JP2015059954A - プロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】精度よくエアフィルタの目詰まり判定を行うことを可能とする。
【解決手段】検出照度が理論照度P未満であるならば、周囲温度Taの温度上昇に伴って光源部11の照度低下が生じているものと推定される。よって、この場合には、理論照度Pからのズレを読む(ステップS9)。次に、この読み出したズレが、理論照度Pに対して80%以上のズレ量であるか否かを判断する(ステップS10)。この判断がYESであって、ズレ量が80%以上であるならば、光源部11の実際の照度は理論照度Pよりも大幅に低下している。よって、光源部11は、内部温度の上昇に伴う熱影響により照度が大幅に低下しているものと推定される。また、この内部温度の上昇に伴う熱影響は、エアフィルタ5に目詰まりが生じていることが原因であると断定することができる。よって、表示部16にてエアフィルタ5の交換を促す交換警告表示を行う(ステップS11)。
【選択図】図2
【解決手段】検出照度が理論照度P未満であるならば、周囲温度Taの温度上昇に伴って光源部11の照度低下が生じているものと推定される。よって、この場合には、理論照度Pからのズレを読む(ステップS9)。次に、この読み出したズレが、理論照度Pに対して80%以上のズレ量であるか否かを判断する(ステップS10)。この判断がYESであって、ズレ量が80%以上であるならば、光源部11の実際の照度は理論照度Pよりも大幅に低下している。よって、光源部11は、内部温度の上昇に伴う熱影響により照度が大幅に低下しているものと推定される。また、この内部温度の上昇に伴う熱影響は、エアフィルタ5に目詰まりが生じていることが原因であると断定することができる。よって、表示部16にてエアフィルタ5の交換を促す交換警告表示を行う(ステップS11)。
【選択図】図2
Description
本発明は、筐体に設けられた吸気口にエアフィルタが配置されたプロジェクタ、このプロジェクタに用いるエアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法に関するものである。
従来より、半導体レーザ等を光源とするプロジェクタにおいては、筐体に吸気口を設け、この吸気口からファンによって内部に外気を導入し、筐体内の温度上昇を抑制するようにしている。このとき、外気中の塵や埃が内部に導入されて、光源に付着して照度が低下したり、回路に付着して故障や誤動作が発生することを防止すべく、吸気口にはエアフィルタが装着されている。
したがって、使用時間の経過に伴ってエアフィルタには、外気中の塵や埃が目詰まりし、筐体内部への導入空気量が減少し、筐体内の温度上昇を抑制機能が低下してしまう。このような目詰まりをユーザに報知して、筐体内の温度上昇を抑制機能の低下を未然に防止するために、筐体内の温度を検出する温度センサを設け、筐体内の温度が閾値以上上昇した場合には、エアフィルタに目詰まりが発生したもの判定する技術が提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
しかしながら、プロジェクタにおける筐体内部の温度上昇の原因は、エアフィルタの目詰まりに限るものではく、光源部等の熱源やその他の外乱要素が複雑に作用する。したがって、筐体内の温度変化を温度センサで検出しても、その検出結果がエアフィルタの目詰を示すものであるか否かは定かではない。よって、温度センサで検出した筐体内の温度に基づきエアフィルタの目詰判定を行っても、精度の良い判定結果を得ることはできない。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、精度よくエアフィルタの目詰まり判定を行うことのできるプロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明に係るプロジェクタは、筐体と、前記筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、前記光源の照度を検出する照度検出部と、前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づいて前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする。
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るエアフィルタ交換制御プログラムは、筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、前記光源の照度を検出する照度検出部と、前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、を備えるプロジェクタが有するコンピュータを、前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係るエアフィルタ交換検知方法は、筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、を備えるプロジェクタにおけるエアフィルタ交換検知方法であって、前記光源の照度を検出する照度検出ステップと、前記筐体内部の温度を検出する温度検出ステップと、前記照度検出ステップにより検出された前記光源の照度と、前記温度検出ステップにより検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタが有する吸気口に配置されたエアフィルタの目詰まり状態を精度よく判定することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプロジェクタ1の概略構成を示すブロック構成図である。