JP2015037282A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多視点3次元表示器を用いて複数のユーザーに同じ3次元画像を表示したいというニーズに応えられていない。【解決手段】少なくとも一対の視差画像を入力する。そして、視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる。【選択図】図8

Description

本発明は、3次元画像を表示する為の画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
多視点3次元表示器を用いて3次元画像を表示する手法が提案されている。この手法は、多視点3次元表示器を用いて両眼の視差分だけ異なる2次元画像(視差画像)を表示する。この視差画像を3次元表示器から所定の距離だけ離れた視点位置で見る場合に、ユーザーは視差画像を立体的な3次元画像として知覚することになる。以下では、視差画像を表示することを3次元画像を表示するとも称する。
3次元画像を表示するための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1にはユーザーの視差の個人差に応じて最適な3次元画像を表示する為の技術が開示されている。また、特許文献2には通常の視点より手前で立体視を可能とする技術が開示されている。
特開2004−221700号公報 特開2010−113159号公報
多視点3次元表示器を用いて複数のユーザーに同じ3次元画像を表示したいというニーズが存在する。しかしながら、従来技術においては、複数のユーザーが、3次元表示器で表示されている3次元画像を互いに異なる位置で同じ3次元画像として知覚することが出来ない。これは、多視点3次元表示器から一定の距離と角度の視点位置にいるユーザーは、その視点位置に対応した3次元画像のみを知覚することできるからである。また、特許文献2の技術を用いると通常の視点位置より手前の視点位置で3次元画像を知覚することはできるものの、3次元画像を知覚できる視点の数が増加するわけではなく、複数のユーザーが同じ3次元画像を知覚するニーズに応えられない。
本発明に係る画像処理装置は、少なくとも一対の視差画像を入力する入力手段と、前記視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異なる視点位置にいる複数のユーザーが同じ3次元画像を見る事が出来る。
本発明の一実施例に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る多視点3次元表示装置を説明する図である。 本発明の一実施例に係る各視点と、多視点画像または単視点画像との関係を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理のフローチャートである。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の機能ブロックの詳細例である。 本発明の一実施例に係る第2の表示モードの視点を説明する図である。 本発明の一実施例に係る第1の表示モードの視点を説明する図である。 本発明による実施例2に係る画像処理のフローチャートである。 本発明による実施例2の視点を説明する図である。 本発明による実施例3に係る画像処理のフローチャートである。 本発明による実施例3の視点を説明する図である。
実施例の説明に先立って、本明細書で用いる用語について簡単に説明する。2次元画像とは、表示器で表示したりプリンターで記録したりする、例えば人や図形などを表す1画面の2次元の画像そのものを示している。
3次元画像とは、3次元表示器で立体的に表示される、例えば人や図形など被写体を表す1画面の3次元の画像そのものを示している。例えば、3次元画像は、異なる位置から撮影した複数の2次元画像で構成される。例えば左目用と右目用の一対の2次元画像を既定の表示素子で表示し、その画像をユーザーが其々の目で独立に見る事で3次元画像として知覚される。このように左目用画像及び右目用画像で構成される画像を総称して視差画像と称する。また、左目用画像のことを左目用の視差画像、右目用画像のことを右目用の視差画像とも称する。各2次元画像を生成する際に、被写体と撮影装置とが成す角度を其々視角θと呼ぶ。
多視点画像とは、略同一被写体を連続的な既定の視角から撮影して得られる複数の画像である。多視点画像には、其々の視角によって3次元画像として表示出来る多視点3次元画像や、所謂パノラマ画像が含まれる。ユーザー視点とは、3次元表示器や被写体をユーザーが見る際の位置である。3次元表示器に対するユーザー視点は、左目用と右目用の左右一対の2次元画像がユーザーの両目に投影される位置であり、両画像を撮影した際の視角の略中央に該ユーザー視点は位置する。左目用と右目用の左右一対の2次元画像がユーザーの両目に丁度投影される位置にユーザーがいる場合、ユーザーは表示されている画像を立体的な3次元画像として知覚することが出来る。なお、一般的に人の目の間隔は約65mmの為、3次元表示器から投影される左目用と右目用の左右一対の2次元画像はユーザー視点において互いに約65mm離れて集光されている。
