JP2015080104A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 露光系と搬送される原稿の間にある原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行する場合は、検知する処理を実行しない場合と比べて時間がかかる。一方、印刷に使用するシートによっては、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行して、異常な画素の影響がない状態で印刷を行いたい場合もあれば、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行せずに、原稿の読み取りを早く行いたい場合もあった。
【解決手段】 原稿を読み取って生成された第2の画像データを印刷するシートの属性情報を取得する。そして、原稿がない状態で読取部を読み取って第1の画像データを生成する動作を実行させ、前記第1の画像データに異常な画素があるか否かを判定することを行うか否かを、取得された前記属性情報に従って制御することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 原稿を読み取って生成された第2の画像データを印刷するシートの属性情報を取得する。そして、原稿がない状態で読取部を読み取って第1の画像データを生成する動作を実行させ、前記第1の画像データに異常な画素があるか否かを判定することを行うか否かを、取得された前記属性情報に従って制御することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行する画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
従来、搬送ベルトの表面の画像、もしくは、回転している搬送ローラの表面の画像を所定回数読み取ることによって、露光系と搬送される原稿の間にある原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する技術が知られている。そこで、電源投入時、原稿トレイに積載されたすべての原稿の読み取りの終了時、又は、複数枚の原稿の読み取りの間で、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行する。そして、原稿ガラス上に汚れやゴミを検知したと判定された場合は、読み取った原稿の画像データに適用するフィルタ定数を変更することによって、原稿ガラス上の汚れやゴミに起因する異常な画素を目立たなくさせる技術が知られている。(特許文献1参照)
しかしながら、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行する場合は、検知する処理を実行しない場合と比べて時間がかかる。一方、印刷に使用するシートによっては、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行して、異常な画素の影響がない状態で印刷を行いたい場合もあれば、原稿ガラス上の汚れやゴミを検知する処理を実行せずに、原稿の読み取りを早く行いたい場合もある。
本発明の目的の一つは、以下のとおりである。原稿がない状態で読取部を読み取る動作をさせて、読取部の画像データに異常な画素があるか否かを判定することを行うか否かを、原稿の画像データの印刷に使用するシートの属性情報に従って切り替える事ができるようにした装置や方法等を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像読取装置は以下のような構成を備える。即ち、原稿がない状態で読取部を読み取って第1の画像データを生成する第1の動作と、原稿を読み取って第2の画像データを生成する第2の動作を有する読取手段と、前記読取手段によって前記第1の動作を実行させ、前記第1の画像データに異常な画素があるか否かを判定する判定手段と、前記第2の画像データの印刷に使用するシートの属性情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された属性情報に従って、前記判定手段による判定を行うか否かを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、原稿がない状態で読取部を読み取る動作をさせて、読取部の画像データに異常な画素があるか否かを判定することを行うか否かを、原稿の画像データの印刷に使用するシートの属性情報に従って切り替えることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、原稿の画像を読み取る画像読取装置の一例であるMFP(Multi Functional Peripheral)100と、外部の情報処理装置であるPC170で構成される。なお、MFP100は、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取機能と、生成した画像データをシートに印刷する印刷機能(画像形成機能ともいう)を備えている。印刷機能はカラー、或いはモノクロでプリントができればよい。即ち、MFP100は画像読取装置としての役割の他に、印刷装置としての役割を果たしている。なお、本実施形態では、MFP100を画像読取装置の一例として説明するが、画像読取機能があれば、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをPC170に送信することができるスキャナであってもよい。