JP2015090281A - 超音波測定方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空中を伝播する超音波を用いた超音波測定方法において受信できる超音波の感度が高い超音波測定方法及び装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の超音波測定方法は、空中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する超音波測定方法であって、音響インピーダンスが空気より大きくかつ前記被測定物未満であるシートを前記被測定物に貼付する工程と、前記シートを貼付した前記被測定物の内部をセンサを用いて測定する工程と、を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、空気中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する方法および装置に関するものである。
図9に示すように、送信用の超音波センサ1より発振した超音波2を空気を介して被測定物3に入射させ、被測定物3の内部を透過した超音波2を空気を介して受信用の超音波センサ4で受信することで被測定物3の内部測定を行う方法が従来例として提案されている。(例えば、特許文献1)。
特開2008−128965号公報
しかしながら、被測定物と空気との音響インピーダンスの差は一般的に1000倍以上であるため、上述した従来例においては、超音波の透過率が低く、これによりSN比(Signal to Noise ratio)が低下して、測定精度が低いという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、超音波の透過率を高めて、高精度な超音波測定方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の超音波測定方法は、空中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する超音波測定方法であって、音響インピーダンスが空気より大きくかつ前記被測定物未満であるシートを前記被測定物に貼付する工程と、前記シートを貼付した前記被測定物の内部をセンサを用いて測定する工程と、を備える。
また、本発明の超音波測定装置は、空中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する超音波測定装置であって、音響インピーダンスが空気より大きくかつ前記被測定物未満であるシートと、前記シートを前記被測定物に貼付する貼付機構と、前記シートの添付された前記被測定物の内部を測定するセンサと、を備える。
以上のように、本発明によれば、シートを介して被測定物の超音波測定を実施することで、高精度な超音波測定方法および装置を実現できる。
実施の形態1における超音波測定方法の概略構成を示す図 実施の形態1におけるシートの音響インピーダンスと従来例の透過率に対する比率との関係を示す図 実施の形態1における超音波測定装置の概略構成を示す図 実施の形態1における超音波測定方法のフローチャート 実施の形態1における超音波測定方法の概略構成を示す図 実施の形態2における超音波測定方法の概略構成を示す図 (a)(b)実施の形態1と2における超音波の伝播の違いを示す概略図 実施の形態3における超音波測定方法の概略構成を示した図 特許文献1に記載された従来例を示す図
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態における超音波測定方法を実施するための概略構成を示す。はじめに、本超音波測定方法の概要について説明する。送信用の超音波センサ1より発振した超音波2は空気中を伝播し、被測定物3の表面に貼付されたシート101を介して被測定物3に入射する。その後、被測定物3の内部を透過した超音波2は被測定物3の裏面に貼付されたシート102を介して空気中へ出射し、空気を介して受信用の超音波センサ4に入射する。そして、超音波センサ4で受信した被測定物3からの超音波2の波形を解析することで被測定物3の内部測定が実施される。
図1において、本実施の形態では、被測定物3は、例えば各厚みが1mmである2枚の銅板が熱拡散接合されたものである。送信用の超音波センサ1および受信用の超音波センサ4は、いわゆる空中超音波センサである。空中超音波センサは、空中を伝播する超音波を受信または送信するセンサである。空中超音波センサである送信用の超音波センサ1および受信用の超音波センサ4の中心周波数は例えば公称800kHzである。また、シート101およびシート102は例えばシス形ブタジエンゴムで構成される。そして、シート101と被測定物3は空気層が介在しない状態で密着しており、シート101は気圧によって被測定物3に貼付されている。なお、シート102もシート101と同様の態様で被測定物3に貼付されている。
