JP2015029014A - 太陽電池素子および太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池素子および太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】光電変換効率の低下を低減した太陽電池素子および太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】太陽電池素子1は、表面2aおよび裏面2bを有する半導体基板2と、該半導体基板2の表面2aおよび裏面2bの少なくとも一方の上に配置されたバスバー電極3と、バスバー電極3に電気的に接続された、第1方向に延びる第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bとを備えている。また、太陽電池素子1において、第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bは、間隔を空けて隣り合うように半導体基板2のバスバー電極3が配置された面上に配置されており、前記第1方向と直交する第2方向における第1フィンガー電極4aの幅は、前記第2方向における第2フィンガー電極4bの幅よりも大きい。
【選択図】 図3

Description

本発明は太陽電池素子およびその太陽電池素子を用いた太陽電池モジュールに関する。
太陽電池素子には様々な種類のものが存在する。現在、多く使用されている太陽電池素子としては、単結晶または多結晶のシリコンからなる半導体基板を用いた結晶系の太陽電池素子である。このような結晶系の太陽電池素子は、半導体基板の表面に表面電極、半導体基板の裏面に裏面電極が設けられている。上記の太陽電池素子では、表面電極が形成されている半導体基板の部分は、表面電極によって遮光されるため、光吸収による電子正孔対の生成に寄与しない。このことを一般にシャドウロスという。表面電極は、シャドウロスを低減するために、細長い多数の集電電極(フィンガー電極)と、数本の出力取出電極(バスバー電極)とからなるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−111024号公報
上述したシャドウロスを低減するためには、フィンガー電極の幅をできる限り細くすることが有効である。このような細いフィンガー電極を、導電性ペーストを用いた印刷法によって形成すると、印刷に使用するスクリーン製版の目詰まりなどに起因して、フィンガー電極が途中で切れる、もしくは細くなる場合がある。このようなフィンガー電極を備えた太陽電池素子では、光発生キャリヤの集電効率が悪化して、太陽電池素子の曲線因子が低下する可能性がある。これにより、太陽電池素子の光電変換効率が低下する可能性がある。
本発明の1つの目的は、光電変換効率の低下を低減した太陽電池素子および太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る太陽電池素子および太陽電池モジュールは、表面および裏面を有する半導体基板と、該半導体基板の表面および裏面の少なくとも一方の上に配置されたバスバー電極と、前記バスバー電極に電気的に接続された、第1方向に延びる第1フィンガー電極および第2フィンガー電極とを備えている。本実施形態において、前記第1フィンガー電極および前記第2フィンガー電極は、間隔を空けて隣り合うように前記半導体基板の前記バスバー電極が配置された面上に配置されており、前記第1方向と直交する第2方向における前記第1フィンガー電極の幅は、前記第2方向における前記第2フィンガー電極の幅よりも大きい。
上記実施形態に係る太陽電池素子および太陽電池モジュールでは、第2フィンガー電極に断線が生じても、第1フィンガー電極でキャリヤを収集してバスバー電極で集電できるため、曲線因子の低下を小さくすることができる。その結果、光電変換効率の低下を低減できる。
(a)は本発明の一形態に係る太陽電池素子の一例を表面側からみた平面模式図であり、(b)は太陽電池素子の一例を裏面側からみた平面模式図である。 図1(a)のT−T線における断面の構造を模式的に示す断面図である。 図1(a)のA部の拡大図である。 (a)〜(f)は、それぞれ本発明の一形態に係る太陽電池の製造方法の一例を模式的に示す太陽電池の断面図である。 (a)は本発明の他の形態に係る太陽電池素子の一例を表面側からみた平面模式図であり、(b)は図5(a)のB部の拡大図である。 (a)は本発明の他の形態に係る太陽電池素子の一例を裏面側からみた平面模式図であり、(b)は図6(a)のC部の拡大図である。 図6(a)のT−T線における断面の構造を模式的に示す断面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの第1面側の一実施形態を示す平面図であり、(b)は第2面側の一実施形態を示す平面図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る太陽電池素子に接続部材を接続した状態を示す平面図であり、(b)は、2つの太陽電池素子の接続状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの構造を模式的に示す断面図である。
