JP2015073209A - 無線局、及び、送信電力制御方法 - Google Patents

無線局、及び、送信電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末の周辺のセルの状況が変化した場合に、端末の送信電力の調整を短時間で行う。【解決手段】制御部と、記憶部と、端末との間で無線通信をする第1送受信部と、前記端末との間で無線通信をする第2送受信部とを備える無線局であって、前記制御部は、前記第1送受信部と前記端末との間の第1パスロスを推定し、前記第2送受信部と前記端末との間の第2パスロスを推定し、前記第1パスロス及び前記第2パスロスを記憶部に格納し、前記制御部は、第2送受信部の送信が停止した場合、前記記憶部に格納される前記第1パスロスと前記第2パスロスとの差に基づいて、前記端末における上り送信電力の補正値を算出し、前記第1送受信部は、前記補正値を前記端末に送信する無線局とする。【選択図】図8

Description

本発明は、無線局、及び、送信電力制御方法に関する。
移動体通信システムでは、基地局(eNB:evolved NodeB)が、自基地局の接続可能
エリアであるセルを形成し、基地局と移動局(UE:User Equipment)との間で無線インタフェースを介して相互通信を行う。
図1は、移動体通信システムの例を示す図である。図1の例では、2つの基地局がそれぞれセルを形成している。また、各基地局は、各セル内の端末(移動局)と相互通信を行うことができる。
LTE−A(Long Term Evolution-Advanced)におけるキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)では、複数の周波数帯域(CC:Component Carrier)が束ねられて複数の周波数帯域が同時に使用され、送受信が行われる。これにより、収容ユーザー数の増加、最大スループットの増加を行うことができる。CCは、PCell(Primary Cell)とSCell(Secondary Cell)とに分類される。
図2は、LTE−Aにおけるキャリアアグリゲーションの例を示す図である。図2の例では、周波数帯域#0、周波数帯域#1、周波数帯域#2が示されている。ここでは、周波数帯域#0がPCell、周波数帯域#1がSCellであるとする。
図3は、下りセルの構成例を示す図である。図3では、第1RRH(Remote Radio Head)及び第1RRHのセル、第2RRH及び第2RRHのセルが示される。ここでは、第
2RRHのセルは、第1RRHのセルに包含されている。第1RRH及び第2RRHは、同じC−BBU(Centalized-Base Band Unit)に接続されるとする。C−BBUは、ベ
ースバンド処理を集中制御する無線アクセスネットワーク装置である。また、第2RRHのセルの範囲内に、端末が存在している。例えば、下りセルでは、第1RRHはCC#0を使用し、第2RRHはCC#1を使用する。端末は、第1RRHからの信号及び第2RRHからの信号を受信する。ここでは、端末と第1RRHとの距離は、端末と第2RRHとの距離よりも長い。また、例えば、第1RRHはマクロセルであり、第2RRHはスモールセル(ピコセル)である。
図4は、上りセルの構成例を示す図である。図4では、第1RRH、第2RRH、及び、端末の位置は、図3と同じである。第1RRH及び第2RRHは、同じC−BBUに接続されるとする。例えば、上りセルでは、端末はCC#2を使用する。端末は、第1RRH及び第2RRHに対して、信号を送信する。C−BBUは、第1RRH及び第2RRHが受信した信号を選択、または、合成することにより、端末からの信号を得る。
DL/UL(Downlink/Uplink)で非対称なCC割当があり、かつ、C−BBUが第1
RRHと第2RRHとの両方の受信信号を選択または合成して受信する場合、端末送信電力をスモールセルターゲットの値に調整することで、端末送信電力の低減が期待できる。即ち、図4のように、端末が、端末送信電力を、最も近いRRHである第2RRHのセルをターゲットとする送信電力に調整することで、端末の消費電力の低減が期待できる。また、Open Loop TPC(Transmit Power Control)では、端末は、DLパスロスリファレンス(下りパイロット信号)より算出したDLパスロス値に基づき、UL送信電力を決定する。
特開2011−101313号公報 特開2013−42310号公報 国際公開2011/018906号 特開2011−182009号公報
TS36.300 V10.6.0 7.5 Carrier Aggregation TS36.213 V10.4.0 5.1 Uplink power control, 5.1.1 Physical uplink shared channel, 5.1.2 Physical uplink control channel, 5.1.3 Sounding Reference Symbol
図5は、第2RRHが図3の状態からDL送信停止状態に遷移した場合の例を示す図である。このとき、第2RRHからDLパスロスリファレンスが送信されないため、Open Loop TPCによりUL送信電力を上記のように第2RRHをターゲットとする送信電力に切り替えることが困難である。
