JP2015050491A - 高周波遮断フィルタ、マイクロ波出力装置、伝送回路、およびレーダ装置 - Google Patents

高周波遮断フィルタ、マイクロ波出力装置、伝送回路、およびレーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】TM11モードで伝送される高調波を抑制する高周波遮断フィルタを提供する。【解決手段】断面方形の導波管において、導波管の断面短尺方向側の内壁面に凸部201A(および凸部201B)を設ける。TM11モードにおける電界は、断面短尺側の内壁面の中心において最も強くなっている。したがって、断面短尺方向側の内壁面に凸部201Aおよび凸部201Bを設けると、TM11モードで伝送可能な周波数が変化することになり、基本波をTE10モードで伝送する導波管において2次高調波のTM11モードでの伝送を抑制することができる。【選択図】 図2

Description

この発明は、基本波周波数以外の高調波成分の伝送を抑制する高周波遮断フィルタに関する。
船舶用レーダのマイクロ波発生装置としては、マグネトロンが用いられている。マグネトロンは、基本波周波数のマイクロ波(以下、基本波と言う。)以外にも、2次高調波も出力する。
そこで、従来、2次高調波の伝送を抑制するために、導波管内部に凸部を設けた高調波遮断フィルタが提案されている(例えば特許文献1,2を参照)。
特開昭61−60501号公報 特開2010−252182号公報
基本波をTE10モードで伝送する方形導波管においては、2次高調波の伝搬モードとして、主にTE10モード、TE20モード、およびTM11モードが存在する。しかし、従来の高調波遮断フィルタは、TE10モードまたはTE20モードで伝送される2次高調波を抑制するだけであり、TM11モードで伝送される2次高調波を抑制することができなかった。
そこで、この発明は、TM11モードで伝送される高調波を抑制する高周波遮断フィルタを提供することを目的とする。
この発明は、断面方形の導波管を備えた高周波遮断フィルタであって、前記導波管の断面短尺方向側の内壁面の少なくとも一方に第1の凸部と、断面長尺側の内壁面の少なくとも一方に凹部を有することを特徴とする。
このように、導波管の断面短尺方向側の内壁面の少なくとも一方に第1の凸部を設けることで、2次高調波のTM11モードにおける電磁界を変化させることになり、TM11モードで伝送可能な周波数が変化する。また、断面長尺側の内壁面の少なくとも一方に凹部を設けることで、TE10モードやTE20モードでで伝送される2次高調波を抑制することができる。したがって、2次高調波の伝送を抑制することができる。
また、TE10モードでは、断面短尺方向の内壁面付近では電磁界の強度が低いため、基本波をTE10モードの伝送する場合にも、当該第1の凸部が影響することはほとんどない。
なお、第1の凸部は、断面短尺側の内壁面の両方に対向して設けられていることが望ましい。
また、第1の凸部は、電界強度の最も高い断面短尺側の内壁面の中心に設けられていることが好ましい。
この発明によれば、TM11モードで伝送される高調波を抑制することができる。
本発明の高周波遮断フィルタを備えたレーダ装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。 TM11モードの通過特性(S21特性)を示すシミュレーションデータである。 第2実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。 第3実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。 第4実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。 第5実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。 第6実施形態に係る高周波遮断フィルタの構成を示す図である。
図1は、本発明の高周波遮断フィルタを備えたレーダ装置71の構成を示すブロック図である。レーダ装置71は、マイクロ波出力装置72、ロータリージョイント56、アンテナ57、リミッタ58、および受信回路59を備えている。マイクロ波出力装置72は、マグネトロン51、駆動回路52、サーキュレータ53、終端器54、帯域通過フィルタ2、サーキュレータ55、および高周波遮断フィルタ1を備えている。
