JP2015036354A - 複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓 - Google Patents

複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓 Download PDF

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哲 菊地
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浩士 小島
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光夫 福田
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粛 荒巻
真行 林
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真行 林
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Abstract

【課題】複層ガラス窓の施工現場にて断熱性能を向上させることができる複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓を提供する。【解決手段】スペーサ22が枠状に構成され、少なくとも隅部36又は直線部に1ケ所以上の孔部36Cを有するスペーサ22付きガラス板12を工場から施工現場へ搬入する。次に、離型紙テープをブチルゴムから取り外し、ブチルゴムを介してスペーサ22付きガラス板12をガラス窓16に接着する。次に、孔部36Cを通じて断熱ガス注入装置100によって中空層に断熱ガスを注入する。次に、二次シール材を凹部等に充填及び塗布する。これにより、複層ガラス窓10の断熱性能を施工現場にて向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓に関する。
断熱性や防音性の観点から、ガラス窓として複層ガラス窓が多用されている。複層ガラス窓は、少なくとも2枚のガラス板とスペーサとを備えており、その2枚のガラス板をスペーサによって隔置するとともに、スペーサの両側面を一次シール材によって2枚のガラス板に接着し、2枚のガラス板の間の端縁部を二次シール材によって封着することにより構成される。
ところで、特許文献1には、建物に施工されている既存の単板構成のガラス窓に、新規のスペーサ付きガラス板を取り付けることによって、前記ガラス窓を複層ガラス窓に改築することが提案されている。既存のガラス窓を複層ガラス窓の一部として利用することにより、施工費を削減でき、かつ施工期間の短縮、既存のガラス窓の廃棄が不要、及びサッシの交換が不要という利点がある。
特許文献1の複層ガラス窓は、前記スペーサを介してブチルゴム(一次シール材)をガラス窓に接着させた後、前記ブチルゴムを介して前記スペーサをガラス窓に圧着させることにより、スペーサ付きガラス板をガラス窓に取り付けている。
また、特許文献1の複層ガラス窓は、スペーサ付きガラス板の面にLow−E膜を形成し、複層ガラス窓の断熱性能を向上させている。
特開2012−148966号公報
特許文献1の複層ガラス窓は、スペーサ付きガラス板の製造工場にてLow−E膜を形成することで、複層ガラス窓の断熱性能を向上させているが、近年では、複層ガラス窓の施工現場にて断熱性能を向上させることができる複層ガラス窓及び複層ガラス窓の組立方法が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複層ガラス窓の施工現場にて断熱性能を向上させることができる複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、前記目的を達成するために、建物の枠状の框に取り付けられた既設のガラス窓に、新設のスペーサ付きガラス板を、前記スペーサを介して接着し、前記ガラス窓と前記スペーサ付きガラス板との間に中空層を備えた複層ガラス窓において、前記スペーサは、枠状に構成されて少なくとも隅部又は直線部に1か所以上の孔部を有し、前記孔部にノズルを挿入して、前記ノズルから前記中空層に断熱ガスを注入し、前記断熱ガスの注入後、前記孔部から前記ノズルを取り外して前記孔部を閉塞することを特徴とする複層ガラス窓の組立方法を提供する。
