JP2015043138A - 資材管理方法および資材管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】資材および敷地の画像情報に基づいて、敷地に入荷される資材の検収、仮置位置を追跡できるようにする。【解決手段】敷地内においてパッケージ3に対して作業が行われた際に、携帯端末6を用いて、パッケージを撮像することにより第1画像情報を取得すると共に、情報媒体から資材情報を取得する。ここで、携帯端末の撮像タイミングに同期して、敷地に設置された固定カメラ7によって、パッケージを周辺領域と共に撮像することにより、第2画像情報を取得し、第2画像情報に基づいて、敷地内におけるパッケージの位置を算出し、第1画像情報、資材情報および算出した位置を関連付けて管理データとしてサーバ4が有するデータベースdbに記憶する。かかるデータベースを検索することにより、敷地内におけるパッケージの保管状態を特定する。【選択図】図1
Description
本発明は、敷地に入荷される資材を管理するために、敷地に入荷される資材を梱包するパッケージ内に収容された資材を、資材を梱包するパッケージの携帯端末による画像と納入伝票の識別情報とに基づいて、資材の搬入、移動の追跡を行う資材管理方法および資材管理システムに関する。
例えば肥料プラントやボイラプラントなどのプラント施設の建設に用いられる資材(例えば配管)は、予め工場にて製造された後、敷地に搬送される。
かかる敷地に一旦ストックされた後、敷地から払い出しが行われ、建設現場に搬送された資材は適宜加工された後、建設物に据え付けられる。
プラント施設の建設に用いられる建設資材は、その種類および数量が非常に多いため、建設作業を担う作業員の作業内容も複雑化する傾向にあり、作業員の作業管理を適切に行うことが要求される。
そのために、先ず、資材の移動情報、すなわち入出庫情報の一元管理が重要となってくる。現在では、資材にICタグやバーコードを用いて資材を管理することが行われてきている(特許文献1)。
かかる敷地に一旦ストックされた後、敷地から払い出しが行われ、建設現場に搬送された資材は適宜加工された後、建設物に据え付けられる。
プラント施設の建設に用いられる建設資材は、その種類および数量が非常に多いため、建設作業を担う作業員の作業内容も複雑化する傾向にあり、作業員の作業管理を適切に行うことが要求される。
そのために、先ず、資材の移動情報、すなわち入出庫情報の一元管理が重要となってくる。現在では、資材にICタグやバーコードを用いて資材を管理することが行われてきている(特許文献1)。
一方、特許文献2では、搬入保管されたプラント用の製品資材を、カメラとGPSを有する携帯電子端末で測定して画像と位置情報を取得し、製品資材の位置および形状寸法を含む製品資材情報と、搬入された製品資材の納品書情報とを用いて製品資材の搬入管理を行うプラント建設支援装置が開示されている。
かかるプラント建設支援装置では、製品資材情報から製品資材の物体境界情報を抽出するエッジ抽出部と、エッジ抽出部の情報から製品資材モデルを抽出するモデル抽出部と、あらかじめ設計時に作成した三次元モデル情報および施工図情報を照合して、納入された製品資材とその設計時の情報との一致度を計算する一致度計算部と、製品資材の仮置き位置登録部とから、製品資材のプラント建設サイトへの到着を判定するとしている。
しかしながら、特許文献1では、ICタグの取り付け・取り外しの手間や、ICタグのデータをデータベースに登録する手間や、読み取り不良となることがある。
また、特許文献2では、予め設計時に作成した三次元モデル・個体認識番号をキーに資材を追跡する。この場合、資材と三次元モデル・個体認識番号との紐付けが困難で追跡できない場合が多い。また、GPSでの位置検出精度は低く(〜10m)、細部に亘る資材の追跡が困難となる。
その上、特許文献2では、外観が露出した資材のみしか管理することができない。例えば、資材がパッケージに梱包されている場合、パッケージの管理はできるが、パッケージ内に収容されている個別の資材の管理は行うことはできない。そのため、パッケージから資材の出し入れを伴いつつ移動する場合は、管理しきれないという課題がある。
本発明は上記課題に解決するために提案されたものであって、敷地に入荷される資材を管理するために、敷地に入荷される資材を梱包するパッケージ内に収容された資材を、資材を梱包するパッケージの携帯端末による画像と納入伝票の識別情報とに基づいて、資材の搬入、移動の追跡を行う資材管理方法および資材管理システムを提供することを目的とする。
また、特許文献2では、予め設計時に作成した三次元モデル・個体認識番号をキーに資材を追跡する。この場合、資材と三次元モデル・個体認識番号との紐付けが困難で追跡できない場合が多い。また、GPSでの位置検出精度は低く(〜10m)、細部に亘る資材の追跡が困難となる。
その上、特許文献2では、外観が露出した資材のみしか管理することができない。例えば、資材がパッケージに梱包されている場合、パッケージの管理はできるが、パッケージ内に収容されている個別の資材の管理は行うことはできない。そのため、パッケージから資材の出し入れを伴いつつ移動する場合は、管理しきれないという課題がある。
本発明は上記課題に解決するために提案されたものであって、敷地に入荷される資材を管理するために、敷地に入荷される資材を梱包するパッケージ内に収容された資材を、資材を梱包するパッケージの携帯端末による画像と納入伝票の識別情報とに基づいて、資材の搬入、移動の追跡を行う資材管理方法および資材管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、少なくとも1つの資材を梱包するパッケージが、パッケージに梱包された資材を識別するための資材情報を含む情報媒体と共に敷地内に搬入された際に、敷地内におけるパッケージの保管状態を携帯端末と通信可能なサーバを用いて管理する資材管理方法であって、敷地内においてパッケージに対して作業が行われた際に、携帯端末を用いて、パッケージを撮像することにより第1画像情報を取得すると共に、情報媒体から資材情報を取得する第1のステップと、携帯端末の撮像タイミングに同期して、敷地に設置された固定カメラによって、パッケージを周辺領域と共に撮像することにより、第2画像情報を取得する第2のステップと、第2画像情報に基づいて、敷地内におけるパッケージの位置を算出する第3のステップと、第1画像情報、資材情報および算出した位置を関連付けて管理データとしてサーバが有するデータベースに記憶する第4のステップと、データベースを検索することにより、敷地内におけるパッケージの保管状態を特定する第5のステップとを備えることを特徴とする。