一方、Closed Loop TPCによれば、端末の送信電力を、DL送信停止状態の第2RRHをターゲットとした送信電力に切り替えることができる。第2RRHをターゲットとした送信電力とすることで、端末の消費電力を抑制することができる。このとき、端末は、第1RRHをターゲットとした送信電力で送信する。その後、第2RRHが測定したSINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)に基づき、端末のUL
送信電力は、Closed Loop TPCにより第2RRHをターゲットとした送信電力に調整される。しかし、Closed Loop TPCによって一度に調整できる送信電力の大きさは、所望の変更幅と比べて小さい。このため、端末のUL送信電力の調整には、時間を要する。即ち、端末の消費電力が大きくなる。
図6は、Closed Loop TPCを使用した端末の送信電力の調整の例を示す図である。図6のグラフは、端末の送信電力の時間変化を示している。図6のグラフの横軸は時間であり、縦軸は端末の送信電力である。Closed Loop TPCにより端末の送信電力を変更する場合、端末は、TPCコマンドにより送信電力の上げ又は下げを指示される。第1RRHをターゲットとした送信電力から第2RRHをターゲットとした送信電力に調整する場合、1回のTPCコマンドによる調整幅よりも大きな値を変更することになるため、時間を要する。
本件開示の技術は、端末の周辺のセルの状況が変化した場合に、端末の送信電力の調整を短時間で行うことができる無線装置を提供することを課題とする。
開示の技術は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、開示の態様は、
制御部と、記憶部と、端末との間で無線通信をする第1送受信部と、前記端末との間で無線通信をする第2送受信部とを備える無線局であって、
前記制御部は、前記第1送受信部と前記端末との間の第1パスロスを推定し、前記第2送受信部と前記端末との間の第2パスロスを推定し、前記第1パスロス及び前記第2パス
ロスを記憶部に格納し、
前記制御部は、第2送受信部の送信が停止した場合、前記記憶部に格納される前記第1パスロスと前記第2パスロスとの差に基づいて、前記端末における上り送信電力の補正値を算出し、
前記第1送受信部は、前記補正値を前記端末に送信する
無線局とする。
開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
開示の技術によれば、端末の周辺のセルの状況が変化した場合に、端末の送信電力の調整を短時間で行うことができる無線装置を提供することができる。
図1は、移動体通信システムの例を示す図である。 図2は、LTE−Aにおけるキャリアアグリゲーションの例を示す図である。 図3は、下りセルの構成例を示す図である。 図4は、上りセルの構成例を示す図である。 図5は、第2RRHが図3の状態からDL送信停止状態に遷移した場合の例を示す図である。 図6は、Closed Loop TPCを使用した端末の送信電力の調整の例を示す図である。 図7は、本実施形態の移動体通信システムの構成例を示す図である。 図8は、C−BBU、第1RRH、第2RRHの構成例を示す図である。 図9は、端末のハードウェア構成例を示す図である。 図10は、本実施形態の移動体通信システムにおける動作シーケンスの例を示す図である。 図11は、本実施形態のC−BBUの動作フローの例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、開示の構成は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。開示の構成の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
〔実施形態〕
(構成例)
図7は、本実施形態の移動体通信システムの構成例を示す図である。図7の移動体通信システム10は、C−BBU100、第1RRH200、第2RRH300、端末400を含む。C−BBU100は、第1RRH200、第2RRH300に接続される。端末400は、第1RRH200のセル内、及び、第2RRH300のセル内に存在する。移動体通信システム10は、他のRRHを含んでもよい。第1RRH200のセル、及び、第2RRH300のセルは、少なくとも一部が重複する。移動体通信システム10は、複数の端末を含んでもよい。C−BBU100と第1RRH200とは、例えば、光伝送路
によって互いに接続される。C−BBU100と第2RRH300とは、例えば、光伝送路によって互いに接続される。ここでは、例えば、第1RRH200はマクロセルであり、第2RRH300はスモールセル(ピコセル)である。C−BBU100、第1RRH200、第2RRH300は、一体として、無線局(無線基地局)として動作し得る。また、C−BBU100、第1RRH200は、一体として、無線局(無線基地局)として動作し得る。
図8は、C−BBU、第1RRH、第2RRHの構成例を示す図である。C−BBU100は、バス102、上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120、ベースバンド処理回路130、NW(Network)側I/F(Interface)140を含む。上位処理用プロセッサ110は、上りターゲット電力制御部112を含む。ベースバンド処理用プロセッサ120は、スケジューラ部122を含む。ベースバンド処理回路130は、下り送信部132、上り受信部134を含む。第1RRH200は、無線処理回路210、アンテナ220を含む。第2RRH300は、無線処理回路310、アンテナ320を含む。
