JP2015067875A - ランス設備、およびそれを用いた精錬炉、ならびにランス位置調節方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】精錬炉内の溶融金属湯面の絶対位置に関わりなく、反応ガスを吹き込むためのランスの位置を適正な位置に調節することが可能なランス設備、およびそれを用いた精錬炉、ならびにランス位置調節方法を提供する。
【解決手段】金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランス設備20は、反応ガスを噴射するランス21と、ランス21を溶融金属の湯面に対して進退動させる駆動機構24と、ランス21から湯面に噴射された反応ガスが湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出する検出器22とを有し、ランス21は、反応状態を示すパラメータの値に基づいて適正位置に調節可能に構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランス設備20は、反応ガスを噴射するランス21と、ランス21を溶融金属の湯面に対して進退動させる駆動機構24と、ランス21から湯面に噴射された反応ガスが湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出する検出器22とを有し、ランス21は、反応状態を示すパラメータの値に基づいて適正位置に調節可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気炉や転炉等の精錬炉に用いられるランス設備、およびそれを用いた精錬炉、ならびにランス位置調節方法に関する。
鉄鋼材料等の金属材料を精錬するために用いられる精錬炉、例えば電気炉には、炉内の溶融金属湯面に酸素ガス等の反応ガスを吹き付けるためのランスが設けられている。このようなランスは、溶融金属湯面に応じて適正な高さになるように、昇降駆動機構により昇降可能となっている(例えば特許文献1)。そして、転炉の分野では、ランスと溶融金属湯面との距離を求めるのにマイクロ波を用いる方法が提案されている(特許文献2)。
しかし、電気炉の操業中は、溶融金属湯面上にスラグが大量に存在すること等により、溶融金属湯面の位置を把握することが困難である場合が多い。そのため、スラグが大量に存在するような場合には、従来は供給する固体金属材料の量から溶融金属湯面の高さを求め、それを基にランスの先端位置を決定する等の方法を用いていた。しかし、湯面高さの検出精度が必ずしも高くなく、ランスの先端位置を適正位置に保てない場合がある。また、溶融金属湯面とランス先端位置との適正距離自体も繰り返し作業の中で経験上求められたものであり、反応の面からは必ずしも適正とは言えない場合もある。そのため、仮に湯面高さ、即ちランスと溶融金属湯面との距離が正確に求められたとしても、湯面に対するランスの位置が化学反応の観点から最適であるか否かは溶融金属や反応ガスの性質、吹込み条件等に依存し、溶融金属と反応ガスとの反応状態を一定の範囲に保つことは困難であった。特に、連続的に固体金属材料を溶解するタイプの電気炉の場合には、溶融金属湯面の高さが経時的に変化するため、ランスの先端位置を適正位置に保つことが一層困難となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、精錬炉内の溶融金属湯面の絶対位置に関わりなく、反応ガスを吹き込むためのランスを適正な位置にすることが可能なランス設備、およびそれを用いた精錬炉、ならびにランス位置調節方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係るランス設備は、金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランス設備であって、前記反応ガスを噴射するランスと、前記ランスを前記溶融金属の湯面に対して進退動させる駆動機構と、前記ランスから前記湯面に噴射された反応ガスが前記湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出する検出器とを有し、前記検出器から供給される前記反応状態を示すパラメータの値に基づいて前記ランスを適正位置に調節可能に構成されていることを特徴とする。
