JP2015050770A - デジタルプリディストーション装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルプリディストーション装置及び方法を提供する。
【解決手段】かかる装置は、信号の非線形特性を補償するための非線形性補償ユニット;前記信号のメモリ効果特性を補償するためのメモリ効果補償ユニット;フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得するための定値特性取得ユニット;取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいて、プリディストーションのコスト関数を計算するためのコスト関数生成ユニットであって、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されている、コスト関数生成ユニット;及び、前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新するための係数更新ユニットを含む。
【選択図】図10

Description

本発明は、デジタルプリディストーション技術分野に関し、特に、非線形性及びメモリ効果ディストーションを補償するためのデジタルプリディストーション装置及び方法に関する。
パワーアンプ(PA、Power Amplifier)が、電子装置中の重要な構成部品であり、それは、微弱な電気信号に対してパワー増幅を実現することができ、伝送や送信のニーズを満足することができる。理想の場合、PAの出力信号が入力信号の理想の増幅になることが望ましいが、物理上の原因で、PAには、往々して、非線形性が導入されることがあり、即ち、増幅された入力信号には、不必要な他の信号が導入されることがある。理想の増幅を実現するためには、PAのこのような非線形性に対して補償及び修正を行わなければならない。
デジタルプリディストーション(DPD、Digital Pre-Distortion)技術は、電子装置の非線形性を予め補償する有効な技術的手段である。自己適応型プリディストーション技術は、フィードバックされたPAの出力信号に基づいて、プリディストーション装置の係数を自己適応調整し、前置補償(Pre-Compensation)を実現することができる。
図1は、従来技術中のデジタルプリディストーション装置の一部の構成図である。図1に示すように、該デジタルプリディストーション装置は、デジタルプリディストーションユニット101、信号送信ユニット102、フィードバックユニット103、デジタルフィルタ104、及びプリディストーション係数ユニット105などを含んでもよい。
そのうち、信号送信ユニット102は、DA変換器(DAC、Digital Analog Converter)1021、直交変調器(QMOD、Quadrature Modulator)1022、可変利得増幅器(VGA、Variable Gain Amplifier)1023、パワーアンプ(HPA)1024などを含んでもよい。フィードバックユニット103は、直交復調器(QDMOD、Quadrature Demodulator)1031、AD変換ユニット(ADC、Analog Digital Converter)1032などを含んでもよい。デジタルフィルタ104は、デジタルバンドパスフィルタ(DBPF、Digital Band Pass Filter)、デジタルハイパスフィルタ(DHPF、Digital High Pass Filter)などを含んでもよい。プリディストーション係数ユニット105は、コスト関数計算ユニット1051、係数更新ユニット1052などを含んでもよい。
一方、送信信号のバンド幅の増大に伴い、PAは、“メモリ効果”をも示し、即ち、PAの現在の出力信号は、現在の入力信号に関するのみならず、以前の入力信号にも関する。その振幅及び位相特性は、“Getting Fat(太ってきていること)”を示し、図2及び図3は、それぞれ、メモリ効果を含むパワーアンプの振幅(AM)特性及び位相(PM)特性を示す。非線形及びメモリ効果は、送信信号を壊し、これによって、信号受信品質に影響を与え、隣接チャネルの信号に干渉を与えるので、克服及び補償する必要がある。
しかし、発明者は、従来技術において、多くのプリディストーションの処理がメモリ効果による影響を考慮しておらず、メモリ効果を考慮した案において、一般的に、完全なIQ両路信号をフィードバックし、そして、原始参照信号(複素信号)と比較する必要があるとのことを発見した。
図4は、従来技術中の他のデジタルプリディストーション装置の一部の構成図である。図4に示すように、該デジタルプリディストーション装置は、直交復調器、両路AD変換ユニット、及びそれ相応のIQ不均衡対抗措置を要し、また、データ同期装置及び方法をも要するので、製造コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、スカラー方法(即ち、一つのフィードバック信号のみを用い、参照信号を用いず)を用いて非線形性及びメモリ効果を克服することにより、簡単かつ有効に送信信号の品質を改善することができるデジタルプリディストーション装置及び方法を提供することにある。
本発明の実施例における一側面によれば、デジタルプリディストーション装置が提供され、前記デジタルプリディストーション装置は、
信号の非線形特性を補償するための非線形性補償ユニット;
前記信号のメモリ効果特性を補償するためのメモリ効果補償ユニット;
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得するための定値特性取得ユニット;
取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいて、プリディストーションのコスト関数を計算するためのコスト関数生成ユニットであって、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されている、コスト関数生成ユニット;及び
前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新するための係数更新ユニットを含む。
本発明の有益な効果は、信号の定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算し、そして、非線形性補償ユニット及びメモリ効果補償ユニットのパラメータを更新する。これによって、信号の非線形及びメモリ効果によるディストーションを補償することができるのみならず、構造が簡単でかつ製造コストが低く、簡単且つ有効に送信信号の品質を改善することもできる。
従来技術中のデジタルプリディストーション装置の一部の構成図である。 メモリ効果を含むパワーアンプの振幅特性を示す図である。 メモリ効果を含むパワーアンプの位相特性を示す図である。 従来技術中の他のデジタルプリディストーション装置の一部の構成図である。 I/Q信号の定値特性を示す図である。 信号モジュラスの定値特性を示す図である。 Hammersteinモデルを示す図である。 Weinerモデルを示す図である。 Weiner Hammersteinモデルを示す図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の構成図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す他の図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す他の図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示すの他の図である。 本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション方法のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
