JP2015049293A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の感光体ドラムと、複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられた現像装置及び研磨部材と、を備えた画像形成装置において、研磨部材による劣化感光体ドラムの周面の研磨時(感光体リフレッシュ制御の実行時)に、現像装置内の良質のトナーが無駄に消費されるのを防止する。
【解決手段】感光体リフレッシュ制御の実行に際して、現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出された場合(ステップSA2でYESの場合)には、現像リフレッシュ手段による現像リフレッシュ制御の実行により該トナー劣化現像装置より排出されるトナーに含まれる研磨剤を利用して、劣化感光体ドラムの周面を研磨する(ステップSA6)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、複数の感光体ドラムを有するタンデム方式のフルカラー画像形成装置が知られている。複数の感光体ドラムは中間転写ベルトに沿って配置されている。各感光体ドラムの周囲には、帯電器、現像装置、転写装置、及び摺擦ローラーを備えたクリーニング装置等が配置されている。帯電器は、放電動作により感光体ドラムの周面を帯電させる。帯電器により帯電された感光体ドラムの周面には、露光装置からの光照射によって静電潜像が形成される。現像装置は、感光体ドラムの周面に形成された静電潜像をトナー像として現像する。転写装置は、現像された感光体ドラム上のトナーを被転写部材に転写する。感光体ドラム上に残った未転写のトナーは、クリーニング装置のブレード等で掻き落とされる。また、この未転写のトナーは、摺擦ローラーが上記感光体ドラムの周面に接触しながら回転することで、各感光体ドラムの周面を研磨する。そうして、摺擦ローラーは、感光体ドラムの周面に付着した放電生成物等の異物を削り取る。
上記複数の感光体ドラムのうち摺擦ローラーによる研磨を必要とする感光体ドラムの周面には、現像装置よりトナーが供給(付着)される。トナーには研磨剤が含まれており、この研磨剤と摺擦ローラーとの相互作用によって感光体ドラムの周面が研磨される。感光体ドラムの周面へのトナー供給は、通常、当該感光体ドラムの周囲に配置された現像装置によって実行される。この他にも、例えば特許文献1に示すように、複数の現像装置のうち中間転写ベルトの搬送方向の最上流に位置する現像装置から、研磨を必要とする感光体ドラムへとトナーを供給する場合もある。この場合、トナーの供給手段として上記中間転写ベルトが利用される。
上記タンデム方式の画像形成装置では、各現像装置のそれぞれに異なる色のトナーが貯留される。このうち使用頻度(印字率)が低い色のトナーは、現像装置内に長期間滞留しているため、現像装置内の撹拌等により他のトナーに比べて劣化が進む。この劣化トナーは、印刷画像の画質低下を引き起こす一因となる。そこで、例えば特許文献2に示すものでは、現像装置内の劣化トナーを非画像形成時に強制排出させる現像リフレッシュ制御を実行するようにしている。
特開2005−266544号公報 特開2010−72168号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、摺動ローラー(研磨部材)によって感光体ドラム(劣化感光体ドラム)の周面を研磨する際、予め定めた現像装置(例えば、特許文献1では、中間転写ベルトの最上流に位置する現像装置)が使用される。このため、予め定めた現像装置内のトナーが、劣化していない良質のトナーであったとしても、感光体ドラムの研磨時に該トナーが現像装置から強制的に排出されてしまう。この結果、現像装置内の良質のトナーが無駄に消費され、延いては、トナーの交換頻度が増加するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の感光体ドラムと、複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられた現像装置及び研磨部材と、を備えた画像形成装置において、研磨部材による感光体ドラムの周面の研磨時に、現像装置内の良質のトナーが無駄に消費されるのを防止することにある。
本発明に係る画像形成装置は、周面に静電潜像が形成される複数の感光体ドラムと、該複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられ、該各感光体ドラムの周面に研磨剤を含むトナーを付着させて上記静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置と、上記複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられ、該各感光体ドラムの周面を上記トナーに含まれる研磨剤を利用して研磨する研磨部材と、上記各感光体ドラムの周面のトナー像が転写される無端状の中間転写体と、上記各感光体ドラムの周面のトナー像を上記中間転写体に転写させる一次転写手段と、上記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写させる二次転写手段と、を備えている。
