JP2015038790A - 情報処理装置および操作位置制御方法 - Google Patents

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庸介 高橋
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哲 尾崎
史郎 若山
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史郎 若山
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Abstract

【課題】コンテンツデータ内の操作位置を容易に修正することができる情報処理装置を実現する。
【解決手段】実施形態によれば、制御手段は、コンテンツデータの再生中に、ディスプレイ画面上の第1ボタンを押し、放すというポインティング操作が検出された場合、第1ボタンが放された時点に対応するコンテンツデータの現在再生位置で、第1ボタンに割り当てられた第1の機能を実行する。制御手段は、さらに、第1ボタンが押されてから放されるまでの間に、第1ボタンが押されている状態でポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかを判定し、移動操作が行われた場合、第1の機能が現在再生位置と異なるコンテンツデータ内の位置で実行されるように、第1の機能が実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を移動操作に基づいて変更する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびコンテンツデータの操作位置制御方法に関する。
動画プレーヤー、スライドショー、デジタルサイネージ、フィードリーダ(例えばRSSティッカー)のように、コンテンツを再生することで時間経過に従って表示される情報が次々と変化するアプリケーションは数多く存在する。これらのアプリケーションは、再生中のコンテンツデータに対して一時停止や関連リンクを開くといった処理を実行するための機能を持つことが多い。
たとえば、ユーザがある時点において表示されている表示情報に興味を持ち、ユーザが特定のボタンを操作すると、一時停止や関連リンクを開くといった処理が実行される。この処理の実行結果は、コンテンツデータの再生中のどの時点でこの処理が実行されたかにより変化する。例えば一時停止結果の表示が異なったり、開かれるリンクが異なったりする。この分野では、このような処理はアクションと称される。
しかし、ユーザが表示内容に興味を持ってから、アクションを実行するためのボタンを実際に操作するまで時間がかることがあるかもしれない。この場合、ボタンを操作するタイミングの遅れにより、アクション実行結果がユーザの意図したものと異なってしまう可能性がある。ユーザは巻き戻しボタンやつまみ付きプログレスバーを操作して再生位置を戻してから、このボタンを再び操作することが必要になるかもしれない。
特開2006−237778号公報
しかし、既存のアプリケーションにおいては、一時停止ボタンや関連リンク表示ボタンは、巻き戻しボタンやつまみ付きプログレスバーとは別個のインタフェースとして用意されている。このため、ユーザは二つのインタフェースをそれぞれ発見し、それら二つのインタフェースを個別に操作しなければならない。このことは、操作性を低下させる要因となる可能性がある。
本発明は、コンテンツデータ内の操作位置を容易に修正することができる情報処理装置および操作位置制御方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、情報処理装置は、再生手段と、制御手段とを具備する。再生手段は、コンテンツデータを再生する。制御手段は、前記コンテンツデータの再生中に、ディスプレイ画面上の第1ボタンを押し、放すというポインティング操作が検出された場合、前記第1ボタンが放された時点に対応する前記コンテンツデータの現在再生位置で、前記第1ボタンに割り当てられた第1の機能を実行する。前記制御手段は、さらに、前記第1ボタンが押されてから放されるまでの間に、前記第1ボタンが押されている状態で前記押された第1ボタン上に位置するポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかを判定し、前記移動操作が行われた場合、前記第1の機能が前記現在再生位置と異なる前記コンテンツデータ内の位置で実行されるように、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータ内の操作位置を前記移動操作に基づいて変更する。
実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置のプレーヤアプリケーションプログラムの構成例を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置によって表示されるコンテンツ再生画面の例を示す図。 図4のコンテンツ再生画面上のポーズボタンが押された時のコンテンツ再生画面の例を説明するための図。 図4のコンテンツ再生画面上で実行される操作位置変更処理を説明するための図。 図4のコンテンツ再生画面上のポーズボタンが放された時に実行される当該ポーズボタンに対応するアクション実行結果を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって表示されるコンテンツ再生画面の他の例を示す図。 図8のコンテンツ再生画面上のリンクボタンが押された時に表示されるスライドエリアを説明するための図。 