これにより、パッケージ自体でなく、パッケージに梱包されている資材を資材情報としてデータベースに登録することで、外観上では判別の難しいパッケージの中に梱包されている資材を管理することができる。また、敷地に設置された固定カメラの撮像画像に基づいて、パッケージの照合や位置の算出を行うことで、従来のようにGPS等を利用したシステムに比較して、精度の高い管理を行うことができる。
また、請求項2記載の本発明では、敷地内においてパッケージに対して更に作業が行われた際に、携帯端末を用いて、パッケージを再撮像することにより第1画像情報を取得し、データベースに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、パッケージの照合を行う第6のステップと、携帯端末を用いて、作業によるパッケージに対する移動、資材の取出し等のイベント情報を取得する第7のステップと、固定カメラによって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して第2画像情報を再取得すると共に、再取得した第2画像情報に基づいて位置を再算出する第8のステップと、データベースに記憶された照合されたパッケージに対応する管理データを、取得したイベント情報および再算出した位置に基づいて、更新することを特徴とする。
これにより、パッケージに対して何らかの作業(例えば出し入れ、移動など)がなされた場合、資材情報を更新することによって、外観上変化のないパッケージに梱包された資材を、最新の状態で管理することができる。
例えば、パッケージから取り出された資材がある場合には、取出し元のパッケージとの関連性に基づいて有機的、且つ独立的に管理する。これにより、特定の親パッケージから子パッケージが分岐した場合であっても(孫パッケージについても同様)、各パッケージを総合的に有機的に管理することができる。この場合、子パッケージでは分岐元の親パッケージを特定できるように管理情報を作成することで、トレーサビリティを構築するとよい。
例えば、パッケージから取り出された資材がある場合には、取出し元のパッケージとの関連性に基づいて有機的、且つ独立的に管理する。これにより、特定の親パッケージから子パッケージが分岐した場合であっても(孫パッケージについても同様)、各パッケージを総合的に有機的に管理することができる。この場合、子パッケージでは分岐元の親パッケージを特定できるように管理情報を作成することで、トレーサビリティを構築するとよい。
また、請求項3記載の本発明では、固定カメラは敷地に複数台、設置されており、第2のステップは、複数台、の固定カメラによって取得された画像を合成することにより第2画像情報を作成することを特徴とする。
これにより、複数台、の固定カメラの撮像画像を合成して、第2画像情報を作成することにより、例えばプラント建設資材のように、様々な大きさのサイズが入り乱れて保管される敷地においても、確実に画像情報を取得し、上述の管理を実施することができる。
また、請求項4記載の本発明では、第3ステップにおいて、資材以外の車輌、人等の特徴的情報を除外する処理を加味して敷地内におけるパッケージの位置を算出する、ことを特徴とする。
これにより、入荷した資材以外の車輌、人等の特徴的情報を予め除外することで、敷地に移動した資材の位置を検出する際に、敷地の全体画像から、車輌、人等を資材以外の情報であるとして除外することができ、正確な資材の特定に寄与することができる。
また、請求項5記載の本発明では、第1ステップにおいて、払い出し指令により敷地に設置された固定カメラによって、払い出し前に一部の資材を周辺領域と共に撮像することにより第2画像情報を取得して、データベースに蓄積された管理データと照合し、払い出し後に固定カメラにより敷地内保管領域を撮像して第2画像情報を取得して、払い出し完了のデータとして前記管理データを更新することを特徴とする。
これにより、払い出し指令により払出しすべき資材を特定後、払い出し前に、資材の第1画像情報を取得し、固定カメラによって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して撮像して第2画像情報を再取得し、データベースに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、資材の照合を行うことができる。そして、払い出し対象の資材であると一致した場合には、例えば払出しゲートまで搬送して払い出しが終了し、固定カメラにより敷地内保管領域を撮像して第2画像情報を取得し、払い出し完了のデータとして管理データを更新することができる。
また、請求項6記載の本発明では、第5ステップにおいて、敷地内における資材を検索するにあたり、納入伝票情報と日時情報と、資材を周辺領域と共に撮像して取得される子供資材情報、孫資材情報に基づいて検索する第18のステップと、第18ステップにおいて検索した資材の画像を確認する第19のステップと、資材の位置、履歴を確認する第20のステップと、を具備することを特徴とする。
これにより、資材を検索することで様々な情報を得ることができ、資材の搬入から払出しまでの記録を追跡することができる。
さらに、請求項7記載の本発明では、敷地内において、少なくとも1つの資材を梱包するパッケージの保管状態をサーバ上のデータベースに検索可能に登録することによって管理する資材管理システムであって、サーバと通信可能であり、パッケージを撮像することによって第1画像情報を取得する撮像手段を有する携帯端末と、サーバと通信可能であり、敷地に設置され、携帯端末の撮像タイミングに同期して第2画像情報を取得する固定カメラと、パッケージと共に敷地に搬入され、パッケージに梱包された資材を識別するための資材情報を含む情報媒体から、資材情報を取得する資材情報取得手段と、固定カメラから取得した第2画像情報に基づいてパッケージの位置を算出する位置算出手段と、を備え、サーバは、携帯端末から取得した第1画像情報、資材情報取得手段から取得した資材情報、および、前記位置算出手段から取得した位置を関連付けて管理データとして、前記データベースに登録することを特徴とする。
