JP2015067387A - 積み上げ式ラック - Google Patents

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直幸 能澤
Naoyuki Nozawa
直幸 能澤
大 林
Masaru Hayashi
大 林
中村 圭介
Keisuke Nakamura
圭介 中村
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Abstract

【課題】
金属製品を載せたパレット等を保管する、既存の積み上げ式の鉄ラックは、上下ラックを接合する部品の着脱に時間がかかることや、上下の支柱を互いにはめこむ形状の加工が高価で重くなりやすかった。
【解決手段】
ラックの支柱より大きい内径をもつ鉄製の帯に上下ラックの支柱を通し、帯を下ラックの支柱に隣接する梁に載せて、上下のラックの支柱をゆるく結束し、ついでパディング板を内径と支柱との隙間に挿入することにより、上下ラックの支柱のずれを回避する。
【選択図】図1

Description

本発明は積み上げ式ラック、特に金属部品を載せたパレットを保管する積み上げ式ラックに関するものである。
金属製品を載せたパレット等を保管する従来のラックは大きく2つのタイプがあり、ねじやボルト等の接合部品やコネクタを使用して長い支柱の任意の位置に棚板やビームを固定するタイプ(従来品A)と、積み上げ式の上側のラックの支柱と下側のラックの支柱とをどちらかに嵌め合わせるような形状とすることで上下のラックを接合させるタイプ(従来品B)とがある。
「株式会社ワイ・ケイ・スパック パレットラック(重量ラック) 組立説明書」 株式会社ワイ・ケイ・スパック http://ykspac.co.jp/files/pallet-kumitate-1111.pdf
従来品Aでは、ラックの支柱に棚板やビームを取り付ける際に、ねじやボルト等の接合部品や接合面を増やして補強するためのコネクタを使用して取り付ける為、段数や棚板の位置を変更しようとする度に取り付けた接合部品やコネクタを時間をかけて取り外して再度付け替える必要があり、大変時間がかかった。
一方、従来品Bでは、嵌め合わせる形状の加工が高価で、部材が重くなりやすく、また、上側のラック以上の部分がフォークリフト等により持ち上がってしまいやすいという問題があった。
したがって本発明は、ねじやボルト等の手間のかかる接合部品やコネクタではなく簡単かつ短時間で安定(水平方向のずれや持ち上がりのないこと)の得られる接合部品(帯とパディング板)により、積み上げるラックの段数や順序を変更できるようにした積み上げ式ラックを提供する。
これは、上下に突出した支柱部分(1)をもつ積み上げ式ラックであって、上下に重ねる際に、下のラックの上に突出した支柱部分に帯(4)を通し、互い(上下)の支柱を共通の帯ではさみ、両支柱と帯の隙間にパディング板をつめて、両支柱のずれ、はずれ又はその両方がないよう固定できるようにした積み上げ式ラックである。
大まかには、ラックの支柱より大きい内径をもつ鉄製の帯(例えば角形又は円形の鉄筒(4)でよい)に上下ラックの支柱を通し、帯を下ラックの支柱に隣接する梁に載せて、上下のラックの支柱をゆるく結束し、ついでパディング板を内径と支柱との隙間に挿入することにより、上下ラックの支柱のずれを回避する(なお、1つの帯に上下2つ以上の穴をあけ、かつ、上下の支柱の適切な位置にもそれぞれ穴をあけ、上支柱の穴と帯の穴及び下支柱の穴と帯の穴にそれぞれ共通の棒状の部材を2つ以上通すことにより、上ラックの下ラックからの持ち上がりを安価で簡単な機構と工数で防ぐことができる)。
これは、例えば横幅2700mm×高さ910mmの1段の鉄製のラックとすることができ、重ねる際に上下のラックの支柱パイプを帯ではさみ、かつ、パディング板をつめてずれや持ち上がりのないよう固定し、金属部品を載せたパレットを安全に保管するものである。
本発明ではねじやボルト等の接合部品は使用せずに帯とパディング板によりラック同士を接合させる為、従来のラックに比し、段数等を変更する際のねじやボルトの取り付け・取り外し作業を簡略化できる。
また、本発明ではラックの支柱に、帯を安定して載せる為の補助部材(50mm×30mmの平鋼等)を設けることもできる。
帯を縦横のビーム部分の他にこの補助部品を加えた3点(同一平面上にある)で支えることで、帯の傾きを防ぎ、より簡単に安定して重ねることができる。
帯は、例えば上下が開口部になっている角パイプ(板厚9mm)であり、土台となるラックの縦横ビーム及び補助部品(平鋼)を足場として、上下のラックの支柱を帯の開口部に通し、帯と支柱との隙間にパディング板を挟むことで、がたつきを防止することができる。
