JP2015036849A - プラント監視制御装置、及びその制御方法 - Google Patents

プラント監視制御装置、及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015036849A
JP2015036849A JP2013167639A JP2013167639A JP2015036849A JP 2015036849 A JP2015036849 A JP 2015036849A JP 2013167639 A JP2013167639 A JP 2013167639A JP 2013167639 A JP2013167639 A JP 2013167639A JP 2015036849 A JP2015036849 A JP 2015036849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
message
confirmation
display
alarm message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013167639A
Other languages
English (en)
Inventor
あゆみ 須藤
Ayumi Sudo
あゆみ 須藤
益男 山崎
Masuo Yamazaki
益男 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013167639A priority Critical patent/JP2015036849A/ja
Publication of JP2015036849A publication Critical patent/JP2015036849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】運転員が選択した任意の警報メッセージのみ、フリッカ表示を停止する警報確認操作が可能なプラント監視制御装置、及びその制御方法を提供する。
【解決手段】
警報メッセージのステータスと、表示部3における警報メッセージの確認の有無の情報を記憶する警報情報記録処理部6と、警報が発せられた場合に、警告メッセージのステータスを警報状態に更新する警報情報更新処理部5と、表示部3において、ステータスが警報状態の警告メッセージを警報色のフリッカ表示とする警報監視画面表示処理部7と、警報色のフリッカ表示の警告メッセージを個別に選択し、警報情報記録処理部6における警報メッセージの確認の有無の情報を有りと更新する警報個別確認処理部10と、を有す。警報監視画面表示処理部7は、警報メッセージの確認の情報が有りであるフリッカ表示を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、プラント監視制御装置、及びその制御方法に関する。
発電プラントや化学プラント等の監視制御を行うプラント監視装置の重要な機能の1つに、警報監視機能がある。警報監視機能は、プラントの各種警報を運転員に通知する機能であり、警報の通知方法としては、液晶ディスプレイ等の表示装置に、一覧表示形式の警報監視画面を表示して通知する(例えば、特許文献1参照)。
また、新たな警報発生時には、警報が発生したことを運転員に明確に認識させるため、警報監視画面上に警報色(例えば赤色)で警報メッセージをフリッカ表示する。
警報発生時に運転員は、警報監視画面に警報色でフリッカ表示されている警報メッセージを確認することで、どの様な警報が発生したのかを認識する。この警報色でフリッカ表示という表示状態は「未確認警報」と呼ばれている。
そして、運転員が当該警報を確認したという確認行為として、警報監視画面に設けられた一括確認プッシュボタン(以下、PBとする)を操作することにより、警報監視画面に警報色でフリッカ表示されていた複数の警報メッセージのフリッカが一括停止する。この警報色でフリッカ停止の表示状態は、「確認済み警報」と呼ばれている。
特開平02−299394号公報
警報確認操作を行うことで全ての未確認警報のメッセージのフリッカを一括で停止させる方法では、警報確認操作時に警報監視画面上に表示されないページ上の警報メッセージまでフリッカを停止させてしまう。その為、運転員が未確認の警報メッセージのフリッカ表示まで誤ってフリッカを停止させてしまう危険性がある。その場合、運転員は未確認警報と確認済み警報との区別をつけられなくなり、運転員による確実な警報確認操作が行えない問題があった。
また、運転員が警報確認時に表示している画面1ページ分の未確認警報メッセージのフリッカを一括で停止させる方法の場合でも、運転員がフリッカを継続したい警報メッセージについてもフリッカを停止させてしまうこととなるので、監視上の点で問題があった。
そこで本発明の実施形態は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、運転員が選択した任意の警報メッセージのみ、フリッカ表示を停止する警報確認操作が可能なプラント監視制御装置、及びその制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態のプラント監視制御装置は、以下の構成を備える。
(a)警報メッセージの有無を示すステータスと、表示部における警報メッセージの確認情報の有無と、を記憶する警報情報記憶部を備える。
(b)警報が発せられた場合に、前記警告メッセージのステータスを警報メッセージの有りに更新する警報情報更新処理部を備える。
(c)前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージを、前記表示部において、フリッカ表示とする警報監視画面表示処理部を備える。
