JP2015031756A - カラオケシステム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態に係るカラオケシステム10は、図1に示すように、伝送路(専用電話回線、汎用回線、インターネット等)200により接続された少なくとも2機のカラオケ装置(マスター側カラオケ装置10aとスレーブ側カラオケ装置10b)において、同一のカラオケ楽曲の演奏同期をとりながら、各カラオケ装置(マスター側カラオケ装置10aとスレーブ側カラオケ装置10b)において同時に歌唱を行う機能を有し、カラオケ装置のうちのいずれか1機をマスター側カラオケ装置10aとするとともに、その他のカラオケ装置をスレーブ側カラオケ装置10bとしたシステムである。
伝送路200は、専用電話回線、汎用回線(一般電話回線)、インターネット、光通信網、LAN及びこれらを組み合わせた通信回線等を使用することができる。使用する伝送路200は、カラオケ装置が設置された環境等に応じて、適宜選択することができるが、特に、混合音声信号やスレーブ歌唱信号の送受信を行う伝送路200は、可能な限りデータ伝送の遅延をなくすために、専用電話回線を用いることが好ましい。また、データ伝送の遅延が問題とならない場合には、インターネットのVPN機能等を用いて、データの送受信を行ってもよい。
また、本発明の実施形態に係るカラオケシステムにおいて、カラオケ装置(マスター側カラオケ装置10aとスレーブ側カラオケ装置10b)は、伝送路200を介して管理サーバ300と接続されている。管理サーバ300は、会員情報の管理、カラオケ装置に対する楽曲データの配信、録音録画データの公開等を行うためのサーバである。なお、単独の管理サーバ300により、上述した複数の機能を実現するのではなく、各機能に特化したサーバを設け、各サーバにより各機能を実現してもよい。この際、仮想化技術により、1つのサーバに複数の機能を持たせることもできる。
上述したように、カラオケ装置は、マスター側カラオケ装置10a及びスレーブ側カラオケ装置10bからなり、各カラオケ装置はカラオケ演奏を行うための基本的な構成を備えている。そして、通信デュエット歌唱の選曲予約の態様等により、マスター側カラオケ装置10aとして機能するか、あるいはスレーブ側カラオケ装置10bとして機能するかが決定される。
マスター側カラオケ装置10aは、上述した基本的な構成要素とともに、図2に示すように、カラオケ演奏信号出力手段A、マスター歌唱信号出力手段B、重畳信号受信手段C、デコード手段D、混合信号送信手段E、マスターミキシング手段Fを備えている。以下、上述した基本的な構成を含めて、本実施形態について詳細に説明する。なお、上述した基本的な構成の説明と、以下に示す具体的な構成の説明とでは、構成要素の機能の説明を容易なものとするため用語が異なっている場合があるが、これは説明のための便宜的な相違であり、本質的な相違ではない(スレーブ側カラオケ装置10bにおいても同様)。
カラオケ演奏信号出力手段Aは、カラオケ演奏信号を出力するための電子機器からなり、図2に示す例では、音源部40がカラオケ演奏信号出力手段Aに相当する。
マスター歌唱信号出力手段Bは、マスター歌唱信号を出力するための電子機器からなり、図2に示す例では、エフェクタ50がマスター歌唱信号出力手段Bに相当する。このように、マスター歌唱信号出力手段Bは、エフェクト処理済みのマスター歌唱信号を出力することができる。
重畳信号受信手段Cは、スレーブ側カラオケ装置10bにおいてスレーブ歌唱信号に制御信号を重畳した重畳信号を、伝送路200を介して、スレーブ側カラオケ装置10bから受信するための電子機器からなる。図2に示す例では、伝送データ送受信部30において、スレーブ側カラオケ装置10bから受信した重畳信号をカラオケ本体部10へ伝送するための回路部が重畳信号受信手段Cに相当する。
デコード手段Dは、重畳信号受信手段Cが受信した重畳信号をデコードして、スレーブ歌唱信号と制御信号とを出力するための電子回路からなり、図2に示す例では、デコーダ80がデコード手段Dに相当する。