なお、生成した画像データはPC170に送信するのではなく、USB(Universal Serial Bus)等の着脱可能な外部メモリに保存するスキャナであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、原稿の画像を読み取る画像読取装置の一例であるMFP(Multi Functional Peripheral)100と、外部の情報処理装置であるPC170で構成される。なお、MFP100は、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取機能と、生成した画像データをシートに印刷する印刷機能(画像形成機能ともいう)を備えている。印刷機能はカラー、或いはモノクロでプリントができればよい。即ち、MFP100は画像読取装置としての役割の他に、印刷装置としての役割を果たしている。なお、本実施形態では、MFP100を画像読取装置の一例として説明するが、画像読取機能があれば、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをPC170に送信することができるスキャナであってもよい。なお、生成した画像データはPC170に送信するのではなく、USB(Universal Serial Bus)等の着脱可能な外部メモリに保存するスキャナであってもよい。
MFP100は、PC170と、ローカルエリアネットワーク等のLAN(Local Area Network)やインターネット等のWAN(Wide Area Network)を介して接続されており、PC170と通信を行う。また、本実施形態では、MFP100とPC170が有線LANを介して接続される例を説明するが、MFP100とPC170はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されてもよい。また、MFP100とPC170はWi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)などの無線通信によって通信可能に構成されてもよい。
PC170は、アプリケーションソフトによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP100に送信する。なお、本実施形態では、PC170を外部の情報処理装置の例として説明するが、情報処理装置はPC170に限らず、PDA(personal digital assistant)やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
本実施形態に係るMFP100は、後述するコントローラ部(制御部)107、スキャナ部111、プリンタ部121、外部I/F140、ハードディスク(以下、HDDと呼ぶ)150、及び、操作部160を有する。これらは電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。また、通信部の一例である外部I/F140は、外部の装置と画像データの送受信を行うためのインタフェースであり、外部の装置とは、例えば、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置などである。
コントローラ部107は、複数の機能ブロックとして、CPU101、ROM102、画像処理部103、RAM104、スキャナI/F110、プリンタI/F120、及び、I/O制御部130を有する。これらは、バスコントローラ105を介して電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。
CPU101は、このMFP100が備える各種ユニットの処理や動作等を制御する。
ROM102は、読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムを予め記憶している。
一方、RAM104は、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、スキャナ部111や外部I/F140より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。なお、本実施形態におけるRAM104は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ROM102には、CPU101により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。また、ROM102には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、操作部160の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。CPU101がROM102に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、各種動作をMFP100により実行させる。
また、CPU101が、外部I/F140を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下、PDLと略す)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等もROM102に記憶されている。同様に、CPU101が、外部I/F140を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等もROM102に記憶されている。これらは、ソフトウェアによって処理される。
スキャナI/F110は画像読取装置であるスキャナ部111と接続するためのインタフェースであり、プリンタI/F120は画像出力装置であるプリンタ部121と接続するためのインタフェースである。コントローラ部107は、スキャナI/F110やプリンタI/F120を通じて画像データの同期系/非同期系の変換や制御を行う。
