JP2015055952A - 決済システム、決済方法、認証サーバ、認証方法、及び、プログラム - Google Patents

決済システム、決済方法、認証サーバ、認証方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生体情報を取得可能で、腕に装着する携帯デバイスを用いた決済システム等を提供する【解決手段】スポーツ観戦施設等の会場で、生体情報を取得可能な携帯デバイス10を腕に装着し、まず、初期登録装置20に近距離通信により携帯デバイス10のIDと生体情報を送り、初期登録装置20によりクレジットカード情報を登録する。初期登録装置20は、ネットワークを介して認証サーバ40と接続され、取得した生体情報とクレジットカード情報をデバイスIDに対応づけて登録する。会場の店舗で商品等を購入する際、決済装置30に携帯デバイス10を近付け、新たに取得した生体情報がデバイスIDとともに決済装置30に送る。決済装置30は、認証サーバ40に生体情報とデバイスID、商品購入額を送り、認証サーバ40は生体情報による個人認証を行い、認証された場合には、決済サーバ50にクレジットカード情報と商品購入額を送って、決済処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、決済システムに関し、更に詳しくは、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いた決済システム等に関する。
従来、腕時計等の携帯デバイスを用いた認証システムが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特許文献1は、腕等に装着する携帯デバイスにより外部のネットワークとの接続の可否を認証するシステムを提案している。
携帯デバイスの初期装着時に、携帯デバイスに装備されている入力により認証用データを入力し、携帯デバイスに設けられた記憶手段に認証用データを記憶させ、認証が必要になった時点で、携帯デバイスの記憶手段に記憶されている認証用データを符号化して通信接続装置に送信し、通信接続装置が有する認証制御部が外部のネットワークとの接続について認証処理を行うものである。
また、特許文献2は、静脈パターンによる生体認証により種々のサービスを提供するシステムを提案している。
携帯電話、または、ICカードに指の静脈パターンによる認証手段を内蔵し、メモリに記憶された静脈認証情報と照合し、認証された場合に、外部の各種サービス提供システムにログイン可能とし、例えば、食事情報に応じてトレーニングメニューを提供したり、認証結果に従った勤怠管理、入室管理等が行われるものである。
特許第4126385号公報 特開2011−82756号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2のシステムは、認証データを腕に装着する携帯デバイスや携帯電話の記憶部に記憶させて保持するため、認証処理手段を携帯デバイスに設ける必要があり、安価に製造できないという問題があった。
また、特許文献1及び特許文献2のシステムでは、携帯デバイスによる決済システムは考慮されていない。
最近では、サッカー等のスポーツ観戦施設等での商品購入の決済を、予めユーザにより購入されたデポジットカードで行う決済システムが導入されつつある。
しかしながら、上記のデポジットカードでは、個人認証機能はなく、落としたデポジットカードを他人が使用することが可能であるという問題がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生体情報を取得可能で、腕に装着する携帯デバイスを用いた決済システム等を提供することにある。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、使用者が腕に装着する携帯デバイスと決済装置とが近距離無線通信により接続されるとともに、前記決済装置と認証サーバとがネットワークを介して接続される決済システムであって、前記携帯デバイスは、装着している前記使用者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記決済装置と近距離無線通信を行う無線通信手段と、を具備し、前記決済装置は、決済時に、前記携帯デバイスから、前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を、近距離無線通信により取得する取得手段と、取得した前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報と、商品購入情報とを、前記認証サーバに送信する送信手段と、を具備し、前記認証サーバは、前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び前記商品購入情報を受信する受信手段と、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段と、前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段と、を具備することを特徴とする決済システムである。
第1の発明により、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
また、前記ネットワークには、さらに、決済サーバが接続され、前記認証サーバの決済処理手段は、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録されたカード情報と、前記商品購入情報とを、前記決済サーバに送信する前記決済処理を行い、前記決済サーバは、受信した前記カード情報と、前記商品購入情報とに基づき、決済を行う決済手段、を具備することが望ましい。
これによって、予め登録されたカード情報を利用して、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
また、前記ネットワークには、さらに、決済サーバが接続され、前記認証サーバの決済処理手段は、前記携帯デバイスの識別情報と、前記商品購入情報とを、前記決済サーバに送信する前記決済処理を行い、前記決済サーバは、受信した前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録されたデポジット情報と、前記商品購入情報とに基づき、決済を行う決済手段、を具備することが望ましい。
これによって、予め登録されたデポジット情報を利用して、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
また、前記携帯デバイスは、さらに、腕に装着されていない時間を計測し、所定の時間を超えたか否かを判定する計測手段と、前記所定の時間を超えた場合に、前記認証サーバに対して、前記携帯デバイスの識別情報とともに非常用信号を送信する非常用信号送信手段と、を具備し、前記認証サーバは、さらに、前記非常用信号を受信した場合に、前記携帯デバイスの識別情報に対応して登録されている情報を削除する削除手段、を具備することが望ましい。
これによって、腕に装着されていない時間が所定の時間を超えた場合に、登録されている情報を削除することによって、携帯デバイスのセキュリティを高めることができる。
