JP2015088361A - ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック - Google Patents

ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック Download PDF

Info

Publication number
JP2015088361A
JP2015088361A JP2013226505A JP2013226505A JP2015088361A JP 2015088361 A JP2015088361 A JP 2015088361A JP 2013226505 A JP2013226505 A JP 2013226505A JP 2013226505 A JP2013226505 A JP 2013226505A JP 2015088361 A JP2015088361 A JP 2015088361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
movable piece
breaker
notch
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013226505A
Other languages
English (en)
Inventor
勝史 浪川
Katsufumi Namikawa
勝史 浪川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsulite Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Komatsulite Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsulite Manufacturing Co Ltd filed Critical Komatsulite Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013226505A priority Critical patent/JP2015088361A/ja
Publication of JP2015088361A publication Critical patent/JP2015088361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

【課題】2次電池等の保護装置として使用されるブレーカーにおいて、腐食による動作不良を抑制する。
【解決手段】第1、第2ケース71、81間に可動片4の挟持部42が挟持されるブレーカー1において、挟持部42の側縁に沿う水分の侵入経路Pを断つシール手段8を具える。シール手段8は、挟持部42の両側縁に設けられた一対の切欠き部50と、第1ケース71又は第2ケース81に設けられた嵌合突起51とからなる。保持部74は、第1、第2ケース71、81のうちの一方の合わせ面に形成され、挟持部42を保持する。嵌合突起51は切欠き部50と嵌合しうる突起本体52と、その上端から延出する頭部53とからなり、頭部53は溶着によって溶融し切欠き部50と突起本体52との間をシールする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器の2次電池等に内蔵される小型のブレーカーに関する。
従来、各種電気機器の2次電池やモーター等の保護装置としてブレーカーが使用されている。ブレーカーは、充放電中の2次電池の温度が過度に上昇した場合、又は自動車、家電製品等の機器に装備されるモーター等に過電流が流れた場合等の異常が生じた際に、2次電池やモーター等を保護するために電流を遮断する。このような保護装置として用いられるブレーカーは、機器の安全を確保するために、温度変化に追従して正確に動作することと、通電時の抵抗値が安定していることが求められる。
又、ブレーカーが、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型携帯情報端末機器又はスマートフォンと称される薄型の多機能携帯電話機等の電気機器に装備される2次電池等の保護装置として用いられる場合、上述した安全性の確保に加えて、小型化が要求される。特に、近年の携帯情報端末機器にあっては、ユーザーの小型化(薄型化)の志向が強く、各社から新規に発売される機器は、デザイン上の優位性を確保するために、小型に設計される傾向が顕著である。こうした背景の下、携帯情報端末機器を構成する一部品として、2次電池と共に実装されるブレーカーもまた、さらなる小型化が強く要求されている。
ブレーカーには、温度変化に応じて動作し、電流を導通又は遮蔽する熱応動素子が備えられている。特許文献1には、熱応動素子としてバイメタルを適用したブレーカーが示されている。バイメタルとは、熱膨張率の異なる2種類の板状の金属材料が積層されてなり、温度変化に応じて形状を変えることにより、接点の導通状態を制御する素子である。同文献に示されたブレーカーは、固定片、可動片、熱応動素子、PTCサーミスター等の部品が、樹脂製のケースに収容されてなり、固定片及び可動片の端子が電気機器の外部回路に接続されて使用される。
WO2011/105175号公報