また、MFP100は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブを記憶可能なHDD150等の不揮発メモリを備えている。HDD150は、システムソフトウェアや、後述する画像処理部112によってRGBの信号に変換される画像データなどを格納することができる。このHDD150は、処理対象となるジョブのプリントデータ等の複数のデータを保持可能に構成されている。コントローラ部107は、スキャナ部111や外部I/F140等の各種入力ユニットを介して入力された処理対象となるジョブを、このHDD150に格納する。そして、HDD150から読み出して、後述するプリンタ部121に出力してプリントする。また、コントローラ部107は、HDD150から読み出したジョブを、外部I/F140を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。このようにコントローラ部107は、HDD150に格納した処理対象のジョブの各種出力処理を実行する。尚、本実施形態では、大容量かつ不揮発な記憶装置としてHDD150を例として説明するが、大容量かつ不揮発な記憶装置であるならば、SSD(Solid State Drive)などの不揮発メモリであってもよい。
また、MFP100は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部160も備えている。本実施形態に係るMFP100の操作部160は、不図示の表示部とハードキーとを有する。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)と、LCD上に貼られた透明電極(静電容量方式でもよい)からなるタッチパネルシートとで構成され、LCDには操作画面やMFP100の状態が表示される。操作部160は、当該操作画面またはハードキーを介して、ユーザからの各種設定を受け付ける機能と、ユーザに情報を提供する機能とを有する。
一方、スキャナ部111は、画像処理部112、A/D変換部113、CCDセンサ部114、画像メモリ部115、CPU116、モータ制御部117、及びモータ118を有する。また、スキャナ部111は、I/O制御部130におけるシリアル通信コントローラ131を介して電気的に接続されている。
モータ118は、スキャナ部111の後述する露光部213、及びミラーユニット214の移動を行うために駆動される。なお、スキャナ部111でのモータ118による露光部213、及びミラーユニット214の移動指示は、コントローラ部107からモータ制御部117を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。スキャナ部111でのモータ118による露光部213、及びミラーユニット214の移動指示は、スキャナ部111のCPU116から直接行われてもよい。
CCDセンサ部114で読み取られた原稿の画像データは、A/D変換部113によってアナログ信号からデジタル信号に変換される。その後、デジタル信号は画像処理部112によってRGBの信号に変換される。RGBの信号は、コントローラ部107のスキャナI/F106、及び、バスコントローラ105を介して、RAM104に一時格納される。そして、コントローラ部107のCPU101の制御により、画像データはI/O制御部130を介してHDD150に保存される。
HDD150に保存された画像データを印刷する場合、コントローラ部107のCPU101の制御によって、HDD150に保存された画像データはRAM104に一時保存される。一時保存された画像データは、その後、画像処理部103によってRGB→CMYK変換などの色空間変換などが行われた後、プリンタI/F120を介してプリンタ部121へ転送される。
なお、プリンタ部121は、コントローラ部107との通信を制御するプリンタ制御部122を有する。さらに、プリンタ部121は、印刷に使用するシートを収納する複数のシート収納部(給紙段ともいう)を備えた給紙ユニット123を有する。また、プリンタ部121は、I/O制御部130におけるシリアル通信コントローラ131を介して電気的に接続されている。
プリンタ部121では、HDD150に記憶された印刷対象のジョブの印刷処理を実行する。プリンタ部121での画像データの印刷指示はコントローラ部107からプリンタ制御部122を介して行われ、画像データに基づいて、給紙ユニット123から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)し、画像データの転写と定着を行う。
一方、HDD150に保存された画像データをPC170に送信する場合は、外部I/F140を介して、外部デバイスであるPC170に送信される。
続いて、図1に示したスキャナ部111及びプリンタ部121の断面図について図2を用いて説明する。
スキャナ部111において、原稿203の情報は露光部213に対して、原稿203を相対的に移動させながら読み取られる。より具体的には、スキャナ部111において、原稿トレイ202にセットされた原稿203は、対になっている原稿給紙ローラ204と分離パッド205によって、1枚ずつ搬送される。そして、1枚ずつ搬送された原稿203は、中間ローラ対206で装置内に送られた後、大ローラ208とローラ209によって搬送されるとともに、大ローラ208とローラ210によって更に搬送される。そして、原稿ガラス212に接触する形で原稿ガイド板217との間を通って搬送された原稿203は、ジャンプ台218を経由した後、大ローラ208とローラ211によって更に搬送されて、原稿排紙ローラ対207により原稿排紙トレイ237に排出される。