また、前記携帯デバイスは、さらに、腕に装着されているか否かを検出するセンサ、を具備することが望ましい。
これによって、携帯デバイスは、腕に装着されているか否かを検出することができる。
また、前記センサは、前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得できない場合に、前記携帯デバイスが腕に装着されていないと判断することが望ましい。
これによって、携帯デバイスは、生体情報が取得できるか否かによって、腕に装着されているか否かを検出することができる。
また、前記生体情報は、静脈パターン、筋電パターン、又は、指紋のいずれかであることが望ましい。
第2の発明は、使用者が腕に装着する携帯デバイスと決済装置とが近距離無線通信により接続されるとともに、前記決済装置と認証サーバとがネットワークを介して接続される決済システムにおける決済方法であって、前記携帯デバイスは、装着している前記使用者の生体情報を取得する生体情報取得ステップと、前記決済装置と近距離無線通信を行う無線通信ステップと、を含み、前記決済装置は、決済時に、前記携帯デバイスから、前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を、近距離無線通信により取得する取得ステップと、取得した前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報と、商品購入情報とを、前記認証サーバに送信する送信ステップと、を含み、前記認証サーバは、前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び前記商品購入情報を受信する受信ステップと、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証ステップと、前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理ステップと、を含むことを特徴とする決済方法である。
第2の発明により、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
第3の発明は、腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバであって、前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信手段と、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段と、前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段と、を具備することを特徴とする認証サーバである。
第3の発明によって、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
第4の発明は、腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバにおける認証方法であって、前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信ステップと、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証ステップと、前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理ステップと、を含むことを特徴とする認証方法である。
第4の発明によって、腕に装着する生体情報を取得可能な携帯デバイスを用いて、簡便に決済することができる。
第5の発明は、コンピュータを、腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信手段、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段、前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段、として機能させるためのプログラムである。
第5の発明に係るプログラムを、汎用コンピュータにインストールすることによって、第3の発明に係る認証装置を得て、第4の発明に係る認証方法を実行することができる。
以上のように、本発明の決済システム等により、腕に携帯デバイスを装着しておけば、商品購入時に、現金支払いをすることなく、簡単に安全に商品購入の決済を行うことが可能になる。
本発明により、生体情報を取得可能で、腕に装着する携帯デバイスを用いた決済システム等を提供することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る決済システム1の構成を示す図 携帯デバイス10の外観の例を示す図 携帯デバイス10の本体部分15の構成例を示すブロック図 初期登録装置20の構成例を示すブロック図 決済装置30の構成例を示すブロック図 認証サーバ40及び決済サーバ50の構成例を示すブロック図 本発明の実施の携帯に係る決済システム1の初期登録処理の流れを示すフローチャート(クレジットカードを使用する場合について) 本発明の実施の携帯に係る決済システム1の決済処理の流れを示すフローチャート(クレジットカードを使用する場合について) 本発明の実施の携帯に係る決済システム1の初期登録処理の流れを示すフローチャート(デポジット方式の場合について) 本発明の実施の携帯に係る決済システム1の決済処理の流れを示すフローチャート(デポジット方式の場合について)
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る決済システム1の構成例を示す図である。
本発明の実施携帯に係る決済システム1は、例えば、サッカーや野球等のスポーツ観戦施設や、野外フェスティバルの会場等の特定の場所で、飲食物や土産物等の物品の購入時の決済を想定して構成された決済システムである。
決済システム1は、携帯デバイス10、初期登録装置20、決済装置30、認証サーバ40、決済サーバ50で構成され、携帯デバイス10と初期登録装置20又は決済装置30との間は近距離無線通信60で接続可能であり、また、初期登録装置20、決済装置30、認証サーバ40、決済サーバ50はネットワーク70を介して接続されている。
携帯デバイス10は、後述するが、商品購入時に財布から現金やカードを取り出す手間を省き、また、他のものを持っていても簡単に決済を行うことを可能にするために、腕に装着するための形状を持つ。
また、携帯デバイス10は、本人認証を行うための生体情報を取得する生体認証取得手段を具備する。
初期登録装置20は、スポーツ観戦施設や、野外フェスティバルの会場等において、携帯デバイス10を使用者が取得する場所に設置され、決済システム1の使用に先立ち、携帯デバイス10の本人認証を行うための生体情報や、クレジットカード決済を行う場合のクレジットカードの登録処理を行う装置である。初期登録装置20については後述する。
決済装置30は、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場の商品を販売する場所に設置され、携帯デバイス10を装着している使用者が商品を購入する際に、携帯デバイス10からの生体情報等を受取り、商品購入額の情報とともに認証サーバ40に送る装置である。通常の店舗のレジの代わりに設置される。
