JP2015032685A - チルトパネル装置及び電子機器 - Google Patents

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久幸 赤羽
Hisayuki Akaha
久幸 赤羽
東郷 克美
Katsumi Togo
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Abstract

【課題】フレキシブルフラットケーブル(FFC)を有するチルトパネル装置において該FFCにかかる屈曲負荷を軽減する。【解決手段】筐体3と、筐体3に対して閉じた第1姿勢と筐体3に対して開いた第2姿勢との間で回動可能なチルトパネル4と、を備え、筐体3とチルトパネル4とは、FFC7で接続され、FFC7は、前記第1姿勢では、前記FFC7の第1面11側に曲がり、前記第2姿勢では、前記第1姿勢での屈曲位置14と異なる位置15において、第1面11と反対側の第2面12側に曲がる。【選択図】図2

Description

本発明は、フレキシブルフラットケーブルを有するチルトパネル装置及び該チルトパネ
ル装置を備える記録装置に関する。
従来から、フレキシブルフラットケーブル(FFC)を有するチルトパネル装置が使用
されている。このようなチルトパネル装置においては、装置本体の筐体と、前記筐体に対
して回動可能なチルトパネルと、がFFCで接続されている。例えば、特許文献1には、
チルトパネルの回動支点側からフラットケーブルを該チルトパネルに挿入した構成のチル
トパネル装置が開示されている。
一方、近年、電子機器の小型化が求められており、チルトパネル装置を備える記録装置
においても同様である。このため、チルトパネル装置の装置本体内において、FFCを配
置するスペースが狭くなる傾向にある。
特開2003−269440号公報
しかしながら、FFCを配置するスペースが狭くなると、装置本体の筐体に対してチル
トパネルを回動させることに伴ってFFCにかかる屈曲負荷(FFCを曲げることにより
該FFCにかかる負荷)が大きくなる傾向にある。チルトパネルの回動に伴うFFCの屈
曲角度の変化が小さくなるようにFFCを配置することが困難になるためである。FFC
にかかる屈曲負荷が大きくなるとFFCが断線する虞等がある。
特に、FFCを配置するスペースが狭くなることで、チルトパネルの回動に伴って、F
FCの同じ部分が反対方向に屈曲し、屈曲負荷が大きくなる場合があった。
なお、特許文献1で開示されるチルトパネル装置では、FFCを配置するスペースが広
くとられており、FFCを配置するスペースが狭い場合においてチルトパネルの回動に伴
うFFCにかかる屈曲負荷が大きくなるという課題に関する記載及び示唆はない。
そこで、本発明の目的は、FFCを有するチルトパネル装置において該FFCにかかる
屈曲負荷を軽減することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様のチルトパネル装置は、筐体と、前記筐
体に対して閉じた第1姿勢と前記筐体に対して開いた第2姿勢との間で回動可能なチルト
パネルと、を備え、前記チルトパネルは、回動支点側に開口部を有し、前記筐体に一端が
接続されるフレキシブルフラットケーブルの他端が、前記開口部から通された状態で接続
され、前記筐体は、前記フレキシブルフラットケーブルを該筐体内部に導入する導入部を
備え、前記開口部には、前記チルトパネルの回動動作において前記フレキシブルフラット
ケーブルの第1面と接触する側に、第1部材が該チルトパネルの外側方向に向けて突設さ
れ、前記フレキシブルフラットケーブルは、前記チルトパネルが前記第1姿勢の状態にお
いては、前記第1部材の前記外側方向の先端部近傍で、前記第1面側に曲がり、下部に下
がり、前記導入部より前記筐体内部に導入し、前記チルトパネルが前記第2姿勢の状態に
おいては、前記開口部における前記第1部材が設けられた側と対向する側の部分に接触し
、前記第1面と反対側の第2面側に曲がり、前記導入部より前記筐体内部に導入すること
を特徴とする。
本態様によれば、前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)は、前記チルトパネル
が前記第1姿勢の状態においては、前記第1部材の前記外側方向の先端部近傍で、前記第
1面側に曲がる。また、前記チルトパネルが前記第2姿勢の状態においては、前記開口部
における前記第1部材が設けられた側と対向する側の部分に接触し、前記第1面と反対側
の第2面側に曲がる。ここで、前記外側方向において、前記第1部材の前記外側方向の先
端部の位置と、前記開口部における前記第1部材が設けられた側と対向する側の部分の位