上記特許文献1に示されたブレーカーにおいては、ケースには、前記端子をケースの外部に露出させるための開口部が設けられている。しかし、前記開口部と可動片との間には、僅かな隙間が生ずることがあり、高温高湿の雰囲気で長時間に亘ってブレーカーが使用される場合、前記隙間から水蒸気などの水分が内部に侵入する虞が生じる。又内部に侵入した水分は、熱応動素子や可動片等の金属部材にショート、酸化、その他の悪影響を及ぼし、動作不良の原因となると懸念される。
従って従来においては、前記可動片には、ケースをなすケース本体と蓋部材と間に挟持される挟持部(同文献においては、固定部33に相当する)が設けられ、この挟持部の表裏面と前記ケース本体および蓋部材の内面とを密接させることで、水分の侵入の阻止が図られている。
しかしながら、本発明者の研究の結果、前記隙間からの水分は、挟持部の側縁に沿って侵入する傾向が強いと見られ、この側縁に沿った侵入経路を断つことが、動作不良を防止する上で重要であると期待される。
そこで発明は、挟持部の側縁に沿う水分の侵入経路を断つことができ、熱応動素子や可動片の腐食、及びそれに起因する動作不良を抑制しうるブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パックを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本願発明は、固定接点を有する固定片、可動接点を有しかつこの可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片、温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離反するように前記可動片を作動させる熱応動素子、前記固定片と可動片と熱応動素子とを収容する第1ケース、前記第1ケースに溶着される第2ケース、及びシール手段を具えたブレーカーであって、
前記可動片は、前記第1ケースと第2ケースとによって挟み込まれて挟持される挟持部を有し、
前記第1ケースと第2ケースとは、互いに突き合わされて溶着する合わせ面を有し、
一方の前記合わせ面には、前記挟持部を保持する保持部が配されるとともに、
前記シール手段は、
前記挟持部の両側縁に設けられた一対の切欠き部、
及び前記可動片と同じ高さを有し前記切欠き部と嵌合しうる突起本体と、この突起本体の上端から延出する頭部とからなり、前記保持部に設けられた嵌合突起からなり、
前記頭部が、前記溶着によって溶融し前記切欠き部と前記突起本体との間をシールすることを特徴とする。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記保持部は、前記第1ケースの合わせ面に設けられることが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記保持部は、浅底部分を含み、かつこの浅底部分に填り込んだ前記挟持部の表面が前記合わせ面と面一をなすことが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記嵌合突起は、前記保持部に設けられることが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記切欠き部は、半円形状をなし、かつ前記突起本体は、前記切欠き部と同心な半円柱状をなすことが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記一対の切欠き部は、前記可動片の巾中心線を中心とした線対称位置に配されることが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、溶着前において、前記頭部は、先端に球面状部分を有することが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、溶着前において、前記頭部は、前記球面状部分と突起本体との間に、円錐台状をなし前記切欠き部を突起本体に案内する先細状のガイド部分を有することが好ましい。
本発明に係る前記ブレーカーでは、前記可動片は、前記挟持部と前記可動接点との間で弾性変形可能に形成された弾性部を有し、前記挟持部は、下方に折れ曲がる段曲げ部分を有するとともに、前記切欠き部は、前記段曲げ部分と前記弾性部との間に配されることが好ましい。
本願発明の電気機器用の安全回路は、前記ブレーカーを具えたことを特徴とする。
本願発明の2次電池パックは、前記ブレーカーを具えたことを特徴とする。
本願発明のブレーカーによれば、第1、第2ケースのうちの一方の合わせ面に、可動片に形成される挟持部を保持する保持部が形成される。
又前記ブレーカーはシール手段を具え、このシール手段は、前記挟持部の両側縁に設けられた一対の切欠き部と、第1ケース又は第2ケースに設けられた嵌合突起とから構成される。この嵌合突起は、可動片と同じ高さを有して前記切欠き部と嵌合しうる突起本体と、その先端から延出する頭部とからなる。従って第1、第2ケースの合わせ面間を超音波溶着等により溶着する際、前記頭部が他方の合わせ面等と接触して溶融し、前記切欠き部と突起本体との間をシールすることができる。
これにより前記挟持部の側縁に沿う水分の侵入経路を、前記切欠き部と突起本体との間のシールによって断つことができる。その結果、熱応動素子や可動片等の金属部材に及ぼすショート、酸化、その他の悪影響を抑制することが可能となる。又シール構造が簡易であるため、ブレーカーの設計が容易であり、しかもブレーカーの生産性を向上させることができる。