混合信号送信手段Eは、カラオケ演奏信号出力手段Aが出力したカラオケ演奏信号と、マスター歌唱信号出力手段Bから出力され、デコード手段Dがデコードした制御信号の制御値に基づいて出力調整されたマスター歌唱信号とをミキシングして、混合信号を生成し、伝送路200を介して、混合信号をスレーブ側カラオケ装置10bに送信するための電子回路からなり、図2に示す例では、マスター歌唱信号の信号線及びマスター歌唱信号の出力調整を行うためのボリューム90と、伝送データ送受信部30の混合信号の信号線を含む回路部が混合信号送信手段Eに相当する。
マスターミキシング手段Fは、カラオケ演奏信号出力手段Aが出力したカラオケ演奏信号と、マスター側歌唱信号出力手段Bが出力したマスター歌唱信号と、デコード手段Dが出力したスレーブ歌唱信号とを、それぞれ任意の音量レベルでミキシングして出力するための電子回路からなり、図2に示す例では、ミキサ60がマスターミキシング手段Fに相当する。
スレーブ側カラオケ装置10bは、上述した基本的な構成要素とともに、図3に示すように、スレーブ歌唱信号出力手段Gと、制御信号取得手段Hと、重畳信号送信手段Iと、混合信号受信手段Jと、スレーブミキシング手段Kを備えている。スレーブ側カラオケ装置10bの構成はマスター側カラオケ装置10aとほぼ同様であり、図3に示すように、カラオケ本体部20と、伝送データ送受信部30に大別することができる。カラオケ本体部20は、音源部40、エフェクタ50、ミキサ160、エンコーダ70、デコーダ80を主要な構成要素としている。エフェクタ50には、マイクロホン100から歌唱音声信号(スレーブ歌唱信号)が入力され、ミキサ160でミキシングされた音声信号(カラオケ演奏信号とマスター歌唱信号との混合信号、スレーブ歌唱信号)は、アンプ110に出力される。
本実施形態のスレーブ側カラオケ装置10bは、スレーブミキシング手段Kにおける混合信号の音量レベルを制御するとともに、制御信号の制御値を規定するための第1の操作子と、制御信号の制御値を規定するための第2の操作子と、スレーブミキシング手段Kにおけるスレーブ歌唱信号の音量レベルを制御するための第3の操作子を備えている。これらの操作子は、例えば、カラオケリモコン装置の入出力画面(タッチパネル)に表示される。そして、利用者が入出力画面(タッチパネル)に表示された各操作子をタップしたりドラッグ・アンド・ドロップしたりすることにより、各操作子を操作することができる。
スレーブ歌唱信号出力手段Gは、スレーブ歌唱信号を出力するための電子回路からなり、図3に示す例では、エフェクタ50がスレーブ歌唱信号出力手段Gに相当する。このように、スレーブ歌唱信号出力手段Gは、エフェクト処理済みのスレーブ歌唱信号を出力することができる。
制御信号取得手段Hは、制御値を規定する制御信号を取得するための電子回路からなり、図3に示す例では、エンコーダ70に接続されたボリューム120が制御信号取得手段Hに相当する。また、本実施形態では、第2の操作子によりボリューム120を制御し、エンコーダ70でスレーブ歌唱信号に重畳する制御信号の制御値を規定する。
重畳信号送信手段Iは、スレーブ歌唱信号出力手段Gが出力したスレーブ歌唱信号に、制御信号取得手段Hにより取得した制御信号を重畳した重畳信号を、伝送路200を介して、マスター側カラオケ装置10aに送信するための電子回路からなり、図3に示す例では、スレーブ歌唱信号の信号線及びエンコーダ70と、伝送データ送受信部30の重畳信号の信号線を含む回路が重畳信号送信手段Iに相当する。
混合信号受信手段Jは、混合信号送信手段Eにより送信された混合信号を、伝送路200を介して受信するための電子回路からなり、図3に示す例では、伝送データ送受信部30の信号線を含む回路部が混合信号受信手段Jに相当する。
スレーブミキシング手段Kは、スレーブ歌唱信号出力手段Gが出力したスレーブ歌唱信号と、混合信号受信手段Jが受信した混合信号とを、任意の音量レベルでミキシングして出力するための電子回路からなり、図3に示す例では、ミキサ160がスレーブミキシング手段Kに相当する。
本発明のシステム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
10b スレーブ側カラオケ装置
20 カラオケ本体部
30 伝送データ送受信部
40 音源部
50 エフェクタ
60 ミキサ
60a カラオケ演奏音量調整ボリューム
60b マスター歌唱音量調整ボリューム
60c スレーブ歌唱音量調整ボリューム
70 エンコーダ
80 デコーダ
90 ボリューム
100 マイクロホン
110 アンプ
120 ボリューム
160 ミキサ
160a カラオケ演奏音量調整ボリューム
