JP2015047712A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Tomoyoshi Hasegawa
智良 長谷川
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Abstract

【課題】印字不良として誤認識され難いテストパターンを形成することにより液体の消費を低減することができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体噴射装置は、複数のノズルを第1の方向に配列したノズル列とノズルから液体を噴射させて被噴射媒体にテストパターンを形成させる制御部とを備え、制御部は、第1の方向に配列された複数のノズルのうち、少なくとも一つ置きに配列された複数のノズルを1つのグループとして、複数のノズルを複数のグループに分け、各グループにより形成される各テストパターンの、第1の方向と交差する第2の方向の位置が異なるように各テストパターンを形成させ、かつ各テストパターンはノズル毎に形成される単位テストパターンを複数備え、グループのうち最も近いノズル同士により形成される各単位テストパターンが第2の方向にずれて形成されるように各テストパターンを形成させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体噴射装置に関する。
本願において、液体噴射装置には、インクジェットプリンター、ラインプリンター、複写機等の種類が含まれるものとする。
従来、液体噴射装置としての一例であるインクジェットプリンターでは、液体としてのインクを紙、記録シート及び布帛等の被噴射媒体に噴射して記録や画像の形成を行っている。このインクジェットプリンターでは、主走査方向に移動可能なキャリッジに記録ヘッドが設けられており、該記録ヘッドには複数のノズルが主走査方向と交差する方向に配列されている。
インクジェットプリンターでは、例えば以下のように被噴射媒体に記録及び画像が形成される。被噴射媒体に対して前記記録ヘッドを主走査方向に往復させるとともに前記複数のノズルからインクを吐出させる。そして、前記記録ヘッドを主走査方向と交差する副走査方向に移動させて、被噴射媒体のうちインクが吐出された位置と前記副走査方向においてずれた位置に再度インクを吐出させる。これを繰り返すことにより被噴射媒体に記録及び画像を形成する。
このようなインクジェットプリンターでは、ノズルの目詰まりや圧力発生手段の駆動不良などにより、前記ノズルからインクが吐出されないドット抜けと呼ばれる現象が生じる場合がある。このドット抜けを検出するために所定のテストパターンを被噴射媒体に形成し、該テストパターンが所定の形状に形成されているか否かに基づいてドット抜けを検出する種々の液体噴射装置がある(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2010−247512号公報 特開平10−86490号公報
特許文献1及び特許文献2に示されたテストパターンでは、前記ドット抜けと呼ばれる現象が生じると、前記テストパターンにおいて連続した線の一部が途切れることや前記副走査方向に等間隔に複数並列されたテストパターンの一部が欠落することにより、ユーザーが前記テストパターンを目視で確認した際に違和感を覚えるので前記ドット抜けを検出することができる。
ところで、インクジェットプリンターでは、図8に示すように主走査方向(図8におけるX軸方向)に移動可能なキャリッジ40の下部に配置された記録ヘッド42と、被噴射媒体Pを支持する媒体支持部44との距離すなわちギャップPGが調整可能に構成されている。
ギャップPGが設定距離に設定されている場合(図8破線部参照)、図9に示すように隣同士のノズルが形成する各単位テストパターンは、主走査方向であるX軸方向において+X軸方向にずれるとともに副走査方向であるY軸方向において距離L1をおいて配置される。
つまり、ギャップPGが設定距離に設定されている場合には、テストパターンは階段状に形成され、Y軸方向において単位テストパターンが等間隔で配置されている。したがって、このテストパターンにおいてもドット抜けが容易に確認することができる。
しかし、インクジェットプリンターでは、ギャップPGが設定距離に設定されていない場合(図8実線部PG参照)がある。例えば、ギャップPGが設定距離よりも大きく設定されていると、記録ヘッド42の下部に設けられたノズルから被噴射媒体までの距離が長くなる。また、前記ノズルの穴加工の精度等により前記ノズルから吐出されたインクは、被噴射媒体に着弾する際、前記ノズルの軸線上からずれた位置で着弾する場合がある。ギャップPGが設定距離に設定されている場合、前記ノズルから吐出されたインクは被噴射媒体における前記軸線との交点からの許容範囲内で被噴射媒体に着弾する。一方、ギャップPGが設定距離よりも大きいとノズルから被噴射媒体までの距離が長くなるので、前記ノズルから吐出したインクの前記軸線に対するずれ量が増大し、前記許容範囲を超えて被噴射媒体に着弾することとなる。