これにより、サーバは、携帯端末から取得した第1画像情報、資材情報取得手段から取得した資材情報、および、位置算出手段から取得した位置を関連付けて管理データとして、データベースに登録することで、パッケージに対する様々な作業(資材の搬入、移動、取出し)を的確に追跡することができ、位置検索、払い出しを的確に実行することができる。
本発明によれば、納入される資材そのものの画像と納入伝票の識別情報と敷地の全体画像および時刻情報とを関連付けてデータベースに取り込んで管理することができるので、資材の搬入、移動、取出し等的確に追跡することができ、位置検索、払い出し、履歴等、的確に実行することができる。
そのため、資材の種類および数量が大量になるプラント敷地のような状況下においても、建設作業の各工程において端末を用いて位置情報を適宜取得することによって、資材管理を適切に行い、信頼性の高い建設資材管理を確保することができる。
そのため、資材の種類および数量が大量になるプラント敷地のような状況下においても、建設作業の各工程において端末を用いて位置情報を適宜取得することによって、資材管理を適切に行い、信頼性の高い建設資材管理を確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本実施例では、少なくとも1つの資材を梱包するパッケージの保管状態をサーバ上のデータベースに検索可能に登録することによって管理する資材管理システムを挙げている。
この資材管理システムは、例えば施設やボイラプラントなどのプラント施設の建設に使用される資材を梱包したパッケージを、搬入、移動、検索、払出し等、的確に追跡することができるようにしたものである。
かかる資材管理システムによれば、資材の種類および数量が大量になるプラント敷地のような状況下においても、携帯端末を用いて位置情報を適宜取得することによって、信頼性の高い資材管理を確保することができる。
この資材管理システムは、例えば施設やボイラプラントなどのプラント施設の建設に使用される資材を梱包したパッケージを、搬入、移動、検索、払出し等、的確に追跡することができるようにしたものである。
かかる資材管理システムによれば、資材の種類および数量が大量になるプラント敷地のような状況下においても、携帯端末を用いて位置情報を適宜取得することによって、信頼性の高い資材管理を確保することができる。
図1に、本発明に係る資材管理システム1の全体構成を模式的、且つ概念的に示す。
この資材管理システム1では、敷地2内において、少なくとも1つの資材3aを梱包するパッケージ3の保管状態をサーバ4上のデータベースdbに検索可能に登録することによって管理するものである。
そのためにこの資材管理システム1は、サーバ(パソコン)4と、例えばWIFI5を介して通信可能であり、パッケージ3を撮像することによって第1画像情報を取得する撮像手段(図示省略)を有する携帯端末6を備えている。
また、資材管理システム1は、サーバ4とWIFI5を介して通信可能であり、敷地2に設置され、携帯端末6の撮像タイミングに同期して第2画像情報を取得する固定カメラ7を備えている。
この資材管理システム1では、敷地2内において、少なくとも1つの資材3aを梱包するパッケージ3の保管状態をサーバ4上のデータベースdbに検索可能に登録することによって管理するものである。
そのためにこの資材管理システム1は、サーバ(パソコン)4と、例えばWIFI5を介して通信可能であり、パッケージ3を撮像することによって第1画像情報を取得する撮像手段(図示省略)を有する携帯端末6を備えている。
また、資材管理システム1は、サーバ4とWIFI5を介して通信可能であり、敷地2に設置され、携帯端末6の撮像タイミングに同期して第2画像情報を取得する固定カメラ7を備えている。
さらに、資材管理システム1は、パッケージ3と共に敷地2に搬入され、パッケージ3に梱包された資材3aを識別するための資材情報(例えば部品名、日時、)を含む情報媒体(納入伝票)3sから、資材情報を取得する資材情報取得手段(OCR、図示省略)と、固定カメラ7から取得した第2画像情報に基づいてパッケージ3の位置を算出する位置算出手段(図示省略)とを備える。
資材情報取得手段は、携帯端末6に搭載することができる。
資材情報取得手段は、携帯端末6に搭載することができる。
携帯端末6は、ここでは例えばマテリアルコントローラ(material・controller)といわれる作業員Pmc(以下、マテコンPmc)が常時携帯され、マテコンPmcの操作によって、パッケージ3を撮像して第1画像情報を取得したり、情報媒体(納入伝票)3sを撮像してこの撮像情報から資材情報取得手段により資材情報、すなわち文字情報を取得するようにしている。
また、携帯端末6には、後述するが、電子コンパスが内蔵され、マテコンPmcがどの位置に向いて撮影対象のパッケージ3を撮影しているのか認識できるようになっている。
なお、携帯端末6はマテコンPmcが常時携帯していることを前提としていることから、マテコンPmcの移動位置を例えば固定カメラ7から取得した第2画像情報から追跡すれば携帯端末6の位置が分かり、これにより、上述しているように第2画像情報に基づいて、撮影対象のパッケージ3の位置が把握できるようになっている。
勿論、マテコンPmcは、マテコンPmcが周囲の仮置きされている他のパッケージによる障害によって固定カメラ7による第2画像情報により捉えられないことも考えられ、従前のようにGPSにより捉えるようにしてもよい。
また、携帯端末6には、後述するが、電子コンパスが内蔵され、マテコンPmcがどの位置に向いて撮影対象のパッケージ3を撮影しているのか認識できるようになっている。