(d)フリッカ表示の警告メッセージを個別に選択し、前記警報情報記憶部における警報メッセージの確認情報を有りと更新する警報個別確認部を備える。
(e)前記警報監視画面表示処理部は、前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージのうち、前記警報メッセージの確認情報が有りである警報メッセージのフリッカ表示を停止する。
また、プラント監視制御方法も本発明の一態様である。
本発明の第1実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の表示部に表示する警報監視画面の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態の表示部に表示する警報監視画面の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態の警報メッセージテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の警報メッセージテーブルの更新例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の表示部に表示する警報監視画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態の警報メッセージテーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態の表示部に表示する警報監視画面の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態の警報メッセージテーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るプラント監視制御装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。実施形態において、重複する図面の説明は省略する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
以下、図1乃至5を参照しつつ、第1実施形態に係るプラント監視制御装置を説明する。本実施形態は、表示部に表示される警報監視画面の警報メッセージに対して、警報メッセージごとに警報の確認操作を可能にするものである。図1,2を用いて、本実施形態が具備する構成を説明する。
本実施形態のプラント監視制御装置1は、表示部3、入力部4、警報情報更新処理部5、警報情報記録処理部6、警報監視画面表示処理部7、警報一括確認処理部8、警報検索処理部9、警報個別確認処理部10とを備える。
表示部3は、LCDやCRT等のディスプレイ装置である。図2に示すように、表示部3には、警報監視画面31が表示される。警報監視画面31には、警報メッセージ32、一括確認PB33、警報種別検索ウィンドウ34が表示される。
警報メッセージ32は、プラント2で発せられた警報の発生日時、警報No、警報の名称を含む。警報メッセージ32を、ユーザである運転員が入力部4を介して選択すると、図3に示すように、警報個別確認ウィンドウ35が表示される。警報個別確認ウィンドウ35には、個別確認PB36が設けられる。個別確認PB36は、警報個別確認ウィンドウ35を開いた警報メッセージ32の確認を行うためのプッシュボタンである。
一括確認PB33は、警報監視画面31上の警報メッセージ32の確認を一括で行うためのプッシュボタンである。警報種別検索ウィンドウ34には、プラント2における警報の項目が記載される。警報種別検索ウィンドウ34において、警報確認操作を行いたい項目を選択すると、警報監視画面31上には、検索結果の警報メッセージ32のみが表示される。警報種別検索ウィンドウ34において検索を行う項目としては、「タービン系統」「ボイラ系統」「電気系統」などがある。
この警報監視画面31は、警報メッセージ32の数によっては、複数のページから構成させる。図2,3に示す警報監視画面31では、nnページから構成されており、警報監視画面31に表示されるページは、nnページ中1ページ目が表示されている。
入力部4は、マウスやタッチスクリーン、キーボードに代表される入力装置からの入力を受け付ける。ユーザである運転員は、入力部4を操作することにより、警報監視画面31に表示される警報メッセージ32、個別確認PB36、一括確認PB33、警報種別検索ウィンドウ34の項目の選択を行う。入力部4は、その選択結果を受け付け、警報一括確認処理部8、警報検索処理部9、警報一括確認処理部8に対して選択結果を通知する。
警報情報更新処理部5は、プラント2で発せられた警報に基づく信号を受信し、プラント2で発せられた警報の状態に変化があれば、後述する警報情報記録処理部6の内容を更新する処理を行う。すなわち、プラント2で警報が発せられた場合は、警報情報記録処理部6のステータス列の更新を行う。
警報情報記録処理部6は、プラント2で発せられた警報に基づく警報メッセージ32、その警報メッセージ32に対する検索処理の有無、警報メッセージ32のステータス、及び警報メッセージ32に対する確認の有無を関連付けた警報メッセージテーブル13を記憶する。図4は、警報情報記録処理部6の警報メッセージテーブルの一例である。この警報メッセージテーブル13では、プラントで発せられた警報に基づく「警報メッセージ行」と、「警報No列」、「発生日時列」、「警報名称列」、「検索列」、「ステータス列」、「確認列」が設けられる。