決済装置30については後述する。
認証サーバ40は、携帯デバイス10の本人認証を、生体情報を用いて行う。
決済サーバ50は、認証サーバ40において携帯デバイス10の本人認証が成功した場合に、商品購入の決済処理を実行する。
認証サーバ40及び決済サーバについては後述する。
図2は、携帯デバイス10の外観例を示す図である。
図2(a)に示すように、携帯デバイス10は、図2(b)のように腕に装着できるよう、本体部分15と、ベルト11、ベルト通し13の各部分で構成される。
本体部分15の形状は問わないが、本体部分15が図2(b)に示すように、腕に本体部分15の背面が密着する形状であることが望ましい。
また、本体部分15には、液晶ディスプレイ等の表示ディスプレイ17を装備するようにしてもよい。
携帯デバイス10は、ベルト式の腕時計と同様に、腕の手首付近に巻き付けてベルト11をベルト通し13に通し、ベルト11に複数設けられたベルト孔のいずれかにベルト通し13の針を通すことにより、図2(b)に示すように、手首にしっかりと装着される。
図3は、携帯デバイス10の本体部分15の構成例を示すブロック図である。
本体部分15は、例えば、制御部151、記憶部152、近距離通信制御部153、表示部154、生体情報取得部155、ON/OFF検出部156、電源部157等が、バス158を介して接続された構成である。
制御部61は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるMPU(Micro Processor Unit)である。
CPUは、記憶部152やROMに格納されているプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス158を介して接続された各部分を駆動制御し、携帯デバイス10の各処理を実行する。
記憶部152は、本体部分15に収納可能な半導体メモリで構成可能であり、制御部151が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ等が格納される。
近距離通信制御部153は、例えば、Bluetooth(登録商標)、NFC(NearField Communication)、RFID(Radio Frequency Identificatoin)技術による無線通信等、種類は問わない。通信距離は1m〜数cm程度であればよい。また、BAN(Body Area Network:人体通信)を利用することも可能である。
表示部154は、表示ディスプレイ17を制御する。
生体情報取得部155は、生体情報を取得するためのモジュールである。
生体情報は、例えば、静脈パターン、筋電パターン、指紋等、種類は問わない。
公知の生体情報取得手段を用いてもよい。
生体情報として静脈パターンを使用する場合、静脈パターン取得モジュールを生体情報取得部155として搭載する。例えば、手首の静脈の位置に本体部分15が略接触するように携帯デバイス10を装着させ、本体部分15の表示ディスプレイ17とは相対する側に設けられる光学カメラで静脈パターンを撮像する。
生体情報取得部155で取得された静脈パターンの画像は記憶部152に格納される。
生体情報として筋電パターンを使用する場合、筋電パターン取得モジュールを生体情報取得部155として搭載する。例えば、本体部分15の腕と接触する部分に設けた端子により皮膚表面の電位を収集すればよい。
また、腕以外の人体部分に筋電パターン取得モジュールを装着させて筋電パターンを収集し、生体情報取得部155がそのデータを有線、または、無線通信により取得するようにしてもよい。
取得した筋電パターン・データは記憶部152に格納される。
生体情報として指紋を使用する場合、指紋パターン取得モジュールを生体情報取得部155として搭載する。例えば、本体部分15の上面に指を接触させて指紋パターンを撮像する光学カメラを設け、指紋パターンを採取するようにすればよい。
取得した指紋パターンは記憶部152に格納される。
ON/OFF検出部156は、携帯デバイス10が腕に装着されている(ON)か、装着されていない(OFF)か、を検出する。
ON/OFF検出部156は、例えば、携帯デバイス10の本体部分15の腕に接触する部分に圧力センサを設け、腕に携帯デバイス10が接する圧力を検出した場合にはONとし、圧力がかかっていない場合をOFFとして、装着の有無を検出する。
また、生体情報取得部155により生体情報が取得されている場合はONと判定し、生体情報が取得できない場合にOFFとするようなON/OFF検出部156を設けてもよい。
電源部157は、本体部分15の各部分に電源を供給する。例えば、本体部分15に収納可能な電池を用いて電源部157を構成する。
制御部151、記憶部152、近距離通信制御部153、表示部154、生体情報取得部155、ON/OFF検出部156は、電源部157からの電力供給により稼働する。
図4は、初期登録装置20の構成例を示すブロック図である。
初期登録装置20は、携帯デバイス10を使用者が取得した際に、当該使用者の生体情報と、クレジットカード等の決済用の情報を初期登録するための装置である。
初期登録装置20は、例えば、制御部21、記憶部22、近距離通信制御部23、通信制御部24、入力部25、表示部26、磁気カードリーダー27等がバス28で接続された構成である。パーソナルコンピュータ等のコンピュータで構成することも可能である。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス28を介して接続された各装置を駆動制御し、初期登録処理を実行する。ROMは、不揮発性メモリであり、初期登録装置20のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。
プログラムは、例えば、携帯デバイス10から携帯デバイス10の使用者の生体情報を取得するプログラムや、携帯デバイス10の使用者のクレジットカード情報を取得するプログラムや、取得した生体情報やクレジットカード情報を認証サーバ40に送信するプログラム等である。
これらの各プログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
近距離通信制御部23は、例えば、Bluetooth(登録商標)、NFC(NearField Communication)、RFID(Radio Frequency Identificatoin)技術による無線通信、BAN等、種類は問わないが、携帯デバイス10に搭載される近距離無線通信方式と同一の無線通信方式とする。
通信制御部24は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して、認証サーバ40や決済サーバ50との通信を行う。
入力部25は、データの入力を行い、例えば、キーボード、テンキー等の入力装置を有する。例えば、テンキー等により、携帯デバイス10の使用者に、クレジットカードのセキュリティーコード等を入力させる。
表示部26は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置である。