又本願発明の安全回路、2次電池パックによれば、ブレーカーにおける熱応動素子や可動片等の金属部材に及ぼすショート、酸化、その他の悪影響が抑制されるため、耐久性や安定性に優れる安全回路、又は2次電池パックを提供することができる。
本発明の一実施形態によるブレーカーの構成を示す組み立て斜視図。 通常の充電又は放電状態におけるブレーカーの動作を示す断面図。 過充電状態又は異常時などにおけるブレーカーの動作を示す断面図。 第1ケースに組み込まれた熱応動素子及び可動片を示す平面図。 図4のC−C断面位置において、第1ケースに第2ケースが装着される様子を示す断面図。 図4のC−C断面位置において、第1ケースに第2ケースが装着された状態(溶着前)を示す断面図。 図4のE−E断面位置において、第1ケースの浅底部分に、可動片の挟持部が組み込まれる前の状態を示す断面図。 (A)は嵌合突起に切欠き部が嵌合する前の状態を示す部分拡大断面図、(B)は嵌合した状態を示す部分拡大断面図、(C)は嵌合した状態を示す部分拡大平面図。 水分の侵入経路及びシール手段によるシール部分を、第2ケースを透視して示す部分平面図。 ブレーカーの他の実施例を示す分解斜視図。 その溶着後の断面図。 第2発明の2次電池パックの構成を示す平面図。 第3発明の安全回路を示す回路図。
以下、本発明の一実施形態によるブレーカー1について、図面を参照して説明する。
図1〜3はブレーカー1の構成を示す。ブレーカー1は、固定接点21を有する固定片2、先端部に可動接点3を有する可動片4、温度変化に伴って変形する熱応動素子5、前記固定片2と可動片4と熱応動素子5とを収容するケース7、及びシール手段8を含んで構成される。本実施形態では、ケース7内に、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスター6がさらに収容される場合が示される。
ケース7は、合わせ面71Sを有する本例では下方側の第1ケース71と、合わせ面81Sを有する本例では上方側の第2ケース81とを具える。各合わせ面71S、81Sは、互いに突き合わされて溶着され、これにより一体のケース7が形成される。本実施形態の第1、第2ケース71、81は、難燃性のポリアミド(PA)、耐熱性に優れたポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱可塑性樹脂により成形されている。なお上述した樹脂と同等以上の特性が得られるのであれば、樹脂以外の材料を適用してもよい。
固定片2は、リン青銅等を主成分とする金属板(この他、銅−チタン合金、洋白、黄銅などの金属板)をプレス加工することにより形成され、第1ケース71にインサート成形により埋め込まれている。固定片2の一端には外部回路と電気的に接続される端子22が形成され、他端側には、PTCサーミスター6を支持する支持部23が形成される。支持部23の上面には、3箇所の凸状の突起(ダボ)24aが形成され、この突起24a上に、PTCサーミスター6が載置される。固定接点21は、銀、ニッケル、ニッケル−銀合金の他、銅−銀合金、金−銀合金などの導電性の良い材料のクラッド、メッキ又は塗布等により可動接点3に対向する位置に形成され、第1ケース71の合わせ面71Sに形成される開口部分73bによって露出する。端子22は、第1ケース71の一端から外側に突出されている。本実施形態においては、端子22の底面が、第1ケース71の底面と面一状に配されるように、第1ケース71から突出する端子22の根元側には、階段状の段曲げ部分が形成される。
このように固定片2は、端子22、固定接点21及び支持部23において第1ケース71から露出し、端子22と固定接点21との間、及び固定接点21と支持部23との間において第1ケース71内に埋設される。又支持部23の表面は、ケース7の内部の収容空間に露出し、突起24aを介してPTCサーミスター6と電気的に接触している。
本出願では、固定片2において、固定接点21が形成されている側の面(すなわち図1において上側の面)を表(おもて)面、その反対側の面を裏(うら)面として説明している。他の部品、例えば、可動片4についても同様である。
可動片4は、板状の金属材料をプレス加工することにより、例えば巾中心線に対して対称なアーム状に形成される。可動片4の材料としては、固定片2と同等のリン青銅等を主成分とするものが好ましい。この他、銅−チタン合金、洋白、黄銅などの導電性弾性材料を用いてもよい。
可動片4の長手方向の一端には外部回路と電気的に接続される端子41が形成される。この端子41は、第1ケース71から外側に露出する。可動片4の他端(アーム状の可動片4の先端に相当)には、可動接点3が形成される。可動接点3は、固定接点21と同等の材料によって形成され、溶接の他、クラッド、かしめ(crimping)等の手法によって可動片4の先端部に接合されている。本実施形態においては、端子41の底面が、ケース7の底面と面一状に配されるように、第1ケース71から突出する端子41の根元側には、階段状の段曲げ部分が形成される。
可動片4は、可動接点3と端子41との間に、挟持部42と、弾性変形可能な弾性部43とを有する。挟持部42は、可動片4の固定部位に相当し、第1ケース71と第2ケース81とによって裏表両面側から挟み込まれて固定される。弾性部43は、挟持部42から可動接点3の側に延出する、そして弾性部43の弾性変形により、その先端側に形成されている可動接点3が固定接点21の側に押圧されて接触し、固定片2と可動片4とが通電可能となる。
