JP2015055771A - 画像形成ユニット及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラー同士のニップが複数存在する機構において、当該各ニップをなす両ローラーの加圧からの解放を、簡単な機構により、画像形成装置の動作に応じて行う。【解決手段】第1軸支部241は、帯電ローラー22を感光体ドラム121に対する接離方向に変位可能とし、帯電ローラー22がクリーニングローラー23に載置されている状態では帯電ローラー22を接離方向に遊びを有した状態で軸支する。画像形成動作に応じて、ブッシュ部材24を移動させ、帯電ローラー22が感光体ドラム121にニップしたとき、第1軸支部241は、帯電ローラー22が感光体ドラム121による押圧で第1軸支部241内での位置をクリーニングローラー23側に変位させるように帯電ローラー22を軸支する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成ユニット及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に、対象物に対してプロセスローラーを当接及び退避させる機構に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムの表面を帯電ローラーによるニップで帯電し、帯電後の感光体ドラム表面に露光及び現像を行ってトナー像を形成し、当該トナー像を記録紙に転写及び定着させることによって画像形成が行われる。近年、製品の長寿命化が求められているが、上記構成の場合、帯電ローラーが汚染により劣化すると、製品短寿命化を招く要因となる。
そこで、帯電ローラーに発泡ローラーからなるクリーニングローラーをニップさせてクリーニングすることで、帯電ローラーの汚染を防止する機構が提案されている。しかしながら、クリーニングローラー又は帯電ローラーが上記各ニップにより受ける圧で永久変形すると、帯電異常となり、形成される画像に悪影響を生じてしまう。このため、ニップ時に圧を受ける各ローラーを離間させることにより、各ローラーを当該圧から解放して永久変形を避ける技術が提案されている。
下記特許文献1には、感光体ドラムに圧接されている帯電ローラーを感光体ドラムから離間させる機構が示されている。また、下記特許文献2には、感光体ドラムに圧接されている転写ローラーを感光体ドラムから離間させる機構が示されている。さらに、特許文献3には、クリーニング対象とするベルトをクリーニングローラーに圧接させるバックアップローラーを、当該ベルトを圧接する状態から離間させる状態に移動させる機構が示されている。
特開2006−267399号公報 特開2008−151867号公報 特開2007−1680号公報
上記に示した帯電ローラー及びクリーニングローラーを有する画像形成装置の場合、感光体ドラムに対して帯電ローラーがニップされると、これと共に、この帯電ローラーに対してクリーニングローラーもニップされている。このため、加圧によるローラー変形を防止するためには、感光体ドラム及び帯電ローラーのニップと、帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップの両方を解除させ、帯電ローラー及びクリーニングローラーを当該両方のニップから解放する必要がある。しかしながら、上記各特許文献に示される技術では、1組をなす各ローラーを離間させて加圧から解放できるに過ぎないため、これら技術を用いても、帯電ローラー及びクリーニングローラーを上記両方のニップから解放することは困難である。
また、上記の帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップからの解放は、画像形成装置の動作に応じてなされることが好ましい。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、ローラー同士のニップが複数存在する機構において、当該各ニップをなす両ローラーの加圧からの解放を、簡単な機構により、画像形成装置の動作に応じて行うことを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成ユニットは、対象物にニップする第1プロセスローラーと、前記第1プロセスローラーに対してニップ可能に設けられている第2プロセスローラーと、前記第1プロセスローラーを軸支する第1軸支部と、前記第1プロセスローラーが載置された状態で前記第2プロセスローラーを軸支する第2軸支部とを有するブッシュ部材と、前記第1軸支部に軸支された前記第1プロセスローラーが前記対象物に接離する方向に前記ブッシュ部材を移動させる移動機構と、前記移動機構を画像形成動作に応じて駆動させる駆動機構とを備え、前記第1及び第2軸支部は前記接離方向に並べて配設され、前記第1軸支部は、前記第1プロセスローラーを当該第1軸支部内で前記接離方向に変位可能とする逃がし形状部を有し、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしていない状態では、当該第1プロセスローラーを当該逃がし形状部により前記接離方向に遊びを有した状態で軸支し、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしている状態では、前記第1軸支部は、当該第1プロセスローラーが前記対象物による押圧で前記第1軸支部内での位置を前記第2プロセスローラー側に変位させるように当該第1プロセスローラーを軸支する画像形成ユニットである。
