JP2015056841A - 通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の手動操作も必要とせずに、迷惑電話対策を行うことが可能な通信システム等を提供する。【解決手段】通信システムは、ホームゲートウェイ20に接続している通信端末10と、前記通信端末10に着信があったときに発信元の電話番号が迷惑電話であるか否かをサーバ30に問い合わせ、その問い合わせ結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末10に通知する前記ホームゲートウェイ20と、迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリスト記録部32と、前記ホームゲートウェイ20からの問い合わせに応じて、前記発信元の電話番号が前記ブラックリスト記録部32に登録されているか否かの判断結果を前記ホームゲートウェイ20に通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記ブラックリスト記録部32に電話番号を追加登録、または登録された電話番号を削除する前記サーバ30とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
迷惑電話による犯罪は、最も身近で、いつ被害に遭うかわからない犯罪である。近年は、振り込め詐欺などの多大な金銭的損害を与える悪質なものもあり、各所で注意の呼び掛けが行われ、また、対策製品などが出ている。
一般的な迷惑電話対策方法について、図13を参照して説明する。
図13は、迷惑電話対策が行われた通信システムの構成を例示するブロック図である。
通信システムは、サーバ100と、端末101、111と、電話102、112、121とからなる。
サーバ100は、端末101および111、電話121と同じネットワーク501上にあり、通信可能に接続されている。サーバ100は、迷惑電話の発信元として特定されている電話番号のリスト(電話番号リスト)を保持している。
端末101、111は、迷惑電話対策の機能を実現する専用の端末である。
電話102は、端末101に接続している。同様に、電話112は、端末111に接続している。
端末101、111は、サーバ100から、迷惑電話の電話番号リストを受信する。
受信した電話番号リストに含まれる電話番号から着信した場合、端末101、111は、その端末101、111に表示されるライトの色で利用者に注意を喚起している。
また、電話102に、電話102の利用者が迷惑電話であると判断する電話121から着信があったとする。その場合、利用者は、端末101のボタンを押す。これにより、サーバ100は、着信した電話番号(電話121の電話番号)を、自装置に登録している迷惑電話の電話番号リストに追加する。
このように専用端末を用いて、迷惑電話対策を行う技術としては、例えば以下の文献がある。
特許文献1では、迷惑電話対応装置に迷惑電話の条件を定義し、この条件に該当する着信履歴情報を検索し、該当する発信者からの着信を拒否する技術が開示されている。
なお、本願の出願前に存在する背景技術としては、以下の文献がある。
特許文献2では、通信端末から登録するように要求された電話番号リストをサーバにおいて作成して通信端末に提供し、通信端末ではそのリストにある番号に電話をかけないようにする技術が開示されている。
特許文献3では、ネットワーク事業者間で迷惑電話情報を共有するために情報を送受信する際、その情報をハッシュ化する技術が開示されている。
特開2012−70246号公報 特開2004−208030号公報 再特WO2010/125777号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている技術を用いても、迷惑電話対策の専用端末を使用しないで、利用者の手動操作を必要とせずに迷惑電話番号リストを作成し、迷惑電話対策を行うことはできない。
そこで、本発明は、迷惑電話対策の専用端末を使用しないで、利用者の手動操作も必要とせずに、迷惑電話対策を行うことが可能な通信システム等の提供を主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る通信システムは、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る通信システムは、
ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末と、
前記通信端末に着信があったときに発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせ結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知する第1の制御手段を備える前記ホームゲートウェイと、
迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリスト記録部と、前記ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、前記発信元の電話番号が前記ブラックリスト記録部に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記ブラックリスト記録部に電話番号を追加登録または前記ブラックリスト記録部に登録された電話番号を削除する第2の制御手段を備える前記サーバとを備える
