JP2015085483A - ロボット、制御装置、及びロボットシステム - Google Patents

ロボット、制御装置、及びロボットシステム Download PDF

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武馬 山崎
Takema Yamazaki
武馬 山崎
澤田 宗徳
Munenori Sawada
宗徳 澤田
佐藤 大輔
Daisuke Sato
大輔 佐藤
勇 ▲瀬▼下
勇 ▲瀬▼下
Isamu Seshimo
重徳 笹井
Shigenori Sasai
重徳 笹井
泉 飯田
Izumi Iida
泉 飯田
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Abstract

【課題】胴体を動かすアクチュエーターへの負荷を低減できるロボットを提供する。
【解決手段】ロボット(2)は、基台(4)と、基台(4)に回転可能に設けられた胴体(5)と、胴体(5)に設けられ、胴体(5)に対して可動なアーム(6)と、アーム(6)を動かすアクチュエーター(7)と、基台(4)に設けられ、アクチュエーター(7)を駆動する駆動装置(8)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット、制御装置、及びロボットシステムに関する。
従来からロボットは、工業製品の組み立てなどの産業用をはじめとして多様な分野で利用されている(例えば、下記の特許文献1参照)。ロボットは、例えば、床や地面などのようにロボットが設置される面に接する脚と、脚に支持された胴体と、胴体に取り付けられたアームとを備える。胴体は、腰軸などを介して脚と接続されており、腰軸の周方向において脚に対して回転可能である。アームは、リンクなどを含み、胴体に対して可動である。アームは、制御系電装機器により駆動、制御されて、所定の処理を実行する。特許文献1において、制御系電装機器は、脚などの運動性能の妨げにならないように、脚などを避けて胴体に集中搭載されている。
特開2005−161414号公報
一般的に、上述のようなロボットは、胴体に設けられる部品が多いほど、胴体が重量化あるいは大型化する。例えば、胴体が可動のロボットにおいて、胴体に制御系部品、用力系部品などが集約されていると、胴体の慣性モーメントが大きくなることで、胴体を動かすアクチュエーターへの負荷が大きくなるおそれがある。。本発明は、このような事情に鑑み成されたものであって、胴体を動かすアクチュエーターへの負荷を低減できるロボット、制御装置、及びロボットシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のロボットは、基台と、基台に回転可能に設けられた胴体と、胴体に設けられ、胴体に対して可動なアームと、アームを動かすアクチュエーターと、基台に設けられ、アクチュエーターを駆動する駆動装置と、を備える。
このロボットは、アクチュエーターを駆動する駆動装置が基台に設けられているので、駆動装置が胴体に設けられる構成と比較して、胴体の慣性モーメントを下げることができる。そのため、このロボットは、胴体を動かすアクチュエーターへの負荷を低減できる。
第1の態様のロボットにおいて、駆動装置は、基台の内部に収容されていてもよい。このロボットは、省スペースにできるとともに、基台の外部と駆動装置との干渉、衝突の発生を低減できる。
第1の態様のロボットにおいて、駆動装置の重心は、胴体とアームと基台とを含むロボット本体の重心よりも重力方向で下方に配置されていてもよい。このロボットは、重心が低くなるので安定的に設置できる。
第1の態様のロボットは、基台の内部に収容され、アームの位置情報を演算する演算装置を備えていてもよい。このロボットは、演算装置が基台に設けられているので、演算装置が胴体に設けられる構成と比較して、胴体の慣性モーメントを下げること、胴体の設計自由度を高めることなどができる。また、このロボットは、演算装置が基台の内部に収容されているので、省スペースにできるとともに、基台の外部と演算装置との干渉、衝突の発生を低減できる。
第1の態様のロボットは、アームに設けられ、アームの位置情報を検出する第1検出器を備え、演算装置は、第1検出器が検出した結果を使って、アームの位置情報を演算してもよい。このロボットは、アームの位置を精度よく制御できる。
第1の態様のロボットは、胴体に設けられ、胴体の位置情報を検出する第2検出器を備え、演算装置は、第2検出器が検出した結果を使って、アームの位置情報を演算してもよい。このロボットは、胴体の位置を精度よく制御できるとともに、胴体に取り付けられているアームの位置を精度よく制御できる。