上記第1の態様のランス設備においては、前記パラメータの値に基づいて前記駆動機構を制御し、前記ランスを適正位置に調節するよう構成された制御部をさらに有することが好ましい。また、前記制御部は、前記ランスの位置に対する前記パラメータの値の変化曲線から、前記反応状態が急変する前記ランスの位置である変化位置を特定し、該変化位置の情報に基づいて前記ランスを前記適正位置に調節するよう構成されていることが好ましい。
上記ランス設備において、前記検出器は、前記衝突領域の光を検出する光ファイバーと、前記光ファイバーからの情報に基づいて、前記パラメータを計測する計測部とを有する構成とすることができる。前記光ファイバーは、前記ランスに設けられた反応ガスの通流孔に挿通されることが好ましい。また、前記計測部は、前記ランスの基端部に設けられていることが好ましい。
また、前記検出器は、前記衝突領域を撮影するカメラを有する構成とすることができる。前記カメラは、前記ランスの基端部に設けることができる。
前記検出器は、前記ランスから離れた位置に設けてもよい。前記衝突領域における前記パラメータは、溶融金属の温度、光の強度、光のスペクトル、および特定波長の強度から選択されたものとすることができる。前記反応ガスとしては酸素ガスを挙げることができる。
本発明の第2の態様に係る精錬炉は、金属を製錬する精錬炉であって、溶融金属を貯留する容器と、前記容器内の前記溶融金属に反応ガスを吹き込む、上記第1の態様のランス設備とを有することを特徴とする。
前記精錬炉として固体金属材料をアークにより溶解する電気炉を用いることができ、特に、溶解室に連続的に固体金属材料が供給され、連続的に固体金属材料が溶解される電気炉に好適である。
本発明の第3の態様に係るランス位置調節方法は、金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランスの位置を調節するランス位置調節方法であって、前記反応ガスを噴射しながら前記ランスを前記溶融金属の湯面に近づけること、前記反応ガスが前記湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出すること、前記反応状態を示すパラメータの値に基づいて前記ランスを適正位置に調節することを含むことを特徴とする。
上記ランス位置調節方法において、前記ランスの位置に対する前記パラメータの値の変化曲線から、前記反応状態が急変する前記ランスの位置である変化位置を特定すること、該変化位置の情報に基づいて前記ランスを前記適正位置に調節すること、をさらに含むことが好ましい。
本発明では、ランスから湯面に反応ガスを吹き込んで、湯面の衝突領域における反応ガスと溶融金属の反応状態を示すパラメータを検出し、その値がランスの適正吹き込み位置近傍で大きく変化することを利用して、反応ガス吹き込みの際のランスの適正位置を求める。このため、溶鋼面の絶対位置(高さ)に関わりなく常に、ランスの位置を適正位置にすることができる。また、反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを用いるので、そのパラメータの値から、実際に反応ガスが効率良く溶融金属と反応するように反応ガスを吹き込めるようなランスの位置を定めることができ、反応性を向上させることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態では、固体金属材料として鉄スクラップ等の冷鉄源を用い、これを連続的に溶解炉に供給してアーク電極により加熱して溶解する電気炉(アーク炉)に本発明を適用した場合について示す。
本実施形態では、固体金属材料として鉄スクラップ等の冷鉄源を用い、これを連続的に溶解炉に供給してアーク電極により加熱して溶解する電気炉(アーク炉)に本発明を適用した場合について示す。
図1は、本発明の一実施形態に係るランス設備を適用した精錬炉としての電気炉(アーク炉)を示す断面図である。この電気炉1は、鉄スクラップ等の冷鉄源をアーク溶解するための溶解室2と、溶解室2の上部の一部に直結し、冷鉄源を予熱するシャフト型の予熱室3とを備えている。溶解室2は鉄皮の内側に耐火物でライニングされ、予熱室3の鉄皮は水冷されている。
溶解室2の上部の予熱室3以外の部分には開閉可能な炉蓋4が設けられており、その炉蓋4を貫通して上方から溶解室2の内部に垂直に3本の電極5が挿入されている。そして電源(図示せず)から電極5に交流電圧を印加することにより形成されるアークにより溶鋼8が加熱されるとともに、溶解室2内の冷鉄源7が予熱及び溶解され、溶鋼8となる。溶鋼8の上にはスラグ9が形成されており、アークはこのスラグ9内に形成されることとなる。なお、溶解室2の底部には出鋼口(図示せず)が設けられている。