本発明の太陽電池素子および太陽電池モジュールの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式的に示したものであるので、各図における構成要素のサイズおよび位置関係等は適宜変更できる。
<太陽電池素子>
(第1実施形態)
太陽電池素子1は、主として光を受ける主面である表面1aと、表面1aと対向する他の主面である裏面1bを有している。また、太陽電池素子1は、半導体基板2を有している。また、半導体基板2は、太陽電池素子1の表面1aに相当する表面2aと、太陽電池素子1の裏面1bに相当する裏面2bとを有している。
太陽電池素子1の表面1aには、図1(a)に示すように、表面電極として、バスバー電極3およびフィンガー電極4が形成されている。また、太陽電池素子1の裏面1aには、図1(b)に示すように、裏面電極として集電電極5および接続電極6が形成されている。
半導体基板2は、例えば、単結晶シリコン基板または多結晶シリコン基板が用いられる。また、半導体基板2は、ボロンあるいはガリウムなどのドーパント元素を含有していることから、一導電型(例えば、p型)を有している。半導体基板2の厚みは、例えば150〜250μm程度であればよい。また、半導体基板2の平面形状は、特に限定されるものではないが、100〜180mm程度の正方形状または矩形状であればよい。なお、以下では、半導体基板2として、p型多結晶シリコン基板を用いる例で説明する。
半導体基板2は、図2に示すように、太陽電池素子1の表面1a側に設けられた逆導電型層8を有している。逆導電型層8は、一導電型領域7に対する逆の導電型(n型)を有しており、一導電型領域7とpn接合を形成する。n型の逆導電型層8は、半導体基板2における表面2a側にリン等のドーパント元素を拡散させることによって形成される。
反射防止膜9は、逆導電型層8の上に設けられ、表面1aにおける光の反射率を低減する役割を有する。これにより、半導体基板2に吸収される光の量が増大する。そして、光吸収によって生成する電子正孔対を増大させる役割を果たすことで太陽電池素子1の変換
効率の向上に寄与する。反射防止膜9は、例えば、窒化シリコン膜、酸化チタン膜、酸化シリコン膜、もしくは酸化アルミニウム膜、またはそれらの積層膜からなる。また、反射防止膜9は半導体基板2の界面および粒界での少数キャリヤの再結合による変換効率の低下を低減する、パッシベーション膜としての効果も有することができる。
接続電極6は、幅1〜5mm程度で、所定の間隔をあけて太陽電池素子1の辺に略平行に、第2方向(図1のY方向)に2〜5本程度形成される。接続電極6は、例えば銀(または銅もしくは銀銅合金)を主成分としたペーストを、所望の形状に塗布した後、焼成することによって形成される。この焼成後の接続電極6の厚みは、10〜30μm程度である。また、集電電極5の厚みは、例えば15〜50μm程度である。また、集電電極5は、半導体基板2の裏面2bの外周部の0.5〜3mm幅の部分および接続電極6の形成部分を除いた裏面2bの略全面に形成される。この集電電極5は、例えばアルミニウムペーストを所望の形状に塗布した後、焼成することによって形成することができる。
BSF(Back-Surface-Field)領域10は、半導体基板2の裏面2b側に内部電界を形成し、裏面2bの近傍での少数キャリヤの再結合による変換効率の低下を低減させる役割を有している。BSF領域10は、半導体基板2の一導電型領域7と同一の導電型を有しているが、BSF領域10には、一導電型領域7にドープされているドーパント元素の濃度よりも高い濃度でドーパント元素が存在する。BSF領域10は、半導体基板2がp型を有するのであれば、例えば、裏面2b側にボロンまたはアルミニウムなどのドーパント元素を拡散させることによって、これらドーパント元素の濃度が1×1018〜5×1021atoms/cm程度となるように形成されるとよい。
太陽電池素子1の表面1a(半導体基板2の表面2a)側に設けられるバスバー電極3は、フィンガー電極4によって収集された光生成キャリヤ(以下、キャリヤとする)を集電する役割を有する。バスバー電極3は、第2方向(Y方向)に沿って、且つ裏面1aに設けられた接続電極6とほぼ対向する位置に形成される。また、バスバー電極3は、幅が1〜3mm程度で、一定間隔を持って2〜5本程度形成される。
