JP2015031393A - 流量制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の凍結によるバルブ体の作動不良を防止する。
【解決手段】PCVバルブ10は、流入口17及び流出口20を有するケース12内にバルブ体14が往復動可能に収容される。ケース12内に計量孔部23が形成される。バルブ体14に先端側部分よりも基端側部分が拡径された計量軸部26が形成される。バルブ体14の計量軸部26を計量孔部23内に挿入し、その往復動方向における計量軸部26の位置を変化させることにより、計量孔部23と計量軸部26との間の隙間を通過する流量を計量する。計量孔部23には、半径方向内方へ突出する複数の凸部23aと半径方向外方へ凹む複数の凹部23bとが周方向に交互に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体の流量を制御する流量制御弁に関する。
流量制御弁の代表例として、例えば、自動車等の車両における内燃機関(エンジン)のブローバイガス還元装置に用いられるPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブを挙げることができる(例えば特許文献1参照)。
PCVバルブの従来例について説明する。図17はPCVバルブを示す断面図である。
図17に示すように、PCVバルブ100は、流出口102及び流入口103を有する断面円形状のケース104と、ケース104内に往復動可能に収容されるバルブ体105とを備えている。ケース104は、その基端側部分(図17において右端側部分)が内燃機関のシリンダヘッドカバー(不図示)に取付けられている。ケース104の流入口103はシリンダヘッドカバー内に連通されている。また、ケース104の流出口102は、内燃機関の吸気通路においてスロットルバルブ(不図示)の下流側の通路部に連通されている。
前記ケース104内には、流入口103と流出口102との間に位置する計量孔部107が形成されている。また、バルブ体105は、ストレート軸状の基軸部109と、基軸部109から前方へ延びかつ先端側部分よりも基端側部分が拡径された計量軸部110とを有している。計量軸部110及び基軸部109は、断面円形状に形成されている。また、計量軸部110には、基軸部109と同一外径をなす大径側軸部110aが含まれている。また、ケース104とバルブ体105との間には、バルブ体105を流入口103側に向けて付勢するバルブスプリング112が設けられている。
前記PCVバルブ100において、内燃機関の吸気通路に発生する吸気負圧が流出口102を通じてケース104の内部に導入されると、その負圧の作用によりバルブ体105がバルブスプリング112の付勢力に抗して流出口102側に変位する。そして、計量孔部107内におけるバルブ体105の往復動方向(軸方向)における計量軸部110の位置が変化することにより、計量孔部107と計量軸部110との間の隙間を通過して流入口103から流出口102に流れるブローバイガスの量が計量(調量)される。なお、バルブ体105の計量軸部110の外周面上には、バルブ体105の軸方向に一直線状に延びるガイドリブ114が放射状に複数本(例えば3本)形成されている。ガイドリブ114は、バルブ体105の往復動に際し、計量孔部107の内周面に摺動接触することによりバルブ体105を軸方向にガイドする。
特開2007−182939号公報
前記PCVバルブ100において、バルブ体105の初期位置からの移動量が大きい移動領域、すなわち内燃機関の吸気負圧が大きいアイドル域に対応する移動領域(図17中、二点鎖線105参照)では、ケース104の計量孔部107にバルブ体105の計量軸部110の大径側軸部110aが対応するようになる。これにより、両者107,110間の間の隙間が小さくなる。このため、その隙間の最小部位付近にブローバイガス中の水分が滞留しやすく、また、その水分が表面張力で隙間に沿って周方向に広がりやすい。すると、氷点下雰囲気において、広範囲の隙間に滞留した水分が氷結し、その氷結により計量孔部107と計量軸部110とが凍結する場合がある。そして、その凍結が甚だしいときには、計量孔部107と計量軸部110との間の結合力が大きくなることで、バルブ体105の作動不良を招くことがある。なお、バルブ体105の半径方向におけるガイドリブ114の外端面は、計量軸部110の大径側軸部110aの外周面と同一面をなすように形成されている。したがって、バルブ体105の初期位置からの移動量が大きい移動領域(図17中、二点鎖線105参照)においては、計量孔部107に対してガイドリブ114は対応しない又はほとんど対応しない。このため、周方向に隣り合うガイドリブ114の相互間の凹所では、計量孔部107と計量軸部110との間の隙間に滞留する水分の隙間の周方向への広がりを阻止することができない。