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る通信方法は、
ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末に着信があったときに、前記ホームゲートウェイが、発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせた結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知を行い、
前記サーバが、前記ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリストが格納された記録装置を参照し、前記発信元の電話番号が前記記録装置に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記記録装置に電話番号を追加登録または前記記録装置に登録された電話番号を削除することを特徴とする。
また、同目的を達成するコンピュータ・プログラムは、
ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末に着信があったときに発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせ結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知する制御機能をコンピュータに実現させる
ことを特徴とする。
或いは、同目的を達成する他のコンピュータ・プログラムであって、
ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、発信元の電話番号が、迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリスト記録部に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記ブラックリスト記録部に電話番号を追加登録または前記ブラックリスト記録部に登録された電話番号を削除する制御機能をコンピュータに実現させることを特徴とする。
更に、同目的は、上記コンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、迷惑電話対策の専用端末を使用しないで、利用者の手動操作も必要とせずに、迷惑電話対策を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムのHGWの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムのサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWに接続された電話に着信したときの動作概要を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWの電話着信があったときの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るホワイトリスト編集操作時の音声ガイダンス再生イメージを説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る問い合わせログ記録部を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る単位時間当たりの問合せ回数を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係るブラックリストを説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWに接続された電話に着信したときの動作概要を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る通知方法を説明する図である。 迷惑電話対策が行われた通信システムの構成を例示するブロック図である。 本発明の第1、第2および第3の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムは、通信端末10と、ホームゲートウェイ(以下、HGWともいう)20と、サーバ30とを有する。
通信端末10は、ホームゲートウェイ20と通信可能に接続されている。
ホームゲートウェイ20と、サーバ30は、インターネット接続等のネットワーク50で通信可能に接続されている。
ホームゲートウェイ20は、制御部21と、ホワイトリスト記録部22とを含む。
ホワイトリスト記録部22は、通信端末10に着信した際に応答する電話番号(即ち、利用者が応答しても問題ない電話番号)が記録されている。
制御部21は、通信端末10に着信した電話番号について、サーバ30に照会する。
また、制御部21は、ホワイトリスト記録部22に記録する電話番号の追加および削除を行う。
サーバ30は、制御部31と、ブラックリスト記録部32と、ログ記録部33とを含む。