そして、上記複数の現像装置のうち劣化トナーが所定の割合を超えるトナー劣化現像装置を検出するとともに、該検出したトナー劣化現像装置よりトナーを排出させて該トナー劣化現像装置に対応する感光体ドラムの周面に移行させる現像リフレッシュ制御を実行する現像リフレッシュ手段と、上記複数の感光体ドラムのうち、上記研磨部材による研磨を必要とする劣化感光体ドラムを検出するとともに、該検出した劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨する感光体リフレッシュ制御を実行する感光体リフレッシュ手段と、を備え、上記感光体リフレッシュ手段は、上記感光体リフレッシュ制御の実行に際して、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出された場合には、当該現像リフレッシュ手段による現像リフレッシュ制御の実行により該トナー劣化現像装置より排出されるトナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されている。
この構成によれば、感光体リフレッシュ手段によって、感光体リフレッシュ制御を実行する際に、現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出された場合には、現像リフレッシュ手段による現像リフレッシュ制御の実行により該トナー劣化現像装置から排出されるトナーを利用して、劣化感光体ドラムの研磨が実行される。ここで、トナー劣化現像装置から排出されるトナーは、劣化トナーが所定の割合を超えている。したがって、このような劣化トナーを多く含むトナーを感光体ドラムの研磨に利用することで、良質のトナーが無駄に消費されるのを防止することができる。
上記複数の感光体ドラムはそれぞれ、該各感光体ドラムに対して設けられた現像装置及び研磨部材と共に画像形成ユニットを構成しており、上記現像リフレッシュ手段は、平均印字率が所定の割合以下の画像形成ユニットに設けられた現像装置を、上記劣化トナーが所定の割合を超えるトナー劣化現像装置として検出することが好ましい。
この構成によれば、現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置を確実に検出することができる。
上記画像形成装置は、上記複数の現像装置のそれぞれのトナー消費率に関連する値を検出するとともに、該検出した値を基に、トナー消費率が最も小さい現像装置を低稼働現像装置として検出する現像検出手段、をさらに備え、上記感光体リフレッシュ手段は、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出されなかった場合には、上記現像検出手段により検出された低稼働現像装置よりトナーを排出させるとともに、該トナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されていることが好ましい。
上記画像形成装置は、上記各現像装置内のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段と、上記トナー残量検出により検出されるトナー残量が最も多い現像装置を低稼働現像装置として検出する現像検出手段と、をさらに備え、上記感光体リフレッシュ手段は、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出されなかった場合には、上記現像検出手段により検出された低稼働現像装置よりトナーを排出させるとともに、該トナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、感光体リフレッシュ手段によって、感光体リフレッシュ制御を実行する際に、現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出されなかった場合には、現像検出手段により検出された低稼働現像装置よりトナーを排出させ、当該トナーを利用して、劣化感光体ドラムの研磨が実行される。したがって、劣化感光体ドラムの研磨に際して、トナー消費率の高い現像装置内のトナー(つまり使用頻度の高いトナー)が無駄に消費されるのを防止することができる。延いては、トナーの交換頻度を低減することができる。
上記感光体リフレッシュ手段は、上記感光体リフレッシュ制御の実行に際して、上記劣化感光体ドラムに対して設けられた現像装置と、トナーを排出させる現像装置とが異なる場合には、該現像装置から排出されて該現像装置に対応する感光体ドラムの周面に付着したトナーを、上記一次転写手段によって上記中間転写体に転写させた後、該中間転写体から上記劣化感光体ドラムの周面に移動させて、当該トナーに含まれる研磨剤を利用して、該劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、上記劣化感光体ドラムに対して設けられた現像装置と、トナーを排出させる現像装置とが異なる場合であっても、中間転写体を介して劣化感光体ドラムにトナーを供給することができる。