本発明が解決しようとする課題は、ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の凍結によるバルブ体の作動不良を防止することのできる流量制御弁を提供することにある。
第1の発明は、流入口及び流出口を有するケース内にバルブ体が往復動可能に収容され、ケース内に計量孔部が形成され、バルブ体に先端側部分よりも基端側部分が拡径された計量軸部が形成され、バルブ体の計量軸部を計量孔部内に挿入し、その往復動方向における計量軸部の位置を変化させることにより、ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の隙間を通過して流入口から流出口に流れる流量を計量する流量制御弁であって、計量孔部には、半径方向内方へ突出する複数の凸部と半径方向外方へ凹む複数の凹部とが周方向に交互に形成されている。
この構成によると、バルブ体の初期位置からの移動量が大きい移動領域でのケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部の大径側軸部との間の隙間において、計量孔部の凸部と計量軸部の大径側軸部との間の隙間は小さいが、計量孔部の凹部と計量軸部の大径側軸部との間の隙間は大きくすることができる。これにより、計量孔部の凸部と計量軸部の大径側軸部との間の隙間に滞留する水分の隙間の周方向への広がりを阻止することができる。このため、氷点下雰囲気において、計量孔部の凸部と計量軸部の大径側軸部との間の隙間に滞留した水分が氷結したとしても、その氷結する面積が小さく、計量孔部と計量軸部との間の凍結による結合力を低減することができる。したがって、バルブ体の作動や内燃機関の振動等によって、計量孔部と計量軸部との間の凍結が容易に解除されるようになる。よって、ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の凍結によるバルブ体の作動不良を防止することができる。また、ケースの計量孔部に凸部が形成されるため、バルブ体の計量軸部に凸部を突出する場合と比べて、部品の取り扱い上、凸部がほとんど邪魔になることがない。
第2の発明は、第1の発明において、計量孔部は、計量孔部の軸線と同心状の外接円を有する開口形状で形成されている。この構成によると、計量孔部を計量孔部の軸線と同心状の外接円内に収めることができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、計量孔部は、計量孔部の軸線と同心状の内接円を有する開口形状で形成されている。この構成によると、バルブ体の初期位置からの移動量が大きい移動領域において、計量軸部の大径側軸部に対して、計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成された凸部を点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部の凸部を、バルブ体を軸方向にガイドするガイド部材として利用することができる。
第4の発明は、第3の発明において、計量孔部の少なくとも1つの凸部は、計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成されている。この構成によると、計量軸部の大径側軸部に対して、計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成された凸部を点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部と計量軸部との間の氷結面積を減少することができる。
第5の発明は、第3の発明において、計量孔部の少なくとも1つの凸部は、計量孔部の軸方向から見て多角形状に形成されている。この構成によると、計量軸部の大径側軸部に対して、計量孔部の軸方向から見て多角形状に形成された凸部を点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部と計量軸部との間の氷結面積を減少することができる。
第6の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、計量孔部の複数の凸部及び複数の凹部は、該計量孔部を軸方向から見て周方向に滑らかに連続する波形曲線により形成されている。
第7の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、計量孔部の複数の凸部及び複数の凹部のうちの一方の部分は計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成されているともに、他方は隣り合う一方の部分の相互間に形成される夾角により形成されている。
第8の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、計量孔部は、計量孔部の軸方向から見て多角形状の開口形状で形成されている。この構成によると、計量孔部の軸方向から見た開口形状の多角形状における内角部分により凹部を形成し、隣り合う凹部の相互間に凸部を形成することができる。
