JP2015088023A - 積層体 - Google Patents

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Reiji Higuchi
令史 樋口
柴田 路宏
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路宏 柴田
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Abstract

【課題】タッチパネルに用いられる、加飾部を含む積層体であって、気泡の混入を防止し、かつ、薄く、加飾部の幅も狭くできる積層体を提供する。
【解決手段】基板と、基板に形成される枠状の加飾部と、基板および加飾部を覆う粘着層とを有し、加飾部は、内側の端部が傾斜し、かつ、加飾部は、幅方向の断面において、傾斜の上端A、傾斜の下端B、上端Aと下端Bとを結ぶ直線に平行な直線と傾斜との接点P、加飾部の上面の1点Q、ならびに加飾部の下面の1点Rが
120°<角QAP<170° および 0.5°<角PBR<2°
を満たすことにより、この課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、タッチパネルに用いられる積層体に関する。詳しくは、入力領域への気泡の混入を防止し、かつ、薄く、加飾部の幅も狭くできるタッチパネル用の積層体に関する。
近年、携帯電話、携帯ゲーム機器、パーソナルコンピュータ等へのタッチパネルの搭載率が上昇しており、例えば、多点検出が可能な静電容量方式のタッチパネル(以後、単にタッチパネルとも称する)が注目を集めている。
また、このようなタッチパネルの搭載率上昇に伴い、タッチパネルにも、様々な特性が要求されるようになっている。
例えば、タッチパネルの構成として、樹脂フィルム等からなるセンサ基板の両面にITOや銀等からなる配線を形成し、このセンサ基板の一面に粘着シートを用いてガラス板等の保護基板を貼り合わせ、他方の面に表示面を対面して表示装置を配置してなる構成が知られている。このタッチパネルでは、保護基板側が操作面となる。
このようなタッチパネルにおいて、センサ基板に形成される配線としては、センサ配線と、周辺配線とが有る。
センサ配線とは、入力領域に対応して形成される配線であり、操作する人の指先の位置を検出するため、通常、互いに直交するX方向およびY方向に延在して形成される配線である。他方、周辺配線とは、入力領域の周辺に形成される配線であり、外部装置との接続部とセンサ配線とを接続するための配線である。
また、通常のタッチパネルでは、周辺配線が目視されることを防止するために、周辺部に、光が透過しない加飾部を形成している。この加飾部は、通常、操作面となる保護基板の裏面(粘着シート側(操作側と逆側))に形成される。
周辺配線の視認を防止するという目的を達成するためには、加飾部の厚さを、ある程度、厚くする必要がある。ところが、加飾部を厚くすると、加飾部と保護基板との段差を粘着層で完全に覆うことができず、この段差の部分に気泡が入ってしまう。加飾部の内側端部は、入力領域であるので、この気泡は、操作者に視認されてしまう。また、このような気泡は、粘着層の剥離の原因にもなる。
加飾部の段差に起因する気泡を防止するためには、粘着層を、ある程度の厚さにする必要が有り、その結果、タッチパネルが厚くなってしまう。しかしながら、周知のように、近年では、タッチパネルは、より薄いことが要求されている。
この問題点を解決するために、各種の提案がされている。
例えば、特許文献1には、タッチパネルにおいて、加飾部の内側端部に、漸次、薄くなる傾斜部を設け、かつ、対向する加飾部間において、傾斜部から入力領域に渡って透明充填材を設けて、配線を形成したセンサ基板と加飾部を形成した保護基板とを粘着層で貼り合わせることにより、加飾部による段差に起因する気泡の混入を防止することが記載されている。
また、特許文献2には、タッチパネルにおいて、加飾部の内側の端部を、内側に向かって下る階段上にすることにより、加飾部による段差に起因する気泡の発生を防止することが記載されている。
特開2012−88934号公報 特開2011−128693号公報
特許文献1や2に示されるように、加飾部の内側端部を、傾斜状や階段状のように、漸次、厚さが薄くなる構成とすることにより、通常の加飾部を用いた構成に比して、入力領域への気泡の混入は抑制し易くなる。
ここで、周知のように、近年では、加飾部の幅を狭くすることが要求されている。
これに対して、本発明者らの検討によれば、このような加飾部の内側端部を傾斜状等にする構成では、十分な気泡の混入防止効果を得るためには、傾斜を緩やかにする必要があり、その結果、加飾部の幅が広くなってしまう。特に、粘着層を薄くした上で、気泡の混入を十分に防止するためには、より幅が広い加飾部が必要になる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決することにあり、基板と、基板の表面に形成された加飾部と、加飾部および基板を覆う粘着層とを有する、タッチパネルに用いられる積層体において、加飾部と基板との段差(加飾部による段差)に起因する気泡の混入を防止することができ、しかも、粘着層を薄くしても、加飾部の幅の拡張も抑制できる、タッチパネル用の積層体に関する。
このような目的を達成するために、本発明の積層体は、入力領域上における入力位置を検出して、この入力位置に対応する信号を出力するタッチパネルに用いられる積層体であって、
基板と、基板の一面に枠状に形成される、枠の内側の端部が基板に向かって傾斜する加飾部と、加飾部および基板を覆って形成される粘着層とを有し、
かつ、加飾部は、幅方向の断面において、傾斜の上端をA、傾斜の下端をB、上端Aと下端Bとを結ぶ直線に平行な直線と傾斜との接点をP、加飾部の上面の1点をQ、加飾部の下面の1点をRとした際に、
120°<角QAP<170°
0.5°<角PBR<2°
を満たすことを特徴とする積層体を提供する。
このような本発明の積層体において、加飾部は、幅方向の断面において、上端Aから加飾部の下面に下ろした垂線と加飾部の下面との交点と、傾斜の下端Bとの距離が500μm以下であるのが好ましい。
さらに、加飾部の厚さをa、加飾部における粘着層の厚さをcとした際に、
1.0≦c/a≦2.5
を満たすのが好ましい。
このような本発明の積層体によれば、加飾部と基板との段差(加飾部の段差)に起因する気泡の混入を防止することができ、しかも、粘着層を薄くしても、加飾部の幅が広がるのを防止できる。
従って、本発明によれば、入力領域への気泡の混入が無く、薄く、さらに加飾部の幅も狭いタッチパネルを得ることができる。