通信システムでは、多くの場合、直交振幅変調(QAM、Quadrature Amplitude Modulation)方式が採用され、その主な特徴は、信号の具体的な変調方式(例えば、16QAM、64QAMなど)が分かれば、同位相(I、In-phase)/直交(Q、Quadrature)又はmodulus(モジュラス)に対応する具体的な定値を明確に把握することができ、即ち、QAM信号は、定値特性を有する。
64QAMの信号を例とし、図5は、I/Q信号の定値特性を示す図であり、図6は、信号modulusの定値特性を示す図である。図5又は6に示すように、64QAMの信号については、I/Q又はmodulusに対応する具体的な定値を明確に取得することができる。
また、BPSK(Binary Phase Shift Keying)信号も、類似する特性を有する。信号の定値特性の概念や定義、具体的な内容については、従来技術を参照することができる。以下、QAM信号のみを例とし、本発明について詳しく説明する。なお、本発明は、これに限定されず、例えば、定値特性を持つ他の信号にも適用し得る。
一方、非線形性(NL、Non-Linear)及びメモリ効果を補償するプリディストーション装置について言えば、通常、3種類のプリディストーションモデル、即ち、Hammersteinモデル、Weinerモデル及びWeiner-Hammersteinモデルがある。図7は、Hammersteinモデルを示す図である。図8は、Weinerモデルを示す図である。図9は、Weiner-Hammersteinモデルを示す図である。
図7〜図9に示すように、NLは、非線形性補償ユニットを示し、FIRは、FIR(Finite Impulse Response)フィルタを示す。NLを用いて信号の非線形特性を補償することができ、FIRフィルタを用いて信号のメモリ効果特性を補償することができる。上述の3種類のモデル、NL及びFIRの具体的な内容については、従来技術を参照することができる。
Hammersteinモデルのみを例とし、本発明について詳しく説明するが、本発明は、これに限定されず、Weinerモデル及びWeiner-Hammersteinモデルなどに応用されてもよい。例えば、メモリ多項式、人工神経網などのモデルであってよい。なお、本発明では、FIRフィルタが、メモリ効果補償ユニットの一例とされているが、本発明は、これに限定されず、例えば、メモリ効果を補償し得る他のもの、例えば、IIR(Infinite Impulse Response)フィルタなどを採用してもよい。
本発明の実施例は、デジタルプリディストーション装置を提供し、Hammersteinモデル及びFIRフィルタを例としてその説明を行う。図10は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の構成図である。
図10に示すように、該デジタルプリディストーション装置1000は、デジタルプリディストーションユニット100、定値特性取得ユニット1003、コスト関数生成ユニット1004、及び係数更新ユニット1005を含む。そのうち、デジタルプリディストーションユニット100は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を含む。なお、便宜のため、図10は、一部のものだけを示しているが、示されていない他のものについては、従来技術を参照することができる。
そのうち、非線形性補償ユニット1001は、信号の非線形特性を補償するために用いられ、FIRフィルタ1002は、信号のメモリ効果特性を補償するために用いられ、定値特性取得ユニット1003は、フィードバック信号を処理し、信号の定値特性情報を取得するために用いられ、コスト関数生成ユニット1004は、取得した定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算するために用いられ、そのうち、所定値は、信号の変調方式に従って予め取得されており、係数更新ユニット1005は、コスト関数に基づいて、非線形性補償ユニット1001の係数及びFIRフィルタ1002の係数を更新するために用いられる。
図10に示すように、デジタルプリディストーション装置は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を含み、採用するのは、Hammersteinモデルである。なお、本発明は、これに限定されず、他のモデルを採用してもよい。そのうち、FIRフィルタ1002の係数は、α、β、γを含んでもよい。非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002の具体的な内容については、従来技術を参照することができる。
本実施例では、信号の具体的な変調方式(例えば、64QAM)に基づいて、I/Q又はmodulusに対応する定値特性情報を取得することができるので、信号の変調方式に従って、予め所定値を得ることができる。64QAMを例とし、I/Q信号に対応する所定値は、“-7、-5、-3、-1、1、3、5、7”であってよく、modulusに対応する所定値は、
(外1)
Figure 2015050770
であってよい。16QAMを例とし、I/Q信号に対応する所定値は、“-3、-1、1、3”であって
もよい。実際の状況に応じて具体的な所定値を決めてもよい。以下、64QAMを例として説
明する。
本実施例では、フィードバック信号を処理し、信号の定値特性情報を取得してもよい。その後、取得した定値特性情報と所定値とを比較することで、コスト関数を計算する。そして、非線形性補償ユニットの係数及びFIRフィルタの係数を更新する。そのうち、非線形性補償ユニットの係数及びFIRフィルタの係数は、予め初期値に設定されてもよく、例えば、経験値に設定されてもよく、ゼロに初期化されてもよい。その後、コスト関数を計算し、各パラメータを更新する。一回又は複数回の反復(iteration)の後に、最適なパラメータを得ることができる。これにより、一つのフィードバック信号のみを用い、参照信号を用いなくても、非線形及びメモリ効果を克服し得るので、簡単かつ有効に送信信号の品質を向上させることができる。
一実施方式では、I/Q信号の定値特性に基づいて実施し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて、非線形性補償ユニットの係数を計算してもよい。
図11は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図11に示すように、該デジタルプリディストーション装置1100は、デジタルプリディストーションユニット100、定値特性取得ユニット1003、コスト関数生成ユニット1004、及び係数更新ユニット1005を含み、そのうち、デジタルプリディストーションユニット100は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を上述のように含む。
図11に示すように、デジタルプリディストーション装置1100は、更に、サイドローブ情報取得ユニット1105を含んでもよく、それは、フィードバック信号を処理し、フィードバック信号のサイドローブ情報を取得するために用いられる。フィードバック信号は、周波数変換処理された後に、二つに分けることができ、一つは、定値特性取得ユニット1003に入力され、信号の定値特性情報が取得され、もう一つは、バンドパスフィルタ(BPF、Band Pass Filter)に入力され、フィードバック信号のサイドローブ情報が取得される。
