JP2015078501A - 太陽電池モジュールの支持屋根材、及び太陽電池モジュールの取り付け器具 - Google Patents

太陽電池モジュールの支持屋根材、及び太陽電池モジュールの取り付け器具 Download PDF

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Tomohide Yoshida
朋秀 吉田
世古口 雅利
Masatoshi Sekoguchi
雅利 世古口
良 後藤
Ryo Goto
良 後藤
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Abstract

【課題】高さ調整を簡便に行うことができ、施工性が良好な太陽電池モジュールの支持屋根材を提供することである。
【解決手段】支持屋根材20は、軒側屋根材101yの上に一部を重ねて屋根板上に配置される屋根材である。支持屋根材20は、固定用金具30が取り付けられる台座部21と、上下方向に貫通するネジ孔22と、ネジ孔22に挿入され先端が屋根板に当接するネジであって、回転操作により軒側屋根材101yとその上に重なる一部との間隔を変化させる高さ調整ネジ23とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池モジュールの支持屋根材、及び太陽電池モジュールの取り付け器具に関する。
太陽電池モジュールは、種々の器具を用いて屋根に取り付けられる(例えば、特許文献1,2参照)。これらの器具を用いて太陽電池モジュールを屋根に取り付ける際には、器具等の高さ調整が必要となる場合がある。特許文献2には、接合部材と横桟の間にスペーサを介在させ、横桟の固定時における高さ調整を行うことが開示されている。
ところで、太陽電池モジュールの固定用金具が設置される支持屋根材の高さを調整する方法としては、図8に示す方法が知られている。この方法では、支持瓦の固定脚の下にクサビを差し込んで支持瓦の高さを調整し、支持瓦とその軒側に配置される一般の瓦との間に所定の隙間を設けている。
特開2010−242415号公報 特開2012−177291号公報
しかし、図8に示す方法は、支持瓦の下に高さ調整用部材であるクサビを設置する必要があるため、施工が容易ではなく作業負荷が大きい。そこで、支持屋根材の高さ調整を簡便に行うことができる、施工性の良い手法が求められている。
本発明に係る太陽電池モジュールの支持屋根材は、軒側屋根材の上に一部を重ねて屋根板上に配置される太陽電池モジュールの支持屋根材であって、太陽電池モジュールの固定用金具が取り付けられる台座部と、上下方向に貫通するネジ孔と、当該ネジ孔に挿入され先端が屋根板に当接するネジであって、回転操作により軒側屋根板とその上に重なる一部との間隔を変化させる高さ調整ネジとを備える。
本発明に係る太陽電池モジュールの取り付け器具は、上記支持屋根材と、金具貫通孔が形成された固定用金具と、金具貫通孔に挿入され台座部を貫通して屋根板に固定される金具固定部材とを備える。
本発明に係る太陽電池モジュールの支持屋根材は、高さ調整を簡便に行うことができ、施工性が良好である。
本発明の実施形態の一例である太陽電池装置が屋根に取り付けられた状態を示す図である。 図1のAA線断面図である。 本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュールの取り付け器具(架台フレームを取り外した状態)が屋根に取り付けられた状態を示す図である。 図3のBB線断面図である(高さ調整ネジ及び荷重受け部材は図示せず)。 図3のCC線断面図である。 本発明の実施形態の一例である支持屋根材を示す平面図である(高さ調整ネジ及び荷重受け部材は図示せず)。 図6のDD線断面図である。 従来の施工例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書において、「略**」とは略平行を例に挙げて説明すると、完全に平行はもとより、実質的に平行と認められるものを含む意図である。また、金具、屋根材の「上面」とは、屋根に取り付けられた状態で鉛直上方に向く面を意味し、「下面」とは、屋根に取り付けられた状態で鉛直下方に向く面を意味する。屋根の棟軒方向、桁方向(棟軒方向に直交する方向)の用語は、金具、屋根材についても使用する。