図8のコンテンツ再生画面上のリンクボタンが放された時に実行される当該リンクボタンに対応するアクション実行結果を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって表示されるコンテンツ再生画面上のポーズボタンを示す図。 図11のポーズボタンが押された時に表示されるスライドエリアの例を示す図。 図12のスライドエリア上に表示されるポインタを示す図。 図11のポーズボタンが放された時にスライドエリアの表示が消える様子を示す図。 図3のプレーヤアプリケーションプログラムによって実行される操作位置制御手順を説明するためのフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図である。この情報処理装置は、例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータ10として実現されている。図1に示すように、本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(liquid crystal display)17が組み込まれている。ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ本体11に取り付けられている。
コンピュータ本体11は、薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード13、本コンピュータ10を電源オン/電源オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッドのようなポインティングデバイス16、スピーカ18A,18Bなどが配置されている。入力操作パネル15上には、各種操作ボタンが設けられている。
また、コンピュータ本体11の右側面には、USB(universal serial bus)コネクタ19が設けられている。USBコネクタ19には、様々な周辺デバイス、例えばマウス等を接続することができる。コンピュータ本体11の背面には、例えばHDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子(図示せず)が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子は、デジタル映像信号を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオRAM(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM107、LANコントローラ108、ハードディスクドライブ(HDD)109、光ディスクドライブ(ODD)110、USBコントローラ111A、カードコントローラ111B、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)113、EEPROM114等を備える。
CPU101は、本コンピュータ10内の各部の動作を制御するプロセッサである。CPU101は、HDD109から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、及び各種アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムには、プレーヤアプリケーションプログラム202等が含まれている。
プレーヤアプリケーションプログラム202は、コンテンツデータ、例えば、動画、スライドショー、デジタルサイネージ、RSSフィード、等を再生するためのプログラムである。このプレーヤアプリケーションプログラム202は、アクションが実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を調整するための操作位置制御機能を有している。この操作位置制御機能は、ユーザが所望のボタンを押し、ポインティング位置をスライドし、そのボタンを放すという一連の操作を一回行うだけで、そのボタンに割り当てられた機能(アクション)が実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を、ポインティング位置がスライドされた量に基づいて、調整することを可能にする。
コンテンツデータの再生中に、ユーザは、ポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、等)の操作によってディスプレイ上のボタンをクリックする(、つまりボタンを押し、放す)。ボタンが押された時のコンテンツ内の位置が目的の操作位置である場合、ユーザは、ポインティングデバイスの操作によって、ボタンを即座に放す。これにより、ボタンに割り当てられた機能(アクション)は、現在再生点(または現在再生位置とも云う)において実行される。現在再生点はボタンがクリック操作された時のコンテンツデータ内の位置、より詳しくは、ボタンが放された時のコンテンツデータ内の位置である。
一方、ボタンをクリック操作するタイミングがずれたならば、現在再生点が、目的の操作位置と異なるかもしれない。この場合、ユーザは、ボタンを放す前に、ポインティングデバイスの操作によって、その押されたボタン上に位置するマウスポインタ(現在のポインティング位置)をスライドさせるという移動操作を行うことによって、容易に操作位置を調整することができる。
また、CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、例えば、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、GPU105は、HDMI制御回路3およびHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を送出することもできる。