磁気カードリーダー27は、クレジットカードの磁気ストライプの情報を読み取る。
バス28は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
以上の構成の初期登録装置20により、携帯デバイス10を取得した使用者は、まず、使用者の生体情報と、クレジットカード情報を決済システム1に登録する処理を行う。初期登録処理の詳細については、後述する。
図5は、決済装置30の構成例を示すブロック図である。
決済装置30は、携帯デバイス10を使用者が商品購入を行う際に、レジの役割をする装置である。
決済装置30は、例えば、制御部31、記憶部32、近距離通信制御部33、通信制御部34、入力部35、表示部36、等がバス38で接続された構成である。パーソナルコンピュータ等のコンピュータで構成することも可能である。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成され、CPUは、記憶部32、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス38を介して接続された各装置を駆動制御し、決済処理を実行する。
記憶部32は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。
プログラムは、例えば、携帯デバイス10から携帯デバイス10の使用者の生体情報を取得するプログラムや、商品購入額を入力させるプログラムや、取得した生体情報等を認証サーバ40に送信するプログラム等である。
これらの各プログラムコードは、制御部31により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
近距離通信制御部33は、例えば、Bluetooth(登録商標)、NFC(NearField Communication)、RFID(Radio Frequency Identificatoin)技術による無線通信、BAN等、種類は問わないが、携帯デバイス10に搭載される近距離無線通信方式と同一の無線通信方式とする。
通信制御部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して、認証サーバ40や決済サーバ50との通信を行う。
入力部35は、データの入力を行い、例えば、キーボード、テンキー等の入力装置を有する。例えば、店員等に、テンキー等により、購入金額等を入力させる。
表示部36は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置である。
バス38は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
以上の構成の決済装置30により、携帯デバイス10を取得した使用者が商品を購入する際、使用者の生体情報を携帯デバイス10から取得し、商品購入額とともに認証サーバ40に送り、携帯デバイス10の使用者の認証処理を認証サーバ40に行わせて、決済の可否を判定させ、決済サーバ50による決済処理を行うが、決済処理の詳細については、後述する。
図6は、認証サーバ40及び決済サーバ50の構成例を示すブロック図である。
認証サーバ40及び決済サーバ50は、制御部41、記憶部42、メディア入出力部43、通信制御部44、入力部45、表示部46、周辺機器I/F部47等が、バス48を介して接続される。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部42、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス48を介して接続された各装置を駆動制御し、認証サーバ40の場合は認証処理を、決済サーバ50の場合は決済処理を実行する。ROMは、不揮発性メモリであり、認証サーバ40、決済サーバ50のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部42、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部41が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部42は、HDD(ハードディスクドライブ)等であり、制御部41が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。
プログラムは、例えば、認証サーバ40の場合は、認証処理プログラムであり、決済サーバ50の場合は、決済処理プログラムである。
これらの各プログラムコードは、制御部41により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部43(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部44は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して、他の装置との通信制御を行う。
入力部45は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
表示部46は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置である。
周辺機器I/F(インタフェース)部47は、周辺機器を接続させるためのポートであり、USB、IEEE1394、RS−232C等で構成され、接続形態は有線、無線を問わない。
バス48は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、本実施の形態の決済システム1の処理の流れを、クレジットカードを使用する場合について図7及び図8に沿って説明する。
図7は、クレジットカードを使用する場合の初期登録処理の流れを示すフローチャートである。
(クレジットカードを使用した決済を行う決済システム1)
まず、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場には、携帯デバイス10を使用した決済システム1を実施するために、携帯デバイス10を配布し、初期登録処理を行うことが可能な場所が設けられる。ここには、初期登録装置20が設置される。
まず、携帯デバイス10が配布された使用者に携帯デバイス10を装着させる(ステップ101)。このとき、電源部157を稼働し、携帯デバイス10の各部に電力を供給する。
携帯デバイス10のON/OFF検出部156がONになると、携帯デバイス10の制御部151は、生体情報取得部155を稼働し、生体情報を採取し、記憶部152に格納する(ステップ102)。
このとき、ON/OFF検出部156の検出方法が生体情報の取得の有無である場合には、ステップ101の後、生体情報取得部155が稼働し、採取された生体情報は記憶部152に格納される。
次に、制御部151は、近距離通信制御部153を稼働する。
使用者が腕に装着した携帯デバイス10を初期登録装置20に近付けると(ステップ103)、携帯デバイス10の近距離通信制御部153と初期登録装置20の近距離通信制御部23間で無線通信が成立し、携帯デバイス10の制御部151は、近距離通信制御部153を介して、携帯デバイス10のデバイスIDと、生体情報取得部155により取得された生体情報を初期登録装置20に送り、初期登録装置20の近距離通信制御部23は、デバイスIDと生体情報を受信し、初期登録装置20の制御部21は、デバイスIDと生体情報を記憶部22に格納する(ステップ104)。