本発明によれば、複数の感光体ドラムと、複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられた現像装置及び研磨部材と、を備えた画像形成装置において、研磨部材による感光体ドラムの周面の研磨時に、現像装置内の良質のトナーが無駄に消費されるのを防止することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、画像形成ユニット及びその側方のクリーニング装置を拡大して示す拡大図である。 図3は、制御系の構成を示すブロック図である。 図4は、コントローラーにおける感光体リフレッシュ制御を示すフローチャートである。 図5は、実施形態2を示す図4相当図である。
≪実施形態1≫
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
−全体構成−
図1は、実施形態1における画像形成装置1を示している。この画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンターであって、中間転写ベルト7と、1次転写部8及び2次転写部9と、定着部11と、光走査装置15と、4つの画像形成ユニット16a〜16dと、第1〜第4用紙搬送部21〜24とを備えている。
画像形成装置1の本体2の内部下方には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に印刷前のカットペーパー等の用紙(図示省略)を積載して収容している。そして、この用紙は、図1において給紙カセット3の左上方に向けて、1枚ずつ分離して送り出される。
第1用紙搬送部21は、給紙カセット3の側方に設けられている。第1用紙搬送部21は、本体2の左側面に沿って配置されている。そして、第1用紙搬送部21は、給紙カセット3から送り出された用紙を受け取り、その用紙を本体2の左側面に沿って上方の2次転写部9へ搬送する。
給紙カセット3の右側方には、手差し給紙部5が設けられている。手差し給紙部5には、給紙カセット3に入っていないサイズの用紙や、厚紙、或いはOHPシート等が載置される。そして、手差し給紙部5の左方には第2用紙搬送部22が設けられている。第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から第1用紙搬送部21まで略水平に延びて第1用紙搬送部21に合流している。そして、第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から送り出された用紙等を受け取って第1用紙搬送部21へ搬送する。
光走査装置15は、第2用紙搬送部22の上方に配置されている。ここで、画像形成装置1は、外部から送信された画像データを受信する。この画像データは一時記憶部65(図3参照)に記憶された後、必要に応じて光走査装置15に送られる。光走査装置15は、画像データに基づいて制御されたレーザー光を画像形成ユニット16a〜16dへ向けて照射する。
画像形成ユニット16a〜16dは、光走査装置15の上方に設けられている。各画像形成ユニット16a〜16dはそれぞれ、感光体ドラム10a〜10dを有している。各感光体ドラム10a〜10dのそれぞれに対して、帯電器20a〜20d、現像装置30a〜30d及びクリーニング装置40a〜40dが設けられている。クリーニング装置40a〜40dは、感光体ドラム10a〜10dの周面をクリーニングするために設けられている。
各画像形成ユニット16a〜16dの上方には、無端状の中間転写ベルト7が設けられている。中間転写ベルト7は、複数のローラーに巻き掛けられており、図示しない駆動装置によって回転駆動されるようになっている。
4つの画像形成ユニット16a〜16dは、図1に示すように、中間転写ベルト7に沿って一列に配置されており、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像をそれぞれ形成する。すなわち、各画像形成ユニット16a〜16dでは、光走査装置15によって照射されたレーザー光により原稿画像の静電潜像がそれぞれ形成され、この静電潜像を現像することによって各色のトナー像が形成される。画像形成ユニット16の詳細については後述する。
1次転写部8a〜8dは、各画像形成ユニット16a〜16dの上方にそれぞれ配置されている。1次転写部8a〜8dは、画像形成ユニット16a〜16dにより形成されたトナー像を中間転写ベルト7表面に1次転写する1次転写ローラー80a〜80dを有している。1次転写ローラー80a〜80dには、転写バイアス電源603より転写バイアスが印加されている。各画像形成ユニット16a〜16dのトナー像は、1次転写ローラー80a〜80dに印加された転写バイアスによって、所定のタイミングで中間転写ベルト7に転写される。そうして、中間転写ベルト7の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