本発明によれば、ブッシュ部材により第1及び第2プロセスローラーが対象物に対する接離方向に並べて配設され、ブッシュ部材の第1軸支部は、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしていない状態では、第1プロセスローラーを逃がし形状部により接離方向に遊びを有した状態で軸支している。このため、第1プロセスローラーが、上記接離方向において第2プロセスローラーに向かう圧を受けない状態では、第1及び第2プロセスローラーは互いに、他方のローラーからの圧を受けない。
そして、駆動機構により移動機構を駆動させ、ブッシュ部材が上記接離方向に移動して、第1プロセスローラーが対象物にニップした状態になったとき、第1プロセスローラーは上記対象物からの押圧を受けて第1軸支部内での位置が第2プロセスローラー側に変位する。このため、第1プロセスローラーは、上記対象物から押圧を受ける状態になると、対象物及び第2プロセスローラーの両方にニップした状態となる。
また、駆動機構により移動機構を駆動させ、ブッシュ部材が上記接離方向に移動して、第1プロセスローラーと上記対象物をニップ状態からニップの解放状態に切り換えた場合には、上記対象物及び第1プロセスローラーのニップと、第1及び第2プロセスローラーのニップの両方が解除され、第1及び第2プロセスローラーの両方を加圧から解放することができる。
また、駆動機構は、画像形成動作に応じて、ブッシュ部材を移動させて、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしている状態、又は前記対象物にニップしていない状態に切り替える。このため、第1プロセスローラー及び第2プロセスローラーのニップからの解放は、画像形成装置の動作に応じて行うことができる。画像形成に必要ない時には、第1プロセスローラー及び第2プロセスローラーをニップから解放することができるので、加圧によるローラー変形を抑制することができる。
また、上記構成によれば、当該ローラーのニップ及びニップの解放の切換を、複雑な機構を必要とすることなく、比較的簡単な機構で実現することが可能である。
本発明によれば、ローラー同士のニップが複数存在する機構において、当該各ニップをなす両ローラーの加圧からの解放を、簡単な機構により、画像形成装置の動作に応じて行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成ユニットを有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 感光体ドラム及び帯電装置周りの機構を示す斜視図である。 感光体ドラム及び帯電装置周りの機構を示す斜視図であり、帯電装置を引き出した状態を示す図である。 感光体ドラム、帯電ローラー及びクリーニングローラーを取り出した状態の帯電装置を示す斜視図である。 感光体ドラム及び帯電装置部分を図2の矢印A方向から見た側断面図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。 感光体ドラム及び帯電装置部分を図2における下方から見た状態を示す斜視図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。 位置規制部材をスライド移動させる駆動機構を示す図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。 画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態にかかる帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップ、又はニップの解放を切り替える動作を示すフローチャートである。 変形例2にかかる帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップ、又はニップの解放を切り替える動作を示すフローチャートである。 変形例3にかかる感光体ドラム及び帯電装置部分を図2の矢印A方向から見た側断面図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成ユニット及びこれを備えた画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成ユニットを有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本開示の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部40、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム121と、帯電装置123と、露光装置124と、現像装置122と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkの各現像装置122は、静電潜像現像用のトナーを収容している。現像装置122は、当該トナーを、上記帯電装置123による帯電及び上記露光装置124による露光が完了した感光体ドラム121表面に供給する。
カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125a及び従動ローラー125bに張架されている中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
次に、画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkにおける感光体ドラム121及び帯電装置123周りの機構について説明する。なお、画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkにおける感光体ドラム121及び帯電装置123周りの機構は同様であるため、以下の説明では、いずれの色用の画像形成ユニットであるかを特定せずに説明する。
図2は感光体ドラム121及び帯電装置123周りの機構を示す斜視図である。図3は感光体ドラム121及び帯電装置123周りの機構を示す斜視図であり、帯電装置123を引き出した状態を示す図である。図4は感光体ドラム121、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23を取り出した状態の帯電装置123を示す斜視図である。
画像形成ユニットにおいては、感光体ドラム121の下方に帯電装置123が配設されている。帯電装置123は、帯電ケース21と、帯電ローラー22と、クリーニングローラー23と、ブッシュ部材24と、移動機構25とを備えている。
帯電ケース21は、感光体ドラム121に対向する面が開放された筐体からなる。帯電ケース21の内部には、帯電ローラー22、クリーニングローラー23、ブッシュ部材24、及び移動機構25が配設される。
帯電ローラー(第1プロセスローラーの一例)22は、感光体ドラム(対象物の一例)121に接触してドラム表面に帯電バイアスを印加して、感光体ドラム121表面を帯電させるローラーである。帯電ローラー22は、例えば、エピクロルヒドリンにイオン導電材を混合した導電性ゴム層により形成される。帯電ローラー22には、図略の帯電バイアス印加部からバイアスが印加される。
クリーニングローラー(第2プロセスローラーの一例)23は、帯電ローラー22をクリーニングするローラーである。クリーニングローラー23は、例えば、スポンジ(発泡)ローラーとされる。クリーニングローラー23は、帯電ローラー22に当接するように配設され、例えば、その周面が、帯電ローラー22の周面に対して周速差を有して同一方向に回転することで、帯電ローラー22の周面上に付着した汚れを除去する。
図4に示すように、感光体ドラム121、帯電ローラー22、及びクリーニングローラー23の各回転軸が仮想直線上に並んで配置されている。ブッシュ部材24は、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23を軸支する部材である。ブッシュ部材24には、帯電ローラー22の回転軸221を回転自在に軸支する第1軸支部241と、クリーニングローラー23の回転軸231を回転自在に軸支する第2軸支部242とが形成されている。
ブッシュ部材24の下部には、移動機構25が取り付けられている。移動機構25は、押しバネ251と、後述する案内部26とを有している。押しバネ251は、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23を軸支した状態のブッシュ部材24を、図4における下方から上方に、すなわち、帯電ローラー22が感光体ドラム121に接近する方向に押圧する。一方、押しバネ251は、帯電ローラー22に対して、図4における上方から下方に、すなわち、感光体ドラム121から離れる方向に圧が加わると、自身が縮むことにより、ブッシュ部材24を図4の下方に移動させる。このため、押しバネ251は、感光体ドラム121に対して帯電ローラー22が接離する接離方向にブッシュ部材24を移動させる。
帯電ケース21には、第1軸支部241に帯電ローラー22を軸支し、第2軸支部242にクリーニングローラー23を軸支した状態のブッシュ部材24が収納される。
次に、ブッシュ部材24の移動により帯電ローラー22を感光体ドラム121にニップ又はニップの解放する機構を説明する。図5は感光体ドラム121及び帯電装置123部分を図2の矢印A方向から見た側断面図であり、(A)は帯電ローラー22が感光体ドラム121表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラー22が感光体ドラム121表面から離間している状態を示す。