なお、本コンピュータ10のディスプレイをタッチスクリーンディスプレイによって実現してもよい。この場合、LCD17とLCD17上に配置された透明のタッチパネル17aとによってタッチスクリーンディスプレイが実現される。
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD109及びODD110を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18BまたはHDMI制御回路3に出力する。LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、一方、無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。USBコントローラ111Aは、USBコネクタ19を介して接続される外部機器との通信を実行する。カードコントローラ111Bは、コンピュータ本体11に設けられたカードスロットに挿入される、SDカードのようなメモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを実行する。
EC/KBC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード13及びタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC113は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする機能を有している。
次いで、図3を参照して、プレーヤアプリケーションプログラム202の機能構成を説明する。
このプレーヤアプリケーションプログラム202はコンテンツデータを再生することによって、時間軸に沿って次々と変化する情報をLCD17のディスプレイ画面上に表示する。プレーヤアプリケーションプログラム202は、例えば動画プレーヤー、スライドショー、デジタルサイネージ、RSSティッカーであってもよい。
またプレーヤアプリケーションプログラム202には、一つまたは複数種類のアクションが用意されている。アクションとは、実行すると何らかの出力結果をもたらす処理である。アクションの処理結果は、再生されるコンテンツデータと、そのコンテンツデータの再生中におけるアクションを実行するタイミング(以下、アクション実行タイミング)とによって変化する。
例えば「一時停止」(ポーズ)はアクションの一種であり、再生するコンテンツデータ(例えば、動画、スライドショー、デジタルサイネージ、RSSフィード)と、「一時停止」が実行されるコンテンツデータ内の位置とによって、「一時停止」に対応する結果の画面が異なる。RSSティッカーであれば、「表示中トピックのリンクをブラウザで開く」というリンク表示機能もアクションの一種となり、フィード(RSS)の内容と、このアクションが実行された時に表示されているトピックとによって、開かれるリンク(外部コンテンツデータ)が異なる。
プレーヤアプリケーションプログラム202は、その機能実行モジュールとして、入力受信部301、ボタン処理部302、スライド処理部303、実行タイミング計算部304、アクション実行部305、および情報表示部306等を備える。
情報表示部306はコンテンツデータを再生する再生処理部である。情報表示部306によって再生されるコンテンツデータは動画に限られず、静止画像群や、Web上にある様々なフィード(RSS等)であってもよい。情報表示部306がコンテンツデータの再生を行うと、時間経過に従って表示される情報が変化していく。ここで、情報表示部306が現在表示(再生)している、コンテンツデータ内の時間的な位置を示す値を現在再生点(現在再生位置)と定義する。具体的には、現在再生点は、再生を開始してから現在再生点までの経過時間、現在のチャプタの番号、RSS中の現在のitemの番号等に当たる。ユーザが何も操作しなければ現在再生点が自動的に遷移し、現在再生点の遷移に応じて、次々と情報が出力される。この現在再生点は外部から参照することができる。また情報表示部306は外部から制御命令を受け取ることができ、制御命令に応じて、現在再生点の変更、およびコンテンツデータの再生の一時停止等をすることができる。
入力受信部301、ボタン処理部302、スライド処理部303、実行タイミング計算部304、およびアクション実行部305は、上述の操作位置制御機能を実現するための制御部として機能する。
この制御部は、コンテンツデータの再生中に、ディスプレイ画面上のあるボタンを押し、放すというポインティング操作が検出された場合、そのボタンが放された時点に対応するコンテンツデータの現在再生位置で、このボタンに割り当てられた第1の機能(例えば、「一時停止」、または「リンク表示機能」等)を実行する。
ボタンを押す操作は、例えば、マウスポインタ等によって示されるポインティング位置がボタン上に位置している状態で、マウスのようなポインティングデバイスの左ボタンを押す操作に相当する。押されたボタンを放す操作は、例えば、マウスのようなポインティングデバイスの左ボタンを放す操作に相当する。通常、ボタンを押す操作と放す操作は連続して実行されるので、ボタンが押された時点と放された時点はほぼ同じである。
なお、ポインティングデバイスとしてタッチパネル(タッチスクリーンディスプレイ)を用いた場合には、ボタンを押す操作は、例えば、ディスプレイ画面上のボタンを指またはペンによってタッチ(接触)する操作に相当する。上述のポインティング位置は、ディスプレイ画面上のタッチ位置に相当する。押されたボタンを放す操作は、ディスプレイ画面上から指またはペンを放す操作に相当する。