置とは、ずれている。前記開口部における前記第1部材が設けられた側と対向する側の部
分に、前記外側方向に向かう部材は設けられていないためである。すなわち、前記FFC
は、前記チルトパネルが前記第1姿勢の状態と前記第2姿勢の状態とで、異なる部分が曲
がる。このため、前記FFCにかかる屈曲負荷を軽減することができる。
上記課題を解決するための本発明の第2の態様のチルトパネル装置は、前記導入部には
、前記チルトパネル側に形成された筐体内壁部が形成され、前記フレキシブルフラットケ
ーブルは、前記第2姿勢の状態においては、前記筐体内壁部と接触し、前記筐体内部に導
入することを特徴とする。
本態様によれば、前記導入部には、前記チルトパネル側に形成された筐体内壁部が形成
され、前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)は、前記第2姿勢の状態においては
、前記筐体内壁部と接触し、前記筐体内部に導入する構成のチルトパネル装置において、
前記FFCにかかる屈曲負荷を軽減することができる。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記筐体と前記チルトパネルの間には、隙間が形成
され、前記筐体上部には段差部が形成され、前記段差部の上面にスキャナーが載置可能な
、前記第1又は第2に記載のチルトパネル装置を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記筐体と前記チルトパネルの間には、隙間が形成され、前記筐体上
部には段差部が形成され、前記段差部の上面にスキャナーが載置可能な、前記第1又は第
2に記載のチルトパネル装置を備える記録装置において、前記FFCにかかる屈曲負荷を
軽減することができる。
本発明の実施例1に係るチルトパネル装置を備える記録装置を表す概略斜視図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを閉じた状態を表す概略側面断面図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを開いた状態を表す概略側面断面図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを閉じた状態におけるFFCを記録装置の背面側から見た概略斜視図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを開いた状態におけるFFCを記録装置の背面側から見た概略斜視図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置のチルトパネルにFFCが接続された状態を表す概略斜視図。 本発明の実施例1に係るチルトパネル装置のチルトパネルにFFCが接続された状態を表す概略斜視図。 本発明の実施例1例に係るチルトパネル装置を備える記録装置のカバー部を表す拡大図。 本発明の実施例2に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを閉じた状態を表す概略側面断面図。 本発明の実施例2に係るチルトパネル装置においてチルトパネルを開いた状態を表す概略側面断面図。
[実施例1](図1〜図8)
以下に、本発明の実施例1のチルトパネル装置及び該チルトパネル装置を備える電子機
器としての記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施例の記録装置1は、本発明の一実施例に係るチルトパネル装置2を備える記録装
置である。しかしながら、本発明のチルトパネル装置は記録装置に備えられるチルトパネ
ル装置に限定されず、本発明の電子機器は記録装置に限定されない。
最初に、本実施例の記録装置1の概略構成について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。
なお、本明細書において「屈曲」とは、折り目が付く状態まで曲げられる状態を意味し
、折り目が付く又は付かないに限られずに曲げられる場合は、単に曲がると表現している

本実施例の記録装置1は、筐体3と、筐体3に対して閉じた第1姿勢と筐体3に対して
開いた第2姿勢との間で回動可能なチルトパネル4と、を備えるチルトパネル装置2を備
えている。なお、図1では、チルトパネル4は筐体3に対して閉じた第1姿勢を表してい
るが、チルトパネル4は筐体3に対して方向Aに回動することにより筐体3に対して開い
た第2姿勢を取ることができる。
本実施例の記録装置1は、チルトパネル4の上側に回動支点19(図2及び図3参照)
を備える構成であり、チルトパネル4の回動支点19側には、チルトパネル4と筐体3と