本発明の一態様によれば、スペーサ付きガラス板を施工現場に搬入し、このスペーサ付きガラス板を、既設のガラス窓にスペーサを介して接着する。接着には、ブチルゴム等の一次シール材を用いることが好ましい。次に、スペーサに備えられた孔部にノズルを挿入し、ノズルから複層ガラス窓の中空層に、アルゴンガス又はクリプトンガス等の断熱ガスを注入する。そして、中空層の断熱ガスの濃度が規定値に達したところで断熱ガスの注入を終了し、ノズルを孔部から取り外して孔部を閉塞する。
このように本発明の一態様によれば、複層ガラス窓の施工現場にて断熱ガスを中空層に注入するので、複層ガラス窓の断熱性能を施工現場にて向上させることができる。
本発明の一態様は、前記スペーサは合金製であり、前記孔部を有する部品は、前記スペーサの一部を構成する前記スペーサの隅部又は直線部に配置される樹脂成型品であり、前記孔部は栓部材によって閉塞されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、スペーサをアルミニウム及びステンレス等の合金製とした場合、その合金製のスペーサに孔部を加工するのではなく、スペーサの隅部又は直線部に配置される樹脂成型品に孔部を加工した。これにより、合金製のスペーサに孔部を加工するよりも孔部の加工が容易になる。この孔部は断熱ガスの注入後に栓部材によって閉塞される。
本発明の一態様は、前記スペーサは樹脂の押出成型品であることが好ましい。
合金製のスペーサに対して断熱性能が高いスーパースペーサ(登録商標:Quanex Building Products Corporation製)が知られている。このスーパースペーサは樹脂の押出成型品であり、一例としてシリコーンフォームに乾燥剤が練り込まれたものである。このスーパースペーサは、アルミニウム製のスペーサと比較して熱伝導率は約1/950であり、優れたウォームエッジ性能が得られる。
本発明の一態様は、前記スーパースペーサを採用し、スーパースペーサの孔部から中空層に断熱ガスを注入することで、複層ガラス窓の断熱性能を施工現場にて向上させる。
本発明の一態様は、前記孔部は、金属製又は樹脂製の筒状のカプラを前記スペーサに貫通配置することによって備えられることが好ましい。
本発明の一態様によれば、カプラの外部開口部から中空層に断熱ガスを供給する。そして、中空層の断熱ガスの濃度が規定値に達したところで断熱ガスの注入を終了する。そして、カプラの外部開口部を閉塞した後、複層ガラス窓の周囲(スペーサの外周)にシリコーン又はポリサルファイド等の二次シール材を充填する。この工程を経ることによって、複層ガラス窓が組み立てられる。このとき、カプラの外部開口部は、二次シール材に埋設されず、二次シール材から外部に突出される。そして、経年変化によって中空層の断熱ガスが減少(希釈)した場合には、カプラの外部開口部を開放し、外部開口部から中空層に断熱ガスを再度注入する。この後、外部開口部を閉塞する。これにより、複層ガラス窓の断熱性能を長期間にわたって保証できる。
本発明の一態様は、前記ノズルは可撓管であることが好ましい。
本発明の一態様によれば、複層ガラス窓の外部から、スペーサに備えられた孔部にノズルの先端部を挿入するためには、スペーサ付きガラス板の小口面と框との間の狭い隙間(層間変位を考慮した18mmの隙間)からノズルの先端部を挿入し、そして、ノズルの先端部を孔部に向ける必要がある。すなわち、ノズルの先端部の挿入軌跡が略L字状となる。本発明の一態様によれば、ノズルが可撓管なので、ノズルの先端部をL字状に予め撓ませておくことによって、ノズルの先端部を、複層ガラス窓の外部から孔部に容易に挿入できる。
本発明の一態様は、前記ノズルは、ガス注入管と空気排気管とが同軸上に配置された二重管構造体であることが好ましい。
本発明の一態様によれば、1本のノズルによって断熱ガスの注入と、中空層の内部空気の排気とを同時に行うことができる。これにより、スペーサに備えられる孔部は1か所で済むので、孔部の加工作業、及び閉塞作業に費やす時間を短縮できる。
本発明の一態様は、前記目的を達成するために、本発明の複層ガラス窓の組立方法によって組み立てられたことを特徴とする複層ガラス窓を提供する。
本発明の一態様によれば、施工現場にて断熱性能が向上された複層ガラス窓を提供できる。