支持部27は、ブッシュ部材24を支持する。帯電装置123の帯電ケース21は、支持部27と、案内部26とを備えている。支持部27は、側面部271及び下面部272を有し、帯電ケース21の一部により構成されている。案内部26は、支持部27の側面部271の内側壁面に設けられたガイドレールである。案内部としての当該ガイドレールは、上記接離方向に延び、ブッシュ部材24の上記接離方向への移動を案内する凹部を有する。当該凹部は、ブッシュ部材24の両側部にそれぞれ形成されている突起部243に対向する帯電ケース21部分に位置に形成されている。案内部は、凹部に填まり込んだ突起部243を上記接離方向に摺動自在に支持する。
上記押しバネ251は、その一端部がブッシュ部材24の下部に取り付けられ、他端部が当該下部に対向する支持部27の下面部272に取り付けられている。これにより押しバネ251は、ブッシュ部材24及びこれに軸支される帯電ローラー22及びクリーニングローラー23を、上記凹部に沿って、自身が有する押圧力により感光体ドラム121表面に近付く方向に移動させ、外部から当該押圧力に抗する力を受けて縮むことにより感光体ドラム121表面から遠ざかる方向に移動させる。
ブッシュ部材24に設けられている第1軸支部241は、帯電ローラー22を第1軸支部241内で上記接離方向に変位可能とする逃がし形状部245を有している。逃がし形状部245は、図5(A)(B)に示すように、上記接離方向の径が当該方向に直交する方向の径よりも長い長孔形状とされている。逃がし形状部245の当該直交する方向の径は、帯電ローラー22の径と同等又はこれに近い若干長い径とされている。逃がし形状部245は、その下面部245aが、帯電ローラー22の回転軸221の周面形状に沿う円弧状に形成され、上部は感光体ドラム121に向かう開口部245bを有する。第1軸支部241は、当該逃がし形状部245により、帯電ローラー22を上記接離方向に遊びを有した状態で軸支する。逃がし形状部245は、上記接離方向における帯電ローラー22の変位の方向を案内する。
第1軸支部241は、第1軸支部241内における帯電ローラー22の上記接離方向への変位を一定量に規制する変位規制部245cを有する。開口部245bにおける感光体ドラム121側の先端部が、上記長孔の径を小さくする方向(内側方向)に向けて延設されて変位規制部245cとされている。これにより、帯電ローラー22が感光体ドラム121側に変位したとき、帯電ローラー22は変位規制部245cに当接する位置まで移動すると、変位規制部245cによる干渉で当該移動が制限される。
第2軸支部242に軸支された状態のクリーニングローラー23には、第1軸支部241に軸支された帯電ローラー22が載置されている。第1軸支部241及び第2軸支部242間の距離は、帯電ローラー22がクリーニングローラー23に載置された状態のときに遊びを有して第1軸支部241に軸支された状態となるように設定されている。このため、帯電ローラー22に対して、上記接離方向において感光体ドラム121から離れる方向に押圧が加わらない状態、例えば、図5(B)に示すように、帯電ローラー22が押しバネ251及びブッシュ部材24により感光体ドラム121に対して押圧されていない状態では、帯電ローラー22は、単にクリーニングローラー23に載置されているだけの状態であり、クリーニングローラー23を押圧したニップ状態にはならない。この状態では、帯電ローラー22の回転軸221は、第1軸支部241の下面部245aとの間に空隙を有して、第1軸支部241に軸支されている。
ブッシュ部材24は、その下部に、下面部272に向かって突出して延びる係合部246を有している(図4では図略)。ブッシュ部材24の下部に対向する位置となる下面部272には、係合部246を受け入れて貫通させる受入孔2721が形成されている。係合部246は、例えば、円柱状の基部2461を有し、この基部2461は、押しバネ251の伸縮状態に拘わらず、受入孔2721を貫通して下面部272よりも下方に突出している。但し、基部2461の下面部272からの突出量は、押しバネ251の伸縮量に対応して増減する。基部2461は、下面部272側の先端部2462が、当該基部2461よりも大径の円盤状に形成されている。
下面部272の裏面側には、上記接離方向に直交する方向に移動可能とされた位置規制部材29が配設されている。位置規制部材29は、下面部272の幅と同等の幅とされ、上記裏面に沿ってスライド移動自在となるように支持部27に取り付けられている。位置規制部材29は、後述する駆動機構30(図7参照)により、スライド移動される。
図6は感光体ドラム及び帯電装置部分を図2における下方から見た状態を示す斜視図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。