図11に示すように、定値特性取得ユニット1003は、具体的に、フィードバック信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット1101、デジタル信号のI/Q信号を処理するためのRRC(Root Raised Cosine)フィルタ1102、RRCフィルタ1102処理後のデジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー(Re-sampler)1103、及び、再サンプリング後のデジタル信号に対して正規化処理を行って、信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザー(Normalizer)1104を含んでもよい。
これにより、フィードバック信号は、周波数変更処理された後に、二つに分けることができる。一つは、BPF及びADCに入力され、これにより、周波数スペクトルのサイドローブパワーを推定することができ、もう一つは、ADC及びRRCフィルタに入力されて、再サンプリング及び正規化された後に、例えば、図5に示すような定値特性情報を回復することができる。この時に、原始信号をRRC処理する必要があり、周波数変更処理後の位相回転を消去するために、原始信号に、補償するための位相回転値θを提供する必要がある。
図11に示すように、デジタルプリディストーション装置1100は、更に、位相回転ユニット1106を含んでもよく、それは、デジタルプリディストーションユニット100に入力される前の信号に、補償するために位相回転値θを提供し、これにより、周波数変更処理後の位相回転を消去する。
本実施方式では、コスト関数生成ユニット1004は、更に、フィードバック信号のサイドローブ情報、定値特性情報及び所定値に基づいて、コスト関数を計算するために用いられる。具体的には、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、非線形性補償ユニットの係数を更新させ;非線形性補償ユニット1001の係数を固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、リサンプラー1103の再サンプリング点T及び位相回転ユニット1106の位相回転値θを更新させ;及び、非線形性補償ユニット1001の係数及びリサンプラー1103の再サンプリング点Tを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、位相回転ユニット1106の位相回転値θ及びFIRフィルタ1002の係数α、β、γを更新させる。
具体的な実施に当たって、例えば、SEVM(Simplified Error Vector Magnitude)アロゴリズムを採用して計算してもよい。64QAMを例とし、そのうち、SEVM計算方法は、
Figure 2015050770
であってもよい。
上式では、Viは、ノーマライザー1104の出力であり、即ち、信号の定値特性情報である。[-7、-5、-3、-1、1、3、5、7]は、所定値である。上述のSEVMの具体的な実現方式に関しては、ロジカル回路などを採用して実現してもよい。また、SEVMアルゴリズムの具体的な内容については、従来技術を参照することができるため、ここでは詳しい説明を省略する。
具体的な実施に当たって、パラメータ更新プロセスは、一回又は複数回の反復を含む可能性がある。図12は、本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す図である。図12に示すように、更新プロセスは、次のステップを含んでもよい。
ステップ1201:フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて、非線形性補償ユニットの係数を更新する。具体的に、如何にサイドローブ情報を計算するか、及び、如何にサイドローブ情報により非線形性補償ユニットの係数を更新するかについては、従来技術を参照することができる。
ステップ1202:非線形性補償ユニットの係数を固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、そして、定値特性情報及び所定値に基づいて、リサンプラーの再サンプリング点T及び位相回転ユニットの位相回転値θを更新する。
ステップ1203:非線形性補償ユニットの係数及び再サンプリング点Tを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、そして、定値特性情報及び所定値に基づいて、FIRフィルタの係数α、β、γ及び位相回転値θを更新する。
なお、上述のステップのうちの一つ又は複数は、反復により行われてもよい。例えば、ステップ1201を行った後に、ステップ1202及びステップ1203を複数回繰り返してもよい。また、例えば、ステップ1202及びステップ1203の実行順序は、交換されてもよい。また、再サンプリング点T及び位相回転値θのサーチ順序は、実際の状況に応じて変更されてもよい。また、FIRフィルタの係数α、β、γ及び位相回転値θのサーチ順序も、変更されてもよく、例えば、順序は、α、θ、β、γであってもよく、θ、α、β、γであってもよく、ひいては、α、θ、β、θ、γであってあもよい。なお、本発明は、これに限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
図13は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図13に示すように、デジタルプリディストーション装置1100との相違点は、デジタルプリディストーション装置1300中のフィードバック信号が、一つのADCを通過した後に、二つに分けられ、フィードバック信号のサイドローブ情報が、デジタルバンドパスフィルタ(DBPF、Digital Band Pass Filter)1105により取得され得るとのことにある。これにより、ADCの数を減らすことができる。
一実施例では、modulusの定値特性に基づいて実施し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて非線形性補償ユニットの係数を計算してもよい。
図14は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図14に示すように、該デジタルプリディストーション装置1400は、デジタルプリディストーションユニット100、定値特性取得ユニット1003、コスト関数生成ユニット1004、及び係数更新ユニット1005を含み、そのうち、デジタルプリディストーションユニット100は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を上述のように含む。
図14に示すように、デジタルプリディストーション装置1400は、更に、サイドローブ情報取得ユニット1105を含んでもよく、それは、フィードバック信号を処理し、フィードバック信号のサイドローブ情報を取得するために用いられる。フィードバック信号は、周波数変更処理された後に、二つに分けられ、一つは、定値特性取得ユニット1003に入力され、これにより、信号の定値特性情報を取得し、もう一つは、BPFに入力され、これにより、フィードバック信号のサイドローブ情報を取得する。