予熱室3の上端部には、冷鉄源7を供給する供給口10が設けられており、供給口の内側には開閉蓋11が設けられている。そして、冷鉄源供給装置(図示せず)から冷鉄源7が供給口10を介して予熱室3内に供給される。また、予熱室3の上部には排ガス吸引系(図示せず)に連結する排気部12が設けられている。
本実施形態の電気炉1は、さらに、溶解室2内の溶鋼8の上方から反応ガスとしての酸素ガスを吹き込んで、脱炭等の精錬を行ったり、冷鉄源の溶解の補助を行うためのランス設備20を有している。ランス設備20は、酸素ガスを酸素ジェットとして噴射するランス21と、ランス21から溶鋼面に向けて噴射された酸素ジェットが溶鋼面に衝突した衝突領域における酸素と溶鋼との反応状態を示すパラメータを検出する検出器22と、電気炉1内の定点に対するランス21の先端の位置を検知する位置センサ23と、ランス21を駆動させる駆動機構としてのシリンダ機構24と、検出器22および位置センサ23からの情報に基づいて、ランス21の適正位置を定めるとともにランス21の位置を制御する制御部25とを有する。
ここで、衝突領域における酸素と溶鋼との反応状態を示すパラメータとは、酸素が溶鋼に吹き込まれることにより、溶鋼中の成分、例えば炭素が酸素と反応した際に、その反応状態により値が変化するパラメータであり、例えば衝突領域における温度、光の強度、光のスペクトル、特定波長の強度等を用いることができる。
なお、ランス設備20に加えて補助熱源である炭材を吹き込むためのランス設備を別途に設けてもよい。また、位置センサ23としては、ストロークセンサや光位置センサ等を用いることができる。さらに、ランス21を駆動する駆動機構としては、シリンダ機構24に限らず、ギアモータ等、他のものを用いることもできる。
ランス21は溶鋼面に対して斜めに配置され、支持部26によりシリンダ機構24のシリンダ部分に支持されており、シリンダ機構24を駆動させることにより、ガイド部材(図示せず)に沿って溶鋼面に対して進退動可能となっている。
図2に示すように、ランス21は、内部に酸素ガス通流孔31を有しており、その先端部の噴射口32から溶鋼面に酸素ジェットを噴射するようになっている。また、検出器22は、ランス21の酸素ガス通流孔31内に挿入され、先端が噴射口32付近の溶鋼面近傍位置まで延び、酸素ジェットが溶鋼面に衝突した衝突領域の光を検出する光ファイバー27と、光ファイバー27に接続されて光ファイバー27からの情報に基づいて、衝突領域における酸素と溶鋼との反応状態を示すパラメータを計測する計測部28とを有している。計測部28はランス21の基端部に取り付けられている。
検出器22は、例えば、光ファイバー放射温度計を構成しており、この場合は、酸素ジェットの衝突領域における酸素ガスと溶鋼との反応状態を示すパラメータは、衝突領域の温度である。具体的には、光ファイバー27により、酸素ジェットの衝突領域から放射した光を検出し、計測部28において光の放射強度から衝突領域の温度を計測する。
酸素ガスと溶鋼との反応状態は、ランス21の噴射口32と溶鋼面の衝突領域との距離により変化し、図3(a)に示すように、ランス21が、酸素の吹込みを開始する上方に退避した位置(状況1)から、図3(b)に示すように、酸素を吹込みながらランス21の噴射口32が溶鋼面に近づいていくと(状況2)、衝突領域33における反応状態を示すパラメータの値は上昇していき、図3(c)に示すように、噴射口32と衝突領域との距離がさらに近づくと、衝突領域33の温度が火点(温度:例えば2200℃)に達するようになる(状況3)。そして、ランス21の位置が状況3に達する位置の近傍にあるときに、酸素が溶鋼8と効率良く反応するように酸素吹込みができる適正位置となると考えられる。
このときの衝突領域33における反応状態を示すパラメータの変化、例えば衝突領域33における温度の変化は、ランス21の位置に対して、例えば図4に示すようになる。すなわち、酸素を吹き込みながらランスを溶鋼面に近づけていくと、ある時点で衝突領域33における温度が急激に上昇し、その後、火点に達した時点で温度が飽和する。したがって、この温度変化から、反応の効率が良い状態で酸素を吹き込むことができるランス21の適正位置を定めることができる。なお、図4に示す温度変化曲線は、酸素の噴射量により左右にずれるが、変化態様そのものは酸素の噴射量によってはほとんど変化しない。
したがって、図4に示すような温度変化に基づいて、酸素を溶鋼面に吹き込んで反応を生じさせる際に、酸素の噴射量に影響されることなく適正なランス21の位置を定めることができる。