なお、携帯端末6はマテコンPmcが常時携帯していることを前提としていることから、マテコンPmcの移動位置を例えば固定カメラ7から取得した第2画像情報から追跡すれば携帯端末6の位置が分かり、これにより、上述しているように第2画像情報に基づいて、撮影対象のパッケージ3の位置が把握できるようになっている。
勿論、マテコンPmcは、マテコンPmcが周囲の仮置きされている他のパッケージによる障害によって固定カメラ7による第2画像情報により捉えられないことも考えられ、従前のようにGPSにより捉えるようにしてもよい。
次に、固定カメラ7は、敷地2において複数台、設けられ、それぞれ異なった位置から敷地2全体が撮像できるようになっている。すなわち、敷地2全体を、異なった方から撮像することで、敷地2全体の複数の撮像画像を得て、これら複数の撮像画像を合成した上で第2画像情報として取得するようになっている。そして、敷地2には、全体に亘り、例えば直交座標が設定され、第2画像情報を基に、サーバ4におけるデータベース(後述)に登録しておくようになっている(図5a参照)。
そして、資材管理システム1は、携帯端末6から取得した第1画像情報、資材情報取得手段から取得した資材情報と、上記第2画像情報を基に位置算出手段から取得した位置を関連付けて管理データとして、サーバ4におけるデータベース(後述)に登録されるようになっている。
サーバ4は、携帯端末6および固定カメラ7と、WIFI5を介して通信可能につながっており、携帯端末6からの第1画像情報と資材情報とを取得する第1画像情報・資材情報取得部8と、複数の固定カメラ7からの複数の撮像画像を合成して第2画像情報を取得する第2画像情報取得部9と、第2画像情報取得部9からのデータによりパッケージ3の位置を算出して、パッケージ3の位置を座標として位置情報を得る位置算出部10と、第1画像情報・資材情報取得部8と第2画像情報取得部9とからの取得データと位置算出部10からの位置情報とを関連付ける紐付け部11と、紐付け部11によるデータとデータベース(後述)に蓄積されるデータとを照合するデータ照合部12とデータベースdbとを具備する。
すなわち、サーバ4は、第1画像情報・資材情報取得部8においてパッケージ3を撮像して得られる第1画像情報と、パッケージ3の中身である資材3aの資材情報(例えば部品名、納入日時)を含む納入伝票3sから、OCRにより取得された文字情報とをデータベースdbに出力し、第2画像情報取得部9において、複数台の固定カメラ7による敷地2全体の複数の撮像画像を合成して得られる第2画像情報をデータベースdbに出力すると共にパッケージ3の位置を算出して座標として位置情報を把握する位置算出部10に出力し、第1画像情報・資材情報取得部8と第2画像情報取得部9とからの取得データと位置算出部10からの位置情報とを紐付け部11において関連付けてパッケージ3の位置を座標として把握する位置情報とを関連付けて管理データとしてデータベースdbに蓄積するようにしている。また、紐付け部11において関連付けられたデータは、データベースdbにすでに蓄積された管理データとをデータ照合部12において照合することができるようにしている。
ここで、パッケージ3の中身である資材3aの資材情報が記載された納入伝票3sについて説明する。
納入伝票3sは、例えば8桁の英数字からなり、規則性等から文字の意味を定義している。例えば、図番=頭文字X+8桁(X00000000)
納入伝票3sは、例えば8桁の英数字からなり、規則性等から文字の意味を定義している。例えば、図番=頭文字X+8桁(X00000000)
また、位置算出部10では、パッケージ3に対する作業、例えば移動の際、移動前と移動後にマテコンPmcによってなされる携帯端末6の操作による撮像タイミングに同期して固定カメラ7により取得される移動前と移動後における第2画像情報、すなわち、敷地2全体の画像の差分の分析によりその差分をパッケージの位置として座標として特定し取得するようにしている。
このように、パッケージ3の位置は、複数台の固定カメラ7による敷地2全体の複数の撮像画像を合成して得られる第2画像情報に基づいて得られることから、管理対象でない情報として、例えば搬入車輌、マテコンPmcとは異なる作業員が敷地2内に侵入することに対し、当初から管理対象外の情報として除外することが好ましい(図5b参照)。
そのために、資材管理システム1では、第2画像情報を基に行う位置算出部10において、資材以外の車輌、人等の特徴的情報を除外する処理を加味して敷地2内におけるパッケージ3の位置を算出することができる(図5c参照)。
そのために、資材管理システム1では、第2画像情報を基に行う位置算出部10において、資材以外の車輌、人等の特徴的情報を除外する処理を加味して敷地2内におけるパッケージ3の位置を算出することができる(図5c参照)。
本発明にかかる資材管理システム1の概略構成は以上のとおりであり、次にその資材の管理手順について図2のフローチャートを基に説明する。
敷地2内に資材が梱包されたパッケージ3が納入伝票3sと共に入荷されると、先ず、敷地2の受入場において、マテコンPmcが携帯端末6を操作し、パッケージ3と共に納入伝票3sの撮像を行う。
そうすると、携帯端末6の操作信号は、WIFI5を通じてサーバ4に送られる。
納入伝票3sが携帯端末6により撮影されると、納入伝票3sの画像をOCRによって読み取り、サーバ4の第1画像情報・資材情報取得部8に送られる。同時にマテコンPmcは、携帯端末6によりパッケージ6自体の外観を撮像し、第1画像情報・資材情報取得部8に送られ第1画像情報を取得することができる。このとき納入伝票3sの画像をOCRによって文字情報として取得することができる(第1ステップS1)。
敷地2内に資材が梱包されたパッケージ3が納入伝票3sと共に入荷されると、先ず、敷地2の受入場において、マテコンPmcが携帯端末6を操作し、パッケージ3と共に納入伝票3sの撮像を行う。
そうすると、携帯端末6の操作信号は、WIFI5を通じてサーバ4に送られる。
納入伝票3sが携帯端末6により撮影されると、納入伝票3sの画像をOCRによって読み取り、サーバ4の第1画像情報・資材情報取得部8に送られる。同時にマテコンPmcは、携帯端末6によりパッケージ6自体の外観を撮像し、第1画像情報・資材情報取得部8に送られ第1画像情報を取得することができる。このとき納入伝票3sの画像をOCRによって文字情報として取得することができる(第1ステップS1)。