ブラックリスト記録部32は、通信端末10に着信した際に応答したくない電話番号を表す情報が記録されている。
制御部31は、ホームゲートウェイ20から照会された電話番号がブラックリスト記録部21に記録されているか判断する。制御部31は、判断した結果を、制御部21に通知する。
また、制御部31は、照会を受けたことをログ記録部33に保存する。ログ記録部33に保存したログがあらかじめ決めておいた条件を満たした場合に、制御部31は、その電話番号を、ブラックリスト記録部21に追加する。
なお、上述した本実施形態において、ブラックリスト記録部32に記録した内容の更新を行う必要がなければ、ログ記録部33はなくてもよい。
また、上述した本実施形態において、利用者が応答しても問題ない電話番号を記録する必要がなければ、ホワイトリスト記録部22はなくてもよい。
以上、説明したように、第1の実施形態には、迷惑電話対策の専用端末を使用しないで、利用者の手動操作も必要とせずに、迷惑電話対策を行うことができるという効果がある。その理由は、本実施形態に係る通信システムは、サーバ30で統計的に迷惑電話である可能性がある電話(以下、迷惑嫌疑電話ともいう)を判断することにより、利用者の手を介することなく迷惑嫌疑電話の判断が可能であるからである。
また、本実施形態によれば、ホームゲートウェイ20とサーバ30との間の通信のみでブラックリストの管理と利用者への注意喚起を実現することができるので、利用者が自由に変更できない電話交換機の設定変更や迷惑電話対策の専用端末の導入は必要ない。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態に係る通信システムを基本とする第2の実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の通信システムは、サーバ200と、HGW201、211、221と、電話202、212、222と、電話231とからなる。
サーバ200は、HGW201、211および221、電話231と同じネットワーク502に接続されている。
HGW201、211、221は、インターネット接続等のネットワークと、家庭内のパソコンやディジタル家電,電話機などの端末の間に設置し、情報の送受信を行う機器である。
電話202は、HGW201に、電話212は、HGW211に、電話222は、HGW221に、それぞれ通信可能に接続している。
サーバ200は、事前にネットワーク上にあるすべてのHGW(201、211、221)からの電話情報を取得している。その情報を統計的に判断し、迷惑電話である可能性がある電話番号(以下、迷惑嫌疑電話ともいう)をリストアップしてブラックリストを作成する。
HGW201に接続されている電話202に対して電話231から着信があった場合、HGW201は、その電話231が迷惑嫌疑電話であるか否かを確認するために、その電話情報をサーバ200に送信して問い合わせる。
サーバ200は、HGW201から照会された電話231の電話番号がブラックリストに含まれるか否かを確認して、その結果をHGW201に返信する。
HGW201は、サーバ200からの返信をもとに、電話231が迷惑嫌疑電話かどうかを判定する。迷惑嫌疑電話であった場合には、HGW201は、利用者が受話器を上げた(即ち、電話202にて通話を行うための操作をした)際、音声ガイダンスにより注意を促す。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムのHGWの構成を示すブロック図である。
HGW(201、211、221)は、図3に示すように、VoIP(Voice over Internet Protocol)制御部401と、接続制御部402と、ハッシュ生成部403と、サーバ通信制御部404と、問合せ履歴記録部405と、ガイダンス再生部406と、ホワイトリスト管理部407と、ホワイトリスト記録部408とを含む。
VoIP制御部401は、VoIPモジュールを制御する。HGW(201、211、221)は、VoIP制御部401を通して、ナンバーディスプレイ用の電話番号や名前情報などを得たり、電話の状態(オンフックあるいはオフフック)を検知したり、通話の接続パスを制御する。
接続制御部402は、着信があったとき、VoIP制御部401にある着信電話番号を表す情報を基に問合せ履歴記録部405を参照する。問合せ履歴記録部405に着信電話番号を表す情報がない場合、接続制御部402は、ハッシュ生成部403を経由して、サーバ通信制御部404に着信電話番号のハッシュ値を送信する。
ハッシュ生成部403は、接続制御部402から着信電話番号を受け取り、ハッシュ値の生成を行う。生成したハッシュ値はサーバ200に迷惑嫌疑電話か否か問い合わせる為に、サーバ通信制御部404に送信する。
サーバ通信制御部404は、着信電話番号を基に生成したハッシュ値をハッシュ生成部403から受け取り、ネットワーク上のサーバ200との通信を制御する。
サーバ通信制御部404は、サーバ200からネットワーク経由で、着信電話番号とブラックリストとの照合結果を表す情報を取得する。サーバ通信制御部404は、取得した情報を接続制御部402に送信する。
接続制御部402は、ブラックリストの照合結果を得て、利用者に対して注意喚起が必要な場合にガイダンス再生部406に、その旨を通知する。