第9の発明は、第8の発明において、計量孔部の開口形状の多角形状が星型多角形状である。この構成によると、計量孔部の隣り合う凹部の相互間に山状の凸部を形成することができる。
第10の発明は、第1〜9のいずれかの発明において、それぞれ計量孔部を有しかつ計量孔部の軸方向に並ぶ複数の孔部形成部材を同心状にかつ相対的に軸回り方向に回動可能に備え、複数の孔部形成部材の相対的な回動により計量孔部の開口面積を調整する構成とし、ケースに対して回動可能に設けられた穴部形成部材は、計量孔部の開口面積の調整後においてケースに対して回り止め手段により回り止めしている。この構成によると、計量孔部の軸方向に並ぶ複数の孔部形成部材の相対的な回動により、計量孔部の開口面積すなわち計量孔部の重なり度合いを調整することができる。また、ケースに対して回動可能に設けられた穴部形成部材を、計量孔部の開口面積の調整後においてケースに対して回り止め手段により回り止めすることにより、その調整後の穴部形成部材の不要な回動を防止することができる。
第11の発明は、第1〜10のいずれかの発明は、内燃機関のクランク室内から吸気通路に供給されるブローバイガスの流量を制御するためのPCVバルブである。この構成によると、ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の凍結によるバルブ体の作動不良を防止することのできるPCVバルブを提供することができる。
実施形態1にかかるPCVバルブを示す断面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 図1のIII−III線矢視断面図である。 内燃機関のアイドル域に対応するPCVバルブの作動状態を示す断面図である。 図4のV−V線矢視断面図である。 実施形態2にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態3にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態4にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態5にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態6にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態7にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態8にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態9にかかる計量孔部を図2に準じて示す断面図である。 実施形態10にかかるPCVバルブを示す断面図である。 図14のXV−XV線矢視断面図である。 実施形態11にかかる計量孔部を図15に準じて示す断面図である。 従来例にかかるPCVバルブを示す断面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
実施形態1を説明する。本実施形態では、内燃機関のブローバイガス還元装置に用いられる流量制御弁としてのPCVバルブを例示する。内燃機関のブローバイガス還元装置は、内燃機関(エンジン)の燃焼室からクランク室内に洩れたブローバイガスを吸気通路内に供給することにより、燃焼室で再び燃焼させるシステムである。また、PCVバルブは、内燃機関のクランク室内から吸気通路に供給されるブローバイガスの流量を制御するために用いられる。図1はPCVバルブを示す断面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3は図1のIII−III線矢視断面図である。なお、説明の都合上、図1の左側をPCVバルブの前側(先端側)とし、その右側をPCVバルブの後側(基端側)として説明を行う。
図1に示されるように、PCVバルブ10は、ケース12とバルブ体14とを備えている。ケース12は、前後方向(軸方向)に二分割された前後一対のケース半体12a,12bを相互に接合することによって中空円筒状に形成されている。両ケース半体12a,12bは、例えば樹脂製である。ケース12内の中空部は、軸方向に延びるガス通路16となっている。ケース12の後端部(図1において右端部)には流入口17が形成されている。流入口17は、後側のケース半体12bの後端部において径方向内方へ突出するフランジ状の端壁部18の中空部により形成されている。また、ケース12の前端部には流出口20が形成されている。また、後側のケース半体12bは、例えば内燃機関のシリンダヘッドカバー(不図示)に水平状に取付けられている。ケース12の流入口17はシリンダヘッドカバー内に連通されている。また、ケース12の流出口20は、内燃機関の吸気通路においてスロットルバルブ(不図示)の下流側の通路部に連通されている。