2次元画像情報または3次元画像情報は、上記の2次元画像または3次元画像を表示するための輝度信号や濃度信号等の信号源を示している。3次元画像情報は、少なくとも左目用および右目用の一対の2次元画像情報から成る。この一対の2次元画像情報で示される画像を単視点視差画像と呼ぶ。なお、多視点画像情報は複数の視点におけるこれらの2次元画像情報または3次元画像情報の総称である。多視点画像情報はカメラで撮影することで得られたり、或いは、コンピュータグラフィックス等で人工的に制作されることで得られる。
次に、多視点3次元画像を表示することが可能な3次元表示器について簡単に説明する。一般に、3次元表示器は、3次元画像情報に基づいて表示器の画面中に複数の2次元画像を同時に表示する。より具体的には、3次元表示器に表示される複数の2次元画像は、左目用の視差画像および右目用の視差画像の2枚の2次元画像を示す2次元画像情報に基づいている。そして3次元表示器においては、ユーザーの左右のそれぞれの目に独立して画像が投影されるように、対応する表示素子及びその周辺の光学部材に光学的な工夫が施されている。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、表示器の正面を中心に7つの視点から被写体を略連続的にかつ立体的にユーザーが見る事の出来る、8方向に独立に画像を表示可能な7視点3次元表示器を用いる画像処理装置を例に説明するがこれに限定されるものではない。なお、8方向に表示する各画像を視点画像と称し、其々の方向に向けて表示する画像として、画像1、画像2、画像3、画像4、画像5、画像6、画像7及び画像8と記述する。また、表示する1画面の画像を同じ視点方向に表示した場合、画像全体は表示器から所定の距離Lだけ離れた視点に集光する。
<実施例1>
図1は、実施例1に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。画像処理装置は一般的なパーソナルコンピュータ(以後PCと称する)1を有し、ネットワーク回線110等から画像情報等をネットワーク制御部90を介して入力する。また画像処理装置は、少なくとも、3次元画像情報に基づいた3次元画像を立体表示することが可能な多視点3次元表示器30を有する。
PC1はCPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)60と、RAM(Random Access Memory)70と、記憶部80と、操作入力部50とを有する。PC1は、CPU10で制御される。記憶部80は、3次元画像情報や本実施例に用いられるプログラム等を保持する。ROM60は、各種設定やプログラムを格納する。RAM70は、一時的な記憶部として機能する。3次元表示装置2は、撮像部20と多視点3次元表示器30とタッチパネル40とを有する。3次元表示装置2は、3次元画像を表示する。タッチパネル40は多視点3次元表示器30の表示面に配置され、表示した3次元画像を直接タッチして画像や表示された入力キーを選択すると共に、キーやマウスで構成する操作入力部50と同様にユーザーからのPCへの各種の入力操作を可能にする。撮像部20は一般的な表示器に装備された物で、ユーザーの位置やユーザーの動作を認識する為に多視点3次元表示器30の正面に設けられている。
なお、上記の例では、画像処理装置が3次元表示装置2を含むものであるとして説明をしたが、画像処理装置はPC1にのみ対応するものであってもよい。すなわち、画像処理装置は3次元表示装置2と接続される構成であってもよい。
図2は、図1で示した多視点3次元表示器30をより詳細に説明する図である。図2(a)は、多視点3次元表示器30の一例を示す図である。図2(a)で示す多視点3次元表示器30は、液晶表示器200とその全面にレンチキュラーレンズ201とを有する。
図2(b)は、図2(a)で示す多視点3次元表示器の一部を拡大した模式図である。図2(b)は、レンチキュラーレンズ201と相対位置が保証された液晶表示素子とを示す。図2(b)の多視点3次元表示器30は、ユーザーが7方向からこの多視点3次元表示器30を見た場合、7視点から見た被写体を立体表示可能にする工夫がなされている。すなわち、液晶表示器200は、各1つのレンチキュラーレンズ201内に素子202から素子203までの一続きの8つの表示素子を持つ構成とする。レンチキュラーレンズ201による光学特性と表示素子の配置によって特定の視点位置から3次元表示器30を見たユーザーは、特定の表示素子の表示のみが見えることになる。尚、多視点3次元表示器30は公知の技術で一般に実用化されている物を用いることができる。一般に多視点3次元表示器30は、カラー表示可能であるが、説明を簡略化する為、本実施例での多視点3次元表示器30は単色表示可能であるものとする。また、説明を簡便にする趣旨で、以後の図において表示素子や画素の並びを1次元的に表現するものとする。なお、1つの視点から見ているユーザーの目には8つの表示素子が表示する画像の内、其々左目用の画像と右目用の2つの画像が届けられることでユーザーは3次元画像を知覚することになる。