このプロジェクタ1は、筐体2を有しており、筐体2の一端部側には通気用開口部3が開成され、他端部側には投射用開口部4が開口されている。通気用開口部3には、エアフィルタ5が交換可能に装着され、投射用開口部4には、投射レンズ18が固着されている。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプロジェクタ1の概略構成を示すブロック構成図である。このプロジェクタ1は、筐体2を有しており、筐体2の一端部側には通気用開口部3が開成され、他端部側には投射用開口部4が開口されている。通気用開口部3には、エアフィルタ5が交換可能に装着され、投射用開口部4には、投射レンズ18が固着されている。
前記エアフィルタ5の近傍には冷却ファン10が配置され、この冷却ファン10の下流段にRGB各色光を生成する光源部11が設けられている。光源部11は、例えば半導体レーザであって、光源部11自体、あるいは筐体2内部の温度を検出するサーミスタ12が付設されている。つまり、サーミスタ12は、光源部11に接触して当該光源部11の温度を検出する構成であってもよいし、光源部11に接触することなく、筐体2の内部空間の温度を検出する構成であってもよい。そして、本明細書においては、サーミスタ12により検出される光源部11の温度又は筐体2の内部空間の温度を総称して内部温度と呼ぶこととする。
更に、このプロジェクタ1には、制御部6、映像信号入力部7、映像信号処理部8、映像生成部9が設けられているとともに、時計部13、記憶部14、操作部15、表示部16及び照度センサ17が設けられている。映像信号入力部7から入力された各種規格の画像信号(画像データ)は、映像信号処理部8で表示に適した所定フォーマットの画像信号に統一するように変換された後、映像生成部9に送られる。映像生成部9は、送られてきた画像信号をビデオRAMに展開記憶させた上で、このビデオRAMの記憶内容からビデオ信号を生成して投射レンズ18に出力することにより、投射レンズ18を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。
制御部6は、プロジェクタ1内における各回路の動作を制御するものであって、CPU及びその周辺回路、ROM、RAM等の記憶部14で構成されている。記憶部14には、各種セッティング等のプログラム、後述するフローチャートにより示すプログラムやデータ等が予め記憶されており、ワークメモリ等としても使用される。
時計部13は、所定周波数のクロック信号を生成する回路であって、制御部6はこのクロック信号に基づき、光源部11の使用時間を計時することができる。操作部15は、各種キーを備えその操作信号は制御部6に送出される。表示部16は、筐体2の外部に配置されたインジケータ等により構成されている。
照度センサ17は、光源部11の照度を直接的又は間接的に検出して制御部6に供給する。すなわち、照度センサ17が検出する照度は、光源部11の表面、直近等の直接的な照度であってもよいし、光源部11から所定距離だけ離れた位置の間接的な照度、図示のように映像生成部9と投射レンズ18間の照度等のいずれであってもよい。
図2は、本実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。制御部6は、記憶部14に記憶されているプログラムに従って、このフローチャートに示すように処理を実行する。すなわち、制御部6は照度センサ17の状態を常時監視し、照度センサ17が所定以上の照度を検出したか否かを判断する(ステップS1)。照度センサ17が所定以上の照度を検出したならば、光源部11が点灯動作しているものと見なしてその使用時間tをカウントアップする(ステップS2)。したがって、「t」の値は当該プロジェクタ1が有する光源部11の現時点までの使用時間を示す。
次に、照度センサ17が検出した照度が照度Aを超える値であるか否かを判断する(ステップS3)。ここで、照度Aは、光源部11が取り得るオン状態における最低レベルの明るさである。そして、検出した照度が最低レベル照度Aを超えない値であるならば、光源部11が適切に固定されていない旨を報知すべく、表示部16に「光源部取り外し防止のエラー」表示を行う(ステップS4)。しかる後に、STOP処理に進んで、使用時間tの計時を停止させる。
他方、検出した照度が最低レベル照度Aを超える場合には、サーミスタ12が検出している内部温度Taを読み込む(ステップS5)。そして、この読み込んだ内部温度Taが所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS6)。このステップS6での判断がNOであって、読み込んだ内部温度Taが所定の閾値未満であるならば、筐体2の内部や光源部11自体は正常な温度状態であるとすることができ、エアフィルタ5に目詰まりは生じていないと推定することができる。よって、そのまま継続運転を実行する(ステップS14)。
しかし、ステップS6の判断がYESであって、読み込んだ内部温度Taが所定の閾値以上であるならば、内部温度Taが高く、エアフィルタ5に目詰まりが生じている可能性がある。したがって、エアフィルタ5に目詰まりが生じているか否かを判定するために、光源を流れる動作電流IFを読み込んだ後、ステップS5で読み込んだ内部温度Taを元に光出力である理論照度Pを計算する(ステップS7)。
理論照度Pを求める式を以下に示す。
P=P0×exp(−βt)・・・・・・(1)
P0:初期の光出力
β:劣化率
t:動作時間