図10に示すように、ギャップPGが設定距離よりも大きい場合、例えば第3ノズルの単位テストパターンの形成位置が図10におけるY軸方向において隣の第4ノズル側にずれて形成され、第4ノズルの単位テストパターンの形成位置が図10におけるY軸方向において隣の第3ノズル側にずれて形成されると、Y軸方向において第3ノズルの単位テストパターンの位置と第4ノズルの単位テストパターンの位置とが入れ替わってしまうことがある。その結果、テストパターンの形が崩れるので、ユーザーに違和感を生じさせてしまう虞がある。
また、被噴射媒体での記録品質及び画像品質向上のために記録ヘッド42でのノズル間距離がより小さく、すなわち複数のノズルが高密度に配置されていることから、Y軸方向における各単位テストパターン間の距離は小さくなる。これにより、隣同士のノズルが形成する単位テストパターンのY軸方向における入れ替わりが容易に起こりうる虞がある。
その結果、第3ノズル及び第4ノズルからは、ギャップPGが設定距離である場合には上記ずれ量が許容範囲内としてテストパターンが形成され、ドット抜けなし(印字不良なし)としてユーザーに認識されるはずのものが、例えばギャップPGの調整ミスによりギャップPGが前記設定距離よりも大きな状態でテストパターンが形成されると、上記ずれ量が前記許容範囲を超えたテストパターンが形成されてしまう。その結果、ギャップPGを前記設定距離として記録を実行する場合には、何ら問題がないはずのノズルが不良であるとユーザーが認識してしまう虞がある。
そして、ユーザーがこのテストパターンを確認した際、テストパターンの形に違和感を覚え、印字不良として誤って判断し、記録ヘッド42のクリーニングを実施する。これにより、液体噴射装置において、インクを無駄に消費することとなる。さらに、この現象は記録ヘッド42のクリーニングを実施しても解消されないことから、ユーザーが何度もクリーニングを実施する可能性があり、それにより無駄なインクの消費量が増大する虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、印字不良として誤認識され難いテストパターンを形成することにより液体の消費を低減することができる液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の液体噴射装置は、液体を噴射する複数のノズルを第1の方向に配列したノズル列と、前記ノズルから前記液体を噴射させて被噴射媒体にテストパターンを形成させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の方向に配列された前記複数のノズルのうち、少なくとも一つ置きに配列された複数のノズルを1つのグループとして、前記複数のノズルを複数のグループに分け、前記各グループにより形成される各テストパターンの、前記第1の方向と交差する第2の方向の位置が異なるように前記各テストパターンを形成させ、かつ前記各テストパターンは、前記ノズル毎に形成される単位テストパターンを複数備え、前記グループのうち最も近いノズル同士により形成される前記各単位テストパターンが、前記第2の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1の方向に配列された前記複数のノズルのうち、少なくとも一つ置きに配列された複数のノズルを1つのグループとして、前記複数のノズルを複数のグループに分け、グループ毎に前記第2の方向における位置が異なるように前記テストパターンを形成させている。そして、前記各テストパターンは、前記ノズル毎に形成される単位テストパターンを複数備え、前記グループのうち最も近いノズル同士により形成される前記各単位テストパターンが、前記第2の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させる。このため、各単位テストパターンにおいて前記第1の方向における隣同士に形成された単位テストパターン間の距離が長くなる。その結果、ギャップが設定距離よりも大きい場合において被噴射媒体における液体の着弾位置が前記第1の方向にずれても、ずれ量を前記単位テストパターン間の距離が許容するので隣同士の前記単位テストパターンが前記第1の方向において入れ替わる虞を低減することができる。
また、各単位テストパターンが前記第2の方向にずれて形成されているので、単位テストパターン同士の第1の方向における間隔が他の単位テストパターン同士の間隔より狭くなっていてもテストパターン全体としての形状を維持する。その結果、ユーザーはテストパターン全体を確認して違和感を覚えないので印字不良として誤認識せず、記録ヘッドのクリーニングを実施することがなく、液体噴射装置において無駄なインクを消費することを防止することができる。
本発明の第2の態様の液体噴射装置は、第1の態様において、前記制御部は、前記各テストパターンにおける前記単位テストパターンが、前記第2の方向における一端側から他端側へと向かってずれ、かつ前記第1の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させることを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は各テストパターンにおいて単位テストパターンが、前記第2の方向における一端側から他端側へと向かってずれ、かつ前記第1の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させている、つまり各単位テストパターンを