図2(c)と図2(d)は、其々異なる視点である視点12と視点45とからユーザーが見た場合に見える表示画素を示す。ここで視点12とは、片方の目が視点1の位置にあり、他方の目が視点2の位置にある視点位置のことを示す。同様に、視点45とは、片方の目が視点4の位置にあり、他方の目が視点5の位置にある視点位置のことを示す。本実施例では、図2(c)に示すように、レンチキュラーレンズ201の光学特性に依って、視点12の位置にいるユーザーの右目では画素2のみが、視点12の位置にいるユーザーの左目では画素1のみが見える。従って、画素2と画素1とで一対の視差画像を表示すれば、視点12の位置にいるユーザーは、視差画像を3次元画像として知覚することができる。また、図2(d)に示すように、視点45の位置にいるユーザーの右目では画素5のみが、視点45の位置にいるユーザーの左目では画素4のみが見える。従って、画素4と画素5で一対の視差画像を表示すれば、視点45の位置にいるユーザーは、視差画像を3次元画像として知覚することができる。このようなレンチキュラーレンズによる3次元画像の表示は公知の原理であり、本明細書では更なる説明を省略する。以下、ユーザーの左目が表示素子Mで表示する画像を見ることができ、かつ、右目が表示素子Nで表示する画像を見ることができる視点位置のことを“視点MN”と称する。
図3は、各視点と多視点画像または単視点画像との関係を示す図である。図3(a)は、視点12から視点78までの7つの視点と、その視点に対応する多視点3次元画像として被写体300を撮影した画像1から画像8の8種類の撮影画像との関係を示す図である。其々の視点ではユーザーの左右のそれぞれの眼で見た画像に相当する2つの2次元画像が撮影される。多視点3次元表示器が有する光学特性に従って連続的に各視点における2次元画像を撮影するため、8種類の撮影画像の中で、隣り合う画像の視角は略一致する。
なお、同一被写体300を視点12から視点78で連続的に3次元表示する場合には、各視点MNにおいてユーザーの左目に届けられる画像Mは、隣接する視点におけるユーザーの右目に届けられる画像と同じである。これらの各2次元画像情報を横方向に分割して先のレンチキュラーレンズ201と相対位置を保った液晶表示素子(画素)で表示すれば、図3(a)で示す各視点から被写体300を見た際と同じ3次元画像を各視点において見る事が出来る。即ち図2(c)及び図2(d)で示す画素1は視点12の左側で撮影した2次元画像(画像1)の1部を表示し、画素2は視点12の右側で撮影した2次元画像(画像2)の1部を表示している。また、画素4は視点45の左側で撮影した2次元画像(画像4)の1部を表示し、画素5は視点45の右側で撮影した2次元画像(画像5)の1部を表示している。
図3(b)は単視点3次元画像を表示する為の左目用画像と右目用画像と視点との関係を示す。図3(a)では7つの視点で見た画像を撮影することで得られる7視点の多視点3次元画像を示す3次元画像情報を生成する場合の例を説明した。図3(b)では、1つの視点で見た画像を撮影することで得られる1視点の単視点3次元画像を示す3次元画像情報を生成する場合の例を示している。本実施例では、図3(b))に示す単視点3次元画像を多視点3次元表示器30を用いて表示する例を説明する。これにより、多視点3次元表示器30から角度と距離が異なる複数の視点において複数のユーザーが同じ被写体300を同じ3次元画像として知覚することができる。
<画像処理装置の機能ブロック>
図4は、本実施例の画像処理装置1の画像処理機能のブロックの一例を示す図である。画像処理装置1は、3次元画像情報入力部400と、表示モード設定部401と、表示画像生成部402と、3次元画像表示部403とを有する。
3次元画像情報入力部400は、ネットワーク制御部90等から3次元画像情報を入力する。入力される3次元画像情報は、例えば図3に示すように、複数の撮影装置によって各視点の画像を撮影することによって得られるものである。あるいは、コンピュータによって各視点の画像が生成されることで得られるものであってもよい。3次元画像情報には、1つの視点から見える3次元画像である単視点3次元画像を表示するための視差の異なる左右の目用の視差画像の単視点画像情報が含まれる。また、3次元画像情報には、7つの視点に対応する8種の2次元画像からなる多視点画像情報が含まれる。3次元画像情報入力部で入力された3次元画像情報は、必要に応じて記憶部80で保持される。
表示モード設定部401は、多視点3次元表示器30を用いて、単視点3次元画像表示モードである第1の表示モードで表示を行うか、または、多視点3次元表示モードである第2の表示モードで表示を行うかを設定する。単視点3次元画像表示モードは、単視点3次元画像を角度と距離が異なる複数の視点で見る為のモードである。多視点3次元表示モードは、図3(a)で示すように各視点位置に対応する位置で、各視点位置に対応する多視点3次元画像を見るためのモードである。表示モード設定部401は第1の表示モードか第2の表示モードかをユーザーの指示に従って設定する。
表示画像生成部402は、表示モード設定部401で設定された表示モードに応じて、3次元画像情報入力部400で入力された3次元画像情報から多視点3次元表示器30の各視点画像として表示する表示画像を生成する。すなわち、表示画像生成部402は、各視点画像として表示する画像の表示制御を行う。本実施例の多視点3次元表示器30は図2で説明したように、レンチキュラーレンズに対応して7つの視点の計8種類の画像を表示可能となっている。従って、表示画像生成部402は、3次元画像情報から8つの表示画像を生成する。表示画像は、多視点3次元表示器の各視点方向に対応する方向で表示される。なお、本実施例では、多視点3次元表示器の光学特性に対応して8つの表示画像を生成する例を説明するが、必ずしも8つの全ての視点画像について表示画像が生成されなくてもよい。
