JP2015039757A - ソケット及びこれを装着した動力工具 - Google Patents

ソケット及びこれを装着した動力工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015039757A
JP2015039757A JP2013173196A JP2013173196A JP2015039757A JP 2015039757 A JP2015039757 A JP 2015039757A JP 2013173196 A JP2013173196 A JP 2013173196A JP 2013173196 A JP2013173196 A JP 2013173196A JP 2015039757 A JP2015039757 A JP 2015039757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
socket
engagement hole
nut
slide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013173196A
Other languages
English (en)
Inventor
和幸 坪田
Kazuyuki Tsubota
和幸 坪田
元宏 平尾
Motohiro Hirao
元宏 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TONE CO Ltd
Original Assignee
TONE CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TONE CO Ltd filed Critical TONE CO Ltd
Priority to JP2013173196A priority Critical patent/JP2015039757A/ja
Publication of JP2015039757A publication Critical patent/JP2015039757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ナット等の緩め作業時に、ソケットからナット等が不用意に脱落しないソケット及びこれを装着した動力工具を提供する。【解決手段】本発明に係るソケットは、基端が動力工具のドライブ軸に装着され、先端に締結部材の嵌まる係合孔18が形成された筒部11を有するソケットであって、前記筒部の外周面から前記係合孔に達するよう開設され、孔端が前記係合孔の底部から少なくとも前記締結部材の厚さ以上離れて形成された貫通孔20と、前記貫通孔内に配置され、先端が係合孔から突出する抑え位置と、先端が貫通孔内に没する後退位置との間を移動可能な抑え部材30と、前記筒部の外周面にスライド可能に配置され、前記抑え部材の基端と当接するスライド部材であって、前記抑え部材を抑え位置に向けて押し出す押出部と、押出部よりも外周方向に凹み、前記抑え部材を後退位置に移動可能とする解除部と、を具えるスライド部材40と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、動力工具のドライブ軸に装着され、ナット等の締結部材を緩めるアダプタとなるソケット及びこれを装着した動力工具に関するものであり、より具体的には、ナット等の締結部材の緩め作業時に、外されたナット等の締結部材が不用意に脱落しないソケット及びこれを装着した動力工具に関するものである。
電力や空気圧等を動力源として回転するドライブ軸を具えたボルト締付機やインパクトレンチなどの動力工具が知られている。
この種の動力工具は、ドライブ軸にアダプタとなるソケットを取り付け、ボルトやナット等の締結部材(以下、適宜「ナット等」と称する)の締付けや緩め作業に使用される。
ソケットは、基端側にドライブ軸へ一体回転可能に嵌まる取付孔を有し、先端側にナット等が着脱可能に嵌まる係合孔が形成されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−008673号公報
上記構成の動力工具を用いてナット等の緩め作業を行なったときに、外されたナット等がソケットから脱落し、落下してしまうことがある。そこで、ソケットには、係合孔の底部にマグネット等を配置し、外されたナット等がマグネットに吸着されるようにすることが考えられる。
しかしながら、この場合、外されたナットをソケットから排出するには、ナットの雌ネジ開口に指などを差し込んで、無理矢理引き出す必要がある。一方で、マグネットに切り粉などが吸着されてしまうと、マグネットの吸着力が低下し、ナット等がマグネットに上手く吸着せず、意図しないナット等の脱落が生じる虞がある。
本発明の目的は、ナット等の緩め作業時に、ソケットからナット等が不用意に脱落しないソケット及びこれを装着した動力工具を提供することである。