酸素ジェットが溶鋼面に衝突した衝突領域における酸素と溶鋼との反応状態を表すパラメータとして光の強度、光のスペクトル、特定波長の強度等を利用する場合は、検出器22の計測部28として、これらのパラメータに適合したものを用いればよい。
次に、このように構成された電気炉1の動作について説明する。
まず、溶解室2と予熱室3に鉄スクラップ等の冷鉄源7を装入し、冷鉄源7が溶解室2と予熱室3に連続して存在する状態とする。
まず、溶解室2と予熱室3に鉄スクラップ等の冷鉄源7を装入し、冷鉄源7が溶解室2と予熱室3に連続して存在する状態とする。
この状態で電極5と溶解室2内にある冷鉄源7との間に通電してアークを形成し、冷鉄源7を溶解する。溶解室2内の冷鉄源7の溶解が進行し、溶解室2内に一定量の溶鋼が形成された段階で、脱炭等の精錬や冷鉄源の溶解の補助のために、ランス21より酸素を溶鋼8面に吹き込む。この時、酸素と溶鋼中の炭素が反応し、COやCO2等が発生する。この様に発生したガスは、予熱室3および排気部12を経由して排出され、この排ガスの熱により、予熱室3内の冷鉄源7が予熱される。溶解室2内で冷鉄源7が溶解すると、予熱室3の冷鉄源7が溶解室2に供給され、溶解室2において連続して冷鉄源7の溶解を行うことができる。
予熱室3内の冷鉄源7が溶解室2に供給されると、予熱室3内の冷鉄源7の上端位置が低下してくるため、冷鉄源7が溶解室2と予熱室3に連続して存在する状態を保つように、供給口10から予熱室3へ冷鉄源7を連続的または断続的に供給する。
ランス21は溶鋼面に応じて適正な高さに調整する必要があるが、電気炉1の操業中は、溶鋼面上にスラグが大量に存在すること等により、溶鋼面の絶対位置(高さ)を定めることが困難な場合がある。このような場合は、従来は、供給する冷鉄源の量から溶鋼面の高さを求め、それを基にランスの先端位置を決定する等の方法を用いていたが、ランスの先端位置を適正位置に保てない場合がある。また、本実施形態のような連続的に冷鉄源を溶解するタイプの電気炉1では、溶鋼面の高さ(溶鋼レベル)が経時的に変化するため、ランスの先端位置を適正位置に保つことが一層困難となる。
そこで、本実施形態では、ランス21から酸素を吹き込んで溶鋼面が露出された際に、酸素ジェットが溶鋼面に衝突した衝突領域における酸素と溶鋼の反応状態を示すパラメータを検出することにより、ランス21の適正位置を求める。具体的には、ランス21を図3(a)に示す上方に退避した位置で酸素の吹込みを開始し(状況1)、図3(b)に示すように酸素を吹き込みながらランス21を下降させて溶鋼面に近付けていく(状況2)。そうすると、衝突領域33における酸素と溶鋼の反応状態を示すパラメータ、例えば衝突領域33における温度は、ある時点で図4に示すように急激に上昇する。その後、図3(c)に示すように噴射口32と衝突領域33との距離がさらに近づいて衝突領域の温度が火点(温度:2200℃)に達するような位置(火点位置;状況3)になると、図4に示すように、衝突領域33における温度は飽和する。ランス21の位置が火点位置の近傍にあるときに、酸素が溶鋼8と効率良く反応するように酸素を吹き込むことができる適正位置となると考えられるため、図4に示すようなランスの位置に対するパラメータの値の変化曲線から、衝突領域33の温度が火点の近傍温度に達したことを検出した時点、または火点の近傍温度における温度変化を検出した時点のランスの位置を本発明における変化位置として特定し、この変化位置の情報に基づいてランス21を適正位置に調節する。なお、衝突領域における光の強度、光のスペクトル、特定波長の強度等、温度以外のパラメータを用いても同様にランス21の位置を決定することができる。
電気炉1は連続的に冷鉄源を溶解するタイプであるから、溶鋼面のレベルが経時的に上昇する。しかし、操業条件により溶鋼面の上昇速度が算出できるため、制御部25からの指令によりランス21を操業条件から求めた所定の上昇速度で上昇させることにより対応可能である。これにより、酸素吹き込み中に溶鋼面のレベルが上昇していく場合でも、ランス21の先端と溶鋼面の衝突領域の距離を一定に保って、反応の効率が良い状態で酸素を吹き込むことができる。
また、上述のようにして衝突領域における温度等のパラメータの値またはその変化を検出してランス21の位置を決定した後、そのパラメータの値またはその変化の検出を継続し、その検出値が常に適正になるようにランス21の位置をフィードバック制御してもよい。これによっても、酸素吹き込み中に溶鋼面のレベルが上昇していく際に、ランス21の先端と溶鋼面の衝突領域の距離を一定に保って、反応の効率が良い状態で酸素を吹き込むことができる。