ホワイトリスト記録部408は、利用者が迷惑電話の電話番号ではないと登録した電話番号をホワイトリストとして保存している。
ホワイトリスト管理部407は、HGW(201、211、221)に接続されている電話からホワイトリスト編集用の電話番号がダイアルされた旨の通知を、VoIP制御部401から受け取る。受け取った後、ホワイトリスト管理部407は、ガイダンス再生部406とVoIP制御部401を制御し、音声ガイダンスとプッシュ信号によるホワイトリストを編集する機能を提供する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムのサーバの構成を示すブロック図である。
サーバ200は、図4に示すように、ブラックリスト照合部301と、ブラックリスト追加判定部302と、ブラックリスト削除判定部303と、ブラックリスト記録部304と、問い合わせログ記録部305とを含む。
ブラックリスト記録部304は、迷惑電話である可能性がある電話番号をブラックリストとして保存している。
ブラックリスト照合部301は、HGW(201、211、221)からネットワーク経由で受信したハッシュ値を取得する。ブラックリスト照合部301は、ブラックリスト記録部304からブラックリストを読み出し、取得したハッシュ値と照合して結果をHGW(201、211、221)に返信する。
また、ブラックリスト照合部301は、問い合わせがあったハッシュ値を問い合わせの時間と共に、問い合わせログ記録部305に保存する。
ブラックリスト追加判定部302は、ハッシュ値毎に過去一定期間内に問合せがあった回数をカウントする。ブラックリスト追加判定部302は、その回数があらかじめ定めた閾値を超えた場合に、そのハッシュ値をブラックリスト記録部304に保存しているブラックリストに追加する。追加するときは、ブラックリスト追加判定部302は、追加した時点の時刻を更新時刻として、ハッシュ値と関連づけてブラックリストに記録する。また、すでにハッシュ値がブラックリストに登録されていた場合は、ブラックリスト追加判定部302は、そのハッシュ値に関連付けされている更新時刻をブラックリストの更新時刻に書き換える(更新する)。
ブラックリスト削除判定部303では、ブラックリスト記録部304に保存しているブラックリストからハッシュ値毎にブラックリストの更新時刻を確認し、一定時間経過しているものは削除する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWに接続された電話に着信したときの動作概要を示すシーケンス図である。
図5を参照して、電話202に、電話231から着信したときの動作について説明する。
初めに、電話231は、電話202に電話をかけると、HGW201に着信する(ステップS11)。
HGW201は、あらかじめ設定しておいた期間内で、同じ番号(ここでは、電話231の電話番号)をサーバ200に迷惑嫌疑電話か否かを問い合わせた回数をカウントする頻度計算を行う(ステップS12)。
頻度計算(ステップS12)の結果、設定された期間内に一度も問い合わせをしていない場合には、HGW201は、着信電話番号を基にハッシュ値を計算する(ステップS13)。HGW201は、求めたハッシュ値をサーバ200に送信して、その電話が迷惑嫌疑電話かどうか問合せを行う(ステップS14)。
サーバ200は、迷惑嫌疑電話問合せ(ステップS14)のために送信されたハッシュ値をブラックリストと照合する(ステップS15)。サーバ200は、照合した結果をHGW201に返信する(ステップS16)。送信するデータとして、電話番号そのものではなくハッシュ値を使うのは、HGW201自らが、個人情報を外部に送出するのを防ぐためである。
頻度計算(ステップS12)の結果、設定された期間内にすでに問い合わせを行っていた場合、HGW201は、問合せ履歴記録部405からブラックリスト照合結果を取得する。取得した照合結果を用いることにより、HGW201は、サーバ200への問い合わせを行わない。これにより、特定の電話に頻繁に電話を掛けている電話番号がブラックリストに登録されてしまう誤動作を防ぐことができる。
HGW201は、相手の電話番号とブラックリストとの照合結果を得た後、HGW201がもつ利用者が設定する注意喚起をしなくてよい電話番号が登録されているリスト(以後、ホワイトリストという)と照合(ステップS17)を行い、電話202を呼び出す(ステップS18)。
HGW201が、電話202でのオフフック(ステップS19)を検知するとブラックリストに一致かつ、ホワイトリストに不一致であった場合には、電話231に接続せずに、一旦電話202の電話202とHGW201で通話のパスを繋いで自動音声で注意喚起(ステップS20)を行う。その後、電話202と、電話231の通話パスを繋ぐ(ステップS21)。
ホワイトリストの設定は、通話終了後に行う。その手順は、電話202からHGW201に設定されるホワイトリスト編集用の電話番号にダイアル(ステップS22)すると、ガイダンスが再生(ステップS23)され、利用者がガイダンスに従ってプッシュ信号(ステップS24)で設定の分岐選択を行うことで実現する。
ブラックリスト508は、例えば統計的手法を用いてHGW201からの迷惑嫌疑電話問合せ(507)履歴を基に生成する。この処理は、例えばサーバ200で一定周期毎に行われる。