本発明に係るソケットは、
基端が動力工具のドライブ軸に装着され、先端に締結部材の嵌まる係合孔が形成された筒部を有するソケットであって、
前記筒部の外周面から前記係合孔に達するよう開設され、孔端が前記係合孔の底部から少なくとも前記締結部材の厚さ以上離れて形成された貫通孔と、
前記貫通孔内に配置され、先端が係合孔から突出する抑え位置と、先端が貫通孔内に没する後退位置との間を移動可能な抑え部材と、
前記筒部の外周面にスライド可能に配置され、前記抑え部材の基端と当接するスライド部材であって、前記抑え部材を抑え位置に向けて押し出す押出部と、押出部よりも外周方向に凹み、前記抑え部材を後退位置に移動可能とする解除部と、を具えるスライド部材と、
を有する。
また、本発明の動力工具は、
上記ソケットを、ドライブ軸に装着してなる。
本発明によれば、係合孔から抑え部材の先端を出没させることにより、ナットなどの締結部材を係合孔内で保持することができる。また、スライド部材の操作により、抑え部材が係合孔から突出しないように後退させることで、締結部材をソケットから取り出すことができる。
図1は、本発明の一実施例であるソケットを一部断面して示す斜視図である。 図2は、本発明の一実施例であるソケットの軸心方向に沿う断面図である。 図3は、ソケットの先端の拡大断面図である。 図4は、スライド部材を後退させた状態の断面図である。 図5は、係合孔にソケットを装着する過程において、スライド部材を引っ張って、抑え部材を後退可能とした状態を示す断面図である。 図6は、ソケットにナットを装着し、緩め作業の過程を示す断面図である。 図7は、図6に続く緩め作業の過程を示す断面図である。 図8は、ナットがボルトから完全に外された状態を示す断面図である。 図9は、ノブスライドを引っ張ってナットを排出している状態を示すソケットの断面図である。 図10は、本発明のソケットの異なる実施例を示す係合孔を含む断面図である。
本発明のソケット10は、図1に示すように、締付機に着脱可能に配備され、ソケット10をドライブ軸52に装着した状態で、ドライブ軸52を回転駆動することで、ナット60等の締結部材の緩め作業を行なうアダプタである。動力工具は、ボルト締付機に限定されず、例えば、インパクトレンチ、インパクトドライバーなどであってもよく、その駆動も電動、空気圧、油圧等何れでも構わない。
締付機のドライブ軸52は、締付機本体から突出し、図示省略する減速機構を介して電動モータ等の駆動源に連繋されて、正逆回転可能となっている。
図1では、ドライブ軸52は、角柱状としており、その一側面には軸心に対して垂直なピン挿通孔52が開設されている。ピン挿通孔52は、有底又は対向する側面まで貫通した孔とすることができる。なお、ドライブ軸52の構成は、これに限定されるものではない。
ドライブ軸52に装着されるソケット10は、図1に示すように、ドライブ軸52側となる基端にドライブ軸52に嵌まる取付孔13、先端側にナット等の締結部材(以下、適宜「ナット60等」という)を係合可能な係合孔18が開設された筒部11を有する。筒部11の先端には、拡径した鍔部12が形成されている。また、筒部11の先端外周には、図2に示すように、スライド部材40が軸方向に向けて移動可能に装着されている。
図示の実施例では、取付孔13と係合孔18は連通している。また、係合孔18は、取付孔13よりも大径となっているため、筒部11は先端側が拡径した形状となっている。
ナット60等の嵌まる係合孔18は、ボルトやナットの形状に合わせて形成される。図示の実施形態では、係合孔18は断面が六角形である。
係合孔18には、筒部11の外周面から係合孔18に達する1又は複数の貫通孔20が連通するよう形成されている。本実施形態では、図1に示すように、貫通孔20は、六角形の係合孔18の隣り合わない3面に夫々1ずつ形成している。なお、図2等では、説明の簡略化のため、複数の貫通孔20のうち、1の貫通孔のみを図示している。
貫通孔20には、後述する抑え部材30が内部をスライド又は転動可能に配置される。貫通孔20は、後述する抑え部材30が係合孔18側に脱落しないように、係合孔18側が縮径した縮径部22を有する。具体的実施形態として、縮径部22は、図2及び図3に示すように、貫通孔20の内面から内向きに突設された段部を例示できる。
貫通孔20は、係合孔18側の孔端、より詳細には縮径部22の孔端が、後述する図7に示すように、係合孔18の底部19から少なくともナット60等の厚さD以上離れるように形成している。係合孔18の底部19と貫通孔20から臨出する抑え部材30との間に、ナット60等を収容し、保持することができるようにするためである。
各貫通孔20には、貫通孔20内を移動可能な抑え部材30が収容される。抑え部材30は、図2及び図4に示すように、先端が係合孔18から突出する抑え位置Sと、後述する図6に示すように、先端が貫通孔20内に没する後退位置Rとの間を移動可能とすることができる。