「警報No列」、「発生日時列」、「警報名称列」は、警報メッセージ32の警報番号、警報が発生した日時、警報の名称を示すものである。「警報No」は、警報メッセージ32毎に付せられる固有のナンバーである。「発生日時」は、警報メッセージ32が発せられた日時を示すものである。「警報名称列」は、警報メッセージ32の名称を示すものである。
「検索列」は、警報メッセージ32に対して検索処理が行われた否かを示すものであり、“0”と“1”で表させる。“0”は、警報メッセージ32に対して検索処理が行われていないことを示し、“1”は警報メッセージ32に対して検索処理が行われたことを示す。検索処理は、ユーザが、警報監視画面31の警報種別検索ウィンドウ34において、警報確認操作を行いたい項目を選択することで行われる。
「ステータス列」は、警報メッセージ32のステータスを示すものであり、“0”と“1”で表させる。“0”は、警報監視画面31上では緑色で表され、プラント2において警報が発せられていないことを示す。“1”は、警報監視画面31上では赤色で表され、プラント2において警報が発せられたことを示す。「ステータス列」の“0”と“1”の更新は、警報情報更新処理部5により行われる。つまり、警報情報更新処理部5は、プラント2で警報が発せられた場合は、“0”から“1”へ更新を行う。
「確認列」は、警報メッセージ32に対して警報確認操作の有無を示すものであり“0”と“1”で表される。“0”は、警報監視画面31上ではフリッカ表示として表され、警報確認操作が行われていないことを示す。“1”は、警報監視画面31上では点灯として表され、警報確認操作が行われたことを示す。
警報情報記録処理部6で記憶された内容は、警報監視画面表示処理部7に対して出力される。警報監視画面表示処理部7では、その内容に従って表示部3の警報監視画面31に警報メッセージ32を表示する。
警報一括確認処理部8は、入力部4からのユーザの警報監視画面31の一括確認PB33を選択したという通知に基づいて、警報情報記録処理部6の「確認列」の更新を行う。更新は、「確認列」内のすべての“0”を“1”に置き換える。
警報検索処理部9は、入力部4からの検索処理の通知に基づいて、警報情報記録処理部6の「検索列」の更新を行う。更新は、ユーザが警報種別検索ウィンドウ34において、選択した警報確認操作を行いたい項目に対応する警報メッセージ行の「検索列」の“0”を“1”に置き換える。
警報個別確認処理部10は、入力部4からのユーザの警報監視画面31の個別確認PB36を選択したという通知に基づいて、警報情報記録処理部6の「確認列」の更新を行う。更新は、ユーザが個別確認PB36を選択した警報メッセージ32に対応する、警報メッセージ行の「確認列」の“0”を“1”に置き換える。
[1−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図5を用いて詳述する。図5は、図1のプラント監視制御装置1において、表示部3の警報監視画面31に表示される未確認警報に対する警報確認操作において、個別の警報ごとに確認する場合のフローチャートである。
プラント2で警報が発せられると、警報監視画面31では該当する警報メッセージ32が警報色でフリッカ表示される。運転員は表示部3に表示される警報監視画面31で未確認警報を確認する。確認後、運転員は入力部4を操作し、一括確認PB33で確認するか、個別に確認するかの選択をする(STEP101)。
警報を一括で確認する場合(STEP101のY)は、運転員は、警報監視画面31に表示されている一括確認PB33を選択する(STEP102)。一括確認PB33が選択されると、入力部4から警報一括確認処理部8に対して一括確認操作を受け付けた旨の通知が出力される。
警報一括確認処理部8では、一括確認操作を受け付けた旨の通知に基づいて、警報情報記録処理部6の警報メッセージテーブル内の確認列の“0”をすべて“1”に変更する(STEP103)。これにより、警報確認操作を行った警報メッセージ32は、警報色のフリッカを停止した状態で表示部3に表示される。
一方、警報メッセージ32を個別に確認する場合(STEP101のN)は、運転員は、警報監視画面31に表示されている1つの警報メッセージ32を選択し、警報確認操作を行う(STEP104)。例えば、図3において、TAG NO.9876の警報メッセージ32が警報色でフリッカ表示された場合、この警報メッセージ32に対する警報確認操作は、TAG NO.9876の個別確認PB36を選択することで行う。その手順としては、メッセージの選択は、警報確認操作を行いたい1つの警報メッセージ上に入力部4を使用しカーソルを重ねる、もしくは右クリック等の操作を行う。これにより、TAG NO.9876の警報メッセージ32の警報個別確認ウィンドウ35が表示する。警報個別確認ウィンドウ35には、個別確認PB36があり、その確認PBを選択することでTAG NO.9876の警報メッセージ32の警報確認操作を行う。
警報個別確認処理部10では、個別確認PB36を選択した旨の通知を受ける。警報個別確認処理部10は、個別確認PB36が選択された警報メッセージ32に対応する警報メッセージ行の「確認」列だけに“1”を書き込む(STEP105)。例えば、TAG NO.9876の警報メッセージ32の警報確認操作を行った場合、図6に示すように、TAG NO.9876の警報メッセージ行の確認列の“0”を“1”に書き込む。
警報監視画面表示処理部7は、警報情報記録処理部6の更新内容を表示部3の警報監視画面31に反映させる。運転員が警報確認操作を行い、警報情報記録処理部6の確認列が“1”となった警報メッセージ行に対応する警報メッセージ32は、警報色のフリッカを停止した状態で表示部3に表示される。