以下では、本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュールの取り付け器具12(以下、単に「取り付け器具12」という)を用いて、一般屋根材101(以下、単に「屋根材101」という)が敷き詰められた屋根100に太陽電池モジュール11を取り付ける構成を例示する。但し、取り付け器具12の適用は、屋根100への太陽電池モジュール11の取り付けに限定されない。本実施形態の説明に用いる図面では、屋根材101として和瓦を示しているが、屋根材は他の形状を有する和瓦や洋瓦、平板瓦等であってもよい。
図1は、本発明の実施形態の一例である太陽電池装置10を示す図である。
太陽電池装置10は、太陽電池モジュール11を取り付け器具12で固定して構成されている。詳しくは後述するが、取り付け器具12は、複数の屋根材101と共に屋根板上に配置される支持屋根材20と、当該屋根材に取り付けられる固定用金具30とを備える(図2等参照)。本実施形態では、太陽電池モジュール11が架台フレーム40を介して固定されることから、取り付け器具12の固定用金具30に架台フレーム40が固定される。
太陽電池モジュール11は、複数の太陽電池素子がガラス板等の保護部材で挟持された太陽電池パネル13と、パネルの周縁に設置されたモジュールフレーム14(以下、単に「フレーム14」という)とを有する。フレーム14は、太陽電池パネル13の周縁を保護すると共に、太陽電池モジュール11を架台フレーム40に取り付けるための部材としても機能する。フレーム14は、太陽電池パネル13の主面と略平行な平面において、太陽電池パネル13の外側に張り出した断面略L字状の鍔部15を有することが好適である。
架台フレーム40は、例えば、その長手方向が屋根100の棟軒方向に沿うように配置される。架台フレーム40の上には、太陽電池モジュール11のフレーム14が載せられて固定される。太陽電池モジュール11は、鍔部15に取り付けられる略U字状の押え金具16を用いて架台フレーム40に固定することができる。屋根100の桁方向には、例えば、複数の架台フレーム40が適当な間隔をあけて互いに略平行に配置される。1つの太陽電池モジュール11の下には2本の架台フレーム40を配置することが好適である。
図2は、図1のAA線断面図である。
取り付け器具12は、支持屋根材20と、固定用金具30とを必須構成要素として備える。支持屋根材20には、台座部21が形成されており、この台座部21に固定用金具30が取り付けられている。固定用金具30が取り付けられた支持屋根材20は、例えば、棟軒方向に沿って2つ以上配置され、2つ以上の支持屋根材20で1本の架台フレーム40を支持する。
支持屋根材20は、棟側部分が棟側の屋根材101(以下、「棟側屋根材101x」とする)の下に位置するように配置される。即ち、支持屋根材20の棟側部分が棟側屋根材101xの下に差し込まれたような状態で配置される。また、支持屋根材20の軒側部分は、軒側の屋根材101(以下、「軒側屋根材101y」とする)の上に位置するように配置される。即ち、軒側屋根材101yの棟側部分が固定用金具30の下に差し込まれたような状態で配置される。
支持屋根材20は、屋根材101と同様に、棟側端部が下方に出っ張って形成された爪部27と、軒側端部が下方に出っ張って形成された垂れ部28とを有する。爪部27は、瓦桟木104に引っ掛けられて屋根材のズリ落ちを防止する。垂れ部28は、軒側屋根材101yとの間から雨水や塵埃が浸入することを防止する。
支持屋根材20は、爪部27、垂れ部28以外にも屋根材101と同様の構成(例えば、桟部、差し込み部)を有し、台座部21が上方に凸となるように設けられる。なお台座部21は、桁方向中央近傍に形成されることが好適である。支持屋根材20の構成材料としては、特に限定されず、軽量セメント(繊維補強軽量セメント)や、アルミニウム等を主成分とする金属材料が例示できる。