前記前側のケース半体12aの軸方向の中央部には、径方向内方へフランジ状に突出する張出壁部22が形成されている。張出壁部22の中空部により計量孔部23が形成されている。計量孔部23は、ケース12と同心状に形成されている。なお、張出壁部22は本明細書でいう「孔部形成部材」に相当する。また、計量孔部23の開口形状については後で説明する。
前記バルブ体14は、例えば樹脂製で、軸状に形成されている。バルブ体14は、前記ケース12内に前後方向(軸方向)に往復動可能に収容されている。バルブ体14は、ストレート状の基軸部25と、基軸部25から前方(先方)へ延びかつ先端側部分よりも基端側部分が拡径された計量軸部26と、基軸部25の後端部(基端部)において径方向外方へ突出するフランジ部27とを有している。計量軸部26及び基軸部25は断面円形状に形成されている。
前記計量軸部26は、後側から前方へ向かって並ぶ大径側軸部26aとテーパ状軸部26bと小径側軸部26cとを同心状に有している。大径側軸部26aは、基軸部25と同一外径をなすストレート状の軸部で、計量軸部26の基端部(後端部)に形成されている。また、テーパ状軸部26bは、大径側軸部26aから前方(図1において左方)へ向かって延びており、外径を次第に小さくするテーパ状に形成されている。また、小径側軸部26cは、テーパ状軸部26bの小径側端部(前端部)と同一外径をなすストレート状の軸部で、テーパ状軸部26bの前端部から前方へ延びている。
前記バルブ体14の計量軸部26は、前記ケース12の計量孔部23に対して流入口17側(後側)から流出口20側(前側)に向けて挿入されている。また、バルブ体14の前記フランジ部27は、前記ケース12(詳しくは後側のケース半体12b)内に軸方向に移動可能に嵌合されている。フランジ部27の外周面には、図3に示すように、例えば4つの円弧形状の摺動面27a及び4つの平面状の切欠面27bが周方向に交互に形成されている。各摺動面27aは、後側のケース半体12bの内周面すなわちガス通路16の通路壁面に対して摺動接触可能となっている。また、ガス通路16の通路壁面と切欠面27bとの間に形成される開口部によりブローバイガスが流通可能とされている。
前記ケース12と前記バルブ体14との間には、バルブ体14を流入口17側(後側)に向けて付勢する圧縮コイルスプリングからなるバルブスプリング29が設けられている(図1参照)。バルブスプリング29は、バルブ体14に嵌合されかつケース12の張出壁部22とバルブ体14のフランジ部27との対向面間に介装されている。
前記PCVバルブ10(図1参照)において、機関停止中は、吸気通路に負圧が発生しないため、バルブ体14はバルブスプリング29の弾性によって付勢されることにより、バルブ体14のフランジ部27が後側のケース半体12bの端壁部18に近付いた状態とされる(図1中、実線14参照)。
一方、機関が始動されると、吸気通路の負圧が流出口20を通じてケース12内に導入されるため、その負圧の作用によりバルブ体14がバルブスプリング29の付勢力に抗して流出口20側に移動される。
ここで、機関低負荷時すなわちアイドル域においては、スロットルバルブの開度が小さく、吸気通路に発生する負圧が大きくなる。このため、バルブ体14は、その負圧により流出口20側(前側)に大きく移動される。これにより、バルブ体14の計量軸部26の大径側軸部26aが計量孔部23に対応する(図4参照)。なお、図4は内燃機関のアイドル域に対応するPCVバルブの作動状態を示す断面図、図5は図4のV−V線矢視断面図である。
したがって、計量孔部23と計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間すなわちブローバイガスの流路断面積は小さくなり、PCVバルブ10を流れるブローバイガスの流量は小流量となる。
これに対して、機関中負荷時すなわちパーシャル域においては、スロットルバルブの開度が大きくなり、吸気通路に発生する負圧は減少する。このため、バルブ体14はバルブスプリング29の弾性により付勢されて流入口17側(後側)に移動する。これにより、バルブ体14の計量軸部26のテーパ状軸部26bが計量孔部23に対応する(図1中、二点鎖線14参照)。このようなバルブ体14の移動にともなって、バルブ体14のテーパ状軸部26bと計量孔部23との間の隙間すなわちブローバイガスの流路断面積は徐々に増大するようになる。このため、PCVバルブ10を通過するブローバイガスの流量は、機関低負荷時と比較して増加する。
そして、機関高負荷時すなわちWOT(Wide Open Throttle)域においては、バルブ体14はバルブスプリング29の弾性により付勢されて更に流入口17側(後側)に移動し、バルブ体14の小径側軸部26cと計量孔部23との間に形成されるブローバイガスの流路断面積は最も大きくなる(図1中、実線14参照)。このため、ブローバイガスの流量は最大となる。