本実施例では、次のように表示画像が生成されることができる。3次元画像情報入力部400で多視点3次元画像情報が入力された場合、表示画像生成部402は、表示モード設定部401の設定に応じて表示画像を生成する。例えば、単視点3次元画像表示モードである第1の表示モードが設定されている場合、表示画像生成部402は、多視点3次元画像情報のうち、任意の視点の画像対(視差画像)を単視点画像情報として取得する。そして、取得した単視点画像情報を用いて表示画像を生成する。ここで、任意の視点の画像対の決定方法については、表示モード設定部401による設定に応じて決定してもよいし、予め設定されている視点(例えば中央の視点)を任意の視点の画像対として決定してもよい。一方、多視点3次元表示モードである第2の表示モードが設定されている場合、表示画像生成部402は、各視点に対応する表示画像を生成する。
なお、3次元画像情報入力部400で3次元画像情報として単視点3次元画像情報が入力された場合には、表示モード設定部401の設定に関わらず、表示画像生成部402は単視点3次元画像情報を用いて表示画像を生成してもよい。
3次元画像表示部403は多視点3次元表示器30を制御するものであり、表示画像生成部402で生成された表示画像に基づいて各視点画像を表示する。
図5は本実施例の画像処理の一例を示すフローチャートである。また、図6は図4で示した画像処理装置の機能ブロックの詳細例を示す図である。図5及び図6を用いて本実施例による画像処理を詳説する。図5に示すフローチャートは、例えばROM60に記憶されたプログラムをCPU10がRAM70に一時的に読み出して実行することによって実現される。
ステップS501において、表示画像生成部402は、表示モード設定部401によって設定された表示モードを検知する。表示モード設定部401における表示モードの設定は、例えばCPU10がROM60に記憶されたプログラムの実行に依って、図示しない画面からユーザーが指定した表示モードを操作入力部50で検出することで設定される。表示モード設定部401による設定値は、表示モードレジスター610に反映される。ステップS501で、表示モードレジスター610が多視点3次元画像を表示する第2のモードであった場合、表示画像生成部402はステップS502に処理を進める。一方、ステップステップS501で表示モードレジスター610が単視点3次元画像を表示する第1のモードであった場合、表示画像生成部402はステップS503に処理を進める。
多視点3次元画像を表示する第2のモードであった場合、ステップS502において表示画像生成部402は、3次元画像情報入力部400から3次元画像情報として8枚の2次元画像情報602を順次画像1から画像8まで読み込む。3次元画像情報入力部400は、画像情報格納部600に格納されている画像1から画像8までの画像情報を3次元画像情報として表示画像生成部402に出力する。
次に、ステップS504において表示画像生成部402は、画像1から画像8の8種の2次元画像情報の表示を担当するビデオRAM(以降VRAMと記す)にそれぞれの2次元画像情報を書き込む。すなわち、表示画像生成部402は、画像1の画像情報を画像1用VRAM603に、画像2の画像情報を画像2用VRAMに、画像3の画像情報を画像3用VRAMに、画像4の画像情報を画像4用VRAMに書き込む。また表示画像生成部402は、画像5の画像情報を画像5用VRAMに、画像6の画像情報を画像6用VRAMに、画像7の画像情報を画像7用VRAMに、画像8の画像情報を画像8用VRAM604にを書き込む。各VRAMに書き込まれた画像情報は一定の周期で読み出され、其々の画像情報に応じた表示素子をドライバーが駆動することで画像が表示される。
即ちドライバー605は画像1の画像情報を画像1用VRAM603から読み出し、画像1用の表示素子607を駆動する。ドライバー606は画像8の画像情報を画像8用VRAM604から読み出し、画像8用の表示素子608を駆動する。画像2から7用のドライバー、VRAM、表示素子もまた、同様に動作する。
次に、ステップS501で表示モードレジスター610が、単視点視差画像を表示する第1のモードを示す場合におけるステップS503の処理を説明する。ステップS503において、表示画像生成部402は、3次元画像情報入力部400から3次元画像情報として一対の視差画像画像情報601を読み込む。すなわち、表示画像生成部402は、左目用画像を示す左目用画像情報と右目用画像を示す右目用画像情報とを含む単視点3次元画像情報を読み込む。
次に、ステップS505において表示画像生成部402は、ステップS503で入力した左目用画像情報と右目用画像情報とを、重複して複数のVRAMに書き込む。本実施例では、表示画像生成部402は、左目用画像情報を画像1用VRAM603,画像2用VRAM,画像3用VRAM,及び画像4用VRAMに書き込む。同様に、表示画像生成部402は、右目用画像情報を,画像5用VRAM,画像6用VRAM,画像7用VRAM,及び画像8用VRAM604に書き込む。先述したように、各VRAMに書き込まれた画像情報は一定の周期で読み出され、其々の画像情報の位置に対応する表示素子をドライバーが駆動することで画像が表示される。
