JP2015067718A - Ptp包装体用外装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 PTP包装体から生じるアルデヒドに対して、長期にわたって高い捕捉効果を発揮するPTP包装体用外装体を提供する。【解決手段】 少なくとも基材層及びアルデヒド捕捉層を有する積層体からなるPTP包装体用外装体であって、該アルデヒド捕捉層が、外装体の最内層であって、且つ、アルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなることを特徴とするPTP包装体用外装体。【選択図】 図1

Description

本発明は、PTP包装体用外装体であって、アルデヒドに対する捕捉能を有するPTP包装体用外装体に関する。
プレススルーパック包装体(以下PTP包装体とする)は、塩ビやポリプロピレン系樹脂のシートを熱間真空成形、熱間圧空成形、熱間真空圧空成形等により、一般には深さ20mm以内の凹部を形成し、当該凹部に錠剤、カプセル等の医薬品や各種食品を収納し、凹部の開口部を、PTP蓋材にて密封包装したものである。
該PTP蓋材としては、十分な密封性を有しながらも、内容物が取り出し易いように容易に破れることが求められ、また、性能表示や薬剤記号、メーカー名等の印刷層を設けた場合に明瞭に印字できることが求められる。このような要求を満たすPTP蓋材として、近年、ポリプロピレン系樹脂を含む積層フィルムが用いられている(特許文献1)。
上記PTP蓋材として用いられる積層フィルムは、そのポリプロピレン系樹脂中に、シール加熱に対する耐熱性を得るため等の添加剤として熱硬化性樹脂(例えばメラミン樹脂)を含む。この熱硬化性樹脂の約1〜2質量%は、未反応物または分解産物の低分子量物質として存在しており、この低分子量物質が、シール加熱時に微量のホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等のアルデヒドを発生することが分かった。
PTP包装体の分野では、極微量のアルデヒドであっても、完全に除去することが望まれる。すなわち、PTP包装体は、破れ易いPTP蓋材により密封されていることが多く、意図せぬ破袋や開封を防ぐために、さらに外装体中に包装される。したがって、外装体内の密閉空間においてアルデヒドが充満し、外装体の開封時に異臭が生じるほか、PTP包装体の内容物に影響を及ぼすためである。
特開平9−57920号公報
本発明は、上述の問題を解決し、PTP包装体から生じるアルデヒドに対して、長期にわたって高い捕捉効果を発揮するPTP包装体用外装体を提供することを目的とする。
本発明者は、種々検討の結果、少なくとも基材層及びアルデヒド捕捉層を有する積層体からなるPTP包装体用外装体であって、該アルデヒド捕捉層が、外装体の最内層であって、且つ、アルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなることを特徴とするPTP包装体用外装体が、上記の目的を達成することを見出した。
そして、本発明は、以下の点を特徴とする。
(1)少なくとも基材層及びアルデヒド捕捉層を有する積層体からなるPTP包装体用外装体であって、該アルデヒド捕捉層が、外装体の最内層であって、且つ、アルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなることを特徴とするPTP包装体用外装体。
(2)前記アルデヒド捕捉剤が、無機多孔体上にアミノ基含有化合物を担持させてなることを特徴とする、上記(1)に記載のPTP包装体用外装体。
(3)前記アルデヒド捕捉層が、前記アルデヒド捕捉剤を0.5〜30質量%の範囲で含
有することを特徴とする、上記(1)または(2)に記載のPTP包装体用外装体。
本発明のPTP包装体用外装体は、最内層がアルデヒド捕捉層からなるため、アルデヒドを発生するPTP包装体の外装体として好適であり、アルデヒドを選択的に捕捉し、PTP包装体内容物への悪影響を低減し、また開封時の臭気を低減することができる。
また、本発明のPTP包装体用外装体において、最内層を構成するアルデヒド捕捉層は、好適には、無機多孔体上にアミノ基含有化合物を担持させてなるアルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなるため、化学吸着の効果により、アルデヒドを脱離することなく、長期にわたり効率的に捕捉することができる。特に、本発明のアルデヒド捕捉剤においては、アルデヒドは特定のアミノ基と選択的に結合するため、捕捉能を低下させ得るその他の分子、例えば水蒸気等の影響を受けにくい。