フィンガー電極4は、キャリヤを収集する役割を有し、第1方向(X方向)に延びてバスバー電極3とほぼ直交するように接続される。また、フィンガー電極4は、例えば2〜8mm程度の間隔を空けて複数本形成される。なお、バスバー電極3およびフィンガー電極4は、例えば銀(または銅もしくは銀銅合金)を主成分としたペーストを、所望の形状に塗布した後、焼成することによって形成される。この焼成後のバスバー電極3およびフィンガー電極4の厚みは、例えば10〜30μm程度である。
そして、本実施形態において、フィンガー電極4は、第2方向(Y方向)における幅が異なる第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bを有している。具体的に、第1フィンガー電極4aの幅は、第2フィンガー電極4bの幅よりも大きい。このとき、第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bは、図3に示すように、間隔を空けて隣り合うように半導体基板2のバスバー電極3が配置された表面2a上に配置されている。
本実施形態では、第1フィンガー電極4aと第2フィンガー電極4bとが近接するように配置されているため、幅が小さい第2フィンガー電極4bで断線が生じた場合に、該断線部の近傍で発生したキャリヤを第1フィンガー電極4aで捕捉しやすい。
次に、第1フィンガー電極4aでキャリヤを捕捉する様子について図3を参照しつつ説明する。第2フィンガー電極4bに断線部D1、D2が生じた場合、第1フィンガー電極4aと第2フィンガー電極4bとの間で発生したキャリヤe1は、経路R1または経路R
2を経由してバスバー電極3aに集電される。ここで、経路R1は、キャリヤe1が第2フィンガー電極4bを通ってバスバー電極3aに集電される経路である。また、経路R2は、キャリヤe1が第1フィンガー電極4aを通ってバスバー電極3aに集電される経路である。
このとき、経路R1では、断線部D1が生じているため、キャリヤがバスバー電極3aに到達しない場合がある。また、断線部D1のX方向における長さが小さかったとしても、抵抗が高くなるため、バスバー電極3aで集電されるキャリヤの量が減る可能性が高い。これに対して、経路R2では、第2フィンガー電極4bよりも幅が大きい第1フィンガー電極4aを経由するため、経路R1に比べて電気抵抗が小さい。さらに、第2フィンガー電極4bでは、断線が生じていない。それゆえ、キャリヤe1は、経路R1よりも経路R2を通ってバスバー電極3aに集電される。すなわち、キャリヤe1は、第2フィンガー電極3bによって捕捉された後に、バスバー電極3aに集電される。
また、断線部D2の長さが大きかった場合、断線部D2の近傍で発生したキャリヤe2は、断線部D2を通ってバスバー電極3bに集電されない。この場合、キャリヤe2は、経路R1を通ってバスバー電極3aに集電される、もしくは経路R3を通ってバスバー電極3bに集電される。ここで、経路R3は、キャリヤe2が第1フィンガー電極4aを通ってバスバー電極3bに集電される経路である。
以上より、本実施形態では、フィンガー電極4によるキャリヤの集電効率を高めて、曲線因子(F.F)の低下を低減することができる。その結果、光電変換効率の低下が低減
される。また、本実施形態では、半導体基板2に形成されるフィンガー電極4の面積をほぼ変えずに、上述のようにフィンガー電極4の幅および配置を設定することで、曲線因子(F.F)の低下を低減することができる。なお、本実施形態では、幅が大きい第1フィ
ンガー電極4aによって、シャドウロスが増えて短絡電流(Isc)が若干低下しても、キャリヤの集電効率を高めることでIsc低下に伴う光電変換効率の下げ幅を小さくすることができる。
第1フィンガー電極4aのY方向における幅は、太陽電池素子1の製造時において断線が発生しない大きさであるとともに、シャドウロスを低減した値に設定される。また、第2フィンガー電極4bのY方向における幅は、シャドウロスを極力低減すべく、太陽電池素子1の製造時において断線または過剰に細い部分が発生する可能性がある大きさよりも若干大きい値に設定される。例えば、スクリーン製版を用いた印刷法で、導電ペーストを塗布することによってフィンガー電極4を形成する場合、発明者らが繰り返し行ったテストでは、第1フィンガー電極4bの幅は、例えば110〜200μm程度であり、第2フィンガー電極4bの幅は、50〜100μm程度であればよい。