160b スレーブ歌唱音量調整ボリューム
160c 混合音量調整ボリューム
200 伝送路
300 管理サーバ
A カラオケ演奏信号出力手段
B マスター歌唱信号出力手段
C 重畳信号受信手段
D デコード手段
E 混合信号送信手段
F マスターミキシング手段
G スレーブ歌唱信号出力手段
H 制御信号取得手段
I 重畳信号送信手段
J 混合信号受信手段
K スレーブミキシング手段
Claims (3)
- 伝送路により通信可能に接続されたマスター側カラオケ装置とスレーブ側カラオケ装置とからなるカラオケシステムであって、
前記マスター側カラオケ装置は、
カラオケ演奏信号を出力するカラオケ演奏信号出力手段と、
マスター歌唱信号を出力するマスター歌唱信号出力手段と、
前記スレーブ側カラオケ装置においてスレーブ歌唱信号に制御信号を重畳した重畳信号を、前記伝送路を介して、前記スレーブ側カラオケ装置から受信する重畳信号受信手段と、
前記重畳信号受信手段が受信した前記重畳信号をデコードして、前記スレーブ歌唱信号と前記制御信号とを出力するデコード手段と、
前記カラオケ演奏信号出力手段が出力した前記カラオケ演奏信号と、前記マスター歌唱信号出力手段が出力した前記マスター歌唱信号とを、前記デコード手段がデコードした前記制御信号の制御値に基づいてミキシングして混合信号を生成し、前記伝送路を介して、前記混合信号を前記スレーブ側カラオケ装置に送信する混合信号送信手段と、
前記カラオケ演奏信号出力手段が出力した前記カラオケ演奏信号と、前記マスター側歌唱信号出力手段が出力した前記マスター歌唱信号と、前記デコード手段が出力した前記スレーブ歌唱信号とを、それぞれ任意の音量レベルでミキシングして出力するマスターミキシング手段と、
を備え、
前記スレーブ側カラオケ装置は、
前記スレーブ歌唱信号を出力するスレーブ歌唱信号出力手段と、
前記制御値が規定された制御信号を取得する制御信号取得手段と、
前記スレーブ歌唱信号出力手段が出力した前記スレーブ歌唱信号に、前記制御信号取得手段により取得した制御信号を重畳した重畳信号を、前記伝送路を介して、前記マスター側カラオケ装置に送信する重畳信号送信手段と、
前記混合信号送信手段により送信された前記混合信号を、前記伝送路を介して受信する混合信号受信手段と、
前記スレーブ歌唱信号出力手段が出力した前記スレーブ歌唱信号と、前記混合信号受信手段が受信した混合信号とを、任意の音量レベルでミキシングして出力するスレーブミキシング手段と、
を備えたことを特徴とするカラオケシステム。 - 前記スレーブ側カラオケ装置は、少なくとも3つの操作子を備え、
第1の操作子の出力値に応じて、前記スレーブミキシング手段における前記混合信号の音量レベルを制御するとともに、前記制御信号の制御値を規定し、
第2の操作子の出力値に応じて、前記制御信号の制御値を規定し、
第3の操作子の出力値に応じて、前記スレーブミキシング手段における前記スレーブ歌唱信号の音量レベルを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。 - 前記マスター歌唱信号出力手段は、エフェクト処理済みの前記マスター歌唱信号を出力し、
前記スレーブ歌唱信号出力手段は、エフェクト処理済みの前記スレーブ歌唱信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラオケシステム。
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JP2011215221A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケ歌唱者映像及び歌唱音声記録システム |
JP2011242560A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Yamaha Corp | セッション端末及びネットワークセッションシステム |
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- 2013-07-31 JP JP2013159789A patent/JP6182011B2/ja active Active
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