ケース7には、前記合わせ面71S、81Sのうちの一方、本実施形態では第1ケース71の合わせ面71Sに、前記挟持部42が填り込んで保持される保持部74が凹設される。なお合わせ面71Sには、PTCサーミスター6及び熱応動素子5等が収容される収納部73も、前記保持部74に隣り合って凹設される。
本実施形態では保持部74は、浅底部分74Aを含み、この浅底部分74Aに填り込んだ前記挟持部42の表面42Sは、前記合わせ面71Sとは面一をなす(図8(B)参照)。即ち、前記浅底部分74Aは、可動片4の厚さと実質的に等しい深さで形成される。本実施形態の保持部74は、浅底部分74Aと、この浅底部分74Aに段差部74Bを介して連なる深底部分74Cとから形成される。
又本実施形態の挟持部42は、浅底部分74Aに填り込む挟持部分42Aと、段差部74Bに沿って下方に折れ曲がる段曲げ部分42Bと、深底部分74Cに填り込む挟持部分42Cとから形成される。そして浅底部分74Aの底面、及び深底部分74Cの底面が、挟持の際に挟持部分42A、42Cの裏面と当接する挟持面を構成する。これに対して第2ケース81の合わせ面81Sには、当接部82が突設され、この当接部82の下面が、挟持の際に挟持部分42Cの表面と当接する挟持面を構成する。なお合わせ面81Sの一部が、挟持部分42Aの表面と当接する挟持面を構成する。
本実施形態の挟持部分42Cには、巾方向両外側に張り出す翼部分42C1が延設されるとともに、深底部分74Cには、この翼部分42C1が入る係合部74C1が形成される。この翼部分42C1と係合部74C1との係合は、可動片4の位置ズレを防止する位置決めとして機能する。又挟持部42が第1、第2ケース71、81間で挟持される際の挟持面積、及び挟持巾を増やすことができるため、可動片4の固定をより精度良くかつより強固に行うことが可能となる。
可動片4は、弾性部43において、プレス加工により湾曲又は屈曲されている。湾曲又は屈曲の度合いは、熱応動素子5を収納できる限り特に限定はなく、動作温度及び復帰温度における弾性力、接点の押圧力などを考慮して適宜設定される。又弾性部43の下面には、熱応動素子5に対向して突出する突起44が形成されている。熱応動素子5の熱変形時に突起44と熱応動素子5とは接触し、突起44を介して熱応動素子5の変形が弾性部43に伝達される(図3参照)。
本実施形態では、挟持部42に、その厚み方向に貫通する貫通穴45が形成されるとともに、第2ケース81には、前記貫通穴45を通る突起85(図2、3参照)が形成される。この突起85は、超音波溶着によって挟持部42の底面に接合され、ケース7の剛性及び強度が高められる。なお同じ目的で、第1ケース71の合わせ面71Sに、端子22の側のコーナ部に凹部76が形成されるとともに、第2ケース81の合わせ面81Sには、凹部76に嵌合する突起84が形成される。この凹部76と突起84との間も、超音波溶着によって接合される。
第2ケース81には、補強片80がインサート成形によって埋め込まれている。補強片80は、上述したリン青銅を主成分とする金属板又はステンレス等の金属板をプレス加工することにより形成される。補強片80は、可動片4の上面と適宜当接し、可動片4の動きを規制すると共に、第2ケース81のひいては筐体としてのケース7の剛性・強度を高める。
熱応動素子5は円弧状に湾曲した初期形状をなし、バイメタル、トリメタルなどの複合材料からなる。過熱により動作温度に達すると湾曲形状はスナップモーションを伴って逆反りし、冷却により復帰温度を下回ると復元する。熱応動素子5の初期形状は、プレス加工により設定することができる。所期の温度で熱応動素子5の逆反り動作により可動片4の弾性部43が押し上げられ、かつ弾性部43の弾性力により元に戻る限り、熱応動素子5の材質及び形状は特に限定されるものでない。しかし、生産性及び逆反り動作の効率性の観点から矩形が望ましく、小型でありながら弾性部43を効率的に押し上げるために正方形、若しくはそれに近い長方形であるのが望ましい。なお、熱応動素子5の材料としては、例えば、高膨脹側に銅−ニッケル−マンガン合金又はニッケル−クロム−鉄合金、低膨脹側に鉄−ニッケル合金をはじめとする、洋白、黄銅、ステンレス鋼など各種の合金からなる熱膨張率の異なる2種類の材料を積層したものが、所要条件に応じて組み合わせて使用される。
熱応動素子5の逆反り動作により固定片2と可動片4との通電が遮断されたとき、PTCサーミスター6に流れる電流が増大する。PTCサーミスター6は、温度上昇と共に抵抗値が増大して電流を制限する正特性サーミスターであれば、動作電流、動作電圧、動作温度、復帰温度などの必要に応じて種類を選択でき、その材料及び形状はこれらの諸特性を損なわない限り特に限定されるものではない。本実施形態では、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム又はチタン酸カルシウムを含むセラミック焼結体が用いられる。セラミック焼結体の他、ポリマーにカーボン等の導電性粒子を含有させたいわゆるポリマーPTCを用いてもよい。
図4は、第1ケース71に組み込まれた熱応動素子5及び可動片4を示す平面図である。図1、4に示されるように、シール手段8は、挟持部42の両側縁に設けられた一対の切欠き部50と、前記保持部74に設けられた嵌合突起51とから構成される。
本実施形態では、各切欠き部50は、半円形状をなし、それぞれ可動片4の巾中心線を中心とした線対称位置に配される。又切欠き部50は、段曲げ部分42Bと弾性部43との間、即ち挟持部分42Aに配される。