なお、第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bは、半導体基板2上において隣り合うように配置されていればよい。よって、例えば、Y方向に沿って第1フィンガー電極4a、第2フィンガー電極4b、第2フィンガー電極4b、第1フィンガー電極4aのように並んでいたとしても、断線が発生した第2フィンガー電極4bに近い側に位置する第1フィンガー電極4aでキャリヤを捕捉することができる。
また、Y方向における第1フィンガー電極4aの幅およびY方向における第2フィンガー電極4bの幅は、バスバー電極3より離れるに従って、徐々に細くなるようにしてもよい。これにより、フィンガー電極4に流れるキャリヤの増加に応じて、フィンガー電極4の抵抗を減少させることができるので、太陽電池素子1の直列抵抗を小さくできる。その結果、光電変換効率を向上させることができる。この場合には、バスバー電極3からの距離が同じ位置における第1フィンガー電極4aの幅と第2フィンガー電極4bの幅との差
異が、10〜150μm程度あるようにすれば良い。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、複数配置されているとともに、Y方向に沿って間隔を空けて、交互に配置されていてもよい。このように、第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bが、交互に配置されていることによって、第2フィンガー電極4bの断線部D1、D2の近傍におけるキャリヤが図3の上下方向にそれぞれ位置する第2フィンガー電極4bによって捕捉されやすくなる。その結果、キャリヤの集電効率がより高まる。
また、第2フィンガー電極4bを2本連続して配置した後に、その各第2フィンガー電極4bの外側に第1フィンガー電極4aを配置することを繰り返すようにしてもよい。これにより、曲線因子(F.F)の低下を低減させながら、シャドウロスをより低減させる
ことができる。
なお、上述の説明では、フィンガー電極4は、バスバー電極3とほぼ直交するように接続されるものを例に説明したが、これに限られない。フィンガー電極4は、バスバー電極3と交差するように電気的に接続されていればよい。フィンガー電極4は、例えば、バスバー電極3の長手方向に対して、30〜60度程度の角度でバスバー電極3に電気的に接続されているような態様であってもよい。
<太陽電池素子の製造方法>
次に、太陽電池素子1の製造方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように半導体基板2を準備する。半導体基板2としては、比抵抗は0.2〜2.0Ω・cm程度の一導電型を有する多結晶シリコン基板である。なお、半導体基板2が単結晶シリコン基板の場合は、例えばFZ(フローティングゾーン)法またはCZ(チョクラルスキー)法などによって作製される。半導体基板2が多結晶シリコン基板の場合は、例えば鋳造法などによって作製される。以下では、p型の多結晶シリコン基板を半導体基板2として用いた例によって説明する。
半導体基板2の製法について説明する。まず、鋳造法によって多結晶シリコンのインゴットを作製する。次いで、そのインゴットを例えば150〜250μm程度の厚みにスライスして、p型の半導体基板2を作製する。その後、半導体基板2の切断面の機械的ダメージ層および汚染層を除去するために、表面をNaOH、KOH、またはフッ酸、硝酸の混合液などの溶液でごく微量エッチングする。なお、このエッチング工程後に、ウエットエッチング法またはドライエッチング法を用いて、半導体基板2の表面2aに微小な凹凸構造(テクスチャ)を形成してもよい。テクスチャ形成によって、表面2aにおける光の反射率が低減することで、太陽電池素子1の変換効率が向上する。
次に、図4(b)に示すように、半導体基板2における表面2a側の表層内にn型の逆導電型層8を形成する。このような逆導電型層8は、ペースト状態にしたPを半導体基板2の表面2aに塗布して熱拡散させる塗布熱拡散法、ガス状態にしたオキシ塩化リン(POCl)を拡散源とした気相熱拡散法、または、リンイオンを直接拡散させるイオン打ち込み法などによって形成される。この逆導電型層8は0.1〜1μm程度の厚みで、40〜150Ω/□程度のシート抵抗を示すように形成される。
気相熱拡散法などで逆導電型層8を形成時に、裏面2b側にも逆導電型層が形成された場合には、フッ酸、硝酸の混合液に半導体基板2における裏面2b側のみを浸して、裏面2b側の逆導電型層8をエッチングして除去して、p型の一導電型領域7を露出させる。以上により、半導体基板2の内部に、p型の一導電型領域7とn型の逆導電型層8により
、pn接合を形成することができる。
次に、図4(c)に示すように表面2a側の表面に反射防止膜9を形成する。反射防止膜9は、上述の窒化シリコンなどからなる膜を、PECVD(plasma enhanced chemical
