JP2015078947A - 光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワーク判定の安定性を判定することができる測距方式の光電センサを提供する。【解決手段】 検出光L1を出射する発光素子11と、反射面からの反射光L2の受光量Wj、並びに、受光タイミング又は受光位置を検出する受光手段と、受光タイミング又は受光位置に基づいて、反射面までの距離Wdを求める距離算出部104と、距離Wdをワーク判定閾値Wtと比較した比較結果に基づいて、ワークWの有無を判定し、その判定結果をワーク判定結果とし、距離Wdを算出できない場合には、ワークWの有無のうち、予め定められた一方をワーク判定結果とするワーク判定部106と、上記一方とは異なるワーク判定結果が得られる場合における受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較した比較結果に基づいて、ワーク判定結果の安定性を判定するスタビリティ判定部108により構成される。【選択図】 図2

Description

本発明は、光電センサに係り、さらに詳しくは、検出光を出射し、その反射光を受光することにより、ワークを検出する光電センサの改良に関する。
所定の検出位置へ検出光を出射し、その反射光を受光することにより、ワークの有無を検出する光電センサが従来から知られている。この種の光電センサの検出方法には、反射光の受光量を閾値と比較してワークを検出する受光量方式や、反射光に基づいて反射面までの距離を求め、当該距離を閾値と比較する測距方式が知られている。測距方式の光電センサでは、2以上の受光素子からなるイメージセンサ上における1次元の受光量分布を検出することにより、三角測量の原理により反射面までの距離を求めている。
光電センサの受光量は、発光素子や受光素子の経時劣化、投光窓や受光窓の汚れ、粉塵環境の変化、ワークや背景の表面状態のばらつき、その他の様々な要因によって変化する。この様な受光量の変化は、受光量方式の光電センサにおけるワーク判定に影響を与えるが、測距方式の光電センサにおけるワーク判定に影響を与えることはない。ただし、受光量が反射面までの距離を計測することができる最低レベル(限界受光量)を超えて低下した場合には、測距方式の光電センサのワーク判定に影響が生じる。
このため、測距方式の光電センサでは、実際の受光量が限界受光量に近づいているか否かを判別し、ワーク判定の安定性を示すことができれば、測距方式の光電センサの利便性が向上すると考えられる。例えば、受光量が十分でないため、一定の確率で誤検出が生じ得る状態であることをユーザに知らせることができる。また、経時的に受光量が低下している場合に、近い将来、誤検出が発生する状態に至ることをユーザに知らせることができる。
ここで、測距方式の光電センサは、ワーク及び背景のうち、いずれか一方により反射された反射光が、十分な光量を有し、かつ、光量が安定していれば、ワークを正しく判別することができる。つまり、ワーク及び背景のうちの他方により反射された反射光の光量は、十分でなく、或いは、安定していない場合がある。このため、上記他方からの反射光に基づいて、ワーク判定の安定性を判定した場合、ワーク判定は安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定してしまうという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ワーク判定の安定性を判定することができる測距方式の光電センサを提供することを目的とする。また、測距方式の光電センサにおけるワーク判定の安定性の誤判定を防止することを目的とする。
第1の本発明による光電センサは、検出光を出射する発光素子と、反射面からの反射光の受光量、並びに、受光タイミング又は受光位置を検出する受光手段と、上記受光タイミング又は上記受光位置に基づいて、上記反射面までの距離を求める距離算出手段と、上記距離をワーク判定閾値と比較した比較結果に基づいて、ワークの有無を判定し、その判定結果をワーク判定結果とし、上記距離を算出できない場合には、ワークの有無のうち、予め定められた一方をワーク判定結果とするワーク判定手段と、上記一方とは異なるワーク判定結果が得られる場合における上記受光量をスタビリティ判定閾値と比較した比較結果に基づいて、上記ワーク判定手段によるワーク判定の安定性を判定するスタビリティ判定手段とを備えて構成される。