本発明の複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓によれば、複層ガラス窓の施工現場にて断熱ガスを中空層に注入するので、複層ガラス窓の断熱性能を施工現場にて向上させることができる。
実施形態の複層ガラス窓を建物の室内側から見た斜視図 実施形態のスペーサ付きガラス板の斜視図 スペーサ付きガラス板に対する断熱ガス注入装置100の接続形態を示した斜視図 スペーサ付きガラス板の製造工程を示した要部拡大側面図 ガラス窓にスペーサ付きガラス板を組み付ける直前状態を示した斜視図 図5の要部側断面図 ガラス窓にスペーサ付きガラス板を取り付けている状態を示した斜視図 スペーサを隅部において接続するコーナーキーを示した斜視図 ガラス窓にスペーサ付きガラス板が接着された複層ガラス窓の上辺縦断面図 図9に示した複層ガラス窓の下辺縦断面図 凹部に二次シール材が充填された複層ガラス窓の上辺縦断面図 短尺状のスペーサを直線上に連結する連結部材の斜視図 断熱ガス注入装置を構成するチューブ及びノズルの断面斜視図 複層ガラス窓の空気層に断熱ガスを注入する手順を示した工程図 スーパースペーサが接着されたスペーサ付きガラス板の背面斜視図 複層ガラス窓の空気層に断熱ガスを注入する手順を示した工程図 ブチルゴムが予め塗布されたコーナーキーの斜視図
以下、添付図面に従って本発明に係る複層ガラス窓の組立方法及び複層ガラス窓の好ましい実施形態を説明する。
図1は、実施形態の複層ガラス窓10を建物の室内側から見た斜視図であって、断熱ガス注入装置100が複層ガラス窓10に接続されている状態を示した斜視図である。図2は、実施形態のスペーサ付きガラス板12の全体斜視図である。図3は、図2のスペーサ付きガラス板12に対する断熱ガス注入装置100の接続形態を示した斜視図である。図4は、スペーサ付きガラス板12の製造過程を(A)〜(D)の順に示した要部拡大側面図である。図5は、建物の框14に嵌め込まれて固定された既存のガラス窓16に、スペーサ付きガラス板12を組み付ける直前状態を示した斜視図である。図6は、図5の要部側断面図である。図7は、ガラス窓16にスペーサ付きガラス板12を取り付けている状態を示した斜視図である。なお、框14は、建物の窓用開口部に備えられた四方枠である。
〔複層ガラス窓10の構成〕
図2のスペーサ付きガラス板12は、図5のガラス窓16の室内側面に、施工現場にて取り付けられることにより、ガラス窓16と共に複層ガラス窓10を構成するガラス板である。複層ガラス窓10の組立方法については後述する。なお、スペーサ付きガラス板12は、ガラス窓16の室外側面に取り付けてもよいが、施工性及び耐久性を考慮すれば、室内側面に取り付けられることが好ましい。
スペーサ付きガラス板12は図2、図3、及び図4(D)の如く、矩形状のガラス板18、非透湿性のブチルゴム20、スペーサ22、及び非透湿性のブチルゴム(一次シール材)24から構成される。また、ガラス板18は、図5に示した矩形状のガラス窓16の露出したガラス板よりも小サイズのものである。
スペーサ付きガラス板12の製造方法は、図4(A)、(B)に示すように、まずガラス板18の一方の面18Aの周辺部よりも内側に、枠状のスペーサ22の一方の側面22Aを、ブチルゴム20によって接着する。次に、図4(C)に示すようにスペーサ22の他方の側面22Bにブチルゴム24を接着する。なお、図4(D)に示すようにブチルゴム24に離型紙テープ26を接着してもよい。離型紙テープ26は、図5の如くスペーサ付きガラス板12をガラス窓16に接着する直前にブチルゴム24から取り外される。これにより、ブチルゴム24は、スペーサ付きガラス板12をガラス窓16に接着する直前まで、その接着力が保持される。
上記製造過程を経ることによって、図2に示したスペーサ付きガラス板12が工場にて製造される。なお、離型紙テープ26としては、PET製のフィルムを例示できる。また、スペーサ22としては意匠性の観点から黒色のものが好ましい。