次に、電話231から電話202宛ての着信時におけるHGW201の動作を図6を参照して説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWの電話着信があったときの処理を示すフローチャートである。
初めに、電話231から電話202宛ての着信を受けて、HGW201は、電話231の電話番号で単位時間内に行った迷惑嫌疑電話問合せ回数を確認する(ステップS31)。
単位時間内に一度も迷惑嫌疑電話問合せを行っていなかった場合(ステップS31で「Yes」)、HGW201は、電話231の電話番号を基にハッシュ値を生成する(ステップS32)。HGW201は、生成したハッシュ値を基に、サーバ200へ迷惑嫌疑電話問い合わせを行い(ステップS33)、ブラックリストとの照合結果を得る。このとき、サーバ200との通信は、例えば、SSL(Secure Sockets Layer)のようなセキュアな通信で行うほうがよい。HGW201は、得られた照合結果を、HGW201内の問い合わせ履歴記録部405に追加保存する。
単位時間内に問合せを行っていた場合は(ステップS31で「No」)、HGW201は、サーバ200への問合せを改めて行うことはしない。HGW201は、問い合わせ履歴記録部405からブラックリスト照合結果を取得する(ステップS34)。HGW201は、単位時間にサーバ200に通信する回数を制限する。これにより、本実施形態では、特定電話からの頻繁な電話がブラックリストに登録される誤動作を防ぐことができる。また、HGW201とサーバ200との間の通信量も抑えることができる。
着信電話番号(電話231の電話番号)がブラックリストに含まれ(ステップS35で「Yes」)、さらにホワイトリストに含まれない(ステップS38で「No」)場合、HGW201は、電話202を呼び出す(ステップS39)。それから、HGW201は、オフフック検知(ステップS40)後、一旦電話202側の通話パスをHGW201で終端(ステップS41)する。HGW201は、迷惑嫌疑電話である旨を電話202の利用者へ自動音声で注意喚起(ステップS42)した後で、相手の電話231と通話パスを繋ぐ(ステップS43)。
また、着信電話番号がブラックリストに含まれない(ステップS35で「No」)、または、ホワイトリストに含まれる(ステップS38で「Yes」)場合、HGW201は、電話202を呼び出し(ステップS36)、オフフック検知(ステップS37)後、電話202と電話231との通話パスを繋ぐ(ステップS43)。
次に、HGW(201、211、221)に保存されたホワイトリストを編集する処理について説明する。
電話を用いたホワイトリスト編集は、利用者が音声ガイダンスに従って、電話機にてプッシュ信号を押すことで、メニューを選択する。利用者は、ホワイトリストへの番号の追加と削除をすることが可能である。利用者は、電話番号の追加時に、その電話番号を、HGW(201、211、221)で記録する着信履歴から選択する方法と、任意の電話番号を入力する方法が選択できる。一方、ホワイトリストから電話番号を削除する場合は、利用者は、HGW(201、211、221)が保存するホワイトリストに登録されている電話番号を登録順に選んで削除する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るホワイトリスト編集操作時の音声ガイダンス再生イメージを説明する図である。
初めに、利用者がホワイトリストを編集用の電話番号に電話をかけると、最初の音声ガイダンス701が流れる。
例えば最後から2番目に着信のあった電話番号をホワイトリストに登録する場合、利用者は、最初の音声ガイダンス701に従って、電話機のボタン<1>を押す。次に、任意の番号を登録するか、または、着信履歴から番号を選択して登録するかを問う登録方法選択の音声ガイダンス702が流れるので、利用者は、電話機のボタン<1>を押す。すると、HGW(201、211、221)に残っている着信履歴を<2>を押すたびに降順に選択して読み上げてくれる登録確認の音声ガイダンス703が流れるので、利用者は、一度<2>を押した後に、<1>を押すことにより、最後から2番目に着信のあった電話番号をホワイトリストに追加することができる。このとき、登録完了の音声ガイダンス704が流れる。
利用者が任意の電話番号を登録したいときには、利用者は、登録方法選択の音声ガイダンス702が流れたときに、<2>を押す。それにより、番号入力促進の音声ガイダンス705が流れる。利用者は、登録したい番号を入力すれば、その番号を登録することができる。このとき、登録完了の音声ガイダンス704が流れる。
また、ホワイトリストに3番目に登録してある電話番号を削除する場合、利用者は、最初の音声ガイダンス701に従って<2>を押す。次に、<2>を押すたびにホワイトリストに登録された電話番号を順に選択して読み上げてくれる削除確認の音声ガイダンス706が流れるので、利用者は、二回<2>を押した後に、<1>を押すことにより、ホワイトリストに3番目に登録してある電話番号を削除することができる。このとき、削除完了の音声ガイダンス707が流れる。