なお、原稿203が原稿ガラス212上を通過する際に、原稿ガラス212に接している面が露光部213によって露光され、その結果得られる原稿203からの反射光が複数のミラーを介してミラーユニット214に伝達される。そして、伝達された反射光はレンズ215を通過し、集光されて、CCDセンサ部114によって電気信号に変換される。CCDセンサ部114から出力される画像データは、前述した所定の処理が施された後、コントローラ部107へ転送される。なお、原稿ガイド板217は、あらかじめ均一な白色塗装を施されており、原稿203の搬送を開始する前に、シートの搬送を行わない状態で、CCDセンサ部114にて読み取られる。読み取った原稿ガイド板217の画像情報は、原稿ガラス212上の汚れやゴミの検知に係る判定の一連の処理(以降、ゴミ検知処理と呼ぶ)において利用される。ゴミ検知処理の詳細については図4で後述する。
なお、本実施形態におけるMFP100のスキャナ部111が備える光学系は、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサ上に結像する縮小光学系である場合について説明したが、このような場合に限らない。スキャナ部111が備える光学系は、原稿からの反射光をCIS(Contact Image Sensor)上に結像する等倍光学系であってもよい。
続いて、コントローラ部107から出力されて、プリンタ部121に転送された画像データは、レーザユニット222によって画像データに応じたレーザ光への変換が行われる。そして、このレーザ光は感光体ドラム223〜226に照射され、感光体ドラム223〜226にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光体ドラム223〜226の潜像の部分には現像ユニット227〜230によって現像剤が付着される。なお、カラー機では、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用に、感光体ドラム及び現像ユニットは4つずつ備えている。
また、プリンタ部121は、給紙ユニット123に備えられたシート収納部として、引き出し状の形状の給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236を有している。なお、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236は、複数枚のシートを保持することができる。プリンタ部121は、給紙カセット及び手差しトレイを複数備えていてもよく、給紙カセット又は手差しトレイのうち、少なくともいずれか一つを備えていてもよい。
プリンタ部121は、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236のいずれかからシートを給紙し、感光体ドラム223〜226に付着された現像剤をシートに転写した後、定着器233に搬送されて熱と圧力により現像剤をシートに定着する。定着器233を通過したシートは、搬送ローラ234、235で機外に排紙される。
なお、本実施形態では、感光体ドラム及び現像ユニットを4つずつ備えるカラー機を用いた場合について説明したが、感光体ドラムと現像ユニットを1つずつ備えるモノクロ機についても本発明を同様に適用できる。また、本実施形態では、電子写真方式で画像をシートに印刷する方法について説明したが、画像を印刷することができるものであれば、インクジェット方式であってもよく、その他の方法であってもよい。
第1の実施形態に係るMFP100において、操作部160に表示されるメイン画面500の一例を図5に示す。メイン画面500には、コピー機能501や、スキャン送信機能502といった各種機能を呼び出す選択ボタンが列挙されている。ユーザは所望の選択ボタンを押下することによって、各種機能を利用するための画面に遷移するよう構成されている。例えば、コピー機能501を選択した場合は、コピー機能501を利用するための図6(A)に示す実行画面600に遷移する。
図6(A)の実行画面600上で用紙選択601を押下すると、ジョブで使用するシートの給紙先を選択的に設定するための図6(B)の給紙設定画面610に遷移し、ジョブで使用するシートの給紙先を選択することができる。
図6(B)の例において、給紙モードとして自動給紙選択611を設定した場合は、各シート収納部に保存されているシートの属性情報を参照する。そして、ジョブで使用するシートの属性情報が保存されているシート収納部が、ジョブで使用するシートの給紙先として自動選択される。
なお、シート収納部ごとのシートの属性情報は、図7(A)に示す登録テーブル700によって保存され、各シート収納部に収納されるシートのサイズ702、及びシートタイプID701に関する情報を保持している。なお、登録テーブル700に登録されている情報はHDD150に格納される。一方、給紙モードとして給紙段1指定(612)を設定した場合は、ジョブで指定した給紙先として給紙段1(給紙カセット231)が選択される。一方、給紙モードとして給紙段2指定(613)を設定した場合は、ジョブで指定した給紙先として給紙段2(給紙段カセット232)が選択される。また、給紙モードとして手差しトレイ指定(614)を設定した場合は、ジョブで指定した給紙先として手差しトレイ236が選択される。
シートタイプID701ごとのシートの属性情報は、図7(B)に示す管理テーブル710によって保存される。そして、シートタイプID701をキーにして、例えば、シートの名称711、坪量712、表面性713、形状714、調整値715等に関する情報を保持している。なお、調整値715とは、感光体ドラム223〜226、現像ユニット227〜230、定着器233、搬送ローラ234、235の調整を行うためのパラメータのことである。なお、管理テーブル710に管理されている情報はHDD150に格納されていてもよく、PC170等の外部装置からインポートしてもよい。
