JP2015040234A - 共重合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット用インクや水性塗料のバインダー樹脂として有用な新規の共重合体の提供。
【解決手段】下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位を形成するモノマーを、これらのモノマーと共重合可能なラジカル反応性界面活性剤の存在下でラジカル重合して得られることを特徴とする共重合体。

[式中、Rは水素原子又は陽イオン、Xは炭素数が2〜18のアルキレン基、Yは結合手、オキシカルボニル基〔(X)−O−CO−(Z)〕、カルボニルオキシ基〔(X)−CO−O−(Z)〕、エーテル基(−O−)、又はイミド基〔(X)−N−CO−(−CO−)(Z)〕であり、Zはビフェニル基、又はナフタレン基である。]
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット用インクや水性塗料などのバインダー樹脂として有効な共重合体に関する。
インクジェット用インクなどは、その目的に応じて色材として染料又は顔料を用いる。一般に、染料インクでは、被印刷媒体に染料が浸透して画像が形成されるが、顔料インクでは、媒体の表面に顔料が固着して画像が形成される。顔料インクによる画像は、染料インクによる画像よりも耐水性及び耐光性に優れているため、顔料インクを用いたインクジェット印刷機が、オフィス用途を始め、商用印刷や工業印刷の分野へと広がりつつある。特に、商用印刷や工業印刷の分野では、より速い速度で、より高い解像度と鮮明度の画像を安定的に作成する技術が必要とされている。また、被印刷媒体として、普通紙を始め、コート紙やアート紙、またPETフィルムなどの非浸透性フィルムなども使用され始め、インクの被印刷媒体への高い対応性が必要とされている。
種々の被印刷媒体に、解像度と鮮明度の優れた画像を高速に形成する場合、ビーディング(まだら)が発生し易くなる。この対策として、特許文献1には、インクの最低造膜温度が40℃以上で、固着剤として少なくともワックスエマルジョン、樹脂エマルジョン、ラテックス、有機超微粒子、無機超微粒子を含有するインクが提案されている。
また、特許文献2には、少なくとも水、有機溶媒、高分子化合物を含むインクジェット用インクにおいて、該インク、又は該インクに含まれる水の一部を蒸発させた後のインクに含まれる高分子化合物が、0℃〜100℃の範囲でUCST型相分離を示すインクジェット用インクが提案されている。
また、特許文献3には、噴射可能なビヒクル、ビヒクル中に自己分散している複数の顔料固形物、及びビヒクル中に分散しているスチレン無水マレイン酸(SMA)の半エステルを含むインクが提案されている。
更に、特許文献4には、側鎖に配置された複数の親水性セグメントと、pHの値により親疎水が変わる複数のpH応答性セグメントとを有するpH応答性ポリマーを用いて、pHの変化によりインクのレオロジーを変化させる方法が提案されている。
しかし、従来のインクでは、ビーディング(まだら)を発生させることなく、種々の被印刷媒体に高速で画像を形成することは困難であった。
本発明は、上記従来技術の現状に鑑みてなされたものであり、インクジェット用インクや水性塗料のバインダー樹脂として有用な新規共重合体の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)の発明によって解決される。
1) 下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位を形成するモノマーを、これらのモノマーと共重合可能なラジカル反応性界面活性剤の存在下でラジカル重合して得られることを特徴とする共重合体。
[式中、Rは水素原子又は陽イオン、Xは炭素数が2〜18のアルキレン基、Yは結合手、オキシカルボニル基〔(X)−O−CO−(Z)〕、カルボニルオキシ基〔(X)−CO−O−(Z)〕、エーテル基(−O−)、又はイミド基〔(X)−N−CO−(−CO−)(Z)〕であり、Zはビフェニル基、又はナフタレン基である。]
本発明によれば、インクジェット用インクや水性塗料のバインダー樹脂として有用な新規共重合体を提供できる。
即ち、本発明の共重合体をインクジェット用インクのバインダー樹脂として用いると、高速で解像度と鮮明度の高い画像が得られる。
また、本発明の共重合体を水性塗料顔料のバインダー樹脂として用いると、ムラのない鮮明度の高い塗膜が得られる。
本発明に係る共重合体(1)の赤外吸収スペクトルである。 本発明に係る共重合体(2)の赤外吸収スペクトルである。 参考例インク組成物により形成された画像を示す図(写真)。 比較参考例インク組成物により形成された画像を示す図(写真)。
以下、上記本発明1)について詳しく説明するが、本発明1)の実施の形態には、次の2)も含まれるので、これらについても併せて説明する。