一方、図4の如く、ガラス板18の一方の面18Aのうち、スペーサ22によって囲まれた面には、複層ガラス窓10の断熱性及び遮熱性の向上のために、Low−E(Low-Emissivity)膜28が形成される。Low−E膜28としては、第1の酸化物膜、Ag膜、第2の酸化物膜がこの順に積層されたものの他、熱線遮蔽膜自身が酸化物や窒化物であるタイプのものも適用できる。なお、Low−E膜28を保護するために、離型紙テープ26の代わりにLow−E膜28の全体を覆い保護する矩形状の保護シートをブチルゴム24に接着してもよい。また、Low−E膜28は、スパッタリング法によってガラス板18の一方の面18Aの全面に形成されるが、ブチルゴム20が接着されるガラス板18の一方の面18Aの外周部に形成された部分がトリミングされて除去される。
スペーサ22は、アルミニウム又はステンレス等の合金製の中空材によって構成され、その内部空間に粒状のシリカゲル(乾燥剤)30が封入されている。また、ガラス板18の4辺に沿って配置された4本のスペーサ22(図1参照)同士の対向する面には吸湿窓32(図4参照)が開口されている。更に、吸湿窓32が接着テープ34によって封止されている。この接着テープ34は、施工現場にてスペーサ付きガラス板12をガラス窓16に接着する直前にスペーサ22から取り外される。これにより、シリカゲル30は、スペーサ付きガラス板12がガラス窓16に接着されるまで、大気に晒されることなく新鮮な状態に保持される。
なお、図4(A)では、ブチルゴム20をガラス板18の一方の面18Aに塗布しているが、スペーサ22の一方の側面22Aにブチルゴム20を塗布してスペーサ22をガラス板18の一方の面18Aに接着してもよい。また、スペーサ22の両側にブチルゴム20、24を予め塗布しておいてもよい。更に、実施形態では、ガラス板18として単板構成の普通板ガラスを例示するが、合わせガラス、強化ガラス、倍強度ガラス、網入りガラス、熱線吸収ガラス、又は熱線反射ガラス等のガラス板であってもよい。更に、ガラス板18の取り扱い中にガラス板18を破損させないために、ガラス板18の隅部に面取り加工(例えばC面取り等)を施し、かつ小口面18Bのエッジも面取り加工しておくことが好ましい。
図8は、隣接する2本のスペーサ22の端部同士を接続するコーナーキー36を示した斜視図である。
コーナーキー36は、スペーサ22の一部を構成する樹脂成型品である。スペーサ22は、各々の端部がL字形状のコーナーキー36によって接続される。コーナーキー36は、本体ブロック36Aと、本体ブロック36Aから直角方向に延設された一対の嵌合部36B、36Bとを有し、嵌合部36B、36Bの鋸歯部を隣接する2本のスペーサ22、22の内部空間に嵌入することにより、隣接する2本のスペーサ22、22の端部同士がコーナーキー36を介して直角方向に接続される。
また、本体ブロック36Aには、本体ブロック36Aの外側端面36Dから内側端面36Eに貫通して貫通孔(孔部)36Cが備えられる。貫通孔36Cは、図5に示したガラス窓16にスペーサ付きガラス板12を接着する際の空気抜き用孔、及び断熱ガス注入用孔として利用される。つまり、ガラス窓16とスペーサ付きガラス板12との間には空気層が存在するが、ガラス窓16にスペーサ付きガラス板12を接着していく過程で生じた余分な空気が空気層から貫通孔36Cを介して外部に排気される。また、余分な空気を排気した後、図1に示すように断熱ガス注入装置100によって貫通孔36Cから断熱ガスが複層ガラス窓10の中空層15(図9〜図11参照)に注入される。これにより、複層ガラス窓10の断熱性能が施工現場にて向上される。
図8の貫通孔36Cは、断熱ガスの注入後に、キャップ(栓部材)38が嵌入されて閉塞される。キャップ38は、円錐形状の本体部38Aとツマミ部38Bとから構成され、ツマミ部38Bを作業者が摘んで本体部38Aを貫通孔36Cに嵌入する。
なお、前記空気層の非透湿性を高める観点から、キャップ38の本体部38Aを非透湿性のある樹脂製とし、かつ本体部38Aの周部にブチルゴム40を塗布しておくことが好ましい。
また、本体部38Aを貫通孔36Cに嵌入した後、後述する二次シール材を複層ガラス窓10の周部に打設する前に、ツマミ部38Bを本体部38Aから切断しておくことが好ましい。
更に、貫通孔36Cは、スペーサ22の隅部に配置された4個のコーナーキー36の全てに備える必要はなく、1個又は2個のコーナーキー36のみにあればよい。
更にまた、キャップ38に代えて金属製、合金製、又は樹脂製のシートを、ブチルゴムを介して本体ブロック36Aの外側端面36Dに接着し、貫通孔36Cを塞いでもよい。