図7は、図4のE−E断面位置において、第1ケース71の浅底部分74Aに、可動片4の挟持部42が組み込まれる前の状態を示す断面図である。図7に示されるように、嵌合突起51は、切欠き部50と嵌合しうる突起本体52と、この突起本体52の先端から延出する頭部53とからなる。突起本体52は、可動片4の厚さと等しい高さを有し、浅底部分74Aの底面から立ち上がる。従って、前記嵌合突起51の頭部53は、挟持部42の表面42Sから突出する。本実施形態では、浅底部分74Aに填り込む挟持部分42Aの表面42Sは、合わせ面71Sと面一をなす。そのため挟持部分42Aの表裏全面に亘って、浅底部分74Aの底面である挟持面、及び合わせ面81Sである挟持面と密着させることができ、ケースの密封性をより高めることができる。
図8(A)は、嵌合突起51に切欠き部50が嵌合する前の状態を示す部分拡大断面図、図8(B)は、嵌合した状態を示す部分拡大断面図、図8(C)は、嵌合した状態を示す部分拡大平面図である。図8(A)〜(C)に示されるように、本実施形態では、突起本体52は、半円形状の切欠き部50とは同心な半円柱状に形成される。このように切欠き部50及び突起本体52を、互いに同心な半円形状及び半円柱状とすることで、嵌合を容易にかつ精度良く行うことができる。
又頭部53は、突起本体52と同心であり、溶着前の状態において、先端に球面状部分53Aを有する。特に、頭部53は、球面状部分53Aと突起本体52との間に、円錐台状をなす先細状のガイド部分53Bを有することが好ましい。これにより、切欠き部50を突起本体52に案内でき、切欠き部50と突起本体52との嵌合、及び可動片4の保持部74への組み込みを容易にかつ精度良く行うことができる。
このように構成したシール手段8では、頭部53が挟持部42の表面42Sから突出するため、第1、第2ケース71、81間を超音波溶着により溶着する際、頭部53が第2ケース71側の挟持面(本実施形態では、合わせ面81Sに相当する)と接触して溶融する。そしてこの溶融物が、切欠き部50と突起本体52との間をシールする。本実施形態では、切欠き部50が、突起本体52よりもやや小径に形成された場合が示される。そのため、可動片4を保持部74に装着する際、切欠き部50は、突起本体52の一部を削り取りながら嵌合される。この場合にも、切欠き部50と突起本体52との間には、水分が侵入可能な微細な隙間Jが存在し、この微細な隙間が頭部53の溶融物によってシールされる。尚、切欠き部50が突起本体52よりも大径をなし、切欠き部50と突起本体52との間に明らかな隙間Jが形成される場合にも、この隙間Jは頭部53の溶融物によってシールされる。
その結果、図9に示されるように、挟持部42の側縁42Eに沿う水分の侵入経路Pを断つことができる。なお図9は、水分の侵入経路P及びシール手段8によるシール部分Qを、第2ケース81を透視して示す部分平面図である。侵入経路Pは、保持部74の壁面74Wと挟持部42の側縁42Eとの間に生じる隙間Dにより形成される。しかしシール手段8では、頭部53の溶融物Mの一部が、切欠き部50と突起本体52との隙間Jに加えて、その近傍の隙間D内にも侵入しうる。そのためシール効果はより高いものとなる。又シール手段8は、構造が簡易であるため、ブレーカー1の設計が容易であり、又ブレーカーの生産性の向上にも貢献できる。
特に本実施形態のように、可動片4の挟持部42に段曲げ部分42Bを設けた場合、侵入経路P自体を長く設定しうるとともに、侵入経路Pに上り方向の経路部分が設けられるため、収納部73側への水分の侵入をし難くすることができる。又可動片4に翼部分42C1を設けた場合にも、侵入経路P自体を長く設定しうるため、収納部73側への水分の侵入抑制に役立つ。
なお挟持部42に段曲げ部分42Bを設けた場合、プレス加工によって形成された可動片4の形状と、射出成形によって形成された第1、第2ケース71、81の形状に僅かながら不一致が生ずることがある。この場合、段曲げ部分42Bと第1ケース71側の挟持面との間、及び段曲げ部分42Bと第2ケース81側の挟持面との間に若干の隙間が生じ、この隙間に水分が集まる傾向を招く。そのため、本実施形態のように、段曲げ部分42Bと弾性部43との間である挟持部分42Aに切欠き部50を設け、前記隙間(水分が集まる部分)よりも収納部73側で、侵入経路Pをシールすることが好ましい。
又本実施形態のように、切欠き部50を突起本体52よりも小径に形成した場合、可動片4を組み込む際の位置ずれを確実に防止しうるという効果が生まれる。その結果、溶着時、超音波溶着による振動が加わった場合にも、可動片4の姿勢や位置の変動を抑えることができ、ひいては可動接点3と固定接点21との間の相対位置のバラツキを抑え、良好な温度特性を有するブレーカー1を安定して製造することが可能となる。
次に、ブレーカー1の動作を説明する。図2は、通常の充電又は放電状態におけるブレーカー1の動作を示している。通常の充電又は放電状態においては、熱応動素子5は初期形状を維持し(逆反り前であり)、固定接点21と可動接点3は接触し、可動片4の弾性部43などを通じてブレーカー1の両端子22、41間は導通している。可動片4の弾性部43と熱応動素子5とは接触して、可動片4、熱応動素子5、PTCサーミスター6及び固定片2は、回路として導通している。しかし、PTCサーミスター6の抵抗は、可動片4の抵抗に比べて圧倒的に大きいため、PTCサーミスター6を流れる電流は、固定接点21及び可動接点3を流れる量に比して実質的に無視できる程度である。