2) 更に、下記一般式(3)で表される繰り返し単位を形成するモノマーを用いて得られることを特徴とする1)に記載の共重合体。
(式中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子、炭素数1〜16の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルキル基、又はフッ素原子、臭素原子、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、2−エトキシエトキシ基若しくはジメチルアミノ基で置換された炭素数1〜6の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基である。)
前記1)の発明に係る共重合体(以下、共重合体Aという)は、前記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位を形成するモノマーであるスチレン及びマレイン酸モノエステルを、これらのモノマーと共重合可能なラジカル反応性界面活性剤の存在下でラジカル重合することにより得られる。
一般式(2)において、Rは水素原子又は陽イオンであり、陽イオンに隣接する酸素はOとして存在する。陽イオンとしては、Li、Na、K等のアルカリ金属イオン、アンモニウム、モノアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、コリン、アミノエタンプロパンジオール、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、イソプロパノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、アミノエチルプロパンジオールなどの有機アミンイオン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドンなどの環状アミン等の有機アミンイオンが挙げられる。
また、Xは炭素数が2〜18のアルキレン基であり、Yは結合手、オキシカルボニル基〔(X)−O−CO−(Z)〕、カルボニルオキシ基〔(X)−CO−O−(Z)〕、エーテル基(−O−)、又はイミド基〔(X)−N−CO−(−CO−)(Z)〕であり、Zはビフェニル基、又はナフタレン基である。
即ち、一般式(2)において、末端のビフェニル基又はナフタレン基は、連結基であるYとXを介してカルボキシル基と結合している。この末端に存在するビフェニル基又はナフタレン基は、インクジェット用インク(以下、インクということもある)中の色材である顔料とのπ−πスタッキングにより、優れた顔料吸着力を有するため、印刷時に被印刷媒体上で顔料と接触させることにより、被印刷媒体表面で顔料が速やかに凝集し、フェザリング(髭状のにじみ)、ビーディング(まだら)、及びブリーディング(2色境界でのにじみ)を防止することができる。
共重合体Aを構成する一般式(1)と一般式(2)で表される繰り返し単位の構成比率は、顔料を吸着する能力の点から、1:1〜10:1が好ましく、より好ましくは1:1〜5:1である。
更に前記2)の発明に係る共重合体(以下、共重合体Bという)は、前記一般式(1)、(2)及び(3)で表される繰り返し単位を形成するモノマーであるスチレン、マレイン酸モノエステル及び(メタ)アクリル酸(エステル)を、これらのモノマーと共重合可能なラジカル反応性界面活性剤の存在下でラジカル重合することにより得られる。
一般式(3)において、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は水素原子、炭素数1〜16の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルキル基、又はフッ素原子、臭素原子、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、2−エトキシエトキシ基若しくはジメチルアミノ基で置換された炭素数1〜6の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基である。R2の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、2−メチルブチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、n−オクタデシル基、ジシクロペンタニル基、2,3−ジブロモプロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル基、テトラヒドロフルフリルキ基、2−メトキシエチル基、2−フェノキシエチル基、及び2−(ジメチルアミノ)エチル基、2−(2−エトキシエトキシ)エチル基などが挙げられる。