反射面までの距離を計測できない場合に、ワークの有無のいずれをワーク判定結果にするのかは、ワーク及び背景のいずれからの反射光の光量が安定し、かつ、十分であるのかによって予め定められる。すなわち、ワークの方が安定し、かつ、十分である場合、反射面までの距離を計測できなければ、ワークがないと判定することができる。一方、背景の方が安定し、かつ、十分である場合、反射面までの距離を計測できなければ、ワークがあると判定することができる。
このため、反射面までの距離を算出できないときに、ワークの有無のうち、予め定められた一方がワーク判定結果となる場合に、当該一方とは異なるワーク判定結果が得られるときの受光量をスタビリティ判定閾値と比較すれば、ワーク及び背景からの反射光のうち、受光量が安定し、かつ、十分である方を用いてワーク判定の安定性を判定することができる。従って、測距方式の光電センサにおけるワーク判定の安定性の誤判定を防止することができる。
本発明による光電センサには、反射面までの距離を算出できない場合に、ワークの有無のいずれをワーク判定結果にするのかを変更できない構成のものと、変更可能な構成のものとの両方が含まれる。
第2の本発明による光電センサは、上記構成に加え、上記ワーク判定手段が、上記距離がワーク判定閾値以下である場合にワークが存在すると判定する一方、上記距離がワーク判定閾値よりも大きい場合、或いは、上記距離が算出できない場合にワークが存在しないと判定し、上記スタビリティ判定手段が、ワークが存在すると判定された場合における受光量を上記スタビリティ判定閾値と比較するように構成される。
この光電センサでは、反射面までの距離が算出できない場合にワークが存在しないと判定される。従って、ワーク判定の安定性は、ワークが存在すると判定された場合における受光量をスタビリティ判定閾値と比較することによって行われる。この様な構成により、背景からの反射光の光量が十分でないか、或いは、安定していない場合に、ワークからの反射光の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
第3の本発明による光電センサは、上記構成に加え、上記ワーク判定手段が、上記距離がワーク判定閾値以上である場合にワークが存在しないと判定する一方、上記距離がワーク判定閾値よりも小さい場合、或いは、上記距離が算出できない場合にワークが存在すると判定し、上記スタビリティ判定手段が、ワークが存在しないと判定された場合における受光量を上記スタビリティ判定閾値と比較するように構成される。
この光電センサでは、反射面までの距離が算出できない場合にワークが存在すると判定される。従って、ワーク判定の安定性は、ワークが存在しないと判定された場合における受光量をスタビリティ判定閾値と比較することによって行われる。この様な構成により、ワーク表面の反射率が極めて低いか、或いは、ワークが検出光を鏡面反射し、反射光が受光側へ戻らない場合に、背景からの反射光の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
第4の本発明による光電センサは、上記構成に加え、2以上の上記ワーク判定結果に基づいて、同一のワークが上記検出光の光路上を通過するワーク通過期間を判別する通過期間判別手段を備え、上記スタビリティ判定手段が、上記ワーク通過期間中に検出された2以上の受光量の最大値を上記スタビリティ判定閾値と比較し、ワークごとに判定を行うように構成される。
この様な構成によれば、ワーク通過期間中に検出された受光量の最大値をスタビリティ判定閾値と比較するので、ワークの表面に反射率の低い領域が存在する場合に、ワーク表面の他の領域からの反射光の光量が十分であるにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
第5の本発明による光電センサは、上記構成に加え、上記スタビリティ判定手段による判定結果が一定回数連続して不安定であることを示している場合に、ワーニング出力を行うスタビリティ出力手段を備えて構成される。
この様な構成によれば、ユーザは、ワーニング出力により、ワーク判定が不安定であることを容易に認識することができる。また、反射率の低いワークが存在する場合に、他のワークからの反射光の光量が十分であるにもかかわらず、ワーニング出力が行われるのを防ぐことができる。
本発明によれば、ワーク判定の安定性を判定することができる測距方式の光電センサを提供することができる。また、ワーク及び背景からの反射光のうち、受光量が安定し、かつ、十分である方を用いてワーク判定の安定性を判定するので、測距方式の光電センサにおけるワーク判定の安定性の誤判定を防止することができる。