上記したように、ケース12の計量孔部23内におけるバルブ体14の往復動方向における計量軸部26の位置が変化することにより、計量孔部23と計量軸部26との間の隙間を通過して流入口17から流出口20に流れるブローバイガスの量が計量(調量)される。
次に、前記ケース12の計量孔部23の開口形状について説明する。
図2に示すように、計量孔部23は、計量孔部23の軸方向から見て星型五角形状詳しくは星型正五角形状の開口形状で形成されている。したがって、計量孔部23には、半径方向内方へ突出する5つの三角形状の凸部23aと半径方向外方へ凹む5つの三角溝形状の凹部23bとが周方向に交互に形成されている。計量孔部23は、計量孔部23の軸線23Lと同心状の外接円23c及び内接円23iを有する開口形状で形成されている。本実施形態において、外接円23cは、前側のケース半体12aの流出口20側の内周面すなわちガス通路16(図1参照)の通路壁面と同一円周線上に位置している。なお、計量孔部23の開口形状は、計量孔部23の軸方向全長に亘って連続的に形成されている。
前記したPCVバルブ10(図1参照)によると、バルブ体14の初期位置からの移動量が大きい移動領域、すなわち内燃機関のアイドル域に対応する移動領域(図4参照)でのケース12の計量孔部23とバルブ体14の計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間において、計量孔部23の凸部23aと計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間は小さいが、計量孔部23の凹部23bと計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間は大きくすることができる(図5参照)。これにより、計量孔部23の凸部23aと計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間に滞留する水分の隙間の周方向への広がりを阻止することができる。このため、氷点下雰囲気において、計量孔部23の凸部23aと計量軸部26の大径側軸部26aとの間の隙間に滞留した水分が氷結したとしても、その氷結する面積が小さく、計量孔部23と計量軸部26との間の凍結による結合力を低減することができる。したがって、バルブ体14の作動や内燃機関の振動等によって、計量孔部23と計量軸部26との間の凍結が容易に解除されるようになる。よって、ケース12の計量孔部23とバルブ体14の計量軸部26との間の凍結によるバルブ体14の作動不良を防止することができる。また、ケース12の計量孔部23に凸部23aが形成されるため、バルブ体14の計量軸部26に凸部を突出する場合と比べて、部品の取り扱い上、凸部23aがほとんど邪魔になることがない。
また、計量孔部23は、計量孔部23の軸線23Lと同心状の外接円23cを有する開口形状で形成されている(図2参照)。したがって、計量孔部23を計量孔部23の軸線23Lと同心状の外接円23c内に収めることができる。
また、計量孔部23は、計量孔部23の軸線23Lと同心状の内接円23iを有する開口形状で形成されている(図2参照)。したがって、バルブ体14の初期位置からの移動量が大きい移動領域(図4参照)において、計量軸部26の大径側軸部26aに対して、計量孔部23の凸部23aを近接又は当接させることができる。このため、計量孔部23の凸部23aを、バルブ体14を軸方向にガイドするガイド部材として利用することができる。
また、計量孔部23の5つの凸部23aは、計量孔部23の軸方向から見て三角形状に形成されている(図2参照)。したがって、計量軸部26の大径側軸部26aに対して、計量孔部23の軸方向から見て三角形状に形成された凸部23aを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部23と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。
また、計量孔部23は、計量孔部23の軸方向から見て多角形状の開口形状で形成されている(図2参照)。したがって、計量孔部23の軸方向から見た開口形状の多角形状における内角部分により凹部23bを形成し、隣り合う凹部23bの相互間に凸部23aを形成することができる。
また、計量孔部23の開口形状の多角形状が星型多角形状である(図2参照)。したがって、計量孔部23の隣り合う凹部23bの相互間に山状の凸部23aを形成することができる。
[実施形態2]