本発明の積層体を利用するタッチパネルの一例を概念的に示す図である。 図1に示すタッチパネルの平面を概念的に示す図である。 図1に示す積層体の加飾部の内側の端部近傍を概念的に示す図である。 本発明の積層体の別の例の加飾部の内側の端部近傍を概念的に示す図である。 本発明の積層体の別の例の加飾部の内側の端部近傍を概念的に示す図である。 (A)および(B)は、本発明の積層体を利用するタッチパネルの一例を概念的に示す図である。
以下、本発明のタッチパネル用の積層体について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。
図1に、本発明の積層体を利用するタッチパネルの一例を、概念的に示す。
図1に示すタッチパネル10は、基本的に、センサ基板12と、第1配線14および第2配線16と、第1粘着層18および第2粘着層20と、保護基板24と、表示装置26とを有して構成される。また、保護基板24の裏面(センサ基板12側の面)には、保護基板24の端部を囲んで、矩形の枠状に加飾部28が形成される(図2参照)。さらに、センサ基板12には、フレキシブルプリント配線板30が設けられる(同前)。
具体的には、第1配線14は、センサ基板12の一方の表面に形成され、第2配線16は、センサ基板12の他方の面に形成される。また、第1粘着層18は、第1配線14およびセンサ基板12を覆って形成され、第2粘着層20は、第2配線16およびセンサ基板12を覆って形成される。
保護基板24は、加飾部28の形成面をセンサ基板12側に向けて、第1粘着層18の表面(センサ基板12と逆側の面)に貼着される。また、表示装置26は、表示面をセンサ基板12側に向けて、第2粘着層20の表面(同前)に貼着される。ここで、表示装置26は、表示面側の表面に保護層26aを有しており、この保護層26aは、タッチパネルにおける、操作面と逆側の面における保護基板として作用する。
通常のタッチパネルと同様、このタッチパネル10においては、保護基板24の表面が操作面となり、加飾部28の内側が、入力領域(操作領域)となる。
図示例のタッチパネル10においては、保護基板24、加飾部28および第1粘着層18によって、本発明のタッチパネル用の積層体が構成される。
また、後に詳述するが、加飾部28の内側の端部は、保護基板24に向かって降下する傾斜部28aとなっている。
本発明の積層体を利用するタッチパネル10(本発明の積層体)は、加飾部28に特徴を有する以外は、基本的に、操作面上(入力領域)で行われる操作に対応して、人間の指などの外部導体が接触(接近)するときに発生する静電容量の変化を利用して、入力領域上における外部導体の位置(入力位置)を検出し、この外部導体の位置(入力領域上におけるX−Y方向の座標位置)に対応する信号を出力する、公知の静電容量式のタッチパネルと同様のものである。
なお、本発明の積層体は、静電容量式のタッチパネル以外にも、互いに直交するX方向およびY方向に延在するセンサ配線を、間隙を有して対面して形成し、操作面の任意の箇所の押圧でX方向のセンサ配線とY方向のセンサ配線とが接触することによる抵抗値の変化から、入力位置を検出する、抵抗膜式のタッチパネルなど、加飾部を有する公知の各種のタッチパネルに利用可能である。
図示例のタッチパネル10において、センサ基板12は、一面に第1配線14が、他方の面に第2配線16が、それぞれ形成される。さらに、センサ基板12の第1配線14の形成面には第1粘着層18が貼り合わせられ、第2配線16の形成面には第2粘着層20が貼り合わせられる。
なお、本発明の積層体は、このようにセンサ基板12の両面に配線を形成される構成のタッチパネル10以外にも、後述するような公知の各種の構成のタッチパネルにも好適に利用可能である。
本発明の積層体において、センサ基板12は、光(可視光)透過性であるのが好ましい。具体的には、センサ基板12は、全光線透過率が85〜100%であるの好ましい。これにより、操作画面の視認性が良好なタッチパネル10を得ることができる。
また、センサ基板12は、絶縁性を有する(すなわち、絶縁基板である)ことが好ましい。つまり、センサ基板12は、第1センサ配線14aと第2センサ配線16aとの間の絶縁性を担保するための層としても作用するのが好ましい。
センサ基板12の形成材料は、公知のタッチパネルにおいてセンサ基板(配線基板)として用いられるものが、各種、利用可能である。例えば、樹脂、セラミックス、ガラスなどが挙げられる。なかでも、靭性に優れる理由から、各種の樹脂が好適に利用される。
センサ基板12を形成する樹脂としては、より具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート(PC)、ポリスルホン、ポリアミド、ポリアリレート、ポリオレフィン、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニル、シクロオレフィン系樹脂(COP)、トリアセチルセルロース樹脂(TAC)などが挙げられる。なかでも、透明性に優れる等の理由で、PET、COP、PC、TACは好適に例示される。
なお、図示例においては、センサ基板12(すなわち本発明の積層体)の平面視形状は実質的に矩形状とされているが、これには限られない。例えば、円形状、多角形状であってもよい(図2参照)。
前述のように、センサ基板12の一面には、第1配線14が形成され、他方の面には第2配線16が形成される。このセンサ基板12と、第1配線14および第2配線16とによって、タッチパネル10のセンサ部(タッチパネルセンサ)が形成される。
図示例のタッチパネル10において、第1配線14は、第1センサ配線14aおよび第1周辺配線14bからなる。他方、第2配線16は、第2センサ配線16aおよび第2周辺配線16bからなる。
図2に、タッチパネル10の平面図を概念的に示す。
図2の平面図は、タッチパネル10を操作面側から見た図(保護基板24側から、保護基板24と垂直方向に見た図)である。なお、図2においては、タッチパネル10(第1配線14および第2配線16)の構成を明確に示すために、第1粘着層18および保護基板24を省略し、加飾部28を一点鎖線で示す。
第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aは、使用者の指(外部導体)による操作に応じた静電容量の変化を感知するセンシング配線(センシング電極・検出電極)である。タッチパネル10において、この第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aが形成された領域が、入力領域EI(感知部・センサ部)を構成する。
つまり、指先をタッチパネル10の入力領域EIに接触させると、第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aの間の相互静電容量が変化する。この相互静電容量の変化量に基づいて、指先の位置をIC回路によって演算する。