図14に示すように、定値特性取得ユニット1003は、具体的に、フィードバック信号の振幅を取得するための振幅検出ユニット1401、振幅検出ユニット1401処理後の信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット1402、デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー1403、及び、再サンプリング後のデジタル信号を正規化処理し、信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザー1404を含んでもよい。
これにより、フィードバック信号は、周波数変更処理された後に、二つに分けることができる。一つは、BPF及びADCに入力され、これにより、周波数スペクトルのサイドローブパワーを推定することができ、もう一つは、振幅検出ユニット及びADCを通過して、再サンプリング及び正規化された後に、例えば、図6に示すような定値特性情報を回復することができる。なお、この時に、原始信号をRC処理する必要がある。
本実施例では、コスト関数生成ユニット1004は、更に、フィードバック信号のサイドローブ情報、定値特性情報及び所定値に基づいて、コスト関数を計算するために用いられてもよい。具体的には、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、非線形性補償ユニット1001の係数を更新させ;非線形性補償ユニット1001の係数を固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、リサンプラー1403の再サンプリング点Tを更新させ;及び、非線形性補償ユニット1001の係数及びリサンプラー1403の再サンプリング点Tを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、FIRフィルタの係数α、β、γを更新させることを含んでもよい。
具体的な実施に当たって、SEVMアルゴリズムを採用して計算してもよい。具体的には、上述の実施例に類似する。64QAMを例とし、そのうち、SEVM計算方法は、
Figure 2015050770
であってもよい。
上式では、Viは、ノーマライザー1404の出力であり、即ち、信号の定値特性情報である。
(外2)
Figure 2015050770
は、所定値である。上述のSEVMの具体的な実現方式に関しては、ロジカル回路などの従来技術を用いて実現してもよいので、ここでは詳しい説明を省略する。
図15は、本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す他の図である。図15に示すように、更新プロセスは、次のステップを含んでもよい。
ステップ1501:フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて、非線形性補償ユニットの係数を更新する。具体的に、如何にサイドローブ情報を計算するか、及び、如何にサイドローブ情報に基づいて非線形性補償ユニットの係数を更新するかについては、従来技術を参照することができる。
ステップ1502:非線形性補償ユニットの係数を固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいてリサンプラーの再サンプリング点Tを更新する。
ステップ1503:非線形性補償ユニットの係数及び再サンプリング点Tを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいてFIRフィルタの係数α、β、γを更新する。
なお、上述ステップのうちの一つ又は複数は、反復により行われてもよい。例えば、ステップ1501を行った後に、ステップ1502及びステップ1503を複数回繰り返してもよい。また、例えば、ステップ1502及びステップ1503の実行順序は、交換されてもよい。本発明は、これに限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
図16は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図16に示すように、デジタルプリディストーション装置1400との相違点は、デジタルプリディストーション装置1600中のフィードバック信号が一つのADCを通過した後に、二つに分けられ、フィードバック信号のサイドローブ情報がDBPFにより取得され得るとのことにある。これにより、ADCの数を減らすことができる。
他の実施例では、I/Q信号の定値特性に基づいて実施し、且つ、一つの信号に基づいて非線形性補償ユニットの係数及びFIRフィルタの係数を更新してもよい。
図17は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図17に示すように、該デジタルプリディストーション装置1700は、デジタルプリディストーションユニット100、定値特性取得ユニット1003、コスト関数生成ユニット1004、及び係数更新ユニット1005を含み、そのうち、デジタルプリディストーションユニット100は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を上述のように含む。
図17に示すように、定値特性取得ユニット1003は、具体的に、フィードバック信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット1701、デジタル信号のI/Q信号を処理すするためのRRCフィルタ1702、RRCフィルタ1702処理後のデジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー1703、及び、再サンプリング後のデジタル信号を正規化処理し、信号の定値特性情報を得るためのノーマライザー1704を含んでもよい。
これにより、フィードバック信号は、ADC及びRRCフィルタを通過し、そして、再サンプリング及び正規化された後に、例えば、図5に示すような定値特性情報を回復することができる。この時に、原始信号をRRC処理する必要があり、周波数変更処理後の位相回転を消去するために、原始信号に、補償するための位相回転値θを提供する必要がある。
図17に示すように、デジタルプリディストーション装置1700は、更に、位相回転ユニット1705を含んでもよく、それは、デジタルプリディストーションユニット100に入力される前の信号に、補償するための位相回転値θを提供し、これにより、周波数変更処理後の位相回転を消去する。
本実施例では、コスト関数生成ユニット1004は、更に、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を計算するために用いられてもよい。具体的には、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、リサンプラー1703の再サンプリング点T及び位相回転ユニット1705の位相回転値θを更新させ;リサンプラー1703の再サンプリング点Tを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、位相回転ユニット1705の位相回転値θ及びFIRフィルタの係数α、β、γを更新させ;リサンプラー1703の再サンプリング点T及びFIRフィルタの係数α、β、γを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、位相回転ユニット1705の位相回転値θ及び非線形性補償ユニットの係数を更新させることを含んでもよい。
具体的な実施に当たって、SEVMアルゴリズムを採用して計算してもよい。64QAMを例とし、そのうち、SEVM計算方法は、
Figure 2015050770