ここで、超音波2の透過率について、本実施の形態と従来例との比較を行う。空気、被測定物3、シート101およびシート102の音響インピーダンスをそれぞれZ、Z、Zとする。この場合、図9に示した従来例では、超音波が、空気→被測定物3→空気の順に伝播するため、従来例の超音波の透過率Tconv.は、数1で表される。
conv.=4・Z・Z/(Z+Z …(数1)
一方、図1に示すような本実施の形態においては、空気→シート101→被測定物3→シート102→空気の順に超音波が伝播する。この本実施の形態における透過率Texe1は、数2で表される。
exe1=16・Z・Z・Z /{(Z+Z・(Z+Z} …(数2)
被測定物3を銅とし、シート101とシート102をシス型ブタジエンゴムとすると、各音響インピーダンスは、Z=408Ns/m、Z=4.49×10Ns/m、Z=1.5×10Ns/mである。この時、従来例における透過率Tconv.は、数1より、Tconv.=3.63×10−5となる。そして、図1の本実施の形態における透過率Texe1は、Texe1=1.36×10−4となる。よって、従来例における透過率Tconv.に対する本実施の形態における透過率Texe1の比率(Texe1/Tconv.)は、Texe1/Tconv.=3.74となる。従って、本実施の形態の超音波測定方法によれば、受信できる超音波の感度(超音波の透過率)が3.74倍に向上することがわかる。
この場合、本実施の形態において、シート101およびシート102の厚みtを、数3で定義する値に設定するのが望ましい。数3の条件を満たすことで、より超音波の透過率を向上できる。
t = Vs/(4×fo) …(数3)
ここで、Vsはシート101およびシート102の縦波の音速、foは超音波センサ1および超音波センサ4の中心周波数を示す。数3を満たすように各構成を設定することで、シート101、シート102、被測定物3および空気の各境界面での反射が最小になり、超音波2の透過率を最大化できる。本実施の形態では、縦波の音速Vs=1590m/sのシート101およびシート102、中心周波数fo=800kHの超音波センサ1および4を採用しているため、数3よりシート101およびシート102の厚みを0.5mmに設定している。
次に、シート101およびシート102における好ましい音響インピーダンスについて説明する。図2は、被測定物の材質が銅、アルミニウム、ガラス、ポリスチレンである場合の本実施の形態におけるシートの音響インピーダンスと従来例に対する本実施の形態の透過率の比率との関係を示した図である。図2のグラフでは、横軸はシートの音響インピーダンスを対数表示し、縦軸は数1および数2より求まる本実施の形態における透過率Texe1と従来例における透過率Tconv.の比率を示す。ここで、アルミニウム、ガラス、ポリスチレンの音響インピーダンスはそれぞれ、1.73×10Ns/m、1.28×10Ns/m、2.48×10Ns/mである。グラフから明らかなように、Texe1/Tconv.が1より大きくなる条件、すなわち、従来例よりも本実施の形態の方が透過率が高くなるシートの音響インピーダンスの条件は、空気より大きくかつ被測定物未満であることが分かる。
このため、図1のシート101およびシート102には、音響インピーダンスが空気より大きくかつ被測定物3未満の条件を満たす材料を採用する。より好ましくは、シート101およびシート102の音響インピーダンスが、6.5×10Ns/m以上かつ1.6×10Ns/m以下の条件を満たせば良い。これは、図2から明らかなように、工業製品に広く一般的に使用されるポリスチレンが被測定物の場合に、従来例よりも本実施の形態の透過率を1.5倍以上高められるためである。なお、透過率が1.5倍以上になれば、より正確な測定が可能となることを発明者らは見出している。この音響インピーダンスの条件を満たすもののうち、本実施の形態において、被測定物3の表面に密着しやすい材質であるシス形ブタジエンゴムをシート101およびシート102の素材に選定している。
ここで、図3に、本実施の形態における超音波測定装置の一例である測定装置301を示す。
測定装置301は、シート貼付機構302、303が配置されている位置B、超音波センサ1、4が配置されている位置C、シート剥離機構304、305が配置されている位置Dより構成されている。この測定装置301は、被測定物3の表裏面に対して、同時にシートの貼付を実施する。また、この測定装置301は、被測定物3の表裏面から、同時にシートの剥離を実施する。
被測定物3は、搬送手段306によって位置Aから測定装置301の位置Bまで搬送され、次に、測定装置301内で順次、位置B→C→Dへ搬送され、最後に、測定装置301外の位置Eに搬送される。位置Aには被測定物3が順次供給されるため、測定装置301内には複数の被測定物3が導入され、位置B、C、Dでは並列して作業が行われる。搬送手段306は、例えば、2本のベルトで被測定物3の両端の2辺を支持して搬送するベルトコンベアであり、位置Cの超音波センサ1、4による測定がベルトコンベア上で実施可能なように、中央に開口を有する。