図示例のタッチパネル10において、第1センサ配線14aは、図2中におけるX方向に延在して形成される。すなわち、第1センサ配線14aは、入力領域EIに接近した使用者の指のX方向における入力位置の検出を行う役割を有する。このような第1センサ配線14aは、図2に示されるように、X方向と直交するY方向(図1紙面に垂直方向)に、所定の間隔で複数が形成される。
他方、第2センサ配線16aは、X方向と直交するY方向に延在して形成される。すなわち、第2センサ配線16aは、入力領域EIに接近した使用者の指のY方向における入力位置の検出を行う役割を有する。このような第2センサ配線16aは、図1および図2に示されるように、X方向に、所定の間隔で複数が形成される。
第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bは、第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aとフレキシブルプリント配線板30とを接続して、第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aと、使用者の指との間に静電容量(相互静電容量の変化)を発生させるための電圧を印加し、かつ、静電容量の変化を検出するためのものである。
第1周辺配線14bは、入力領域EIの外側の周辺領域EO(周辺配線部)のセンサ基板12上に形成され、その一端が対応する第1センサ配線14aに電気的に接続され、他端はフレキシブルプリント配線板30に電気的に接続される。第2周辺配線16bも、同じく周辺領域EOのセンサ基板12上に形成され、その一端が対応する第2センサ配線16aに電気的に接続され、他端はフレキシブルプリント配線板30に電気的に接続される。
また、タッチパネル10において、第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bが形成される領域、および、第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aの端部近傍に、タッチパネル10を平面視(図2と同方向に見た際)した際において、これらの領域を覆うように、光非透過性で、矩形の枠状の加飾部28が形成される。
加飾部28に関しては、後に詳述する。
フレキシブルプリント配線板30は、基板上に複数の配線および端子が設けられた板であり、第1周辺配線14bのそれぞれの他端および第2周辺配線16bのそれぞれの他端に接続され、センサ基板12と、第1配線14および第2配線16とからなるセンサ部と、センサ部の外部(例えば、表示装置26)とを接続する役割を果たす。
このような第1センサ配線14aおよび第1周辺配線14bからなる第1配線14、ならびに、第2センサ配線16aおよび第2周辺配線16bからなる第2配線16は、公知の導電性材料で形成すればよい。
具体的には、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)などの金属や合金、ITO、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化カドミウム、酸化ガリウム、酸化チタンなどの金属酸化物等が例示される。また、銀ペーストや銅ペーストなどの金属ペーストや、アルミニウムやモリブデン(Mo)などの金属や合金薄膜で構成されていてもよい。なかでも、導電性に優れる等の理由から、銀が好適に例示される。
また、第1配線14および第2配線16は、各種のタッチパネルの製造で利用されている公知の方法で形成すればよい。
センサ基板12の第1配線14の形成面には、第1粘着層18が貼り合わされ、この第1粘着層の表面には、加飾部28が形成された保護基板24が貼り合わされる。前述のように、この保護基板24、加飾部28および第1粘着層18によって、本発明の積層体が構成される。
他方、センサ基板12の第2配線16の形成面には、第2粘着層20が貼り合わされ、この第2粘着層20の表面には、表示装置26(その保護層26a)が貼り合わされる。
第1粘着層18はセンサ基板12に保護基板24を、第2粘着層20はセンサ基板12に表示装置を、それぞれ、貼り合わせるための粘着性を有する層である。
このような第1粘着層18および第2粘着層20(以下、両者をまとめて粘着層とも言う)の形成材料は、各種のタッチパネルで利用されている公知の材料が、各種、利用可能である。
一例として、ゴム系粘着性絶縁材料、アクリル系粘着性絶縁材料、シリコーン系粘着性絶縁材料などが挙げられる。なかでも、透明性に優れる観点から、アクリル系粘着性絶縁材料であることが好ましい。
粘着性絶縁材料の好適態様であるアクリル系粘着性絶縁材料は、アルキル(メタ)アクリレート由来の繰り返し単位を有するアクリル系ポリマーを主成分としたものである。なお、(メタ)アクリレートは、アクリレートおよび/またはメタクリレートをいう。アクリル系粘着性絶縁材料のなかでも、粘着性がより優れる点から、アルキル基の炭素数が1〜12程度であるアルキル(メタ)アクリレート由来の繰り返し単位を有するアクリル系ポリマーであることが好ましく、上記炭素数のアルキルメタクリレート由来の繰り返し単位および上記炭素数のアルキルアクリレート由来の繰り返し単位を有するアクリル系ポリマーがより好ましい。
上記アクリル系ポリマー中の繰り返し単位のなかには、(メタ)アクリル酸由来の繰り返し単位が含まれていてもよい。
また、図1に示す例のように、センサ基板12の両面に粘着層を有する場合には、両粘着層の厚さは、同じでもよい。
しかしながら、表示装置26からの電磁ノイズの影響を軽減するために、表示装置26側となる第2粘着層20の厚さを、入力面側となる第1粘着層18よりも厚くするのが好ましい。
具体的には、入力面側となる第1粘着層18すなわち本発明の積層体における粘着層の厚さ(加飾部28の形成領域以外の厚さ)は、20〜100μmが好ましい。
第1粘着層18の厚さを100μm以下とすることにより、タッチパネル10の厚さを薄くできる、第1粘着層18を薄くすることにより、タッチパネル10を指先等で操作した際の静電容量の変化が大きくなり、センサの感度を向上できる等の点で好ましい。また、加飾部28の厚さは、薄くても15μm程度であるのが好ましい。そのため、第1粘着層18の厚さを20μm以上とすることにより、好適な密着力を確保できる、加飾部28の段差に起因する気泡の混入を、より好適に防止できる等の点で好ましい。
また、この点を考慮すると、第1粘着層18の厚さは、20〜80μmとするのがより好ましく、25〜50μmとするのが特に好ましい。