更にまた、貫通孔36Cはコーナーキー36に限定されず、図12に示す短尺状のスペーサ23、23を、スペーサ付きガラス板12の辺部に沿った直線部で接続する、連結部材37に備えさせてもよい。この連結部材37もコーナーキー36と同様に樹脂成型品である。
連結部材37は、本体ブロック37Aと、本体ブロック37Aから同軸上に延設された嵌合部37B、37Bを備え、嵌合部37B、37Bの鋸歯部を上下に隣接する2本のスペーサ23、23の内部空間に嵌入することにより、上下に隣接する2本のスペーサ23、23の端部同士が連結部材37を介して直線上に接続される。
図9は、ガラス窓16にスペーサ付きガラス板12がスペーサ22を介してブチルゴム24により接着された複層ガラス窓10の上辺縦断面図、図10は、図9に示した複層ガラス窓10の下辺縦断面図である。図9、図10に示すように、ガラス窓16の上辺、下辺は框14の溝42にシーラント材44によって接着されている。また、ガラス窓16の下辺の小口面は図10の如くセッティングブロック46を介して溝42に支持されている。なお、図9、図10では、ガラス窓16の上辺、下辺を示しているが、両側の縦辺も同様に框14の溝42にシーラント材44によって接着されている。
また、框14の上辺中央部(図5参照)には、倒れ止め板48が配置される。倒れ止め板48は図9の如く、その上片48Aがシーラント材44の溝に嵌入されることにより、框14の上辺中央部に取り付けられ、その下片48Bがスペーサ付きガラス板12の上辺に当接される。これにより、スペーサ付きガラス板12の倒れが防止されている。
更に、図9、図10の如く、スペーサ付きガラス板12の4辺近傍であって、ガラス窓16とスペーサ22とガラス板18とによって囲まれた、一点鎖線で示す領域には、凹部50が形成される。
図11は、凹部50に二次シール材52が充填された複層ガラス窓10の上辺縦断面図である。
二次シール材52としては、ガラスに対する接着性が高いシリコーン系シーラント、又はポリサルファイド系シーラントが使用される。また、二次シール材52は染料によって黒色に着色されている。更に、二次シール材52は、凹部50の他、スペーサ付きガラス板12の4辺の外側に位置するガラス窓16の枠状の面17であって、スペーサ付きガラス板12側に向いた面17にも塗布されている。
図1の符号58は、框14の下辺においてスペーサ付きガラス板12の自重を受けるセッティングブロックであり、セッティングブロック58は、框14の下辺に間隔をあけて2個配置されている。
〔断熱ガス注入装置100の構成〕
図1、図3に示す断熱ガス注入装置100は、アルゴンガス又はクリプトンガスを供給するポンプ102、バルブ104、チューブ106、ノズル108、及び濃度計測計110を備えている。ノズル108がコーナーキー36の貫通孔36Cに嵌入される。
断熱ガス注入装置100のポンプ102は常時駆動されており、バルブ104を開閉することによって、断熱ガスの供給と停止とが行われる。バルブ104を開放すると、断熱ガスがチューブ106及びノズル108を介して複層ガラス窓10の中空層15(図9〜図11参照)に注入される。
チューブ106及びノズル108は、図13の断面斜視図に示すように、ガス注入管112と空気排気管114とが同軸上に配置された二重管構造体である。すなわち、1本のノズル108によって断熱ガスの注入と、中空層15の内部空気の排気とを同時に行うことができる。バルブ104に接続されたガス注入管112から断熱ガスを中空層15に注入すると、断熱ガスの圧力によって中空層15内の空気が空気排気管114を介して中空層15から複層ガラス窓10の外部に排気される。排気された空気は、チューブ106の基端に接続されたケーシング116に排出され、ケーシング116に取り付けられた濃度計測計110によって、排出された空気の断熱ガスの濃度が計測される。そして、計測された断熱ガスの濃度が規定値に到達したところで、中空層15に規定濃度の断熱ガスが注入されたと判断し、バルブ104を閉塞する。なお、ノズル108は、例えば蛇腹状の可撓管とすることが好ましい。
次に、複層ガラス窓10の組立方法について説明する。