2次転写部9は、中間転写ベルト7の左側方に配置された2次転写ローラー18を有している。2次転写ローラー18は、転写バイアス電源603により転写バイアスが印加されている。2次転写ローラー18は、中間転写ベルト7との間で用紙Pを挟持する。そうして、中間転写ベルト7上のトナー像は、2次転写ローラー18に印加された転写バイアスによって用紙Pへ転写されるようになっている。
定着部11は、2次転写部9の上方に設けられている。2次転写部9と定着部11との間には、トナー像が2次転写された用紙Pを定着部11へ搬送する第3用紙搬送部23が形成されている。
定着部11は、各々回転する加熱ローラー182と、加圧ローラー181とを有している。そして、定着部11は、加熱ローラー182と加圧ローラー181とにより用紙Pを挟持することで、用紙Pに転写されたトナー像を加熱及び加圧して用紙Pに定着させるようになっている。
定着部11の上方には、分岐部27が設けられている。定着部11から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部27から画像形成装置1の上部に形成された用紙排出部28に排出される。
分岐部27から用紙排出部28に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分は、スイッチバック部29としての機能を果たす。両面印刷を行う場合には、このスイッチバック部29において、定着部11から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。
−画像形成ユニット−
図2は、画像形成ユニット16d付近の拡大図である。尚、各画像形成ユニット16a〜16dの構成は基本的に同様であるため、他の3つの画像形成ユニット16a〜16cの説明は省略する。画像形成ユニット16dは、感光体ドラム10d、帯電器20d、及び現像装置30dを有している。
感光体ドラム10dは円筒状をなしており、その外周面にはa−Si材料からなる感光層が全周に亘って形成されている。感光体ドラム10dは、その軸心部を貫通する軸部材(図示省略)により回転可能に支持されている。
帯電器20dは、感光体ドラム10dの下側に配置されている。感光体ドラム10dに摺接して該ドラム10d周面に帯電バイアスを印加する帯電ローラー201と、帯電ローラー201をクリーニングするための帯電クリーニングローラー202とを有している。帯電ローラー201は帯電バイアス電源602(図3参照)に接続されている。そして、帯電器20dは、帯電ローラー201を介して感光体ドラム10dに帯電バイアスが印加されることで、感光体ドラム10dの周面が所定電位に帯電される。この状態で、感光体ドラム10の周面に光走査装置15よりレーザー光が照射されることで静電潜像が形成される。
現像装置30dは、感光体ドラム10dの側方に配置されている。現像装置30dは、2本のトナー搬送スクリュー31と磁気ローラー32と現像ローラー33とを有している。現像ローラー33は、現像バイアス電源601(図3参照)に接続されている。現像装置30dは、磁気ローラー32の表面に起立する磁気ブラシを用いて現像ローラー33にトナー薄層を形成するとともに、現像ローラー33にトナーと同極性(正)の現像バイアスを印加することでドラム周面にトナーを飛翔させる。この飛翔したトナーが感光体ドラム10dの周面に形成された静電潜像に付着すると、静電潜像が現像されてドラム周面にトナー像が形成される。
−クリーニング装置−
次に、図2を参照して、クリーニング装置40dについて説明する。尚、各クリーニング装置40a〜40dの構成は基本的に同様であるため、他の3つのクリーニング装置40a〜40cの説明は省略する。
クリーニング装置40dは、感光体ドラム10dの現像装置30d側とは反対側に配置されている。クリーニング装置40dは、摺擦ローラー41、クリーニングブレード42、回収スクリュー43、及びクリーニングケース44を有している。
摺擦ローラー41は、感光体ドラム10に所定の圧力で圧接されていて、不図示の駆動手段により感光体ドラム10との当接部において同一方向に回転駆動される。そうして、摺擦ローラー41は、トナー内に含まれる研磨剤を利用してドラム10d周面を研磨する研磨部材として機能する。
クリーニングブレード42は、感光体ドラム10d周面における摺擦ローラー41との当接部よりも回転方向下流側にてドラム10d周面に当接している。そして、クリーニングブレード42は、感光体ドラム10dの周面に付着したトナーを掻き取ってクリーニングケース44内に落下させるように構成されている。クリーニングブレード42によって感光体ドラム10d周面から除去された残留トナーは、回収スクリュー43の回転に伴ってクリーニング装置40dの外部に排出される。
クリーニング装置40dと帯電器20dとの間には不図示の除電ランプが配置されている。除電ランプは、感光体ドラム10d周面に光を照射することによりドラム10d周面の残留電荷を除去する。