図3は、過充電状態又は異常時などにおけるブレーカー1の動作を示している。過充電又は異常により高温状態となると、動作温度に達した熱応動素子5は逆反りし、可動片4の弾性部43が押し上げられて固定接点21と可動接点3とが離反する。このとき、固定接点21と可動接点3の間を流れていた電流は遮断され、僅かな漏れ電流が熱応動素子5及びPTCサーミスター6を通して流れることとなる。PTCサーミスター6は、このような漏れ電流の流れる限り発熱を続け、熱応動素子5を逆反り状態に維持させつつ抵抗値を激増させるので、電流は固定接点21と可動接点3の間の経路を流れず、上述の僅かな漏れ電流のみが存在する(自己保持回路を構成する)。この漏れ電流は安全装置の他の機能に充てることができる。
過充電状態を解除し、又は異常状態を解消すると、PTCサーミスター6の発熱も収まり、熱応動素子5は復帰温度に戻り、元の初期形状に復元する。そして、可動片4の弾性部43の弾性力によって可動接点3と固定接点21とは再び接触し、回路は遮断状態を解かれ、図2に示す導通状態に復帰する。
図10、11に、ブレーカー1の他の実施形態の組み立て斜視図、及び溶着後の断面図が示される。図10、11において、第1ケース71の保持部74は、浅底部分74Aのみで形成されるとともに、可動片4の挟持部42は、浅底部分74Aに填り込む挟持部分42Aのみで形成される。従って、浅底部分74Aの底面が、挟持部分42Aの裏面側の挟持面を形成している。又第2ケース81の合わせ面81Sには、当接部82の形成がなく、合わせ面81Sによって挟持部分42Aの表面側の挟持面を形成している。又浅底部分74Aに、シール手段8を構成する嵌合突起51が突設される。
又本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。例えば、可動片4の挟持部42を保持する保持部74は、第2ケース81の合わせ面81Sに形成することもできる。このとき、切欠き部50と嵌合する嵌合突起51、保持部74及び浅底部分74Aを第2ケース81の合わせ面81Sに設け、これに対応する合わせ面71Sの形状を適宜に変更し、変形態様が実現できる。尚、合わせ面81Sと浅底部分74Aに填り込んだ挟持部42の裏面とを面一状にすることが好ましい。
さらに、別の変形態様において、図1等の実施形態と同様の配置で合わせ面71S、合わせ面81S、保持部74及び浅底部分74Aを設けながら、切欠き部50と嵌合する嵌合突起51は、第2ケースの合わせ面81Sに形成することができる。このとき第1ケース71の合わせ面71S、保持部74及び浅底部分74Aは、嵌合突起51の形成された合わせ面81Sに対応する形状に変更され、突起本体52が収容される空間を設けるように形成される。この場合、合わせ面71Sと浅底部分74Aに填り込んだ挟持部42の表面とが面一状であることが好ましいのは、図1等に掲げた実施形態と同様である。又、かかる実施形態の嵌合突起51と切欠き部50との嵌合についても、可動片4の挟持部42を保持する保持部74は、第2ケース81の合わせ面81Sに形成することができ、更なる変形態様が可能である。
以上の種々の態様においても、浅底部分74Aに填り込んだ挟持部42の高さを越えて突出する頭部53が溶融して侵入経路Pをシールする限り、合わせ面71S又は合わせ面81Sのいずれに嵌合突起51又は浅底部分74Aを設けてもよく、可動片4の挟持部42を保持する保持部74は、第2ケース81の合わせ面81Sに形成することができる。
又、1つの嵌合突起51を、第1ケース71側に形成する一方の突起部分と、第2ケース81側に形成する他方の突起部分とに2分割し、一方、他方の突起部分を、1つの切欠き部50に表裏両面側から嵌合させることもできる。このとき、一方、他方の突起部分の高さの和は、可動片の高さよりも大であり、互いに接触する一方、他方の突起部分の先端部分が、溶着時に溶融してシールを行う。従って、一方、他方の突起部分の先端部分が、嵌合突起51の頭部53を構成する。又ブレーカー1では、本発明に係るシール手段8に加えて、例えばコーティングや充填材を用いてケースの密閉性を高めるなどの他のシール手段を併用することもできる。
又、嵌合突起51と切欠き部50との嵌合は、第1ケース71又は第2ケース81の少なくとも一方においてなされれば足り、可動片4の長手方向において複数箇所に、このようなシール手段8を配置することが可能である。例えば、深底部分74Cに嵌合突起51を設けることができ、このとき切欠き部50は挟持部分42Cに設けられる。この場合、超音波溶着の際、嵌合突起51の頭部53は、当接部82の下面である挟持面と接触して溶融する。
又切欠き部50及び突起本体51の形状は、互いに嵌合しうる限り、半円形状及び半円柱状に限定されることがなく、種々の形状を採用することができる。
又本実施形態では、PTCサーミスター6による自己保持回路を有しているが、このような構成を省いた形態であっても適用可能であり、安定した温度追従性と抵抗値を確保しつつ、ブレーカー1の小型化を図ることができる。又、可動片4をバイメタル又はトリメタル等によって形成することにより、可動片4と熱応動素子5を一体的に形成する構成であってもよい。この場合、ブレーカー1の構成が簡素化されて、さらなる小型化を図ることができる。
本発明のブレーカー1は、2次電池パック、電気機器用の安全回路等にも広く適用できる。図12は2次電池パック100を示す。2次電池パック100は、2次電池101と、2次電池101の出力端回路中に設けたブレーカー1とを具える。図13は電気機器用の安全回路102を示す。安全回路102は、2次電池101の出力回路中に直列にブレーカー1を具えている。