P=P0×exp(−βt)・・・・・・(1)
P0:初期の光出力
β:劣化率
t:動作時間
(1)式中の劣化率βは、以下のようにして求める。
β=β0×IF×exp(−Ea/kTj)・・・・・・(2)
β0:劣化定数(素子固有)
IF:動作電流I(A)
Ea:活性化エネルギー(eV)
k:ボルツマン定数(8.62×10−5)(eV/K)
Tj:発光層の温度
β=β0×IF×exp(−Ea/kTj)・・・・・・(2)
β0:劣化定数(素子固有)
IF:動作電流I(A)
Ea:活性化エネルギー(eV)
k:ボルツマン定数(8.62×10−5)(eV/K)
Tj:発光層の温度
(2)式中の発光層の温度Tjは、以下のようにして求める。
Tj=(Rth×IF×VF)+Ta・・・・・・(3)
Rth:熱抵抗(℃/W)
VF:順電圧(V)
Ta:周囲温度(K)
Tj=(Rth×IF×VF)+Ta・・・・・・(3)
Rth:熱抵抗(℃/W)
VF:順電圧(V)
Ta:周囲温度(K)
引き続き、前記ステップS1で検出した検出照度が理論照度P以上であるか否かを判断する(ステップS8)。検出照度≧理論照度Pであるならば、周囲温度Taの温度上昇に伴う光源部11の照度低下は生じておらず、エアフィルタ5には交換をすべきほどの目詰まりは生じていないものと推定される。よって、そのまま継続運転を実行する(ステップS14)。
しかし、検出照度が理論照度P未満であるならば、周囲温度Taの温度上昇に伴って光源部11の照度低下が生じているものと推定される。よって、この場合には、理論照度Pからのズレを読む(ステップS9)。つまり、理論照度Pと検出照度とのズレを読む。
次に、この読み出したズレが、理論照度Pに対して80%以上のズレ量であるか否かを判断する(ステップS10)。この判断がYESであって、ズレ量が80%以上であるならば、光源部11の実際の照度は理論照度Pよりも大幅に低下している。よって、光源部11は、内部温度の上昇に伴う熱影響により照度が大幅に低下しているものと推定される。また、この内部温度の上昇に伴う熱影響は、エアフィルタ5に目詰まりが生じていることが原因であると断定することができる。よって、表示部16にてエアフィルタ5の交換を促す交換警告表示を行うとともに(ステップS11)、STOP処理に移行して運転を停止させるとともに使用時間tの計時を停止する。
したがって、運転停止により筐体2の内部がそれ以上の異常な高温状態となることを未然に防止して、異常高温による回路等の損壊を未然に防止することができる。また、適切な時点でのエアフィルタ5の交換が促され、エアフィルタ5の目詰まりに起因する温度上昇を防止して、プロジェクタ1の適正温度管理が可能となる。
また、ステップS10での判断がNOであって、80%以上のズレがない場合には、読み出したズレが、理論照度Pに対して60%以上のズレがあるか否かを判断する(ステップS12)。60%以上のズレがある場合には、表示部16にてエアフィルタ5の交換を予告する交換予告表示を行うが(ステップS13)、運転はそのまま継続する(ステップS14)。したがって、ユーザは交換予告表示によりエアフィルタ5の交換すべきことを認識しつつ、支障なく投影を継続することができ、投影終了後において適切にエアフィルタ5の交換を行うことができる。
このように、本実施の形態にかかるプロジェクタ1にあっては、内部温度の上昇のみによりエアフィルタ5の目詰まりを判定することなく、その時の理論照度に対する実際の照度の変化度合いを加味して判定を行う。したがって、温度上昇がエアフィルタ5の目詰まりに起因するものであるか否かを適正に判定することができる。
また、実施の形態においては、ズレが80%以上と60%以上のいずれであるかにより、交換警告と交換予告とを選択的に行うようにしたことから、目詰まり度合いに応じた適切な報知を行うことができる。
なお、実施の形態におけるズレのパーセンテージ(80%、60%)は一例であって他の値でもよい。また、実施の形態においは報知を表示部16での表示により行うようにしたが、スピーカ等の放音部により行うようにしてもよい。
更に、実施の形態では、ステップS6で先に温度をチェックし、温度が閾値以上であった場合に、照度を用いて判断(ステップS10、S12)を行うようにした。しかし、これとは逆に、照度を用いて判断(ステップS10、S12)を先に実行し、各判断がYESであった場合に温度チェック(ステップS6)の判断を行うようにしてもよい。
このようにした場合であっても、内部温度の上昇のみによりエアフィルタ5の目詰まりを判定することなく、その時の理論照度に対する実際の照度の変化度合いを加味して判定が行われる。よって、温度上昇がエアフィルタ5の目詰まりに起因するものであるか否かを適正に判定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
筐体と、
前記筐体内部に配置された光源と、
前記筐体に設けられた吸気部と、
前記吸気部に配置されたエアフィルタと、
前記光源の照度を検出する照度検出部と、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づいて前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。
筐体と、
前記筐体内部に配置された光源と、
前記筐体に設けられた吸気部と、
前記吸気部に配置されたエアフィルタと、
前記光源の照度を検出する照度検出部と、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づいて前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。
[請求項2]