マグネトロン51は、例えば9.4GHzのマイクロ波を基本波として発生するマイクロ波発生装置である。駆動回路52は、マグネトロン51を所定周期で駆動させる。マグネトロン51で発生したマイクロ波は、導波管を介して各種構成部に伝送される。
サーキュレータ53は、マグネトロン51から出力されたマイクロ波を帯域通過フィルタ2に導く。帯域通過フィルタ2は、基本波の低域および高域の不要波を除去する。また、サーキュレータ53は、帯域通過フィルタ2で反射された不要波を終端器54に導く。終端器54は、入力された不要波を吸収する。
サーキュレータ55は、高周波遮断フィルタ1から出力されたマイクロ波を高周波遮断フィルタ1を介してロータリージョイント56に導く。ロータリージョイント56は、固定側のサーキュレータ55から入力したマイクロ波を、回転側のアンテナ57に出力する。
高周波遮断フィルタ1は、マグネトロン51が発する高調波の伝送を抑制するフィルタである。すなわち、高周波遮断フィルタ1は、基本波を通過させ、高調波を反射する。
アンテナ57は、ロータリージョイント56から出力されたマイクロ波を空中に送信するとともに、対象物で反射したマイクロ波を受信してロータリージョイント56に出力する。受信されたマイクロ波は、ロータリージョイント56およびサーキュレータ55を経てリミッタ58に出力される。
リミッタ58は、所定レベル以上のマイクロ波が入力された場合に当該マイクロ波を反射し、後段の受信回路59を保護する。
図2は、第1実施形態に係る高周波遮断フィルタ1の構成を示す図である。図2(A)は、分解斜視図であり、図2(B)および図2(C)は、一部導波路の断面における電界分布を示した図である。
高周波遮断フィルタ1は、アルミニウム等の導電性金属からなり、この例においては、導波管11A、導波管11B、および導波管11Cからなる。なお、導波管11Aが本発明の高周波遮断フィルタ1に相当し、導波管11Bおよび導波管11Cは、外部の伝送回路に相当する。導波管11Aは、管軸方向の両側でそれぞれ導波管11Bおよび導波管11Cに接続される。
導波管11A、導波管11B、および導波管11Cは、それぞれ断面が方形状の導波路201、導波路202、および導波路301を有する。
導波路201、導波路202、および導波路301は、いずれも基本波である9.4GHzのマイクロ波をTE10モードで管軸方向に伝送するように断面長尺方向の幅W1および断面短尺方向の高さD1が設定されている。
導波管11Aは、導波路301の断面短尺方向側の内壁面に凸部201Aおよび凸部201Bを有する。凸部201Aおよび凸部201Bは、本発明の第1の凸部に相当する。この例では、凸部201Aおよび凸部201Bは、それぞれ断面短尺側の内壁面の中心に設けられている。凸部201Aおよび凸部201Bは、それぞれ突出長W2および突出幅D2を有する。
図2(C)の電界分布に示すように、TM11モードにおける電界は、断面短尺側の内壁面の中心において最も強くなっている。したがって、断面短尺方向側の内壁面に凸部201Aおよび凸部201Bを設けると、TM11モードで伝送可能な周波数が変化することになる。これにより、基本波をTE10モードで伝送する導波管において2次高調波のTM11モードでの伝送を抑制することができる。突出長W2または突出幅D2を大きくすればTM11モードで伝送可能な周波数が大きく変化することになり、2次高調波の抑制量が大きくなる。
一方、導波管11Aの管軸方向の寸法Lは、基本波の管内波長に比べて短いため、凸部201Aおよび凸部201Bが基本波へ与える影響は小さい。特に、寸法Lが基本波の管内波長の1/8以下であれば、基本波への影響はほとんどない。
また、図2(B)に示すように、TE10モードにおける電界強度は、断面長尺方向の中心部分が最も高く、断面短尺側に向けて低下し、断面短尺側の内壁面で最も低くなる。したがって、基本波をTE10モードで伝送する場合、凸部201Aおよび凸部201Bが当該基本波に影響を及ぼすことはほとんどない。