その後、別の警報メッセージ32に対して警報確認動作を行う場合(STEP106のY)には、運転員は、警報監視画面31に表示されている警報メッセージ32を1つ選択する。その警報メッセージ32の個別PBの選択に基づいて、警報色のフリッカを停止状態とする。一方、別の警報メッセージ32に対して警報確認動作を行わない場合はSTEP106のN)には、確認動作を終了する。
[1−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置によれば、運転員が警報確認操作を行いたいメッセージが1つの場合にでも、そのメッセージに対して警報確認操作を行うことが可能となり、警報メッセージのフリッカを意図せず停止してしまうことの無い、操作性の優れた警報確認操作機能が可能となる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
第2実施形態にかかるプラント監視制御装置1は、第1実施形態のプラント監視制御装置1に警報複数確認処理部11と、警報監視画面31に警報複数確認チェックボックス17、確認PB18と、警報情報記録処理部6に複数確認テーブル16と、を追加したものであり、警報確認操作を行いたい複数の警報メッセージ32を運転員が任意に選択し、一括で警報確認をおこなうことを可能としたものである。
本実施形態のプラント監視制御装置1について、図7を参照し説明する。図7は、本実施形態に係るプラント監視制御装置1を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
警報複数確認処理部11は、複数の警報メッセージ32に対する警報確認操作に基づいて警報情報記録処理部6の内容を更新するものである。複数の警報メッセージ32に対する警報確認操作は、図8に示すように、警報監視画面31に表示される警報複数確認チェックボックス17にチェックを付けることで行う。警報複数確認チェックボックス17は、チェックが付かない段階では□と白抜きで表示され、チェックが付くと■と塗りつぶされて表示される。警報複数確認チェックボックス17のチェックは、ユーザが入力部4を操作することにより行う。警報複数確認チェックボックス17のチェック後、確認PB18を選択することで、警報複数確認チェックボックス17の選択結果は、警報複数確認処理部11に通知される。この通知に基づいて、警報複数確認処理部11は、警報情報記録処理部6の複数確認テーブル16の内容の更新を行う。
警報情報記録処理部6の複数確認テーブル16には、図9に示すように、「複数確認」列が設けられる。「複数確認」列は、”0”と”1”で表わされる。”0”は、警報複数確認チェックボックス17に対するユーザの選択が行われなかったことを示し、”1”は、警報複数確認チェックボックス17に対するユーザの選択が行われたことを示す。
警報監視画面31上の確認PB18より警報確認操作を行うことで、警報情報記録処理部6に格納される警報メッセージテーブル13の「確認」列内に、複数確認テーブル16内で「複数確認」列に“1”が立っている行だけ“1”を書き込む。
[2−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図10を用いて詳述する。図10は、図7のプラント監視制御装置1において、表示部3に表示される未確認警報の確認において、複数の警報ごとに確認する場合のフローチャートである。
図10に示すように、本実施形態の動作は、未確認警報を確認後、運転員が一括確認PB33で確認するか、個別に確認するかの選択をする工程(STEP201)から、一括確認操作を受け付けた旨の通知に基づいて、警報情報記録処理部6の警報メッセージテーブル内の確認列の“0”をすべて“1”に変更する工程(STEP203)までは前記実施形態のSTEP101〜STEP103と同様である。
一方、警報を個別に確認する場合(STEP201のN)は、複数の警報メッセージ32を一度に確認するか、個別に確認するかを選択する(STEP204)。個別に確認する場合の工程(STEP205〜STEP206)は、前記実施形態のSTEP104〜STEP106と同様である。
複数のメッセージを一度に確認する場合は、ユーザは、警報確認操作を行いたい警報メッセージ32の警報複数確認チェックボックス17にチェックを入れる(STEP208)。ここで、チェックを付けた警報メッセージ32に対応するメッセージ行に対しては、複数確認テーブル16の“0”を“1”に更新する(STEP209)。
その後、画面の確認PB18より警報確認操作を行う(STEP210)。警報複数確認処理部11は、複数確認テーブル16内で“1”が立っている警報メッセージ行に対応する、警報メッセージテーブル13の「確認」列に“1”を書き込む(STEP211)。警報監視画面表示処理部7は、警報情報記録処理部6の更新内容を表示部3の警報監視画面31に反映させる。運転員が警報確認操作を行い、警報情報記録処理部6の確認列が“1”となった警報メッセージ行に対応する警報メッセージ32は、警報色のフリッカを停止した状態で表示部3に表示される。
[2−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置1によれば、前記実施形態の効果に加えて、警報確認操作を行いたい複数の警報メッセージ32を運転員が任意に選択し、一括で警報確認をおこなうことが可能となる。また、警報監視画面31のページの前行進を行いながら、警報メッセージ32の選択を行うことも可能であり、異なるページの警報メッセージ32に対して警報確認操作を行うことができる。
また、この方法であれば確認PB18を操作するまで警報フリッカが停止しない為、運転員が現在表示していないページの警報メッセージ32を確認後、チェックした警報メッセージ32に対して警報確認操作を取りやめたい場合にも簡単に警報確認操作を取りやめることが出来る。これにより操作性の優れた警確認操作機能が可能となる。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成]