複層ガラス窓10の基本的な組立方法は、スペーサ付きガラス板12を工場から、図5に示した施工現場(建築物)へ搬入する。次に、離型紙テープ26をブチルゴム24から取り外すとともに、接着テープ34をスペーサ22から取り外し、ブチルゴム24を介してスペーサ付きガラス板12をガラス窓16に接着する。次に、断熱ガス注入装置100によって中空層15に断熱ガスを注入する。次に、二次シール材52を凹部50等に充填及び塗布する。これにより、複層ガラス窓10の断熱性能を施工現場にて向上させることができる。
〔複層ガラス窓10の第1の組立方法〕
まず、スペーサ付きガラス板12の自重を受ける複数のセッティングブロック58を、図5、図6の如く框14の下辺に沿って設置する。セッティングブロック58の個数は、スペーサ付きガラス板12を框14の下辺に安定して載置するために2個以上が好ましい。また、図5の如く、框14の上片に打設されているシーラント材44に倒れ止め板48の上片48Aを嵌め込んで固定する。
次に、スペーサ付きガラス板12から離型紙テープ26を剥がし、ブチルゴム24を露出させるとともに、図4に示した接着テープ34をスペーサ22から剥がす。次に、図7の如く、スペーサ付きガラス板12の下辺側の小口面をセッティングブロック58に仮置きし、スペーサ付きガラス板12の上片の中央部を、図9の如く倒れ止め板48の下片48Bに係合させる。この後、スペーサ付きガラス板12をガラス窓16に向けて押し付けて、スペーサ付きガラス板12をブチルゴム24によってガラス窓16に接着する。
この際、ブチルゴム24のガラス窓16への密着性を向上させるために、図7のローラー62によってスペーサ付きガラス板12をガラス窓16に押し付け、ブチルゴム24を圧縮してガラス窓16に圧着させることが好ましい。この圧着時には、図8に示したコーナーキー36の空気抜き用の貫通孔36Cから中空層15内の余分な空気が外部に排気される。
図14(A)〜(D)は、複層ガラス窓10の中空層15に断熱ガスを注入する手順を示した工程図である。
図14(A)の如く、断熱ガス注入装置100のノズル108の先端をL字状に撓ませて、コーナーキー36の貫通孔36Cに嵌入し、バルブ104(図1参照)を開放して断熱ガスを中空層15に注入する。この時、中空層15内の空気は、二重管構造体の空気排気管114から複層ガラス窓10の外部に排気される。
次に、中空層15内の断熱ガス濃度が規定値に到達したことを、図1の濃度計測計110によって計測されると、バルブ104を閉塞し、断熱ガスの注入を停止する。
次に、図14(B)の如く、貫通孔36Cからノズル108の先端を引き抜き、キャップ38の本体部38Aを、ブチルゴム40を介して貫通孔36Cに嵌入し、貫通孔36Cを閉塞する。
次に、図14(C)の如く、キャップ38のツマミ部38Bを本体部38Aから切断する。
次に、図14(D)の如く、二次シール材52を所定位置に充填する。
以上の作業によって実施形態の複層ガラス窓10が組み立てられる。
〔複層ガラス窓10の第2の組立方法〕
図15は、枠状のスーパースペーサ(登録商標:Quanex Building Products Corporation製)70が接着されたスペーサ付きガラス板72の背面斜視図である。
第2の組立方法は、スーパースペーサ70に貫通孔74を形成し、貫通孔74から断熱ガスを中空層15に注入することで、複層ガラス窓10の断熱性能を施工現場にて向上させる形態である。
また、図15に示すように、貫通孔にL字形状の金属製又は樹脂製の筒状のカプラ76を貫通配置し、このカプラ76を介して断熱ガスを中空層15に注入することが好ましい。このカプラ76も二重管構造体である。
図16(A)〜(C)は、複層ガラス窓10の中空層15に断熱ガスを注入する手順を示した工程図である。
図16(A)の如く、スペーサ付きガラス板72の正面から室内側に突出しているカプラ76の外部開口部76Aに、ノズル108の先端部を、スリーブ78によって気密状態で連結する。この連結構造は、雄ねじと雌ねじとの螺合形態が好ましい。次に、断熱ガス注入装置100(図1)のバルブ104を開放して断熱ガスを中空層15に注入する。この時、中空層15内の空気は、二重管構造体のカプラ76及び空気排気管114から複層ガラス窓10の外部に排気される。