の隙間5が空いているが、記録装置1の上部には該隙間5の一部を含んでカバーするカバ
ー部6が設けられている。また、筐体3の上部には段差部22(図2及び図3参照)が形
成され、段差部22の上面には、スキャナー24を載置するスキャナー載置部23が形成
されている。
次に、本実施例のチルトパネル装置2において、チルトパネル4が筐体3に対して閉じ
た第1姿勢に位置する状態におけるFFC7の配置と、チルトパネル4が筐体3に対して
開いた第2姿勢に位置する状態におけるFFC7の配置について説明する。
図2は本実施例のチルトパネル装置2においてチルトパネル4を閉じた状態(第1姿勢
)を表す概略側面断面図であり、図3は本実施例のチルトパネル装置2においてチルトパ
ネル4を開いた状態(第2姿勢)を表す概略側面断面図である。
図2及び図3で表されるように、チルトパネル4は、回動支点19側に開口部8を有し
、筐体3に一端が接続されるFFC7の他端が、開口部8から通された状態で接続されて
いる。
ここで、筐体3は、FFC7を該筐体3内部に導入する導入部20を備えている。なお
、導入部20には、チルトパネル4側に形成された筐体内壁部21が形成されている。
また、開口部8には、チルトパネル4の回動動作において内角側の面となるFFC7の
第1面11と接触する側に、第1部材としての第1板状部材9が該チルトパネル4の外側
方向Bに向けて設けられ(突設され)ている。一方、第1板状部材9が設けられた側と対
向する側の部分15に、外側方向Bに向かう部材は設けられていない。
そして、チルトパネル4が第1姿勢の状態である図2で表されるように、FFC7は、
チルトパネル4が第1姿勢の状態においては、第1板状部材9の外側方向Bの先端部14
近傍で、第1面11側に曲がり、下部に下がり、導入部20より筐体3内部に導入してい
る。
一方、チルトパネル4が第2姿勢の状態である図3で表されるように、FFC7は、チ
ルトパネル4が第2姿勢の状態においては、開口部8における第1板状部材9が設けられ
た側と対向する側の部分15に接触し、第1面11と反対側の第2面12側に曲がり、導
入部20において筐体内壁部21と接触し、筐体3内部に導入している。
このような構成により、本実施例のチルトパネル装置2は、外側方向Bにおいて、第1
板状部材9の外側方向Bの先端部14の位置と、開口部8における第1板状部材9が設け
られた側と対向する側の部分15の位置とは、ずれている。開口部8における第1板状部
材9が設けられた側と対向する側の部分15に、外側方向Bに向かう部材は設けられてい
ないためである。すなわち、FFC7は、チルトパネル4が前記第1姿勢の状態(図2)
と前記第2姿勢の状態(図3)とで、異なる部分が曲がる。このため、本実施例のチルト
パネル装置2は、FFC7にかかる屈曲負荷を軽減している。
なお、本実施例の第1板状部材9は可撓性を有さないが、第1板状部材9は可撓性を有
していてもよい。第1板状部材9は可撓性を有していれば、チルトパネル4の回動に伴う
FFC7の屈曲角度の変化を該第1板状部材9自体の撓み変形によって軽減でき、FFC
7にかかる屈曲負荷を軽減することができる。
また、本実施例のチルトパネル装置2では、開口部8は、回動支点19よりもチルトパ
ネル4の該回動支点19側の端部16に近い位置に設けられている。
このような構成により、本実施例のチルトパネル装置2は、FFC7における筐体3の
外側に位置する部分であってチルトパネル4の外側に位置する部分13を少なくすること
ができる。すなわち、チルトパネル装置2の外部から確認できるFFC7の該部分13を
減らすことで見た目を良くするとともにチルトパネル装置2外部の電磁波の影響を軽減す
ることができる。ただしこのような構成に限定されない。
また、本実施例のチルトパネル装置2では、FFC7の前記部分13は、絶縁性部材で
保護されている。
このような構成により、本実施例のチルトパネル装置2は、チルトパネル装置2外部の
電磁波の影響を軽減している。
なお、本実施例のチルトパネル装置2は、絶縁性シートがFFC7の前記部分13に巻
かれることにより、FFC7の前記部分13が絶縁性部材で保護されているが、このよう
な構成に限定されず、例えば、FFC7が絶縁性部材を用いて構成されていてもよい。
また、本実施例のチルトパネル装置2では、FFC7の前記部分13に巻かれた絶縁性
シートの色を、チルトパネル4及び筐体3におけるFFC7の前記部分13の周辺部分の
色と揃えて、FFC7が目立たないように見た目を良くしている。ただしこのような構成
に限定されない。
次に、本実施例のチルトパネル装置2において、チルトパネル4が筐体3に対して閉じ
た第1姿勢に位置する状態におけるFFC7の配置と、チルトパネル4が筐体3に対して