−制御系の構成−
次に、図3を参照しながら上記画像形成装置1の制御系の構成について説明する。画像形成装置1は、その全体動作を制御するコントローラー100を有している。コントローラー100は、CPU、RAM、及びROM等を有するマイクロコンピューターにより構成されている。コントローラー100は、画像入力部61、操作部62、トナー残量検出センサー63、カウンタ64、一時記憶部65等から入力される入力信号を基に、画像形成装置1内の機器や制御部品を制御する。この機器及び制御部品としては、上述した光走査装置15、現像装置30a〜30d、感光体ドラム10a〜10d、帯電器20a〜20d、クリーニング装置40a〜40d、1次転写ローラー80a〜80d、2次転写ローラー18、及びバイアス電源60等が挙げられる。バイアス電源60は、現像バイアス電源601、帯電バイアス電源602、及び転写バイアス電源603を含んでいる。
画像入力部61は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部端末から送信される画像データを受信してコントローラー100に出力する。
操作部62は、例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイやテンキーを有している。そして、ユーザーが操作部62を操作することで、印刷枚数などの各種の設定を行ったり、印刷開始指示を行ったりできるようになっている。操作部62は、ユーザーによる操作を操作信号としてコントローラー100に出力する。
トナー残量検出センサー63は、各現像装置30a〜30d内のトナー残量を検出する。カウンタ64は、印刷枚数を積算してカウントする。なお、カウンタ64を別途設けなくても、例えばRAMでその回数を記憶するようにしてもよい。一時記憶部65は、一時的に画像データ等を記憶する。
上記コントローラー100は、不図示のROM内に記憶された制御プログラムを実行することで、画像形成制御、感光体リフレッシュ制御、及び現像リフレッシュ制御を実行する。この3つの制御のうち、感光体リフレッシュ制御及び現像リフレッシュ制御は、画像形成制御が実行されていないとき(非画像形成時)に実行される。
上記画像形成制御では、用紙を用紙搬送部21〜24によって搬送するとともに、搬送経路上に設けられた画像形成ユニット16a〜16d、1次転写部8a〜8d、2次転写部9、及び定着部11によって用紙に画像を印刷する。
上記現像リフレッシュ制御は、現像装置30a〜30d内の劣化トナーを強制的に排出させる制御である。現像リフレッシュ制御では、先ず、4つの現像装置30a〜30dのうち劣化トナーの割合が所定以上であるトナー劣化現像装置を検出する。ここで、トナーの劣化は、例えばトナー搬送スクリュー31よりトナーに作用するストレスによって生じる。したがって、例えば低印字率で連続して画像形成を行うと、トナーの消費量が少ないにも拘わらず、トナーに対してトナー搬送スクリュー31よりストレスが作用する結果、劣化トナーの割合が増加する。そこで、本実施形態では、例えば平均印字率が1%以下の画像形成ユニットに設けられた現像装置を、トナー劣化現像装置として検出するようにしている。そして、本現像リフレッシュ制御では、検出したトナー劣化現像装置の現像ローラー33にトナーと同極性(正)の現像バイアスを印加することで、トナー劣化現像装置内のトナーを、各現像装置に対応する感光体ドラムの周面に向けて排出させる。
上記平均印字率の算出では、先ず、一時記憶部65内の画像データに基づいて画像毎の印字率(全画素数に対するドットの割合)bnを算出する。次いで印字率bnを積算した積算印字率Σbnを算出する。そして、積算印字率Σbnをカウンタ64でカウントされた印刷枚数Aで除して平均印字率Σbn/A(%)を算出する。
上記感光体リフレッシュ制御は、感光体ドラム10a〜10dの周面に付着した放電生成物等の異物を除去するための制御である。この放電生成物は、帯電器20a〜20dによる放電に際して発生するオゾンによって、空気中の成分が分解されて発生するNOxやSOx等のイオン生成物である。このイオン生成物は水溶性であることから感光体ドラム10a〜10dの周面に付着すると大気中の水分を取り込んでその表面抵抗を低下させる。この結果、感光体ドラム10a〜10dの周面に形成される静電潜像のエッジ部の電位に横流れが生じて、印刷画像の画質が低下するという問題がある。この問題を防止するべく、本感光体リフレッシュ制御では、現像装置30a〜30dから排出されるトナーに含まれる研磨剤を利用して、摺擦ローラー41により感光体ドラム10a〜10dの周面を研磨することで、該周面に付着した放電生成物を削り取る。
次に図4を参照しながら、コントローラー100における感光体リフレッシュ制御について具体的に説明する。