例えば、給紙段1に登録されているシートのサイズ702はA4である。また、シートタイプID701(=1)のシートの属性情報を管理テーブル710から参照することによって、シートの坪量712は「110g/m2」、表面性713は「厚紙」、かつ、形状714は「標準」であることがわかる。
第1の実施形態では、コピージョブの実行指示を受け付け後、印刷に使用するシートの属性情報を取得し、取得したシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御する場合について以降説明する。
第1の実施形態に係るMFP100において、コピージョブの実行に係る一連の処理について、図3に示したフローチャートを用いて説明する。なお、図3の処理は、図5のメイン画面500上でコピー機能501の選択モードが押下されて、図6(A)の実行画面600が操作部160に表示されている状態で開始される。なお、図3のフローチャートの各処理は、CPU101が、ROM102又はHDD150から読み出されてRAM104に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、S301において、コピーの実行に係る設定を図6(A)の実行画面600上で受け付けて、S302に進む。なお、コピーの実行に係る設定とは、例えば、用紙選択601、倍率変更、濃度調整、原稿の種類である。
S302において、操作部160の不図示のスタートキーの押下によって、コピーの実行指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けたと判定されたならば、S303に進む。一方、コピーの実行指示を受け付けるまでS302に留まる。
S303において、コピージョブの実行によって、印刷に使用するシートの属性情報を取得して、S304に進む。なお、S303で取得されるシートの属性情報は、例えば、シートの坪量712、表面性713等である。
S304において、S303で取得されたシートの属性情報に従って、印刷に使用する当該シートはゴミ検知処理の対象であるか否かを判定する。
例えば、シートの表面性713が「両面コート紙」や「フィルム」であるシートは、ゴミ検知処理の対象とするシートとして設定され、一方で、表面性713が「厚紙」や「再生紙」であるシートは、ゴミ検知処理の対象としないシートとして設定されている。なお、シートの表面性713に基づいて、ゴミ検知処理の対象とするか否かを設定する場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、シートの坪量712や、形状714や、調整値715に基づいて、ゴミ検知処理の対象とするか否かを設定してもよい。
また、ゴミ検知処理の対象とするシート、及び、ゴミ検知処理の対象としないシートに係る設定情報は、デフォルトとして予め設定されていてもよく、ユーザによって設定可能にしてもよい。もしくは、PC170等の外部装置から当該設定情報をインポートしてもよい。
S304での判定の結果、ゴミ検知処理の対象であると判定されたならば、S400に進む。なお、S400において実行されるゴミ検知処理の詳細は、図4を用いて後述する。一方、S304でNOと判定されたならば、S305に進む。
S305において、原稿トレイ202にセットされた原稿203の搬送を開始して、S306に進む。
S306において、搬送された当該原稿の画像をスキャナ部111によって読み取って、S307に進む。
S307において、S306で読み取った原稿の画像データをHDD150に格納して、S308に進む。
S308において、S305で搬送された当該原稿を原稿排紙トレイ237に排出して、S309に進む。
S309において、原稿トレイ202にセットされたすべての原稿203が原稿排紙トレイ237に排出されたか否かを判定する。排出されていないと判定されたならば、S305に戻って以降の処理を進める。一方、排出されたと判定されたならば、S310に進む。
S310において、S307でHDD150に格納された画像データを読み出して、給紙カセット又は手差しトレイから給紙されたシートに当該画像データを印刷する。
以上が、第1の実施形態に係るMFP100において、コピージョブの実行に係る一連の処理の詳細である。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の汚れやゴミの検知に係る判定(以降、ゴミ判定と呼ぶ)の一連の処理(S400:ゴミ検知処理)について、図4に示したフローチャートを用いて説明する。なお、図4の処理は、スキャナ部111において、原稿203が搬送されていない状態で開始される。なお、図4のフローチャートの各処理は、CPU101が、ROM102又はHDD150から読み出されてRAM104に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、S401において、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217の判定位置を1つ決定して、S402に進む。なお、第1の実施形態では、原稿ガイド板217には当該判定位置が複数存在するとして以降説明を進める。
S402において、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217の当該判定位置に露光部213を移動させて、露光部213の読み取り位置と設定して、S403に進む。
S403において、露光部213の読み取り位置で、原稿ガラス212を通して、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217の当該判定位置の画像を原稿がない状態で読み取って、S404に進む。なお、露光部213の読み取り位置で読み取られる部位(以降、読取部と呼ぶ)は、原稿ガイド板217の判定位置、及び、原稿ガラス212であるとして以降説明を進める。