開いた第2姿勢に位置する状態におけるFFC7の配置についてさらに説明する。
図4は本実施例のチルトパネル装置2においてチルトパネル4を閉じた状態(第1姿勢
)におけるFFC7を記録装置1の背面側から見た概略斜視図であり、図5は本実施例の
チルトパネル装置2においてチルトパネル4を開いた状態(第2姿勢)におけるFFC7
を記録装置1の背面側から見た概略斜視図である。
図4で表されるように、チルトパネル4が第1姿勢の状態の場合、第1板状部材9の先
端部14により、FFC7は、該先端部14に対応する位置において第1面11側に曲が
る。なお、本実施例のチルトパネル装置2ではこの際の屈曲角度は約90°である。
一方、図5で表されるように、チルトパネル4が第2姿勢の状態の場合、第1板状部材
9が設けられた側と対向する側の開口部8の部分15により、FFC7は、該部分15に
対応する位置において第2面12側に曲がる。なお、本実施例のチルトパネル装置2では
この際の屈曲角度は約72°である。
なお、屈曲角度とは、FFC7が曲がっていない(屈曲していない)状態を0°とし、
曲がっていない状態から何度曲がって(屈曲して)いるかを示すものである。
次に、チルトパネル4について詳細に説明する。
図6及び図7は、本実施例のチルトパネル装置2のチルトパネル4にFFC7が接続さ
れた状態を夫々異なる角度から表す概略斜視図である。
図6及び図7で表されるように、本実施例のチルトパネル装置2のチルトパネル4は、
FFC7が開口部8から通された状態で、該FFC7が接続される。チルトパネル4は回
動支点19を基準にして方向Aに回動するが、該回動は、ギア17を介してチルトパネル
4に方向Aの動力を付与することにより行われる。
次に、本実施例のチルトパネル装置2のカバー部6について詳細に説明する。
図8は本実施例の記録装置1のカバー部6を表す拡大図であり、カバー部6はチルトパ
ネル装置2のカバー部を兼ねている。
本実施例のチルトパネル装置2は、FFC7における筐体3の外側に位置する部分であ
って前記チルトパネルの外側に位置する部分13の少なくとも一部を、FFC7の第2面
12側からカバーするカバー部6を備える。
このような構成により、本実施例のチルトパネル装置2は、チルトパネル4と筐体3と
の隙間5を狭くしている。このため、FFC7の前記部分13の少なくとも一部をカバー
して隠し、見た目を良くするとともにチルトパネル装置外部の電磁波の影響を軽減してい
る。
[実施例2](図9〜図10)
以下に、実施例2のチルトパネル装置を備える記録装置について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
図9は本実施例のチルトパネル装置2においてチルトパネル4を閉じた状態(第1姿勢
)を表す概略側面断面図であり、図10は本実施例のチルトパネル装置2においてチルト
パネル4を開いた状態(第2姿勢)を表す概略側面断面図である。
なお、本実施例の記録装置1は、開口部8において、第1板状部材9と対向する側に、
該第1板状部材9よりも外側方向Bにおいて短い第2部材としての第2板状部材10が該
外側方向Bに向けて設けられる点のみにおいて、実施例1の記録装置と相違する。
本実施例のチルトパネル装置2は、筐体3と、筐体3に対して閉じた第1姿勢と筐体3
に対して開いた第2姿勢との間で回動可能なチルトパネル4と、を備えている。
そして、チルトパネル4は、回動支点13側に開口部8を有し、筐体3に一端が接続さ
れるFFC7の他端が、開口部8から通された状態で接続されている。
ここで、筐体3は、FFC7を該筐体3内部に導入する導入部20を備えている。なお
、導入部20には、チルトパネル4側に形成された筐体内壁部21が形成されている。
また、開口部8には、チルトパネル4の回動動作において内角側の面となるFFC7の
第1面11と接触する側に、第1板状部材9が該チルトパネル4の外側方向Bに向けて設
けられ(突設され)ている。そして、第1板状部材9と対向する側に、該第1板状部材9
よりも外側方向Bにおいて短い第2板状部材10が該外側方向Bに向けて設けられ(突設
され)ている。
また、図9で表されるように、FFC7は、チルトパネル4が第1姿勢の状態において
は、第1板状部材9の外側方向Bの先端部14近傍で、第1面11側に曲がり、下部に下
がり、導入部20より筐体3内部に導入している。
一方、図10で表されるように、FFC7は、チルトパネル4が第2姿勢の状態におい
ては、第2板状部材10の外側方向Bの先端部18近傍で、第1面11と反対側の第2面
12側に曲がり、導入部20において筐体内壁部21と接触し、筐体3内部に導入してい
る。
このような構成により、本実施例のチルトパネル装置2は、外側方向Bにおいて、第1