制御部は、さらに、ボタンが押されてから放されるまでの間に、ボタンが押されている状態で、その押されたボタン上に位置するポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかを判定する。この移動操作が行われたと判定された場合、制御部は、第1の機能(例えば、「一時停止」、または「リンク表示機能」等)が、ボタンが放される時点に対応するコンテンツデータの現在再生点と異なるコンテンツデータ内の位置で実行されるように、第1の機能が実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を、移動操作に基づいて、現在再生位置と異なるコンテンツデータ内の位置に変更する。
上述の移動操作が行われたか否かは、例えば、ボタンが押された時のポインティング位置とボタンが放されたときのポインティング位置との間の差分(スライド距離)に基づいて判定しても良い。スライド距離が基準値(例えばゼロまたはゼロ近傍の値)を超えていれば移動操作が行われたと判定してもよく、またスライド距離が基準値以下であれば移動操作が行われなかったと判定しても良い。
なお、上述の移動操作(スライド操作)は、例えば、マウスのようなポインティングデバイスの左ボタンを押したままの状態で、マウスポインタの位置を移動させる操作に相当する。またタッチパネルを使用する場合には、上述の移動操作は、指またはペンがディスプレイ画面上に接触されている状態で、指またはペンが接触されるディスプレイ画面上の位置(タッチ位置)を移動させる操作に相当する。
以下、個々のモジュールの機能について説明する。
入力受信部301はユーザによるマウスのようなポインティングデバイスの操作を受け付け、ディスプレイ画面上のボタンを押したイベント、放したイベントをそれぞれ受け取る。
ボタンを押したことを示すイベントを受け取ると、入力受信部301は、押されたボタンを判定して、ボタン処理部302にその押されたボタンの種類を伝える。それと同時に、入力受信部301は、スライド操作の開始座標(以下、スライド開始位置)をスライド処理部303に伝える。この場合、入力受信部301は、押されたボタン上に位置するポインティング位置をスライド開始位置に決定してもよい。スライド開始位置は、ボタンが押された時のポインティング位置を示す。押されたボタン上に位置するポインティング位置をスライド開始位置にするのは、上述のポインティング位置をスライドさせる移動操作は、ボタンが押された時にポインティングされた座標を起点に開始されるからである。
また、押されているボタンを放したことを示すイベントを受け取ると、入力受信部301は、離されたボタンを判定して、ボタン処理部302にその離されたボタンの種類を伝える。それと同時に、入力受信部301はスライド操作を終了した座標(以下、スライド終了位置)をスライド処理部303に伝える。この場合、入力受信部301は、離されたボタン上に位置するポインティング位置をスライド終了位置に決定してもよい。スライド終了位置は、ボタンが放された時のポインティング位置を示す。
ボタン処理部302は、入力受信部301から受け取った、押されたボタンの種類および放されたボタンの種類に基づき、実行すべきアクションを決定し、そして決定されたアクションをアクション実行部305に通知する。実行すべきアクションは、押され且つ放されたボタンに予め割り当てられている機能である。スライド処理部303は、スライド開始位置とスライド終了位置から、ポインティング位置がスライドした距離を求める。ポインティング位置のスライド距離(スライド量または移動量とも云う)は、スライド開始位置とスライド終了位置との間の差分に相当する。スライド処理部303は、スライド距離に基づいて、現在再生点からアクション実行タイミングまでの戻り幅を算出する。戻り幅は、スライド距離に比例した時間の長さとして算出してもよい。また、スライド距離をいくつかの範囲に分け、範囲毎に離散的な戻り幅を対応づけてもよい。
実行タイミング計算部304は、スライド処理部303から戻り幅を受信すると、情報表示部304に現在再生点を問い合わせて情報表示部304から現在再生点を取得する。そして、実行タイミング計算部304は、戻り幅と、現在再生点(ボタンが放された時点に対応するコンテンツデータ内の再生位置)とに基づいて、アクションが実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置、つまり、アクション実行タイミングを決定する。より詳しくは、実行タイミング計算部304は、スライド処理部303から戻り幅を受け取り、その戻り幅と、現在再生点とから、アクション実行タイミングを算出する。もしボタンが押されてから放されるまでの間に移動操作が行われた場合には、戻り幅はゼロではない。よって、現在再生点と異なるコンテンツデータ内の位置が、アクション実行タイミング(操作位置)として決定される。一方、ボタンが押されてから放されるまでの間に移動操作が行われなかった場合には、戻り幅はほぼゼロである。よって、現在再生点が、アクション実行タイミング(操作位置)として決定される。
なお、戻り幅はスライド距離に対応する時間を示しているので、スライド処理部303が戻り幅を算出する代わりに、実行タイミング計算部304が、スライド距離と現在再生点とから、アクション実行タイミングを算出してもよい。
例えば、動画において、現在再生点が2分30秒の時点、戻り幅が15秒であれば、動画中の2分15秒の時点をアクション実行タイミングとする。つまり、アクション実行タイミングは、現在再生点からも戻り幅を引くことによって求められる(アクション実行タイミング=現在再生点−戻り幅)。求められたアクション実行タイミングはアクション実行部305に送られる。