そして携帯端末6の撮像タイミングに同期して、敷地2に設置された固定カメラ7によって、パッケージ3を周辺領域と共に撮像することにより、撮像信号がサーバ4の第2画像情報取得部9に送られ、第2画像情報を取得することができる(第2ステップS2)。
続いて、第2画像情報取得部9から位置算出部10に送られ、第2画像情報に基づいて、敷地2内におけるパッケージ3の位置を算出する。すなわち、複数台の固定カメラ7による敷地2全体の複数の撮像画像を合成して得られる第2画像情報で、パッケージ3の位置を予め直交座標として設定されている座標(ここでは例えばX1Y1)として把握することができる(第3ステップS3)。
そして資材管理システム1では、第1画像情報・資材情報取得部8からのパッケージ3を撮像して得られる第1画像情報と、納入伝票3sのOCRによる文字情報と、第2画像情報取得部9からの第2画像情報と、位置算出部10からのパッケージ3の位置を座標(X1Y1)として把握する位置情報とを、紐付け部10において関連付けて管理データとしてデータベースdbに蓄積することができる(第4ステップS4)。すなわち、例えばマテコンPmcが携帯端末6を操作し、終了ボタンが押されることにより一連のデータであると関連付けられ、上記第1画像情報とOCRにより取得された文字情報とパッケージ3の位置を座標(ここでは例えばX1Y1)としての位置情報(受入れ場)が、同一のパッケージ3のものであるとして以後のパッケージ3の資材管理データとして蓄積することができる(図3参照)。
さらに管理データとしてはその資材の納入日時を示す日時情報を蓄積することができる。
以上のように、資材管理システム1では、携帯端末6による第1画像情報とOCRにより取得された文字情報とパッケージ3の位置情報が、同一のパッケージ3のものであるとして資材が梱包されたパッケージ3が資材管理データとしてデータベースdbに蓄積されていくので、入荷した資材は、必要に応じて詳細は後述するが例えば納入日時を示す日時情報、位置情報を検索のキーとして検索することができる(第5ステップS5)。
さらに管理データとしてはその資材の納入日時を示す日時情報を蓄積することができる。
以上のように、資材管理システム1では、携帯端末6による第1画像情報とOCRにより取得された文字情報とパッケージ3の位置情報が、同一のパッケージ3のものであるとして資材が梱包されたパッケージ3が資材管理データとしてデータベースdbに蓄積されていくので、入荷した資材は、必要に応じて詳細は後述するが例えば納入日時を示す日時情報、位置情報を検索のキーとして検索することができる(第5ステップS5)。
引き続き、上記の入庫処理がなされたパッケージ3に対し、所定の仮置き場まで移動しようとする際は、先ず、そのパッケージ3に対し、移動対象のパッケージ3であるか否かの確認作業を行う。
この際、携帯端末6を用いて、マテコンPmcが例えばBeforeボタンを押し、パッケージ3を再撮像することによりサーバ4に送られ、第1画像情報を取得する(第6ステップS6)。このとき、携帯端末6によりパッケージ3の納入伝票3sも撮影する。
次いで固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して第2画像情報を再取得すると共にサーバ4に送られる。
次に、データ照合部12においてデータベースdbに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、パッケージ3の照合を行う(第7ステップS7)。
そうすると、第6ステップで撮影されたパッケージ3のデータをみると、位置情報が(X1Y1)で、受入れ場にあることがわかり、第6ステップで撮影されたパッケージ3は、まさしく移動対象のパッケージ3であることがわかる。
なお、同じ受入れ場に複数の対象物があるときは、全ての対象物を抽出し、マテコンPmcは、そのパッケージ3の資材情報と第1画像情報とから、移動対象のパッケージ3を特定することができる。
この際、携帯端末6を用いて、マテコンPmcが例えばBeforeボタンを押し、パッケージ3を再撮像することによりサーバ4に送られ、第1画像情報を取得する(第6ステップS6)。このとき、携帯端末6によりパッケージ3の納入伝票3sも撮影する。
次いで固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して第2画像情報を再取得すると共にサーバ4に送られる。
次に、データ照合部12においてデータベースdbに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、パッケージ3の照合を行う(第7ステップS7)。
そうすると、第6ステップで撮影されたパッケージ3のデータをみると、位置情報が(X1Y1)で、受入れ場にあることがわかり、第6ステップで撮影されたパッケージ3は、まさしく移動対象のパッケージ3であることがわかる。
なお、同じ受入れ場に複数の対象物があるときは、全ての対象物を抽出し、マテコンPmcは、そのパッケージ3の資材情報と第1画像情報とから、移動対象のパッケージ3を特定することができる。
そして、移動対象のパッケージ3を、敷地2の資材置場の所定の仮置き場に移動させたときは、マテコンPmcは携帯端末6を手に資材置場を移動し、対象のパッケージ3を探す。対象のパッケージ3を探した場合、携帯端末6により例えばAfterボタンを押して移動した旨のイベント情報を取得する(第8ステップS8)。
すなわち、マテコンPmcは携帯端末6を操作し、パッケージ3を再撮像してサーバ4に送られ、第1画像情報を取得する。また、携帯端末6によりパッケージ3の納入伝票3sも撮影する。そして固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して撮像してサーバ4に送られ、第2画像情報を再取得する(第9ステップS9)。