階段状に形成するので、ギャップが設定距離よりも大きい場合において被噴射媒体における液体の着弾位置が前記第1の方向にずれても、階段状に形成されたテストパターン全体の形状が崩れることがないので、ユーザーは違和感を覚えることがなく印字不良として誤認識しない。したがって、ユーザーは記録ヘッドのクリーニングを実施することがないので、液体噴射装置において無駄なインクを消費することを防止することができる。
本発明の第3の態様の液体噴射装置は、第2の態様において、前記制御部は、前記各テストパターンのうち、一の前記テストパターンのテストパターン開始位置に形成される前記単位テストパターンと、他の前記テストパターンのテストパターン終了位置に形成される前記単位テストパターンとが、前記第2の方向にずれるように前記各テストパターンを形成させることを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は、前記各テストパターンのうち、一の前記テストパターンのテストパターン開始位置に形成される前記単位テストパターンと、他の前記テストパターンのテストパターン終了位置に形成される前記単位テストパターンとが、前記第2の方向にずれるように前記各テストパターンを形成させるので、前記各テストパターンは互いに前記第2の方向にずれているので、各テストパターンの単位テストパターンが他のテストパターンの単位テストパターンと重なり合うことがない。これにより各テストパターンの領域を明確に認識することができるので各テストパターンにおける印字不良があるか否かの確認を容易にすることができる。
本発明の第4の態様の液体噴射装置は、第2の態様において、前記制御部は、前記各テストパターンの間に境界線を形成するように前記テストパターンを形成させることを特徴とする。
本態様によれば、各テストパターン間に境界線を設けることにより、各テストパターンの領域を明確に認識することができるので各テストパターンにおける印字不良があるか否かの確認を容易にすることができる。
本発明の第5の態様の液体噴射装置は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記各単位テストパターンは、前記第2の方向に延びる直線となるように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、各単位テストパターンを第2の方向に延びる直線となるように構成されていることにより、目視での単位テストパターンの確認を容易にすることができる。また、ドット抜けが生じた際は、直線状の単位テストパターンがテストパターン内に形成されないので、容易にドット抜けを容易に確認することができる。
本発明の第6の態様の液体噴射装置は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記各単位テストパターンは、前記第2の方向にずれて配置されるようにされた複数のドットとなるように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るプリンターのキャリッジと媒体支持部との関係をしめす概要図。 本発明に係るプリンターのキャリッジに設けられた記録ヘッドのノズル面の平面図。 第1の実施例におけるテストパターンを示す説明図。 第1の実施例におけるテストパターンにおいて副走査方向に単位テストパターンがずれた際の説明図。 第1の実施例におけるテストパターンの変更例を示す説明図。 第1の実施例におけるテストパターンの変更例を示す説明図。 第2の実施例におけるテストパターンを示す説明図。 従来技術におけるプリンターのキャリッジと媒体支持部との関係をしめす概要図。 従来技術におけるテストパターンの説明図。 従来技術におけるテストパターンにおいて単位テストパターンの入れ替わりが生じた状態を示す説明図。
各図において示すX−Y−Z座標系はX軸方向がキャリッジの走査方向つまり主走査方向、Y軸方向が被記録媒体の搬送方向(副走査方向)、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y軸方向を装置前面側とし、+Y軸方向側を装置背面側とする。また、本実施例においてX軸方向を「第2の方向」とし、Y軸方向を「第1の方向」とする。
<<<液体噴射装置の概要>>>
図1を参照するに、液体噴射装置10が示されている。液体噴射装置10は、キャリッジガイド軸12と、キャリッジ14と、記録ヘッド16と、媒体支持部18と、ギャップ調整機構20と、移動機構部22と、制御部24とを備えている。
図1において図示しない装置本体には、X軸方向に延びるキャリッジガイド軸12が設けられている。キャリッジ14は、キャリッジガイド軸12に取り付けられ、図示しない駆動機構により主走査方向であるX軸方向(第2の方向)に移動可能に構成されている。具体的にはキャリッジ14はキャリッジガイド軸12に案内されてX軸方向に往復動する。
キャリッジ14の下部には記録ヘッド16が設けられている。記録ヘッド16は、該記録ヘッド16の下方(図1における−Z方向側)に位置する媒体支持部18に支持された被噴射媒体Pと対向する。本実施例において、被噴射媒体Pとは、用紙や記録シート、布帛等である。