アクション実行部305は、ボタン処理部302からアクションを、実行タイミング計算部304からアクション実行タイミングを受け取る。そしてアクション実行部305は、アクション実行タイミングに対してアクションを実行し、その結果を出力する。つまり、アクション実行部305は、アクションが実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を、アクション実行タイミングによって示されるコンテンツデータ内の位置に変更し、その変更された操作位置で、アクションを実行する。このとき必要であれば、アクション実行部305は、コンテンツデータの内容の参照を行う。
また、ボタンを押下している間は再生を一時停止することで、ボタンを押下してから放すまでの間の現在再生位置の変化を、戻り幅を計算する際にユーザに考慮させないようにする仕様も考えられる。この場合、ボタン処理部302は、ボタンが押された時に再生制御命令(ポーズ命令)を情報表示部306に送ってもよい。ボタンが押されている間中再生が一時停止された場合には、ボタンが押された時点に対応するコンテンツデータ内の位置は、ボタンが放された時点に対応するコンテンツデータ内の位置に一致する。この意味で、現在再生点は、ボタンが押された時点に対応するコンテンツデータ内の位置と一致する。
アクション実行部305の制御の下、情報表示部306は、現在再生点をアクション実行タイミングによって指定される位置に変更してもよい。つまり、情報表示部306は、アクション実行タイミングで指定されるコンテンツデータ内の位置に対応する情報を表示し、そして、その状態でコンテンツデータの再生を一時停止する。なお、スライド距離の代わりに、ポインティング位置を所定方向にスライドさせる移動操作が行われた回数に基づいて、コンテンツデータ内の操作位置を現在再生点と異なる位置に変更しても良い。例えば、移動操作が3回行われた場合には、所定の単位戻り時間の3倍の値を戻り幅として算出するようにしてもよい。
このように本実施形態では、ボタンが押されてから放されるまでの間に、ボタンが押されている状態でポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われた場合には、コンテンツデータ内の操作位置は、移動操作に基づいて、現在再生点と異なる位置に自動的に変更される。一方、移動操作が行われなかった場合(スライド距離がほぼゼロ)には、コンテンツデータ内の操作位置は変更されず、現在再生点においてアクションが実行される。
図4は、プレーヤアプリケーションプログラム202によって表示されるコンテンツ再生画面の例を示している。
図4に示されているように、コンテンツ再生画面400は、例えば、タイム表示エリア401、コンテンツ表示エリア402、ファイル参照ボタン403、コンテンツタイトル表示エリア404、リンク表示エリア405、プレイボタン406、ポーズボタン407、リンクボタン408等を備えている。
タイム表示エリア401は再生中のコンテンツデータの現在再生点に対応する時間を表示するエリアである。コンテンツ表示エリア402は、再生中のコンテンツデータを表示するためのエリアである。たとえば、コンテンツデータが動画像であれば、その動画像がコンテンツ表示エリア402上に表示される。ファイル参照ボタン403は再生可能なコンテンツデータの一覧から再生対象のコンテンツデータを選択するためのボタンである。コンテンツタイトル表示エリア404は、再生中のコンテンツデータのタイトル(ファイル名)を表示するためのエリアである。リンク表示エリア405は、再生中のコンテンツデータの現在再生点に関連づけられているリンク情報を表示するためのエリアである。例えば、動画においては、シーン、チャプタといったセグメントそれぞれに対して異なるリンク情報(例えば異なるURL)を関連づけてもよい。
プレイボタン406は、コンテンツデータを再生するための機能が割り当てられたボタンである。図4では、プレイボタン406がユーザによって操作されることによって、コンテンツデータの再生が既に開始されている状態が示されている。ポーズボタン407はコンテンツデータの再生を一時停止(ポーズ)するための機能が割り当てられたボタンである。リンクボタン408は、コンテンツデータ内の表示中項目(表示中画像、表示中トピック、等)に関連づけられたリンク情報に基づいて外部コンテンツデータを表示するための機能が割り当てられたボタンである。リンクボタン408が押され、放されると、現在再生点に関連づけされたリンク情報によって指定される外部コンテンツデータがWebサーバ等から取得され、その外部コンテンツデータがディスプレイ画面上、例えば、ブラウザの画面上、またはコンテンツ表示エリア402上に表示される。
次に、図4乃至図7を参照して、動画再生中の一時停止というアクションを例示して上述の操作位置制御機能の例を説明する。
ユーザがポインティングデバイスの操作によってプレイボタン406をクリックすると(プレイボタン406を押し、放す)、プレーヤアプリケーションプログラム202は動画のようなコンテンツデータの再生を開始する。コンテンツ表示エリア402には、再生中のコンテンツデータが表示される。図4では、電車が登場する動画が再生されている例が示されている。
いま、ユーザが電車に興味を持ち、電車の先頭がある程度大きく見えるようになるタイミングでポーズボタン407を押そうとした場合を想定する。図5は、ポーズボタン407を押すタイミングの遅れにより、現在再生点が目的位置を過ぎてしまった場合を示している。この場合、ユーザはポーズボタン407を押したまま、つまりポインティングデバイスの左ボタンを押したままマウスポインタ500をスライドさせる移動操作を行うことによって、コンテンツデータ内の操作位置を目的位置に修正することができる。操作位置の修正処理中、つまりポーズボタン407が離されるまでの間は、上述したように、コンテンツデータの再生を一時的に停止しておいてもよい。