図3は、基本波の周波数が9.4GHz(管内波長44.4mm)で、幅W1を11.5mm、高さD1を4.6mm、寸法Lを2.0mmに設定した場合において、TM11モードの通過特性(S21特性)を示すシミュレーションデータである。図3に示すように、凸部201Aおよび凸部201Bを設けることで、2次高調波である18.8GHz付近の周波数で大きな減衰(約−50dBの減衰)が得られている。
なお、図2においては、断面短尺側の内壁面の中心に凸部201Aおよび凸部201Bを設ける例を示したが、この例に限らず、断面長尺側のいずれかに寄った位置に設けてもよい。
また、図2においては、導波管11Aの断面短尺側の内壁面の両方に凸部201Aおよび凸部201Bを対向して設けた例を示したが、少なくとも一方に設けるだけでも2次高調波のTM11モードでの伝送を抑制することができる。
このように、第1実施形態では、導波路301の途中に凸部を形成するのみで、簡易な形状で、かつ小型の高周波遮断フィルタを構成することができる。したがって、製造コスト、部品コストが低廉化される。また、基本波の電磁界を乱さないことから、基本波における挿入損失も抑制される。
次に、図4は、第2実施形態に係る高周波遮断フィルタ1の構成を示す図である。図4(A)は、分解斜視図であり、図4(B)は、一部導波路の断面図であり、図4(C)は、通過特性(S21特性)を示すシミュレーションデータである。
第2実施形態に係る高周波遮断フィルタは、第1実施形態の導波管11Aに代えて、導波管101Aを備えている。導波管101Aは、導波管11Aと同様に、管軸方向の両側でそれぞれ導波管11Bおよび導波管11Cに接続される。導波管101Aは、断面が方形状の導波路301Aを有する。
導波路301Aは、断面短尺方向側の内壁面に凸部201Aおよび凸部201Bを有する。また、導波路301Aは、断面長尺側の内壁面の一部が凹んだ凹部401および凹部402を有する。凹部401および凹部402は、それぞれ断面が長方形状の空間となっている。凹部401および凹部402は、それぞれ幅W3および高さD3を有する。
ここで、凹部401および凹部402のそれぞれの幅W3および高さD3を2次高調波の周波数に対応させると、TE10モードで伝搬する2次高調波を抑制することができる。具体的には、高さD3を2次高調波の管内波長の1/4程度に設定し、幅W3を2次高調波の管内波長の1/2以上に設定すれば、2次高調波は、凹部401および凹部402に入り込み、これら凹部401および凹部402の底面で反射される。この反射波が入力波に対して逆位相になるため、導波路301A内で2次高調波が打ち消しあって伝搬が抑制される。
以上の様な凹部401および凹部402を設けることで、図4(C)に示すように、2次高調波である18.8GHz付近の周波数で大きな減衰特性が得られる。
一方、導波管101Aの管軸方向の寸法Lおよび凹部の幅W3を基本波の管内波長に比べて短く設定すれば、凹部401および凹部402が基本波へ与える影響は小くなる。特に、寸法Lが基本波の管内波長の1/8以下であり、幅W3が基本波の管内波長の1/2以下であれば、基本波への影響はほとんどない。
このように、第2実施形態では、導波路301Aの途中に凹部を形成するのみで、簡易な形状、かつ小型の帯域阻止フィルタを構成することができる。したがって、この例においても製造コスト、部品コストが低廉化される。
なお、この例では、断面長尺側の両側の内壁面に凹部を設けたが、少なくとも一方の内壁面に設けるだけでも2次高調波のTE10モードでの伝送を抑制することができる。
次に、図5は、高周波遮断フィルタ1の第3実施形態の構成を説明するための図である。図5(A)は、分解斜視図であり、図5(B)は、一部導波路の断面図であり、図5(C)は、通過特性(S21特性)を示すシミュレーションデータである。
第3実施形態に係る高周波遮断フィルタは、第2実施形態の導波管101Aに代えて、導波管102Aを備えている。導波管102Aは、管軸方向の両側でそれぞれ導波管11Bおよび導波管11Cに接続される。導波管102Aは、断面が方形状の導波路302Aを有する。
導波路302Aは、断面短尺方向側の内壁面に凸部201Aおよび凸部201Bを有する。また、導波路302Aは、第2実施形態の導波路301Aに比べ、凹部が断面長尺側の各内壁面に2つ設けられている点で相違している。導波路302Aの断面長尺側の各内壁面は、それぞれ凹部401A、凹部401B、凹部402A、および凹部402Bを有する。凹部401A、凹部401B、凹部402A、および凹部402Bは、幅W4および高さD3を有する。また、凹部401A、凹部401B、凹部402A、および凹部402Bは、断面長尺方向の中心位置から互いに逆側へ距離W5だけ離間している。