また、媒体支持部18は、ギャップ調整機構20を介して移動機構部22に取り付けられている。本実施例において、ギャップ調整機構20は媒体支持部18のZ軸方向における高さを調整する機構であり、媒体支持部18のZ軸方向における高さを調整することにより、記録ヘッド16と媒体支持部18とのギャップPGを変化させることができる。
また、本実施例において移動機構部22は、図示しない駆動源からの駆動力により副走査方向であるY軸方向(第1の方向)に沿って往復動可能に構成されている。制御部24は、キャリッジ14のX軸方向における移動動作、移動機構部22のY軸方向における移動動作、記録ヘッド16の記録実行動作を制御する。
次いで、図2を参照するに記録ヘッド16の下面すなわち媒体支持部18と対向する面は、ノズル面26として構成されている。ノズル面26には、複数のノズル28が形成されている。ノズル面26には、一例として複数のノズル28をY軸方向(第1の方向)において間隔を置いて配置したノズル列30a、30b、30c、30dが設けられている。また、各ノズル列30a、30b、30c、30dにおけるインク吐出動作は、制御部24の制御により行われる。
<<<第1の実施例>>>
図3を参照するに第1の実施例におけるテストパターンTPが示されている。制御部24は、図示しない操作部からテストパターンTPを形成する指示を受けた場合、図示しない記憶部からテストパターンTPを形成するための記録データを読みだす。制御部24は、読み出した記録データに基づきノズル28からインクを吐出させて、被噴射媒体PにテストパターンTPを形成する。
以下、ノズル列30aを用いてテストパターンを形成する場合を例として説明する。尚、以下の説明では、各ノズル28から吐出されたインクの媒体への着弾ずれや、各ノズル28のノズル抜けがない状態でテストパターンTPが形成される場合を例にとって説明する。
ノズル列30aにおいて、第1ノズルからインクを吐出させて、X軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP1を被噴射媒体に形成する。次いで第3ノズルからインクを吐出させてX軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP3を被噴射媒体に形成する。
次いで、第5ノズルからインクを吐出させてX軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP5を被噴射媒体に形成する。つまり、本実施例ではノズル列30aを構成する複数のノズルにおいて1つおきに単位テストパターンUTPを形成することを繰り返すことによりテストパターンTPを形成する。また、本実施例では、一例として各単位テストパターンUTPは、X軸方向において長さ1.5mmの直線として形成されている。
本実施例において、単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP3とはY軸方向に距離L2分離れて形成されている。ここで図3における距離L1とは、Y軸方向において隣同士のノズル(例えば図3における第1ノズルと第2ノズル)の間隔、いいかえるとY軸方向において隣同士のノズル(例えば図3における第1ノズルと第2ノズル)を用いて形成される単位テストパターンUTPの間隔である。また、距離L2は距離L1の2倍となる。本実施例では、Y軸方向において隣同士のノズルの間隔は70μmであり、Y軸方向において隣同士のノズルにおいて形成される単位テストパターンUTP間の距離L1も70μmとなる。
つまり、Y軸方向における単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP3との距離L2は、140μmとなる。また、本実施例では、単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP3とは、X軸方向においてずれるように形成されている。具体的には、単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP3とは、X軸方向において重ならないように形成される。本実施例では、単位テストパターンUTP3の始端は、単位テストパターンUTP1の終端よりも+X軸方向側に位置するように形成される。
したがって、ノズル列30aにおいてY軸方向における一方側の端部ノズルを始点ノズル(1番ノズル)とした場合、ノズル列30aにおいて奇数番目に位置するノズルを用いて、順次X軸方向において−X軸方向側から+X軸方向側にずれた位置で単位テストパターンUTPを形成する。これにより前記各奇数番目のノズルにより形成される第1テストパターンTP1は階段状に形成される。尚、奇数番目ノズルにより形成される各単位テストパターンUTPのY軸方向における間隔は、ノズル列30aにおける隣同士のノズルの間隔である70μmの2倍の140μmとなる。
次いで、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の偶数番のノズルにより第2テストパターンTP2を形成する場合、第2ノズルにより形成される単位テストパターンUTP2は、Y軸方向において第1ノズルの単位テストパターンUTP1と距離L1分間隔をおいて形成される。また、X軸方向において単位テストパターンUTP2の始端の位置は、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の奇数番の最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端の位置よりもX軸方向側にずれて形成される。