またさらに、本発明の外装体を構成する積層体は、基材層とアルデヒド捕捉層との2層からなり、更なる層を必須とするものではないため、原料コスト及び製造工程数が低減され、生産性に優れる。
さらには、上記アルデヒド捕捉層は、優れたアルデヒド捕捉能を発揮しながら、高いシール強度を保持するため、本発明の外装体は、優れた密封性を示す。
本発明のPTP包装体用外装体を構成する積層体の層構成について、その一例を示す概略的断面図である。 本発明のPTP包装体用外装体を構成する積層体の層構成について、他の一例を示す概略的断面図である。 本発明のPTP包装体用外装体を構成する積層体の層構成について、他の一例を示す概略的断面図である。 アルデヒド捕捉剤のアルデヒドに対する捕捉機構を示す図である。
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
<積層体の層構成>
図1は、本発明のPTP包装体用外装体を構成する積層体の層構成について、その一例を示す概略的断面図である。図1に示されるように、該積層体は、基材層1と、アルデヒド捕捉層2とを積層してなるものである。
図2に示されるように、アルデヒド捕捉層2は、2層2a、2bの多層構造であってもよい。ここで、ヒートシール性樹脂の種類や、アルデヒド捕捉剤の含有量は、各層毎に異なっていてよい。例えば、2層のうちの1層、例えば基材層1と対向する側の層2aが、高濃度のアルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなり、最内層となる側の層2bが、アルデヒド捕捉剤を含有しないかまたは低濃度のアルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなってもよい。層2bが、アルデヒド捕捉剤を含有しないかまたより低濃度で含むことにより、外装体の密封性を向上させることができる。
また、逆に、層2aが、アルデヒド捕捉剤を含有しないかまたは低濃度の含み、層2bが高濃度のアルデヒド捕捉剤を含有することにより、層間接着強度を向上させることもできる。
さらに、図示しないが、アルデヒド捕捉層は、3層またはそれ以上からなってもよい。ここで、上記と同様に、ヒートシール性樹脂の種類や、アルデヒド捕捉剤の含有量は、各層毎に異なっていてよい。例えば、アルデヒド捕捉剤を含有しない層(外層)/アルデヒド捕捉剤を含有する層(中間層)/アルデヒド捕捉剤を含有しない層(外層)の3層構成
とすることにより、シール強度及び層間接着強度を向上させることができる。
さらに、図3に示されるように、基材層とアルデヒド捕捉層との間に、任意の機能層、例えば、外部からの酸素や水蒸気の浸入を防ぐガスバリア層や、外装体内の湿気を吸着する吸湿層を設けてもよい。
<基材層>
本発明において、基材層を構成する基材フィルムは、特に限定されず、PTP包装体の構成や、物流において要求される機械的強度、耐薬品性、耐溶剤性、製造性等に応じて、種々の材料が適用できる。
例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリールフタレート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂等の各種の樹脂からなるフィルムを使用することができる。特に本発明においては、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、または、ポリアミド系樹脂からなるフィルムが好ましい。
本発明において、上記基材フィルムは、押出し法、キャスト成形法、Tダイ法、切削法、インフレーション法等の製膜化法を用いて単層、又は多層製膜したものを用いることができる。また、基材フィルムの膜厚は、用途に応じて、当業者が適宜に決定することができるが、好ましくは6〜100μm、より好ましくは9〜50μmである。
また、本発明の基材フィルムには、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等を添加することができる。この場合、これら添加剤を基材フィルムに、極く微量〜数10質量%まで、その目的に応じて任意に添加すればよい。本発明においては、一般的な添加剤としては、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸着剤、光安定剤、充填剤、帯電防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、染料、顔料等の着色剤等を任意に使用することができ、さらには改質用樹脂等を用いてもよい。
<アルデヒド捕捉層>
アルデヒド捕捉剤