vapor deposition)法、熱CVD法、蒸着法またはスパッタリング法などを用いて形成
される。例えば、窒化シリコン膜からなる反射防止膜9をPECVD法で形成する場合であれば、反応室内を500℃程度としてシラン(SiH)とアンモニア(NH)との混合ガスを窒素(N)で希釈し、グロー放電分解でプラズマ化させて、窒化シリコン膜を堆積させることで形成される。反射防止膜9の厚みは、構成する材料によって適宜選択されて、適当な入射光に対して低反射条件を実現できるように設定される。例えば窒化シリコン膜で反射防止膜9を形成する場合、その屈折率は1.8〜2.3程度、厚み500〜1200Å程度であればよい。
次に、図4(d)に示すように、半導体基板2の表面2aに、バスバー電極3およびフィンガー電極4となる表面側導電ペースト13を配置する。表面側導電ペースト13としては、銀を主成分としてペースト中に70〜85質量%程度含有し、さらにガラスフリットおよび有機ビヒクルを混練したものを用いる。有機ビヒクルは、例えばバインダーとして使用される樹脂成分を有機溶媒に添加して得られる。バインダーとしては、エチルセルロース等のセルロース系樹脂のほか、アクリル樹脂、またはアルキッド樹脂等が使用され、有機溶媒としては、例えばブチルカルビトールアセテート、ターピネオールまたはジエチレングリコールモノブチルエーテル等が使用される。有機ビヒクルの含有質量は、ペースト中に5〜20質量%程度含有していればよい。また、ガラスフリットの成分は、ガラス材料として例えばSiO−Bi−PbO系、Al−SiO−PbO系などの鉛系ガラスを用いることができる。また、他のガラス材料としては、B−SiO−Bi系、またはB−SiO−ZnO系などの非鉛系ガラスも用いることができる。ガラスフリットは、ペースト中に2〜15質量%程度であればよい。表面側導電ペースト13を配置する方法としては、スクリーン製版を用いたプリント印刷法を用いることができる。そして配置後、所定の温度で乾燥し、溶剤を蒸発させる。
次に、図4(e)に示すように、半導体基板2の裏面2bに、接続電極6用の裏面側第1導電ペースト14を配置する。裏面側第1導電ペースト14は、上述の表面側導電ペースト13と同様の導電ペーストが使用可能である。裏面側第1導電ペースト14を配置後、所定の温度で乾燥させて溶剤を蒸散させる。
次いで、図4(f)に示すように、裏面集電電極5用の裏面側第2導電ペースト15を配置する。第2導電ペースト15としては、例えばアルミニウムを主成分とする金属粉末と、ガラスフリットと有機ビヒクルとを含有するアルミニウムペーストを用いられる。塗布法としては、プリント印刷法などを用いることができる。このようにペーストを塗布した後、所定の温度で乾燥させて溶剤を蒸散させる。
次に、表面側導電ペースト13、裏面側第1導電ペースト14、裏面側第2導電ペースト15を配置した半導体基板2を焼成炉に投入し、これらを同時に600〜850℃程度の温度で数分間、焼成する。これにより、焼成中に溶融したガラスフリットが半導体基板2の最表面と反応した後に固着して、各電極と半導体基板2との電気的コンタクトを形成するとともに、機械的な接着強度を高めることができる。このとき、表面側導電ペースト13は、反射防止膜9をファイアースルーして、半導体基板2と直に接するバスバー電極3およびフィンガー電極4が形成される。また、この焼成によって、裏面側第1導電ペースト14は、接続電極6となり、裏面側第2導電ペースト15は、集電電極5となる。このとき、集電電極5の形成と同時に、アルミニウムが半導体基板2に拡散することによって、BSF領域10が形成される。以上の工程によって、図2に示した太陽電池素子1が
完成する。
なお、本実施形態に係る太陽電池素子1の製造方法は、上記のものに限定されるものではない。例えば、焼成工程は、表面側導電ペースト13、裏面側第1導電ペースト14、裏面側第2導電ペースト15をそれぞれ配置した後に順次行なってもよいが、表面側導電ペースト13および裏面側第1導電ペースト14を同時に行ない、裏面側第2導電ペースト15配置後にさらに焼成してもよい。また、他の方法としては、表面側導電ペースト13を焼成した後、裏面側第1導電ペースト14、裏面側第2導電ペースト15を同時に焼成してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る太陽電池素子1Lは、図5に示すように、第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bの端部において、隣り合う第1フィンガー電極4aおよび第2フィンガー電極4bを電気的に接続する補助電極12をさらに備える点において、第1実施形態に係る太陽電池素子と相違する。