さらに、第2テストパターンTP2においても、第1テストパターンTP1と同様にY軸方向における配列の偶数番のノズルは、Y軸方向に距離L2分の間隔をおいて、順次X軸方向にずれた位置で単位テストパターンUTPを形成する。これにより前記偶数番のノズルにより形成される第2テストパターンTP2は階段状に形成されている。
また、X軸方向においてノズル列30aにおいてY軸方向における配列の奇数番の最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端と単位テストパターンUTP2の始端との間には境界線32が形成されている。本実施例において境界線32は、Y軸方向に沿って延びている。また、各ノズル列30b、30c、30dにおけるテストパターンTPもノズル列30aにおけるテストパターンTPと同様にノズル列30aのテストパターンTP1、TP2の+X軸方向側に形成されている。
ここで、制御部24は、第1のテストパターンTPを形成した後、境界線32を形成する動作を実行する。制御部24は、境界線32を形成する際、各ノズル28によるインクの噴射と、被噴射媒体Pの第1方向への移動とを繰り返し実行させ、境界線32を被噴射媒体P上に形成させる。境界線32の被噴射媒体Pへの形成が終了すると、制御部24は、被噴射媒体を第1のテストパターンTP1を形成した位置まで戻し、第2のテストパターンTP2の被噴射媒体Pへの形成動作を実行させる。尚、予め境界線32が設けられた被噴射媒体Pを用いてテストパターンTPを形成しても良い。
ここで、図4を参照してY軸方向における単位テストパターンUTPの形成位置がずれた場合について説明する。例えば、ギャップPGが設定距離よりも大きい場合、図4に示すように、第7ノズルによって形成される単位テストパターンUTP7が、Y軸方向においてギャップPGが設定距離にある際に形成される位置(図4破線部参照)よりも+Y軸方向側にずれて形成されている。
同様に、第9ノズルによって形成される単位テストパターンUTP9が、Y軸方向においてギャップPGが設定距離にある際に形成される位置(図4破線部参照)よりも−Y軸方向側にずれて形成されている。
ここで、ギャップPGが設定距離にある際、Y軸方向において第7ノズルによって形成される単位テストパターンUTP7と第9ノズルによって形成される単位テストパターンUTP9との間の距離は、隣同士の単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP8との距離L1及び隣同士の単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP8との距離L1よりも大きい。すなわち、単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP9とは、距離L2分離れて形成されている。したがって、単位テストパターンUTP7及び単位テストパターンUTP9のY軸方向におけるずれ量を許容し、Y軸方向において単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP9とが入れ替わることを抑制することができる。
また、単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP9とは、X軸方向においてずれて形成されているので、Y軸方向において単位テストパターンUTP7と単位テストパターンUTP9との間隔が距離L2よりも狭くなっても第1テストパターンTP1全体の形状として階段状であることは維持される。
その結果、テストパターンTP1が階段状のテストパターンとして形成されているので、ユーザーはテストパターンTP1の形に違和感を覚える虞が少ない。したがって、ユーザーが記録ヘッド16の印字不良としてテストパターンを誤認識する虞が少ない。したがって、記録ヘッド16の不良でもないにも関わらず、ユーザーがマニュアル操作により記録ヘッド16のクリーニングを実施してしまう虞を低減でき、液体噴射装置10において無駄なインクを消費することを抑制し、あるいは防止することができる。
また、各テストパターンTP1、TP2の該テストパターン開始位置における単位テストパターンUTP1、UTP2は、X軸方向にずれているので、テストパターンTP1の単位テストパターンUTPとテストパターンTP2の単位テストパターンUTPとは重なり合うことがない。これにより各テストパターンTP1、TP2の領域を明確に認識することができるので各テストパターンTP1、TP2における印字不良があるか否かの確認を容易にすることができる。
また、テストパターンTP1とテストパターンTP2との間に境界線32を設けることにより、各テストパターンTP1、TP2の領域を明確に認識することができるので各テストパターンTP1、TP2における印字不良があるか否かの確認を容易にすることができる。