ステップSA1では、4つの感光体ドラム10a〜10dのうち摺擦ローラー41による研磨が必要な劣化感光体ドラムを検出したか否かを判定する。具体的には、感光体ドラム10a〜10dの駆動モーターからの信号を基に、各感光体ドラム10a〜10dのそれぞれについて、前回のドラムリフレッシュ制御の実行時から現時点までの使用回数を算出し、この使用回数が閾値を超える感光体ドラムを劣化感光体ドラムとして検出する。劣化感光体ドラムを検出しなかった場合(本ステップSA1の判定がNOである場合)にはリターンする一方、劣化感光体ドラムを検出した場合には(本ステップSA1の判定がYESである場合)にはステップSA2に進む。
ステップSA2では、トナー劣化現像装置を検出したか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA8に進む一方、YESである場合にはステップSA3に進む。尚、トナー劣化現像装置30a〜30dの検出は、上述したように各画像形成ユニット16a〜16dの平均印字率を基に行えばよい。
ステップSA3では、現像リフレッシュを行うトナー劣化現像装置と、上記劣化感光体ドラムに対応する現像装置とが異なるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA7に進む一方、YESである場合にはステップSA4に進む。
ステップSA4では、現像リフレッシュ制御を実行することによりトナー劣化現像装置からトナーを排出させて、当該現像装置に対応する感光体ドラムの周面に付着させる。そして、トナー劣化現像装置が設けられる画像形成ユニットの上方にある一次転写ローラーに、画像形成時と同極性の転写バイアスを印加することによって、感光体ドラムの周面の劣化トナーを中間転写ベルト7に転写させる。
ステップSA5では、中間転写ベルト7上の劣化トナーが劣化感光体ドラムの周面に達したところで、当該劣化感光体ドラムが設けられた画像形成ユニットの上方にある一次転写ローラーに、画像形成時と逆極性の転写バイアスを印加することによって、転写ベルト7上の劣化トナーを劣化感光体ドラムの周面に移行させる。
ステップSA6では、劣化感光体ドラムに対して設けられたクリーニング装置の摺擦ローラー41を駆動することで、劣化感光体ドラムの周面の研磨を実行し、しかる後にリターンする。
ステップSA3の判定がNOである場合に進むステップSA7では、感光体ドラム10a〜10dから中間転写ベルト7へのトナーの転写を禁止する。具体的には、例えば1次転写ローラー80に転写バイアスを印加しないようにするか、又は、1次転写ローラー80に画像形成時とは逆極性の転写バイアスを印加する。そうして、トナーの中間転写ベルト7への転写を禁止した後、ステップ6に進む。
ステップ2の判定がNOである場合に進むステップSA8では、各現像装置30a〜30dのトナー消費率(一定期間内におけるトナー消費量)に関連する値として、各画像形成ユニット16a〜16dの平均印字率を算出(検出)する。そして、平均印字率が最も小さい画像形成ユニット16a〜16dに設けられた現像装置30a〜30dを、トナー消費率が最も小さい低稼働現像装置30a〜30dとして検出し、該低稼働現像装置30a〜30dからトナーを排出させ、しかる後にステップ3に進む。
以上説明したように上記実施形態1では、コントローラー100は、感光体リフレッシュ制御の実行に際して、トナー劣化現像装置を検出した場合(ステップSA2の判定がYESの場合)には、現像リフレッシュ制御の実行により該トナー劣化現像装置よりトナーを排出させて、当該トナーに含まれる研磨剤を利用して、劣化感光体ドラムの周面を、該劣化感光体ドラムに対して設けられたクリーニング装置の摺擦ローラー41により研磨するように構成されている。
この構成によれば、現像リフレッシュ制御の実行によりトナー劣化現像装置から排出されるトナーを利用して、劣化感光体ドラムの研磨を実行することができる。ここで、トナー劣化現像装置から排出されるトナーは、劣化トナーの割合が所定割合を超えている。したがって、このような劣化トナーを多く含むトナーを劣化感光体ドラムの研磨に利用することで、良質のトナーが無駄に消費されるのを防止することができる。
また、上記実施形態1では、コントローラー100は、感光体リフレッシュ制御の実行に際して、トナー劣化現像装置を検出しなかった場合(ステップSA2の判定がNOの場合)には、各現像装置30a〜30dのトナー消費率に関連する値として各画像形成ユニット16a〜16dの平均印字率を算出(検出)するとともに、該算出した平均印字率が最も小さい画像形成ユニットに設けられた現像装置を、トナー消費率が最も小さい低稼働現像装置として検出し、該低稼働現像装置からトナーを排出させる(ステップSA8)。そして、コントローラー100は、低稼働現像装置から排出させたトナーに含まれる研磨剤を利用して、劣化感光体ドラムの周面を、該劣化感光体ドラムに対して設けられたクリーニング装置の摺擦ローラー41により研磨するように構成されている。
この構成によれば、劣化感光体ドラムの研磨に際して、トナー消費率の高い現像装置内のトナー(つまり使用頻度の高いトナー)が無駄に消費されるのを防止することができる。延いては、トナーの交換頻度を低減することができる。