詳しくは後述するが、支持屋根材20は、先端が屋根板に当接し回転操作により軒側屋根材101yとの間隙を変化させる高さ調整ネジ23を備える。また、支持屋根材20は、固定用金具30の底面に当接して金具を介して伝わる太陽電池モジュール11等の荷重を受容する荷重受け部材25を備えることが好適である。
固定用金具30は、太陽電池モジュール11を固定するための金具である。本実施形態では、架台フレーム40を介して太陽電池モジュール11が固定用金具30に固定される。架台フレーム40は、ボルト41を用いて固定用金具30の固定片32に固定することができる。固定用金具30は、詳しくは後述するように、固定ネジ34によって屋根板に直接固定されることが好適である。
以下、図3〜図7を参照しながら、取り付け器具12の構成、特に支持屋根材20の構成について、さらに詳説する。図3は、取り付け器具12が屋根100に取り付けられた状態を示す図である。図4は図3のBB線断面図、図5は図3のCC線断面図である。図6,7は、支持屋根材20のみを示す図である。
図3〜図5に示すように、取り付け器具12では、支持屋根材20の台座部21に固定ネジ34を用いて固定用金具30が取り付けられている。台座部21は、固定用金具30を取り付けるための凸状部である。台座部21は、支持屋根材20の略中央部分(下方に凸となるように湾曲した部分)の一部が上方に***して形成されている。台座部21の上面はネジ孔22等により窪んだ部分を除いて略平坦であり、固定用金具30を安定に取り付けることができる。
台座部21に取り付けられる固定用金具30の形状は、特に限定されず、例えば平面視においてH型に形成された基部31と、基部31の端部から上方に延出した一対の固定片32とを有する。
基部31には、複数(例えば、4つ)の貫通孔33が形成されている。貫通孔33は、基部31の四隅に形成されることが好適である。基部31は、貫通孔33に挿入された固定ネジ34により台座部21に取り付けられる。本実施形態では、支持屋根材20の下に位置する野地板103上に、瓦木板102が取り付けられている。固定ネジ34は、台座部21を貫通して瓦木板102に固定され、例えば先端が野地板103まで達する。即ち、固定用金具30は、固定ネジ34によって屋根板に直接固定されており、固定ネジ34は、負荷重(上方に作用する荷重)を受ける。これにより、固定用金具30だけでなく支持屋根材20の引き抜きも防止される。
一対の固定片32は、基部31の対向する2辺に沿った端部から上方に延出している。各固定片32は、その面同士が互いに略平行となり、且つそれらの間に架台フレーム40を通すことができる間隔を隔てて設けられている。架台フレーム40の幅と同じもしくは3mm程度広い間隔として略平行に形成した。各固定片32は、ボルト孔35をそれぞれ有し、上記のように、架台フレーム40は各固定片32にボルト41を用いて固定される。
図3〜図7に示すように、支持屋根材20は、台座部21の他に、上下方向(支持屋根材20の厚み方向)に貫通するネジ孔22と、ネジ孔22に挿入され先端が屋根板に当接する高さ調整ネジ23とを備える。なお、高さ調整ネジ23は、他のネジと異なり、ネジ先端が平面となったものが用いられる。さらに、図5〜図7に示すように支持屋根材20は、台座部21に形成された貫通孔24に挿入される荷重受け部材25を備える。本実施形態では、瓦木板102上に金属板105が設置されており、高さ調整ネジ23の先端は金属板105に当接している。また、高さ調整ネジ23が挿入されるネジ孔22は、台座部21に形成されている。ネジ孔22は、台座部21以外に形成してもよいが、好ましくは台座部21に形成する。
ネジ孔22は、台座部21の少なくとも2箇所に形成されることが好適である。本実施形態では、台座部21の固定用金具30が取り付けられない部分に、2つのネジ孔22が桁方向に並んで形成されている。ネジ孔22は、台座部21の上面から所定の深さまで、高さ調整ネジ23の頭部よりも大きな直径を有し、当該所定の深さから支持屋根材20の下面まで、高さ調整ネジ23の軸部と略同等の直径を有している。当該所定の深さは、高さ調整ネジ23をネジ孔22に挿入して支持屋根材20の高さ調整が完了したときに、高さ調整ネジ23の頭部が台座部21の上面から突出せず、且つ頭部が屋根材にめり込まない深さとすることが好ましい。