C−BBU100は、直接もしくはネットワークを介して、上位装置と接続される。C−BBU100は、第1RRH200、第2RRH300を介して、端末400と接続される。
C−BBU100の上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120、ベースバンド処理回路130、NW側I/F140、記憶部150は、バスを介して互いに接続される。
上位処理用プロセッサ110は、レイヤ2処理、無線リソース管理、基地局間信号送受信処理、ネットワーク側装置との信号送受信等の上位処理を行う。
上りターゲット電力制御部112は、下りパイロット信号受信電力に基づいて、第1RRH200と端末400との間のパスロス、及び、第2RRH300と端末400との間のパスロスを推定する。上りターゲット電力制御部112は、推定したパスロスを記憶部150に格納する。上りターゲット電力制御部112は、第2RRH300に対して送信停止指示を行った場合、上り送信電力の補正値(PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCH)を算出する。
ベースバンド処理用プロセッサ120は、レイヤ1及びレイヤ2の制御管理を行う。
スケジューラ部122は、周波数及び時間の無線リソースを端末等に割り当てる。スケジューラ部122は、第1RRH200と端末400との間の同期、第2RRH300と端末400との間の同期等を制御する。
上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)によって実現さ
れる。上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。上位処理用プロセッサ110、及び、ベースバンド処理用プロセッサ120は、一体化してもよい。
ベースバンド処理回路130は、レイヤ1の処理を行う。例えば、LSI(Large Scale Integration)等によって実現される。下り送信部132は、変調、符号化等のベース
バンド処理を行った信号を第1RRH200又は第2RRH300に送信する。
上り送信部134は、端末400からの信号を第1RRH200や第2RRH300を介して受信し、復号、復調等のベースバンド処理を行う。上り送信部134は、第1RRH200及び第2RRH300が受信した信号を選択、または、合成することにより、端末400からの信号を得る。
上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120、ベースバンド処理回路130は、一体化してもよい。上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120、ベースバンド処理回路130は、制御部の一例である。
NW側I/F140は、上位装置とC−BBU100との通信を中継する。
記憶部150は、上位処理用プロセッサ110、ベースバンド処理用プロセッサ120などで使用されるデータ等を格納する。記憶部150は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)である。また、記憶部150は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。記憶部150は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体であってもよい。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。
第1RRH200の無線処理回路210は、アンテナ220から送信する信号又はアンテナ220で受信した信号に対して、ベースバンド周波数と無線周波数との間の相互変換を行う。無線処理回路210は、例えば、LSI等によって実現される。アンテナ220は、無線処理回路210に接続され、端末400等との無線信号の送受信を行う。第1RRH200は、第1送受信部の一例である。
第2RRH300の無線処理回路310は、アンテナ320から送信する信号又はアンテナ320で受信した信号に対して、ベースバンド周波数と無線周波数との間の相互変換を行う。無線処理回路310は、C−BBU100からの指示により下り送信を停止することができる。無線処理回路310は、下り送信を停止しても、端末400等からの信号を受信しうる。無線処理回路310は、例えば、LSI等によって実現される。アンテナ320は、無線処理回路310に接続され、端末400等との無線信号の送受信を行う。第2RRH300は、第2送受信部の一例である。
端末400は、第1RRH200または第2RRH300から下りパイロット信号を受信すると、下りパイロット信号の受信電力を測定する。端末400は、受信した下りパイロット信号の受信電力を第1RRH200に送信する。受信電力は、受信品質の一例である。
端末400は、C−BBU100からの情報等にもとづいて、上り送信電力を算出する。上り送信電力は、次のように算出される。
Figure 2015073209
Figure 2015073209
ここで、PPUSCH,C(i)は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel:上りリンク共有チャネル)の送信電力設定値である。PUSCHは、上りリンクのデータを送信するための共有データチャネルである。PUSCHでは、PUCCHは、PDSCHに対するACK/NACKや下りリンクの受信品質、スケジューリング割り当て要求信号を送信するために使用される。