なお、後に詳述するが、本発明の積層体を利用するタッチパネル10においては、第1粘着層18の厚さを薄くしても、加飾部28の段差に起因する気泡の混入を、好適に防止できる。
他方、表示装置26からの電磁ノイズの影響を軽減できる、タッチパネル10の厚さが不要に厚くならない等の点で、表示装置26側の面の第2粘着層20の厚さは125〜250μmが好ましい。
このような粘着層は、公知の方法で形成すればよい。
一例として、フィルム状の粘着シートを用いる方法が例示される。粘着シートは、例えば、粘着層となる化合物(上記アクリレートモノマー等)を含有する組成物に、光重合開始剤、酸化防止剤、光安定剤などの必要な成分を添加して、必要に応じて硬化処理等を行って、粘着性組成物を調製し、この組成物を離型性を有する支持体に目的とする厚さとなるように塗工し、乾燥や硬化処理等の必要な処理を行うことで作成できる。
このようなフィルム状の粘着シートは、通常、2枚の離型フィルムに挟持されており、離型フィルムを剥がして、保護基板24等の貼り合わせ部分に貼って用いる。
あるいは、先の粘着組成物と同様の組成を有する塗料を調製し、この塗料を、配線を形成したセンサ基板12の表面に塗布し、塗料を乾燥して、必要に応じて硬化処理を施すことにより、粘着層を形成してもよい。なお、硬化処理は、後述する保護基板24や表示装置26等を粘着層に貼着した後に、行ってもよい。
なお、前記粘着シートの形成も含めて、塗料(組成物)の塗布は、グラビアコーター、コンマコーター、バーコーター、ナイフコーター、ダイコーター、ロールコーター等の公知の方法で行えばよい。さらに、硬化処理も、熱硬化処理や光硬化処理など、粘着層となる組成物に応じた公知の方法で行えばよい。
図1に示すように、タッチパネル10において、第1粘着層18の表面(センサ基板12と逆側の面)には、保護基板24が貼り合わされる(貼着・接着)される。
他方、第2粘着層20の表面(センサ基板12と逆側の面)には、表示面を第2粘着層20に向けて、表示装置26(保護層26a)が貼り合わされる。
保護基板24は、タッチパネル10を外部から保護するものである。また、図示例のタッチパネル10において、第1粘着層18に貼着される保護基板24は、タッチパネル10の操作面となる。
保護基板24は、各種のタッチパネルで利用されている公知のシート状物(フィルム・板材)が、各種、利用可能である。
具体的には、ガラス板、樹脂製の板、樹脂フィルム(プラスチックフィルム)等が例示される。樹脂製の板や樹脂フィルムとしては、具体的には、PET、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類; ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、EVA等のポリオレフィン類;ビニル系樹脂; その他、PC、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、TAC、COP等からなるフィルムや板材が例示される。
また、これらの板材やフィルムの表面に、酸化硅素、酸化アルミニウム、窒化硅素などのガスバリア性を発現する膜(ガスバリア膜(ガスバリア層))を形成してなる材料も、保護基板24として好適に利用可能である。
さらに、タッチパネル10(本発明の積層体)においては、保護基板24は、光(可視光)透過性であるのが好ましい。具体的には、保護基板24は、全光線透過率が85〜100%であるの好ましい。これにより、操作画面の視認性が良好なタッチパネル10を得ることができる。
また、保護基板24の厚さは、200〜800μmが好ましい。これにより、保護基板24による保護機能を十分に確保した上で、薄いタッチパネル10を得ることができる。
表示装置26は、操作画面を表示する装置であり、タッチパネル10に利用される公知の表示装置(ディスプレイ)が、各種、利用可能である。
具体的には、陰極線管(CRT)表示装置、液晶表示装置(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)、真空蛍光ディスプレイ(VFD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、表面電界ディスプレイ(SED)、電界放出ディスプレイ(FED)、電子ペーパー(E−Paper)等が例示される。
なお、本発明の積層体を利用するタッチパネルでは、必ずしも、第2粘着層20に、直接、表示装置26を貼り合わせる必要はない。
すなわち、第2粘着層20に、前述の保護基板24と同様のシート状物を貼り合わせ、このシート状物に、粘着剤等を用いて表示装置26を貼り合わせてもよい。
前述のように、保護基板24の裏面(センサ基板12側の面)には、枠状の加飾部28(加飾印刷・額縁部・額縁印刷)が形成される。
加飾部28は、第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bが形成される領域、および、第1センサ配線14aおよび第2センサ配線16aの端部近傍で、タッチパネル10の平面視(タッチパネル10の面方向と垂直方向)において、これらの領域を覆うように、矩形の枠状に形成される。前述のように、タッチパネル10においては、この加飾部28の内側が、入力領域EIとなる。
図3に、加飾部28の枠の内側(入力領域EI)の近傍を概念的に示す。
なお、図3においては、構成を分かり易くするために、図1に対して上下を反転している。すなわち、図3では、最も上にセンサ基板12が位置し、その下に第1粘着層18が位置し、第1粘着層18の下部に加飾部28が位置し、その下に保護基板24が位置している。なお、図3においては、第1配線14は省略する。
図3に示すように、加飾部28は、枠の内側の端面すなわち入力領域EI側の端部(端面)が、保護基板24に向かって傾斜(下降)する傾斜部28aとなっている。
ここで、本発明においては、この傾斜部28aは、幅方向の断面において、所定の形状を有する。なお、幅方向の断面とは、加飾部28の延在方向(図示例では、X方向もしくはY方向)と直交する方向に切断した断面である。言い換えれば、加飾部28の枠の外側の端部(入力領域EI逆側)の或る点と、枠の内側の端部において、この外側の点と最短距離となる点とを結ぶ線で切断した断面である。
具体的には、幅方向の断面において、傾斜部28aの上端をA、同下端すなわち加飾部28の内側の端部を下端Bとする。また、上端Aおよび下端Bを結ぶ直線L1と平行な直線L2と傾斜部28aとの接点をPとする。さらに、傾斜部28aの上面(センサ基板12側の傾斜部28a以外の面)における任意の1点をQ、傾斜部28aの下面(保護基板24との接触面)の任意の1点をRとする。
その上で、傾斜部28aは、幅方向の断面において、点Qと上端Aと接点Pとを結ぶ∠QAP(角QAP)の角度θαが、120°<θα<170°であり、さらに、接点Pと下端Bと点Rとを結ぶ∠PBRの角度θβが0.5°<θβ<2°である。