さらに、図5に示すように、ユーザによるマウスポインタ500の移動操作を支援するためのユーザインタフェースとしてのスライドエリア407aを、ディスプレイ画面上に表示してもよい。スライドエリア407aは、ポーズボタン407が押された時に表示しても良いし、ポーズボタン407が押された状態が所定期間継続した時に表示してもよいし、あるいはユーザによるマウスポインタ500の移動操作の開始が検出された時に表示してもよい。
スライドエリア407aはできるだけ現在のマウスポインタ500の位置の近くに表示したほうがよい。マウスポインタ500はポーズボタン407の領域上のある位置に位置されているので、スライドエリア407aがこの位置から例えば左方向に延在するように、スライドエリア407aを表示してもよい。ユーザが、ポインティングデバイスを操作して、マウスポインタ500をスライドさせるための移動操作を行うと、マウスポインタ500のスライドに伴ってスライドエリア407a上のポインタ407bも移動(スライド)される。ポインタ407bは現在のスライド距離(戻り幅)の程度をユーザに知らせるための一種のフィードバックインタフェースである。ポーズボタン407が押されている間、ユーザは、スライドエリア407a上のポインタ407bの位置を自由に変更することができる。
ユーザによるポインティングデバイスの操作によってポーズボタン407が離された時、つまり、ポインティングデバイスの左ボタンが離された時、コンテンツデータ内の操作位置が自動的に変更され、この変更された操作位置でポーズボタン407に対応するアクションが実行される。これにより、図7に示されているように、現在再生点よりもスライド距離に対応する時間だけ時間的に過去の位置の画像がコンテンツ表示エリア402上に表示される。換言すれば、現在再生点が再生済の過去に時点に戻され、その過去の時点で再生が一時停止される。
次に、図8から図10を参照して、コンテンツ再生画面の他の例を説明する。ここでは、プレーヤアプリケーションプログラム202がRSSティッカーのようなフィードリーダとして実現されている場合を想定する。フィードリーダとしては、ニュースリーダなどがよく知られている。
コンテンツ再生画面はコンテンツ表示エリア601、およびリンクボタン602等を備えている。RSS中には複数のitem(トピック)が含まれている。各トピックにはURLが関連づけられている。コンテンツ表示エリア601は例えばデスクトップ画面上のタスクバーなどに表示しても良い。コンテンツ表示エリア601においては、これらトピックが順次表示される。
いま、ユーザがトピック「NEWS“CCC”」に興味を持ち、トピック「NEWS“CCC”」に対応するWebページを見るためにリンクボタン602を押した場合を想定する。図9は、リンクボタン602を押すタイミングの遅れにより、現在再生点、つまり表示中トピックが目的位置を過ぎてしまった場合を示している。この場合、ユーザはリンクボタン602を押したまま、つまりポインティングデバイスの左ボタンを押したまま、マウスポインタ500をスライドさせる移動操作を行うことによって、RSS内の操作位置(操作対象トピック)を目的位置(目的のトピック「NEWS“CCC”」)に修正することができる。
さらに、図9に示すように、ユーザによるマウスポインタ500の移動操作を支援するためのユーザインタフェースとして、スライドエリア602aをディスプレイ画面上に表示してもよい。ユーザが、ポインティングデバイスを操作して、マウスポインタ500をスライドさせるための移動操作を行うと、マウスポインタ500のスライドに伴ってスライドエリア602a上のポインタ602bも移動(スライド)される。
ユーザによるポインティングデバイスの操作によってリンクボタン602が離された時、つまり、ポインティングデバイスの左ボタンが離された時、コンテンツデータ(RSS)内の操作位置が自動的に変更され、この変更された操作位置でリンクボタン602に対応するアクションが実行される。これにより、図10に示されているように、現在再生点よりもスライド距離に対応する時間だけ時間的に過去の位置のトピック、例えばNEWS“CCC”に関連づけられたURLによって指定される外部コンテンツデータが例えばブラウザのウィンドウ603上に表示される。
以上のように、本実施形態では、所定の機能が割り当てられたボタン(ポーズボタン、またはリンクボタン)と現在再生点を調整するためのインタフェースとが統合されているので、ユーザは、ボタンを押し、ボタンを押したままポインタをスライドし、ボタンを放すという一連の操作を一回を行うだけで、簡単に操作位置(通常は現在再生点が操作位置である)を目的位置に修正することができる。よって、タイミングを逃してしまっても、簡単にアクション実行タイミングを指定して操作を実行できるため、ストレスなくこれらの機能を利用することができる。
次に、図11から図14を参照して、プレーヤアプリケーションプログラム202によって表示される、ボタンを含むインタフェースの形状遷移について説明する。ここでは、ポーズボタン407を例示してその形状遷移を説明する。
何も操作を行っていないとき、ポーズボタン407は一般的な形態をしている(図11)。ユーザがこのポーズボタン407を押すと、スライド操作やボタンを放す操作を受け付ける領域であるスライドエリア407aがポーズボタン407の例えば左側に表示される(図12)。ポーズボタン407が押されてからスライドエリア407aを表示する仕組みであれば、ユーザインタフェース上においてポーズボタン407によって大きな領域を占有されないというメリットがあるが、必要であればスライドエリア407aはポーズボタン407を押す前から表示したままでもよい。