即ちドライバー605は左目用画像情報を画像1用VRAM603から読み出し、画像1用の表示素子607を駆動する。画像2から4用のドライバー、VRAM,表示素子もまた、同様に動作する。ドライバー606は右目用画像情報を画像8用VRAM604から読み出し、画像8用の表示素子608を駆動する。画像5から7用のドライバー、VRAM、表示素子もまた、同様に動作する。
以上の処理はステップS506またはステップS507において3次元画像の表示が終了するまで繰り返される。この結果、例えば、3次元画像情報入力部400で入力される画像が動画の場合は、3次元の動画として表示される。
図7は多視点3次元画像を表示する第2の表示モードの場合における各視点と各画像との関係を示す図である。先に説明したように、例えば視点12とは、左目が画像1用のVRAMに格納されている画像1を見ることができ、右目が画像2用のVRAMに格納されている画像2を見ることができる位置のことである。図中各視点のユーザーは△方向で3次元表示装置2を見ているものとする。各視点におけるユーザーの右目の位置を黒い丸印で、左目の位置を白色の丸印で、それぞれ示している。図7に示すような第2の表示モードは、一般に多視点3次元表示器で行われる表示方法である。3次元表示装置2から距離Lだけ離れた位置にある視点12では、ユーザーの左目には画像1が投影され、右目には画像2が投影される。すなわち、図3(a)に示す被写体300を同じ視点である視点12から見ているのと同じ3次元画像が見える。ここで、距離Lは3次元表示装置2の3次元画像を見ることができる好適な距離であり、3次元表示装置2のディスプレイサイズや視角などに応じて適宜変更され得るものである。図7の例では、3次元表示装置2から距離Lだけ離れた位置にある各視点のユーザーは3次元画像を知覚できるものであるとする。
ここで、3次元表示装置2からの距離がL以上、或いはL以下の場合、人の左右の目に投影される画像Mと画像Nとが視差画像対ではなくなってしまう。例えば、距離がLの半分のL/2の位置にある視点13の位置で3次元表示装置2をユーザーが見ると仮定する。この場合、ユーザーの左目には画像1が投影され、ユーザーの右目には画像2ではなく、画像3が投影されることになる。図7の例においては、隣り合う画像同士が視差画像を構成しているので、画像1と画像3を見たユーザーは3次元画像を知覚することができない。つまり、多視点3次元画像を表示する場合には一定の距離である距離Lの位置でのみ、ユーザーは3次元画像を知覚することができる。このことを別の表現を用いて説明すると、人の左右の目に投影される画像Mと画像NとがN=M+1の関係にある場合にはユーザーが3次元画像を知覚することができる。図7の視点13においては、画像Mと画像NとがN=M+1の関係に合致しないので、ユーザーが正規の3次元像として知覚できる視差画像対ではなく、従って、ユーザーは視点13では3次元画像を見ることができない。
図7で説明した多視点3次元画像を表示する第2の表示モードに対して、単視点3次元画像を表示する第1の表示モードにおいては、距離L以外の距離においても3次元画像をユーザーが知覚することができる。図8は、単視点3次元画像を表示する第1の表示モードにおける各視点と画像との関係を示す図である。第1の表示モードの場合、ステップS505で説明したように、表示画像生成部402は左目用画像情報を画像1、画像2、画像3、画像4として多視点表示し、右目用画像情報を画像5、画像6、画像7、画像8として多視点表示する表示画像を生成する。すなわち、単視点3次元画像を表示する第1の表示モードの場合、視差画像の画像対は1組のみであり、同一の左目用画像を複数の視点画像として重複して表示し、同一の右目用画像を複数の視点画像として重複して表示する。図8の例では、左目用画像の投影線を破線で示し、右目用画像の投影線を実線で示す。図8の例では、3次元表装置2から距離Lの視点45では図7と同様に立体視出来る。さらに、距離がL/2の位置にある視点46においても、画像4として左目で左目用画像情報を、画像6として右目で右目用画像情報を見る事が出来る。図8の例では、投影している画像は単視点3次元画像であるので、ユーザーが左目で左目用画像情報を見て、右目で右目用画像を見ることができれば3次元画像を知覚することができる。従って、視点46においても、ユーザーは3次元表示装置2に表示された画像を視点45と同じ3次元画像として見ることができる。
視点46において多視点3次元表示器30から両目に届く画像4と画像6の成す角度は通常の人の目の視差角の2倍である。従って、左右の目用の画像4及び画像6の画像が両目の間隔約65mm離れて届く3次元表示装置2からの距離の目安は約L/2となる。