すなわち、本発明においては、θα+θβ<180°となる。
本発明の積層体は、加飾部28の内側の端部が、このような構成を有することにより、加飾部28と保護基板24との段差に起因して、入力領域E1に気泡が入り込むことを防止すると共に、第1粘着層18の厚さを薄くして、かつ、加飾部28の幅が広くなることを防止している。
周知のように、タッチパネルでは、周辺配線の目視を防止するために、保護基板の裏面に光不透過性の加飾部を枠状に形成している。周辺配線の目視を確実に防止するためには、加飾部を、ある程度の厚さにする必要が有る。
ところが、加飾部を厚くすると、粘着層によって加飾部による段差(加飾部と保護基板との段差)を埋めることができず、此処に気泡が入ってしまい、入力領域EIの端部において、この気泡が視認されてしまう。また、このような気泡は、粘着層の剥離の原因にもなる。
この気泡の混入を防止するために、粘着層を、ある程度の厚さにする必要が有る。しかしながら、粘着層を厚くすると、タッチパネルが厚くなってしまう。
これに対し、特許文献1等に示されるように、加飾部の内側の端面を傾斜させることにより、加飾部の段差に起因する気泡の混入を抑制できる。
しかしながら、気泡の混入を好適に防止するためには、この傾斜を緩くする必要が有る(保護基板に対して、傾斜部の角度を小さくする必要が有る)。そのため、周辺配線の目視防止のために必要な厚さの加飾部を形成すると、傾斜部が長くなり、加飾部の幅が広くなってしまう。特に、粘着層を薄くして、かつ、気泡の混入を十分に防止するためには、傾斜を非常に緩くする必要があり、その結果、傾斜部が非常に長くなって、加飾部の幅が非常に広くなってしまう。
これに対し、本発明の積層体においては、加飾部28の内側端部を単純に傾斜させるのみならず、傾斜部28aが、加飾部28の上面の一点Qと、傾斜部28aの上端Aと、上端Aおよび傾斜部28aの下端Bを結ぶ直線との平行線と傾斜部28aとの接点Pとが成す∠QAPの角度θαすなわち加飾部28の上面と傾斜部28aとが成す角度θαが120°<θα<170°で、さらに、接点Pと、下端Bと、傾斜部28aの下面(保護基板24)の一点Rとが成す∠PBRの角度θβすなわち加飾部28の底面と傾斜部28aとが成す角度θβを0.5°<θβ<2°となる形状を有する。
すなわち、気泡が入り易い傾斜部28aの下部では、傾斜部28aの傾斜を非常に緩くして、確実に気泡の混入を防止し、かつ、比較的、気泡が入り難い上部では、傾斜部28aの傾斜を強くすることにより、傾斜部28aの長さを短くしている。
そのため、本発明の積層体は、第1粘着層18を薄くしても、加飾部28の段差に起因する気泡の混入を防止することができる。しかも、傾斜部28aを短くして、加飾部28の幅が広くなることも防止できる。
従って、本発明によれば、入力領域EIへの気泡の混入が無い、薄く、かつ、加飾部28の幅が狭い、高品位なタッチパネル10を得ることができる。
本発明において、∠QAPの角度θαが120°以下では、加飾部28による段差に起因する気泡の混入を十分に防止できない等の不都合を生じる。
逆に角度θαが170°以上になると、傾斜部28aが長くなって加飾部28の幅が広くなってしまう等の不都合を生じる。
この点を考慮すると、角度θαは、130°〜170°が好ましく、145°〜165°がより好ましい。
また、∠PBRの角度θβが0.5°以下では、傾斜部28aが長くなって加飾部28の幅が広くなってしまう等の不都合を生じる。
逆に、角度θβが2°以上になると、加飾部28による段差に起因する気泡の混入を十分に防止できない等の不都合を生じる。
この点を考慮すると、角度θβは、1°以上2°未満が好ましく、1.2°〜1.8°がより好ましい。
本発明の積層体においては、加飾部28は、幅方向の断面において、傾斜部28aの上端Aから加飾部28の下面(保護基板24の表面)に下ろした垂線と、加飾部28との交点Hと、傾斜部28aの下端Bとの距離h(以下、傾斜部の長さhとも言う)を500μm以下とするのが好ましい。
傾斜部の長さhを500μm以下とすることにより、加飾部28による段差に起因する気泡の混入を好適に防止した上で、加飾部28の幅が広くなることを防止できる等の点で好ましい。
また、以上の効果を、より好適に得られる等の点で、傾斜部の長さhは、400μm以下がより好ましい。
本発明の積層体においては、加飾部28の厚さ(傾斜部28a以外の領域の厚さ)をa、傾斜部28a以外の加飾部28の形成領域における第1粘着層18の厚さをcとした際に、この厚さの比が、1.0≦c/a≦2.5を満たすのが好ましい。
厚さの比c/aを1.0以上とすることにより、加飾部28の段差に起因する気泡の混入をより好適に防止できる等の点で好ましい。
厚さの比c/aを2.5以下とすることにより、第1粘着層18が不要に厚くなることを防止できる等の点で好ましい。
また、以上の効果を、より好適に得られる等の点で、厚さの比c/aは、1.5≦c/a≦2.5を満たすのが、より好ましい。
後述するが、本発明の積層体(タッチパネル10)の好ましい製造方法として、第1粘着層18の形成材料として粘着シートを用いて、加熱および加圧(あるいは減圧)することで、第1粘着層18と、加飾層28を形成した保護基板24とを貼り合わせる方法が例示される。そのため、この貼り合わせ前の粘着シートの厚さbと、前述の第1粘着層18の厚さcとの関係は、b≧cであるのが好ましい。
なお、この加熱および加圧(減圧)を行っての貼り合わせは、一例として、貼り合わせ機およびオートクレーブを用いて行う方法が例示される。この際には、貼り合わせ機を用いて、第1粘着層18と加飾層28を形成した保護基板24とを貼り合わせ、その後、オートクレーブを用いて、加熱および加圧を行う。別の方法として、真空ラミネータを用いる方法が例示される。この際には、減圧しながら、加熱および加圧して、第1粘着層18と加飾層28を形成した保護基板24とを貼り合わせる。
また、加飾部28の厚さaと第1粘着層18の厚さcとの合計(a+c)は、100μm以下であるのが好ましい。
このa+cを100μm以下とすることにより、薄いタッチパネル10が得られる、タッチパネル10を指先等で操作した際の静電容量の変化が大きくなり、センサの感度を向上できる等の点で好ましい。
なお、本発明においては、加飾部28の厚さaは、加飾部28の形成材料等に応じて、第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bの目視を防止できる厚さを、適宜、設定すればよい。本発明者らの検討によれば、15〜100μmが好ましく、15〜80μmがより好ましく、25〜50μmが特に好ましい。