前記判定部による判定結果を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
前記判定部による判定結果を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
[請求項3]
前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が閾値以上であった場合に、前記照度検出部によって検出された照度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が閾値以上であった場合に、前記照度検出部によって検出された照度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
[請求項4]
前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が所定温度以上、且つ、前記照度検出部によって検出された照度が所定照度以下であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が所定温度以上、且つ、前記照度検出部によって検出された照度が所定照度以下であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
[請求項5]
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が閾値以下であった場合に、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が閾値以下であった場合に、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
[請求項6]
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が所定の照度以下、且つ、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度が所定の温度以上であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項5記載のプロジェクタ。
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が所定の照度以下、且つ、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度が所定の温度以上であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項5記載のプロジェクタ。
[請求項7]
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度と理論上得られる理論照度との差に基づき前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項1から6にいずれか記載のプロジェクタ。
前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度と理論上得られる理論照度との差に基づき前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項1から6にいずれか記載のプロジェクタ。
[請求項8]
前記理論照度を記憶した記憶部を備え、
前記判断部は、前記記憶部から前記理論照度を読み出して、前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項7記載のプロジェクタ。
前記理論照度を記憶した記憶部を備え、
前記判断部は、前記記憶部から前記理論照度を読み出して、前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項7記載のプロジェクタ。
[請求項9]
筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、前記光源の照度を検出する照度検出部と、前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、を備えるプロジェクタが有するコンピュータを、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部として機能させることを特徴とするエアフィルタ交換制御プログラム。
筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、前記光源の照度を検出する照度検出部と、前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、を備えるプロジェクタが有するコンピュータを、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部として機能させることを特徴とするエアフィルタ交換制御プログラム。
[請求項10]
筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、を備えるプロジェクタにおけるエアフィルタ交換検知方法であって、
前記光源の照度を検出する照度検出ステップと、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出ステップと、
前記照度検出ステップにより検出された前記光源の照度と、前記温度検出ステップにより検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とするエアフィルタ交換検知方法。
筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、を備えるプロジェクタにおけるエアフィルタ交換検知方法であって、
前記光源の照度を検出する照度検出ステップと、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出ステップと、
前記照度検出ステップにより検出された前記光源の照度と、前記温度検出ステップにより検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とするエアフィルタ交換検知方法。
1 プロジェクタ
2 筐体
3 通気用開口部
4 投射用開口部
5 エアフィルタ
6 制御部
7 映像信号入力部
8 映像信号処理部
9 映像生成部
10 冷却ファン
11 光源部
12 サーミスタ
13 時計部
14 記憶部
15 操作部
16 表示部
17 照度センサ
18 投射レンズ
141 理論照度テーブル
2 筐体
3 通気用開口部
4 投射用開口部
5 エアフィルタ
6 制御部
7 映像信号入力部
8 映像信号処理部
9 映像生成部
10 冷却ファン
11 光源部
12 サーミスタ
13 時計部
14 記憶部
15 操作部
16 表示部
17 照度センサ
18 投射レンズ
141 理論照度テーブル
Claims (10)
- 筐体と、
前記筐体内部に配置された光源と、
前記筐体に設けられた吸気部と、
前記吸気部に配置されたエアフィルタと、
前記光源の照度を検出する照度検出部と、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づいて前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 前記判定部による判定結果を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
- 前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が閾値以上であった場合に、前記照度検出部によって検出された照度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
- 前記判定部は、前記温度検出部により検出された温度が所定温度以上、且つ、前記照度検出部によって検出された照度が所定照度以下であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
- 前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が閾値以下であった場合に、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
- 前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度が所定の照度以下、且つ、前記温度検出部により検出された筐体内部の温度が所定の温度以上であった場合に、前記エアフィルタに目詰まりがあるものと判定することを特徴とする請求項5記載のプロジェクタ。
- 前記判定部は、前記照度検出部によって検出された照度と理論上得られる理論照度との差に基づき前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項1から6にいずれか記載のプロジェクタ。
- 前記理論照度を記憶した記憶部を備え、
前記判断部は、前記記憶部から前記理論照度を読み出して、前記エアフィルタの目詰まりの有無を判定することを特徴とする請求項7記載のプロジェクタ。 - 筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、前記光源の照度を検出する照度検出部と、前記筐体内部の温度を検出する温度検出部と、を備えるプロジェクタが有するコンピュータを、
前記照度検出部により検出された前記光源の照度と、前記温度検出部により検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定部として機能させることを特徴とするエアフィルタ交換制御プログラム。 - 筐体内部に配置された光源と、前記筐体に設けられた吸気部と、前記吸気部に配置されたエアフィルタと、を備えるプロジェクタにおけるエアフィルタ交換検知方法であって、
前記光源の照度を検出する照度検出ステップと、
前記筐体内部の温度を検出する温度検出ステップと、
前記照度検出ステップにより検出された前記光源の照度と、前記温度検出ステップにより検出された温度と、の関係に基づき、前記エアフィルタの目詰まり状態を判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とするエアフィルタ交換検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013191491A JP2015059954A (ja) | 2013-09-17 | 2013-09-17 | プロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013191491A JP2015059954A (ja) | 2013-09-17 | 2013-09-17 | プロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法 |
Publications (1)
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