1 ブレーカー
2 固定片
3 可動接点
4 可動片
5 熱応動素子
8 シール手段
21 固定接点
42 挟持部
42B 段曲げ部分
43 弾性部
50 切欠き部
51 嵌合突起
52 突起本体
53 頭部
53A 球面状部分
53B ガイド部分
71 第1ケース
71S 合わせ面
74 保持部
74A 浅底部分
81 第2ケース
81S 合わせ面
100 2次電池パック
102 電気機器用の安全回路

Claims (11)

  1. 固定接点を有する固定片、
    可動接点を有しかつこの可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片、
    温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離反するように前記可動片を作動させる熱応動素子、
    前記固定片と可動片と熱応動素子とを収容する第1ケース、
    前記第1ケースに溶着される第2ケース、
    及びシール手段を具えたブレーカーであって、
    前記可動片は、前記第1ケースと第2ケースとによって挟み込まれて挟持される挟持部を有し、
    前記第1ケースと第2ケースとは、互いに突き合わされて溶着する合わせ面を有し、
    一方の前記合わせ面には、前記挟持部を保持する保持部が配されるとともに、
    前記シール手段は、
    前記挟持部の両側縁に設けられた一対の切欠き部、
    及び前記可動片と同じ高さを有し前記切欠き部と嵌合しうる突起本体と、この突起本体の先端から延出する頭部とからなり、前記第1ケース又は第2ケースに設けられた嵌合突起からなり、
    前記頭部が、前記溶着によって溶融し前記切欠き部と前記突起本体との間をシールすることを特徴とするブレーカー。
  2. 前記保持部は、前記第1ケースの合わせ面に設けられることを特徴とする請求項1記載のブレーカー。
  3. 前記保持部は、浅底部分を含み、かつこの浅底部分に填り込んだ前記挟持部の表面が前記合わせ面と面一をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のブレーカー。
  4. 前記嵌合突起は、前記保持部に設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のブレーカー。
  5. 前記切欠き部は、半円形状をなし、かつ前記突起本体は、前記切欠き部と同心な半円柱状をなすことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のブレーカー。
  6. 前記一対の切欠き部は、前記可動片の巾中心線を中心とした線対称位置に配されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のブレーカー。
  7. 溶着前において、前記頭部は、先端に球面状部分を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のブレーカー。
  8. 溶着前において、前記頭部は、前記球面状部分と突起本体との間に、円錐台状をなし前記切欠き部を突起本体に案内する先細状のガイド部分を有することを特徴とする請求項7記載のブレーカー。
  9. 前記可動片は、前記挟持部と前記可動接点との間で弾性変形可能に形成された弾性部を有し、
    前記挟持部は、下方に折れ曲がる段曲げ部分を有するとともに、前記切欠き部は、前記段曲げ部分と前記弾性部との間に配されることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のブレーカー。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載のブレーカーを具えたことを特徴とする電気機器用の安全回路。
  11. 請求項1〜9の何れかに記載のブレーカーを具えたことを特徴とする2次電池パック。
JP2013226505A 2013-10-31 2013-10-31 ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック Pending JP2015088361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226505A JP2015088361A (ja) 2013-10-31 2013-10-31 ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226505A JP2015088361A (ja) 2013-10-31 2013-10-31 ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015088361A true JP2015088361A (ja) 2015-05-07

Family