携帯デバイス10からデバイスID及び生体情報を受信すると、初期登録装置20の制御部21は、例えば、表示部26にクレジットカードの情報を磁気カードリーダー27から読み取らせるように指示し、使用者又は初期登録処理の担当者がクレジットカードを磁気カードリーダー27に通すと、磁気カードリーダー27はクレジットカードの識別番号等、磁気ストライプに記録されている情報を読み取る(ステップ105)。
次に、初期登録装置20の制御部21は、表示部26にクレジットカードの暗証番号やセキュリティーコード等のセキュリティー情報を入力するように指示し、使用者にセキュリティー情報を入力させる(ステップ106)。
次に、初期登録装置20の制御部21は、通信制御部24を稼働し、ネットワーク70を介して認証サーバ40との通信を確立し、携帯デバイス10のデバイスID、及び、生体情報、及び、クレジットカードの識別番号とセキュリティー情報からなるクレジットカード情報を認証サーバ40に送る(ステップ107)。
認証サーバ40の制御部41は、通信制御部44を介してデバイスID、及び、生体情報、及び、クレジットカード情報を受け取り(ステップ108)、受けっとった情報を記憶部42に格納する(ステップ109)。
以上の初期登録処理により、携帯デバイス10を取得した使用者の生体情報と、クレジットカード情報が、携帯デバイス10のデバイスIDと対応づけて認証サーバ40の記憶部42に格納される。
認証サーバ40の制御部41は、通信制御部44を介して、初期登録の結果を初期登録装置20に送る(ステップ110)。正常に登録が完了した、あるいは、既に、当該デバイスIDについてのクレジットカード情報又は生体情報が登録されており、初期登録ができない等の登録結果が初期登録装置20に送られる。
初期登録装置20の制御部21は、通信制御部24を介して認証サーバ40からの登録結果を受信し、近距離通信制御部23を介して携帯デバイス10に登録結果を送る(ステップ111)。
携帯デバイス10の制御部151は、近距離通信制御部153を介して登録結果を受信し、例えば、「登録完了」又は「登録できませんでした」といった登録結果を表示ディスプレイ17に表示する(ステップ112)。
ステップ111で初期登録装置20が登録結果を認証サーバ40から受信した後、初期登録装置20の制御部21は、登録結果を初期登録装置20の表示部26に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に登録結果を送信することなく、初期登録処理の担当者が、登録結果を携帯デバイス10の使用者に通知するようにしてもよい。
以上の処理により、初期登録処理が完了し、携帯デバイス10を取得した使用者の生体情報とクレジットカード情報が携帯デバイス10のデバイスIDと対応づけて認証サーバ40の記憶部42に格納される。
この初期登録処理の完了後、携帯デバイス10の使用者は、例えば、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場の店舗で商品を購入することが可能になる。
図8は、携帯デバイス10を使用した商品購入時の決済処理の流れを示すフローチャートである。
携帯デバイス10を所有する使用者が、例えば、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場の店舗で商品を購入する場合、店舗に設置された決済装置30によって会計処理が行われる。
まず、携帯デバイス10を所有する使用者が携帯デバイス10を決済装置30に近付けると(ステップ201)、携帯デバイス10の近距離通信制御部153と決済装置30の近距離通信制御部33間で近距離通信が確立する。
決済装置30の制御部31は、近距通信制御部33を介して、携帯デバイス10に生体情報をリクエストする(ステップ202)。
携帯デバイス10の制御部151は、ステップ202のリクエストを近距離通信制御部153を介して受信し、生体情報取得部155を起動し、生体情報を取得し、記憶部152に格納し(ステップ203)、携帯デバイス10を識別可能にするデバイスIDと生体情報を、近距離通信制御部153を介して決済装置30に送信する(ステップ204)。
決済装置30の制御部31は、近距離通信制御部33を介してデバイスIDと生体情報を受信し、デバイスID、生体情報、及び、商品購入額を、通信制御部34を介して認証サーバ40に送信する(ステップ205)。
商品購入額は、例えば、店舗の店員が決済装置30の入力部35から入力してもよいし、商品に添付されたバーコードやICタグを決済装置30に接続された読み取り装置(図示せず)で読み取ってもよい。
認証サーバ40の制御部41は、通信制御部44を介して受信したデバイスID及び生体情報、及び、商品購入額を記憶部42に格納したうえ、認証処理を行う(ステップ206)。
すなわち、初期登録処理により登録されているデバイスIDに紐づけられた生体情報を記憶部42から読み出し、ステップ206で記憶部42に格納された生体情報とマッチングし、マッチングの整合度による認証を行う。整合度が所定の値以上の場合には認証成功と判断し、整合度が所定の値未満の場合には認証失敗とする。
認証結果が成功の場合(ステップ207のOK)は、認証サーバ40の制御部41は、当該デバイスIDに紐づけて記憶部42に登録されているクレジットカード情報と、商品購入額を決済サーバ50に通信制御部44を介して送信する(ステップ208)。
認証結果が失敗の場合(ステップ207のNG)、認証サーバ40の制御部41は、認証結果として認証失敗の情報を、通信制御部44を介して決済装置30に送る(ステップ220)。
決済装置30の制御部は、認証失敗の情報を受信すると、近距離通信制御部43を介して携帯デバイス10に通知し(ステップ221)、携帯デバイス10の制御部151は、表示部154を制御して認証が失敗した旨を表示ディスプレイ17に表示する(ステップ222)。
ステップ221で決済装置30が認証失敗の情報を認証サーバ40から受信した後、決済装置30の制御部31は、認証結果を決済装置30の表示部36に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に認証結果を送信することなく、店舗の店員が、認証が失敗したことを携帯デバイス10の使用者に通知するようにしてもよい。
認証サーバ40による認証処理が成功し(ステップ207のOK)、クレジットカード情報と商品購入額が決済サーバ50へ送られると(ステップ208)、決済サーバ50の制御部41は、決済処理を行う(ステップ209)。
すなわち、決済サーバ50に予め登録されているクレジットカード情報と、認証サーバ40から受信したクレジットカード情報の認証処理を行い、認証が成功した場合には、商品購入額を当該クレジットカードで決済する。
クレジットカードの認証処理は、認証サーバ40から受信したクレジットカードの識別番号について、予め決済サーバ50に登録されているセキュリティー情報と、認証サーバ40から受信したセキュリティー情報の一致/不一致を判定することにより行う。