抑え部材30は、抑え位置Sにて先端が係合孔18から突出した状態で、基端が筒部11の周面と略一致する長さに形成する。
図示の実施形態では、抑え部材30は、図3に示すように、短いピン状の部材を用いている。抑え部材30は、先端が前記貫通孔20の縮径部22から係合孔18に向けて臨出可能となるように縮径した先細部32を有する。先細部32は、丸面取りされた形状を例示できる。また、抑え部材30の基端も丸面取りすることが望ましい。
抑え部材30の抑え位置Sと後退位置Rとの間の移動は、スライド部材40によって制御される。スライド部材40は、筒部11の外周面にスライド可能に配置され、抑え部材30の基端と当接可能に配備することができる。図示の実施形態では、スライド部材40は、筒部11の外周面に軸方向にスライド可能に嵌まる筒状の部材である。なお、スライド部材40は、筒部11の周方向にスライド可能とすることもできるし、筒状に限定されるものではない。
スライド部材40は、図3に示すように、内面側に、抑え部材30を抑え位置に向けて押し出す押出部41と、押出部41よりも外周方向に凹み、抑え部材30を後退位置Rに移動可能とする解除部42が形成されている。
押出部41は、筒部11の周面を摺動可能となるように形成することが望ましい。たとえば、スライド部材40を筒状に形成した場合、押出部41は、筒部11の内径と略同じとすればよい。
解除部42は、抑え部材30が後退位置Rにおいて係合孔18から臨出しないように後退可能となるよう外周側に凹んでいる。
押出部41と解除部42は、スライド部材40の先端に向けて滑らかに拡径するテーパ部43により連続するよう構成することが望ましい。
上記スライド部材40は、無負荷状態において、押出部41が前記抑え部材30と当接する、すなわち、貫通孔20と対向するように、付勢部材47によって付勢されている。具体的実施形態として、付勢部材47として圧縮バネを挙げることができる。図3に示すように、付勢部材47はスライド部材40の基端側内面に凹設された凹部45に収容される。筒部11には、付勢部材47の抜止めとして、スナップリングの如き抜止め部材48が装着されている。
然して、スライド部材40は、図2に示すように、無負荷の状態では、付勢部材47の付勢力によって、筒部11の先端に向けて付勢されているから、押出部41が貫通孔20を塞ぎ、抑え部材30の基端と当接することとなる。このとき、スライド部材40のそれ以上の前進は、テーパ部43が筒部11の鍔部12に当接することで阻止される。
これにより、抑え部材30は、抑え位置Sに向けて押し出され、先端の縮径部22が係合孔18に臨出して、後退不能となっている。
図2の状態から、図4に示すようにスライド部材40を後方に引っ張ると、付勢部材47の付勢力に抗して、スライド部材40は、筒部11の基端側に向けて移動する。スライド部材40が基端側へ移動することによって、抑え部材30は、解除部42と対向し、貫通孔20内で後退位置Rへ移動可能とすることができるようになる。なお、図4では、抑え部材30及び貫通孔20が筒部11の軸心に対して上位置にあるから、抑え部材30は貫通孔20から臨出したままであるが、貫通孔20が軸心よりも下位置にある場合には、抑え部材30は重力作用によって後退位置Rに移動する。
スライド部材40への引っ張り力を解くと、付勢部材47の付勢力によって、スライド部材40が筒部11の先端側に向けて移動し、抑え部材30はテーパ部43に倣って係合孔18側へ移動し、テーパ部43が鍔部12に当接すると、図2及び図3に示すように、押出部41と当接して、抑え位置Sに後退不能に位置決めされる。
上記構成により、スライド部材40の操作によって、抑え部材30の移動を制御することができ、これにより、ナット60等を保持することができると共に、排出を操作できる。なお、具体的なナット60等の緩め作業については、ソケット10のその他の構成を説明した後に詳述する。
ソケット10は、基端側にドライブ軸52への取付孔13が形成されている。取付孔13は、ドライブ軸52の形状に合わせて形成される。図示の実施形態では、取付孔13は、角柱状のドライブ軸52に嵌まるように、断面形状を矩形としている。
取付孔13の外周側の筒部11には、図1及び図2に示すように、ドライブ軸52にソケット10を嵌めた状態で、ドライブ軸52のピン挿通孔52と対向する位置に、外周側から筒部11を貫通して取付孔13に達するピン差込孔14が開設されている。
また、筒部11の外周面には、ピン差込孔14上を通る位置に、筒部11を周回する凹溝15が凹設されている。凹溝15には、図2及び図4に示すように、オーリングの如き環状のリング17が装着されて、ピン差込孔14を塞ぎ、抜止め用のピン54の脱落を防止する。リング17は、例えばフッ素ゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ニトリルゴム等から作製することができる。