加飾部28の厚さを上記範囲とすることにより、加飾部28による第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bの目視防止効果を十分に確保した上で、加飾部28による段差に起因する気泡の混入を確実に防止できる、傾斜部28aの長さが不要に長くなって加飾部28の幅が広くなることを防止できる、加飾部28において薄く透けてしまう部分を小さくできるので、見栄えの良好なタッチパネル10が得られる等の点で好ましい。
なお、第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bは、基本的に、加飾部28の傾斜部28a以外の位置に形成される。しかしながら、目視を防止できれば、傾斜部28aに第1周辺配線14bおよび第2周辺配線16bを形成してもよい。
本発明の積層体において、加飾部28の傾斜部28a(その断面)の形状は、図4に概念的に示す例のような平面状(直線状)以外にも、各種の形状が利用可能である。一例として、図4に概念的に示すような曲面状(曲線状)の傾斜部でもよい。
この場合にも、∠QAPの角度θαおよび∠PBRの角度θβは、先と同様に設定すればよい。
すなわち、図4に示すように、傾斜部28aの上端Aと下端Bとを結ぶ直線L1と平行な直線L2と、傾斜部28aとの接点Pを設定する。その上で、加飾部28の上面の一点Qと、傾斜部28aの上端Aと、接点Pとが成す∠QAPの角度θαを120°<θα<170°とし、接点Pと、傾斜部28aの下端Bと、傾斜部28aの下面の一点Rとが成す∠PBRの角度θβを0.5°<θβ<2°とすれば良い。
すなわち、傾斜部28aが曲面状(断面が曲線状)この場合は、加飾部28の上面と、上端Aと接点Pとを結ぶ直線L3とが成す角度を角度θαとし、加飾部28の下面と、接点Pと下端Bとを結ぶ直線L4とが成す角度を角度θβとする。
また、加飾部28は、上面の内側端部の上面に、図5に概念的に示すように凸部28bが形成されてしまう場合もある。
この際には、図5に示すように、この凸部28b以外の加飾部28の上面の延長線L5と、傾斜部28aとの交点を上端Aとして、以下、同様にして、加飾部28の上面の一点Qと、この上端Aと、接点Pとが成す∠QAPの角度θαを120°<θα<170°とし、接点Pと、傾斜部28aの下端Bと、傾斜部28aの下面の一点Rとが成す∠PBRの角度θβを0.5°<θβ<2°とすれば良い。
このような加飾部28は、各種のタッチパネルにおいて加飾部28の形成に利用されている、各種の公知の材料で形成すればよい。
一例として、加飾部28の形成に利用されている各種の市販のインキが例示される。具体的には、加飾部28が黒の場合には、帝国インキ社製の有機系インキGLS−HF919墨や、同GLS−HF979墨等が例示される。また、加飾部28が白の場合には、帝国インキ社製の有機系ハロゲンフリーインキGLS−HF679白等が例示される。
加飾部28の形成方法も、加飾部28の形成材料に応じて、各種のタッチパネルにおいて加飾部28の形成に利用されている、各種の公知の方法が利用可能である。
具体的には、スクリーン印刷やグラビア印刷などの印刷による方法、インクジェットを利用する方法等が例示される。また、加飾部28の形成材料によっては、真空蒸着やスパッタリングなどの気相堆積法を利用して、加飾部28を形成してもよい。
また、加飾部28の形成材料によっては、必要に応じて、印刷等によって加飾部28となる層を形成した後、紫外線の照射等によってインク等の硬化を行って、加飾部28を形成してもよい。
傾斜部28aの∠QAPの角度θαおよび∠PBRの角度θβを制御する方法も、加飾部28の形成方法に応じた、各種の方法が利用可能である。
一例として、スクリーン印刷によって加飾部28を形成する場合であればスクリーンメッシュの孔の大きさを、傾斜部28aの形状に応じて各領域で調節する方法、スクリーンメッシュからインクを押し出す際の圧力を、傾斜部28aの形状に応じて各領域で調節する方法、インクの粘度を調節する方法、これらの2以上を併用する方法等が例示される。
また、これ以外にも、複数回のスクリーン印刷を繰り返すなど、加飾部28の形成を複数回に分けて行うことにより、加飾部28の形状をコントロールして、傾斜部28aの∠QAPの角度θαおよび∠PBRの角度θβを制御する方法等も利用可能である。
このような、保護基板24、加飾部28および第1粘着層18からなる本発明の積層体は、一例として、加飾部28を形成した保護基板24の加飾部28の形成面に、前述のような粘着シートを貼り合わせることで作製できる。
あるいは、前述のように、粘着シートの代わりに、第1粘着層18となる塗料を塗布、乾燥(硬化)することで形成してもよい。
ここで、保護基板24に粘着シートを貼り合せて第1粘着層18を形成する場合には、保護基板24に粘着シートを貼り合わせる際に、20〜100kPa程度の圧力を掛けて、貼り合わせるのが好ましい。
ここで、保護基板24に粘着シートを貼り合わせる際には、粘着シートを保護基板24に貼り合わせた後、および/または、貼り合わせる前に、粘着シートを加熱するのが好ましい。具体的には、粘着シートの弾性率が6×10-5Pa以下になるまで粘着シートを加熱するのが好ましい。
また、粘着シートを保護基板24に貼り合わせた後に、0.3MPa以上の圧力で、5〜60分間、加圧するのが好ましい。
もしくは、粘着シートを保護基板24に貼り合わせた後に、真空度13.3kPa(100torr)以下の減圧下に保つのも好ましい。
保護基板24への粘着シートの貼り合わせを、このように行うことにより、加飾部28の段差に起因する気泡の混入を、より確実に防止できる等の点で好ましい。
また、加熱と、加圧もしくは減圧とは、単独で行ってもよい。しかしながら、目的とする温度までの加熱を行った後、温度を維持しつつ加圧を行う等、加熱と、加圧もしくは減圧とは、併用するのが好ましい。
図1〜2に示すタッチパネル10は、センサ基板12の両面に配線および粘着層を形成しているが、本発明の積層体は、この構成以外にも、各種の構成のタッチパネルに利用可能である。
一例として、図6(A)および(B)に概念的に示す構成が例示される。なお、図6は、図1および図2の矢印X方向に見た図である。また、図6に示す例は、図1に示す例と同じ部材や、互いに同じ部材を用いているので、同じ部材には同じ符号を付し、説明は異なる部分を主に行う。
図6(A)に示す例は、第1センサ基板40および第2センサ基板42の2つのセンサ基板を用いる例である。
具体的には、第1センサ基板40の一面に第1配線14(第1センサ配線14aおよび第1周辺配線14b(図示せず))を形成し、第2センサ基板42の一面に第2配線16(第2センサ配線16aおよび第2周辺配線16b(図示せず))を形成している。その上で、第1配線14および第2配線16を対面させて、両基板を、第2粘着層46で貼着する。