本発明の実施の形態による光電センサ1の一構成例を示した外観図であり、反射型の光電センサ1が示されている。 図1の光電センサ1の機能構成の一例を示したブロック図である。 図2のスタビリティ判定部108の構成例を示したブロック図である。 図2の光電センサ1の動作の一例を示した図であり、距離モードを検出モードとして選択した場合が示されている。 図2の光電センサ1の動作の一例を示した図であり、基準モードを検出モードとして選択した場合が示されている。 図2の光電センサ1の運用形態の一例を模式的に示した説明図であり、搬送装置BL上を移動中のワークWを検出する場合が示されている。 図2の光電センサ1の動作の一例を示したタイミングチャートであり、ワークWからの反射光L2の光量が背景に比べて多い場合が示されている。 図2の光電センサ1の動作の一例を示したタイミングチャートであり、ワークWからの反射光L2の光量が背景に比べて少ない場合が示されている。
<光電センサ1>
図1は、本発明の実施の形態による光電センサ1の一構成例を示した外観図であり、反射型の光電センサ1が示されている。この光電センサ1は、検出光L1を出射して反射面からの反射光L2を受光し、ワークの有無を示す判定信号を生成する検出スイッチである。ワークは、検出対象物である。
例えば、光電センサ1は、反射光L2の受光タイミングに基づいて反射面までの距離Wdを求め、距離Wdをワーク判定閾値Wtと比較して、ワークが存在するか否かのワーク判定を行う測距方式の光電センサである。また、検出光L1には、可視光線が用いられる。
光電センサ1は、検出光L1を検出位置へ出射する投光窓10と、反射面からの反射光L2が入射する受光窓20と、表示灯2、セットキー3、セレクトキー4,5及び画面表示部6と、センサ筐体30とを備えて構成されている。センサ筐体30には、検出光L1を生成する発光素子、検出光L1を集光する投光レンズなどが収容される。投光窓10及び受光窓20は、センサ筐体30の前面に配置され、表示灯2、セットキー3、セレクトキー4,5及び画面表示部6は、センサ筐体30の上面に配置されている。
表示灯2は、ワークの有無、受光状態等を発光色、点灯状態によって示す表示装置である。例えば、表示灯2は、LED(発光ダイオード)からなる。この表示灯2は、センサ筐体30の上面における投受光窓側の端部に配置されている。セットキー3、セレクトキー4及び5は、ワーク判定閾値Wtなどの各種入力、画面切替のための操作キーであり、押下型の接点式スイッチからなる。
画面表示部6は、距離Wd、ワーク判定閾値Wt等を画面表示するための表示装置であり、検出光L1の投光軸方向に長い矩形形状の表示画面を有している。例えば、画面表示部6は、発光層が有機化合物からなるOLED(Organic Light-Emitting Diode:有機発光ダイオード)からなる。
この光電センサ1では、受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較してワーク判定が安定しているか否かのスタビリティ判定を行い、ワーク判定が不安定であると判定した場合に、そのことを示すワーニング出力を行うことにより、受光量Wjが十分でないため、一定の確率で誤検出が生じ得る状態であることをユーザに知らせることができる。また、経時的に受光量Wjが低下しているため、近い将来に、誤検出が発生する状態に至ることをユーザに知らせることができる。
図2は、図1の光電センサ1の機能構成の一例を示したブロック図である。図中には、投光から受光に至るまでの伝搬時間を計測するTOF(Time Of Flight)法を利用して反射面までの距離Wdを求める光電センサ1の機能構成が示されている。この光電センサ1は、表示灯2、画面表示部6、発光素子11、投光レンズ12、受光レンズ21、受光素子22、投光タイミング制御部101、発光素子駆動回路102、受光タイミング検出部103、距離算出部104、ワーク判定閾値記憶部105、ワーク判定部106、スタビリティ判定閾値記憶部107、スタビリティ判定部108、スタビリティ出力部109、操作部110、表示制御部111及び検出モード選択部112により構成される。
発光素子11は、検出光L1を生成する光源装置である。例えば、発光素子11には、赤色レーザー光を生成するLD(レーザーダイオード)が用いられる。投光レンズ12は、発光素子11の光軸上に配置された1又は2以上の光学レンズからなり、発光素子11からの検出光L1を集光する。
受光レンズ21は、反射面からの反射光L2を集光し、受光素子22上に結像する1又は2以上の光学レンズからなる。受光素子22は、反射光L2の光量に応じた受光信号を生成する光電変換素子であり、受光レンズ21の光軸上に配置されている。例えば、受光素子22は、PD(フォトダイオード)からなり、受光強度に応じて電流値が変化する受光信号を生成する。