本発明において、アルデヒド捕捉層は、アルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなる。ここで、アルデヒド捕捉剤は、外装体内のアルデヒドに対し、捕捉機能を有する任意の捕捉剤、例えばアミノ基含有化合物を用いることができる。本発明において好適には、無機多孔体にアミノ基含有化合物を担持させてなる捕捉剤を使用する。この担持方法としては、公知または慣用の担持方法を適用することができるが、例えば、以下で説明するアミノ基含有化合物を含む溶液を、無機多孔体に含浸させて、乾燥することにより、担持させることができる。
本発明のアルデヒド捕捉層において、アミノ基含有化合物を無機多孔体に担持させて用いることにより、アミノ基含有化合物の質量当たりのアルデヒド捕捉能を、大幅に高めることができる。したがって、ヒートシール性樹脂中へのアミノ基含有化合物の添加量を減らすことができ、これにより、PTP包装体用外装体として求められる製膜性及び成形性、並びにヒートシール性を保持することができる。
アミノ基含有化合物
本発明において、アミノ基含有化合物とは、除去対象であるアルデヒドと、化学反応を起こして結合するアミノ基を有する化合物である。このような化合物としては、例えば、ヒドラジン水和物、ヒドロキシルアミン、クロルアミン、アンモニア、メタノールアミン、エタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ジシアノジアミド、エチレンイミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジメチルアミノエタノール、1,2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノプロパン、イミノビスプロピルアミン、テトラメチレンジアミン、炭酸グアニジン、グリシン、アラニン、ザルコシン、グルタミン酸、ヘキサメチレンジアミン、メラミン、モルホリン、2−アミノ−4,5−ジシアノイミダゾール、3−アザヘキサン−1,6−ジアミン、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、α−アミノ−ε−カプロラクタム、グアニン、ピペリジン、アリルアミン、アミノ安息香酸塩、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、アセチル尿素、グアニル尿素、アゾジカルボンアミド、フタルイミド、スクシンイミド、ヒダントイン、バルビツール酸、イソシアヌル酸、モノアミノグアニジン硫酸塩、モノアミノグアニジン塩酸塩、ジアミノグアニジン硫酸塩、ジアミノグアニジン塩酸塩、トリアミノグアニジン塩酸塩等のアミノグアニジン塩、等が挙げられる。特に、1級アミノ基を末端に複数持つアミン系化合物が好ましい。
アルデヒド捕捉剤のアルデヒドに対する捕捉機構は、図4に示すように、アルデヒド基とアミノ基とが化学反応を起こして結合し、アルデヒドが吸着される。
無機多孔体
本発明において、無機多孔体としては、その表面に多数の細孔を有する任意の無機化合物を用いることができるが、例えば、ゼオライト、二酸化ケイ素、ケイ酸塩、活性炭、チタニア、燐酸カルシウム等の無機燐酸塩、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、及びこれらの混合物が挙げられる。特に、吸着対象物の大きさに対して有効な多孔状態を有することや安全面の観点から水酸化アルミニウム、ゼオライト、ケイ酸塩を適用することが好ましい。これらは、球状、棒状、楕円状等の任意の外径形状であってよく、また粉体状、塊状、粒状等いかなる形態であってもよいが、アルデヒド捕捉層の製膜性や、ヒートシール性樹脂への均一な混練特性等の観点から、好適には粉体状である。
無機多孔体は、用途に応じて、任意のサイズを有するものを適宜に選択することができるが、本発明においては特に、平均粒子径0.01〜10μmのものが好ましい。平均粒子径0.01μm以下では、無機多孔体の凝集が生じ、ヒートシール性樹脂内での無機多孔体の分散性が抑制される傾向にあり、また、平均粒子径10μm以上では、ヒートシール性樹脂の製膜性並びにヒートシール性樹脂内でのアルデヒド捕捉層の添加量を多く出来ない傾向となり、十分な消臭効果が得られない可能性が生じる。ここで、平均粒子径は、動的光散乱法により測定された値である。
ヒートシール性樹脂
本発明において、アルデヒド捕捉層を形成するヒートシール性樹脂は、特に制限されず、公知又は市販のヒートシール性を有するポリオレフィン系樹脂を用いることができる。
このようなポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)等のポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、酸変性ポリオレフィン系樹脂、及びこれらの樹
脂の混合物等が挙げられるが、これらの樹脂に限定されない。また、酸化防止剤やアンチブロック剤等の何れかが添加剤として、フィルム内に少量存在するものも適用できる。特に、アルデヒド捕捉剤を含有する状態で優れたヒートシール性及びアルデヒド捕捉能を発揮するため、LLDPEを用いることが好ましい。
アルデヒド捕捉層の形成
本発明の一態様において、アルデヒド捕捉層は、アルデヒド捕捉剤をヒートシール性樹脂中に混練してなる樹脂組成物からなる単層構成である。ここで、アルデヒド捕捉剤は、層中に均一に分散していてもよい。また、例えば、最内層側の表面から基材層との対向面に向かって、増加傾向の濃度勾配をもって分散していてもよく、この構成により、ヒートシール性が向上する。これとは逆に、最内層側の表面から基材層との対向面に向かって、減少傾向の濃度勾配をもって分散していてもよく、この構成により、層間接着強度が向上する。
また別の態様において、アルデヒド捕捉層は、2またはそれ以上の層を有する多層構成であり、ここで、各層は、アルデヒド捕捉剤の添加量がそれぞれ異なる樹脂組成物からなってよい。この構成において、アルデヒド捕捉剤を含有せず、ヒートシール性樹脂のみからなる層があってもよい。
アルデヒド捕捉剤の添加量は、アルデヒド捕捉層全体の質量に対して0.1質量%以上であれば捕捉効果を示すことが可能であるが、良好な捕捉効果を得るためには、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上である。一方、良好な製膜性、成形性を得るためには、アルデヒド捕捉剤の添加量は30質量%以下であることが好ましい。加えて、良好なヒートシール性を達成するためには、アルデヒド捕捉剤の添加量は、より好ましくは15質量%以下である。
アルデヒド捕捉層全体の層厚は、5μm以上あれば製膜は可能であるが、良好な製膜性、成形性、ヒートシール性及びアルデヒド捕捉能を得るためには、好ましくは10μm〜200μmが望ましい。
アルデヒド捕捉剤をヒートシール性樹脂中に混練する方法としては、公知または慣用の混練方法を適用することができる。例えば、ヒートシール性樹脂中にアルデヒド捕捉剤を分散させてペレット状のマスターバッチを作製し、これを、再度ヒートシール性樹脂中に分散させる、いわゆるマスターバッチ式のブレンド方法により、凝集し易いアルデヒド捕捉剤であっても、均質に分散させることができる。
本発明において、アルデヒド捕捉層の積層方法は、特に限定されないが、この層を形成する樹脂組成物を、場合により接着層を介して、基材層または任意の機能層上にエクストルージョンコーティングすることにより積層することができる。エクストルージョンコーティングにおいては、まず、上記樹脂組成物を加熱し溶融させて、Tダイスで必要な幅方向に拡大伸張させてカーテン状に押出し、該溶融樹脂を基材層または任意の機能層上へ流下させて、ゴムロールと冷却した金属ロールとで挟持することで、アルデヒド捕捉層の形成と基材層への接着と積層を同時に行う。
または、上記樹脂組成物からなるフィルムを製膜し、これを、ドライラミネーション、ノンソルベントラミネーション、サンドラミネーション等により、接着層を介して基材層または任意の機能層とラミネートしてもよい。ここで、フィルムの製膜法としては、公知または慣用の製膜方法を適用することができるが、例えば、製膜方法としてインフレーション法を用いる場合、アルデヒド捕捉層を形成するヒートシール性樹脂のメルトフローレート(MFR)は、0.2〜5.0g/10minであることが好ましく、より好ましくは0.2〜4.0g/10minである。MFRが0.2g/10min未満、又は5.0g/
10min以上では加工適正の面で有効ではない。なお、本明細書において、MFRとはJIS K7210に準拠した手法から測定された値である。
<積層>
本発明の一態様において、上記の基材層−アルデヒド捕捉層間に接着層を設けて積層することにより、基材層、接着層及びアルデヒド捕捉層をこの順番で有する積層体が得られる。
上記の積層体において、接着層は、ドライラミネート用接着剤、ノンソルベントラミネート用接着剤等からなる層であってよい。
接着層としてドライラミネート用接着剤を用いる場合は、溶媒へ分散または溶解した接着剤を一方のフィルム上に塗布し乾燥させて、もう一方のフィルムを重ねて積層した後に、30〜120℃で数時間〜数日間エージングすることで、接着剤を硬化させて積層する。