本実施形態では、このようにして冷鉄源7を連続的に溶解して、所定量(例えば1チャージ分)の溶鋼が溶解室2内にたまった時点で、溶解室2および予熱室3内に冷鉄源7が連続して存在する状態を保ったまま、溶解室2を傾動させて出鋼口(図示せず)から溶鋼を取鍋等へ出鋼する。
出鋼後には残存する溶鋼の溶鋼面のレベルは変化しているので、再度、上述したような反応状態を示すパラメータを用いたランス21の位置合わせを行うことが好ましい。
以上のように、本実施形態では、ランス21から溶鋼面に酸素を吹き込んで、溶鋼面の衝突領域における酸素と溶鋼の反応状態を示すパラメータを検出し、その値がランスの適正吹き込み位置近傍で大きく変化することを利用して、酸素吹込みの際のランス21の適正位置を求める。このため、溶鋼面の絶対位置(高さ)に関わりなく常に、ランス21の位置を適正位置にすることができる。また、酸素と溶鋼との反応状態を示すパラメータを用いるので、そのパラメータの値から実際に反応の効率が良い状態で酸素を吹き込めるようなランスの位置を定めることができ、酸素と溶融金属との反応性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、常に冷鉄源7が溶解室2と予熱室3に連続して存在する状態を保つように予熱室3へ冷鉄源7を供給し、溶解室2内で所定量の溶鋼が形成されてこれを出鋼する際にも、溶解室2および予熱室3に連続して冷鉄源が存在するため、排ガスによる冷鉄源の予熱効率が高い。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。
例えば、上記実施形態では、検出器として、先端が噴射口付近の溶鋼面近傍位置まで延びる光ファイバーと、反応状態を示すパラメータを計測する計測部とを有するものを用いたが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、ランス21の基端部に、検出器として酸素ジェットの衝突領域を撮影可能なカメラ34を設け、酸素ガス通流孔31を介して酸素ジェットの衝突領域を撮影してもよい。もちろん光ファイバーとカメラとを併用してもよい。
例えば、上記実施形態では、検出器として、先端が噴射口付近の溶鋼面近傍位置まで延びる光ファイバーと、反応状態を示すパラメータを計測する計測部とを有するものを用いたが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、ランス21の基端部に、検出器として酸素ジェットの衝突領域を撮影可能なカメラ34を設け、酸素ガス通流孔31を介して酸素ジェットの衝突領域を撮影してもよい。もちろん光ファイバーとカメラとを併用してもよい。
また、上記実施形態では、検出器をランス21に取り付けた例を示したが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、ランス21とは別の位置に、酸素ジェットが溶鋼面に衝突した衝突領域33のパラメータを検出する検出器36を設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、金属材料として鉄鋼を用い、反応ガスとして酸素ガスを用いた例を示したが、金属材料および反応ガスはこれらに限るものではない。また、上記実施形態では、精錬炉として固体金属材料である冷鉄源を連続的に溶解するタイプの電気炉を例示したが、通常の電気炉であってもよく、また反応ガスを吹き込んで精錬するものであれば、電気炉に限らず、例えば転炉、VOD(Vacuum Oxygen Decarburization)炉、RH−OB法を実施するためのRH脱ガス炉等、種々のものに適用可能である。
さらにまた、衝突領域の温度等の反応状態を示すパラメータを検出してランスの適正位置を求める操作は、上記実施形態のタイミングに限らず、必要に応じて行えばよい。
1;電気炉(精錬炉)
2;溶解室
3;予熱室
4;炉蓋
5;電極
7;冷鉄源
8;溶鋼
9;スラグ
10;供給口
20;ランス設備
21;ランス
22,36;検出器
23;位置センサ
24;シリンダ機構
25;制御部
27;光ファイバー
28;計測部
31;酸素ガス通流孔
32;噴射口
33;衝突領域
34;カメラ
2;溶解室
3;予熱室
4;炉蓋
5;電極
7;冷鉄源
8;溶鋼
9;スラグ
10;供給口
20;ランス設備
21;ランス
22,36;検出器
23;位置センサ
24;シリンダ機構
