JP2015045753A - 携帯機器 - Google Patents

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JP2015045753A
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洋輔 山崎
Yosuke Yamazaki
洋輔 山崎
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Abstract

【課題】複数の外装部から外装を形成する場合、外装の部位によっては強度が不足する場合がある。【解決手段】携帯機器は、第1外装部と、前記第1外装部とともに前記携帯機器の外観を提供する第2外装部とを備え、前記第1外装部は、前記第2外装部との合わせ面に沿って延伸し、前記合わせ面に垂直な断面において前記合わせ面から突出した形状の第1突出部を有し、第2外装部は、前記第1突出部を挟んで固定する第1固定部を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、携帯機器に関する。
金属からなる前カバーと金属からなる後カバーとが、外装ビスによってメインシャーシへと電気的な接続が行われた撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2008−203632号公報
複数の外装部から外装を形成する場合、外装の部位によっては強度が不足する場合がある。
第1の態様においては、携帯機器は、第1外装部と、前記第1外装部とともに前記携帯機器の外観を提供する第2外装部とを備え、前記第1外装部は、前記第2外装部との合わせ面に沿って延伸し、前記合わせ面に垂直な断面において前記合わせ面から突出した形状の第1突出部を有し、第2外装部は、前記第1突出部を挟んで固定する第1固定部を有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像装置2000の模式的な断面図である。 撮像装置2000の斜視図を示す。 上カバー2032、後カバー2033およびアイカップ1552の分解斜視図である。 上カバー2032および後カバー2033の分解斜視図である。 突出部1500および凹部1502を含む位置でyz面に平行な断面で切断した断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像装置2000の模式的な断面図である。撮像装置2000は、一眼レフレックスカメラである。撮像装置2000は、レンズユニット2010およびカメラ本体2020を備える。レンズユニット2010は、交換レンズである。レンズユニット2010は、カメラ本体2020に着脱可能である。図1は、カメラ本体2020にレンズユニット2010が装着された状態を撮像装置2000として示す。
カメラ本体2020は、ボディ側マウント2022と、カバー部2030と、ボディ部2040と、ミラーユニット2042と、シャッタユニット2023と、撮像ユニット2100と、処理ユニット2400と、表示ユニット2024と、ファインダユニット2060と、ファインダ窓2064と、レンズ駆動ユニット2025と、焦点検出ユニット2026とを有する。レンズユニット2010は、ボディ側マウント2022に装着される。
カバー部2030は、撮像装置2000の外観を提供する。カバー部2030は、前カバー2031と、上カバー2032と、後カバー2033とを有する。ボディ部2040と、ミラーユニット2042と、シャッタユニット2023と、撮像ユニット2100と、処理ユニット2400と、ファインダユニット2060と、レンズ駆動ユニット2025と、焦点検出ユニット2026とは、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033によって実質的に覆われる。
撮像装置2000に係る構成を説明する場合に、レンズユニット2010の光軸Xに沿う方向をz軸方向と定める。すなわち、被写体光束が入射する方向をz軸方向と定める。被写体光束が入射する方向をz軸マイナス方向と定め、その反対方向をz軸プラス方向と定める。また、図1に図示した方向にx軸方向およびy軸方向を定める。x軸、y軸、z軸は右手系の直交座標系である。また、z軸プラス方向を前方、前側等と呼ぶ場合がある。また、z軸マイナス方向を後方、後側等と呼ぶ場合がある。また、y軸プラス方向を上方、上側、上部等と呼ぶ場合がある。y軸プラス方向を下方、下側、下部等と呼ぶ場合がある。
レンズユニット2010は、レンズ側マウント2012と、光学系2014とを有する。光学系2014は、レンズ群2015と、レンズ群2016とを含む。レンズ群2015およびレンズ群2016は、z軸マイナス方向に沿って、レンズ群2015、レンズ群2016の順で、光軸Xに沿って設けられる。レンズ側マウント2012は、光学系2014より後側に設けられる。レンズ側マウント2012は、カメラ本体2020の前面に配されたボディ側マウント2022と嵌合することにより、レンズユニット2010がカメラ本体2020に装着される。