共重合体Bを構成する一般式(1)、一般式(2)及び一般式(3)で表される繰り返し単位の構成比率は、顔料を吸着する能力の点から、好ましくは、一般式(1)と(2)の構成比が1:1〜10:1において、一般式(1)と(2)の合計量と一般式(3)の構成比が、0.5:1〜30:1、より好ましくは1:1〜10:1である。
共重合体A及び共重合体Bの分子量は、ポリスチレン換算で、数平均分子量500〜10000、重量平均分子量1500〜30000が好ましい。
本発明で用いるラジカル反応性界面活性剤は、ラジカル重合可能な不飽和二重結合性基を分子内に少なくとも1つ以上有するアニオン性又は非イオン性の界面活性剤である。
前記アニオン性界面活性剤としては、硫酸アンモニウム塩基(−SO NH )などの硫酸塩基とアリル基(−CH−CH=CH)とを有する炭化水素化合物、硫酸アンモニウム塩基(−SO NH )などの硫酸塩基とメタクリル基〔−CO−C(CH)=CH〕とを有する炭化水素化合物、又は硫酸アンモニウム塩基(−SO NH )などの硫酸塩基と1−プロペニル基(−CH=CHCH)とを有する芳香族炭化水素化合物が挙げられる。その具体例としては、三洋化成社製のエレミノールJS−20、及びRS−300、第一工業製薬社製のアクアロンKH−10、アクアロンKH−1025、アクアロンKH−05、アクアロンHS−10、アクアロンHS−1025、アクアロンBC−0515、アクアロンBC−10、アクアロンBC−1025、アクアロンBC―20、及びアクアロンBC−2020などが挙げられる。
前記非イオン性界面活性剤としては、1−プロペニル基(−CH=CHCH)とポリオキシエチレン基〔−(CO)−H〕とを有する炭化水素化合物又は芳香族炭化水素化合物が挙げられる。その具体例としては、第一工業製薬社製のアクアロンRN−20、アクアロンRN−2025、アクアロンRN−30、及びアクアロンRN−50、花王社製のラムテルPD−104、ラムテルPD−420、ラムテルPD−430、及びラムテルPD−450などが挙げられる。
ラジカル反応性界面活性剤は、1種又は2種以上を混合し、前記一般式(1)、(2)、及び(3)で表される繰り返し単位を形成するモノマーであるスチレン、マレイン酸モノエステル、及び(メタ)アクリル酸(エステル)のモノマーに対して、0.1〜10重量%使用すればよい。
以下、実施例及び参考例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
62.0g(525mmol)の1,6−ヘキサンジオールを700mLの塩化メチレンに溶解し、20.7g(262mmol)のピリジンを加えて水冷した。この溶液に、50.0g(262mmol)の2−ナフタレンカルボニルクロリドを200mLの塩化メチレンに溶解した溶液を、6時間かけて攪拌しながら滴下した後、室温で1時間攪拌した。得られた反応溶液を100mLまで濃縮し、pHが3になるまで希塩酸を加えた。更に水洗した後、有機相を単離し、硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去した。残留物を、溶離液として塩化メチレン/メタノール(体積比95/5)混合溶媒を用いて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、52.4gの2−ナフタレン酸−6−ヒドロキシヘキシルエステルを得た。
次に、10.3g(25mmol)の無水マレイン酸と2.45g(25mmol)の2−ナフタレン酸−6−ヒドロキシヘキシルエステルを50mLのメチルエチルケトンに溶解し、6時間加熱還流した。得られた反応混合物を濃縮し、残留物を溶離液として塩化メチレン/メタノール(体積比9/1)混合溶媒を用いて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、8.1gの下記式(4)で表される構造を有する化合物〔以下、マレイン酸誘導体(1)という〕を得た。

次に、3.20g(8.6mmol)のマレイン酸誘導体(1)を1.80g(17.3mmol)のスチレンに溶解し、5.0gのイオン交換水、0.15gのアクアロンKH−10(アニオン性ラジカル反応性界面活性剤)、及び0.05gの過硫酸アンモニウムを加え、ホモミキサーでプレエマルジョンを形成した。5.0gのイオン交換水に0.1gのアクアロンKH−10を加え、アルゴン気流下で80℃まで加熱した後、プレエマルジョンのうち10重量%を加え、30分間初期重合した。次いで、残りのプレエマルジョンを2時間かけて滴下しながら重合した後、さらに80℃で2時間重合した。冷却後、ろ過し、アンモニア水で中和して、固形分濃度30重量%の本発明の共重合体(1)を得た。
得られた共重合体(1)から加熱温風により水分を留去した後、減圧乾燥して得られた樹脂の赤外吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図1に示す。
実施例2