投光タイミング制御部101は、検出光L1の投光タイミングを制御するためのタイミング信号を生成し、発光素子駆動回路102及び受光タイミング検出部103へ出力する。発光素子駆動回路102は、タイミング信号に基づいて、発光素子11を点灯させる。例えば、検出光L1は、パルス変調光からなり、発光素子11は、一定周期でその様な検出光L1を繰り返し出射する。
受光タイミング検出部103は、投光タイミング制御部101からのタイミング信号及び受光素子22からの受光信号に基づいて、反射面からの反射光L2の受光量Wj及び受光タイミングを検出する。例えば、受光信号をサンプリングして受光波形を取得し、受光波形の立ち上がり位置から受光タイミングが特定される。また、受光波形のピーク値から受光量Wjが特定される。
距離算出部104は、受光タイミング検出部103により検出された受光タイミングに基づいて、反射面までの距離Wdを求める。具体的には、投光タイミングに対する受光タイミングから、検出光L1が投光窓10から出射され、その反射光L2が受光窓20に入射するまでの伝搬時間を求め、その伝搬時間と光の速さとから、投光窓10から反射面までの距離Wdが求められる。
ワーク判定部106は、距離演算部104によって求められた距離Wdに基づいて、ワークの有無を判定し、その判定結果をワーク判定結果として示す判定信号を生成する。具体的には、距離Wdをワーク判定閾値Wtと比較した比較結果に基づいて、ワークが存在するか否かのワーク判定が行われる。距離Wdを算出できない場合には、ワークの有無のうち、予め定められた一方をワーク判定結果とする。判定信号は、制御出力として外部機器へ出力される。ワーク判定閾値記憶部105には、予め定められたワーク判定閾値Wtが保持される。
例えば、ワーク判定閾値Wtは、セレクトキー4,5を操作することにより、数値で指定することができる。また、セットキー3を操作したタイミングで取得された距離Wdに基づいて、ワーク判定閾値Wtを自動設定することもできる。
スタビリティ判定部108は、ワーク判定部106からの判定信号及び受光タイミング検出部103により検出された受光量Wjに基づいて、ワーク判定部106によるワーク判定の安定性を判定し、その判定結果をスタビリティ出力部109へ出力する。ワーク判定が安定しているか否かのスタビリティ判定は、距離Wdを算出できないときのワーク判定結果とは異なるワーク判定結果が得られる場合における受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較した比較結果に基づいて行われる。スタビリティ判定閾値記憶部107には、予め定められたスタビリティ判定閾値Stが保持される。
例えば、スタビリティ判定閾値Stは、セレクトキー4,5を操作することにより、任意の数値に変更可能であっても良い。また、セットキー3を操作したタイミングで取得された受光量Wjに基づいて、スタビリティ判定閾値Stを自動設定するような構成であっても良い。スタビリティ出力部109は、スタビリティ判定部108による判定結果に基づいて、ワーク判定が不安定であることを示すワーニング出力を行う。
表示制御部111は、操作部110からの入力信号、ワーク判定部106からの判定信号、スタビリティ出力部109からのワーニング出力に基づいて、表示灯2及び画面表示部6を制御する。画面表示部6には、距離Wd、ワーク判定閾値Wtが表示される。また、ワークの有無に応じて、表示灯2の発光色を異ならせることにより、ワーク判定結果を表示する制御が行われる。また、ワーク判定が不安定である場合に、所定の発光色で表示灯2を点滅させることにより、スタビリティ判定結果を表示する制御が行われる。
検出モード選択部112は、ユーザ操作に基づいて、距離モード及び基準モードのいずれか一方を検出モードとして選択する。距離モードは、光電センサ1から反射面までの距離Wdを算出できない場合に、ワークが存在しないと判定する動作モードであり、距離Wdが検出値として画面表示部6に表示される。一方、基準モードは、距離Wdを算出できない場合に、ワークが存在すると判定する動作モードであり、基準面KMからの高さHdが検出値として画面表示部6に表示される。
ワーク判定部106は、距離モードが選択されていれば、距離Wdがワーク判定閾値Wt以下である場合に、ワークが存在すると判定する一方、距離Wdがワーク判定閾値Wtよりも大きい場合、或いは、距離Wdが算出できない場合に、ワークが存在しないと判定する。スタビリティ判定部108は、距離モードが選択されている場合に、ワークが存在すると判定された場合における受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較する。