さらに本実施例では、単位テストパターンUTPをX軸方向に延びる直線状に構成している。したがって、テストパターンTP内において単位テストパターンを適宜目視可能な長さに設定することにより、目視での単位テストパターンの確認を容易にすることができる。また、ノズルからインクが吐出されず、ドット抜けが生じた際は、直線状の単位テストパターンUTPがテストパターンTP内に形成されないので、容易にドット抜けを容易に確認することができる。
<<<第1の実施例におけるテストパターンTPの変更例>>>
(1)本実施例では、X軸方向において第2ノズルによって形成される単位テストパターンUTP2の始端の位置が、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の奇数番の最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端の位置よりもX軸方向側にずれて形成される構成としたが、この構成に代えて、図5に示すようにX軸方向において第2ノズルによって形成される単位テストパターンUTP2の始端の位置が、第3ノズルによって形成される単位テストパターンUTP3の終端の位置よりも+X軸方向側に配置される構成としてもよい。また、この構成においてもテストパターンTP1とテストパターンTP2との間に境界線32を設ける構成としてもよい。
(2)本実施例では、第1テストパターンTP1及び第2テストパターンTP2の形状を階段状となるように構成したが、この構成に代えて、図6に示すように第1テストパターンTP1及び第2テストパターンTP2において各単位テストパターンがY軸方向に沿って交互に+X軸方向側と−X軸方向側にずれて配置され、全体としてY軸方向に沿ってジグザグ状に単位テストパターンUTPが配置されるように構成してもよい。
<<<第2の実施例>>>
図7を参照するに第2の実施例におけるテストパターンTPが示されている。以下、ノズル列30aにおけるテストパターンを例として説明する。ノズル列30aにおいて、第1ノズルからインクを吐出させて、X軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP1を被噴射媒体に形成する。次いで第4ノズルからインクを吐出させてX軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP4を被噴射媒体に形成する。
次いで、第7ノズルからインクを吐出させてX軸方向に延びる直線状の単位テストパターンUTP7を被噴射媒体に形成する。つまり、本実施例ではノズル列30aを構成する複数のノズルにおいて2つおきに単位テストパターンUTPを形成することを繰り返すことによりテストパターンTPを形成する。
本実施例において、単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP4とはY軸方向に距離L3分離れて形成されている。ここで距離L3は距離L1の3倍に設定されている。すなわち、本実施例において距離L3は210μmに設定されている。本実施例においても、第1実施例と同様にX軸方向において単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP4とはずれるように形成されている。つまり、X軸方向において単位テストパターンUTP1と単位テストパターンUTP4とは重ならないように形成されている。本実施例では、単位テストパターンUTP4の始端は、単位テストパターンUTP1の終端よりも+X軸方向側に位置するように形成されている。
したがって、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の第1ノズルから2つおきのノズルは、Y軸方向に距離L3分の間隔をおいて、順次X軸方向にずれた位置で単位テストパターンUTPを形成する。これにより前記第1ノズルから2つおきの番号のノズルにより形成される第1テストパターンTP1は階段状に形成されている。
次いで、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の第2ノズルから2つおきのノズルにより第2テストパターンTP2を形成する場合、第2ノズルにより形成される単位テストパターンUTP2は、第1ノズルの単位テストパターンUTP1とY軸方向において距離L1分間隔をおいて形成される。また、X軸方向において単位テストパターンUTP2の始端の位置は、ノズル列30aにおいて第1テストパターンTP1を形成するY軸方向における最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端の位置よりもX軸方向側にずれて形成される。
さらに、第2テストパターンTP2においても、第1テストパターンTP1と同様にY軸方向における配列の第2ノズルから2つおきのノズルは、Y軸方向に距離L3分の間隔をおいて、順次X軸方向に−X軸方向側から+X軸方向側にずれた位置で単位テストパターンUTPを形成する。これにより前記第2ノズルから2つおきのノズルにより形成される第2テストパターンTP2も階段状に形成されている。