本発明の第2の態様のロボットは、基台と、基台に腰軸を介して設けられ、腰軸の周方向において基台に対して回転可能に取り付けられた胴体と、胴体に設けられ、胴体に対して可動な複数のアームと、複数のアームを動かすアクチュエーターと、複数のアームのそれぞれに設けられ、アームの位置情報を検出する検出する第1検出器と、胴体に設けられ、胴体の位置情報を検出する第2検出器と、基台に収容され、アクチュエーターを駆動する駆動装置と、基台に収容され、第1検出器が検出した結果および第2検出器が検出した結果を使って、複数のアームのそれぞれの位置情報を演算する演算装置と、を備える。
このロボットは、アクチュエーターを駆動する駆動装置が基台に設けられているので、駆動装置が胴体に設けられる構成と比較して、胴体の慣性モーメントを下げることができる。そのため、このロボットは、胴体を動かすアクチュエーターへの負荷を低減できる。
本発明の第3の態様の制御装置は、第1の態様または第2の態様のロボットを制御する。第1の態様または第2の態様のロボットは、胴体の慣性モーメントを下げることができるので、この制御装置は、胴体の位置を精度よく制御できるとともに、胴体に取り付けられているアームの位置を精度よく制御できる。
本発明の第4の態様のロボットシステムは、第1の態様または第2の態様のロボットと、ロボットを制御する制御装置と、を備える。第1の態様または第2の態様のロボットは、胴体の慣性モーメントを下げることができるので、このロボットシステムは、胴体の位置を精度よく制御できるとともに、胴体に取り付けられているアームの位置を精度よく制御できる。
第1実施形態に係るロボットシステムを示す図である。 第2実施形態に係るロボットシステムを示す図である。 第3実施形態に係るロボットシステムを示す図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るロボットシステム1を示す図である。ロボットシステム1は、ロボット2と、このロボット2を制御する制御装置3を備える。ロボットシステム1は、例えば、工業製品を生産する工場に設置され、工業製品の組み立て作業の少なくとも一部に利用される。この組み立て作業の一部は、人間によって行われる場合があり、ロボット2は、組み立て作業中に人間が立ち入る可能性があるスペースに設置される。
ロボット2は、基台4と、この基台4に回転可能に取り付けられた胴体5と、胴体5に取り付けられ胴体に対して可動なアーム6と、アーム6を動かすアクチュエーター7と、基台4に設けられアクチュエーター7を駆動する駆動装置8と、を備える。
基台4は、工場の床あるいは地面などの設置面F上に配置される。図1において、基台4は、設置面Fに対して移動不能に固定されている。基台4は、例えば、設置面Fに接するベース部材10と、ベース部材10上に設けられた支持部材11とを含む。ベース部材10及び支持部材11は、それぞれ、その内部に収容スペースを有する箱状である。支持部材11の内部のスペースは、ベース部材10の内部のスペースと連通している。
胴体5は、基台4に腰軸12を介して取り付けられ、腰軸12の周方向において基台4に対して回転可能である。腰軸12は、鉛直方向に延びる中空の円筒状であり、基台4の支持部材11に回転可能に支持されている。支持部材11にはアクチュエータ13が設けられており、腰軸12は、アクチュエータ13から供給されるトルクによって回転する。
図1のロボット2は、いわゆる双腕ロボットであり、アーム6は、アーム6a及びアーム6bを含む。アーム6a及びアーム6bは、それぞれ、胴体5に対して可動である。図1において、アーム6bは、胴体5に対してアーム6aと対称的に配置されており、アーム6bと同様の構造である。そのため、ここではアーム6aの構造を代表的に説明し、アーム6bの説明を簡略化あるいは省略する。
アーム6aは、第1関節部15aを介して胴体5に取り付けられている。アーム6aは、いわゆる多関節のロボットアームであり、胴体5に対して多自由度で動くことができる。アーム6aは、第1関節部15aに一端が接続された第1腕部16aと、第1腕部16aの他端に接続された第2関節部15bと、第2関節部15bに接続された第2腕部16bと、第2腕部16bの先端に取り付けられたハンド17とを含む。
アーム6aは、ハンド17を可動範囲内の所望の位置に移動し、ハンド17により各種の処理を実行できる。例えば、ロボット2が組み立て作業に使われる場合に、ハンド17は、処理対象の部品を把持しながら所定の位置に移動させる処理を実行する。
アーム6aは、アクチュエーター7から供給される用力によって、動作する。図1において、アクチュエーター7は、動力18aおよび動力18bを含む。動力18aと動力18bのそれぞれは、電力により用力を発生し、この用力をアーム6aの各部に供給する。動力18aと動力18bのそれぞれは、例えば、電動モータなどの動力源、ギアボックスなどの動力伝達部を含む。動力18aは、第1腕部16aに設けられており、第2腕部16bを第2関節部15bの周りで動かす用力を供給する。動力18bは、第2腕部16bに設けられており、ハンド17を第2腕部16bに対して動かす用力を供給する。