レンズ群2016は、光軸Xに沿って移動可能に設けられる。レンズ群2016が光軸Xに沿って移動することにより、光学系2014の焦点距離、合焦位置が変化する。レンズ群2016は、レンズ駆動ユニット2025の制御によって、光軸Xに沿って移動する。レンズユニット2010は、レンズ群2015およびレンズ群2016を通過した被写体光束を出射する。
カメラ本体2020において、ボディ部2040の上方には、ファインダユニット2060が固定される。ファインダユニット2060は、フォーカシングスクリーン2061と、ペンタプリズム2062と、ファインダレンズ系2063と、測光ユニット2067とを有する。測光ユニット2067は、測光光学系2068と、測光センサ2069とを含む。
ボディ部2040内には、ミラーユニット2042が設けられる、ミラーユニット2042は、メインミラー2043と、サブミラー2044とを含む。
ミラーユニット2042は、レンズユニット2010が出射した被写体光束の光路中に進入した状態と、被写体光束の光路から退避した状態とをとる。図1は、ミラーユニット2042が被写体光束の光路中に進入した状態を示す。具体的には、メインミラー2043は、レンズユニット2010が出射した被写体光束の光路中に進入した進入位置と、被写体光束の光路から退避した退避位置との間で、回転可能に軸支される。サブミラー2044は、メインミラー2043に対して回転可能に軸支される。サブミラー2044は、メインミラー2043とともに被写体光束中に進入し、メインミラー2043とともに被写体光束から退避する。
メインミラー2043が進入位置にある場合、メインミラー2043に入射した被写体光束の一部は、メインミラー2043に反射されてフォーカシングスクリーン2061に導かれる。フォーカシングスクリーン2061は、撮像ユニット2100が有する撮像素子2130の撮像面と共役な位置に配されて、レンズユニット2010が有する光学系2014が形成した被写体像を可視化する。フォーカシングスクリーン2061に形成された被写体像の光束は、ペンタプリズム2062に導かれる。ペンタプリズム2062に導かれた光束の一部の光束は、ペンタプリズム2062およびファインダレンズ系2063を通じてファインダ窓2064から出射して、被写体として観察され得る。ファインダ窓2064は、後カバー2033に対して固定されている。
メインミラー2043が進入位置にある場合、メインミラー2043に入射した被写体光束のうちメインミラー2043で反射した被写体光束以外の光束は、サブミラー2044に入射する。具体的には、メインミラー2043はハーフミラー領域を有し、メインミラー2043のハーフミラー領域を透過した被写体光束がサブミラー2044に入射する。ハーフミラー領域を透過しサブミラー2044で反射した被写体光束は、焦点検出ユニット2026に入射する。焦点検出ユニット2026は、入射した光束を検出して被写体に対する焦点状態を示す情報を出力する焦点検出センサ部2027を有する。焦点検出センサ部2027は、焦点状態の検出結果を処理ユニット2400へ出力する。処理ユニット2400は、焦点状態の検出結果に基づいて焦点調節を行う。例えば、処理ユニット2400は、焦点状態の検出結果に基づいてレンズ駆動ユニット2025を制御して、レンズ群2016を移動させる。
ペンタプリズム2062に導かれた光束の一部の光束は、測光光学系2068を通じて測光センサ2069に入射する。測光センサ2069は、入射した光束を受光して、被写体の光量を検出する。測光センサ2069は、被写体の光量の検出結果を処理ユニット2400へ出力する。処理ユニット2400は、被写体の光量の検出結果に基づいて露出調節を行う。例えば、処理ユニット2400は、被写体の光量の検出結果に基づいて、レンズユニット2010の絞り、露出時間、撮像素子2130の感度の少なくとも一つを制御する。
ミラーユニット2042が被写体光束から退避し、シャッタユニット2023の先幕および後幕が開状態となれば、レンズユニット2010を透過する被写体光束は、シャッタユニット2023の後方に配置された撮像ユニット2100に入射して、有する撮像素子2130の撮像面に到達する。
撮像ユニット2100の後方には、処理ユニット2400および表示ユニット2024が順次配置される。表示ユニット2024としては、液晶パネル等を適用できる。表示ユニット2024の表示面は、カメラ本体2020の背面に現れる。表示ユニット2024は、撮像素子2130からの出力信号から生成される画像を表示する。表示ユニット2024は、後カバー2033に固定される。表示ユニット2024は、後カバー2033に締結されて固定される。
処理ユニット2400には、MPU、ASIC等の電子回路が実装される。MPUは、撮像装置2000の全体の制御を担う。撮像素子2130からの出力信号は、フレキシブルプリント基板2180を介してASICへ出力される。ASICは、撮像素子2130から出力された出力信号を処理する。
ASICは、撮像素子2130からの出力信号に基づいて、表示用の画像データを生成する。表示ユニット2024は、ASICが生成した表示用の画像データに基づいて画像を表示する。ASICは、撮像素子2130からの出力信号に基づいて、記録用の画像データを生成する。ASICが生成した記録用の画像データは、カメラ本体2020に装着された記録媒体に記録される。カメラ本体2020には記録媒体が着脱可能に設けられる。