実施形態2を説明する。本実施形態以降の実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明を省略する。図6は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図6に示すように、本実施形態は、前記実施形態1の計量孔部23(図2参照)を、その軸方向から見て星型六角形状詳しくは星型正六角形状(二複合三角形状)の開口形状で形成された計量孔部(符号、31を付す)に変更したものである。したがって、計量孔部31には、半径方向内方へ突出する6つの三角形状の凸部31aと半径方向外方へ凹む6つの三角溝形状の凹部31bとが周方向に交互に形成されている。また、計量孔部31は、計量孔部31の軸線31Lと同心状の外接円31c及び内接円31iを有する開口形状で形成されている。なお、上記の他、星型多角形状としては、星型正七角形状、星型正八角形状、星型正九角形状等でもよいし、星型正多角形状以外の星型多角形状でもよい。
[実施形態3]
実施形態3を説明する。図7は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図7に示すように、本実施形態は、前記実施形態1の計量孔部23(図2参照)を、その軸方向から見て多角形状詳しくは正六角形状の開口形状で形成された計量孔部(符号、33を付す)に変更したものである。したがって、計量孔部33には、計量孔部33の軸方向から見た開口形状の多角形状における内角部分により凹部33bを形成し、隣り合う凹部33bの相互間に凸部33aを形成することができる。また、計量孔部31は、計量孔部33の軸線33Lと同心状の外接円33c及び内接円33iを有する開口形状で形成されている。なお、上記の他、多角形状としては、正三角形状、正四角形状、正五角形状等でもよいし、正多角形状以外の多角形状でもよい。
[実施形態4]
実施形態4を説明する。図8は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図8に示すように、本実施形態は、前記実施形態1の計量孔部23(図2参照)を、その軸方向から見て半径方向内方へ突出する4つの凸部35aと半径方向外方へ凹む4つの凹部35bとが周方向に交互に形成された計量孔部(符号、35を付す)に変更したものである。4つの凸部35aは、計量孔部35の軸方向から見て円弧形状に形成されている。また、凸部35aは、周方向に等間隔で配置されている。また、計量孔部35は、計量孔部35の軸線35Lと同心状の外接円35c及び内接円35iを有する開口形状で形成されている。また、凹部35bの底面は、外接円35cと整合する円弧形状に形成されている。
本実施形態によると、計量孔部35の4つの凸部35aは、計量孔部35の軸方向から見て円弧形状に形成されている。したがって、計量軸部26の大径側軸部26aに対して、計量孔部35の軸方向から見て円弧形状に形成された凸部35aを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部35と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。
[実施形態5]
実施形態5を説明する。図9は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図9に示すように、本実施形態は、前記実施形態4の計量孔部35の凸部35a(図8参照)を、計量孔部35の軸方向から見て多角形状詳しくは四角形状の凸部(符号、35dを付す)に変更したものである。本実施形態によっても、計量軸部26の大径側軸部26aに対して計量孔部35の凸部35dを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部35と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。
[実施形態6]
実施形態6を説明する。図10は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図10に示すように、本実施形態は、前記実施形態4の計量孔部35の凸部35a(図8参照)を、計量孔部35の軸方向から見て多角形状詳しくは三角形状の凸部(符号、35eを付す)に変更したものである。本実施形態によっても、計量軸部26の大径側軸部26aに対して計量孔部35の凸部35eを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部35と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。なお、実施形態4〜6における4つの凸部35a,35d,35eのうちの1〜3個は、他の1つ又は2つの実施形態の凸部、あるいはその他の形状に変更してもよい。
[実施形態7]