第1センサ基板40の表面には、第1粘着層18が貼り合わされ、その表面には、加飾部28が形成された保護基板24が貼り合わされる。さらに、第2センサ基板42の表面に表示装置粘着層50を設けて表示装置26を貼着することで、タッチパネル52を形成している。
図6(B)に、本発明の積層体を利用するタッチパネルの別の例を示す。
図6(B)に示す例も、2枚の基板を用い、第1センサ基板40の一面に第1配線14を、第2センサ基板42の一面に第2配線16を、それぞれ形成する例である。ここで、本例では、第2センサ基板42に設けた第2粘着層20を第1センサ基板40の表面(配線形成面と逆面)に貼着している。さらに、第1センサ基板40に貼り合わせた第1粘着層18に加飾部28が形成された保護基板24を貼り合わせ、第2センサ基板42の表面に表示装置粘着層50を設けて表示装置26を貼着することで、タッチパネル54を形成している。
また、本発明の積層体は、これ以外にも、センサ基板12の一面に第1配線14および第2配線16を設け、X方向に延在する第1センサ配線14aとY方向に延在する第2センサ配線16aとの交差部に絶縁層を設けることで両配線を絶縁して、さらに、第1配線14および第2配線16に接触して、センサ基板12の配線形成面に粘着層を形成してなる構成を有するタッチパネル等にも、利用可能である。
以上、本発明のタッチパネル用の積層体について詳細に説明したが、本発明は、上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんのことである。
以下、実施例により、本発明についてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
反応容器中で、2−エチルヘキシルアクリレート50質量部と、イソボロニルアクリレート30質量部と、2−ヒドロキシエチルアクリレート18質量部と、アクリル酸2質量部と、重合開始剤としてイルガキュア(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)0.05質量部とを混合し、窒素置換後、低圧水銀ランプで7分間紫外線を照射し、粘度2000mPa・s程度の粘着剤組成物を得た。
この粘着剤組成物を厚さ50μmのシリコーン化合物で片面を剥離処理したPETフィルム上に乾燥後の厚さが55μmになるように塗工し、溶剤を乾燥させて、粘着シートを得た。
得られた粘着シートと、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ50μmのPETフィルムを貼り合わせ、両面から低圧水銀ランプを5分間照射し、厚さ50μmの透明両面粘着シートを得た。
一方、保護基板24として、厚さ800μm、サイズ110×75mmのガラス板を用意した。
この保護基板24の端部の全域に、黒色の遮光インク(帝国インキ社製 GLS−HF979墨)を用い、スクリーン印刷によって、矩形の枠状の加飾部28を形成した。
なお、加飾部28は、スクリーン印刷に用いるスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、図4に示すような断面形状を有する傾斜部28aを有し、かつ、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαは163°、∠PBRの角度θβは1.5°、加飾部28の厚さaは25μm、傾斜部28aの長さhは450μmとなるようにした。さらに、傾斜部28a以外の加飾部28の長さ(傾斜部28aの長さhを除く加飾部28の長さ)は、490μmとした。
加飾部28を形成した保護基板24の形成面の全面に、第1粘着層18(粘着層)として、一面のPETフィルムを剥離した透明両面粘着シートを積層し、25kPaの圧力で貼り合わせた。
次いで、この貼着物をオートクレーブに入れ、粘着シートの弾性率が6×10-5Paとなる温度まで加熱して、0.3MPaの圧力を掛けた。
なお、粘着シートの弾性率が6×10-5Paとなる温度は、予め、実験によって求めておいた。
30分後、オートクレーブから貼着物を取り出し、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
得られた積層体の加飾部28における粘着層の厚さcは、45μmであった(c/a=1.8)。
[実施例2]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが158°、∠PBRの角度θβが1.2°、加飾部28の厚さaが15μm、傾斜部28aの長さhが250μmとし、
また、透明両面粘着シートの厚さを変更して、粘着層の厚さcを20μm(c/a=1.3)とした以外は、実施例1と同様にして、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[実施例3]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが152°、∠PBRの角度θβが1.0°、加飾部28の厚さaが15μm、傾斜部28aの長さhが200μmとし、
また、透明両面粘着シートの厚さを変更して、粘着層の厚さcを20μm(c/a=1.3)とした以外は、実施例1と同様にして、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例1]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが176°、∠PBRの角度θβが3.5°、傾斜部28aの長さhが550μmとした以外は、実施例1と同様にして(加飾部の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例2]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが176°、∠PBRの角度θβが3.5°、傾斜部28aの長さhが550μmとし、
また、透明両面粘着シートの厚さを変更して、粘着層の厚さcを95μm(加飾部の厚さaは25μm、(c/a=3.8))とした以外は、実施例1と同様にして、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例3]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが172°、∠PBRの角度θβが3.3°、加飾部28の厚さaが15μm、傾斜部28aの長さhが250μmとし、