決済サーバ50の制御部41は、決済結果を、通信制御部44を介して決済装置30に送信する(ステップ210)。クレジットカードの認証失敗や、決済完了、決済失敗等の情報が送られる。
決済装置30は、通信制御部34を介して決済結果を受信し、受信した決済結果を近距離通信制御部33を介して携帯デバイス10に送る(ステップ211)。
携帯デバイス10の制御部151は、表示部154を制御して決済完了、又は、決済失敗、または、クレジットカードの認証失敗等の情報を表示ディスプレイ17に表示する(ステップ212)。
ステップ211で決済装置30が決済結果を決済サーバ50から受信した後、決済装置30の制御部31は、決済結果を決済装置30の表示部36に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に決済結果を送信することなく、店舗の店員が、決済結果を携帯デバイス10の使用者に通知するようにしてもよい。
以上の処理により、本実施形態に係る決済システム1におけるクレジットカードによる決済処理が完了する。
これにより、携帯デバイス10を装着した使用者は、商品購入の際、クレジットカードを出したり、セキュリティー情報を入力する必要がなく、携帯デバイス10により取得される生体情報による個人認証で、商品購入の決済を行うことが可能になる。
次に、図9、図10に沿って、本実施形態に係る決済システム1によるデポジット方式の決済処理について説明する。
(デポジット方式の決済処理)
図9は、決済システム1におけるデポジット方式の決済処理における初期登録処理の流れを示すフローチャートである。
携帯デバイス10を取得した使用者は、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場に設置された初期登録装置20で予め初期登録処理を行う。
まず、携帯デバイス10が配布された使用者に携帯デバイス10を装着させる(ステップ301)。このとき、電源部157を稼働し、携帯デバイス10の各部に電力を供給する。
携帯デバイス10のON/OFF検出部156がONになると、携帯デバイス10の制御部151は、生体情報取得部155を稼働し、生体情報を採取し、記憶部152に格納する(ステップ302)。
このとき、ON/OFF検出部156の検出方法が生体情報の取得の有無である場合には、ステップ301の後、生体情報取得部155が稼働し、採取された生体情報は記憶部152に格納される。
次に、制御部151は、近距離通信制御部153を稼働する。
使用者が腕に装着した携帯デバイス10を初期登録装置20に近付けると(ステップ303)、携帯デバイス10の近距離通信制御部153と初期登録装置20の近距離通信制御部23間で無線通信が成立し、携帯デバイス10の制御部151は、近距離通信制御部153を介して、携帯デバイス10のデバイスIDと、生体情報取得部155により取得された生体情報を初期登録装置20に送り、初期登録装置20の近距離通信制御部23は、デバイスIDと生体情報を受信し、初期登録装置20の制御部21は、デバイスIDと生体情報を記憶部22に格納する(ステップ304)。
携帯デバイス10からデバイスID及び生体情報を受信すると、初期登録装置20の制御部21は、デポジット額を入力させる(ステップ305)。デポジット額の入力は、携帯デバイス10の使用者が行ってもよいし、初期登録処理の担当者が行ってもよい。
デポジット方式では、初期登録装置20の設置場所において使用者がデポジット額を支払う。
次に、初期登録装置20の制御部21は、通信制御部24を稼働し、ネットワーク70を介して認証サーバ40との通信を確立し、携帯デバイス10のデバイスID、及び、生体情報、及び、デポジット額を認証サーバ40に送る(ステップ306)。
認証サーバ40の制御部41は、通信制御部44を介してデバイスID、及び、生体情報、及び、デポジット額を受け取り、記憶部42に格納する(ステップ307)。
以上の初期登録処理により、携帯デバイス10を取得した使用者の生体情報と、デポジット額が、携帯デバイス10のデバイスIDと対応づけて認証サーバ40の記憶部42に格納される。
次に、認証サーバ40は、認証サーバ40の記憶部42に格納されたデバイスIDと対応するデポジット額を、通信制御部44を介して決済サーバ50に送る(ステップ308)。
決済サーバ50の制御部41は、通信制御部44を介して受信したデバイスIDに対応するデポジット額を決済サーバ50の記憶部42に格納し、初期登録処理が完了した旨を認証サーバ40に送信する(ステップ309)。
認証サーバ40の制御部41は、受取った完了通知を初期登録装置20に送る(ステップ310)。
初期登録装置20の制御部21は、通信制御部24を介して認証サーバ40からの登録完了通知を受信し、近距離通信制御部23を介して携帯デバイス10に登録結果を送る(ステップ311)。
携帯デバイス10の制御部151は、近距離通信制御部153を介して登録完了通知を受信し、登録完了を表示ディスプレイ17に表示する(ステップ312)。
ステップ311で初期登録装置20が登録完了通知を認証サーバ40から受信した後、初期登録装置20の制御部21は、登録完了を初期登録装置20の表示部26に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に登録結果を送信することなく、初期登録処理の担当者が、携帯デバイス10の使用者に登録が完了したことを通知するようにしてもよい。
以上の処理により、初期登録処理が完了し、携帯デバイス10を取得した使用者の生体情報が携帯デバイス10のデバイスIDと対応づけて認証サーバ40の記憶部42に格納され、決済サーバ50の記憶部42には、デバイスIDと対応づけてデポジット額が格納される。
この初期登録処理の完了後、携帯デバイス10の使用者は、例えば、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場の店舗で商品を購入することが可能になる。
図10は、デポジット式の携帯デバイス10を使用した商品購入時の決済処理の流れを示すフローチャートである。
携帯デバイス10を所有する使用者が、例えば、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場の店舗で商品を購入する場合、店舗に設置された決済装置30によって会計処理が行われる。
まず、携帯デバイス10を所有する使用者が携帯デバイス10を決済装置30に近付けると(ステップ401)、携帯デバイス10の近距離通信制御部153と決済装置30の近距離通信制御部33間で近距離通信が確立し、決済装置30の制御部31は、近距通信制御部33を介して、携帯デバイス10に生体情報をリクエストする(ステップ402)。
携帯デバイス10の制御部151は、ステップ202のリクエストを近距離通信制御部153を介して受信し、生体情報取得部155を起動し、生体情報を取得し、記憶部152に格納し(ステップ403)、携帯デバイス10のデバイスIDと生体情報を、近距離通信制御部153を介して決済装置30に送信する(ステップ404)。
決済装置30の制御部31は、近距離通信制御部33を介してデバイスIDと生体情報を受信し、デバイスID、生体情報、及び、商品購入額を、通信制御部34を介して認証サーバ40に送信する(ステップ405)。