前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033は樹脂で形成される。前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033は、導電性を有する樹脂で形成される。前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033は、樹脂成形により形成される。ボディ側マウント2022は金属で形成される。ボディ側マウント2022は、環形状を有するマウントリングである。ボディ部2040は、樹脂で形成される。ボディ側マウント2022は、ボディ部2040の剛性より高い剛性を有する。
カバー部2030において、前カバー2031は、ボディ側マウント2022の近傍においてボディ部2040に固定される。前カバー2031は、ボディ部2040においてボディ側マウント2022が締結された部位およびボディ側マウント2022の少なくとも一方に締結される。例えば、前カバー2031は、ボディ側マウント2022に締結される。より具体的には、前カバー2031は、ボディ側マウント2022およびボディ部2040と共締めされる。前カバー2031は、ボディ側マウント2022とボディ部2040との間に挟まれた状態で、ボディ側マウント2022およびボディ部2040と共締めされてよい。前カバー2031は、ボディ側マウント2022をボディ部2040に締結するビスにより、ボディ側マウント2022およびボディ部2040と共締めされる。
カバー部2030はモノコック構造を有する。上カバー2032は、前カバー2031および後カバー2033と締結される。後カバー2033は、前カバー2031および上カバー2032と締結される。前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033は、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033で形成されるカバー部2030がモノコック構造を有するように、それぞれ他のカバーと締結される。
前カバー2031は、ボディ側マウント2022の近傍以外の部位では、ボディ部2040に締結されていない。また、前カバー2031は、ボディ側マウント2022を除いて、ボディ部2040と締結された他の部材に締結されていない。上カバー2032および後カバー2033は、ボディ部2040と締結されていない。上カバー2032および後カバー2033は、前カバー2031を除いて、ボディ部2040と締結された他の部材に締結されていない。したがって、カバー部2030は、ボディ側マウント2022の近傍の部位でのみ、ボディ部2040に締結されている。
ボディ側マウント2022がボディ部2040と締結されることで、ボディ部2040においてボディ側マウント2022が締結された部位およびその近傍の部位の剛性が高まる。したがって、カバー部2030は、ボディ部2040において高い剛性を有する部位に締結される。ボディ部2040は、他の部位では前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033のいずれとも締結されていない。
また、カバー部2030はモノコック構造を有するので、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033のいずれかに加わった応力を、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033の全体で受け持つことができるとともに、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033のいずれかに加わった応力は、ボディ部2040においてボディ側マウント2022が固定されることによって剛性が高まった部位に集中的に伝達される。そのため、前カバー2031、上カバー2032および後カバー2033のいずれかに加わった応力がボディ部2040の他の部位に伝達される場合と比べて、その応力が撮像ユニット2100の位置決め精度に与える影響を軽減できる。
図2は、撮像装置2000の斜視図を示す。図3は、上カバー2032、後カバー2033およびアイカップ1552の分解斜視図である。図4は、上カバー2032および後カバー2033の分解斜視図である。
撮像装置2000は、視度調整部材1550と、アイカップ1552とをさらに備える。アイカップ1552には、ファインダ窓2064が固定されている。
後カバー2033を上カバー2032に組み付ける前に、ビス1553およびビス1554により後カバー2033の内側からアイカップ1552が後カバー2033に固定される。具体的には、アイカップ1552が有する孔1555にビス1553が挿入されてアイカップ1552が後カバー2033に締結される。アイカップ1552が有する孔1556にビス1554が挿入されてアイカップ1552が後カバー2033に締結される。