また、X軸方向においてノズル列30aにおいて第1テストパターンTP1を形成するY軸方向における最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端と単位テストパターンUTP2の始端との間には境界線34が形成されている。本実施例において境界線34は、Y軸方向に沿って延びている。
そして、ノズル列30aにおいてY軸方向における配列の第3ノズルから2つおきのノズルにより第3テストパターンTP3を形成する場合、第3ノズルにより形成される単位テストパターンUTP3は、Y軸方向において第2ノズルの単位テストパターンUTP2と距離L1分間隔をおいて形成される。また、X軸方向において単位テストパターンUTP3の始端の位置は、ノズル列30aにおいて第2テストパターンTP2を形成するY軸方向における最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端の位置よりもX軸方向側にずれて形成される。
さらに、第3テストパターンTP3においても、第1テストパターンTP1及び第2テストパターンTP2と同様にY軸方向における配列の第3ノズルから2つおきのノズルは、Y軸方向に距離L3分の間隔をおいて、順次X軸方向にずれた位置で単位テストパターンUTPを形成する。これにより前記第3ノズルから2つおきのノズルにより形成される第3テストパターンTP3も階段状に形成されている。
また、X軸方向においてノズル列30aにおいて第2テストパターンTP2を形成するY軸方向における最後のノズルにより形成される単位テストパターンUTPの終端と単位テストパターンUTP3の始端との間には境界線36が形成されている。本実施例において境界線36は、Y軸方向に沿って延びている。また、各ノズル列30b、30c、30dにおけるテストパターンTPもノズル列30aにおけるテストパターンTPと同様にノズル列30aのテストパターンTP1、TP2、TP3の+X軸方向側に形成されている。
ここで、各テストパターンTP1、TP2、TP3において形成される単位テストパターンUTP間のY軸方向における距離はL3に設定されている。したがって、単位テストパターンUTP間のY軸方向における距離が大きく設定されているので単位テストパターンUTPのY軸方向におけるずれを許容し、Y軸方向において単位テストパターンUTPの入れ替わりが生じることを確実に防止することができる。
その結果、各テストパターンTP1、TP2、TP3におけるテストパターン形状が階段状であることが維持されるので、ユーザーは各テストパターンTP1、TP2、TP3において単位テストパターンUTPのY軸方向におけるずれが生じても各テストパターンTP1、TP2、TP3の形が崩れていないので違和感を覚えることがなく、印字不良として誤認識しない。したがって、ユーザーは記録ヘッド16のクリーニングを実施することがなく、液体噴射装置10において無駄なインクを消費することを防止することができる。
<<<第1の実施例及び第2の実施例の変更例>>>
(1)第1の実施例において各テストパターンは1つおきのノズルにより単位テストパターンを形成する構成とし、第2の実施例において各テストパターンは2つおきのノズルにより単位テストパターンを形成する構成としたが、この構成に代えて、各テストパターンは少なくともn個おき(nは1以上)のノズルにより形成され、n+1個のテストパターンとする構成としてもよい。
(2)第1の実施例及び第2の実施例において各単位テストパターンUTPは、X軸方向に延びる直線状に構成したが、この構成に代えて、各単位テストパターンUTPを複数のドットとして構成してもよく、三角や四角等の記号の連なりとして構成してもよい。
(3)第1の実施例及び第2の実施例において各単位テストパターンUTPにおけるX軸方向における長さを1.5mmとする構成としたが、この構成に代えて、X軸方向における長さをより長くしてもよい。単位テストパターンUTPのX軸方向における長さを長くすることにより、ユーザーによる単位テストパターンの確認を容易にすることができる。
(4)液体噴射装置10において、キャリッジ14に対して媒体支持部18はY軸方向に移動する構成としたが、媒体支持部18に対してキャリッジ14をY軸方向に移動する構成としてもよく、キャリッジ14及び媒体支持部18をY軸方向に相対移動する構成としてもよい。
(5)本実施例では、被噴射媒体Pを媒体支持部18に支持させて移動機構部22により記録ヘッド16に対して相対移動させる構成としたが、この構成に代えて、被噴射媒体Pを載置するカセット等から被噴射媒体Pをローラー等の搬送手段を用いて搬送経路に沿って記録ヘッド16と対向する位置まで搬送し、前記位置に搬送された被噴射媒体に向けて記録ヘッド16からインクを吐出して記録及び画像を形成する構成としてもよい。
(6)液体噴射装置10において、ギャップPGを調整するギャップ調整機構20は媒体支持部18のZ軸方向における高さを調整する構成としたが、この構成に代えて、キャリッジ14のZ軸方向における高さを調整する構成としてもよい。
(7)本実施例において、各テストパターンTP間には、境界線32、34、36を設ける構成としたが、この構成に代えて、各テストパターン間に境界線を設けない構成としてもよい。