この様な構成により、背景からの反射光L2の光量が十分でないか、或いは、安定していない場合に、ワークからの反射光L2の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
これに対し、ワーク判定部106は、基準モードが選択されていれば、距離Wdがワーク判定閾値Wt以上である場合に、ワークが存在しないと判定する一方、距離Wdがワーク判定閾値Wtよりも小さい場合、或いは、距離Wdが算出できない場合に、ワークが存在すると判定する。スタビリティ判定部108は、基準モードが選択されている場合に、ワークが存在しないと判定された場合における受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較する。
この様な構成により、ワーク表面の反射率が極めて低いか、或いは、ワークが検出光L2を鏡面反射し、反射光L2が受光窓20へ戻らない場合に、背景からの反射光L2の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。なお、基準モードにおいて用いられるスタビリティ判定閾値Stは、距離モードにおいて用いられるスタビリティ判定閾値Stと同じであっても良い。
また、ワーク及び背景のいずれからの反射光L2に基づいて、ワーク判定の安定性を判定するのかを検出モードによって指定するので、ユーザに別途指定させるのに比べて、光電センサ1の利便性を向上させることができる。
<スタビリティ判定部108>
図3は、図2のスタビリティ判定部108の構成例を示したブロック図である。このスタビリティ判定部108は、通過期間判別部121、受光量比較部122、個別判定部123及び連続判定部124により構成される。
通過期間判別部121は、2以上のワーク判定結果に基づいて、同一のワークが検出光L1の光路上を通過するワーク通過期間WTを判別し、その判別結果を個別判定部123及び連続判定部124へ出力する。検出光L1の投光間隔TKは、ワーク通過期間WTよりも短い。
受光量比較部122は、受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較し、その比較結果を個別判定部123へ出力する。具体的には、距離モードが選択されている場合、ワークが存在すると判定された場合の受光量Wjがスタビリティ判定閾値Stと比較される。また、ワーク通過期間WT中に検出された2以上の受光量Wjがスタビリティ判定閾値Stと比較される。
個別判定部123は、距離モードが選択されている場合に、ワーク通過期間WT中に検出された受光量Wjの最大値をスタビリティ判定閾値Stと比較して、ワークごとに個別判定を行い、その判定結果を連続判定部124へ出力する。
この様な構成により、ワーク通過期間WT中に検出された受光量Wjの最大値をスタビリティ判定閾値Stと比較するので、ワークの表面に反射率の低い領域が存在する場合に、ワーク表面の他の領域からの反射光L2の光量が十分であるにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
一方、基準モードが選択されている場合には、受光量比較部122により、ワークが存在しないと判定された場合の受光量Wjがスタビリティ判定閾値Stと比較される。また、非ワーク通過期間NW中、すなわち、ワーク通過期間WT以外の期間中に検出された2以上の受光量Wjがスタビリティ判定閾値Stと比較される。
個別判定部123は、基準モードが選択されている場合に、非ワーク通過期間NW中に検出された受光量Wjの最大値をスタビリティ判定閾値Stと比較して、ワークごとに個別判定を行う。
この様な構成により、非ワーク通過期間NW中に検出された受光量Wjの最大値をスタビリティ判定閾値Stと比較するので、背景に反射率の低い領域が存在する場合に、背景の他の領域からの反射光L2の光量が十分であるにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
連続判定部124は、個別判定部123による個別判定に基づいて、個別判定結果が予め定められた回数N(Nは、2以上の整数)だけ連続して不安定であることを示しているか否かの連続判定を行い、その判定結果をスタビリティ判定結果としてスタビリティ出力部109へ出力する。スタビリティ出力部109は、連続判定部124により、個別判定結果が一定回数Nだけ連続して不安定であることを示している場合に、ワーニング出力を行う。
この様な構成によれば、ユーザは、ワーニング出力により、ワーク判定が不安定であることを容易に認識することができる。また、反射率の低いワークが存在する場合に、他のワークからの反射光L2の光量が十分であるにもかかわらず、ワーニング出力が行われるのを防ぐことができる。