位置規制部材29には、図6(A)(B)に示すように、位置規制部材29の下面部295から突出した係止孔291が形成されている。係止孔291は、係合部246の基部2461の径と同等の幅を有して上記直交方向に延びる第1係止孔291aと、先端部2462の径と同等の径を有する第2係止孔291bとからなる。第1係止孔291a及び第2係止孔291bは一体的に形成されて1つの孔である係止孔291を形成している。係止孔291の上記接離方向高さは、第1軸支部241に軸支された帯電ローラー22を感光体ドラム121から離間させるに足りる程度に、押しバネ251を上記接離方向において縮めることが可能な寸法とされる。
押しバネ251が上記接離方向に縮み、ブッシュ部材24の係合部246の基部2461が下面部272から突出している状態となっているときに、上記直交方向において、第1係止孔291aが先端部2462に係止する位置まで、位置規制部材29をスライド移動させると、当該係止により、帯電ローラー22を感光体ドラム121から離間した状態となる位置に、ブッシュ部材24の上記接離方向位置を留めることが可能である。
また、上記直交方向において、第2係止孔291bが基部2461及び先端部2462に合致する位置まで位置規制部材29をスライド移動させると、先端部2462は係止孔291との係止が解除される。このとき、押しバネ251は、上記係止による抑制から解放され、ブッシュ部材24を上記接離方向において感光体ドラム121側に押圧して移動させる。
第1係止孔291a及び先端部2462の係止がなく、上記押しバネ251による押圧で第1軸支部241に軸支された状態の帯電ローラー22が感光体ドラム121側に移動したとき、帯電ローラー22は、感光体ドラム121に当接した時点で、感光体ドラム121との当接により当該押圧による移動が抑制される。押しバネ251の押圧力は、帯電ローラー22が感光体ドラム121に対して、予め定められた押圧力以上の圧で接触可能となる値に定められている。このため、第1係止孔291a及び先端部2462の係止がない状態では、帯電ローラー22は、感光体ドラム121にニップした状態となる。
次に、図7を用いて、位置規制部材29をスライド移動させる駆動機構30について説明する。なお、図7では説明の都合上、帯電ケース21を示していない。
駆動機構30は、位置規制部材29の移動を規制する規制壁31と、画像形成装置1の画像形成動作に応じて動作するソレノイド33と、規制壁31の一端部とソレノイド33とを接続するアーム32とを備える。
位置規制部材29は、不図示の押圧部材により、上記接離方向とは直交する方向(図中の矢印B方向)に常時押圧されている。位置規制部材29の矢印B方向側には、規制壁31が設けられている。この規制壁31により、位置規制部材29の矢印B方向の移動が規制されている。規制壁31は、矢印B方向とは直交する方向に移動可能となるように、画像形成ユニット12内に支持されている。
ここで、規制壁31は、その矢印B方向の幅が、矢印B方向に直交する方向の位置によって異なっている。図7(B)に示すように、位置規制部材29が、規制壁31のうち矢印B方向の幅が広い幅広部311に当接した状態では、係合部246の先端部2462は第1係止孔291aに係止されている。したがって、この状態では、帯電ローラー22は、感光体ドラム121表面から離間した状態となる。
一方、図7(A)に示すように、位置規制部材29が、規制壁31のうち矢印B方向の幅が狭い幅狭部312に当接した状態では、第2係止孔291bが基部2461及び先端部2462に合致する位置となり、係合部246の先端部2462は第1係止孔291aとの係止が解除される。したがって、この状態では、帯電ローラー22は、感光体ドラム121にニップした状態となる。
このように、規制壁31を矢印B方向とは直交する方向に移動させることで、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態と、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態とを切り替えることができる。
なお、図6(A)(B)に示すように、第1係止孔291aと第2係止孔292bとの間には、係合部246の先端部2462を案内する傾斜が設けられている。係合部246の先端部2462がこの傾斜に沿って移動することにより、先端部2462が第1係止孔291aに係止されている状態、又は先端部2462が第1係止孔291aとの係止が解除されている状態に切り替わる。
図7(A)(B)に示すように、規制壁31の一端部は、アーム32を介して、ソレノイド33と接続されている。ソレノイド33が動作すると、アーム32が支点軸321を中心に回動し、規制壁31に矢印B方向とは直交する方向に力が加えられる。これにより、規制壁31が矢印B方向とは直交する方向に移動する。
ソレノイド33は、配線34と接続されており、配線34を通じて伝達される信号に基づき動作する。この信号は、後述する制御部100(図8参照)により生成されるものであり、ソレノイド33は、画像形成装置1の画像形成動作に応じて動作する。