ID=53050930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013226505A Pending JP2015088361A (ja) 2013-10-31 2013-10-31 ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015088361A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069790A1 (ja) * 2017-10-04 2019-04-11 ボーンズ株式会社 ブレーカー及びそれを備えた安全回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105175A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 株式会社小松ライト製作所 ブレーカー
JP2013161683A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Komatsulite Mfg Co Ltd ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105175A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 株式会社小松ライト製作所 ブレーカー
JP2013161683A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Komatsulite Mfg Co Ltd ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069790A1 (ja) * 2017-10-04 2019-04-11 ボーンズ株式会社 ブレーカー及びそれを備えた安全回路
JP2019067703A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 ボーンズ株式会社 ブレーカー及びそれを備えた安全回路。
CN111066112A (zh) * 2017-10-04 2020-04-24 柏恩氏株式会社 断路器及具备该断路器的安全电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130019370A (ko) 브레이커
JP6224920B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
JP2013246977A (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
JP5886600B2 (ja) ブレーカー及びブレーカーの製造方法
JP2016031917A (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
JP6047790B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池
WO2019167568A1 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路
JP6085104B2 (ja) ブレーカー及びインサート成型品、並びにブレーカーを備えた安全回路及び2次電池パック
JP5886609B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池パック
WO2019124338A1 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路
JP5937835B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池
CN112534537A (zh) 断路器、安全电路以及二次电池组
JP6267528B2 (ja) 電流遮断装置
JP6967932B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路。
JP2017103118A (ja) ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池回路。
JP5941289B2 (ja) ブレーカー
JP2015088361A (ja) ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池パック
JP2018206559A (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路。
JP6216152B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
JP6777438B2 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びにコネクタ。
JP6202923B2 (ja) ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池回路
JP2017208358A (ja) ブレーカー並びにそれを備えた安全回路及び2次電池回路
JP5355767B1 (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
JP2014102955A (ja) ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路
WO2023119887A1 (ja) ブレーカー、安全回路及び2次電池パック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180109