3.08g(8.32mmol)のマレイン酸誘導体(1)と0.64g(4.99mmol)のブチルアクリレートを1.73g(16.6mmol)のスチレンに溶解し、5.0gのイオン交換水、0.15gのアクアロンKH−10、及び0.05gの過硫酸アンモニウムを加え、ホモミキサーでプレエマルジョンを形成した。5.0gのイオン交換水に0.1gのアクアロンKH−10を加え、アルゴン気流下で80℃まで加熱した後、プレエマルジョンのうち10重量%を加え、30分間初期重合した。次いで、残りのプレエマルジョンを2時間かけて滴下しながら重合した後、さらに80℃で2時間重合した。冷却後、ろ過し、アンモニア水で中和して、固形分濃度30重量%の本発明の共重合体(2)を得た。
得られた共重合体(2)から加熱温風により水分を留去した後、減圧乾燥して得られた樹脂の赤外吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図2に示す。
参考例、比較参考例
2.00gの2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、10.00gのグリセロール、20.00gの3−メトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド、20.00gの3−ブトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド、0.05gの2−(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸、0.50gの2,4,7,9−テトラメチル−4,7−デカンジオール、0.25gのゾニールFS−300(Dupont社製、フッ素系界面活性剤)、0.01gの2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、及び14.36gのイオン交換水を混合し、30分間攪拌して水溶液を調製した。
次いで、米国特許6,494,943B1に記載された実施例2と同様の方法により、p−アミノ安息香酸で表面処理した銅フタロシアニン顔料PB15:4からなる顔料分散体(固形分19.5%)を調製した。この顔料分散体26.16gを上記の水溶液に加え、20分間攪拌した後、実施例2で調製した共重合体(2)を6.67g加え、20分攪拌して、参考例インク組成物を得た。
また、上記共重合体(2)の代わりに6.67gのイオン交換水を用いた点以外は同様にして、比較参考例インク組成物を得た。
調製した参考例インク組成物及び比較参考例インク組成物をインクジェットプリンター(IPSiO GXe−5500、リコー社製)に充填し、光沢紙/はやいモードで、印刷用紙LumiArt Gloss 90GSM(Stora Enso社製)上に、シアン色の1.5cm×1.5cmの方形ベタ画像を印刷した。
その結果、本発明の共重合体を用いた参考例インク組成物により形成された画像では、図3に示すようにビーディング(まだら)は全く観察されなかった。
これに対し、本発明の共重合体を用いない比較参考例インク組成物により形成された画像では、図4に示すようにビーディング(まだら)が観察された。
特許第2867491号公報 特許第4687110号公報 特表2008−536963号公報 特開2012−52027号公報

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位を形成するモノマーを、これらのモノマーと共重合可能なラジカル反応性界面活性剤の存在下でラジカル重合して得られることを特徴とする共重合体。
    [式中、Rは水素原子又は陽イオン、Xは炭素数が2〜18のアルキレン基、Yは結合手、オキシカルボニル基〔(X)−O−CO−(Z)〕、カルボニルオキシ基〔(X)−CO−O−(Z)〕、エーテル基(−O−)、又はイミド基〔(X)−N−CO−(−CO−)(Z)〕であり、Zはビフェニル基、又はナフタレン基である。]
  2. 更に、下記一般式(3)で表される繰り返し単位を形成するモノマーを用いて得られることを特徴とする請求項1に記載の共重合体。
    (式中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子、炭素数1〜16の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルキル基、又はフッ素原子、臭素原子、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、2−エトキシエトキシ基若しくはジメチルアミノ基で置換された炭素数1〜6の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基である。)
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