ノンソルベントラミネート用接着剤を用いる場合は、溶媒へ分散または溶解せずに接着剤自身をフィルム上に塗布し乾燥させて、もう一方のフィルムを重ねて積層した後に、30〜120℃で数時間〜数日間エージングすることで、接着剤を硬化させて積層する。
これらの接着剤は、熱硬化型、紫外線硬化型、電子線硬化型等であってよい。このような接着剤としては、ポリ酢酸ビニルや酢酸ビニル−エチレン共重合体等のポリ酢酸ビニル系接着剤、ポリアクリル酸とポリスチレン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル等との共重合体からなるポリアクリル酸系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エチル、アクリル酸、メタクリル酸等のモノマーとの共重合体からなるエチレン共重合体系接着剤、セルロース系接着剤、ポリウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリオレフィン系接着剤、尿素樹脂又はメラミン樹脂等からなるアミノ樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、エポキシ系接着剤、反応型(メタ)アクリル系接着剤、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム等からなるエラストマー系接着剤、シリコーン系接着剤、アルカリ金属シリケート、低融点ガラス等からなる無機系接着剤等が挙げられる。
また、上記接着剤は、水性型、溶液型、エマルジョン型、分散型等のいずれの形態でもよく、また、その性状は、フィルム/シート状、粉末状、固形状等のいずれの形態でもよく、更に、接着機構については、化学反応型、溶剤揮発型、熱溶融型、熱圧型等のいずれの形態でもよい。
接着層は、上記接着剤を、例えばロールコート、グラビアロールコート、キスコート等で施すことにより形成され、そのコーティング量としては、0.1〜10g/m2(乾燥状態)位が望ましい。接着剤のコーティング量を上記範囲とすることで、良好な接着性が得られる。
本発明の別の態様において、基材層または任意の機能層とアルデヒド捕捉層を形成するフィルムとは、サンドラミネーションにより積層してもよい。この場合、接着層は、加熱溶融させて押出機で適用可能な任意の樹脂を用いることができる。具体的には、上記のヒートシール性樹脂として挙げた樹脂を好ましく使用できる。
さらに別の態様において、アルデヒド捕捉層は、基材層または任意の機能層上にエクストルージョンコーティングすることにより積層される。ここで、アルデヒド捕捉層を積層する前に、基材層または任意の機能層の積層面上に、予め、アンカーコート剤等からなる接着層を設けてもよい。アンカーコート剤は、用途に応じて、有機チタン系、イソシアネート系、ポリエチレンイミン系、酸変性ポリエチレン系、ポリブタジエン系等の任意のアンカーコート剤を使用することができる。
<機能層>
本発明において、基材層とアルデヒド捕捉層との間に、任意の機能層を設けてもよい。このような機能層としては、外部からの酸素や水蒸気の浸入を防ぐガスバリア層や、外装体内の湿気を吸着する吸湿層が挙げられる。
ガスバリア層
本発明において、ガスバリア層としては、特に限定されず、公知又は市販のガスバリア性フィルムを適用できる。ガスバリア性フィルムとしては、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体等の樹脂からなる樹脂フィルム、上述の基材フィルムの少なくともいずれか一方の面上にシリカ蒸着膜やアルミナ蒸着膜等の蒸着膜を設けた蒸着フィルム、アルミニウム箔等の金属箔を使用することができるが、これらに限定されない。上記フィルムの中でも、シリカ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム、アルミニウム箔を使用することが、ガスバリア性に優れている点から好ましい。また、特にアルミニウム箔を使用することによって遮光性を付与することができ、これにより、光照射により劣化し易い医薬品等のPTP包装体用外装体としても、好適に用いることができる。本発明において、ガスバリア性フィルムの膜厚は、5〜30μm程度とすることが好ましい。
吸湿層
本発明において、上記ガスバリア層とアルデヒド捕捉層との間に、包装体内の湿気を吸着する吸湿層を設けてもよい。このような吸湿層は、例えば、吸湿剤及びバインダー樹脂を含有する樹脂組成物からなってよい。ここで、吸湿剤としては、特に限定されず、吸湿効果または調湿効果を有する公知又は市販の材料を使用することができる。なお、調湿効果とは、湿度が高い時には吸湿し、湿度が低い時には放湿して、湿度を一定にする効果を指す。