上記説明をまとめると、液体噴射装置10は、インクを噴射する複数のノズル28をY軸方向に配列したノズル列30a、30b、30c、30dと、該ノズル28から前記インクを噴射させて被噴射媒体にテストパターンTPを形成させる制御部24とを備える。制御部24は、Y軸方向に配列された複数のノズル28のうち、少なくとも一つ置きに配列された複数のノズルを1つのグループとして、前記複数のノズル28を複数のグループに分け、前記各グループにより形成される各テストパターンTP1、TP2、TP3の、Y軸方向と交差するX軸方向の位置が異なるように各テストパターンTP1、TP2、TP3を形成させ、かつ各テストパターンTP1、TP2、TP3は、ノズル28毎に形成される単位テストパターンUTPを複数備える。
前記グループのうち最も近いノズル同士により形成される前記各単位テストパターンUTPが、X軸方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させる。
制御部24は、各テストパターンTP1、TP2、TP3における単位テストパターンUTPが、X軸方向における一端側から他端側へと向かってずれ、かつY軸方向にずれて形成されるように前記各テストパターンTP1、TP2、TP3を形成させる。

制御部24は、各テストパターンTP1、TP2、TP3のうち、一のテストパターンTPのテストパターン開始位置に形成される単位テストパターンUTPと、他のテストパターンTPのテストパターン終了位置に形成される前記単位テストパターンUTPとが、X軸方向にずれるように前記各テストパターンを形成させる。また、制御部24は、各テストパターンの間に境界線32、34、36を形成するようにテストパターンTP1、TP2、TP3を形成させる。
各単位テストパターンUTPは、X軸方向に延びる直線となるように構成されている。また、各単位テストパターンUTPは、X軸方向にずれて配置されるようにされた複数のドットとなるように構成されている。
また、本実施形態では本発明に係るテストパターンTPを液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 液体噴射装置、12 キャリッジガイド軸、14、40 キャリッジ、
16、42 記録ヘッド、18、44 媒体支持部、20 ギャップ調整機構、
22 移動機構部、24 制御部、26 ノズル面、28 ノズル、
30a、30b、30c、30d ノズル列、32、34、36 境界線、
L1、L2、L3 距離、P 被噴射媒体、PG ギャップ、TP テストパターン、
TP1 第1テストパターン、TP2 第2テストパターン、
TP3 第3テストパターン、
UTP、UTP1、UTP2、UTP3、UTP4、UTP5、UTP6、UTP7、UTP8、UTP9 単位テストパターン

Claims (6)

  1. 液体を噴射する複数のノズルを第1の方向に配列したノズル列と、
    前記ノズルから前記液体を噴射させて被噴射媒体にテストパターンを形成させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の方向に配列された前記複数のノズルのうち、少なくとも一つ置きに配列された複数のノズルを1つのグループとして、前記複数のノズルを複数のグループに分け、
    前記各グループにより形成される各テストパターンの、前記第1の方向と交差する第2の方向の位置が異なるように前記各テストパターンを形成させ、
    かつ前記各テストパターンは、前記ノズル毎に形成される単位テストパターンを複数備え、
    前記グループのうち最も近いノズル同士により形成される前記各単位テストパターンが、
    前記第2の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記制御部は、前記各テストパターンにおける前記単位テストパターンが、前記第2の方向における一端側から他端側へと向かってずれ、かつ前記第1の方向にずれて形成されるように前記各テストパターンを形成させる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項2に記載の液体噴射装置において、
    前記制御部は、前記各テストパターンのうち、一の前記テストパターンのテストパターン開始位置に形成される前記単位テストパターンと、他の前記テストパターンのテストパターン終了位置に形成される前記単位テストパターンとが、前記第2の方向にずれるように前記各テストパターンを形成させる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項2に記載の液体噴射装置において、
    前記制御部は、前記各テストパターンの間に境界線を形成するように前記テストパターンを形成させる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記各単位テストパターンは、前記第2の方向に延びる直線となるように構成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、前記各単位テストパターンは、前記第2の方向にずれて配置されるようにされた複数のドットとなるように構成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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