このとき、移動した敷地2の資材置場の所定の仮置き場には、他の資材も仮置きされている場合もあることから、マテコンPmcは携帯端末6搭載の電子コンパスにより、マテコンPmcの撮影方向の向きの範囲を決めておけば、位置算出部10において、Beforeボタン操作時とAfterボタン操作時の第2画像情報の画像差分分析により、移動した後のパッケージ3の仮置き位置を座標(X5Y3)として特定することができる(図6参照)。
そして、データベースdbに記憶された照合されたパッケージ3に対応する管理データを、取得したイベント情報および再算出した位置を最新管理データとして更新することができる(第10ステップS10、図7参照)。
すなわち、マテコンPmcは携帯端末6を操作し、パッケージ3を再撮像してサーバ4に送られ、第1画像情報を取得する。また、携帯端末6によりパッケージ3の納入伝票3sも撮影する。そして固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して撮像してサーバ4に送られ、第2画像情報を再取得する(第9ステップS9)。
このとき、移動した敷地2の資材置場の所定の仮置き場には、他の資材も仮置きされている場合もあることから、マテコンPmcは携帯端末6搭載の電子コンパスにより、マテコンPmcの撮影方向の向きの範囲を決めておけば、位置算出部10において、Beforeボタン操作時とAfterボタン操作時の第2画像情報の画像差分分析により、移動した後のパッケージ3の仮置き位置を座標(X5Y3)として特定することができる(図6参照)。
そして、データベースdbに記憶された照合されたパッケージ3に対応する管理データを、取得したイベント情報および再算出した位置を最新管理データとして更新することができる(第10ステップS10、図7参照)。
このように、パッケージ3に対して移動がなされた場合、資材情報を更新することによって、外観上変化のないパッケージ3に梱包された資材3aを、最新の状態で管理することができる。このような移動は、繰り返し行われることが多く、移動の度に、携帯端末6を操作し、パッケージ3を再撮像して第1画像情報の取得と共に、固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して第2画像情報を取得し、パッケージ3の位置を算出して得られたデータを、データベースdbに記憶されたパッケージ3に対応する最新管理データとして更新することができる。
例えば、パッケージ3から取り出された資材3aがある場合には、取出し元のパッケージ3との関連性に基づいて有機的、且つ独立的に管理する。
例えば、パッケージ3から取り出された資材3aを、データベースdbに蓄積される取出し元のパッケージ3のデータに関連付けて新たに、取出し元のパッケージ3のデータとして更新することができる。
このようにすることで、特定の親パッケージ3から子パッケージ3p1が分岐した場合であっても(孫パッケージ3p2についても同様)、各パッケージ3を総合的に有機的に管理することができる。この場合、子パッケージ3p1では分岐元の親パッケージ3を特定できるように管理情報を作成することで、後ほど、特定の検索コードで検索できるようにトレーサビリティを構築するとよい。
例えば、パッケージ3から取り出された資材3aを、データベースdbに蓄積される取出し元のパッケージ3のデータに関連付けて新たに、取出し元のパッケージ3のデータとして更新することができる。
このようにすることで、特定の親パッケージ3から子パッケージ3p1が分岐した場合であっても(孫パッケージ3p2についても同様)、各パッケージ3を総合的に有機的に管理することができる。この場合、子パッケージ3p1では分岐元の親パッケージ3を特定できるように管理情報を作成することで、後ほど、特定の検索コードで検索できるようにトレーサビリティを構築するとよい。
また、本発明にかかる資材管理システム1は、以下のように、払い出し指令により、所望の資材を払い出しすることができる(図8参照)。
例えば、一部の資材3aを払い出す際、払い出し指令(第11ステップS11)により払出しすべき資材3aを特定する(第12ステップS12)。
払出しすべき資材3aは、データベースdbに蓄積される管理データにアクセスし、例えば、品名、納入日時、その他の資材情報をキーコードとして、検索すれば、候補としての資材3aの位置情報が例えば携帯端末6に表示されることで、マテコンPmcが対象の資材3aにアプローチすることができる。
例えば、一部の資材3aを払い出す際、払い出し指令(第11ステップS11)により払出しすべき資材3aを特定する(第12ステップS12)。
払出しすべき資材3aは、データベースdbに蓄積される管理データにアクセスし、例えば、品名、納入日時、その他の資材情報をキーコードとして、検索すれば、候補としての資材3aの位置情報が例えば携帯端末6に表示されることで、マテコンPmcが対象の資材3aにアプローチすることができる。
ここで、払い出し前に、マテコンPmcの携帯端末6の操作による確認作業がなされる。
携帯端末6を用いて、マテコンPmcがパッケージ3を再撮像することによりサーバ4の第1画像情報・資材情報取得部8に送られ、第1画像情報を取得する(第13ステップS13)。
次いで固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して撮像して、サーバ4の第2画像情報取得部9に送られて第2画像情報を再取得すると共に(第14ステップS14)、再取得した第2画像情報に基づいて位置を再算出する(第15ステップS15)。そして、データベースdbに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、パッケージ3の照合を行うことができる。
携帯端末6を用いて、マテコンPmcがパッケージ3を再撮像することによりサーバ4の第1画像情報・資材情報取得部8に送られ、第1画像情報を取得する(第13ステップS13)。
次いで固定カメラ7によって第1画像情報の再撮像タイミングに同期して撮像して、サーバ4の第2画像情報取得部9に送られて第2画像情報を再取得すると共に(第14ステップS14)、再取得した第2画像情報に基づいて位置を再算出する(第15ステップS15)。そして、データベースdbに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、パッケージ3の照合を行うことができる。