実施形態7を説明する。図11は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図11に示すように、本実施形態は、前記実施形態1の計量孔部23(図2参照)を、その軸方向から見て半径方向内方へ突出する6つの凸部37aと半径方向外方へ凹む6つの凹部37bとが周方向に交互に形成された計量孔部(符号、37を付す)に変更したものである。6つの凸部37aは、計量孔部37の軸方向から見て円弧形状に形成されている。また、6つの凹部37bは、計量孔部37の軸方向から見て円弧形状に形成されている。また、凸部37a及び凹部37bは、周方向に等間隔で配置されている。また、計量孔部37は、計量孔部37の軸線37Lと同心状の外接円37c及び内接円37iを有する開口形状で形成されている。
本実施形態によると、計量孔部37の6つの凸部37aは、計量孔部35の軸方向から見て円弧形状に形成されている。したがって、計量軸部26の大径側軸部26aに対して、計量孔部37の軸方向から見て円弧形状に形成された凸部35aを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部35と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。
[実施形態8]
実施形態8を説明する。図12は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図12に示すように、本実施形態は、前記実施形態7の凹部37b(図11参照)を、隣り合う凸部37aの相互間に形成される夾角により形成した凹部(符号、37dを付す)に変更したものである。
[実施形態9]
実施形態9を説明する。図13は計量孔部を図2に準じて示す断面図である。
図13に示すように、本実施形態は、前記実施形態7の凸部37a(図11参照)を、隣り合う凸部37aの相互間に形成される夾角により形成した凸部(符号、37eを付す)に変更したものである。
本実施形態によると、計量孔部37の凸部37aは、計量孔部37の軸方向から見て三角形状に形成されている。したがって、計量軸部26の大径側軸部26aに対して、計量孔部37の軸方向から見て三角形状に形成された凸部37eを点接触状に近接又は当接させることができる。このため、計量孔部35と計量軸部26との間の氷結面積を減少することができる。
[実施形態10]
実施形態10を説明する。図14はPCVバルブを示す断面図、図15は図14のXV−XV線矢視断面図である。
図14及び図15に示すように、本実施形態は、前記実施形態1のケース12の前側のケース半体12a内に、張出壁部22の後側に重なり合うように円環板状の調整板40を同心状に配置したものである。また、調整板40は、前側のケース半体12aに対して相対的に軸回り方向に回動可能に嵌合されている。調整板40には、張出壁部22の計量孔部23と同一形状の計量孔部(符号、41を付す)が形成されている(図15参照)。なお、調整板40は本明細書でいう「孔部形成部材」に相当する。
本実施形態によると、前側のケース半体12aに対する調整板40の相対的な回動により、計量孔部37,41の開口面積すなわち計量孔部37,41の重なり度合いを調整することができる。また、ケース12の前側のケース半体12aに対して回動可能に設けられた調整板40は、計量孔部41の開口面積の調整後においてケース半体12aに対して回り止め手段により回り止めする。これにより、その調整後の調整板40の不要な回動を防止することができる。なお、回り止め手段としては、かしめ、接着、係合等の手段を用いることができる。また、回り止め手段には、ケース半体12aに対して調整板40を固定する固定手段も含まれるものとする。
また、調整板40の枚数は適宜増加することができる。また、前側のケース半体12aの張出壁部22の計量孔部23を省略し、1つ又は複数の調整板40により計量孔部41を構成してもよい。
[実施形態11]
実施形態11を説明する。図16は計量孔部を図15に準じて示す断面図である。
図16に示すように、本実施形態は、前記実施形態10の前側のケース半体12aの張出壁部22の計量孔部23(図15参照)を、前記実施形態4(図8参照)の計量孔部35に変更したものである。また、前記実施形態10の調整板40(図15参照)を、計量孔部35と同一形状の計量孔部(符号、44を付す)を有する調整板(符号、43を付す)に変更したものである。なお、調整板43は、実施形態10の調整板40(図15参照)に代えてもよい。
[他の実施形態]
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、PCVバルブ10に限らず、他の流体の流量を制御する流量制御弁に適用してもよい。また、前記実施形態では、PCVバルブ10のケース12が内燃機関のシリンダヘッドカバーに対して水平状に取付けられる例を示したが、ケース12の取付態様はこれに限られない。例えば、シリンダヘッドカバー等の内燃機関の構成部材に対してケース12を鉛直状や、水平方向及び/又は鉛直方向に対して傾斜状に取付けてもよい。
10…PCVバルブ(流量制御弁)
12…ケース
14…バルブ体
17…流入口
20…流出口
22…張出壁部(孔部形成部材)