次に、画像形成装置1の電気的構成を説明する。図8は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿読取部5、原稿給送部6、画像形成部12、定着部13、給紙部14、操作部40等を備える。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御ユニット10は、制御部100を備えている。制御部100は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像形成部12、定着部13、給紙部14、操作部40等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。特に、制御部100は、画像形成装置1の画像形成動作に応じて、画像形成部12のソレノイド33の駆動を制御する信号を生成する。ソレノイド33は、この信号に基づき動作する。これにより、画像形成装置1は、画像形成動作に応じて、画像形成部12の帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態と、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態とを切り替えることができる。また、制御部100は、カウンター110を有する。カウンター110は、画像形成装置1が画像形成動作を行っていない連続時間をカウントする。
操作部40は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部及び操作キー部を備える。タッチパネル部は、操作部40に備えられるLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部400のディスプレイ部分に設けられている。操作者は、例えば、操作部40を用いて、画像形成装置1の電源投入指示や電源切断指示を入力することができる。
次に、上記構成を備える画像形成装置1の動作について説明する。図9は、帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップ、又はニップの解放を切り替える動作を示すフローチャートである。
制御部100は、画像形成装置1の電源が投入されると(ステップS1でYES)、画像形成装置1の画像形成動作等を制御する制御システムを起動する(ステップS2)。
制御システムの起動後、制御部100は、ソレノイド33を駆動させ、画像形成部12の帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態から、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態に切り替える(ステップS3)。
その後、制御部100は、操作部40により画像形成装置1の電源切断指示が入力されるか否かを監視する(ステップS4)。操作部40により画像形成装置1の電源切断指示が入力された場合(ステップS4でYES)、制御部100は、ソレノイド33を駆動させ、画像形成部12の帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態から、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態に切り替える(ステップS5)。
ニップの解放後、制御部100は、画像形成装置1の画像形成動作を制御する制御システムを終了させる(ステップS6)。
このように、制御部100は、画像形成装置1の電源投入指示、及び電源切断指示をトリガとして、帯電ローラー22とクリーニングローラー23とのニップ又はニップの解放の切換を行う。画像形成動作がなされない電源切断時においては、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放するため、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23の加圧による変形を抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。以下では、上記の実施の形態の変形例1、変形例2、及び変形例3について説明する。
<変形例1>
上記の実施の形態では、画像形成装置1の電源投入指示及び電源切断指示をトリガとして、帯電ローラー22とクリーニングローラー23とのニップ又はニップの解放の切換を行う場合を説明した。しかしながら、本発明は、必ずしもこの場合に限られない。本発明は、画像形成装置1の画像形成動作に応じて、帯電ローラー22とクリーニングローラー23とのニップ又はニップの解放の切換を行うものであればよい。
図10は、変形例1にかかる帯電ローラー及びクリーニングローラーのニップ又はニップの解放を切り替える動作を示すフローチャートである。
制御部100のカウンター110は、画像形成装置1が画像形成動作を行っていない連続時間をカウントする(ステップS10)。画像形成動作を行っていない連続時間が、あらかじめ定められた時間以上経過した場合(ステップS10でYES)、制御部100は、ソレノイド33を駆動させ、画像形成部12の帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態から、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態に切り替える(ステップS11)。