であってもよい。
上式では、Viは、ノーマライザー1704の出力であり、即ち、信号の定値特性情報である。[-7、-5、-3、-1、1、3、5、7]は、所定値である。上述のSEVMの具体的な実現方式に関しては、ロジカル回路などの従来技術を用いて実現することができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
図18は、本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す他の図である。図18に示すように、該更新プロセスは、次のようなステップを含んでもよい。
ステップ1801:SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいてリサンプラーの再サンプリング点T及び位相回転ユニットの位相回転値θを更新する。
ステップ1802:再サンプリング点Tを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいてFIRフィルタの係数α、β、γ及び位相回転値θを更新する。
ステップ1803:再サンプリング点T及びFIRフィルタの係数α、β、γを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいて、非線形性補償ユニットの係数及び位相回転値θを更新する。
なお、上述のステップのうちの一つ又は複数は、反復により行われてもよい。例えば、ステップ1801実行後に、ステップ1802及びステップ1803を複数回繰り返してもよい。また、例えば、ステップ1802及びステップ1803の実行順序は、交換されてもよい。また、非線形性補償ユニットの係数及び位相回転値θのサーチ順序は、実際の状況に応じて変更されてもよい。再サンプリング点T及び位相回転値θのサーチ順序も、実際の状況に応じて変更されてもよい。FIRフィルタの係数α、β、γ及び位相回転値θのサーチ順序も、変更されてもよく、例えば、順序は、α、θ、β、γであってもよく、θ、α、β、γであってもよく、ひいては、α、θ、β、θ、γであってもよい。本発明は、これ限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
他の実施例では、modulusの定値特性に基づいて実施して、且つ、一つの信号に基づいて非線形性補償ユニットの係数及びFIRフィルタの係数を更新してもよい。
図19は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション装置の他の構成図である。図19に示すように、該デジタルプリディストーション装置1900は、デジタルプリディストーションユニット100、定値特性取得ユニット1003、コスト関数生成ユニット1004、及び係数更新ユニット1005を含み、そのうち、デジタルプリディストーションユニット100は、非線形性補償ユニット1001及びFIRフィルタ1002を上述のように含む。
図19に示すように、定値特性取得ユニット1003は、具体的に、フィードバック信号の振幅を取得するための振幅検出ユニット1901、振幅検出ユニット1901処理後の信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット1902、デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー1903、及び、再サンプリング後のデジタル信号を正規化処理し、信号の定値特性情報を得るためのノーマライザー1904を含んでもよい。
これにより、フィードバック信号は、振幅検出ユニット及びADCを通過し、そして、再サンプリング及び正規化された後に、例えば、図6に示すような定値特性情報を回復することができる。なお、この時に、原始信号をRC処理する必要がある。
本実施例では、コスト関数生成ユニット1004は、更に、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を計算するために用いられる。具体的には、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、リサンプラー1903の再サンプリング点Tを更新させ;リサンプラー1903の再サンプリング点Tを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、FIRフィルタの係数α、β、γを更新させ;リサンプラー1903の再サンプリング点T及びFIRフィルタの係数α、β、γを固定し、その後、定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を生成し、係数更新ユニット1005に、非線形性補償ユニットの係数を更新させることを含んでもよい。
具体的な実施に当たって、SEVMアルゴリズムを採用して計算してもよい。具体的には、上述の実施例に類似する。64QAMを例とし、そのうち、SEVM計算方法は、
Figure 2015050770
であってもよい。
上式では、Viは、ノーマライザー1904の出力であり、即ち、信号の定値特性情報である。
(外3)
Figure 2015050770
は、所定値。上述のSEVMの具体的な実現方式に関しては、ロジカル回路などの従来技術を採用して実現することができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
図20は、本発明の実施例におけるSEVMによる係数更新を示す他の図である。図20に示すように、該更新プロセスは、次のステップを含んでもよい。
ステップ2001:SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値来に基づいてリサンプラーの再サンプリング点Tを更新する。
ステップ2002:再サンプリング点Tを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいてFIRフィルタの係数α、β、γを更新する。
ステップ2003:再サンプリング点T及びFIRフィルタの係数α、β、γを固定し、SEVMアルゴリズムを採用し、定値特性情報及び所定値に基づいて非線形性補償ユニットの係数を更新する。
なお、上述のステップのうち一つ又は複数は、反復により行われてもよい。例えば、ステップ2001実行後に、ステップ2002及びステップ2003を複数回繰り返してもよい。また、ステップ2002及びステップ2003の実行順序は、交換されてもよい。本発明は、これに限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
以上、64QAM信号及びSEVMを例とし、本発明では如何に非線形性補償ユニットの係数及びFIRフィルタの係数を更新するかについて説明しが、本発明は、これに限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
また、I/Q信号の定値特性に基づいて実施する時に、又は、modulusの定値特性に基づいて実施する時に、具体的な実施方式に従って信号を適応に調整してもよい。例えば、周波数変換ユニットの出力信号を変更し、実際の状況に応じてフィードバック信号をゼロ周波数又は一般的な中周波数などに変更してもよい。
上述の実施例から分かるように、信号の定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算し、そして、非線形性補償ユニット及びメモリ効果補償ユニットのパラメータを更新する。これにより、信号の非線形性及びメモリ効果によるディストーションを補償することができるのみならず、結構が簡単で且つ製造コストが低く、簡単且つ有効に送信信号の品質を改善することもできる。