図4は、図2の光電センサ1の動作の一例を示した図であり、距離モードを検出モードとして選択した場合が示されている。図中の(a)には、ワークWが存在しない場合が示され、(b)には、ワークWが存在する場合が示されている。この図では、ワークWが載置される載置面SMに対し、検出光L1の投光軸が垂直になるように光電センサ1が設置されている。
例えば、光電センサ1から載置面SMまでの距離は、Wd=2000mmである。検出光L1は、ワークWが存在する場合、ワークWの表面を反射面として反射され、ワークWが存在しない場合には、載置面SMを反射面として反射される。
ワーク判定部106は、距離モードにおいて、距離Wdがワーク判定閾値Wt以下であるか否かに応じてワークWの有無を判定する。従って、距離モードでは、距離Wdが0<Wd≦Wtを満たす場合に、ワークWが存在すると判別される。一方、距離WdがWd>Wtを満たす場合と、距離Wdが算出できない場合とには、ワークWが存在しないと判別される。
例えば、発光素子11や受光素子22の経時劣化、投光窓10や受光窓20の汚れ、粉塵環境の変化、ワークWや載置面SMの表面状態のばらつきのために、受光量Wjが限界受光量を超えて低下し、受信信号がノイズに埋もれてしまえば、受光タイミングを特定することができず、従って、距離Wdを算出することができない。
スタビリティ判定部108は、距離モードにおいて、ワークWが存在すると判定された場合の受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較して、ワーク判定が安定しているか否かを判定する。この様に受光量Wjが安定し、かつ、十分である方を用いてワーク判定の安定性を評価するので、背景からの反射光L2の光量が少ないからといってワーク判定が不安定であると判定されるのを防ぐことができる。
図5は、図2の光電センサ1の動作の一例を示した図であり、基準モードを検出モードとして選択した場合が示されている。図中の(a)には、ワークWが存在しない場合が示され、(b)には、基準面KMからの高さがHdのワークWが存在する場合が示されている。また、図中の(c)には、ワークWが検出光L1を鏡面反射する場合が示されている。この図では、検出光L1の投光軸に垂直な平面の一つを基準面KMとしている。
ワーク判定部106は、基準モードにおいて、距離Wdがワーク判定閾値(Wd−A1)よりも小さい場合と、距離Wdを算出できない場合とに、ワークWが存在すると判定する。一方、距離Wdがワーク判定閾値(Wd−A1)以上である場合には、ワークWが存在しないと判定される。
ここでは、基準モードにおいて、特定の距離範囲内にある背景を正しく検出するために、距離Wdがワーク判定閾値(Wd−A1)よりも小さい場合と、距離Wdがワーク判定閾値(Wd+A2)よりも大きい場合と、距離Wdを算出できない場合とにワークWが存在すると判定される。一方、距離Wdがワーク判定閾値(Wd−A1)以上かつワーク判定閾値(Wd+A2)以下である場合に、ワークWが存在しないと判定される。
上記ワーク判定条件は、距離Wdに対応する基準面KMからの高さHdを用いれば、高さHdが(−A2)≦Hd≦A1を満たす場合に、ワークWが存在しないと判別される。一方、高さHdがHd<(−A2)を満たす場合と、高さHdがA1<Hd<Wdを満たす場合と、高さHdが算出できない場合とには、ワークWが存在すると判別される。なお、A1,A2は、正数であれば、A1=A2であっても良い。
スタビリティ判定部108は、基準モードにおいて、ワークWが存在しないと判定された場合の受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較して、ワーク判定が安定しているか否かを判定する。この様に受光量Wjが安定し、かつ、十分である方を用いてワーク判定の安定性を評価するので、ワーク表面の反射率が極めて低いか、或いは、ワークWが検出光L1を鏡面反射し、反射光L2が受光窓20へ戻らない場合であっても、ワーク判定が不安定であると判定されるのを防ぐことができる。
図6は、図2の光電センサ1の運用形態の一例を模式的に示した説明図であり、搬送装置BL上を移動中のワークWを検出する場合が示されている。搬送装置BLは、ワークWを搬送するベルトコンベアであり、高さや色の異なる多数のワークWがベルト上に載置されている。
光電センサ1は、ワークWの搬送経路上に設置される。この例では、検出光L1の投光軸がベルト面に垂直となるように設置されている。各ワークWは、検出光L1の光路上を順次に通過する。ワーク判定は、反射面までの距離Wdを求め、距離Wdをワーク判定閾値Wtと比較することによって行われる。