25;制御部
27;光ファイバー
28;計測部
31;酸素ガス通流孔
32;噴射口
33;衝突領域
34;カメラ
Claims (16)
- 金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランス設備であって、
前記反応ガスを噴射するランスと、
前記ランスを前記溶融金属の湯面に対して進退動させる駆動機構と、
前記ランスから前記湯面に噴射された反応ガスが前記湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出する検出器と、
を有し、
前記検出器から供給される前記反応状態を示すパラメータの値に基づいて前記ランスを適正位置に調節可能に構成されていることを特徴とするランス設備。 - 前記パラメータの値に基づいて前記駆動機構を制御し、前記ランスを適正位置に調節するよう構成された制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のランス設備。
- 前記制御部は、前記ランスの位置に対する前記パラメータの値の変化曲線から、前記反応状態が急変する前記ランスの位置である変化位置を特定し、該変化位置の情報に基づいて前記ランスを前記適正位置に調節するよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載のランス設備。
- 前記検出器は、前記衝突領域の光を検出する光ファイバーと、前記光ファイバーからの情報に基づいて、前記パラメータを計測する計測部とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のランス設備。
- 前記光ファイバーは、前記ランスに設けられた反応ガスの通流孔に挿通されることを特徴とする請求項4に記載のランス設備。
- 前記計測部は、前記ランスの基端部に設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のランス設備。
- 前記検出器は、前記衝突領域を撮影するカメラを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のランス設備。
- 前記カメラは、前記ランスの基端部に設けられていることを特徴とする請求項7に記載のランス設備。
- 前記検出器は、前記ランスから離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のランス設備。
- 前記衝突領域における前記パラメータは、溶融金属の温度、光の強度、光のスペクトル、および特定波長の強度から選択されたものであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のランス設備。
- 前記反応ガスは酸素ガスであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のランス設備。
- 金属を精錬する精錬炉であって、
溶融金属を貯留する容器と、
前記容器内の前記溶融金属に反応ガスを吹き込む、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のランス設備とを有することを特徴とする精錬炉。 - 前記精錬炉は、固体金属材料をアークにより溶解する電気炉であることを特徴とする請求項12に記載の精錬炉。
- 前記精錬炉は、溶解室に連続的に固体金属材料が供給され、連続的に固体金属材料が溶解される電気炉であることを特徴とする請求項13に記載の精錬炉。
- 金属を精錬する精錬炉において、溶融金属に反応ガスを吹き込むランスの位置を調節するランス位置調節方法であって、
前記反応ガスを噴射しながら前記ランスを前記溶融金属の湯面に近づけること、
前記反応ガスが前記湯面に衝突した衝突領域における反応ガスと溶融金属との反応状態を示すパラメータを検出すること、
前記反応状態を示すパラメータの値に基づいて前記ランスを適正位置に調節すること、を含むことを特徴とするランス位置調節方法。 - 前記ランスの位置に対する前記パラメータの値の変化曲線から、前記反応状態が急変する前記ランスの位置である変化位置を特定すること、
該変化位置の情報に基づいて前記ランスを前記適正位置に調節すること、をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のランス位置調節方法。
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