TE20モードにおける電界強度は、断面長尺方向の中心および両端が最も低く、断面長尺方向の一端から1/4の位置および3/4の位置で最も高くなる。したがって、凹部401A、凹部401B、凹部402A、および凹部402Bは、断面長尺方向の一端から1/4の位置および3/4の位置を中心にしてそれぞれ形成されている。
以上の様な凹部401A、凹部401B、凹部402A、および凹部402Bを設けることで、図5(C)に示すように、TE20モードにおいても、2次高調波である18.8GHz付近の周波数で大きな減衰特性が得られる。
なお、この例では、断面長尺側の両側の内壁面に凹部を設けたが、少なくとも一方の内壁面に設けるだけでも2次高調波のTE20モードでの伝送を抑制することができる。
次に、図6は、高周波遮断フィルタ1の第4実施形態の構成を説明するための図である。図6(A)は、分解斜視図であり、図6(B)は、一部導波路の断面図であり、図5(C)は、S11特性およびS21特性を示すシミュレーションデータである。
第4実施形態に係る高周波遮断フィルタは、第3実施形態の導波管102Aに代えて、導波管103Aを備えている。導波管103Aは、第2実施形態の導波管102Aと同様の構造であるが、断面長尺方向の内壁面の中心付近において、導波路内に長さD4だけ突出した凸部501Aおよび凸部501Bを備えている。
上述したように、凹部の寸法Lおよび幅W3は、基本波の管内波長に比べて短いため、凹部が基本波へ与える影響は小さいが、2次高調波を所望の周波数で所望の減衰量で抑制するために凹部の寸法Lおよび幅W3を大きくした場合、基本波もわずかに凹部に入り込むようになる。凹部においては、基本波の電界が弱くなることから、等価回路上では−C成分(L成分)に相当することになる。
そこで、第4実施形態では、導波路301Aの断面長尺側の内壁面に凸部501Aおよび凸部501Bを設ける態様としている。これら凸部においては、基本波の電界が強くなることから、等価回路上ではC成分に相当することになる。したがって、凹部におけるL成分を凸部におけるC成分で打ち消すことになる。
これにより、図6(C)に示すように、2次高調波である18.8GHzでの伝送を抑制しつつ、基本波である9.4GHzの反射損失を抑制することができる。
なお、図6の例では、2つの凸部501Aおよび凸部501Bが対向して設けられているが、少なくとも一方に設けるだけでもよい。
次に、図7は、高周波遮断フィルタ1の第5実施形態の構成を示す断面図である。この例では、第4実施形態で示した凸部501Aおよび凸部501Bに代えて、導波管の長尺側の側面(上下面)にネジ穴を開けて、当該ネジ穴にネジ502Aおよびネジ502Bを挿入したものである。この例においても、第4実施形態で示した凸部501Aおよび凸部501Bと同様に凹部におけるL成分を打ち消して基本波の反射損失を抑制することができる。さらに、この例では、ネジ502Aおよびネジ502Bの挿入長を変更することで、共振周波数を容易に変更することができる。
次に、図8は、高周波遮断フィルタ1の第6実施形態の構成を示す断面図である。図8(A)は分解斜視図であり、図8(B)は、一部導波路の断面図である。この例では、図5に示した第4実施形態の導波管102Aおよび導波管12Bの間に、さらに導波管105およびアイリス板106を挟み込んだものである。
導波管105の導波路は、基本波である9.4GHzのマイクロ波をTE10モードで管軸方向に伝送するように断面長尺方向の幅W1および断面短尺方向の高さD1が設定されている。アイリス板106は、幅W1よりもわずかに狭い幅W6の導波路を有する。このため、アイリス板106においては他の導波路よりも基本波の磁界が強くなり、等価回路上ではL成分に相当することになる。
ここで、導波管105の管軸方向の寸法L2は、基本波の管内波長の1/4程度に設定されている。すなわち、アイリス板106と導波管102Aは、基本波の管内波長の1/4程度離れた位置に存在することになる。これにより、アイリス板106におけるL成分は、インピーダンスが反転して−L成分(C成分)に相当することになる。したがって、この例においても、第4実施形態で示した凸部501Aおよび凸部501Bと同様に凹部におけるL成分を打ち消して基本波の反射損失を抑制することができる。