なお、カプラ76の外部開口部76Aは、スペーサ付きガラス板72の正面から室内側に突出させる必要はなく、スペーサ付きガラス板72の正面から室外側に配置してもよい。カプラ76の外部開口部76Aを、スペーサ付きガラス板72の正面から室内側に突出させれば、ノズル108との接続が容易になり、また、カプラ76の外部開口部76Aを、スペーサ付きガラス板72の正面から室外側に配置させれば、室内側から外部開口部76Aが見えづらくなるので、複層ガラス窓10の外観意匠性が向上する。
次に、中空層15内の断熱ガス濃度が規定値に到達したことを、図1の濃度計測計110によって計測されると、バルブ104を閉塞し、断熱ガスの注入を停止する。
次に、図16(B)の如く、カプラ76の外部開口部76Aからノズル108を取り外す。
次に、図16(C)の如く、カプラ76の外部開口部76Aにキャップ80を螺合により取り付けて外部開口部76Aをキャップ80によって閉塞する。この後、二次シール材52を所定位置に充填する。
以上の作業によって実施形態の複層ガラス窓10が組み立てられる。
なお、スーパースペーサ70は樹脂の押出成型品であり、一例としてシリコーンフォームに乾燥剤が練り込まれたものである。また、スーパースペーサ70の両側面にはブチルゴム(一次シール材)82が予め塗布されている。すなわち、スーパースペーサ70の押出成型時に、ブチルゴム82がスーパースペーサ70に一体的に塗布される。
図17は、ブチルゴム84が予め塗布されたコーナーキー86の斜視図である。スペーサとしてスーパースペーサ70を適用した場合には、スーパースペーサ70にブチルゴム82が予め塗布されているため、コーナーキー86においてもブチルゴム84を予め塗布しておくことにより、複層ガラス窓10の組み立てを効率よく行うことができる。
〔複層ガラス窓10の特徴〕
以上のように実施形態の複層ガラス窓10によれば、複層ガラス窓10の施工現場にて断熱ガスを中空層15に注入するので、複層ガラス窓10の断熱性能を施工現場にて向上させることができる。施工現場にて断熱性能が向上された複層ガラス窓10を提供できる。
また、図8のスペーサ22は合金製であり、貫通孔36Cを有する部品は、スペーサ22の一部を構成するコーナーキー36、又は図9に示した連結部材37であり、貫通孔36Cはキャップ38によって閉塞されることを特徴とする。
スペーサ22をアルミニウム及びステンレス等の合金製とした場合、その合金製のスペーサ22に貫通孔を加工するのではなく、スペーサ22の隅部又は直線部に配置される樹脂成型品のコーナーキー36又は連結部材37に貫通孔36C孔部を加工した。これにより、合金製のスペーサ22に貫通孔を加工するよりも貫通孔36Cの加工が容易になる。
図15の如く、スペーサとして、合金製のスペーサ22に対して断熱性能が高いスーパースペーサ70を使用したことを特徴とする。
スーパースペーサ70は、アルミニウム製のスペーサ22と比較して熱伝導率は約1/950であり、優れたウォームエッジ性能が得られる。
スーパースペーサ70を採用し、スーパースペーサ70の貫通孔74から中空層15に断熱ガスを注入することで、複層ガラス窓10の断熱性能を施工現場にて向上させたことを特徴とする。また、貫通孔74には、金属製又は樹脂製の筒状のカプラ76が貫通配置されることを特徴とする。
図16(A)〜(C)に示したように、カプラ76の外部開口部76Aから中空層15に断熱ガスを供給する。そして、中空層15の断熱ガスの濃度が規定値に達したところで断熱ガスの注入を終了する。そして、カプラ76の外部開口部76Aをキャップ80によって閉塞した後、複層ガラス窓10の周囲に二次シール材52を充填する。この工程を経ることによって、複層ガラス窓10が組み立てられる。このとき、カプラ76の外部開口部76Aは、図16(C)の如く、二次シール材52に埋設されず、二次シール材52から外部に突出される。そして、経年変化によって中空層15の断熱ガスが減少(希釈)した場合には、キャップ80を外部開口部76Aから取り外して外部開口部76Aを開放し、外部開口部76Aから中空層15に断熱ガスを再度注入する。この後、外部開口部76Aを閉塞する。これにより、複層ガラス窓10の断熱性能を長期間にわたって保証できる。
図14(A)に示すように、ノズル108は可撓管であることを特徴としている。