駆動装置8は、電源装置であり、例えば、インバータとコンバータの少なくとも一方を含む電源回路、この電源回路を冷却する冷却器、外部から供給された電力を変換するトランスなどを含む。駆動装置8は、外部から供給される電力(電圧、電流)を、アクチュエーター7で必要とされる電力(電圧、電流)に変換し、変換した電力をアクチュエーター7に供給する。なお、胴体5には、アーム6aの第1腕部16aを胴体5に対して動かすためのアクチュエータが設けられており、駆動装置8は、このアクチュエータで消費される電力も供給する。
駆動装置8へ供給される電力は、例えば電力会社等の商用電源からの電力であるが、工場に設けられた発電装置からの電力、ロボット2に設けられた蓄電装置からの電力の少なくとも1つを含んでいてもよい。
駆動装置8は、基台4のベース部材10の内部に収容されている。駆動装置8の重心は、基台4と胴体5とアーム6とを含むロボット本体の重心よりも下方(設置面Fの近く)に配置されている。駆動装置8は、動力18aおよび動力18bのそれぞれと電源ケーブル等で電気的に接続されている。この電源ケーブルは、基台4の内部から腰軸12の内部を通して胴体5まで配され、胴体5からアーム6aの内部を通して、動力18aおよび動力18bの動力源(電動モータ)まで配されている。
アーム6aには、アーム6aの位置情報を検出する第1検出器20が設けられている。また、基台4のベース部材10には、アーム6aの位置情報を演算する演算装置21が収容されている。演算装置21は、第1検出器20が検出した結果を使って、アーム6aの位置情報を演算する。
第1検出器20は、アーム6aの制御演算にフィードバックするための情報を検出するモーションセンサーを含む。このようなモーションセンサーとしては、例えば、ロータリーエンコーダー、レゾルバ、ジャイロセンサーなどの角度センサー、加速度センサーなどの慣性センサーなどが挙げられる。本実施形態において、第1検出器20は、モーションセンサーとしてジャイロセンサーを含み、アーム6aの角度変化(姿勢変化)を示す位置情報を検出する。第1検出器20は、通信ケーブル等を介して演算装置21と接続されており、検出結果を演算装置21へ送信する。この通信ケーブルは、例えば、第1検出器20からアーム6aの内部を通して胴体5まで配され、胴体5から腰軸12の内部および基台4の内部を介して演算装置21まで配されている。
演算装置21は、いわゆるサーボ演算を実行する演算器であり、演算回路などを含む。演算装置21は、例えば、ASIC、FPGA、SoC、マイコン、CPUなどのように演算可能なハードウエアを含む。演算装置21の重心は、基台4と胴体5とアーム6とを含むロボット本体の重心よりも下方(設置面Fの近く)に配置されている。
演算装置21は、第1検出器20からの検出結果を使って、アーム6aの位置の推定値を算出する。例えば、演算装置21は、アーム6aの角速度を示す角度情報を第1検出器20から受け取り、角速度を積分することでアーム6aの回転位置を算出する。また、演算装置21は、アーム6aの位置の推定値と目標値とを比較して、アーム6aを目標位置へ移動させるための制御量を算出する。
本実施形態において、ロボット2が動作中の各時刻におけるアーム6aの目標位置を示すスケジュール情報は、制御装置3から供給される。演算装置21は、制御装置3から供給されたスケジュール情報に基づいて、アーム6aを目標位置へ移動させるのに必要な駆動量として、駆動装置8からアクチュエーター7への供給電力の目標値(制御量)を算出する。演算装置21は、供給電力の目標値を駆動装置8へ出力し、駆動装置8は、この供給電力の目標値に従ってアクチュエーター7を駆動する。例えば、演算装置21は、アーム6aを動かすための電圧波形を駆動装置8へ出力し、駆動装置8は、演算装置21からの電圧波形を適宜増幅してアクチュエーター7へ供給する。このように、演算装置21は、ロボット2内の制御装置であり、アーム6aを制御の少なくとも一部に寄与する。
制御装置3は、例えば、CPU、及びメモリーなどの記憶域を備えるコンピュータを含む。このコンピュータには、例えば、ハードディスクなどの記憶装置、キーボードなどの入力装置、ディスプレイなどが設けられる。制御装置3の記憶装置には、ロボット2に所定の処理を実行させるためのプログラムが格納されている。このプログラムには、例えば、組み立て作業の各時刻におけるアーム6aの位置、動作を規定したスケジュールが規定されている。制御装置3は、このスケジュールに従って、各時刻におけるアーム6aの目標位置を示すスケジュール情報を演算装置21に供給する。アーム6aは、スケジュール情報に基づいて演算装置21が駆動装置8を制御することにより、目標位置で所定の動作を実行するように制御される。なお、制御装置3は、駆動装置8をモニターし、動作のオンオフなどを適宜制御する。作業者は、制御装置3の入力装置を使って上記のスケジュール情報を記憶装置に記憶させたり、ディスプレイを使ってロボットシステム1の動作状況を確認したりすることができる。