シート貼付機構302、303は、例えば、3軸駆動が可能なロボットと吸着ノズルを備える。シート供給手段307に予め準備されている複数のシート101およびシート102を吸着ノズルで被測定物3の表裏面まで順次搬送し、10N程度の加圧力でシート101およびシート102を被測定物3の表裏面に押し当てる。これにより、シート貼付機構302、303は、被測定物3の主面の両面にシート101およびシート102の貼付を行う。また、シート剥離機構304、305も3軸駆動が可能なロボットと吸着ノズルで構成されており、被測定物3の両面に貼付されているシート101およびシート102をそれぞれ吸着ノズルで吸着することで剥離する。剥離したシート101およびシート102は、シート回収手段308へ搬送される。シート回収手段308に回収されたシート101およびシート102は、シート供給手段307に再び配置され再利用される。上述したシート貼付機構302、303、シート剥離機構304、305、超音波センサ1、4、搬送手段306、シート供給手段307、および、シート回収手段308は、測定装置301の架台309に配置されている。
次に、本実施の形態における超音波測定方法のフローを図4のフローチャートに則って図3の構成に基づき説明する。図4のステップS101は、図3の位置Bで実施される工程である。この工程では、位置Aから搬送されてきた被測定物3の表面にシート貼付機構302、303によってシート101およびシート102が貼付される。
次に、図4のステップS102は、図3の位置Cで実施する工程である。この工程では、シート101および102を貼付した後に位置Cに搬送された被測定物3の内部を、超音波センサ1、4を用いて測定する。シート101およびシート102を介して被測定物3の内部を超音波を用いて測定することにより、従来例と比較して高い感度で超音波測定を行うことができる。この位置Cで実施される超音波測定方法の概略図が図1である。
最後に、図4のステップS103は、図3の位置Dで実施される工程である。この工程では、位置Cから搬送されてきた被測定物3からシート101およびシート102がシート剥離機構304、305によって剥離される。
これらステップS101〜S103の工程は、複数の被測定物3を連続で測定する場合に並列して実行することができる。このため、本実施の形態のようにシートの貼付・剥離工程を実施しても、従来例と比較して、1個あたりの測定時間を長くすることなく受信できる超音波の感度を向上できる。
なお、本実施の形態では、図3のシート101およびシート102は気圧によって被測定物3に貼付されているが、シート101およびシート102に予め塗布された粘着性のある接着材料を介して被測定物3にシート101およびシート102を貼付しても良い。この際、接着材料は、シート101およびシート102の音響インピーダンスより大きく被測定物3未満であるものが好適であり、かつ、超音波の透過を妨げないために、接着材料は薄いほど好ましい。このため、例えば、接着材料の厚みを数10μm以下とする。
なお、本実施の形態では、シート貼付機構302、303およびシート剥離機構304、305に、他の機構を採用してもよい。例えば、被測定物3を挟んで保持する機構の先端にシート101およびシート102を配置し、位置Bで被測定物3の保持と共にシート101およびシート102を被測定物3の測定面に密着させる機構をシート貼付機構302、303に採用してもよい。この場合、シート剥離機構304、305は、位置Dで被測定物3の保持解除と共にシート101およびシート102を被測定物3から剥離する構成でも良い。このような機構は、搬送手段にターンテーブル式を用いる場合に好適である。
なお、本実施の形態では、被測定物3の両面にシート101およびシート102を貼付しているが、被測定物3の片側のみにシートを貼付しても良い。例えば、図1において、シート101がなくシート102のみの場合、超音波2の伝播経路は空気→被測定物3→シート102→空気となり、この時の透過率Texe2は、数4で表される。
exe2=8・Z・Z・Z/{(Z+Z)・(Z+Z)・(Z+Z)} …(数4)
この時の透過率Texe2は、数4よりTexe2=7.03×10−5となり、従来例における透過率Tconv.に対する比率(Texe2/Tconv.)は、Texe2/Tconv.=1.93となる。すなわち、片側のみにシートを貼付する場合でも超音波の透過率が1.93倍に向上する。この場合、被測定物3の主面のうち受信用の超音波センサ4側の面にのみシート102を貼付する方が効果的である。シート102の大きさを測定に必要なサイズに設定することにより、測定に不要な経路を伝播した超音波2の影響を相対的に小さくでき、S/N比を向上できるためである。より詳細には、超音波2は内部で散乱して測定対象でない部位での反射波(ノイズ)も含んで被測定物3から空気中へ出射されるが、このノイズの影響を、シート102で軽減できるためである。なお、シート101を設けない場合、例えば、送信用の超音波センサ1の代わりに被測定物3の表面に直接超音波を導入するパルスレーザを用いても良い。