すなわち、視点MNの3次元表示装置からの距離の目安は略L/|M−N|に等しい。ここで|M−N|は(M−N)の絶対値を意味する。つまり、L/|M−N|に等しい位置でそれぞれ左目用画像と右目用画像とを見ることができれば、その位置でユーザーは3次元画像を知覚することが可能となる。具体的には、図8の例では、距離L/2の位置に視点46および視点35が存在する。また、距離L/3の位置に視点25、視点36、視点47が存在する。距離L/4の位置に視点15、視点48が存在する。距離L/5の位置に視点16、視点27、視点38が存在する。これらのいずれの視点位置においてもユーザーは同じ3次元画像を知覚することが可能となる。すなわち、複数のユーザーが同じ3次元画像を、距離と角度が異なる位置で見ることが可能となる。図7で説明したような多視点3次元画像の場合と比較すると、距離Lの位置で3次元画像が見えるのは視点45のみであるが、更に距離と角度が異なる上記した合計10個の視点で3次元画像を見ることが可能となる。すなわち、図7の例と比較してより多くの視点位置でユーザーが3次元画像を見ることが可能となる。
3次元表示装置2が100インチを超えるような大画面で、会議室等で使う場合に本実施例は極めて有効である。さらに、表示可能な視点画像の数が増えるほど本実施例は有効である。また、一般に単視点3次元画像を表示する第1の表示モード1は主に動画に適し、多視点3次元画像を表示する第2の表示モードは静止画に適する。また、単視点3次元画像として多視点3次元画像情報の中の例えば画像4を右目用画像情報として、画像5を左目用画像情報として用いても同様の効果が得られる事は述べるまでも無い。すなわち、ステップS505や図8に示す組み合わせに限定されるものではなく、入力する左目用画像情報と右目用画像情報とを適宜変更してもよい。また、3次元表示装置2から表示される左目用画像と右目用画像とは同じ数でなくてもよい。
なお、図7及び図8は3次元表示装置2の略中央の表示画素から対向するユーザーに投影されている画像1から画像8を図示している例を示している。一般の多視点3次元表示器30は、全ての表示画素からの表示画像をレンチキュラーレンズなどの光学手段で其々距離Lのユーザー視点位置に向けて投影しているので、距離Lの全ての視点では多視点3次元表示器30で表示される画像全体を立体視出来る。つまり、一般の多視点3次元表示器30は距離Lのユーザー視点位置に向けて最適化されている。逆に言えば、距離L以下の各視点に対しては最適化がされていないため、距離L以下の各視点では多視点3次元表示器30で表示する中央部以外の表示画素からの画像も目に入ることがある。また、多視点3次元表示器30に近い視点程、多視点3次元表示器30で表示している画像全体(特に両端に近い部分)を見る事が出来ない場合がある。また、其々他方の目用の視差画像も投影される為、安定に立体視する事が難しくなる場合もある。従って、先の説明の視点位置も実際の視点位置と厳密に一致しないことがある。この状態は多視点3次元表示器30のサイズが大きい程、多視点3次元表示器30の視点数が多い程、また視点の多視点3次元表示器30からの距離が近い程、顕著である。一方、各視点の両目に投影される画像は1対の視差画像の内の一方の為、本来の視点位置で意図している視差画像で無くとも同じ右(または左)目画像であれば、問題無く立体視が可能である。例えば視点15の位置において本来左目には画像1が投影されることを意図しているところ、画像2が左目に入ってくる場合も状況によってはあり得る。このような場合であっても同じ左目用画像が投影されれば3次元画像として知覚することがもちろん可能である。また、右(または左)目に逆の左(または右)目用画像が投影されたとしても、そもそも同じ被写体の視差画像の一部であり、奥行き感の少ない画像部分で有れば、その視点での立体視を必ずしも阻害するものでは無い。
以上の説明ではレンチキュラーレンズを用いた多視点3次元表示器を用いる場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本実施例は、表示器から異なる複数の視点方向に対して異なる2次元画像を表示する表示器で有れば、いずれの表示器においても適用することができる。例えば、57台のプロジェクターを異なる56個の視点方向に57種の視差画像を投影する事が出来る画面サイズ200インチの表示器を用いると、より大勢のユーザーが広い空間内で同じ3次元画像を見る事が出来る。また、多数の回折格子を使って2次元的多視点方向に多視点画像を表示出来る3次元表示器にも本実施例を適用することが可能である。
<実施例2>
実施例2では、表示画像生成部402が実施例1と異なる表示画像を生成する例について説明する。
図9は実施例2に係る表示画像生成部402の処理の一例を示すフローチャートである。ステップS901、S902〜S904、S906〜S907は、図5のステップS501、S502〜S504、S506〜S507とそれぞれ同じ処理とすることができるので説明を省略する。
実施例2では、ステップS905の処理が実施例1と異なる。実施例2においては、第1の表示モードが設定されている場合、ステップS905において、表示画像生成部402は次のように画像情報をVRAMに書き込む。すなわち、表示画像生成部402は、左目用画像の画像情報を画像1用VRAM、画像3用VRAM、画像5用VRAM、及び画像7用VRAMに書き込む。一方、表示画像生成部402は、右目用画像の画像情報を画像2用VRAM、画像4用VRAM、画像6用VRAM、及び画像8用VRAMに書き込む。