アクション実行タイミングは、例えば、現在再生点から、スライド距離に比例した時間だけ戻った時点である。そのため、何秒前の時点に対してアクションを実行するかが分かりやすいよう、図12に示すように、0秒前や5秒前といった、戻り幅の最小値、最大値を表示してユーザがスライドする距離の目安とさせるようにしてもよい。あるいは同様の目的から目盛を表示してもよい。またスライド中、ユーザにアクション実行タイミングを知らせるような情報を表示してもよい。図13の例では、現在のポインタ500(407b)の位置でボタン407を放すと何秒前の時点をアクション実行タイミングとするかを表示する例が示されている。ボタン407を放すとアクションが実行され、スライドエリア407aが消える(図14)。このときスライドエリア407aを消さずに、さらに同様の操作を受け付けても良い。
次に、図15のフローチャートを参照して、操作位置制御処理を中心にコンテンツデータの再生制御処理の手順を説明する。
まず、プレーヤアプリケーションプログラム202はコンテンツデータの再生を開始する(ステップS11)。コンテンツデータが再生中である間(ステップS12のNO)、プレーヤアプリケーションプログラム202は、ユーザによってボタン(ポーズボタン407またはリンクボタン408)が押されるまで待機する。
ボタンが押されたイベントを受け取ると、プレーヤアプリケーションプログラム202の入力受信部301はどのボタンが押されたかを判定する(ステップS14)。次に、プレーヤアプリケーションプログラム202のボタン処理部302が、押されたボタンに対応するアクションを決定する(ステップS15)。このとき、入力受信部301はスライド開始位置を記録しておく(ステップS17)。この後ユーザはポインタ(ポインティング位置)をスライドさせるが、プレーヤアプリケーションプログラム202は押されているボタンが放されるまで待機する(ステップS18)。
ボタンが放されたイベントを受け取ると(ステップS18のYES)、入力受信部301はスライド終了位置を記録し、スライド開始位置とスライド終了位置とをスライド処理部303に通知する(ステップS19)。スライド処理部は、スライド開始位置とスライド終了位置との差分を算出することによって得られるスライド距離に基づいて戻り幅を算出し、その戻り幅を実行タイミング計算部304に通知する(ステップS20)。実行タイミング計算部304は、戻り幅を受け取ると、コンテンツデータの現在再生点を情報表示部306に問い合わせ、情報表示部306から現在再生点を受信する。そして、実行タイミング計算部304は、戻り幅と現在再生点とに基づいて、アクション実行タイミングを算出し、このアクション実行タイミングをアクション実行部305に通知する(ステップS21)。アクション実行部305は、コンテンツデータ内の操作位置をアクション実行タイミングによって指定される位置に変更し、その変更された操作位置においてアクションを実行する(ステップS22)。ステップS22では、アクション実行タイミングに対応するコンテンツデータ内の位置でボタンが押され放された時に実行される機能と同じ機能が実行される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ボタンが押されてから放されるまでの間に、ボタンが押されている状態でポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかが判定され、移動操作が行われた場合には、ボタンに割り当てられた第1の機能が現在再生位置と異なる位置で実行されるように、第1の機能が実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置が、現在再生位置と移動操作とに基づいて変更される。したがって、ユーザは、ボタンを押し、ポインティング位置をスライドさせ、ボタンを放すという一連の操作を一回行うだけで、目的の操作位置で、ボタンに対応する機能を容易に実行させることができる。
なお、ここでは、操作位置変更処理では、スライド距離に基づいて操作位置を現在再生点よりも時間的に後方(過去)の時点に変更する場合を説明したが、スライド距離に基づいて操作位置を現在再生点よりも時間的に前方(未来)の時点に変更するようにしてもよい。例えば、ポインタを左方向にスライドさせる移動操作が行われた場合には操作位置を過去の時点に戻し、ポインタを右方向にスライドさせる移動操作が行われた場合には操作位置を未来の時点に進めるようにしてもよい。
また、動画の再生ボタンを押し、ポインタを右方向へスライドし、再生ボタンを放すという操作が行われたときに、スライドした距離に応じた所定の先の時点までコンテンツデータを再生するという機能を実現してもよい。これは長い動画内の一部分や長い音声コンテンツデータ内の一部分のみを再生したいとき等に有用である。またスライド操作によって変更できるパラメータは、時間に関するものに限定されない。例えば、再生スピードやボリュームに応用し、再生ボタンが押されてから放されるまでの間のスライド距離に応じて、再生スピードやボリュームを自動的に変更するようにしてもよい。
また、本実施形態の操作位置変更処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、操作位置変更処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、図3に示した各部の機能は、例えば、専用LSI、DSPのようなハードウェアによって実現しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