支持屋根材20が軽量セメント製である場合、例えば高さ調整ネジ23の挿入前において、ネジ孔22の直径(上記所定の深さから下面まで)は高さ調整ネジ23の軸部の直径よりもやや小さく、またネジ孔22の壁面にはネジ溝が形成されていない。即ち、高さ調整ネジ23を挿入することで、ネジ孔22の壁面が削れてネジ溝が形成される。なお、ネジ孔22には予めネジ溝が形成されていてもよい。
高さ調整ネジ23は、ネジの回転操作により軒側屋根材101yとその上に重なる支持屋根材20の軒側部分との間隔を変化させる機能を有する。より詳しくは、支持屋根材20の垂れ部28を、軒側屋根材101yの上面から所定長さ(例えば、数mm程度)浮かせて軒側屋根材101yと接触しないように、高さ調整ネジ23によって支持屋根材20の高さが調整される。これにより、軒側屋根材101yに太陽電池モジュール11の荷重や固定用金具30等の締結荷重がかかり当該屋根材が破損することを防止できる。
高さ調整ネジ23は、上記のように、先端(軸部の先端)が瓦木板102上に設置された金属板105に当接している。支持屋根材20は、高さ調整ネジ23の先端が金属板105に当接した状態でネジをネジ孔22に深く挿入するほど、即ちネジを締め付けるほど軒側部分が持ち上がり、軒側屋根材101yとの隙間が大きくなる。換言すると、高さ調整ネジ23の先端が金属板105に当接した状態で高さ調整ネジ23を緩めるほど軒側部分が下がって、軒側屋根材101yとの隙間が小さくなる。
高さ調整ネジ23は、支持屋根材20の高さを調整すると共に、その荷重を支えている。高さ調整ネジ23が取り付けられる部分は、支持屋根材20の厚みが、その他の部分、例えば荷重受け部材25が取り付けられる部分よりも厚いことが好ましい。即ち、ネジ孔22は貫通孔24よりも長いことが好ましい。これにより、高さ調整ネジ23は、支持屋根材20との接触面積が大きくなり、屋根材の荷重を安定に支持することができる。
荷重受け部材25は、固定用金具30を介して伝わる正荷重(下方に作用する荷重)、即ち太陽電池モジュール11の重量等による正荷重を受けるための部材である。このため、荷重受け部材25は、台座部21に取り付けられる固定用金具30の基部31の底(下面)に当接するように設けられることが好ましい。荷重受け部材25は、貫通孔24に挿入されて瓦木板102に固定され、例えば先端が野地板103まで達する。荷重受け部材25を設けることにより、台座部21の上面に大きな正荷重が加わることが防止され、屋根板が荷重受け部材25を介して正荷重を受ける。なお、荷重受け部材25は、複数(例えば、4つ)設置されることが好適である。
荷重受け部材25が挿入される貫通孔24は、ネジ孔22と同様に、台座部21を上下方向に貫通して形成されている。各貫通孔24は、台座部21において、固定用金具30の基部31が載置される部分、即ち基部31によって覆われる部分に形成される。本実施形態では、4つの貫通孔24が形成されている。各貫通孔24は、基部31の四隅又はその近傍が載せられる部分にそれぞれ形成されることが好適である。これにより、荷重を受けた時に基部31の四隅近傍に荷重受け部材25が当接し、より安定に上記正荷重を受けることができる。
本実施形態では、荷重受け部材25として固定ネジ34と同様のネジを用いている。ゆえに、ネジの頭部が基部31の下面に当接するように荷重受け部材25が設置される。荷重受け部材25は、例えば、その上端(ネジの頭部)の高さが台座部21の上面の高さと一致するように、或いは荷重受け部材25の上端が台座部21の上面よりも僅かに突出するように設置される。なお、貫通孔24は、荷重受け部材25の頭部が台座部21の上面から突出し過ぎないように、台座部21の上面から所定の深さまで、荷重受け部材25の頭部よりも大きな直径を有している。当該所定の深さから支持屋根材20の下面までの直径は、例えば荷重受け部材25の頭部の直径よりも大きく、軸部の直径よりも小さい。