本実施形態では、図5(b)に示すように、バスバー電極3と半導体基板2の端部の間に位置する第2フィンガー電極4bに断線部D3が生じた場合であっても、補助電極12を介してバスバー電極3でキャリヤを集電することができる。具体的に、本実施形態では、断線部D3の近傍で発生したキャリヤe3が、第2フィンガー電極4b、補助電極12および第1フィンガー電極4aを通ってバスバー電極3に到達することができる(経路R4)。
本実施形態において、補助電極12のX方向における幅は、バスバー電極3のX方向における幅よりも小さいほうがよい。これにより、シャドウロスを低減することができる。よって、補助電極12のX方向における幅は、第2フィンガー電極4bの幅以上であればよい。また、補助電極12は、第1フィンガー電極4aの幅と同じであればよい。これにより、シャドウロスを低減しつつ、補助電極12の断線等の不具合の発生が低減される。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る太陽電池素子1Mは、図6(a)、図7に示すように、半導体基板2の表面1a側および裏面1b側の略全面に、パッシベーション層が形成されている点で上述の実施形態と相違する。パッシベーション層は、少数キャリヤの再結合を低減して太陽電池素子1の光電変換効率を向上させる役割を有している。
具体的に、太陽電池素子1Mでは、逆導電型層8の上に第1パッシベーション層17、一導電型領域7上に第2パッシベーション層18がそれぞれ形成されている。第1パッシベーション層17および第2パッシベーション層18は、例えば、ALD(Atomic Layer
Deposition:原子層蒸着)法を用いることによって、半導体基板2の側面も含む全表面
に同時に形成することができる。
ALD法によって、例えば酸化アルミニウムから成るパッシベーション層を形成するには、次の方法による。
まず、ALD装置の成膜室内に多結晶シリコンの半導体基板2を載置して、基板温度を100〜300℃に加熱する。次に、トリメチルアルミニウム等のアルミ原料を、アルゴンガス、窒素ガス等のキャリヤガスとともに0.5秒間、半導体基板2上に供給して、半導体基板2の全周囲にアルミ原料を吸着させる(工程1)。
次に、窒素ガスによって成膜室内をパージすることによって、空間中のアルミ原料を除
去するとともに、半導体基板2に吸着したアルミ原料のうち、原子層レベルで吸着した成分以外を除去する(工程2)。
次に、水またはオゾンガス等の酸化剤を、成膜室内に供給して、アルミ原料であるトリメチルアルミニウムのアルキル基であるCHを除去するとともに、アルミニウムの未結合手を酸化させ、半導体基板2に酸化アルミニウムの原子層を形成する(工程3)。
次に、窒素ガスによって成膜室内をパージすることによって、空間中の酸化剤を除去するとともに、原子層レベルの酸化アルミニウム以外、例えば、反応に寄与しなかった酸化剤等を除去する(工程4)。
そして、上記成膜工程1から工程4を繰り返すことによって、所定厚みを有する、酸化アルミニウム層を形成することができる。また、工程3で用いる酸化剤に水素を含有させることによって、酸化アルミニウム層に水素が含有されやすくなり、水素パッシベーション効果を増大させることもできる。
このように第1パッシベーション層17および第2パッシベーション層18の形成において、ALD法を使用することによって、半導体基板2表面の微小な凹凸に応じて酸化アルミニウム層が形成されることから、表面パッシベーション効果を高めることができる。さらに第1パッシベーション層17の上に上述の反射防止膜9が形成される。
次に、半導体基板2の表面2aにバスバー電極3とフィンガー電極4を、実施形態1または2と同様に形成する。
次いで、半導体基板2の裏面2bにバスバー電極としての接続電極6、BSF領域10および裏面フィンガー電極20を形成する。まず、実施形態1と同様に、銀を主成分としてガラスフリットと有機ビヒクルとを含有する導電ペーストを印刷法によって、図6(a)に示すように、3本の直線状に塗布する。このとき、導電ペーストは、第2パッシベーション層18上に塗布される。その後、最高温度600〜800℃で数十秒〜数十分程度焼成することによって、接続電極6を形成する。
次に、ガラスフリットと有機ビヒクルとを含有したアルミニウムペーストを第2パッシベーション層18の上に直接、所定領域に塗布した後、最高温度が600〜800℃の焼成を行なう。このとき、塗布されたペースト成分がファイアースルーにより第2パッシベーション層18を突きぬけ、半導体基板2の裏面2b側に裏面フィンガー電極20が形成される。そして、裏面フィンガー電極20が形成された部分の半導体基板2の裏面2b側内部にアルミニウムが拡散し、BSF領域10が形成される。なお、形成領域としては、例えば、裏面2bのうち図6(a)に示すような形状に、接続電極6と部分的に接するように形成すればよい。なお、先にアルミニウムからなる裏面フィンガー電極20を形成し、その後に銀からなる接続電極6を形成してもよい。また、接続電極6は半導体基板2と直接接触する必要はなく、接続電極6と半導体基板2との間に第2パッシベーション層18が存在しても構わない。