板状部材9の外側方向Bの先端部14の位置と、第2板状部材10の外側方向Bの先端部
18の位置とは、ずれている。すなわち、FFC7は、チルトパネル4が第1姿勢の状態
(図9)と第2姿勢の状態(図10)とで、異なる部分が曲がる。このため、FFC7に
かかる屈曲負荷を軽減している。
また、本実施例のチルトパネル装置2は、第2板状部材10により、FFC7の一部を
カバーして隠し、見た目を良くするとともにチルトパネル装置外部の電磁波の影響を軽減
している。
なお、本実施例の第1板状部材9及び第2板状部材10は何れも可撓性を有さないが、
第1板状部材9及び第2板状部材10の少なくとも一方は可撓性を有していてもよい。第
1板状部材9及び第2板状部材10の少なくとも一方が可撓性を有していれば、チルトパ
ネル4の回動に伴うFFC7の屈曲角度の変化を軽減でき、FFC7にかかる屈曲負荷を
軽減することができる。
なお、第1板状部材9及び第2板状部材10の両方が可撓性を有する場合、特に効果的
にチルトパネル4の回動に伴うFFC7の屈曲角度の変化を軽減できる。
以上の実施例1及び2で表されるように、本発明の実施例に係るチルトパネル装置は、
筐体3と、筐体3に対して閉じた第1姿勢と筐体3に対して開いた第2姿勢との間で回動
可能なチルトパネル4と、を備え、筐体3とチルトパネル4とは、FFC7で接続され、
FFC7は、前記第1姿勢では、前記FFC7の第1面11側に曲がり、前記第2姿勢で
は、前記第1姿勢での屈曲位置(第1板状部材9の先端部14)と異なる位置(第1板状
部材9が設けられた側と対向する側の開口部8の部分15、第2板状部材10の先端部1
8)において、第1面11と反対側の第2面12側に曲がることを特徴とする。
このような構成により、FFC7は、チルトパネル4が前記第1姿勢の状態と前記第2
姿勢の状態とで、異なる部分が曲がる。このため、FFC7にかかる屈曲負荷を軽減して
いる。
1 記録装置、2 チルトパネル装置、3 筐体、4 チルトパネル、
5 チルトパネル4と筐体3との隙間、6 カバー部、
7 フレキシブルフラットケーブル(FFC)、8 開口部、
9 第1板状部材(第1部材)、10 第2板状部材(第2部材)、
11 FFC7の第1面、12 FFC7の第2面、
13 FFC7における筐体3の外側に位置する部分であってチルトパネル4の外側に
位置する部分、
14 第1板状部材9の先端部、
15 第1板状部材9が設けられた側と対向する側の開口部8の部分、
16 チルトパネル4の回動支点13側の端部、17 ギア、
18 第2板状部材10の先端部、19 回動支点、20 導入部、
21 筐体内壁部、22 段差部、23 スキャナー載置部、24 スキャナー

Claims (3)

  1. 筐体と、前記筐体に対して閉じた第1姿勢と前記筐体に対して開いた第2姿勢との間で
    回動可能なチルトパネルと、を備え、
    前記チルトパネルは、
    回動支点側に開口部を有し、
    前記筐体に一端が接続されるフレキシブルフラットケーブルの他端が、前記開口部か
    ら通された状態で接続され、
    前記筐体は、
    前記フレキシブルフラットケーブルを該筐体内部に導入する導入部を備え、
    前記開口部には、
    前記チルトパネルの回動動作において前記フレキシブルフラットケーブルの第1面と
    接触する側に、第1部材が該チルトパネルの外側方向に向けて突設され、
    前記フレキシブルフラットケーブルは、
    前記チルトパネルが前記第1姿勢の状態においては、前記第1部材の前記外側方向の
    先端部近傍で、前記第1面側に曲がり、下部に下がり、前記導入部より前記筐体内部に導
    入し、
    前記チルトパネルが前記第2姿勢の状態においては、前記開口部における前記第1部
    材が設けられた側と対向する側の部分に接触し、前記第1面と反対側の第2面側に曲がり
    、前記導入部より前記筐体内部に導入する
    ことを特徴とするチルトパネル装置。
  2. 請求項1に記載のチルトパネル装置において、
    前記導入部には、前記チルトパネル側に形成された筐体内壁部が形成され、
    前記フレキシブルフラットケーブルは、
    前記第2姿勢の状態においては、前記筐体内壁部と接触し、前記筐体内部に導入する
    ことを特徴とするチルトパネル装置。
  3. 前記筐体と前記チルトパネルの間には、隙間が形成され、前記筐体上部には段差部が形
    成され、前記段差部の上面にスキャナーが載置可能な、請求項1又は請求項2に記載のチ
    ルトパネル装置を備える
    ことを特徴とする記録装置。
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