そして、後カバー2033は、ビス1540により上カバー2032に締結される。具体的には、後カバー2033は、後カバー2033が有する孔1541および上カバー2032が有する孔1542にビス1540が挿入されて、ビス1540により上カバー2032に締結される。このように、後カバー2033は上カバー2032に直接に固定される。
また、ビス1544によって、後カバー2033は視度調整部材1550を間に挟んだ状態で上カバー2032に取付けられる。ビス1544は段付きビスであり、視度調整部材1550はビス1544の周りに回転可能に設けられる。
上カバー2032は、後カバー2033との合わせ部分に突出部1500および突出部1510をさらに有する。突出部1500および突出部1510は、zy平面に略平行な合わせ面上をx軸方向に延伸している。突出部1500は、後カバー2033が上カバー2032との合わせ面に有する凹部1502に嵌る。突出部1510は、後カバー2033が上カバー2032との合わせ面に有する凹部1512に嵌る。これにより、上カバー2032を後カバー2033に強く固定することができる。
図5は、突出部1500および凹部1502を含む位置でyz面に平行な断面で切断した断面図である。
上カバー2032は、xz平面に略平行な第1面1521と、第1面1521のz軸プラス側の端部からy軸プラス方向に傾いて延伸する第2面1522と、第2面1522とは反対側の第3面1523と、第3面1523のy軸マイナス側の端部からxz平面に略平行にz軸マイナス方向に延伸する第4面1524と、第4面1524のz軸マイナス側の端部からy軸プラス方向に延伸する第5面1525と、第5面1525のy軸プラス側の端部からxz平面に略平行にz軸プラス方向に延伸する第6面1526と、第6面1526のz軸プラス側の端部からy軸プラス方向に延伸する第7面1527とを有する。第7面1527は、y軸プラス側の端部において第1面1521に接続する。
突出部1500は、第2面1522よりz軸マイナス方向に突出している。突出部1500は、第1面1521と、第7面1527と、第6面1526と、第5面1525と、第4面1524とにより形成される。このように、上カバー2032は、後カバー2033との合わせ面において、L字状の断面形状を有する。
後カバー2033は、上カバー2032の第1面1521に接触する第1面1531と、第1面1531に接続し上カバー2032の第5面1525に対向する第2面1532と、上カバー2032の第4面1524に接する第3面1533とを有する。突出部1500は、第1面1531と第3面1533とに挟まれて固定される。
突出部1510は、突出部1500と同様の形状を有する。凹部1512は、凹部1502と同様の形状を有する。そのため、突出部1510および凹部1512の説明は省略する。
このように、上カバー2032は、突出部1500が後カバー2033の凹部1502に挿入され、突出部1510が後カバー2033の凹部1512に挿入される。そのため、上カバー2032と後カバー2033との結合強度を高めることができる。
上カバー2032は、射出成形で樹脂材料を成形することにより成形される。突出部1500および突出部1510は、上カバー2032を成形する場合に、金型のゲート部分に残存した樹脂材料によって形成される。このように、上カバー2032においては、ゲート部分の樹脂材料で形成された部分は、切除されることなく、後カバー2033との接続部分として使用される。そのため、ゲート部分の樹脂材料で形成された部分を除去するコストを削減できる。
上カバー2032および後カバー2033は、導電性の樹脂材料で形成される。具体的には、上カバー2032および後カバー2033は、例えばカーボン等の導電性フィラーを含む樹脂材料で形成される。カーボン等の導電性材料を含む樹脂材料を射出成形する場合、金型のゲート付近には、導電性材料が析出し易い。上カバー2032は、ゲート部分の導電性の樹脂材料で形成された突出部1500および1510を後カバー2033に接触させるので、上カバー2032と後カバー2033との間の電気抵抗を小さくすることができる。そのため、上カバー2032および前カバー2031を接地導体に電気的に短絡することで、撮像装置2000の全体の接地電位を強化することができる。
また、突出部1500は、凹部1502に囲まれている。そのため、突出部1500からバリ、ケバ等が凹部1502の外に脱落することを抑制できる。例えば、突出部1500からバリ、ケバ等が脱落することで、撮像ユニット2100や処理ユニット2400等に設けられた電子部品がショートしてしまうことを抑制できる。また、カバー部2030の内部に脱落して撮像系に影響することを抑制できる。
図5に示されるように、突出部1500から上カバー2032本体部にかけて、L字形状断面形状を有する。突出部1510についても同様である。突出部1500の成形を例に挙げると、成形時に金型のゲート部分からキャビティに流入した溶融樹脂は、上カバー2032の第3面1523を形成する金型面に当たって、y軸上方に対応する方向に流れる。そのため、係る金型によれば、上カバー2032の全体に溶融樹脂が広がるように溶融樹脂を流動させることができる。