以上のような構成の本実施形態のロボット2は、駆動装置8が基台4に設けられているので、駆動装置が胴体5に設けられる構成と比較して、胴体5を小型化、軽量化できる。このように、ロボット2は、胴体5の慣性モーメントを下げることができるので、胴体5を基台4に対して動かすための用力を減らすこと、胴体5の加減速に要する時間を短縮すること等ができ、利便性が高くなる。
ところで、ロボット2は、作業者が組み立て作業を行うスペースと同じ屋内で利用される場合がある。この場合に、アーム6aの動作中に、アーム6aの可動範囲に作業者が立ち入ることがありえる。本実施形態におけるアーム6aは、例えば作業者との衝突などによる不慮の事故の発生を抑制するために、胴体5および基台4に比べて剛性が低く設定されている。一般的に、アームの剛性が低くなるとアームの振動が収まりにくくなる。しかしながら、本実施形態においては、演算装置21が第1検出器20(ジャイロセンサー)の検出結果に基づいてサーボ演算するので、アーム6aの振動をおさえることができる。結果として、ロボット2は、アーム6aの位置を精度よく制御できる。
本実施形態に係るロボット2は、駆動装置8が基台4の内部に収容されているので、省スペースにできるとともに、駆動装置8と外部(例えば作業者)との干渉、衝突を避けることができる。また、ロボット2は、演算装置21が基台4の内部に収容されているので、省スペースにでき、また演算装置21と外部(例えば作業者)との干渉、衝突を避けることができる。
本実施形態に係るロボット2は、駆動装置8の重心がロボット本体の重心よりも下方に配置されるので、ロボット全体の重心が低くなり、設置面Fに安定的に設置できる。また、ロボット2は、演算装置21の重心がロボット本体の重心よりも下方に配置されるので、ロボット全体の重心が低くなり、設置面Fに安定的に設置できる。
本実施形態に係る制御装置3は、ロボット2の胴体5の位置を精度よく制御できるとともに、胴体5に取り付けられているアーム6aの位置を精度よく制御できる。結果として、ロボット2の利便性が高くなる。本実施形態に係るロボットシステム1は、胴体5の位置を精度よく制御できるとともに、胴体5に取り付けられているアーム6aの位置を精度よく制御でき、利便性が高くなる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。本実施形態において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を簡略化あるいは省略する。
図2は、第2実施形態に係るロボットシステム1を示す図である。図2のロボット2は、基台4に設けられた車輪22を備え、設置面Fに対して移動可能である。ロボット2は、人力によって移動する構成でもよいし、モーター等を内蔵し自走する構成でもよい。このロボット2は、設置すること、設置位置を変更することなどが容易であり、利便性が高くなる。このように、ロボット2は、設置面Fに固定される以外の態様も取りえる。
また、本実施形態に係るロボット2は、胴体5の位置情報を検出する第2検出器23を備える。第2検出器23は、胴体5に設けられたジャイロセンサーを含み、胴体5の角速度を検出する。演算装置21は、第2検出器が検出した結果を使って、胴体5の位置の推定値(位置情報)を算出する。また、演算装置21は、胴体5の位置の推定値と、第1検出器20の検出結果とを使って、アーム6aの位置の推定値(位置情報)を算出する。このロボット2は、アーム6aの振動を抑えることなどができ、アーム6aの位置を精度よく制御できる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態について説明する。本実施形態において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を簡略化あるいは省略する。
図3は、第3実施形態に係るロボットシステム1を示す図である。図3のロボット2は、天井などの設置面Rに設けられている。ロボット2において、基台4は設置面Rに固定されており、胴体5およびアーム6aは、基台4から鉛直下方へ延びている。このように、ロボット2は、鉛直上方の面に設置されていてもよいし、上述の実施形態のように鉛直下方の面に設置されていてもよく、また壁などに設置されていてもよい。また、ロボット2は、設置面Rに設けられたクレーンに支持され、このクレーンによって移動可能であってもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、上記の実施形態で説明した要件の少なくとも1つは、省略されることある。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。