距離モードにおけるスタビリティ判定は、同一のワークWが検出光L1の光路上を通過しているワーク通過期間WT中における受光量Wjの最大値をスタビリティ判定閾値Stと比較することによって行われる。
図7は、図2の光電センサ1の動作の一例を示したタイミングチャートであり、ワークWからの反射光L2の光量が背景に比べて多い場合が示されている。この図には、距離モードを検出モードとして選択した場合が示されている。
反射面までの距離Wdは、ワークWの有無に応じて増減している。また、載置面SMまでの距離Wdは、概ね一定であるのに対し、ワークWまでの距離は、ワークWに応じて増減している。ワーク判定は、距離Wdをワーク判定閾値Wtと比較することによって行われ、ワークWが存在するか否かが判定される。判定信号は、距離WdがWtを下回るのに同期して、論理値「0」から論理値「1」へ立ち上がり、その後、距離WdがWtを上回るのに同期して、論理値「1」から論理値「0」へ立ち下がっている。
これに対し、スタビリティ判定は、ワークWが存在すると判定された場合の受光量Wjをスタビリティ判定閾値St11と比較することによって行われ、ワーク判定が安定しているか否かが判定される。受光量Wjは、ワークWの有無に応じて増減している。載置面SMからの反射光L2の光量は、受光量Wjで概ね一定である。
ところが、投受光窓の汚れ、投光用光源の経時劣化などの影響により、受光量Wjは経時的に低下する。この光電センサ1では、ワークWが存在すると判定された場合の受光量WjがSt11以上であれば、ワーク判定は安定していると判定される。一方、ワークWが存在すると判定された場合の受光量WjがSt11を下回れば、ワーク判定が不安定であると判定される。
また、その様なワークWごとのスタビリティ個別判定が一定回数N(Nは、2以上の整数)だけ連続した場合に、ワーニング出力が行われる。この例では、2回連続してワーク判定が不安定であると判定された場合に、ワーニング出力が行われている。また、ワーニング出力は、判定信号の立ち下がりに同期して、論理値「0」から論理値「1」へ立ち上がっている。
図8は、図2の光電センサ1の動作の一例を示したタイミングチャートであり、ワークWからの反射光L2の光量が背景に比べて少ない場合が示されている。このスタビリティ判定は、ワークWが存在すると判定された場合の受光量Wjをスタビリティ判定閾値St12と比較することによって行われる。
この光電センサ1では、ワークWが存在すると判定された場合の受光量WjがSt12以上であれば、ワーク判定は安定していると判定される。一方、ワークWが存在すると判別された場合の受光量WjがSt12を下回れば、ワーク判定が不安定であると判定される。なお、スタビリティ判定閾値St12は、載置面SMからの反射光L2の光量が少ない場合のスタビリティ判定閾値St11と同じであっても良い。
本実施の形態によれば、距離モードを選択することにより、背景からの反射光L2の光量が十分でないか、或いは、安定していない場合に、ワークWからの反射光L2の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。また、基準モードを選択することにより、ワーク表面の反射率が極めて低いか、或いは、ワークWが検出光L2を鏡面反射し、反射光L2が受光窓20へ戻らない場合に、背景からの反射光L2の光量が十分であり、かつ、安定しているにもかかわらず、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。
また、ワークWの表面に反射率の低い領域が存在する場合であっても、ワーク判定が不安定であると誤って判定されるのを防ぐことができる。また、反射率の低いワークWが存在する場合であっても、ワーニング出力が誤って行われるのを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、検出モードが距離モード及び基準モード間で切替可能である光電センサ1の例について説明したが、本発明は、距離モード又は基準モードのいずれか一方の検出モードのみを有し、検出モードを変更できない光電センサにも適用することができる。例えば、距離モードのみを有し、反射面までの距離Wdを算出できない場合に、ワークWが存在しないと判定する光電センサの場合、ワークWが存在すると判定されたときの受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較するスタビリティ判定が行われる。一方、基準モードのみを有し、距離Wdを算出できない場合に、ワークWが存在すると判定する光電センサの場合、ワークWが存在しないと判定されたときの受光量Wjをスタビリティ判定閾値Stと比較するスタビリティ判定が行われる。