次に、図8乃至図10を参照して、サーバ200におけるブラックリストを更新する動作について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る問い合わせログ記録部を説明する図である。問い合わせログ記録部305は、問い合わせ時間とハッシュ値とを含む。すなわち、問い合わせ時間とハッシュ値とは、問い合わせログ記録部305において、図8に概念的に示すテーブルの如く関連付けされていることとする。
サーバ200は、HGW(201、211、221)から受信したハッシュ値と、問い合せの時間とをログとして、問い合わせログ記録部305に、記録する。
サーバ200は、あらかじめ定めた一定時間ごとに、そのログを基に単位時間当たりの問合せ回数を図9に示すように求める。図9は、本発明の第2の実施形態に係る単位時間当たりの問合せ回数を説明する図である。単位時間当たりの問合せ回数は、ハッシュ値と、Counts(カウント)とを含む。すなわち、ハッシュ値と、Counts(カウント)とは、単位時間当たりの問合せ回数において、図9に概念的に示すテーブルの如く関連付けされていることとする。サーバ200は、問い合わせログ記録部305から単位時間内のログを抜粋し、ハッシュ値ごとに、問い合わせがあった回数を数えて、カウントとして、求めている。
次に、サーバ200は、求めたカウントのうちで、単位時間当たりの問合せ回数の閾値を超えたハッシュ値を、ブラックリストに登録する。図10は、本発明の第2の実施形態に係るブラックリストを説明する図である。ブラックリストは、ハッシュ値と、更新日時とを含む。更新日時は、カウントが閾値を超えた最新の日時である。サーバ200は、ブラックリストに、更新日時と、単位時間あたりの問合せ回数でカウントが閾値を超えたハッシュ値とを関連付けて記録する。
ブラックリストにハッシュ値が登録される期間には有効期限を設ける。例えば、あらかじめ定めた期間以上前の更新日時であるハッシュ値については、サーバ200は、ブラックリストから削除する。これにより、例えば、ある電話番号が一旦ブラックリストに登録されても、その電話番号の利用者が変わった場合などに、ブラックリストに継続してその電話番号が登録されていることを防ぐことが可能になる。
以上、説明したように、第2の実施形態には、迷惑電話対策の専用端末を使用しないで、利用者の手動操作も必要とせずに、迷惑電話対策を行うことができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、サーバ200で統計的に迷惑嫌疑電話を判断することにより、利用者の手を介することなく迷惑嫌疑電話の判断が可能である。
また、HGW(201、211、221)とサーバ200との間の通信のみでブラックリスト管理から利用者への注意喚起を実現するので、利用者が自由に変更できない電話交換機の設定変更や迷惑電話対策の専用端末の導入は必要ない。
<第3の実施形態>
次に上述した第2の実施形態に係る通信システムを基本とする第3の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、迷惑嫌疑電話について、受話器を取った時の音声ガイダンスにより、利用者へ注意喚起を行った。しかし、利用者への注意喚起の方法はこれに限定されない。 第3の実施形態として、HGWが、ナンバーディスプレイに使用する電話情報や名前情報の変更を行う方式を説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおいて、HGWに接続された電話に着信したときの動作概要を示すシーケンス図である。
HGW901(図示せず)に通信可能に接続された利用者の電話900(図示せず)に、電話902(図示せず)から着信があった場合を例に説明する。
HGW901が相手の電話902(図示せず)の電話番号をホワイトリストと照合する(ステップS57)ところまでは、第2の実施例形態と同じであるので、その後の動作について説明する。
電話902の電話番号がブラックリストにあって、かつ、ホワイトリストにない場合には、HGW901は、設定する電話番号や名前情報を変更する(ステップS58)。そして、HGW901は、利用者の電話900に変更後の電話番号や名前情報を通知(ステップS59)する。
電話番号や名前情報を通知(ステップS59)した後、HGW901は、利用者の電話900を呼び出す(ステップS61)。オフフック(ステップS62)検知後、HGW901は、電話900と電話902との通話パスを繋ぐ(ステップS63)。
電話900は、相手からの呼出し(ステップS60)がかかった際に、ナンバーディスプレイに、HGW901で書き換えられた情報が表示される。利用者は、電話機の機能で行われた電話番号や名前情報の表示または読み上げ(ステップS61)により、迷惑嫌疑電話に注意することが可能となる。
電話番号や名前情報の変更は、例えば、ホワイトリストの変更と同様に、HGW901に接続される電話900において変更ルール編集用の特別な電話番号に発信する操作を利用者が行うことによって実施する。
電話機の機能による利用者への迷惑嫌疑電話の通知は、HGW901での電話番号や名前情報の変更ルールを変えることにより、以下のような方法で行うことができる。図12は、本発明の第3の実施形態に係る通知方法を説明する図である。
ケース1は、HGW901が電話番号を変更(A01)する場合である。
電話番号の先頭にPrefixを付加する、または固定の電話番号に変更する。その電話番号を電話機で表示と読み上げの少なくともいずれかを行い、利用者は、迷惑嫌疑電話であることを認識することができる。