なお、図1、図3では、被測定物3を透過した超音波2を用いて内部測定を実現している。その一方で、図5に示すように、被測定物3の底面で反射した超音波2を用いて内部測定を実現しても良い。図5の送受信用の超音波センサ501より発振した超音波2は空気中を伝播し、被測定物3に貼付されているシート502を介して被測定物3に入射する。このシート502は被測定物3の表面に貼付されている。被測定物3の内部を伝播する超音波2は被測定物3の底面(裏面)や空隙欠陥503で反射し、シート502を介して空気中へ出射され、送受信用の超音波センサ501で受信される。送受信用の超音波センサ501は被測定物3の表面を2次元に走査するためのXYステージ504に搭載されており、各測定位置で受信した被測定物3からの超音波2の波形を解析することで被測定物3の内部の例えば空隙欠陥503の測定が行われる。
図5の構成の場合は、被測定物3の表面で反射した超音波2と被測定物3の内部の空隙欠陥503で反射した超音波とを分離する必要があるため、送受信用の超音波センサ501の中心周波数はより高い方が好適である。好ましくは、1MHz以上3MHz以下の中心周波数の超音波センサ501を選定する。一般的な工業製品で使用される材質の音速は2000m/s〜6000m/sであり、このような被測定物3の内部の数mmの深さに存在する欠陥を測定するためには1MHz以上の周波数が適しているからである。そして、3MHz以上の周波数であると空中での減衰率が格段に大きくなり十分な強さの超音波2を検出することができなくなるためである。図5の構成では一例として、公称2MHzの中心周波数の超音波センサ501を選定する。また、シート502にシス形ブタジエンゴムを用い、厚みを、(数3)より0.2mmとする。
また、図5の構成は、図3の位置Cにおいて適用される。
以上のように、送受信用の超音波センサ501を用いて被測定物3の片側面のみから測定を行うパルス反射法による超音波測定方法においても、超音波の感度を向上できる。
なお、図1、図3に示したような透過法による超音波測定方法では、被測定物3の内部の深さ方向の情報を有さないため超音波2の中心周波数を高くする必要がなく、超音波2の受信の効率の面から100kH以上1MHz以下の中心周波数の超音波センサ1、4を選定するのが良かった。このため、図1、3の構成では公称800kHzの中心周波数の超音波センサを使用していた。
なお、シート101およびシート102が被測定物3に悪影響を与えない場合は、図4のステップS103の工程を実施せずともよい。この場合、本実施の形態における超音波測定装置の一例である図3の測定装置301は、シート剥離機構304、305を備えなくてもよい。ただし、被測定物3への影響度や、リサイクル性を考慮すると、被測定物3からシート101およびシート102を剥離する方が望ましい。
(実施の形態2)
図6に、実施の形態2における超音波測定方法の概略構成を示す。実施の形態1との違いは、被測定物3の受信用の超音波センサ4側に貼付したシート601の表面に曲面からなる凹部が設けられている点である。図7(a)(b)は超音波2が被測定物3からシートを介して空気中に伝播する状態を模式的に示したものである。図7(a)は実施の形態1における超音波伝播の模式図であり、図7(b)は実施の形態2における超音波伝播の模式図である。図7(a)に示すようにシート102の表面が平面である場合は、シート102から出射した超音波2は放射状に広がる。測定条件の制限でシート102と受信用の超音波センサ4の距離が離れると、受信用の超音波センサ4の受信面より超音波2の広がりが大きくなり効率が低下する。一方、図7(b)に示すようにシート601の表面に曲面状の凹部が設けられている場合は、シート102から出射した超音波2は受信用の超音波センサ4の受信面に向かって集束されるため、超音波2を効率よく受信することが可能となる。
ここで、シート601の表面の凹部の形状は、シート601から受信用の超音波センサ4までの距離がLである場合、半径Lの曲率をもった曲面状とするのが好適である。すなわち、シート601の表面に設けた曲面からなる凹部の曲率中心に超音波センサ4を配置するのが好適である。なお、図6の構成は、図3の位置Cにおいて適用される。
以上のように、本実施の形態によれば、受信できる超音波の感度をより向上できる。
(実施の形態3)
図8に、実施の形態3における超音波測定方法の概略構成を示す。実施の形態1との違いは、シート801およびシート802とが多層構造であることである。ここでは、シート801とシート802とを共に2層構造とする。シート801の被測定物3側に位置する層を第1層801a、空中側に位置する層を第2層801bとする。また、シート802の被測定物3側に位置する層を第1層802a、空中側に位置する層を第2層802bとする。この場合、各構成の音響インピーダンスは、空気<第2層801b(802b)<第1層801a(802a)<被測定物3の関係を満たすように設定する必要がある。各構成の音響インピーダンスをこのように設定する理由を以下に説明する。
空気、被測定物3、第1層801a(802a)、第2層801b(802b)の音響インピーダンスをそれぞれZ、Z、Z、Zとすると、空気→第2層801b→第1層801a→被測定物3→第1層802a→第2層802b→空気と伝播する超音波の透過率Texe4は、数5で表すことができる。
exe4=64・Z・Z・Z ・Z /{(Z+Z・(Z+Z・(Z+Z} …(数5)