また、裏面フィンガー電極20は、実施形態1の半導体基板2の表面2b上に形成されたフィンガー電極4と同様に、図6(b)に示すように、幅が異なる第1裏面フィンガー電極20aおよび第2裏面フィンガー電極20bを備えていてもよい。具体的に、本実施形態において、Y方向における第1裏面フィンガー電極20aの幅は、第2裏面フィンガー電極20bの幅よりも大きくなるように形成されている。これにより、本実施形態では、第2裏面フィンガー電極20bに断線部D1、D2が生じても、バスバー電極に相当する接続電極6でキャリヤを集電することができる。その結果、本実施形態では、実施形態
1のフィンガー電極4の構造と同様の理由によって、光電変換効率の低下を低減することができる。このとき、第1裏面フィンガー電極20aの幅は、例えば300〜400μm程度、第2裏面フィンガー電極20bの幅は、例えば100〜250μm程度であればよい。
本実施形態では、上述の光電変換効率低下を低減する効果に加えて、太陽電池素子1の裏面1b側から入射する光、および後述する太陽電池モジュールの裏面にて反射した反射光が、第2パッシベーション層18を通り、太陽電池素子1の発電に寄与させることができる。その結果、光電変換効率が向上する。
<太陽電池モジュール>
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール21は、図8に示すように、複数の太陽電池素子1を有する太陽電池パネル23と、該太陽電池パネル23の外周部に配置されたフレーム24を有する。太陽電池モジュール21は、図8(a)に示す、主として光を受ける面である第1面21aおよび、図8(b)に示す、該第1面の裏面に相当する第2面21bを有する。そして、太陽電池モジュール21は、図1(b)に示すように、第2面21bに端子箱25を有している。また、端子箱25には、太陽電池モジュール21の発生した電力を外部回路に供給するための出力ケーブル26が配されている。
太陽電池素子1は、上述の実施形態1〜3のいずれかのものであればよい。また、隣り合う太陽電池素子1同士は、図9に示すように、接続部材22で電気的に接続される。この接続部材22は、例えば、厚さが0.1〜0.3mm程度の銅またはアルミニウムの金属箔であればよい。この金属箔には、表面に半田がコーティングされている。この半田は、メッキまたはディピング等によって、例えば、10〜50μm程度の厚みになるように設けられる。この接続部材22の幅は、バスバー電極3の幅と同等もしくはバスバー電極3の幅よりも小さくすればよい。これにより、接続部材22によって太陽電池素子1の受光を妨げにくくできる。また、接続部材22は、バスバー電極3および接続電極6の略全表面に接続してもよい。これにより、太陽電池素子1の抵抗成分を小さくできる。ここで、接続部材22を150mm角程度の半導体基板2を使用する場合、接続部材22の幅は、1〜3mm程度、その長さは260〜300mm程度であればよい。
1つの太陽電池素子1に接続される2つの接続部材22において、一方の接続部材22aは、図9(a)に示すように、太陽電池素子1の表面1aのバスバー電極3に半田付けされている。また、他方の接続部材22bは、太陽電池素子1の裏面1bの接続電極6に半田付けされている。
また、隣り合う太陽電池素子1(太陽電池素子1S、1T)は、図9(b)に示すように、太陽電池素子1Sの表面1aのバスバー電極3に接続した接続部材22の他端部を太陽電池素子1Tの裏面1bの接続電極6に半田付けされることによって接続される。このような接続を複数(例えば5〜10個程度)の太陽電池素子1に繰り返すことにより、複数の太陽電池素子1が直線状に直列接続されてなる太陽電池ストリングが形成される。
次にこの太陽電池ストリングを複数(例えば2〜10本程度)用意して、1〜10mm程度の所定間隔をあけて略平行に整列させて、太陽電池ストリングの各端部の太陽電池素子1同士を横方向配線35にてハンダ付けなどで接続する。また両端側の太陽電池ストリングの横方向配線35を接続していない太陽電池素子1には、外部導出配線36を接続する。
次に、透光性基板31、表面側充填材32及び裏面側充填材33、裏面材34を準備する。透光性基板31としては、ガラスやポリカーボネート樹脂などからなる基板が用いら