S404において、S403で読み取った当該読取部の画素の輝度信号を出力し、画像メモリ部115に格納して、S405に進む。
S405において、S404で画像メモリ部115に格納された当該読取部の画素の輝度信号を読み出して、ROM102に予め記憶されている白基準板の輝度信号と画素ごとに比較する。なお、原稿ガラス212、又は原稿ガイド板217の判定位置に汚れやゴミが付着している場合は、読取部の画素の輝度信号は連続的な信号とはならない。そのため、当該読取部の画素の輝度信号を白基準板の画素の輝度信号と比較して、閾値以下の輝度信号(以降、異常な画素と呼ぶ)が検出された場合は、異常な画素が検出された位置に汚れやゴミを検知したとして判定される。
S406において、S405の比較処理により異常な画素を検出したか否かを判定する。検出したと判定されたならば、S407に進む。S407において、原稿ガイド板217の当該読取部に汚れやゴミを検知したと判断して、S409に進む。
一方、S406でNOと判定されたならば、S408に進む。S408において、当該読取部に汚れやゴミを検知しなかったと判断して、S409に進む。
S409において、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217のすべての判定位置に対して、ゴミ判定が終了したか否かを判定する。
終了したと判定されたならば、S410に進む。一方、S409でNOと判定されたならば、S401に戻って以降の処理を進める。なお、S401において決定される、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217の判定位置は、前回とは異なる位置となる。
S410において、汚れやゴミを検知しなかったと判断された読取部は有るか否か、即ち、汚れやゴミを検知しなかったと判断された原稿ガイド板217の判定位置は有るか否かを判定する。
有ると判定されたならば、S411に進む。
S411において、S408で汚れやゴミを検知しなかったと判断された原稿ガイド板217の判定位置に露光部213を移動させて、露光部213の読み取り位置として設定する。これにより、以降、原稿203の画像を読み取る際に、汚れやゴミの影を画像として読み取ってしまうことを防ぐことができる。S411の処理の後、ゴミ判定の一連の処理を終了する。
一方、S410でNOと判定されたならば、S412に進む。S412において、異常な画素(即ち、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の汚れやゴミ)を検知したことを通知するとともに、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が必要であることをユーザに通知して、S413に進む。なお、S412で、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が必要であることをユーザに促す理由は、すべての読取部で汚れやゴミを検知したため、原稿203の画像を読み取る際に、汚れやゴミの影を画像として読み取ってしまう可能性があるからである。
なお、S412では、例えば、図8に示す通知画面800を操作部160に表示することによって、原稿ガラス212面の清掃が必要であることをユーザに通知する。なお、原稿ガイド板217の清掃が必要であることの通知は、通知画面800と同一の画面、又は、別の画面を操作部160に更に表示することによって行ってもよい。また、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が必要であることは、音や光によってユーザに通知してもよい。
S413において、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が完了したか否かを判定する。完了したと判定されたならば、清掃完了後のゴミ判定の一連の処理を再度実行するため、S401に戻って以降の処理を進める。一方、清掃が完了するまでS413に留まる。なお、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が完了したことは、清掃のために圧板201がオープンされた後、圧板201がクローズされたことに従って検知される。もしくは、図8の通知画面800上で不図示の清掃完了ボタンの押下をユーザから受け付けることによって、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の清掃が完了したことを検知してもよい。
以上が、第1の実施形態に係るMFPにおいて、ゴミ判定の一連の処理の詳細である。なお、第1の実施形態では、ゴミ判定の対象とする原稿ガイド板217のすべての判定位置に対して、S401からS409までの処理を繰り返す場合について説明したが、このような場合に限らない。S408において、読取部に汚れやゴミを検知しなかったと判断した場合は、そのままS411に進む。そして、S411において、汚れやゴミを検知しなかったと判断された原稿ガイド板217の判定位置に露光部213を移動させて、露光部213の読み取り位置として設定し、ゴミ判定の一連の処理を終了してもよい。
以上説明したように第1の実施形態では、コピージョブの実行指示を受け付け後、印刷に使用するシートの属性情報を取得し、取得したシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御した。これによって、原稿ガラス212上の汚れやゴミに起因する異常な画素の影響がない状態で印刷を行いたい場合にはゴミ検知処理を実行し、原稿の読み取りを早く行いたい場合にはゴミ検知処理を実行しないよう切り替えることができる。