商品購入額は、例えば、店舗の店員が決済装置30の入力部35から入力してもよいし、商品に添付されたバーコードやICタグを決済装置30に接続された読み取り装置(図示せず)で読み取ってもよい。
認証サーバ40の制御部41は、通信制御部44を介して受信したデバイスID及び生体情報、及び、商品購入額を記憶部42に格納したうえ、認証処理を行う(ステップ406)。
すなわち、初期登録処理により登録されているデバイスIDに紐づけられた生体情報を記憶部42から読み出し、ステップ406で記憶部42に格納された生体情報とマッチングし、マッチングの整合度による認証を行う。整合度が所定の値以上の場合には認証成功と判断し、整合度が所定の値未満の場合には認証失敗とする。
認証結果が成功の場合(ステップ407のOK)は、認証サーバ40の制御部41は、当該デバイスIDと商品購入額を決済サーバ50に通信制御部44を介して送信する(ステップ408)。
認証結果が失敗の場合(ステップ407のNG)、認証サーバ40の制御部41は、認証結果として認証失敗の情報を、通信制御部44を介して決済装置30に送る(ステップ420)。
決済装置30の制御部は、認証失敗の情報を受信すると、近距離通信制御部43を介して携帯デバイス10に通知し(ステップ421)、携帯デバイス10の制御部151は、表示部154を制御して認証が失敗した旨を表示ディスプレイ17に表示して処理を終了する(ステップ422)。
ステップ421で決済装置30が認証失敗の情報を認証サーバ40から受信した後、決済装置30の制御部31は、認証結果を決済装置30の表示部36に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に認証結果を送信することなく、店舗の店員が、認証が失敗したことを携帯デバイス10の使用者に通知するようにしてもよい。
認証サーバ40による認証処理が成功し(ステップ407のOK)、デバイスIDと商品購入額が決済サーバ50へ送られると(ステップ408)、決済サーバ50の制御部41は、決済処理を行う(ステップ409)。
すなわち、決済サーバ50にデバイスIDに対応づけて格納されているデポジット額の残額から商品購入額を差し引いて、デポジット額の残額を更新することにより決済する。
決済サーバ50の制御部41は、決済結果を、通信制御部44を介して決済装置30に送信する(ステップ410)。例えば、決済完了とデポジット額の残額を送信すればよい。
また、ステップ409の決済処理で、商品購入額が決済サーバ50の記憶部42に格納されていたデポジット額の残額を上回った場合には、決済ができない旨の情報と残額を送信するようにすればよい。
決済装置30は、通信制御部34を介して決済結果を受信し、受信した決済結果を近距離通信制御部33を介して携帯デバイス10に送る(ステップ411)。
携帯デバイス10の制御部151は、表示部154を制御して決済完了、又は、決済失敗、及びデポジット額の残額を表示ディスプレイ17に表示する(ステップ412)。
ステップ411で決済装置30が決済結果を決済サーバ50から受信した後、決済装置30の制御部31は、決済結果を決済装置30の表示部36に表示するようにしてもよい。この場合、携帯デバイス10に決済結果を送信することなく、店舗の店員が、決済結果を携帯デバイス10の使用者に通知するようにしてもよい。
以上の処理により、本実施形態に係る決済システム1におけるデポジット方式による決済処理が完了する。
これにより、携帯デバイス10を装着した使用者は、商品購入の際、現金やクレジットカードを財布から出す必要なく、携帯デバイス10により取得される生体情報による個人認証で、商品購入の決済を行うことが可能になる。
(登録した生体情報の削除)
本発明の実施形態に係る決済システム1は、例えば、スポーツ観戦施設や野外フェスティバル等の会場で、現金やクレジットカードを使用することなく商品を購入できるようにすることを目的としており、施設や会場内では携帯デバイス10を腕に装着していることを前提としている。
しかしながら、携帯デバイス10をはずしてしまったり、落としてしまう場合もあり得る。このような場合のセキュリティーを図るための手段について、次に説明する。
携帯デバイス10の本体部分15に、OFF時間測定部を設ける。
すなわち、OFF時間測定部は、ON/OFF検出部156により検出されたOFFの時間を計測する。
決済処理を行う際に、携帯デバイス10を決済装置30に近付けると、決済装置30の制御部31は、図8のステップ202およびステップ10の402の生体情報のリクエスト処理の前に、OFF時間をリクエストする。
携帯デバイス10の制御部151は、このリクエストを受けて、OFF時間測定部で計測されたOFFの時間とデバイスIDを決済装置30に送る。
決済装置30の制御部31は、OFFの時間が所定の時間(例えば、1時間)よりも長い場合は、認証サーバ40にデバイスIDを送り、生体情報の削除をリクエストする。
認証サーバ40は、決済装置30からの削除のリクエストを受けると、受信したデバイスIDについての生体情報を記憶部42から削除する。
以上の処理により、携帯デバイス10を所定の時間以上、腕から外していた場合には、認証サーバ40から生体情報が削除されるため、個人認証ができなくなり、これにともなって、決済処理を不可能になり、セキュリティーを向上することが可能になる。
携帯デバイス10を所定の時間以上、腕から外していた場合には、認証サーバ40から生体情報が削除する方法としては、このほか、携帯デバイス10が非常用通信制御部(図示しない)をさらに備え、携帯デバイス10の制御部151が、OFF時間測定部で測定したOFF時間が所定の時間を上回った場合に、非常用通信制御部を制御して、認証サーバ40に対して非常用信号をデバイスIDとともに送信するようにしてもよい。
認証サーバ40は、非常用信号を受信すると、記憶部42に格納されている当該デバイスIDに対応する生体情報を削除する。
以上の処理により、セキュリティーを向上することが可能になる。
以上に説明した本実施形態の決済システム1により、携帯デバイス10を腕に装着しておけば、現金やクレジットカードを使用することなく、商品購入の決済をすることが可能になる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………決済システム
10………携帯デバイス
15………本体部分
153………近距離通信制御部
155………生体情報取得部
156………ON/OFF検出部
20………初期登録装置
30………決済装置
40………認証サーバ
50………決済サーバ
60………近距離通信
70………ネットワーク

Claims (11)

  1. 使用者が腕に装着する携帯デバイスと決済装置とが近距離無線通信により接続されるとともに、前記決済装置と認証サーバとがネットワークを介して接続される決済システムであって、
    前記携帯デバイスは、
    装着している前記使用者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記決済装置と近距離無線通信を行う無線通信手段と、を具備し、
    前記決済装置は、