れる。ここで、ガラスとしては、例えば、白板ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、熱線反射ガラスなどが用いられる。また、樹脂であれば、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂が用いられる。透光性基板31は、厚さ3〜5mm程度であればよい。
表面側充填材32及び裏面側充填材33は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと略す)やポリビニルブチラール(PVB)から成り、Tダイと押し出し機により厚さ0.4〜1mm程度のシート状に成形されたものが用いられる。これらはラミネート装置により減圧下にて加熱加圧を行うことで、軟化、融着して他の部材と一体化するものである。
裏面材34は、外部からの水分の浸入を低減する役割を有する。この裏面材34は、例えば、アルミ箔を挟持した耐候性を有するフッ素系樹脂シート、アルミナまたはシリカを蒸着したポリエチレンテレフタレ−ト(PET)シート等が用いられ、さらに太陽電池モジュール21の第2面21b側からの光に入射を光発電に用いる場合は、ガラスやポリカーボネート樹脂を用いても良い。
次いで、図10に示すように、透光性基板31上に表面側充填材32を配置した後、上記のように接続した太陽電池素子1、裏面側充填材33、裏面材34を順次積層して積層体を作製する。
次いで、この積層体をラミネート装置にセットし、減圧下にて加圧しながら100〜200℃で例えば15分〜1時間程度加熱することにより、太陽電池パネル23を作製できる。
最後に、太陽電池パネル23の外周部にフレーム24や第2面21b側に端子箱25を必要に応じて取り付けることで、太陽電池モジュール21が完成する。
このような太陽電池モジュール21において、上述の各実施形態係る太陽電池素子1を使用することにより、太陽電池モジュール21の光電変換効率を向上させることができる。
1 :太陽電池素子
1a:表面
1b:裏面
2 :半導体基板
2a:表面
2b:裏面
3 :バスバー電極
4 :フィンガー電極
4a:第1フィンガー電極
4b:第2フィンガー電極
5 :裏面集電電極
6 :接続電極
7 :一導電型領域
8 :逆導電型層
9 :反射防止膜
10 : BSF領域
12 :補助電極
13 :表面側導電ペースト
14 :裏面側第1導電ペースト
15 :裏面側第2導電ペースト
17 :第1パッシベーション層
18 :第2パッシベーション層
20 :裏面フィンガー電極
20a:第1裏面フィンガー電極
20b:第2裏面フィンガー電極
21 :太陽電池モジュール
21a:第1面
21b:第2面
22 :接続部材
23 :太陽電池パネル
24 :フレーム
25 :端子箱
31 :透光性基板
32 :表面側充填材
33 :裏面側充填材
34 :裏面材
35 :横方向配線
36 :外部導出配線
D1、D2:断線部
R1〜R4:経路

Claims (5)

  1. 表面および裏面を有する半導体基板と、
    該半導体基板の表面および裏面の少なくとも一方の上に配置されたバスバー電極と、
    前記バスバー電極に電気的に接続された、第1方向に延びる第1フィンガー電極および第2フィンガー電極とを備え、
    前記第1フィンガー電極および前記第2フィンガー電極は、間隔を空けて隣り合うように前記半導体基板の前記バスバー電極が配置された面上に配置されており、
    前記第1方向と直交する第2方向における前記第1フィンガー電極の幅は、前記第2方向における前記第2フィンガー電極の幅よりも大きい、太陽電池素子。
  2. 前記第1フィンガー電極および前記第2フィンガー電極は、複数配置されているとともに、前記第2方向に沿って前記間隔を空けて交互に配置されている、請求項1に記載の太陽電池素子。
  3. 前記第1フィンガー電極および前記第2フィンガー電極の端部において、隣り合う前記第1フィンガー電極および前記第2フィンガー電極を、電気的に接続する補助電極をさらに備え、
    前記第1方向における前記補助電極の幅は、前記第1方向における前記バスバー電極の幅よりも小さい、請求項1または請求項2に記載の太陽電池素子。
  4. 前記第1フィンガー電極の幅は、110〜200μmであり、前記第2フィンガー電極の幅は、50〜100μmである、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の太陽電池素子。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の太陽電池素子を複数有しており、
    隣り合う前記太陽電池素子同士を接続導体で電気的に接続してなる太陽電池モジュール。
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