なお、第1の実施形態では、印刷に使用する当該シートはゴミ検知処理の対象であると判定された場合は、原稿203を搬送する前に、ゴミ検知処理を実行する場合について説明したが、このような場合に限らない。原稿トレイ202にセットされたすべての原稿203の読み取りが終了した後に、ゴミ検知処理を実行してもよい。もしくは、原稿トレイ202にセットされた複数枚の原稿203の読み取りの間で、ゴミ検知処理を実行してもよい。また、ゴミ検知処理を実行するこれらのタイミングは組み合わせてもよく、シートの属性情報に従って、ゴミ検知処理を実行するタイミングを個別に設定可能にしてもよい。
[第2の実施形態]
前述した第1の実施形態では、コピージョブの実行指示を受け付け後、印刷に使用するシートの属性情報を取得し、取得したシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御した。
前述した第1の実施形態では、コピージョブの実行指示を受け付け後、印刷に使用するシートの属性情報を取得し、取得したシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御した。
一方、第2の実施形態では、印刷に使用するシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御することに加えて、速度優先モードや画質優先モードといった原稿の読取モードに従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御する場合について説明する。
第2の実施形態において、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の汚れやゴミの検知に係る判定の一連の処理を説明するためのフローチャートは図4と同様のため、その説明は省略する。
一方、第2の実施形態では、コピージョブの実行に係る一連の処理の一部の動作が、第1の実施形態とは異なる。そこで、第1の実施形態における図3のフローチャートと共通する動作は同一のステップ番号を付し、詳細な説明は省略する。第1の実施形態とは差分となる動作を中心に、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図9のフローチャートの各処理は、CPU101が、ROM102又はHDD150から読み出されてRAM104に展開されたプログラムを実行することによって実現される。なお、図9の処理は、原稿の読取モードとして図10の読取設定画面1000上で、速度優先モード1001、画質優先モード1002、及び、自動1003が選択的に設定されている状態で開始される。
なお、速度優先モード1001とは、原稿の読み取りの際に、画質よりも速度を優先させるため、ゴミ検知処理を行わない読取モードのことである。一方、画質優先モード1002とは、原稿の読み取りの際に、速度よりも画質を優先させるため、ゴミ検知処理を行う読取モードのことである。一方、自動1003とは、原稿の読み取りの際に、速度は速度優先モード1001と同様であるが、ゴミ検知処理を実行するか否かは、印刷に使用するシートの属性情報に従って制御するモードのことである。
S303において、コピージョブの実行によって、原稿を読み取って生成された画像データの印刷に使用するシートの属性情報を取得して、S901に進む。
S901において、図10の読取設定画面1000上で設定された原稿の読取モードは、速度優先モード1001であるか、画質優先モード1002であるか、もしくは、自動1003であるかを判定する。
速度優先モード1001であると判定されたならば、S305に進んで以降の処理を行う。一方、画質優先モード1002であると判定されたならば、S400に進んで以降の処理を行う。一方、自動1003であると判定されたならば、S902に進む。
S902において、図6(B)の給紙設定画面610上で選択的に設定された、印刷に使用するシートの給紙先(給紙モード)は自動給紙選択611であるか否かを判定する。自動給紙選択611であると判定されたならば、S400に進んで以降の処理を行う。一方、S902でNOと判定されたならば、S304に進んで以降の処理を行う。
なお、自動給紙選択611である場合は、印刷に使用するシートがゴミ検知処理の対象であるか否かに依らずに、S400のゴミ検知処理を必ず実行させる理由は、以下のとおりである。
自動給紙選択611では、原稿トレイ202にセットされた原稿203を副走査方向に一定量搬送させて、原稿サイズを確定させることによって、印刷に使用するシートの給紙先が決定される。即ち、原稿203を搬送させるに従って各ローラが回転するため、露光部213の読み取り位置に原稿203が到達してしまい、原稿の画像の読み取りが開始されてしまう。そのため、原稿の画像の読み取り前にゴミ検知処理を実行することができなくなる。ゆえに、自動給紙選択611である場合は、原稿トレイ202にセットされた原稿203の搬送を開始する前にゴミ検知処理を実行させる。
以上が第2の実施形態に係るMFP100における、コピージョブの実行に係る一連の処理の詳細である。なお、第2の実施形態では、S901で画質優先モード1002であると判定された場合、又は、S902で自動給紙選択611であると判定された場合は、原稿203を搬送する前にゴミ検知処理を実行する場合について説明したが、このような場合に限らない。原稿トレイ202にセットされたすべての原稿203の読み取りが終了した後に、ゴミ検知処理を実行してもよい。もしくは、原稿トレイ202にセットされた複数枚の原稿203の読み取りの間で、ゴミ検知処理を実行してもよい。また、ゴミ検知処理を実行するこれらのタイミングは組み合わせてもよく、シートの属性情報に従って、ゴミ検知処理を実行するタイミングを個別に設定可能にしてもよい。