また、cはserving cell番号、iはsubframe番号、jはPUSCH種別を表す。PCMAX,c(i)は、最大送信電力、MPUSCH,c(i)は、RB(Resource Block)数である。RB数は、割り当て周波数帯域幅に相当する。PO_NORMINAL_PUSCH,c(j)はセル毎のターゲット電力設定値、PO_UE_PUSCH,c(j)はUE(端末)毎のターゲット電力設定値である。α(j)はDLパスロス補償係数、PLは端末で推定されるDLパスロス推定値である。ΔTF,c(i)はMCS依存のオフセット値、f(i)は、Closed Loop TPCによるオフセット値である。MPUSCH,c(i)、PO_NORMINAL_PUSCH,c(j)、PO_UE_PUSCH,c(j)、α(j)、ΔTF,c(i)は、C−BBU100からあらか
じめ通知される。f(i)は、C−BBU100からのTPCコマンドによって調整される。
Figure 2015073209
Figure 2015073209
PUCCH(i)は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel:上りリンク
制御チャネル)の送信電力設定値である。
また、g(i)は、Closed Loop TPCによるオフセット値、h(nCQI,nHARQ,nSR)はPUCCHの情報BIT数によるオフセット値である。ΔF_PUCCH(F
)は、PUCCH formatによるオフセット値、ΔTxD(F’)は端末送信アンテナ設定によるオフセット値である。F及びF’は、PUCCH formatへのindex値である。
また、端末400は、第1RRH200からPO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHを受信する。PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHは、上り送信電力の補正値に相当する。端末400は、PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHに基づいて、上り送信電力を算出し、上り送信電力を算出した値に変更する。
図9は、端末のハードウェア構成例を示す図である。図9の端末400は、プロセッサ410、記憶部420、ベースバンド処理回路430、無線処理回路440、アンテナ4
50、バス460を有する。プロセッサ410は、送信電力を算出する。記憶部450は、送信電力算出の際に使用されるデータ等を格納する。記憶部450は、例えば、RAM、ROM、HDD等である。アンテナ450は、無線処理回路440に接続される。プロセッサ410、記憶部420、ベースバンド処理回路430は、バス460を介して、互いに接続される。
C−BBU100、第1RRH200、第2RRH300、端末400のハードウェア構成は、図8、図9に示される例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
C−BBU100、第1RRH200、第2RRH300、端末400の各ユニットは、ハードウェアの構成要素、ソフトウェアの構成要素、又は、これらの組み合わせとして、それぞれ実現され得る。
ハードウェアの構成要素は、ハードウェア回路であり、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ゲートアレイ、論理ゲー
トの組み合わせ、アナログ回路等がある。
ソフトウェアの構成要素は、ソフトウェアとして所定の処理を実現する部品である。ソフトウェアの構成要素は、ソフトウェアを実現する言語、開発環境等を限定する概念ではない。
一連の処理は、ハードウェアにより実行させることができるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
(動作例)
本実施形態の移動体通信システムにおける動作について説明する。
図10は、本実施形態の移動体通信システムにおける動作シーケンスの例を示す図である。ここでは、端末400は、第1RRH200のセル及び第2RRH300のセルに存在しているとする。また、ここでは、端末400は、第2RRH300の近傍に存在していることなどにより、第1RRH200と通信するための送信電力より、第2RRH300と通信するための送信電力の方が小さいとする。
C−BBU100は、第1RRH200の下りパイロット信号の送信電力を設定する。C−BBU100は、第1RRH200が送信する下りパイロット信号を生成し、第1RRH200に送信する(SQ1001)。また、C−BBU100は、設定した下りパイロット信号の送信電力を第1RRH200に通知する。
第1RRH200は、C−BBU100から下りパイロット信号、及び、送信電力を受信すると、通知された送信電力で、下りパイロット信号を端末400に向けて送信する(SQ1002)。
また、C−BBU100は、第2RRH300の下りパイロット信号の送信電力を設定する。C−BBU100は、第2RRH300が送信する下りパイロット信号を生成し、第2RRH300に送信する(SQ1003)。また、C−BBU100は、設定した下りパイロット信号の送信電力を第2RRH200に通知する。