図10は図9で示す表示画像生成部402の処理によって表示される画像を3次元画像として知覚することができるユーザー視点を示す。実施例2においては、距離Lで3次元画像を知覚できる視点は、視点12、視点34、視点56、及び視点78である。また、距離L/3で3次元画像を知覚できる視点は、視点14、視点36、及び視点58である。また、距離L/5で3次元画像を知覚できる視点は、視点16、及び視点38である。以上のように、実施例2の場合には、9個の視点位置でユーザーが同じ3次元画像を見る事が可能である。
実施例1では距離Lで3次元画像を知覚できる視点は1か所である例を説明した。実施例2の手法によれば、少なくとも2か所以上隣り合う2視点画像に視差画像対を表示させれば、距離Lで角度の異なる視点が実施例1よりも多く得られる、従って実施例2はより大勢が裸眼で見る事の出来る大画面表示器に適する。図10に示す実施例2の各視点画像として表示する画像を左右逆の目用の画像を表示すれば、距離Lの視点として中央の視点45を含んで視点23及び視点67が得られる。一般に多視点3次元表示器で隣り合う2視点画像として視差画像対をX組表示すれば、正規の視点距離Lでは視点がX個得られる。従ってXを2以上とする事で本実施例の効果がより明確になる。
<実施例3>
実施例3では、表示画像生成部402が実施例1及び2と異なる表示画像を生成する例について説明する。
図11は実施例3に係る表示画像生成部402の処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1101、S1102〜S1104、S1106〜S1107は、図5のステップS501、S502〜S504、S506〜S507とそれぞれ同じ処理とすることができるので説明を省略する。
実施例3では、ステップS1105の処理が実施例1と異なる。実施例3においては、第1の表示モードが設定されている場合、ステップS1105において、表示画像生成部402は次のように画像情報をVRAMに書き込む。すなわち、表示画像生成部402は、左目用画像の画像情報を画像1用VRAM、画像2用VRAM、画像5用VRAM、及び画像6用VRAMに書き込む。一方、表示画像生成部402は、右目用画像の画像情報を画像3用VRAM、画像4用VRAM、画像7用VRAM、及び画像8用VRAMに書き込む。
図12は11で示す表示画像生成部402の処理によって表示される3次元画像を知覚することができるユーザー視点を示す。実施例3において距離Lで3次元画像を知覚できる視点は、視点23、及び視点67である。距離L/2で3次元画像を知覚できる視点は、視点13、視点24、視点57、及び視点68である。距離L/3で3次元画像を知覚できる視点は、視点14、及び視点58である。距離L/5で3次元画像を知覚できる視点は、視点27である。距離L/6で3次元画像を知覚できる視点は、視点17、及び視点28である。以上のように、実施例3の手法によれば11個の視点でユーザーが同じ3次元画像を見る事が可能である。
図12に示すように、実施例3では距離L/2の位置で3次元画像を知覚できる視点が4個あり、この距離L/2の位置において最も多くの視点でユーザーが3次元画像を見る事が出来る。また、実施例3では、実施例1および2よりも多くの視点位置でユーザーが3次元画像を見ることができる。
なお、以上の実施例1から3で説明した表示画像は単なる例示に過ぎず、全視点画像中約半分を右(または左)目用画像用として生成して表示するいずれの表示画像生成手法を用いてもよいことはもちろんである。なお、必ずしも半分が右(または左)目用画像でなくてもよい。極端な例では、1つの視点画像を左目用画像とし、その他の視点画像を右目用画像として構成してもよい。
また、実施例1から3においては単視点3次元画像を表示する第1の表示モードについて説明を行った。しかしながら、必ずしも単視点である必要はなく、複数の視点の視差画像対を、複数の視点画像として重複して表示させることで、異なる距離や異なる角度で同じ3次元画像をユーザーが見ることが可能となる。
本発明の実施例では各視点画像は理想的に任意の方向に視差画像を表示出来る前提で説明したが、一般的な多視点3次元表示器30を構成する光学部材の特性によれば、表示する各視点方向には其々所定の角度の幅の指向性を有する。従って先の図7、図8、図10、図12の各視点MNは一点では無く、一定の二次元的な範囲を有している。従って、上述した各実施例において、ユーザーは先の図7、図8、図10、図12の各視点の周辺を含むより十分広い領域で同じ3次元画像を見る事が出来る。
<その他の実施例>
上記の各実施例で説明したように、表示画像生成部402の各視点画像の生成の方法や、多視点3次元表示器30の多視点数により、ユーザが3次元画像を見る事が可能な視点の位置が大きく異なる。従って、表示モード設定部401が、第1の表示モードを細分化した設定を行うように構成してもよい。たとえば、第1の表示モードを複数設けて、第1の表示モード1を実施例1、第1の表示モード2を実施例2とし、3者の表示モードから任意の設定を設けるように構成してもよい。上述したように、各実施例においては、視点位置や視点数などが異なるため、表示する内容や、人数、視聴者の位置、表示器の大きさ等に応じて適したモードをユーザーが適宜選択して設定するとより効果的である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 少なくとも一対の視差画像を入力する入力手段と、