また、透明両面粘着シートの厚さを変更して、粘着層の厚さcを20μm(c/a=1.3)とした以外は、実施例1と同様にして、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例4]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが176°、∠PBRの角度θβが2.2°、傾斜部28aの長さhが700μmとした以外は、実施例1と同様にして(加飾部の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例5]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠PBRの角度θβが3.0°、傾斜部28aの長さhが380μmとした以外は、実施例1と同様にして(∠QAPの角度θαは163°、加飾部28の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例6]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠PBRの角度θβが0.3°、傾斜部28aの長さhが1400μmとした以外は、実施例1と同様にして(∠QAPの角度θαは163°、加飾部28の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例7]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが176°、∠PBRの角度θβが1.0°、傾斜部28aの長さhが1050μmとした以外は、実施例1と同様にして(加飾部28の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[比較例8]
加飾部28を形成するスクリーンメッシュの孔の径を調節することにより、傾斜部28aの形状を、∠QAPの角度θαが110°、∠PBRの角度θβが1.0°、傾斜部28aの長さhが45μmとした以外は、実施例1と同様にして(加飾部28の厚さaは25μm、粘着層の厚さcは45μm(c/a=1.8))、加飾部28を形成した保護基板24に、第1粘着層18を貼り合わせてなる積層体を作製した。
[評価]
このようにして作製した積層体について、以下の方法で、気泡の有無、および、密着性を評価した。
<気泡>
光学顕微鏡を用いて積層体を観察し、気泡の有無および気泡のサイズ(最大長)を測定した。なお、気泡が確認出来ない場合は『無し』、気泡が確認できた場合には、気泡のサイズを示す。
<密着性>
−45℃から90℃まで15℃/minで昇温して、90℃で30分保持すること、および、90℃から−45℃まで15℃/minで降温して、−45℃で30分保持することを1サイクルとし、これを100サイクル繰り返す、熱衝撃試験(TCT)を行った。
TCTを行った後、光学顕微鏡を用いて積層体を観察して、第1粘着層18の浮きおよび剥がれの有無を確認した。
浮きが認められた場合は『浮き』、剥離が認められた場合は『剥離』、浮きも、剥がれも認められない場合には、『無し』と示す。
結果を、下記表に示す
上記表に示されるように、加飾部28の傾斜部28aのθαおよびθβが本発明の範囲に入る実施例1〜3の積層体は、いずれも、積層体内部に気泡が観察されず、さらに、TCTを行った後でも、第1粘着層18の浮きや剥離は認められなかった。
これに対し、加飾部28の傾斜部28aのθαおよびθβが、共に本発明の範囲よりも大きい比較例1〜3、θαが本発明の範囲よりも大きい比較例4は、傾斜部28aを有することの効果を十分に得られず、いずれも、積層体の内部に気泡が混入してしまい、また、TCTを行った後に、第1粘着層18の浮きもしくは剥離が認められた。また、θαは本発明の範囲であるものの、θβが本発明の範囲よりも大きい比較例5、および、θβは本発明の範囲であるものの、θαが本発明の範囲よりも小さい比較例8は、180μmおよび300μmという大きな気泡が混入し、さらに、剥離も認められた。
なお、比較例6および比較例7に示されるように、θαおよびθβのいずれかが本発明の範囲を超えても、傾斜部28aの長さhを1400μmや1050μmと長くすることで、積層体内部への気泡の混入や、第1粘着層18の浮きや剥離を防止できる。しかしながら、傾斜部28aの長さhが、このような長さでは、加飾部28の幅が大き過ぎ、高品位なタッチパネルを得ることはできない。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
10,52,54 タッチパネル
12 センサ基板
14 第1配線
14a 第1センサ配線
14b 第1周辺配線
16 第2配線
16a 第2センサ配線
16b 第2周辺配線
18 第1粘着層
20 第2粘着層
24 保護基板
26 表示装置
26a 保護層
28 加飾部
28a 傾斜部
30 フレキシブルプリント配線板
32 導電性細線
34 開口
40 第1基板
42 第2基板
46 粘着層
48 保護基板粘着層
50 表示装置粘着層

Claims (3)

  1. 入力領域上における入力位置を検出して、この入力位置に対応する信号を出力するタッチパネルに用いられる積層体であって、
    基板と、前記基板の一面に枠状に形成される、前記枠の内側の端部が前記基板に向かって傾斜する加飾部と、前記加飾部および基板を覆って形成される粘着層とを有し、
    かつ、前記加飾部は、幅方向の断面において、前記傾斜の上端をA、前記傾斜の下端をB、前記上端Aと下端Bとを結ぶ直線に平行な直線と前記傾斜との接点をP、前記加飾部の上面の1点をQ、前記加飾部の下面の1点をRとした際に、
    120°<角QAP<170°
    0.5°<角PBR<2°
    を満たすことを特徴とする積層体。
  2. 前記加飾部は、前記幅方向の断面において、前記上端Aから加飾部の下面に下ろした垂線と前記加飾部の下面との交点と、前記傾斜の下端Bとの距離が500μm以下である請求項1に記載の積層体。
  3. 前記加飾部の厚さをa、前記加飾部における粘着層の厚さをcとした際に、
    1.0≦c/a≦2.5
    を満たす請求項1または2に記載の積層体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018117122A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 旭硝子株式会社 印刷層付き板、カバー部材および表示装置
JP2019049640A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 アルパイン株式会社 表示装置用のカバー板の製造方法、および前記カバー板を使用した表示装置の製造方法

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