複層ガラス窓10の外部から、スペーサ22に備えられた貫通孔36Cにノズル108の先端部を挿入するためには、スペーサ付きガラス板12の小口面18Bと框14との間の狭い隙間(層間変位を考慮した18mmの隙間)aからノズル108の先端部を挿入し、ノズル108の先端部を貫通孔36Cに向ける必要がある。すなわち、ノズル108の先端部の挿入軌跡が略L字状となる。実施形態では、ノズル108が可撓管なので、ノズル108の先端部をL字状に予め撓ませておくことによって、ノズル108の先端部を、複層ガラス窓10の外部から貫通孔36Cに容易に挿入できる。
図13の如く、ノズル108は、ガス注入管112と空気排気管114とが同軸上に配置された二重管構造体であることを特徴とする。
1本のノズル108によって断熱ガスの注入と、中空層15の内部空気の排気とを行うことができる。これにより、スペーサ22に備えられる貫通孔36Cは1か所で済むので、貫通孔36Cの加工作業、及び閉塞作業に費やす時間を短縮できる。
〔産業上の利用可能性〕
以上、本発明の実施形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。
たとえば、矩形状の第1のガラス板と矩形状の第2のガラス板とがスペーサを介して接着されて、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に中空層が形成された複層ガラス窓であって、前記第2のガラス板は前記第1のガラス板よりも小サイズに構成され、かつ前記第2のガラス板の四辺部が前記第1のガラス板の四辺部の内側に配置された複層ガラス窓であっても、本発明のガス注入方法を適用できる。
10…複層ガラス窓、12…スペーサ付きガラス板、14…框、15…中空層、16…ガラス窓、17…面、18…ガラス板、18A…一方の面、18B…小口面、20…ブチルゴム、22…スペーサ、24…ブチルゴム、26…離型紙テープ、28…Low−E膜、30…シリカゲル、32…吸湿窓、34…接着テープ、36…コーナーキー、36A…本体ブロック、36B…嵌合部、36C…貫通孔、36D…外側端面、36E…内側端面、37…連結部材、38…キャップ、38A…本体部、38B…ツマミ部、40…ブチルゴム、42…溝、44…シーラント材、46…セッティングブロック、48…倒れ止め板、48A…上片、48B…下片、50…凹部、52…二次シール材、58…セッティングブロック、62…ローラー、70…スーパースペーサ、72…スペーサ付きガラス板、74…貫通孔、76…カプラ、76A…外部開口部、78…スリーブ、80…キャップ、82…ブチルゴム、84…ブチルゴム、86…コーナーキー、100…断熱ガス注入装置、102…ポンプ、104…バルブ、106…チューブ、108…ノズル、110…濃度計測計、112…ガス注入管、114…空気排気管、116…ケーシング

Claims (7)

  1. 建物の枠状の框に取り付けられた既設のガラス窓に、新設のスペーサ付きガラス板を、前記スペーサを介して接着し、前記ガラス窓と前記スペーサ付きガラス板との間に中空層を備えた複層ガラス窓において、
    前記スペーサは、枠状に構成されて少なくとも隅部又は直線部に1か所以上の孔部を有し、前記孔部にノズルを挿入して、前記ノズルから前記中空層に断熱ガスを注入し、前記断熱ガスの注入後、前記孔部から前記ノズルを取り外して前記孔部を閉塞することを特徴とする複層ガラス窓の組立方法。
  2. 前記スペーサは合金製であり、前記孔部を有する部品は、前記スペーサの一部を構成する前記スペーサの隅部又は直線部に配置される樹脂成型品であり、前記孔部は栓部材によって閉塞される請求項1に記載の複層ガラス窓の組立方法。
  3. 前記スペーサは樹脂の押出成型品である請求項1に記載の複層ガラス窓の組立方法。
  4. 前記孔部は、金属製又は樹脂製の筒状のカプラを前記スペーサに貫通配置することによって備えられる請求項1から3のいずれか1項に記載の複層ガラス窓の組立方法。
  5. 前記ノズルは可撓管である請求項1から4のいずれか1項に記載の複層ガラス窓の組立方法。
  6. 前記ノズルは、ガス注入管と空気排気管とが同軸上に配置された二重管構造体である請求項1から5のいずれか1項に記載の複層ガラス窓の組立方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の複層ガラス窓の組立方法によって組み立てられたことを特徴とする複層ガラス窓。
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