帯を使用することで、下ラック、帯、上ラックと順番に重ねて2枚のパディング板を支柱と帯の間にあいた縦・横の隙間に挟むだけで上下ラックを安定して接合することが可能となり、上下支柱の水平方向のずれや上ラックの下ラックからの持ち上がりの少ない状態がえられる。
本発明によるラックを重ねる際に、支柱部分のパイプ部分(たとえば、対向する2つの補助部品を各パイプの上部にもつ)のみを別途に追加し接合することで、ラック1段毎の高さも変更できる積み上げ式ラックを提供する。
支柱の長さを調整できるようにすることで、規格変更等にも対応できる。
ラックの支柱は、例えば、外径100mm×100mmの角パイプ(板厚4.5mm)とする場合、帯の外径サイズは125mm×125mmの角パイプ(板厚9mm)とすることが望ましい。
帯の内径サイズがラックの支柱の外形より少しだけ(125−9×2−100=7mm)大きいサイズになっている(少なくとも支柱2本は入りそうにない)ことで、上に重ねるラックの支柱を帯に嵌める作業が簡単になる。
本発明のパディング板は、例えば板厚4.5〜6mmの鉄板であり、帯と支柱との隙間に挟むことで、がたつきを防止し、安定性を高めることができる。
板厚4.5〜6mm(<上記の7mm)の板を使用することで、手等でパディング板の取り外しを行うことができ、組み換え作業が簡単になる。
帯と支柱との隙間に挟むパディング板は、4辺全ての隙間ではなく、縦方向と横方向でそれぞれ1辺ずつとすることが好ましい。
隙間4辺のうち縦と横それぞれ1辺ずつ挟むことで、積み替えの時の取り外しが簡単になる。また、4辺全部に同じ板厚のパディング板をはめるような帯寸法とするよりも板の枚数が少なくなる為、ラックの重量を軽くすることができる。
また、4辺のうちビームや補助部品(平鋼等)が下にくる辺(縦と横方向で1辺ずつ)に挟むことが好ましく、パディング板を落下しにくくする。
パディング板やラック本体は、鉄や他の金属に限らず、木や樹脂、炭素繊維、それらの複合部材等とすることも可能である。
木や樹脂等を使用することで、ラック本体の重量を軽くすることができる。
なお、帯については、金属に類する強度をもった炭素繊維や特殊樹脂、又はそれらの複合材とすることもできる。
本発明による帯、パディング板、補助部材により、支柱同士の接合作業や組み換えが短時間で簡単になり、水平方向のずれや接合後の持ち上がりも防ぐことができる。
帯とパディング板を支柱とビームと補助部材にはめこんだラック接合部の断面図 パディング板を使用する前のラック接合部の断面図 帯を使用して上下ラックを接合した側面図 本発明による積み上げ式ラック2体と従来品Aの例を示した全体図
図4のようにラックの支柱に溶接した補助部材(平鋼)とビーム(縦・横)の3点(同一水平面上)を使用し、土台となるラック支柱の上部に帯をはめこみ隙間とビームの接する2辺をパディング板で埋める形式の積み上げ式ラックを製作した。
上に重ねるラックはフォークリフトや作業者が持ち上げ、そのラックの支柱底を土台となるラックに取り付けた帯にはめ込み、最後に接合部(帯と支柱の間)の隙間にパディング板を挟むことで、がたつきと持ち上がりを防止し、安定性をえることができるようにしている。
帯やパディング板を使用して、ラック同士を上下に重ねることで段数の追加や変更を行う。
ラックの支柱には帯(上下が開口部になっている鉄製の角パイプ)を設置する為の補助部品(平鋼)が付いており、土台となるラックに補助部品とビーム(縦・横)の3面で支えることで帯を設置し、上になるラックの支柱をその帯にはめることで接合する(上下のラック支柱が半分ずつ帯に収まる形になる)。
その後、がたつき防止の為に接合部(帯とラックの支柱との間)にできる隙間にパディング板(鉄板)を挟む。(隙間は縦と横に各2辺ずつの計4か所できるが、パディング板を挟む箇所は縦方向と横方向でそれぞれ1辺ずつとすることも可能)
取り付け作業は、フォークリフトを操作する人(ラックの上げ降ろし)、上に重ねるラックの支柱を帯にはまるように微調整や誘導する人等、少人数で行うことが可能である。
必要に応じて、ラック支柱のパイプ部分(対向する2つの補助部品を上部にもつ)のみを別途に追加し、帯を使用して接合することで、ラックの1段毎の高さを調整することもできる。
なお、ラック本体は鉄製の他に木製やプラスチック製でも作成可能である。また、パディング板も鉄板だけでなく、木板やプラスチック板等が使用可能である。
本発明は、重ねあわせ式のラックだけでなく、倉庫等の建築物自体、運搬車輌自体、その他の重ねあわせ式の構造物等でも利用することができる。
1 ラックの支柱部分
2 ビーム(横)
3 ビーム(縦)
4 筒状の部材(鉄製)
5 補助部材(平鋼)
6A パディング板(横)
6B パディング板(縦)