301…入力受信部、302…ボタン処理部、303…スライド処理部、304…実行タイミング計算部、305…アクション実行部、306…情報表示部。

Claims (10)

  1. コンテンツデータを再生する再生手段と、
    前記コンテンツデータの再生中に、ディスプレイ画面上の第1ボタンを押し、放すというポインティング操作が検出された場合、前記第1ボタンが放された時点に対応する前記コンテンツデータの現在再生位置で、前記第1ボタンに割り当てられた第1の機能を実行する制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、さらに、前記第1ボタンが押されてから放されるまでの間に、前記第1ボタンが押されている状態で前記押された第1ボタン上に位置するポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかを判定し、前記移動操作が行われた場合、前記第1の機能が前記現在再生位置と異なる前記コンテンツデータ内の位置で実行されるように、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータ内の操作位置を前記移動操作に基づいて変更するように構成されている情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、さらに、前記ディスプレイ画面上にスライドエリアを表示し、前記移動操作に応じて前記スライドエリア上のポインタの位置を移動するように構成されている請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記コンテンツデータの前記現在再生位置と前記移動操作とに基づいて、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータの操作位置を、前記コンテンツデータの現在再生位置よりも時間的に後方の位置に変更する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記第1ボタンは、前記コンテンツデータの再生を一時停止するための機能が割り当てられたポーズボタンである請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記第1ボタンは、前記コンテンツデータ内の表示中項目に関連づけられたリンク情報に基づいて外部コンテンツデータを表示するための機能が割り当てられたリンクボタンである請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記押された第1ボタン上に位置するポインティング位置をスライド開始位置に決定すると共に、前記第1ボタンが放された時の前記ポインティング位置をスライド終了位置に決定し、前記コンテンツデータ内の前記操作位置を、前記スライド終了位置と前記スライド開始位置との間の差分を算出することによって得られるスライド距離と、前記コンテンツデータの前記現在再生位置とに基づいて、決定するように構成されている請求項1記載の情報処理装置。
  7. ディスプレイ画面上の第1ボタンに割り当てられた第1の機能が実行されるべきコンテンツデータ内の操作位置を制御する操作位置制御方法であって、
    前記コンテンツデータの再生中に、前記第1ボタンが押されてから放されるまでの間に、前記第1ボタンが押されている状態で前記押された第1ボタン上に位置するポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われたかを判定し、
    前記移動操作が行われた場合、前記第1の機能が、前記第1ボタンが放された時点に対応する前記コンテンツデータの現在再生位置と異なる前記コンテンツデータ内の位置で実行されるように、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータ内の操作位置を前記移動操作に基づいて変更する操作位置制御方法。
  8. さらに、前記第1ボタンに近接する前記ディスプレイ画面上のエリア上にスライドエリアを表示し、前記移動操作に応じて前記スライドエリア上のポインタの位置を移動する請求項7記載の操作位置制御方法。
  9. 前記コンテンツデータ内の前記操作位置を変更することは、前記コンテンツデータの前記現在再生位置と前記移動操作とに基づいて、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータの操作位置を、前記コンテンツデータの現在再生位置よりも時間的に後方の位置に変更することを具備する請求項8記載の操作位置制御方法。
  10. コンテンツデータを再生する手順と、
    前記コンテンツデータの再生中に、ディスプレイ画面上の第1ボタンを押し、放すというポインティング操作が検出された場合、前記第1ボタンが放された時点に対応する前記コンテンツデータの現在再生位置で、前記第1ボタンに割り当てられた第1の機能を実行する手順と、
    前記第1ボタンが押されてから放されるまでの間に、前記第1ボタンが押されている状態で前記押された第1ボタン上に位置するポインティング位置をスライドさせるという移動操作が行われた場合、前記第1の機能が前記現在再生位置と異なる前記コンテンツデータ内の位置で実行されるように、前記第1の機能が実行されるべき前記コンテンツデータ内の操作位置を前記移動操作に基づいて変更する手順とをコンピュータに実行させるプログラム。
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