本発明において、吸湿剤として好適に用いられるものは、例えば、シリカゲル、アルミナゲル、シリカアルミナゲル、無水硫酸マグネシウム、ゼオライト、合成ゼオライト、酸化カルシウム、塩化カルシウム、及び、焼ミョウバン、又はこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明において、吸湿剤と混合するバインダー樹脂としては、吸湿剤を安定的に保持することができ、かつ本発明のアルデヒド捕捉効果に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されず、任意の樹脂を用いることができる。特に、アルデヒド捕捉層を形成するヒートシール性樹脂として上記に挙げた樹脂を好ましく使用することができる。これらのヒートシール性樹脂をバインダーとして用いて、アルデヒド捕捉層と吸湿層とを隣接して積層することにより、高い層間密着性が得られ、また、高い吸湿または調湿効果が得られる。さらに、アルデヒド捕捉層と吸湿層とを共押出製膜することにより、前述の効果が一層高まる。
吸湿層への吸湿剤の添加量は、吸湿層の全質量に対して1質量%以上であれば吸湿効果を示すことが可能であるが、良好な吸湿効果を得るためには、好ましくは3質量%以上である。一方、良好な製膜性を得るためには、吸湿剤の添加量は40質量%以下であることが望ましい。
また、別の態様において、吸湿層は、ナイロンやエチレン−酢酸ビニル共重合体等の吸湿性樹脂からなる層であってもよい。さらに、このような吸湿性樹脂中に、上記の吸湿剤を40質量%までの量で添加してもよい。吸湿性樹脂からなる吸湿層は、上記吸湿剤及びバインダー樹脂(ヒートシール性樹脂)を含有する樹脂組成物からなる場合と同様にして、アルデヒド捕捉層と隣接させて積層することができる。
また、吸湿層の厚さとしては、5μm以上あれば製膜は可能であるが、良好な製膜性及
び吸湿性を得るためには、好ましくは10μm〜200μmが望ましい。
本発明において、このような吸湿層を設けることにより、アルデヒド捕捉層の捕捉効果を妨げることなく、包装体内の水分を除去し、内容物の品質劣化を防ぐことができる。さらには、このような吸湿層をアルデヒド捕捉層と隣接して設けることにより、アルデヒド捕捉層中に留まり得る水分が吸湿層に移行する結果、アルデヒド捕捉効果を一層高めることができる。
<PTP包装体用外装体>
上記で得られた積層体を、アルデヒド捕捉層側の面(ヒートシール面)が対向するように、該積層体を折り曲げるかまたは2枚を重ね合せ、その周辺端部を例えば、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型、ガゼット型等のヒートシール形態によりヒートシールすることにより、本発明のPTP包装体用外装体を製造することができる。
本発明においては、ヒートシールの方法としては、例えばバーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知を適用することができる。
[実施例1]
二酸化ケイ素上にポリアミン由来のアミノ基を担持させてなるアルデヒド捕捉剤(NS−241:東亞合成(株)製、平均粒径3.5μm)と、LLDPE(SP2020:(株)プライムポリマー社製)とを混練して、アルデヒド捕捉剤10質量%を含む樹脂組成物を調製した。この樹脂組成物を、インフレーション法(押出し温度170℃)により製膜し、厚さ50μmのアルデヒド捕捉性フィルムを得た。
PETフィルム(厚さ12μm、エスペット T4102:東洋紡(株)製)、アルミニウム箔(厚さ7μm、東洋アルミニウム(株)製)、及び上記で得られたアルデヒド捕捉性フィルムを、ドライラミネート用接着剤(RU004/H-1:ロックペイント(株)製、塗布量
各接着層につき3.5g/m2、乾燥温度70℃)を介して貼り合せ、PETフィルム/接着層/アルミニウム箔/接着層/アルデヒド捕捉層の積層体を製造した。
得られた積層体2枚を、アルデヒド捕捉層側の面が対向するように重ね合せ、その周辺端部を160℃、1kgf/cm2、1秒の条件でヒートシールすることにより、本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[実施例2]
アルデヒド捕捉剤として、二酸化ケイ素上にアミノ基を担持させてなる、別のアルデヒド捕捉剤(KD−311:ラサ工業(株)製、粒径10μm以下)を用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[実施例3]