以上説明したように、第2の実施形態では、印刷に使用するシートの属性情報に従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御することに加えて、速度優先モードや画質優先モードといった原稿の読取モードに従ってゴミ検知処理を実行するか否かを制御した。これによって、原稿ガラス212や原稿ガイド板217の汚れやゴミに起因する異常な画素の影響がない状態で印刷を行いたい場合にはゴミ検知処理を実行し、原稿の読み取りを早く行いたい場合にはゴミ検知処理を実行しないよう切り替えることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、本実施形態では、原稿トレイ202にセットされた原稿の画像を原稿ガラス212上で読み取る場合について説明したが、原稿台221にセットされた原稿の画像をプラテンガラス220上で読み取る場合についても同様に本発明を適用することができる。
また、例えば、本実施形態では、MFP100のコントローラ部107のCPU101が上記各種制御の主体となっていたが、MFP100と別筐体の外付けコントローラ等の印刷制御装置によって、上記各種制御の一部又は全部を実行可能に構成しても良い。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
(その他の実施形態)
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。また、複数のCPUで分散処理をすることでも実現できる。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。また、複数のCPUで分散処理をすることでも実現できる。
Claims (11)
- 原稿がない状態で読取部を読み取って第1の画像データを生成する第1の動作と、原稿を読み取って第2の画像データを生成する第2の動作を有する読取手段と、
前記読取手段によって前記第1の動作を実行させ、前記第1の画像データに異常な画素があるか否かを判定する判定手段と、
前記第2の画像データの印刷に使用するシートの属性情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された属性情報に従って、前記判定手段による判定を行うか否かを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像読取装置。 - シート収納部に収納されるシートの属性情報を保存する保存手段と、
ジョブで使用するシートの属性情報が前記保存手段に保存されているシート収納部からシートを給紙する第1の給紙モードと、ジョブで指定されているシート収納部からシートを給紙する第2の給紙モードを選択的に設定する給紙設定手段を更に有し、
前記制御手段は、前記給紙設定手段によって前記第1の給紙モードが設定されている場合は、前記取得手段によって取得された属性情報に依らずに、前記判定手段による判定を行うよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記読取手段によって前記第2の動作を実行させ、原稿を読み取る際に、速度を優先する第1の読取モードと、画質を優先する第2の読取モードを選択的に設定する読取設定手段を更に有し、
前記制御手段は、前記読取設定手段によって前記第1の読取モードが設定されている場合は、前記判定手段による判定を行わず、かつ、前記第2の読取モードが設定されている場合は前記判定手段による判定を行うよう制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。 - 原稿を搬送する搬送手段を更に有し、
前記判定手段は、前記搬送手段によって原稿を前記読取手段に搬送する前に判定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記第1の画像データに前記異常な画素があると判定された場合は、前記異常な画素を検知したことを通知する通知手段を更に有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記通知手段は、前記読取部の清掃が必要であることを更に通知する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。 - 前記異常な画素は、前記読取部の汚れ又はゴミに起因する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記属性情報は、シートの坪量、表面性、形状、又は調整値である
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 原稿がない状態で読取部を読み取って第1の画像データを生成する第1の動作と、原稿を読み取って第2の画像データを生成する第2の動作を有する読取工程と、
前記読取工程によって前記第1の動作を実行させ、前記第1の画像データに異常な画素があるか否かを判定する判定工程と、
前記第2の画像データの印刷に使用するシートの属性情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された属性情報に従って、前記判定工程による判定を行うか否かを制御する制御工程と、
を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。 - 請求項9に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項10に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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