1…高周波遮断フィルタ
11A,11B,11C…導波管
51…マグネトロン
52…駆動回路
53…サーキュレータ
54…終端器
55…サーキュレータ
56…ロータリージョイント
57…アンテナ
58…リミッタ
59…受信回路
71…レーダ装置
72…マイクロ波出力装置
201A,201B…凸部

Claims (12)

  1. 断面が方形状の導波管を備えた高周波遮断フィルタであって、
    前記導波管の断面短尺側の内壁面の少なくとも一方に第1の凸部と、断面長尺側の内壁面の少なくとも一方に凹部を有することを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  2. 請求項1に記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記導波管の管軸方向の寸法が基本波の管内波長に比べて短い形状であることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  3. 請求項2に記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記導波管の管軸方向の寸法は、前記管内波長の1/8以下であることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記第1の凸部は、前記断面短尺側の内壁面の両方に対向して設けられていることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記第1の凸部は、前記断面短尺側の内壁面の中心に設けられていることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記導波管の断面長尺側の内壁面の少なくとも一方に、前記断面方形の導波管内部まで至る第2の凸部を有することを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  7. 請求項6に記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記第2の凸部は、前記断面長尺側の内壁面の両方に対向して設けられていることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  8. 請求項6または7に記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記第2の凸部は、断面長尺側の内壁面の中心部に設けられており、
    前記凹部は、当該第2の凸部の左右両側に設けられていることを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の高周波遮断フィルタであって、
    前記凸部と前記凹部は、管軸方向に直行する方向に延設され、管軸方向の寸法が基本波の管内波長に比べて短いことを特徴とする高周波遮断フィルタ。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の高調波遮断フィルタと、
    当該高調波遮断フィルタに対して、前記管軸方向の両側にそれぞれ接続される複数の導波管と、
    を備えた伝送回路であって、
    前記複数の導波管は、断面が方形状であり、前記高調波遮断フィルタと同じ断面長尺方向の幅および断面短尺方向の高さを有することを特徴とする伝送回路。
  11. 請求項1乃至9の何れかに記載の高周波遮断フィルタと、
    マイクロ波を発生するマイクロ波発生装置と、
    を備えたマイクロ波出力装置であって、
    前記高周波遮断フィルタは、前記マイクロ波発生装置から発生されたマイクロ波の2次高調波の通過を遮断することを特徴とするマイクロ波出力装置。
  12. 請求項11に記載のマイクロ波出力装置と、
    前記マイクロ波を空中に発射するアンテナと、
    を備えたレーダ装置。
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