また、本実施の形態では、個別判定部123による個別判定結果が一定回数Nだけ連続して不安定であることを示している場合に、ワーニング出力を行う場合の例について説明したが、本発明は、ワーニング出力の条件をこれに限定するものではない。例えば、個別判定部123により個別判定結果が得られるごとに、個別判定結果をワーニング出力として出力するような構成のものも本発明には含まれる。
また、本実施の形態では、TOF法を利用して反射面までの距離Wdを求める光電センサ1の例について説明したが、本発明は反射面までの距離の測定方法をこれに限定するものではない。例えば、イメージセンサを用いて1次元の受光量分布を検出し、受光量のピーク位置から受光位置を特定し、三角測量の原理を利用して、反射面までの距離Wdを求める光電センサにも本発明は適用することができる。
また、本実施の形態では、表示灯2を点滅させることにより、ワーク判定が不安定であることを表示する場合の例について説明したが、本発明はスタビリティ判定結果の出力形態をこれに限定するものではない。例えば、ワーク判定が不安定であることを示す制御信号を外部機器へ出力し、或いは、ワーク判定が不安定であることを示す文字列からなるメッセージを画面表示部6に表示するような構成であっても良い。
1 光電センサ
2 表示灯
3 セットキー
4,5 セレクトキー
6 画面表示部
10 投光窓
11 発光素子
12 投光レンズ
20 受光窓
21 受光レンズ
22 受光素子
30 センサ筐体
101 投光タイミング制御部
102 発光素子駆動回路
103 受光タイミング検出部
104 距離算出部
105 ワーク判定閾値記憶部
106 ワーク判定部
107 スタビリティ判定閾値記憶部
108 スタビリティ判定部
109 スタビリティ出力部
110 操作部
111 表示制御部
112 検出モード選択部
121 通過期間判別部
122 受光量比較部
123 個別判定部
124 連続判定部
KM 基準面
L1 検出光
L2 反射光
SM 載置面
W ワーク

Claims (5)

  1. 検出光を出射する発光素子と、
    反射面からの反射光の受光量、並びに、受光タイミング又は受光位置を検出する受光手段と、
    上記受光タイミング又は上記受光位置に基づいて、上記反射面までの距離を求める距離算出手段と、
    上記距離をワーク判定閾値と比較した比較結果に基づいて、ワークの有無を判定し、その判定結果をワーク判定結果とし、上記距離を算出できない場合には、ワークの有無のうち、予め定められた一方をワーク判定結果とするワーク判定手段と、
    上記一方とは異なるワーク判定結果が得られる場合における上記受光量をスタビリティ判定閾値と比較した比較結果に基づいて、上記ワーク判定手段によるワーク判定の安定性を判定するスタビリティ判定手段とを備えたことを特徴とする光電センサ。
  2. 上記ワーク判定手段は、上記距離がワーク判定閾値以下である場合にワークが存在すると判定する一方、上記距離がワーク判定閾値よりも大きい場合、或いは、上記距離が算出できない場合にワークが存在しないと判定し、
    上記スタビリティ判定手段は、ワークが存在すると判定された場合における受光量を上記スタビリティ判定閾値と比較することを特徴とする請求項1に記載の光電センサ。
  3. 上記ワーク判定手段は、上記距離がワーク判定閾値以上である場合にワークが存在しないと判定する一方、上記距離がワーク判定閾値よりも小さい場合、或いは、上記距離が算出できない場合にワークが存在すると判定し、
    上記スタビリティ判定手段は、ワークが存在しないと判定された場合における受光量を上記スタビリティ判定閾値と比較することを特徴とする請求項1に記載の光電センサ。
  4. 2以上の上記ワーク判定結果に基づいて、同一のワークが上記検出光の光路上を通過するワーク通過期間を判別する通過期間判別手段を備え、
    上記スタビリティ判定手段は、上記ワーク通過期間中に検出された2以上の受光量の最大値を上記スタビリティ判定閾値と比較し、ワークごとに判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光電センサ。
  5. 上記スタビリティ判定手段による判定結果が一定回数連続して不安定であることを示している場合に、ワーニング出力を行うスタビリティ出力手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の光電センサ。
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