第2RRH300は、C−BBU100から下りパイロット信号、及び、送信電力を受信すると、通知された送信電力で、下りパイロット信号を端末400に向けて送信する(
SQ1004)。
端末400は、受信した下りパイロット信号のそれぞれの受信電力を測定する(SQ1005)。
端末400は、測定した下りパイロット信号の受信電力を、第1RRH200に通知する(SQ1006)。
第1RRH200は、端末400から下りパイロット信号の受信電力を受信すると、受信した下りパイロット信号の受信電力をC−BBU100に送信する(SQ1007)。C−BBU100は、第1RRH200から下りパイロット信号の受信電力を受信する。
C−BBU100は、受信した下りパイロット信号の受信電力、及び、下りパイロット信号の送信電力に基づいて、パスロスを推定する。C−BBU100は、第1RRH200と端末400との間、第2RRH300と端末400との間の、パスロスを推定し、保持する。
C−BBU100は、所定の条件等により、第2RRH300の下り送信を停止することを決定し、第2RRH300に対し、下り送信停止を指示する(SQ1009)。
第2RRH300は、C−BBU100から下り送信停止を指示されると、下り送信を停止する(SQ1010)。即ち、第2RRH300は、アンテナ320からの電波(信号)の送信を停止する。第2RRH300の送信が停止しても、第2RRH300は、アンテナ320において、信号の受信を継続する。
また、C−BBU100は、第2RRH300に対し下り送信停止を指示すると、端末400に通知する上り送信電力補正値(PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCH)を算出する(SQ1011)。ここでは、端末400が第2RRH300をターゲットとする送信電力となるように、C−BBU100は、上り送信電力の補正値を算出する。上り送信電力の補正値は、推定されたパスロスを使用して、次のように算出される。
Figure 2015073209
Figure 2015073209
ここで、PO_UE_PUSCH_before,c及びPO_UE_PUCCH_beforeは、それぞれ、補正前のPO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHである。また、PLm2ueは、第1RRH200と端末400との間のDLパスロス推定値である。PLp2ueは、第2RRH300と端末400との間のDLパスロス推定値である。ここでは、c(serving cell)は、第1RRH200である。
ここで算出されたPO_UE_PUSCH_after,c及びPO_UE_PUCCH_afterは、それぞれ、上り電力補正値(PO_UE_PUSCH,c及びPO_
UE_PUCCH)として、第1RRH200に送信される(SQ1012)。上り電力補正値は、例えば、RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージで送信される。
第1RRH200は、C−BBU100から受信したPO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHを端末400に送信する(SQ1013)。端末400は、第1RRH200からPO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHを受信する。
端末400は、第1RRH200から受信したPO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHに基づいて、上り送信電力を算出する(SQ1014)。端末400における上り送信電力(PPUSCH,C(i)、PPUCCH(i))は、上記のように算出される。端末400は、算出したそれぞれの上り送信電力で、データ等を送信する。端末400の送信電力は、第2RRH300をターゲットとした送信電力である。
図11は、本実施形態のC−BBUの動作フローの例を示す図である。図11では、図10の動作シーケンスにおけるC−BBU100の動作フローの例が示される。
ステップS101では、C−BBU100の上りターゲット電力制御部112は、第1RRH200の下りパイロット信号送信電力設定値をスケジューラ部122に通知する。下りパイロット信号送信電力設定値は、例えば、記憶部150に格納されている。スケジューラ部122は、第1RRH200の下りパイロット信号送信指示を、ベースバンド処理回路130の下り送信部132に、通知する。下りパイロット信号送信指示には、パイロット信号及びパイロット信号送信電力が含まれる。ベースバンド処理回路130の下り送信部132は、第1RRH200に対し、下りパイロット信号を送信する。また、上りターゲット電力制御部112は、第2RRH300の下りパイロット信号送信電力設定値をスケジューラ部122に通知する。スケジューラ部122は、第2RRH300の下りパイロット信号送信指示を、ベースバンド処理回路130の下り送信部132に、通知する。ベースバンド処理回路130の下り送信部132は、第2RRH300に対し、下りパイロット信号を送信する。
ステップS102では、ベースバンド処理回路130の上り受信部134は、端末400からの下りパイロット信号受信電力を、第1RRH200を介して、受信する。下りパイロット信号受信電力は、第1RRH200から端末400へのパイロット信号の受信電力と、第2RRH300から端末400へのパイロット信号の受信電力とを含む。下りパイロット信号受信電力は、上りターゲット電力制御部112に通知される。