ニップから解放している状態に切り替え後、制御部100は、操作部40により画像形成の実行指示がなされたか否かを判定する(ステップS12)。画像形成の実行指示がなされた場合(ステップS12でYES)、制御部100は、ソレノイド33を駆動させ、画像形成部12の帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放している状態から、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップしている状態に切り替える(ステップS13)。帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップ状態に切り替え後、制御部100は画像形成処理を実行する(ステップS14)。
このように、一定時間以上画像形成動作がなされないときには、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23をニップから解放するため、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23の加圧による変形を抑制することができる。
なお、制御部100は、画像形成装置1が待機電力を平常時よりも小さくしたモード(所謂省電力モード)に移行するタイミングで、帯電ローラー22とクリーニングローラー23とをニップから解放するようにしてもよい。
<変形例2>
上記の実施形態では、ローラー同士のニップが複数存在する装置において当該各ニップをなす両ローラーをニップ状態及びニップの解放状態に切り換える機構を、感光体ドラム121及び帯電ローラー22間と、帯電ローラー22及びクリーニングローラー23間とを、ニップ又はニップの解放状態に切り換える機構を例にして説明したが、当該機構はこれに限定されない。本発明は、他のローラー間におけるニップ又はニップの解放状態の切換にも適用が可能である。さらに、当該機構は、画像形成装置1以外に、ローラー同士のニップが複数存在する他の装置に対しても適用が可能である。
<変形例3>
上記の実施の形態では、感光体ドラム121、帯電ローラー22、及びクリーニングローラー23の各回転軸が仮想直線上に並んで配置されている場合を説明した(図4、図5等参照)。しかしながら、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。
図11は、変形例3にかかる感光体ドラム及び帯電装置部分を図2の矢印A方向から見た側断面図であり、(A)は帯電ローラーが感光体ドラム表面にニップしている状態を示し、(B)は帯電ローラーが感光体ドラム表面から離間している状態を示す。
図11(A)及び(B)に示すように、変形例3に示す例では、感光体ドラム121、帯電ローラー22、及びクリーニングローラー23の各筒軸が共通の仮想直線上に並んで配置されていない。その一方、帯電ローラー22を軸支する第1軸支部241と、クリーニングローラー23を軸支する第2軸支部242とは、上記の実施の形態で示した例と同様に接離方向に並べて配設されている。
ここで、上記の実施の形態及び変形例において、「接離方向」及び「接離している方向」とは、帯電ローラー22が感光体ドラム121に対して離間している状態から接している状態に切り替わる方向、又は、接している状態から離間している状態に切り替わる方向のことをいう。図11(A)及び(B)に示す変形例3では、「接離方向」は紙面の上下方向となる。
図11(B)に示すように、帯電ローラー22が感光体ドラム121にニップしていない状態では、第1軸支部241は、帯電ローラー22を逃がし形状部245により接離方向に遊びを有した状態で軸支している。
図11(A)に示すように、帯電ローラー22が感光体ドラム121にニップしている状態では、第1軸支部241は、帯電ローラー22が感光体ドラム121による押圧で第1軸支部241内での位置をクリーニングローラー23側に変位させるように帯電ローラー22を軸支している。
このため、変形例3に示す例であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
100 制御部
110 カウンター
12Bk,12C,12M,12Y 画像形成ユニット
121 感光体ドラム
123 帯電装置
21 帯電ケース
22 帯電ローラー
23 クリーニングローラー
24 ブッシュ部材
241 第1軸支部
242 第2軸支部
245 逃がし形状部
245c 変位規制部
246 係合部
2461 基部
2462 先端部
25 移動機構
251 押しバネ
26 案内部
27 支持部
2721 受入孔
29 位置規制部材
291 係止孔
291a 第1係止孔
291b 第2係止孔
30 駆動機構
31 規制壁
311 幅広部
312 幅狭部
32 アーム
321 支点軸
33 ソレノイド
34 配線
40 操作部

Claims (7)