第3実施形態にかかるプラント監視制御装置1は、第2実施形態のプラント監視制御装置1の警報検索処理部9に代えて、警報検索結果確認処理部12を追加し、警報メッセージ32を検索し、検索した項目単位で一括して警報確認操作を可能としたものである。
本実施形態のプラント監視制御装置1について、図11乃至13を参照し説明する。図11は、本実施形態に係るプラント監視制御装置1を示すブロック図である。なお、第2実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
警報検索結果確認処理部12は、入力部4から通知される警報確認操作を行いたい項目に対応する警報メッセージ32を検索し、検索結果に基づいて警報情報記録処理部6の内容を更新するものである。警報確認操作を行いたい項目の警報メッセージ32を検索は、図11に示すように、警報監視画面31の警報種別検索ウィンドウ34に対する選択により決定する。項目の選択は、入力部4をユーザが操作することにより行われ、選択結果は、警報検索結果確認処理部12に対して通知される。
警報情報記録処理部6には、「検索」列が設けられる。「検索」列は、“0”と“1”で表わされる。“0”は、警報メッセージ32に対して検索が行われていないことを示し、“1”は警報メッセージ32に対して検索が行われたことを示す。検索処理は、ユーザが、警報監視画面31の警報種別検索ウィンドウ34において、警報確認操作を行いたい項目を選択することで行われる。
また、警報監視画面31上の確認PB18または一括確認PB33より警報確認操作を行うことで、警報情報記録処理部6に格納される警報メッセージテーブル13の「確認」列内に、「検索」列に“1”が立っている行だけ“1”を書き込む。
[3−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図14を用いて詳述する。図14は、図7のプラント監視制御装置1において、警報メッセージ32を項目単位で検索し、検索結果に対して一括に警報確認操作を行う場合のフローチャートである。
プラント2で警報が発生すると、図12に例示される警報監視画面31に警報色でフリッカした警報メッセージ32が表示される。運転員は表示部3を通じて警報監視画面31で未確認警報を確認する。確認後、運転員は入力部4により警報種別検索ウィンドウ34より、警報確認操作を行いたい警報の項目を選択する(STEP301)。
項目の選択を行った場合(STEP301のY)、選択された警報に対しては、警報情報記録処理部6には、検索列の“0”を“1”に更新する(STEP302)。警報監視画面では、検索列の“1”となった警報メッセージ32を警報監視画面31に表示する。
項目の選択を行った場合(STEP301のY)、項目選択を行わなかった場合(STEP301のN)共に、図13に例示される警報監視画面31に警報色でフリッカした警報メッセージ32が表示される。運転員は表示手段3に表示される警報監視画面31で未確認警報を確認する。確認後、運転員は入力部を操作し、一括確認PB33で確認するか、個別に確認するかの選択をする(STEP303)。
警報を一括で確認する場合(STEP303のY)は、ユーザは、警報監視画面に表示されている一括確認PB33を選択する(STEP304)。一括確認PB33が選択されると、検索テーブルに1があるか否かを判定する(STEP305)。
検索テーブルに1がある場合には、検索列で1の行だけ、確認列の対応する列に1を書き込む(STEP307)。
検索テーブルに1がない場合には、テーブル1内の確認列にあるすべての0を1に更新する(STEP306)。
一方、警報を個別に確認する場合の工程(STEP308〜STEP315)は、前記実施形態のSTEP204〜STEP210と同様である。
[3−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置1によれば、前記実施形態の効果に加えて、警報メッセージ32を項目単位で一括して警報確認操作が行える。この方法であれば、運転員判断がつかない担当外の警報を残して、担当範囲内の警報メッセージ32だけを間違いなく警報確認することが出来る。これにより操作性の優れた警確認操作機能が可能となる。
[4.その他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
さらに、第1乃至第3実施形態を全て又はいずれかを組み合わせたものも包含され、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
1…プラント監視制御装置
2…プラント
3…表示部
31…警報監視画面
32…警報メッセージ
33…一括確認PB
34…警報種別検索ウィンドウ
35…警報個別確認ウィンドウ
36…個別確認PB
4…入力部
5…警報情報更新処理部
6…警報情報記録処理部
7…警報監視画面表示処理部
8…警報一括確認処理部
9…警報検索処理部
10…警報個別確認処理部
11…警報複数確認処理部
12…警報検索結果確認処理部
13…警報メッセージテーブル
16…複数確認テーブル
17…警報複数確認チェックボックス
18…確認PB

Claims (4)

  1. プラントで発せられた警報に基づく複数の警報メッセージを表示部に表示するプラント監視制御装置であって、
    前記警報メッセージの有無を示すステータスと、前記表示部における警報メッセージの確認情報の有無と、を記憶する警報情報記憶部と、