さらに、図示の実施形態では、筒部11には、凹溝15と平行に副凹溝16を形成している。副凹溝16は、リング17を凹溝15から外したときに、仮置きするための溝である。副凹溝16は、凹溝15の一方の側縁又は両方の側縁に設けることができる。
ソケット10のドライブ軸52への装着は、ピン挿通孔52及びピン差込孔14が位置合わせされるようにソケット10の取付孔13をドライブ軸52に嵌めることにより行なわれる。この状態で、図2中点線で示すように、リング17をずらして副凹溝16に仮置きし、露出したピン挿通孔52に、ピン挿通孔52及びピン差込孔14を跨ぐ長さの金属製のピン54をドライブ軸52から脱落不能とすることができる。この後、リング17を凹溝15に戻してピン挿通孔52を塞ぐことで、ピン54が抜け落ちることなく装着される。
上記構成のソケット(30)は、締付機のドライブ軸52に装着された状態で、ナット60等の緩め作業に用いることができる。
緩め作業に際して、まず、図5に示すように、スライド部材40を筒部11の基端側に引っ張る。これにより、抑え位置Sにある抑え部材30は貫通孔20内を後退位置Rに向けて移動可能となる。図5では、抑え部材30及び貫通孔20が筒部11の軸心に対して上位置にあるから、抑え部材30は貫通孔20から臨出したままであるが、軸心よりも下位置にある場合には、抑え部材30は重力作用によって後退位置Rに移動する。
この状態から、図6に示すようにナット60等にソケット10の係合孔18を嵌める。抑え部材30は、先端の先細部32に丸面取りを施しているから、ナット60等を係合孔18に嵌めたときに、抑え部材30はナット60等に当たって抑え位置Sから後退位置Rに移動する。
ナット60等が係合孔18に嵌まると、スライド部材40への引っ張り力を解く。これにより、スライド部材40は僅かに筒部11の先端方向に移動し、抑え部材30の基端は、スライド部材40のテーパ部43と当接する。
この状態で、図6の矢印方向、すなわち、反時計回りにドライブ軸52を回転させることで、ソケット10はナット60等を緩め方向に回転させる。これにより、ナット60等は、ネジ軸62に沿って浮き上がる。
ナット60等の緩め作業が進み、図7に示すように、ナット60等が抑え部材30を越えて、係合孔18の底部方向に移動すると、付勢部材47の付勢力によってスライド部材40が筒部11の先端側(図7中矢印参照)に移動すると共に、抑え部材30は、押出部41によって押し出されて、後退位置Rから抑え位置Sに移動する。
この状態から、さらにドライブ軸52を反時計回りに回転させると、図8に示すようにナット60等はネジ軸62から外れる。一方で、抑え部材30は後退不能に抑え位置Sに留まったままであるから、ナット60等はソケット10の係合孔18内に保持される。従って、緩め作業において、ナット60等がネジ軸62から外れても、ナット60等がソケット10から不用意に脱落してしまうことは防がれる。
ナット60等をソケット10から取り出すには、図9に示すように、ソケット10の先端を下向きにして、スライド部材40を筒部11の基端側に向けて引っ張ればよい。これにより、抑え部材30は抑え位置Sから後退位置Rに移動可能となると共に、抑え部材30は先端の先細部32が丸面取りされていることで、ナット60等が抑え部材30を後退位置Rに押し出す。然して、ナット60等はソケット10から落下し、排出される。
本発明によれば、外されたナット60等をソケット10に保持することができ、スライド部材40の操作によりナット60等をソケット10から排出することができる。このため、緩め作業において、ナット60等がソケット10から不用意に脱落してしまうことはない。従って、特に、高所でのナット60等の緩め作業において好適である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
たとえば、抑え部材30の数や形状、スライド部材40の形状、スライド方法等は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能であることは容易に理解されるであろう。
図10は、ソケット10の異なる実施例を示す説明図である。なお、図10において、丸囲み部Aは、スライド部材40が前進している状態、丸囲み部Bは、スライド部材40が後退している状態を示している。上記実施例の説明と構成が同じ部材については同じ符号を付し、適宜説明を省略している。
図10では、抑え部材30は、2つのボール34,36から構成しており、係合孔18側のボール34が縮径部22より臨出している。また、図10では、押出部41を傾斜したテーパ面としている。押出部41をテーパ面とすることで、図5に示すナット60等にソケット10を装着する際に、スライド部材40を後方に引っ張らなくとも、ナット60等に抑え部材30(図10では係合孔18側のボール34)が当たると、抑え部材30の基端(図10では外周側のボール36)が押出部41のテーパ面を後方に押し込む。従って、ナット60等を装着するときに、スライド部材40を引っ張る手間を省くことができる。