上述の実施形態において、アーム6は、複数のアーム(アーム6aおよびアーム6b)を含むが、ロボット2に設けられるアームの数は1つでもよいし、3つ以上でもよい。アーム6は、複数のアームが互いに独立して動作可能であってもよいし、複数のアームのうち2つ以上が互いに連動して動くものでもよい。複数のアームは、アームごとに異なる処理を実行してもよいし、2つ以上のアームが同じ処理を行ってもよく、2つ以上のアームが協働して1つの処理を行ってもよい。
上述の実施形態において、ロボット2は、組み立て作業の少なくとも一部を実行し、ハンド17は、処理対象の部品の移動などに使われるが、ハンド17が実行する処理に限定はない。また、ハンド17には、各種処理を実行する処理装置、例えば溶接処理を実行する溶接トーチ、接着剤などの塗布を行う塗布装置が設けられていてもよい。
上述の実施形態において、第1検出器20および第2検出器23は、それぞれ、ジャイロセンサーを含むが、光学式または磁気式のエンコーダなどの位置検出器、加速度計あるいは速度計などの速度検出器の少なくとも一方を含んでいてもよい。
上述の実施形態において、ロボット2は、演算装置21を備えているが、演算装置21を備えていなくてもよい。例えば、演算装置は、ソフトウエアで構成されるデジタル演算器であって、制御装置3の一部であってもよい。また、制御装置3は、ロボット1に内蔵されていてもよい。例えば、制御装置3の少なくとも一部(例えば、演算部)は、基台4に収容されていてもよく、タッチパネルなどの入力装置を介して制御装置3へ指令などを入力可能であってもよい。この入力装置は、基台4に取り付けられていてもよいし、基台4から離れた位置に配置され、有線または無線で制御装置3と接続されていてもよい。
1 ロボットシステム、2 ロボット、3 制御装置、4 基台、5 胴体、6、6a、6b アーム、7 アクチュエーター、8 駆動装置、12 腰軸、20 第1検出器、21 演算装置、23 第2検出器

Claims (9)

  1. 基台と、
    前記基台に回転可能に設けられた胴体と、
    前記胴体に設けられ、前記胴体に対して可動なアームと、
    前記アームを動かすアクチュエーターと、
    前記基台に設けられ、前記アクチュエーターを駆動する駆動装置と、を備えるロボット。
  2. 前記駆動装置は、前記基台の内部に収容されている
    請求項1に記載のロボット。
  3. 前記駆動装置の重心は、前記胴体と前記アームと前記基台とを含むロボット本体の重心よりも重力方向で下方に配置されている
    請求項2に記載のロボット。
  4. 前記基台の内部に収容され、前記アームの位置情報を演算する演算装置を備える
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット。
  5. 前記アームに設けられ、前記アームの位置情報を検出する第1検出器を備え、
    前記演算装置は、前記第1検出器が検出した結果を使って、前記アームの位置情報を演算する
    請求項4に記載のロボット。
  6. 前記胴体に設けられ、前記胴体の位置情報を検出する第2検出器を備え、
    前記演算装置は、前記第2検出器が検出した結果を使って、前記アームの位置情報を演算する
    請求項4又は5に記載のロボット。
  7. 基台と、
    前記基台に腰軸を介して設けられ、前記腰軸の周方向において前記基台に対して回転可能に取り付けられた胴体と、
    前記胴体に設けられ、前記胴体に対して可動な複数のアームと、
    前記複数のアームを動かすアクチュエーターと、
    前記複数のアームのそれぞれに設けられ、前記アームの位置情報を検出する検出する第1検出器と、
    前記胴体に設けられ、前記胴体の位置情報を検出する第2検出器と、
    前記基台に収容され、前記アクチュエーターを駆動する駆動装置と、
    前記基台に収容され、前記第1検出器が検出した結果および前記第2検出器が検出した結果を使って、前記複数のアームのそれぞれの位置情報を演算する演算装置と、を備えるロボット。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のロボットを制御する制御装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のロボットと、
    前記ロボットを制御する制御装置と、を備えるロボットシステム。
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