    前記警報が発せられた場合に、前記警告メッセージのステータスを警報メッセージの有りに更新する警報情報更新処理部と、
    前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージを、前記表示部において、フリッカ表示とする警報監視画面表示処理部と、
    前記フリッカ表示の警告メッセージを個別に選択し、前記警報情報記憶部における警報メッセージの確認情報を有りと更新する警報個別確認部と、を有し、
    前記警報監視画面表示処理部は、前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージのうち、前記警報メッセージの確認情報が有りである警報メッセージのフリッカ表示を停止すること、
    を特徴とするプラント監視制御装置。
  2. 前記警報色のフリッカ表示の警告メッセージを複数選択し、その選択結果に基づいて前記警報情報記憶部における警報メッセージの確認の有無情報を有りと更新する警報複数確認部を備えることを特徴する請求項1に記載のプラント監視制御装置。
  3. 警報情報記憶部は、前記警報メッセージに対する検索の有無の情報を更に記憶し、
    前記警報監視画面表示処理部は、前記警報メッセージの確認情報が有り、且つ、前記警報メッセージに対する検索の有りであるフリッカ表示を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラント監視制御装置。
  4. プラントで発せられた警報に基づく警報メッセージを表示部に表示するプラント監視制御装置の制御方法であって、
    前記プラント監視制御装置は、
    前記警報メッセージの有無を示すステータスと、前記表示部における警報メッセージの確認情報の有無と、を記憶する警報情報記憶部と、を備え、
    前記警報が発せられた場合に、前記警告メッセージのステータスを警報メッセージの有りに更新する警報情報更新処理ステップと、
    前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージを、前記表示部において、フリッカ表示とする警報監視画面表示処理ステップと、
    前記フリッカ表示の警告メッセージを個別に選択し、前記警報情報記憶部における警報メッセージの確認情報を有りと更新する警報個別確認ステップと、を有し、
    前記警報監視画面表示処理ステップは、前記警報メッセージの有りのステータスの警告メッセージのうち、前記警報メッセージの確認情報が有りである警報メッセージのフリッカ表示を停止すること、
    を特徴とするプラント監視制御装置の制御方法。
JP2013167639A 2013-08-12 2013-08-12 プラント監視制御装置、及びその制御方法 Pending JP2015036849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167639A JP2015036849A (ja) 2013-08-12 2013-08-12 プラント監視制御装置、及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167639A JP2015036849A (ja) 2013-08-12 2013-08-12 プラント監視制御装置、及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015036849A true JP2015036849A (ja) 2015-02-23

Family

ID=52687330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013167639A Pending JP2015036849A (ja) 2013-08-12 2013-08-12 プラント監視制御装置、及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015036849A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017224152A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 株式会社日立製作所 監視制御システム
CN110365631A (zh) * 2018-04-11 2019-10-22 北京视联动力国际信息技术有限公司 一种数据处理方法和视联网***

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63257399A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Chubu Electric Power Co Inc プラント監視装置
JPH03160322A (ja) * 1989-11-17 1991-07-10 Toshiba Corp プロセスアラーム表示装置
JP2000347724A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2001297382A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Ffc:Kk 情報共有化システム
JP2003186536A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Yokogawa Electric Corp アラーム監視装置
JP2006072677A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 警報表示装置