そして、確認作業により、払い出し対象の資材3aであると一致した場合には、敷地2の例えば払出しゲートまで搬送して払い出しが終了すると(第16ステップS16)、固定カメラ7により敷地2内保管領域を撮像して第2画像情報を取得し、払い出し完了のデータとして管理データを更新することができる(第17ステップS17)。
さらに、本発明にかかる資材管理システム1は、以下のように、敷地2内における資材3aを検索することができる。資材3aを検索することで様々な情報を得ることができ、資材の搬入から払出しまでの記録を追跡することができる(図9参照)。
第5ステップにおいて、納入伝票情報と日時情報と、資材3aを周辺領域と共に撮像して取得される子供資材情報、孫資材情報に基づいて検索する(第18ステップS18)。
次いで第18ステップにおいて検索した資材3aの画像を確認することができる(第19ステップS19)。
さらに、資材管理システム1は、資材の位置、履歴を確認することができる(第20ステップS20)。
第5ステップにおいて、納入伝票情報と日時情報と、資材3aを周辺領域と共に撮像して取得される子供資材情報、孫資材情報に基づいて検索する(第18ステップS18)。
次いで第18ステップにおいて検索した資材3aの画像を確認することができる(第19ステップS19)。
さらに、資材管理システム1は、資材の位置、履歴を確認することができる(第20ステップS20)。
ここで、実際の検索方法の実例を示し、以下、説明する。
図10は、資材の納入日で検索する手法を示している。
すなわちサーバ4のディスプレイに表示されたリストから、資材の納入日を入力することで、サーバ4のデータベースdbに蓄積された管理データから抽出され、図11に示すように、パッキングリストNO、図番、機器名、荷姿、払出日などの各項目がリストアップされる。
さらに、例えば図11において、機器名(この場合給水ポンプ)を指定してクリックすれば、詳細データとして出力することができる。すなわち、図12に示すように、納入日、移動日、パッキングリストNO、図番、機器名、荷姿、払出日、位置等の項目を表示することができる。
また、更に詳細な情報を得るには、例えば詳細ボタンをクリックすることにより、ここでは、移動履歴を表示することができる。
さらに、関連情報を得るには、例えば関連ボタンをクリックすることにより、ここでは、子供資材情報、孫資材情報としてリストアップすることができる。
図10は、資材の納入日で検索する手法を示している。
すなわちサーバ4のディスプレイに表示されたリストから、資材の納入日を入力することで、サーバ4のデータベースdbに蓄積された管理データから抽出され、図11に示すように、パッキングリストNO、図番、機器名、荷姿、払出日などの各項目がリストアップされる。
さらに、例えば図11において、機器名(この場合給水ポンプ)を指定してクリックすれば、詳細データとして出力することができる。すなわち、図12に示すように、納入日、移動日、パッキングリストNO、図番、機器名、荷姿、払出日、位置等の項目を表示することができる。
また、更に詳細な情報を得るには、例えば詳細ボタンをクリックすることにより、ここでは、移動履歴を表示することができる。
さらに、関連情報を得るには、例えば関連ボタンをクリックすることにより、ここでは、子供資材情報、孫資材情報としてリストアップすることができる。
更に資材検索方法としては、敷地2内を示す全体画像に設定された直交座標を付しているため、搬入された資材が置かれた位置情報を座標で特定していることから、座標から、そこに存在する資材をリストアップすることができる。
また、関連位置ボタンにより、親子関係にある資材を表示することもできるし、さらには、関連詳細ボタンにより、親子関係にある資材の詳細を表示することもできる。
また、関連位置ボタンにより、親子関係にある資材を表示することもできるし、さらには、関連詳細ボタンにより、親子関係にある資材の詳細を表示することもできる。
本発明は、敷地で取り扱われる資材を携帯端末で画像を取得すると共に資材に取り付けられた資材情報を携帯端末で読み取り、携帯端末の読み取りに同期して敷地全体画像を取ることにより、資材の入出荷、移動追跡等の管理が容易であり、例えば、建設資材の建設資材管理を管理する建設資材の資材管理方法および資材管理システムに好適に利用し得る。
なお、敷地は屋外に限らず、屋内の資材置場も本資材管理システムとして考慮され得る。
なお、敷地は屋外に限らず、屋内の資材置場も本資材管理システムとして考慮され得る。
1 資材管理システム
2 敷地
3 パッケージ
3a 資材
3s 納入伝票
4 サーバ
5 WIFI
6 携帯端末
7 固定カメラ
8 第1画像情報・資材情報取得部
9 第2画像情報取得部
10 位置算出部
11 紐付け部
12 データ照合部
Pmc マテコン
db データベース
2 敷地
3 パッケージ
3a 資材
3s 納入伝票
4 サーバ
5 WIFI
6 携帯端末
7 固定カメラ
8 第1画像情報・資材情報取得部
9 第2画像情報取得部
10 位置算出部
11 紐付け部
12 データ照合部
Pmc マテコン
db データベース
Claims (7)
- 少なくとも1つの資材を梱包するパッケージが、該パッケージに梱包された資材を識別するための資材情報を含む情報媒体と共に敷地内に搬入された際に、該敷地内における前記パッケージの保管状態を管理する資材管理方法であって、
前記敷地内において前記パッケージに対して作業が行われた際に、携帯端末を用いて、前記パッケージを撮像することにより第1画像情報を取得すると共に、前記情報媒体から前記資材情報を取得する第1のステップと、
前記携帯端末の撮像タイミングに同期して、前記敷地に設置された固定カメラによって、前記パッケージを周辺領域と共に撮像することにより、第2画像情報を取得する第2のステップと、
前記第2画像情報に基づいて、前記敷地内における前記パッケージの位置を算出する第3のステップと、
前記第1画像情報、前記資材情報および前記算出した位置を関連付けて管理データとしてデータベースに記憶する第4のステップと、
前記データベースを検索することにより、前記敷地内における前記パッケージの保管状態を特定する第5のステップと