また、ソケット10のドライブ軸52への取付構造は上記に限定されるものではなく、チャック式等であってもよい。
10 ソケット
11 筒部
18 係合孔
30 抑え部材
40 スライド部材
50 ドライブ軸
60 ナット

Claims (8)

  1. 基端が動力工具のドライブ軸に装着され、先端に締結部材の嵌まる係合孔が形成された筒部を有するソケットであって、
    前記筒部の外周面から前記係合孔に達するよう開設され、孔端が前記係合孔の底部から少なくとも前記締結部材の厚さ以上離れて形成された貫通孔と、
    前記貫通孔内に配置され、先端が係合孔から突出する抑え位置と、先端が貫通孔内に没する後退位置との間を移動可能な抑え部材と、
    前記筒部の外周面にスライド可能に配置され、前記抑え部材の基端と当接するスライド部材であって、前記抑え部材を抑え位置に向けて押し出す押出部と、押出部よりも外周方向に凹み、前記抑え部材を後退位置に移動可能とする解除部と、を具えるスライド部材と、
    を有することを特徴とするソケット。
  2. 前記貫通孔は、係合孔側に縮径した縮径部を有し、前記抑え部材は、前記抑え位置にて前記貫通孔の前記縮径部から先端が突出可能となるよう縮径して形成された先細部を有する、
    請求項1に記載のソケット。
  3. 前記スライド部材は、前記押出部と前記解除部が滑らかに連続する、
    請求項1又は請求項2に記載のソケット。
  4. 前記抑え部材は、先端が丸面取されている、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載のソケット。
  5. 前記スライド部材は、前記押出部が前記抑え部材と当接するように付勢部材により付勢されている、
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載のソケット。
  6. 前記スライド部材は、前記筒部の基端側に前記押出部が位置し、先端側に前記解除部が位置する、
    請求項1乃至請求項5の何れかに記載のソケット。
  7. 前記スライド部材は、前記筒部の外周面を一周する筒状に形成される、
    請求項1乃至請求項6の何れかに記載のソケット。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載のソケットを、ドライブ軸に装着してなる、動力工具。
JP2013173196A 2013-08-23 2013-08-23 ソケット及びこれを装着した動力工具 Pending JP2015039757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173196A JP2015039757A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 ソケット及びこれを装着した動力工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173196A JP2015039757A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 ソケット及びこれを装着した動力工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015039757A true JP2015039757A (ja) 2015-03-02

Family

ID=52694210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013173196A Pending JP2015039757A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 ソケット及びこれを装着した動力工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015039757A (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2896489A (en) * 1958-03-17 1959-07-28 Albertson & Co Inc Magazine-type socket wrench
JPS4942597U (ja) * 1972-07-19 1974-04-15
JPS5050497U (ja) * 1973-09-05 1975-05-16
JPS53134299A (en) * 1977-02-15 1978-11-22 Leitner Kajetan Chuck
JPS54105998U (ja) * 1978-01-11 1979-07-26
JPS6353669U (ja) * 1986-09-25 1988-04-11