JP2012009064A (ja) * 2011-09-05 2012-01-12 Toshiba Corp 学習型プロセス異常診断装置、およびオペレータ判断推測結果収集装置
JP2012099063A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置
JP2013077053A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理装置のアラーム管理方法および記憶媒体

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63257399A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Chubu Electric Power Co Inc プラント監視装置
JPH03160322A (ja) * 1989-11-17 1991-07-10 Toshiba Corp プロセスアラーム表示装置
JP2000347724A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2001297382A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Ffc:Kk 情報共有化システム
JP2003186536A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Yokogawa Electric Corp アラーム監視装置
JP2006072677A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Mitsubishi Electric Corp 警報表示装置
JP2012099063A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置
JP2012009064A (ja) * 2011-09-05 2012-01-12 Toshiba Corp 学習型プロセス異常診断装置、およびオペレータ判断推測結果収集装置
JP2013077053A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理装置のアラーム管理方法および記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017224152A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 株式会社日立製作所 監視制御システム
CN110365631A (zh) * 2018-04-11 2019-10-22 北京视联动力国际信息技术有限公司 一种数据处理方法和视联网***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921338B2 (ja) プラント監視制御システム
US20140236844A1 (en) Systems and Methods for Product Event Management
JP2015036849A (ja) プラント監視制御装置、及びその制御方法
JP6865042B2 (ja) ナレッジ管理装置、ナレッジ管理方法およびコンピュータプログラム
JP6071627B2 (ja) 医用情報管理装置
JP2010092312A (ja) 因果関係可視化装置及び因果関係可視化方法
JP2020038464A (ja) 情報管理システム、情報管理方法、端末装置、サーバ、及び情報管理プログラム
US10606255B2 (en) Plant monitor and control system
WO2019187087A1 (ja) 作画装置、作画プログラムおよび記憶媒体
JP2015032195A (ja) 構造解析装置、構造解析方法及び構造解析プログラム
JP2007048025A (ja) プラント運転支援装置およびプラント運転支援方法
JP2017187984A (ja) 操作端末、制御方法及びコンピュータプログラム
JP2012108740A (ja) 入力支援方法及びプログラム
JP2007199796A (ja) 情報のフィルタリング装置および情報のフィルタリング方法
JP2018106577A (ja) グラフ生成装置、及び、グラフ生成方法
JP2015087834A (ja) プラント情報表示装置およびプラント情報表示方法
JP2013117754A (ja) リスク評価装置及びリスク評価プログラム
JP2014079063A (ja) 電力系統監視装置
JP2014059639A (ja) Ft計算支援プログラム、ft計算支援方法及びft計算支援装置
WO2016157620A1 (ja) 情報表示装置、情報表示方法、および情報表示システム
JP2013117755A (ja) リスク評価装置及びリスク評価プログラム
JP2015022329A (ja) 販売情報登録処理システム、販売情報登録処理端末、及び販売情報登録プログラム
Ziegler et al. App-based system diagnosis using mobile information systems
JP2015038587A (ja) プラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法
JP2020135016A (ja) 監視制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170808