を備えることを特徴とする資材管理方法。 - 前記敷地内において前記パッケージに対して更に作業が行われた際に、前記携帯端末を用いて、前記パッケージを再撮像することにより前記第1画像情報を取得する第6のステップと、
前記データベースに記憶された管理データに含まれる第1画像情報と比較することにより、前記パッケージの照合を行う第7のステップと、
前記携帯端末を用いて、前記作業による前記パッケージに対する移動、資材の取出し等のイベント情報を取得する第8のステップと、
前記固定カメラによって前記第1画像情報の再撮像タイミングに同期して前記第2画像情報を再取得すると共に、該再取得した第2画像情報に基づいて位置を再算出する第9のステップと、
前記データベースに記憶された前記照合されたパッケージに対応する管理データを、前記取得したイベント情報および前記再算出した位置に基づいて、更新する第10のステップと、
を具備することを特徴とする請求項1に記載の資材管理方法。 - 前記固定カメラは前記敷地に複数台、設置されており、
前記第2のステップは、前記複数台の固定カメラによって取得された画像を合成することにより前記第2画像情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の資材管理方法。 - 前記第3ステップにおいて、前記資材以外の車輌、人等の特徴的情報を除外する処理を加味して前記敷地内における前記パッケージの位置を算出する、ことを特徴とする請求項1記載の資材管理方法。
- 前記第1ステップにおいて、払い出し指令により前記敷地に設置された固定カメラによって、払い出し前に前記一部の資材を周辺領域と共に撮像することにより第2画像情報を取得して、前記データベースに蓄積された管理データと照合し、払い出し後に前記固定カメラにより敷地内保管領域を撮像して前記第2画像情報を取得して、払い出し完了のデータとして前記管理データを更新することを特徴とする請求項1記載の資材管理方法。
- 前記第5ステップにおいて、前記敷地内における資材を検索するにあたり、納入伝票情報と日時情報と、前記資材を周辺領域と共に撮像して取得される子供資材情報、孫資材情報に基づいて検索する第18のステップと、
該第18ステップにおいて検索した資材の画像を確認する第19のステップと、
前記資材の位置、履歴を確認する第20のステップと、
を具備することを特徴とする請求項1記載の資材管理方法。 - 敷地内において、少なくとも1つの資材を梱包するパッケージの保管状態をサーバ上のデータベースに検索可能に登録することによって管理する資材管理システムであって、
前記サーバと通信可能であり、前記パッケージを撮像することによって第1画像情報を取得する撮像手段を有する携帯端末と、
前記サーバと通信可能であり、前記敷地に設置され、前記携帯端末の撮像タイミングに同期して第2画像情報を取得する固定カメラと、
前記パッケージと共に前記敷地に搬入され、該パッケージに梱包された資材を識別するための資材情報を含む情報媒体から、前記資材情報を取得する資材情報取得手段と、
前記固定カメラから取得した前記第2画像情報に基づいて前記パッケージの位置を算出する位置算出手段と、
を備え、
前記サーバは、前記携帯端末から取得した第1画像情報、前記資材情報取得手段から取得した資材情報、および、前記位置算出手段から取得した位置を関連付けて管理データとして、前記データベースに登録することを特徴とする資材管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013174403A JP2015043138A (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | 資材管理方法および資材管理システム |
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ID=52696643
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180662A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | 前田建設工業株式会社 | 資材の検収システム |
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KR20200004111A (ko) | 2018-07-03 | 2020-01-13 | 김순태 | 건설 자재 확보를 위한 자재 신탁과 감시 관리 시스템 |
CN112307091A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-02-02 | 广东省农业科学院农业资源与环境研究所 | 一种柑橘园土壤养分肥力查询*** |
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JP2023010618A (ja) * | 2021-07-08 | 2023-01-20 | 株式会社アルプス物流 | 物品管理装置、物品管理システム、物品管理方法及び物品管理プログラム |
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-
2013
- 2013-08-26 JP JP2013174403A patent/JP2015043138A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7245941B1 (ja) | 2022-03-22 | 2023-03-24 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 進捗管理装置、進捗管理方法及び進捗管理プログラム |
JP2023139342A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 進捗管理装置、進捗管理方法及び進捗管理プログラム |
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