JPH0219478U (ja) * 1988-07-20 1990-02-08
JPH04115542U (ja) * 1991-03-28 1992-10-14 古河電気工業株式会社 締付部材の締め具
JP3135402U (ja) * 2007-07-03 2007-09-13 仲展實業有限公司 工具用接続装置
JP2009006429A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Total Electric Management Service ボックスレンチ
JP3161507U (ja) * 2009-07-31 2010-08-05 仲展實業有限公司 迅速継手

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2896489A (en) * 1958-03-17 1959-07-28 Albertson & Co Inc Magazine-type socket wrench
JPS4942597U (ja) * 1972-07-19 1974-04-15
JPS5050497U (ja) * 1973-09-05 1975-05-16
JPS53134299A (en) * 1977-02-15 1978-11-22 Leitner Kajetan Chuck
JPS54105998U (ja) * 1978-01-11 1979-07-26
JPS6353669U (ja) * 1986-09-25 1988-04-11
JPH0219478U (ja) * 1988-07-20 1990-02-08
JPH04115542U (ja) * 1991-03-28 1992-10-14 古河電気工業株式会社 締付部材の締め具
JP2009006429A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Total Electric Management Service ボックスレンチ
JP3135402U (ja) * 2007-07-03 2007-09-13 仲展實業有限公司 工具用接続装置
JP3161507U (ja) * 2009-07-31 2010-08-05 仲展實業有限公司 迅速継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8308168B2 (en) Quick change tool bit holder
US7967535B2 (en) Hole saw with waste plug ejector
US9694479B2 (en) Socket wrench
US7874232B2 (en) Quick-change socket and hex key retainer assembly for a fastener installation tool
US20120304836A1 (en) Accessory Retention Device for a Rotary Impact Tool
US20150202751A1 (en) Tool bit adapter
JP2012196702A (ja) ブラインドリベット締結装置
US10046452B2 (en) Power tool
TWI622464B (zh) Tool chuck for power tools
JP2012240162A (ja) クイックチェンジャ装置
US20210094086A1 (en) Center Punch Driver for Positioning a Fastener
US20100207335A1 (en) Tool with a Chuck
JP2015039757A (ja) ソケット及びこれを装着した動力工具
CN201342497Y (zh) 快速装卸钻头装置
JP2019022932A (ja) シャンク工具
JP5802138B2 (ja) ソケット及びこれを装着した動力工具
US8826781B2 (en) Screwdriver having a removable rod member
US20170297183A1 (en) Screwdriver bit assembly with a magnetic structure
JP3189981U7 (ja)
JP3189981U (ja) 回転工具用ソケット
US7216568B1 (en) Ratchet socket spanner
JP2016041456A (ja) 回転装置用ソケット
KR20160034069A (ko) 드릴용 집진기
JP2019038052A (ja) オイルシール取外し治具
JP2006297499A (ja) 取付け治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171003