ステップS103では、上りターゲット電力制御部112は、受信した下りパイロット信号の受信電力、及び、下りパイロット信号の送信電力に基づいて、パスロスを推定する。上りターゲット電力制御部112は、第1RRH200と端末400との間のパスロス(PLm2ue)、及び、第2RRH300と端末400との間のパスロス(PLp2ue)を推定する。上りターゲット電力制御部112は、推定したパスロスを、記憶部150に格納する。
ステップS104では、上りターゲット電力制御部112は、第2RRH300に対し、下り送信停止を指示する。下り送信停止指示は、所定の条件に基づいて行われる。下り送信停止指示は、例えば、第2RRH300のセルに存在する端末の数が減少した場合に行われる。
ステップS105では、上りターゲット電力制御部112は、第2RRH300に対し下り送信停止を指示すると、端末400に通知する上り送信電力補正値を算出する。上り
送信電力補正値の算出には、ステップS103で推定されたパスロスが使用される。上り送信電力補正値は、PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCHである。
ステップS106では、上りターゲット電力制御部112は、ベースバンド処理回路130の下り送信部132に、算出した上り送信電力補正値を端末400に向けて送信することを指示する。下り送信部132は、上り送信電力補正値(PO_UE_PUSCH,c及びPO_UE_PUCCH)を、下り送信を停止していない第1RRH200に送信する。第1RRH200は、上り送信電力補正値を、端末400に向けて送信する。
端末400は、上り送信電力補正値に基づいて、上り送信電力を算出し、上り送信電力を変更する。
SRS(Sounding Reference Signal)の送信電力についても、PUSCHの送信電力
と同様に補正することができる。SRSは、周波数スケジューリングを適用するために必要な受信品質測定やタイミング調整に使用される。
(実施形態の作用、効果)
C−BBU100は、第1RRH200及び第2RRHが下り送信を行っている際に、端末400から下りパイロット信号受信電力を受信する。また、C−BBU100は、下りパイロット信号受信電力等に基づいて、第1RRH200と端末400との間、第2RRHと端末400との間のパスロスを推定する。C−BBU100は、推定したパスロスを記憶部150に保持する。C−BBU100は、第2RRH300が下り送信状態から下り送信停止状態に遷移した場合、保持するパスロスを使用して、端末400が第2RRH300をターゲットとする送信電力とするように、送信電力補正値を算出する。C−BBU100は、下り送信状態の第1RRH300を介して、端末400に、送信電力補正値を送信する。端末400は、C−BBU100からの送信電力補正値に基づいて、上り送信電力を算出し、上り送信電力を変更する。C−BBU100は、第2RRH300の送信停止前に算出されたパスロスを使用することで、第2RRH300の送信停止後に、送信電力補正値を算出できる。端末400は、第2RRH300の送信停止後に、TPCコマンドで制御する場合に比べ短い時間で上り送信電力を第2RRH300をターゲットとした値に制御することができる。これにより、端末の送信電力(消費電力)が低減される。また、端末の送信電力が低減されることにより、他の無線装置等への干渉が抑制される。
10 移動体通信システム
100 C−BBU
102 バス
110 上位処理用プロセッサ
112 上りターゲット電力制御部
120 ベースバンド処理用プロセッサ
122 スケジューラ部
130 ベースバンド処理回路
132 下り送信部
134 上り受信部
140 NW側I/F
150 記憶部
200 第1RRH
210 無線処理回路
220 アンテナ
300 第2RRH
310 無線処理回路
320 アンテナ
400 端末
410 プロセッサ
420 記憶部
430 ベースバンド処理回路
440 無線処理回路
450 アンテナ

Claims (2)

  1. 制御部と、記憶部と、端末との間で無線通信をする第1送受信部と、前記端末との間で無線通信をする第2送受信部とを備える無線局であって、
    前記制御部は、前記第1送受信部と前記端末との間の第1パスロスを推定し、前記第2送受信部と前記端末との間の第2パスロスを推定し、前記第1パスロス及び前記第2パスロスを記憶部に格納し、
    前記制御部は、第2送受信部の送信が停止した場合、前記記憶部に格納される前記第1パスロスと前記第2パスロスとの差に基づいて、前記端末における上り送信電力の補正値を算出し、
    前記第1送受信部は、前記補正値を前記端末に送信する
    無線局。
  2. 端末との間で無線通信をする第1送受信部と、前記端末との間で無線通信をする第2送受信部とを備える無線局において、
    前記第1送受信部と前記端末との間の第1パスロスを推定し、前記第2送受信部と前記端末との間の第2パスロスを推定し、
    前記第2送受信部の送信が停止した場合、前記第1パスロスと前記第2パスロスとの差に基づいて、前記端末における上り送信電力の補正値を算出し、
    前記補正値を前記端末に送信する、
    送信電力制御方法。
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