さらに上記実施形態1では、コントローラー100は、感光体リフレッシュ制御の実行に際して、劣化感光体ドラムに対して設けられた現像装置と、トナーを排出させる現像装置とが異なる場合(ステップSA3の判定がYESの場合)には、該現像装置から排出されて該現像装置に対応する感光体ドラムの周面に付着したトナーを、上記一次転写ローラーによって上記中間転写ベルト7に転写させた後(ステップSA4)、中間転写ベルト7から劣化感光体ドラムの周面に移動させて(ステップSA5)、当該トナーに含まれる研磨剤を利用して、該劣化感光体ドラムの周面を、該劣化感光体ドラムに対して設けられた摺擦ローラー41により研磨するように構成されている(ステップSA6)。
この構成によれば、上記劣化感光体ドラムに対して設けられた現像装置と、トナーを排出させる現像装置とが異なる場合であっても、中間転写ベルト7を介して劣化感光体ドラムにトナーを確実に供給することができる。
≪実施形態2≫
図5は、実施形態2を示している。この実施形態2は、コントローラー100における感光体リフレッシュ制御の内容が上記実施形態とは異なっている。尚、ハードウェアの構成については、上記実施形態と同様であるため説明を省略する。
図5を参照して、本実施形態における感光体リフレッシュ制御を具体的に説明する。
ステップSB1〜SB7(図示省略)の処理は、ステップSA1〜SA7と同様の処理であるため、その説明を省略する。
ステップSB2の判定がNOである場合に進むステップB8では、トナー残量検出センサー63からの検出信号を基に、各現像装置30a〜30d内のトナー残量を算出(検出)する。
ステップSB9では、ステップSB8における算出結果を基に、トナー残量が最も多い現像装置を低稼働現像装置として検出して、該低稼働現像装置からトナーを排出させ、しかる後に、ステップSB3に進む。
このように上記実施形態2では、コントローラー100は、トナー劣化現像装置を検出しなかった場合(ステップSB2の判定がNOの場合)には、トナー残量が最も少ない現像装置を低稼働現像装置として検出して、該低稼働現像装置よりトナーを排出させる(ステップSB9)。そして、コントローラー100は、該トナーに含まれる研磨剤を利用して、該劣化感光体ドラムの周面を、該劣化感光体ドラムに対して設けられた摺擦ローラー41により研磨するように構成されている(ステップSB6)。
この構成によれば上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。また、トナー残量検出センサー63を使用しているので、上記実施形態1の如く、低稼働現像装置を検出するために平均印字率を算出する必要もない。よって、コントローラー100における演算負担を実施形態1よりも軽減することができる。
《他の実施形態》
上記各実施形態について、以下のような構成としてもよい。すなわち、劣化感光体ドラムのリフレッシュに必要なトナー量が、現像リフレッシュ制御の実行によりトナー劣化現像装置から排出されるトナー量よりも多い場合には、該トナー劣化現像装置内のトナーを全て排出させた後、不足するトナーを他の現像装置から排出させるようにすればよい。この他の現像装置としては、平均印字率が最も小さい画像形成ユニットに設けられる現像装置、又は、トナー残量が最も多い現像装置を使用することが好ましい。こうすることで、劣化トナーを優先的に使用して良質のトナーが無駄に消費させるのを防止しつつ、使用頻度の高いトナーの消費を抑制することができる。延いては、トナーの交換頻度を抑制することができる。
上記各実施形態において、劣化感光体ドラムを検出する際に(ステップSA1及びステップSB1の処理を実行する際)に、環境温度や環境湿度を考慮するようにしてもよい。また、ユーザーが、テスト印刷等に基づいて特定した劣化感光体ドラムを、操作部62から入力するようにしてもよい。この場合、操作部62及びコントローラー100が感光体リフレッシュ手段を構成する。
上記各実施形態において、ステップSA2及びステップSB2の処理に代えて、ユーザーが、テスト印刷等に基づいて特定したトナー劣化現像装置を、操作部62から入力するようにしてもよい。この場合、操作部62及びコントローラー100が現像リフレッシュ手段を構成する。
また、上記各実施形態では、画像形成装置1の一例として、電子写真方式のプリ−ターについて説明したが、本発明に係る画像形成装置1は、これに限らず、例えば複写機、スキャナ装置、又は複合機等の他の画像形成装置としてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、複数の感光体ドラムを備えたタンデム方式の画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
7 中間転写ベルト(中間転写体)
9 2次転写部(2次転写手段)
10a 感光体ドラム
10b 感光体ドラム
10c 感光体ドラム
10d 感光体ドラム
30a 現像装置
30b 現像装置
30c 現像装置
30d 現像装置
41 摺擦ローラー(研磨部材)
80a 1次転写ローラー(1次転写手段)