23…計量孔部
23a…凸部
23b…凹部
23c…外接円
23i…内接円
26…計量軸部
26a…大径側軸部
31…計量孔部
31a…凸部
31b…凹部
31c…外接円
31i…内接円
33…計量孔部
33a…凸部
33b…凹部
33c…外接円
33i…内接円
35…計量孔部
35a…凸部
35b…凹部
35c…外接円
35d…凸部
35e…凸部
35i…内接円
37…計量孔部
37a…凸部
37b…凹部
37c…外接円
37d…凹部
37e…凸部
37i…内接円
40…調整板(孔形成部材)
41…計量孔部
43…調整板(孔形成部材)
44…計量孔部

Claims (11)

  1. 流入口及び流出口を有するケース内にバルブ体が往復動可能に収容され、
    前記ケース内に計量孔部が形成され、
    前記バルブ体に先端側部分よりも基端側部分が拡径された計量軸部が形成され、
    前記バルブ体の計量軸部を前記計量孔部内に挿入し、その往復動方向における前記計量軸部の位置を変化させることにより、ケースの計量孔部とバルブ体の計量軸部との間の隙間を通過して前記流入口から前記流出口に流れる流量を計量する
    流量制御弁であって、
    前記計量孔部には、半径方向内方へ突出する複数の凸部と半径方向外方へ凹む複数の凹部とが周方向に交互に形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  2. 請求項1に記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部は、該計量孔部の軸線と同心状の外接円を有する開口形状で形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  3. 請求項1又は2に記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部は、該計量孔部の軸線と同心状の内接円を有する開口形状で形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  4. 請求項3に記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部の少なくとも1つの凸部は、該計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  5. 請求項3に記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部の少なくとも1つの凸部は、該計量孔部の軸方向から見て多角形状に形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  6. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部の複数の凸部及び複数の凹部は、該計量孔部を軸方向から見て周方向に滑らかに連続する波形曲線により形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  7. 請求項1〜3のいずれか1つに流量制御弁であって、
    前記計量孔部の複数の凸部及び複数の凹部のうちの一方の部分は該計量孔部の軸方向から見て円弧形状に形成されているともに、他方は隣り合う一方の部分の相互間に形成される夾角により形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  8. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部は、該計量孔部の軸方向から見て多角形状の開口形状で形成されていることを特徴とする流量制御弁。
  9. 請求項8に記載の流量制御弁であって、
    前記計量孔部の開口形状の多角形状が星型多角形状であることを特徴とする流量制御弁。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の流量制御弁であって、
    それぞれ計量孔部を有しかつ計量孔部の軸方向に並ぶ複数の孔部形成部材を同心状にかつ相対的に軸回り方向に回動可能に備え、
    前記複数の孔部形成部材の相対的な回動により前記計量孔部の開口面積を調整する構成とし、
    前記ケースに対して回動可能に設けられた前記穴部形成部材は、前記計量孔部の開口面積の調整後において該ケースに対して回り止め手段により回り止めした
    ことを特徴とする流量制御弁。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の流量制御弁は、内燃機関のクランク室内から吸気通路に供給されるブローバイガスの流量を制御するためのPCVバルブであることを特徴とする流量制御弁。
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