または、固定の電話番号に変更する場合、電話機のアドレス帳に予めその電話番号を登録しておくことで電話帳の登録名で表示と読み上げの少なくともいずれかを行うことが可能になる。
ケース2は、HGW901が名前情報を変更(A01)する場合である。
名前情報にPrefixを付加する、または固定の名前に変更する。
変更後の名前を電話機のディスプレイ表示と読み上げの少なくともいずれかの機能で利用者に通知が可能になる。電話番号を変更するよりも利用者側で迷惑嫌疑電話である判断が容易にできる。
ケース3は、非通知に変更(A03)する場合である。
電話機の非通知着信拒否機能により、着信時に呼出しを行わないようにするといった動作が可能になる。
以上、説明したように、第3の実施形態には、迷惑嫌疑電話を電話機のナンバーディスプレイ表示と読み上げの少なくともいずれかにより通知することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、HGW901において、迷惑嫌疑電話の電話番号や名前情報を変更するからである。
(ハードウェア構成)
上述した実施形態において図1、図3および図4に示した各部は、専用の装置によって実践してもよいが、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図14を参照して説明する。
図14は、本発明の第1、第2および第3の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。即ち、図14は、図1に示した通信システム、図3に示したHGW(201、211、221)、或いは、図4に示したサーバ200との全体または一部を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。当該HGWとサーバ200は、異なる情報処理装置9000によって実現する。
図14に示した情報処理装置9000は、CPU(Central Processing Unit)9001、ディスプレイ9002、通信インタフェース(I/F)9003、ROM(Read Only Memory)9004、RAM(Random Access Memory)9005、ハードディスク装置(HD)9006を備え、これらがバス9007を介して接続された構成を有する。ハードディスク装置(HD)9006には、プログラム群9006Aと、各種の記憶情報9006Bとが格納されている。プログラム群9006Aは、例えば、上述した図1、図3および図4に示した当該HGWまたはサーバ200の各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報9006Bは、例えば、図1に示したホワイトリスト記録部22、ブラックリスト記録部32、ログ記録部33等である。通信インタフェース9003は、ネットワーク9100を介して外部装置と通信を実現する一般的な通信手段である。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、その実施形態の説明において参照したブロック構成図、あるいは、フローチャートの機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU9001に読み出して、図14に示す情報処理装置9000のハードウェア資源を用いて実行することによって達成される。具体的には、HGW(201、211、221)を、情報処理装置9000によって実現する場合、情報処理装置9000は、図6に示すフローチャートに対応するコンピュータ・プログラムを実現すればよい。また、情報処理装置9000内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(9005)またはハードディスク装置9006等の不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線9100を介して外部からダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード或いは、そのコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
10 通信端末
20 ホームゲートウェイ
21 制御部
22 ホワイトリスト記録部
30 サーバ
31 制御部
32 ブラックリスト記録部
33 ログ記録部
50 ネットワーク
100 サーバ
101 端末
102 電話
111 端末
112 電話
121 電話
200 サーバ
201 HGW
202 電話
211 HGW
212 電話
221 HGW
222 電話
231 電話
301 ブラックリスト照合部
302 ブラックリスト追加判定部
303 ブラックリスト削除判定部
304 ブラックリスト記録部
305 問い合わせログ記録部
401 VoIP制御部
402 接続制御部
403 ハッシュ生成部
404 サーバ通信制御部
405 問い合わせ履歴記録部
406 ガイダンス再生部
407 ホワイトリスト管理部
408 ホワイトリスト記録部
501 ネットワーク
502 ネットワーク
701 最初の音声ガイダンス
702 登録方法選択の音声ガイダンス