台座部21には、固定ネジ34の貫通を容易にするためのV溝26を形成しておくことが好適である。本実施形態では、桁方向に沿って互いに略平行に2本のV溝26が形成されている。長いV溝26を形成することにより、桁方向に沿った固定用金具30の固定位置変更がある程度可能となり施工性が向上する。
上記構成を備えた支持屋根材20の施工は、高さ調整ネジ23により軒側屋根材101yとの隙間を調整(高さ調整)した後、荷重受け部材25を貫通孔24に挿入して屋根板に固定することで完了する。荷重受け部材25が取り付けられた支持屋根材20の台座部21には、固定ネジ34を用いて固定用金具30が取り付けられる。このとき、固定用金具30の底に荷重受け部材25を当接させる。
高さ調整ネジ23による支持屋根材20の高さ調整は、支持屋根材20の軒側部分を軒側屋根材101yの上に重ねて屋根板上に配置した状態で、ネジ孔22に挿入した高さ調整ネジ23を締め付ける又は緩めて行われる。高さ調整ネジ23の先端が金属板105に当接した状態でネジを締め付けると支持屋根材20の軒側部分が持ち上がり、ネジを緩めると軒側部分が下がる。このように、支持屋根材20の上面側から高さ調整ネジ23を回転操作するという簡便な方法によって支持屋根材20の高さを調整することができる。
以上のように、支持屋根材20によれば、クサビを屋根材の下に設置する必要がなく、上面側からの高さ調整が可能となる。したがって、支持屋根材20を備えた取り付け器具12による太陽電池モジュール11の取り付けは、施工が容易であり作業負荷の軽減に寄与する。
10 太陽電池装置、11 太陽電池モジュール、12 太陽電池モジュールの取り付け器具、13 太陽電池パネル、14 モジュールフレーム、15 鍔部、16 押え金具、20 支持屋根材、21 台座部、22 ネジ孔、23 高さ調整ネジ、24,33 貫通孔、25 荷重受け部材、26 V溝、27 爪部、28 垂れ部、30 固定用金具、31 基部、32 固定片、34 固定ネジ、35 ボルト孔、40 架台フレーム、41 ボルト、100 屋根、101 一般屋根材、101x 棟側屋根材、101y 軒側屋根材、102 瓦木板、103 野地板、104 瓦桟木、105 金属板

Claims (5)

  1. 軒側屋根材の上に一部を重ねて屋根板上に配置される太陽電池モジュールの支持屋根材であって、
    太陽電池モジュールの固定用金具が取り付けられる台座部と、
    上下方向に貫通するネジ孔と、
    前記ネジ孔に挿入され先端が前記屋根板に当接するネジであって、回転操作により前記軒側屋根材とその上に重なる前記一部との間隔を変化させる高さ調整ネジと、
    を備える、太陽電池モジュールの支持屋根材。
  2. 請求項1に記載の支持屋根材において、
    前記ネジ孔は、前記台座部の少なくとも2箇所に形成されている、太陽電池モジュールの支持屋根材。
  3. 請求項1又は2に記載の支持屋根材において、
    前記台座部には、台座貫通孔が形成されており、
    前記台座貫通孔に挿入され前記屋根板に固定される部材であって、前記固定用金具が前記台座部に取り付けられたときに当該金具の底に当接する荷重受け部材を備える、太陽電池モジュールの支持屋根材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持屋根材と、
    金具貫通孔が形成された前記固定用金具と、
    前記金具貫通孔に挿入され前記台座部を貫通して前記屋根板に固定される金具固定部材と、
    を備える、太陽電池モジュールの取り付け器具。
  5. 請求項4に記載の取り付け器具において、
    前記固定用金具に固定されると共に、前記太陽電池モジュールが固定される架台フレームを備える、太陽電池モジュールの取り付け器具。
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