アルデヒド捕捉剤として、ケイ酸塩系無機多孔体上にヒドラジン誘導体由来のアミノ基を担持させてなるアルデヒド捕捉剤(ダッシュライトM:(株)シナネンゼオミック製、平均粒径6〜7μm)を用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[実施例4]
NS-241(東亞合成(株)製)と、LLDPE(SP2020:(株)プライムポリマー社製)とを混練して、アルデヒド捕捉剤5質量%を含む樹脂組成物を調製した。こ
の樹脂組成物と、アルデヒド捕捉剤を含まないLLDPEとを用いて、インフレーション法(押出し温度170℃)により共押出製膜し、樹脂組成物層(厚さ50μm)/LLDPE層(厚さ10μ)の多層構成を有するアルデヒド捕捉性フィルムを得た。
得られたアルデヒド捕捉性フィルムを用いて、実施例1と同様にして、PETフィルム/接着層/アルミニウム箔/接着層/樹脂組成物層/LLDPE層の積層体、及びこれよりなる本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[実施例5]
樹脂組成物中のNS−241(東亞合成(株)製)の含有量を3質量%とした以外は、実施例4と同様にして、本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[実施例6]
実施例1と同様にして、アルデヒド捕捉剤3質量%を含む樹脂組成物を調製した。また、アルデヒド捕捉剤を含まないLLDPE(SP2020:(株)プライムポリマー社製)を用意した。次いで、アルデヒド捕捉剤3質量%を含む樹脂組成物とアルデヒド捕捉剤を含まないLLDPEとを、インフレーション法(押出し温度170℃)により共押出製膜し、LLDPE層1(25μm)/アルデヒド捕捉剤を含む層(25μm)/LLDPE層2(10μm)の多層構成を有するアルデヒド捕捉性フィルムを得た。
得られたフィルムを、実施例1と同様にして、PETフィルムおよびアルミニウム箔と貼り合わせ、PETフィルム/接着層/アルミニウム箔/接着層/LLDPE層1/アルデヒド捕捉剤を含む層/LLDPE層2の積層体、及びこれよりなる本発明のPTP包装体用外装体を製造した。
[比較例1]
アルデヒド捕捉層を設ける代わりに、アルデヒド捕捉剤を含まないLLDPEからなるシーラント層(厚さ50μm)を設けた以外は、実施例1と同様にして、PTP包装体用外装体を製造した。
[比較例2]
樹脂組成物中のNS−241(東亞合成(株)製)の含有量を35質量%とした以外は、実施例1と同様にして、PTP包装体用外装体を製造した。
[ヒートシール性]
10cm×10cmに切り分けた実施例及び比較例で作製した積層体を、アルデヒド捕捉層(すなわちシーラント層)の側が対向するように半分に折って重ね合せ、ヒートシールテスター(テスター産業:TP−701−A)を用いて、160℃、1kgf/cm2、1秒の条件で1cm×10cmの領域をヒートシールしたサンプルを作製した(端部はヒートシールされずに接着しておらず、二股に分かれている状態)。このサンプルを、1.5cm幅で短冊状に切り、二股に分かれている各端部を引張試験機に装着し、試験速度:300mm/min、荷重レンジ:50Nの条件で試験した際の引張強度(N/15mm)を測定した。評価結果を表1に示す。
<アルデヒド捕捉効果>
実施例及び比較例で作製した積層体により、パウチ袋(120mm×160mm)
を作製し、ホルムアルデヒドを約10ppmとなる様に充填して、1日放置後のパウチ内の臭気変化を検知管により測定した。評価結果を表1に示す。
Figure 2015067718
本結果より、実施例1〜6の積層体は、LLDPEからなるシーラント層を有する比較例1と同等の好適なヒートシール性を示しながら、優れたアルデヒド捕捉効果を示した。これに対し、比較例1の積層体は、アルデヒドを捕捉することができなかった。また、比較例2では、アルデヒド捕捉性フィルムに皺やぶつが多数生じ、製膜が困難であった。
1. ガスバリア層
2,2a,2b. アルデヒド捕捉層
3. 機能層

Claims (3)

  1. 少なくとも基材層及びアルデヒド捕捉層を有する積層体からなるPTP包装体用外装体であって、該アルデヒド捕捉層が、外装体の最内層であって、且つ、アルデヒド捕捉剤を含有するヒートシール性樹脂からなることを特徴とするPTP包装体用外装体。
  2. 前記アルデヒド捕捉剤が、無機多孔体上にアミノ基含有化合物を担持させてなることを特徴とする、請求項1に記載のPTP包装体用外装体。
  3. 前記アルデヒド捕捉層が、前記アルデヒド捕捉剤を0.5〜30質量%の範囲で含有することを特徴とする、請求項1または2に記載のPTP包装体用外装体。
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