703 登録確認の音声ガイダンス
704 登録完了の音声ガイダンス
705 番号入力促進の音声ガイダンス
706 削除確認の音声ガイダンス
707 削除完了の音声ガイダンス
9000 情報処理装置(コンピュータ)
9001 CPU
9002 ディスプレイ
9003 通信インタフェース(I/F)
9004 ROM
9005 RAM
9006 ハードディスク装置(HD)
9006A プログラム群
9006B 各種の記憶情報
9007 バス
9100 ネットワーク

Claims (7)

  1. ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末と、
    前記通信端末に着信があったときに発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせ結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知する第1の制御手段を備える前記ホームゲートウェイと、
    迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリスト記録部と、前記ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、前記発信元の電話番号が前記ブラックリスト記録部に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記ブラックリスト記録部に電話番号を追加登録または前記ブラックリスト記録部に登録された電話番号を削除する第2の制御手段を備える前記サーバとを備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記サーバは、
    前記ホームゲートウェイから問い合わせを受けたことを記録するログ記録部を備え、
    前記第2の制御手段は、
    前記ホームゲートウェイから問い合わせを受けた前記発信元の電話番号と日時とをログとして前記ログ記録部に保存し、
    前記ログを参照して、あらかじめ定めた条件を満たす場合には、当該ログに含まれる当該電話番号を前記ブラックリスト記録部に追加する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第2の制御手段は、
    前記ブラックリスト記録部を参照し、あらかじめ決めておいた有効期間を超える前記更新日時に関連付けられた前記電話番号を表す情報を前記ブラックリスト記録部に登録された内容から削除する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
  4. 前記ホームゲートウェイは、
    迷惑電話でない電話番号を記録するホワイトリスト記録部を備え、
    前記第1の制御手段は、
    前記ホワイトリスト記録部に追加および削除する電話番号を受け取るのに応じて、前記ホワイトリスト記録部を更新し、前記サーバに問い合わせた結果が迷惑電話である可能性があり、前記発信元の電話番号が前記ホワイトリスト記録部に登録されていない場合に前記通信端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信システム。
  5. ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末に着信があったときに、前記ホームゲートウェイが、発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせた結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知を行い、
    前記サーバが、前記ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリストが格納された記録装置を参照し、前記発信元の電話番号が前記記録装置に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記記録装置に電話番号を追加登録または前記記録装置に登録された電話番号を削除する
    ことを特徴とする通信方法。
  6. ホームゲートウェイに通信可能に接続している通信端末に着信があったときに、発信元の電話番号が迷惑電話である可能性がないかをサーバに問い合わせ、その問い合わせ結果が迷惑電話である可能性がある場合には前記通信端末に通知する制御機能をコンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  7. ホームゲートウェイからの問い合わせに応じて、発信元の電話番号が、迷惑電話である可能性がある電話番号と更新日時とを記録するブラックリスト記録部に登録されているか否かを判断し、その判断結果を前記ホームゲートウェイに通知すると共に、あらかじめ定めた条件に従って前記ブラックリスト記録部に電話番号を追加登録または前記ブラックリスト記録部に登録された電話番号を削除する制御機能をコンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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