突出部1500は、後カバー2033との合わせ面において、アクセサリを装着するアクセサリシューを固定する部位の近傍に設けられる。そのため、撮像装置2000にアクセサリを装着する場合に加わる力によって、上カバー2032が大きく変形することを抑制できる。また、撮像装置2000に重いアクセサリを装着した場合、アクセサリから受ける力によって、上カバー2032が大きく変形することを抑制できる。
突出部1510は、後カバー2033との合わせ面において、ユーザが把持するグリップ部が位置する側に設けられる。後カバー2033は、グリップ部を把持するユーザの親指を乗せる指当てを固定する部分1518が設けられる。ユーザが撮像装置2000のグリップ部を強く把持すると、後カバー2033には、ユーザの親指によりz軸プラス方向の力が加わる。一方、上カバー2032には、ユーザの他の指によりz軸マイナス方向の力が加わる。しかし、突出部1510は、ユーザがグリップ部を把持した場合にユーザの手に挟まれる位置に設けられるので、ユーザが把持する力によって上カバー2032が大きく変形することを抑制できる。
以上に説明したように、後カバー2033との合わせ面において、撮像装置2000の使用時に力がかかる部位に優先して金型のゲートを配置して、ゲートに残留した溶融樹脂で形成された部位を後カバー2033との結合部として使用することで、上カバー2032と後カバー2033との結合強度を高めることができる。また、ゲートに残留した溶融樹脂で形成された部位を切除する工程をなくすことができる。
本実施形態においては、レンズユニットをするカメラ本体を取り上げて、撮像装置2000が有する構成を説明した。しかし、撮像装置とは、レンズユニットを有しないカメラ本体を含む概念である。また、撮像装置とは、レンズ交換式カメラの一例である一眼レフレックスカメラの他に、レンズ非交換式の種々の態様のカメラを含む概念である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1500 突出部
1502 凹部
1510 突出部
1512 凹部
1518 部分
1521 第1面
1522 第2面
1523 第3面
1524 第4面
1525 第5面
1526 第6面
1527 第7面
1531 第1面
1532 第2面
1533 第3面
1540 ビス
1541、1542 孔
1544 ビス
1550 視度調整部材
1552 アイカップ
1553、1554 ビス
1555、1556 孔
2000 撮像装置
2010 レンズユニット
2012 レンズ側マウント
2014 光学系
2015、2016 レンズ群
2020 カメラ本体
2022 ボディ側マウント
2023 シャッタユニット
2024 表示ユニット
2025 レンズ駆動ユニット
2026 焦点検出ユニット
2027 焦点検出センサ部
2030 カバー部
2031 前カバー
2032 上カバー
2033 後カバー
2040 ボディ部
2042 ミラーユニット
2043 メインミラー
2044 サブミラー
2060 ファインダユニット
2061 フォーカシングスクリーン
2062 ペンタプリズム
2063 ファインダレンズ系
2064 ファインダ窓
2067 測光ユニット
2068 測光光学系
2069 測光センサ
2100 撮像ユニット
2130 撮像素子
2180 フレキシブルプリント基板
2400 処理ユニット

Claims (7)

  1. 携帯機器であって、
    第1外装部と、
    前記第1外装部とともに前記携帯機器の外観を提供する第2外装部と
    を備え、
    前記第1外装部は、前記第2外装部との合わせ面に沿って延伸し、前記合わせ面に垂直な断面において前記合わせ面から突出した形状の第1突出部を有し、
    第2外装部は、前記第1突出部を挟んで固定する第1固定部を有する
    携帯機器。
  2. 前記第1外装部は、金型を用いて成形材料を成形することにより形成され、
    前記第1突出部は、前記金型のゲートに残存した前記成形材料から形成される
    請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記第1外装部は、導電性を有する樹脂から形成される
    請求項2に記載の携帯機器。
  4. 前記第1固定部は、前記突出部に嵌合する凹部を有する
    請求項3に記載の携帯機器。
  5. 前記第1外装部は、前記合わせ面に垂直な断面において前記合わせ面から突出した第2突出部をさらに有し、
    前記第2外装部は、前記第2突出部を挟んで固定する第2固定部をさらに有する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯機器。
  6. 前記第1外装部は、外部機器を着脱可能なアクセサリシューを固定するためのシュー固定部を有し、
    前記第1突出部は、前記シュー固定部に設けられる
    請求項5に記載の携帯機器。
  7. 前記第1突出部は、ユーザが前記携帯機器を把持した場合に前記ユーザの手で挟まれる部位に設けられる
    請求項6に記載の携帯機器。
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