数5より、上記のように、各構成の音響インピーダンスを設定することで、超音波2の透過率を向上できる。具体的には、第1層801a(802a)、第2層801b(802b)の音響インピーダンスを、それぞれ、1.5×10Ns/m、9×10Ns/mに設定すると、本実施の形態における透過率Texe4は、数5よりTexe4=2.13×10−4となり、従来例における透過率Tconv.に対する本実施の形態における透過率Texe4の比率(Texe4/Tconv.)は、Texe4/Tconv.=5.85となる。このように、本実施の形態によれば、従来例と比較して約5.85倍の透過率の向上が期待でき、受信できる超音波の感度をさらに向上させることが可能となる。
本実施の形態において、第1層801a、802aにシス形ブタジエンゴムを採用する。また、第2層801b、802bに直径10μm程度の中空ガラスを複数混入して密度を下げることで見かけ上の音響インピーダンスを低下させた樹脂を採用する。被測定物3と接する第1層801a、802aに柔軟性のあるゴム材を使用することで、被測定物3との密着性を高めて作業効率を確保する。あわせて、第2層801b、802bに空気の音響インピーダンスにより近い層を採用することで超音波2の透過率をより向上できる。
このように、シート801に、第1層801aと、第1層801aよりも音響インピーダンスの小さい第2層801bとを含ませることで、高精度な測定を実現できる。また、シート802に、第1層802aと、第1層802aよりも音響インピーダンスの小さい第2層802bとを含ませることでも、高精度な測定を実現できる。
シート801、802の厚みtは数3で定義する値に設定するのが望ましい。数3の条件を満たすことで、より超音波の透過率を向上できる。
なお、前記様々な実施の形態又は変形例のうちの任意の実施の形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。例えば、実施の形態2で採用した曲面からなる凹部を図8の第2層802bに適用しても良い。これにより、より高精度な超音波測定を実現できる。
本発明は、電子デバイスや、車体などの構造物の内部を超音波探傷する用途にも適用できる。
1 超音波センサ
2 超音波
3 被測定物
4 超音波センサ
101、102 シート
301 測定装置
302、303 シート貼付機構
304、305 シート剥離機構
306 搬送手段
307 シート供給手段
308 シート回収手段
309 架台
501 超音波センサ
502 シート
503 空隙欠陥
601 シート
801、802 シート

Claims (10)

  1. 空中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する超音波測定方法であって、
    音響インピーダンスが空気より大きくかつ前記被測定物未満であるシートを前記被測定物に貼付する工程と、
    前記シートを貼付した前記被測定物の内部をセンサを用いて測定する工程と、を備える超音波測定方法。
  2. 前記被測定物の内部を測定した後に、前記シートを前記被測定物から剥離する工程を更に備える請求項1の超音波測定方法。
  3. 前記シートの縦波の音速をVs、前記センサの中心周波数をfo、前記シートの厚みをtとしたとき、t=Vs/(4×fo)を満たす、請求項1又は2の超音波測定方法。
  4. 前記シートは曲面からなる凹部を有し、前記被測定物の内部を測定する工程において、前記曲面の曲率中心に前記センサを配置して超音波を受信する、請求項1〜3のいずれかの超音波測定方法。
  5. 前記シートは第1層と該第1層よりも音響インピーダンスの小さい第2層とを含み、
    前記第1層が前記被測定物側に位置し、前記第2層が前記空中側に位置するように前記シートを貼付する、請求項1〜4のいずれかの超音波測定方法。
  6. 空中を伝播する超音波を用いて被測定物の内部を測定する超音波測定装置であって、
    音響インピーダンスが空気より大きくかつ前記被測定物未満であるシートと、
    前記シートを前記被測定物に貼付する貼付機構と、
    前記シートの添付された前記被測定物の内部を測定するセンサと、を備える超音波測定装置。
  7. 前記シートを前記被測定物から剥離する剥離機構を更に備える請求項6の超音波測定装置。
  8. 前記シートの縦波の音速をVs、前記センサの中心周波数をfo、前記シートの厚みをtとしたとき、t=Vs/(4×fo)を満たす、請求項6又は7の超音波測定装置。
  9. 前記シートは、曲面からなる凹部を有し、
    前記センサは、前記曲面の曲率中心で超音波を受信する、請求項6〜8のいずれかの超音波測定装置。
  10. 前記シートは第1層と該第1層よりも音響インピーダンスの小さい第2層とを含み、
    前記貼付機構は、前記第1層が前記被測定物側に位置し、前記第2層が前記空中側に位置するように前記シートを貼付する、
    請求項6〜9のいずれかの超音波測定装置。
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