    前記視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記多視点3次元表示手段の少なくとも2か所以上において、隣り合う視点方向に対応する視点画像として前記左目用画像及び前記右目用画像を隣り合わせに表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記多視点3次元表示手段の表示面に対向するユーザーから見て右側の視点方向に対応する視点画像に前記右目用画像を、ユーザーから見て左側の視点方向に対応する視点画像に前記左目用画像を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記多視点3次元表示手段の約半分の視点方向に対応する視点画像に前記右目用画像を表示させ、その他の視点方向に対応する視点画像に前記左目用画像を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 表示モードを設定する表示モード設定手段をさらに有し、
    前記表示制御手段は設定された表示モードに応じて各視点方向に対応する視点画像を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 多視点3次元表示手段はレンチキュラーレンズを用いた3次元表示器であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 多視点3次元表示手段は、プロジェクターを用いた3次元表示器であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 3次元画像を多視点3次元表示手段から距離Lの位置で知覚できる前記3次元表示手段を有する画像処理装置であって、
    左目用画像を画像Mとし、右目用画像を画像Nとする場合、L/|M−N|の距離で3次元画像を知覚できるように少なくとも一対の視差画像を構成する前記左目用画像及び前記右目用画像を、前記多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記距離Lは、3次元表示手段のサイズ及び視角に応じて決定されることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 多視点3次元表示手段の各視点に対応する視点画像として、異なる画像を表示させるモードと、
    多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として、少なくとも1対の視差画像を構成する画像を重複して表示させるモードと、
    を切り替える切り替え手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 少なくとも一対の視差画像を入力する入力手段と、
    複数の視点にそれぞれ対応する視点画像を表示する多視点3次元表示手段と、
    前記視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御手段と
    を有することを特徴とする表示装置。
  12. 少なくとも一対の視差画像を入力する入力ステップと、
    前記視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 3次元画像を多視点3次元表示手段から距離Lの位置で知覚できる前記3次元表示手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、
    左目用画像を画像Mとし、右目用画像を画像Nとする場合、L/|M−N|の距離で3次元画像を知覚できるように少なくとも一対の視差画像を構成する前記左目用画像及び前記右目用画像を、前記多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御ステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 多視点3次元表示手段の各視点に対応する視点画像として、異なる画像を表示させるモードと、
    多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として、少なくとも1対の視差画像を構成する画像を重複して表示させるモードと、
    を切り替える切り替えステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  15. 複数の視点にそれぞれ対応する視点画像を表示する多視点3次元表示手段を有する表示装置の制御方法であって、
    少なくとも一対の視差画像を入力する入力ステップと、
    前記視差画像を構成する右目用画像及び左目用画像を、多視点3次元表示手段の各視点方向に対応する視点画像として重複して表示させる表示制御ステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1から10のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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