本発明の実施例は、デジタルプリディストーション方法を提供し、非線形性補償ユニットを用いて信号の非線形特性を補償し、及び、メモリ効果補償ユニットを用いて信号のメモリ効果特性を補償する。本発明の実施例は、実施例1における前記デジタルプリディストーション装置に対応するので、実施例1とは同じ内容は省略する。
図21は、本発明の実施例におけるデジタルプリディストーション方法のフローチャートである。図21に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ2101:フィードバック信号を処理し、信号の定値特性情報を取得し;
ステップ2102:取得した定値特性情報及び所定値に基づいて、プリディストーションのコスト関数を計算し、そのうち、所定値は、信号の変調方式に従って予め取得されており;
ステップ2103:コスト関数に基づいて、非線形性補償ユニットの係数及びメモリ効果補償ユニットの係数を更新する。
本実施例では、非線形性補償ユニットが有する構成については、従来技術を参照することができる。メモリ効果補償ユニットは、FIRフィルタを使用してもよいが、本発明は、これに限定されず、例えば、IIRフィルタなどを使用してもよい。
一実施例では、I/Q信号の定値特性に基づいて実施し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて非線形性補償ユニットの係数を計算してもよい。該デジタルプリディストーション方法は、更に、フィードバック信号を処理し、フィードバック信号のサイドローブ情報を取得し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報、該定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を計算することを含む。
一実施例では、modulusの定値特性に基づいて実施し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて非線形性補償ユニットの係数を計算してもよい。該デジタルプリディストーション方法は、更に、フィードバック信号を処理し、フィードバック信号のサイドローブ情報を取得し、且つ、フィードバック信号のサイドローブ情報、該定値特性情報及び所定値に基づいてコスト関数を計算することを含む。
他の実施例では、I/Q信号の定値特性に基づいて実施し、且つ、一つの信号に基づいて非線形性補償ユニットの係数及びメモリ効果補償ユニットの係数を更新する。
上述の実施例からわかるように、信号の定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算し、そして、非線形性補償ユニット及びメモリ効果補償ユニットのパラメータを更新する。これにより、信号の非線形及びメモリ効果によるディストーションを補償することができるのみならず、結構が簡単で且つ製造コストが低く、簡単且つ有効に送信信号の品質を改善することもできる。
本発明の上述の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、本発明は、このようなコンピュータ可読なプログラムにも関し、即ち、該プログラムは、ロジック部により実行されている時に、該ロジック部に、上述の装置又は構成部品を実現させることができ、又は、該ロジック部に、上述の各種方法又はステップを実現させることができる。本発明は、さらに、上述のプログラムを記録している記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
また、上述の各実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
デジタルプリディストーション装置であって、
信号の非線形特性を補償するための非線形性補償ユニット;
前記信号のメモリ効果特性を補償するためのメモリ効果補償ユニット;
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得するための定値特性取得ユニット;
取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいて、プリディストーションのコスト関数を計算するためのコスト関数生成ユニットであって、そのうち、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されている、コスト関数生成ユニット;及び
前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新するための係数更新ユニットを含む、装置。
(付記2)
付記1に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記フィードバック信号を処理し、前記フィードバック信号のサイドローブ情報を取得するためのサイドローブ情報取得ユニットを更に含み、
前記コスト関数生成ユニットは、更に、前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算するために用いられる、装置。
(付記3)
付記2に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記定値特性取得ユニットは、
前記フィードバック信号をデジタル信号に変換するAD変換ユニット;
前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理するためのRRCフィルタ;
前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
(付記4)
付記2又は3に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
デジタルプリディストーションユニットに入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去するための位相回転ユニットを更に含む、装置。
(付記5)
付記4に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記コスト関数生成ユニットは、具体的に、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;及び
前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
(付記6)
付記2に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記定値特性取得ユニットは、
前記フィードバック信号の振幅を取得するための振幅検出ユニット;
前記振幅検出ユニット処理後の信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット;
前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
(付記7)
付記6に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記コスト関数生成ユニットは、具体的に、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点を更新させ;及び
前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
(付記8)
付記1に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記定値特性取得ユニットは、