  1. 対象物にニップする第1プロセスローラーと、
    前記第1プロセスローラーに対してニップ可能に設けられている第2プロセスローラーと、
    前記第1プロセスローラーを軸支する第1軸支部と、前記第1プロセスローラーが載置された状態で前記第2プロセスローラーを軸支する第2軸支部とを有するブッシュ部材と、
    前記第1軸支部に軸支された前記第1プロセスローラーが前記対象物に接離する方向に前記ブッシュ部材を移動させる移動機構と、
    前記移動機構を画像形成動作に応じて駆動させる駆動機構とを備え、
    前記第1及び第2軸支部は前記接離方向に並べて配設され、
    前記第1軸支部は、前記第1プロセスローラーを当該第1軸支部内で前記接離方向に変位可能とする逃がし形状部を有し、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしていない状態では、当該第1プロセスローラーを当該逃がし形状部により前記接離方向に遊びを有した状態で軸支し、
    前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしている状態では、前記第1軸支部は、当該第1プロセスローラーが前記対象物による押圧で前記第1軸支部内での位置を前記第2プロセスローラー側に変位させるように当該第1プロセスローラーを軸支する画像形成ユニット。
  2. 前記移動機構は、前記ブッシュ部材を支持する支持部と、前記接離方向において前記対象物側に当該支持部を押圧する押圧部材と、前記支持部内に収納された状態の前記ブッシュ部材の側方に設けられ、当該押圧部材の押圧による前記接離方向への前記支持部の移動を案内する案内部とを備え、
    前記ブッシュ部材は、当該ブッシュ部材に対向する前記支持部の下面部に向かって延びる係合部を有し、前記案内部には当該係合部を貫通させて受け入れる受入孔が形成され、
    前記係合部は、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしていない状態のときと、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしている状態のときとで、突出量を異ならせて前記案内部から突出し、
    前記接離方向に直交する方向において、前記第1プロセスローラーが前記対象物にニップしていない状態のときに前記案内部から突出している前記係合部に対する係止位置及び非係止位置の間で移動可能とされた位置規制部材を更に備え、
    前記駆動機構は、前記位置規制部材を前記係止位置及び前記非係止位置の間で移動させる請求項1に記載の画像形成ユニット。
  3. 前記位置規制部材は、前記接離方向に直交する方向に向けて押圧されており、
    前記駆動機構は、画像形成動作に応じて動作するソレノイドと、前記位置規制部材の前記押圧方向への移動を規制する規制壁とを備え、
    前記規制壁は、前記押圧方向の幅が前記押圧方向に直交する方向の位置によって異なっているとともに、前記ソレノイドの動作により、前記押圧方向に直交する方向に移動可能であり、
    前記位置規制部材は、前記規制壁が前記押圧方向に直交する方向に移動することで、前記係止位置及び前記非係止位置の間で移動する請求項1に記載の画像形成ユニット。
  4. 前記駆動機構は、前記移動機構を駆動させ、画像形成装置の電源投入時に、前記第1プロセスローラーを前記対象物にニップしている位置に切り替え、画像形成装置の電源切断時に、前記第1プロセスローラーを前記対象物にニップしていない位置に切り替える請求項1に記載の画像形成ユニット。
  5. 前記駆動機構は、画像形成動作があらかじめ定められた時間以上行われない場合に、前記第1プロセスローラーを前記対象物にニップしていない位置に切り替える請求項1に記載の画像形成ユニット。
  6. 前記対象物は感光体ドラムであり、
    前記第1プロセスローラーは、前記感光体ドラム表面に接触して当該表面を帯電させる帯電ローラーであり、
    前記第2プロセスローラーは、前記帯電ローラーをクリーニングするクリーニングローラーであり、
    前記帯電ローラーにより帯電された前記感光体ドラムの表面を露光して静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部によって形成された前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部により形成されたトナー像を記録媒体又は中間転写ベルトに転写させる転写部と、を備えた請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成ユニット。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットによって直接又は間接に記録媒体に転写された前記トナー像を当該記録媒体に定着させる定着部と、を備えた画像形成装置。
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