Claims (8)

  1. 上下に突出した支柱部分(1)をもつ積み上げ式ラックであって、上下に重ねる際に、下のラックの上に突出した支柱部分に帯(4)を通し、互い(上下)の支柱を共通の帯ではさみ、両支柱と帯の隙間にパディング板をつめて、両支柱のずれ、はずれ又はその両方がないよう固定できるようにした積み上げ式ラック。
  2. ラックの支柱に、接合部品を載せる為の板状の補助部品(50mm×30mmの平鋼等)をつけることもできる、請求項1に記載した積み上げ式ラック。
  3. 帯は、上下が開口部になっている角パイプ(板厚9mm)であり、土台となるラックの縦又は横のビームを足場として、上下のラックの支柱を開口部にはめ、帯と支柱との隙間にパディング板を挟むことでがたつき防止を行うことができるようにした、請求項1に記載した積み上げ式ラック。
  4. ラックを重ねる際に、支柱部分のパイプ部分を別途に追加し帯及びパディングにより接合することで、ラック1段毎の高さも変更できるようにした、請求項1に記載した積み上げ式ラック。
  5. ラックの支柱を100mm×100mmの角パイプ(板厚4.5mm)とし、帯のサイズを125mm×125mmの角パイプ(板厚9mm)とした、請求項3に記載した積み上げ式ラック。
  6. パディング板が、板厚4.5〜6mmの鉄板であり、帯と支柱との隙間に挟むことで、がたつきを防止し、安定性を高めるようにした、請求項3に記載した積み上げ式ラック。
  7. 帯と支柱との隙間に挟むパディング板は、4辺全ての隙間ではなく、縦方向と横方向でそれぞれ1辺ずつとすることが可能である、請求項6に記載した積み上げ式ラック。
  8. パディング板又はラック本体が、鉄だけでなく、木、樹脂、炭素繊維、他の金属又はこれらの複合材料となっている請求項6に記載した積み上げ式ラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437137B2 (ja) 2019-11-10 2024-02-22 ジャロックホールディングス株式会社 エクステンションラック

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