前記フィードバック信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット;
前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理するためのRRCフィルタ;
前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
(付記9)
付記8に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記デジタルプリディストーション装置に入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去するための位相回転ユニットを更に含む、装置。
(付記10)
付記9に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
前記コスト関数生成ユニットは、具体的に、
前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;
前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させ;及び
前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記非線形性補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
(付記11)
デジタルプリディストーション方法であって、
非線形性補償ユニットを用いて信号の非線形特性を補償し、メモリ効果補償ユニットを用いて、前記信号のメモリ効果特性を補償し、
前記デジタルプリディストーション方法は、
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得し;
取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算し、そのうち、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されており;及び
前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新することを含む、方法。
(付記12)
付記11に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
前記フィードバック信号を処理し、前記フィードバック信号のサイドローブ情報を取得し;及び
前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算することを更に含む、方法。
(付記13)
付記12に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得することは、
前記フィードバック信号をデジタル信号に変換し;
RRCフィルタにより、前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理し;
前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングし;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得することを含む、方法。
(付記14)
付記12又は13に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
デジタルプリディストーションユニットに入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去することを更に含む、方法。
(付記15)
付記14に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算することは、具体的に、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいてコスト関数を生成し、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;及び
前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させることを含む、方法。
(付記16)
付記12に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得することは、
前記フィードバック信号の振幅を取得し;
処理後の信号をデジタル信号に変更し;
前記デジタル信号を再サンプリングし;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得することを含む、方法。
(付記17)
付記16に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算することは、具体的に、
前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいてコスト関数を生成し、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記リサンプラーの再サンプリング点を更新させ;及び
前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させることを含む、方法。
(付記18)
付記11に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得することは、
前記フィードバック信号をデジタル信号に変換し;
RRCフィルタにより、前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理し;
前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングし;及び
再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得することを含む、方法。
(付記19)
付記18に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
デジタルプリディストーション装置に入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去することを更に含む、方法。
(付記20)
付記19に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算することは、具体的に、
前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;
前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させ;及び
前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を固定し、その後、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記非線形性補償ユニットの係数を更新させることを含む、方法。
(付記21)
コンピュータ可読プログラムであって、
デジタルプリディストーション装置において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記デジタルプリディストーション装置において付記11〜付記20の任意の1項に記載のデジタルプリディストーション方法を実行させる、プログラム。
(付記22)
コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、デジタルプリディストーション装置において、付記11〜20の任意の1項に記載のデジタルプリディストーション方法を実行させる、記憶媒体。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (10)

  1. デジタルプリディストーション装置であって、
    信号の非線形特性を補償するための非線形性補償ユニット;
    前記信号のメモリ効果特性を補償するためのメモリ効果補償ユニット;
    フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得するための定値特性取得ユニット;
    取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいて、プリディストーションのコスト関数を計算するためのコスト関数生成ユニットであって、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されている、コスト関数生成ユニット;及び
    前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新するための係数更新ユニットを含む、装置。
  2. 請求項1に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    前記フィードバック信号を処理し、前記フィードバック信号のサイドローブ情報を取得するためのサイドローブ情報取得ユニットを更に含み、
    前記コスト関数生成ユニットは、更に、前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算するために用いられる、装置。
  3. 請求項2に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    デジタルプリディストーションユニットに入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去するための位相回転ユニットを更に含み、
    前記定値特性取得ユニットは、
    前記フィードバック信号をデジタル信号に変換するAD変換ユニット;
    前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理するためのRRCフィルタ;
    前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
    再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
  4. 請求項3に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    前記コスト関数生成ユニットは、
    前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
    前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;及び
    前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
  5. 請求項2に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    前記定値特性取得ユニットは、
    前記フィードバック信号の振幅を取得するための振幅検出ユニット;
    前記振幅検出ユニット処理後の信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット;
    前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
    再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
  6. 請求項5に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    前記コスト関数生成ユニットは、
    前記フィードバック信号のサイドローブ情報に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記非線形性補償ユニットの係数を更新させ;
    前記非線形性補償ユニットの係数を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点を更新させ;及び
    前記非線形性補償ユニットの係数及び前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
  7. 請求項1に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    デジタルプリディストーションユニットに入力される前の前記信号を位相回転値により補償し、周波数変更処理後の位相回転を消去するための位相回転ユニットを更に含み、
    前記定値特性取得ユニットは、
    前記フィードバック信号をデジタル信号に変換するためのAD変換ユニット;
    前記デジタル信号の同位相及び直交信号を処理するためのRRCフィルタ;
    前記RRCフィルタ処理後の前記デジタル信号を再サンプリングするためのリサンプラー;及び
    再サンプリング後の前記デジタル信号を正規化処理し、前記信号の定値特性情報を取得するためのノーマライザーを含む、装置。
  8. 請求項7に記載のデジタルプリディストーション装置であって、
    前記コスト関数生成ユニットは、
    前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記位相回転ユニットの位相回転値を更新させ;
    前記リサンプラーの再サンプリング点を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新させ;及び
    前記リサンプラーの再サンプリング点及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を固定し、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を生成し、前記係数更新ユニットに、前記位相回転ユニットの位相回転値及び前記非線形性補償ユニットの係数を更新させるために用いられる、装置。
  9. 非線形性補償ユニットを用いて信号の非線形特性を補償し、メモリ効果補償ユニットを用いて前記信号のメモリ効果特性を補償するデジタルプリディストーション方法であって、
    フィードバック信号を処理し、前記信号の定値特性情報を取得し;
    取得した前記定値特性情報及び所定値に基づいてプリディストーションのコスト関数を計算し、前記所定値は、前記信号の変調方式に従って予め取得されており;及び
    前記コスト関数に基づいて、前記非線形性補償ユニットの係数及び前記メモリ効果補償ユニットの係数を更新することを含む、方法。
  10. 請求項9に記載のデジタルプリディストーション方法であって、
    前記フィードバック信号を処理し、前記フィードバック信号のサイドローブ情報を取得し;及び
    前記フィードバック信号のサイドローブ情報、前記定値特性情報及び前記所定値に基づいて前記コスト関数を計算することを更に含む、方法。
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