    決済時に、前記携帯デバイスから、前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を、近距離無線通信により取得する取得手段と、
    取得した前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報と、商品購入情報とを、前記認証サーバに送信する送信手段と、を具備し、
    前記認証サーバは、
    前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び前記商品購入情報を受信する受信手段と、
    前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段と、
    前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段と、を具備する
    ことを特徴とする決済システム。
  2. 前記ネットワークには、さらに、決済サーバが接続され、
    前記認証サーバの決済処理手段は、前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録されたカード情報と、前記商品購入情報とを、前記決済サーバに送信する前記決済処理を行い、
    前記決済サーバは、
    受信した前記カード情報と、前記商品購入情報とに基づき、決済を行う決済手段、を具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記ネットワークには、さらに、決済サーバが接続され、
    前記認証サーバの決済処理手段は、前記携帯デバイスの識別情報と、前記商品購入情報とを、前記決済サーバに送信する前記決済処理を行い、
    前記決済サーバは、
    受信した前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録されたデポジット情報と、前記商品購入情報とに基づき、決済を行う決済手段、を具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  4. 前記携帯デバイスは、さらに、
    腕に装着されていない時間を計測し、所定の時間を超えたか否かを判定する計測手段と、
    前記所定の時間を超えた場合に、前記認証サーバに対して、前記携帯デバイスの識別情報とともに非常用信号を送信する非常用信号送信手段と、を具備し、
    前記認証サーバは、さらに、
    前記非常用信号を受信した場合に、前記携帯デバイスの識別情報に対応して登録されている情報を削除する削除手段、を具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の決済システム。
  5. 前記携帯デバイスは、さらに、
    腕に装着されているか否かを検出するセンサ、を具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の決済システム。
  6. 前記センサは、前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得できない場合に、前記携帯デバイスが腕に装着されていないと判断する
    ことを特徴とする至請求項5に記載の決済システム。
  7. 前記生体情報は、静脈パターン、筋電パターン、又は、指紋のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の決済システム。
  8. 使用者が腕に装着する携帯デバイスと決済装置とが近距離無線通信により接続されるとともに、前記決済装置と認証サーバとがネットワークを介して接続される決済システムにおける決済方法であって、
    前記携帯デバイスは、
    装着している前記使用者の生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
    前記決済装置と近距離無線通信を行う無線通信ステップと、を含み、
    前記決済装置は、
    決済時に、前記携帯デバイスから、前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を、近距離無線通信により取得する取得ステップと、
    取得した前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報と、商品購入情報とを、前記認証サーバに送信する送信ステップと、を含み、
    前記認証サーバは、
    前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び前記商品購入情報を受信する受信ステップと、
    前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証ステップと、
    前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理ステップと、を含む
    ことを特徴とする決済方法。
  9. 腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバであって、
    前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信手段と、
    前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段と、
    前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段と、
    を具備することを特徴とする認証サーバ。
  10. 腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバにおける認証方法であって、
    前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信ステップと、
    前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証ステップと、
    前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理ステップと、
    を含むことを特徴とする認証方法。
  11. コンピュータを、腕に装着している使用者の生体情報を取得する携帯デバイスから、決済時に、近距離無線通信により前記携帯デバイスの識別情報及び前記生体情報を取得する決済装置と、ネットワークを介して接続された認証サーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記決済装置から、前記携帯デバイスの識別情報、前記生体情報、及び商品購入情報を受信する受信手段、
    前記携帯デバイスの識別情報に対応して予め登録された前記生体情報と、受信した前記生体情報とを照合し、前記使用者の認証を行う認証手段、
    前記使用者の認証をした場合に、決済処理を行う決済処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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