートをCPU201が実行することにより、共有領域内に入力された共有情報を複数拠点で共有することができる。
図4および図6のフローチャートで説明した処理の実行タイミングは、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに格納された制御コードを呼び出した後、一度だけ実行してもよい。また、デジタルカメラ113で情報入力ボード114を撮像する度に実行してもよい。また、ネットワーク130で接続された他の情報処理システム120からの共有候補領域の座標情報を受信する度に実行してもよい。
以上のように、本発明により、ユーザは、自拠点の情報入力ボードのどこに情報を入力すれば他拠点の情報入力ボードに確実に投影されて他拠点のユーザと共有できるか、について情報の入力前に簡単に判断できる。
また、本発明においては、情報端末111にプロジェクタ112とデジタルカメラ113が接続されているが、情報端末111がプロジェクタ112やデジタルカメラ113を含むようにしてもよい。また、本実施形態においては、各拠点に配置された情報端末にて共有候補領域および共有領域の検出を行ったが、各拠点の情報端末とネットワークで接続されたサーバで集約して上述の処理を行うような構成でもよい。つまり、サーバが各拠点の情報処理システムから共有候補領域の情報を取得し、共有領域を算出した上で、各拠点に算出結果を通知する。各拠点の情報処理システムは、サーバ側で算出された共有領域の情報を用いて表示を行うこととなる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (18)

  1. 複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に画像を表示することで前記複数の拠点間で情報共有を行う、前記複数の拠点それぞれに設けられる情報処理システムであって、
    自拠点に設けられた所定の領域の画像から、当該所定の領域のうち情報を新たに追記できる第一の領域を抽出する抽出手段と、
    前記複数の拠点のうちの他の拠点から、前記他の拠点に配置された所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を第二の領域として取得する取得手段と、
    前記自拠点に設けられた所定の領域のうち、前記第一および第二の領域の両方に含まれる領域を、情報を新たに追記できる領域として特定する特定手段と、
    前記特定手段にて特定された領域を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示する表示手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記特定手段は、前記複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に表示される画像の座標系にて示される前記前記第一の領域と前記第二の領域の論理積により、情報を新たに追記できる領域を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記抽出手段は、パターン画像を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示させ、当該パターン画像を表示した状態で得られた画像と、前記パターン画像との特徴量比較により、前記第一の領域を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記抽出手段は、前記所定の領域の画像のうち、既定のマーカーにて示された領域以外の領域を前記第一の領域として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  5. 前記抽出手段は、前記所定の領域の画像のうち、オブジェクトを含む領域以外の領域を前記第一の領域として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  6. 前記オブジェクトは、文字、もしくは、図形のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示手段は、前記特定手段により特定される領域が存在しない場合、その旨の警告を表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記表示手段は、前記特定手段により特定された領域を、外周枠の強調、四隅へのマーカーの表示、異なる背景色での表示、のうちのいずれかにて表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記抽出手段は、カメラにて撮影することで前記自拠点に設けられた所定の領域の画像を取得することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  10. 前記表示手段は、プロジェクタにより画像を投影することで表示を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  11. 前記抽出手段にて抽出した第一の領域の情報を他の拠点の取得手段に送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  12. 前記所定の領域は、ホワイトボードにて設けられることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  13. 前記所定の領域は、マーカーにより示されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  14. 複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に画像を表示することで前記複数の拠点間で情報共有を行うシステムにおける情報処理装置であって、
    前記複数の拠点それぞれから、前記複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段にて取得した情報のいずれにおいても、情報を新たに追記できると示された領域を特定する特定手段と、
    前記複数の拠点に対し、前記特定手段にて特定された領域を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  15. 複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に画像を表示することで前記複数の拠点間で情報共有を行う、前記複数の拠点それぞれに設けられる情報処理システムの制御方法であって、
    自拠点に設けられた所定の領域の画像から、当該所定の領域のうち情報を新たに追記できる第一の領域を抽出する抽出工程と、
    前記複数の拠点のうちの他の拠点から、前記他の拠点に配置された所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を第二の領域として取得する取得工程と、
    前記自拠点に設けられた所定の領域のうち、前記第一および第二の領域の両方に含まれる領域を、情報を新たに追記できる領域として特定する特定工程と、
    前記特定工程にて特定された領域を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示する表示工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  16. 複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域に画像を表示することで前記複数の拠点間で情報共有を行うシステムにおける情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数の拠点それぞれから、前記複数の拠点それぞれに設けられた所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得した情報のいずれにおいても、情報を新たに追記できると示された領域を特定する特定工程と、
    前記複数の拠点に対し、前記特定工程にて特定された領域を通知する通知工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータを、
    自拠点に設けられた所定の領域の画像から、当該所定の領域のうち情報を新たに追記できる第一の領域を抽出する抽出手段、
    他の拠点から、前記他の拠点に配置された所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を第二の領域として取得する取得手段、
    前記自拠点に設けられた所定の領域のうち、前記第一および第二の領域の両方に含まれる領域を、情報を新たに追記できる領域として特定する特定手段、
    前記特定手段にて特定された領域を前記自拠点に設けられた所定の領域に表示する表示手段
    として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、
    複数の拠点それぞれから、前記複数の拠点それぞれに設けられた、画像が表示される所定の領域のうち情報を新たに追記できる領域の情報を取得する取得手段、
    前記取得手段にて取得した情報のいずれにおいても、情報を新たに追記できると示された領域を特定する特定手段、
    前記複数の拠点に対し、前記特定手段にて特定された領域を通知する通知手段
    として機能させるためのプログラム。
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