80b 1次転写ローラー(1次転写手段)
80c 1次転写ローラー(1次転写手段)
80d 1次転写ローラー(1次転写手段)
100 コントローラー(現像リフレッシュ手段、感光体リフレッシュ手段、現像検出手段)

Claims (5)

  1. 周面に静電潜像が形成される複数の感光体ドラムと、該複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられ、該各感光体ドラムの周面に研磨剤を含むトナーを付着させて上記静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置と、上記複数の感光体ドラムのそれぞれに対して設けられ、該各感光体ドラムの周面を上記トナーに含まれる研磨剤を利用して研磨する研磨部材と、上記各感光体ドラムの周面のトナー像が転写される無端状の中間転写体と、上記各感光体ドラムの周面のトナー像を上記中間転写体に転写させる一次転写手段と、上記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写させる二次転写手段と、を備えた画像形成装置であって、
    上記複数の現像装置のうち劣化トナーが所定の割合を超えるトナー劣化現像装置を検出するとともに、該検出したトナー劣化現像装置よりトナーを排出させて該トナー劣化現像装置に対応する感光体ドラムの周面に移行させる現像リフレッシュ制御を実行する現像リフレッシュ手段と、
    上記複数の感光体ドラムのうち、上記研磨部材による研磨を必要とする劣化感光体ドラムを検出するとともに、該検出した劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨する感光体リフレッシュ制御を実行する感光体リフレッシュ手段と、を備え、
    上記感光体リフレッシュ手段は、上記感光体リフレッシュ制御の実行に際して、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出された場合には、当該現像リフレッシュ手段による現像リフレッシュ制御の実行により該トナー劣化現像装置より排出されるトナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記複数の感光体ドラムはそれぞれ、該各感光体ドラムに対して設けられた現像装置及び研磨部材と共に画像形成ユニットを構成しており、
    上記現像リフレッシュ手段は、平均印字率が所定の割合以下の画像形成ユニットに設けられた現像装置を、上記劣化トナーが所定の割合を超えるトナー劣化現像装置として検出する、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記複数の現像装置のそれぞれのトナー消費率に関連する値を検出するとともに、該検出した値を基に、トナー消費率が最も小さい現像装置を低稼働現像装置として検出する現像検出手段、をさらに備え、
    上記感光体リフレッシュ手段は、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出されなかった場合には、上記現像検出手段により検出された低稼働現像装置よりトナーを排出させるとともに、該トナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されている、画像形成装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記各現像装置内のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段と、
    上記トナー残量検出により検出されるトナー残量が最も多い現像装置を低稼働現像装置として検出する現像検出手段と、をさらに備え、
    上記感光体リフレッシュ手段は、上記現像リフレッシュ手段によりトナー劣化現像装置が検出されなかった場合には、上記現像検出手段により検出された低稼働現像装置よりトナーを排出させるとともに、該トナーに含まれる研磨剤を利用して、上記劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されている、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記感光体リフレッシュ手段は、上記感光体リフレッシュ制御の実行に際して、上記劣化感光体ドラムに対して設けられた現像装置と、トナーを排出させる現像装置とが異なる場合には、該現像装置から排出されて該現像装置に対応する感光体ドラムの周面に付着したトナーを、上記一次転写手段によって上記中間転写体に転写させた後、該中間転写体から上記劣化感光体ドラムの周面に移動させて、当該トナーに含まれる研磨剤を利用して、該劣化感光体ドラムの周面を該劣化感光体ドラムに対して設けられた研磨部材により研磨するように構成されている、画像形成装置。
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