JP2015028469A - 測距装置、車両、測距装置の校正方法 - Google Patents

測距装置、車両、測距装置の校正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 実際の使用状態において高い測定精度を提供することができる測距装置を提供する。
【解決手段】 測定対象との距離が変化する物体に設置される測距装置であり、複数の撮像装置10A,10Bのそれぞれが撮像した画像データに基づいて測定対象までの第1距離を取得する第1距離取得部と、測定対象に照射された電磁波の反射波に基づいて、測定対象までの第2距離を取得する第2距離取得部20と、撮像装置10A,10Bと第2距離取得部20とを保持する保持部材30を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象までの距離を測定する測距装置と、車両と、測距装置の校正方法とに関するものである。
異なる位置に設置された複数の撮像装置が測定対象の画像データを取得し、複数の撮像装置が撮像した画像データにおける像位置の差(視差)を用いて、測定対象までの距離や測定対象の位置を測定するステレオカメラが知られている。ステレオカメラは、車両、船舶、鉄道等の安全装置やFA(Factory Automation)分野で用いられている。
ステレオカメラの用途として、例えば車両にステレオカメラを搭載し、運転手に車間距離や周囲の歩行者の有無などの情報を提供して運転を支援するシステムが知られている。ここで、車両用運転支援システムでは、測定範囲の遠距離化と測定距離精度の向上が求められている。
ステレオカメラにおける視差と距離の関係は、ステレオカメラに関する各種パラメータ(以下「ステレオカメラのパラメータ」という。)に依存する。ステレオカメラのパラメータは、複数のカメラそれぞれの画像中心位置や焦点距離、カメラ同士の相対位置及び姿勢から特定される。
ステレオカメラにより距離測定を行う場合には、ステレオカメラを構成する個々のカメラのパラメータを同定するために事前に校正(キャリブレーション)が行われる。ステレオカメラの校正の精度は、ステレオカメラの距離測定精度に影響する。
ここで、ステレオカメラのパラメータは、直接測定することが難しい。このため、ステレオカメラのパラメータは、例えば三次元座標値が既知である校正用ターゲットを各カメラそれぞれで撮像し、撮像された画像を用いて推定する。
ところで、ステレオカメラの校正の精度は、校正用ターゲットとカメラの設置精度に依存する。
このため、ステレオカメラの校正の精度を向上させるために、ステレオカメラの後方に別途設置したレーザ距離計を用いる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の技術では、レーザ距離計からステレオカメラまでの距離と校正用ターゲットまでの距離をそれぞれ測定することで、ステレオカメラから校正用ターゲットまでの距離を求め、校正精度を向上させる。
また、ステレオカメラの校正の精度を向上させるために、ステレオカメラを構成する複数のカメラの間にレーザ発光器を設けて前方にプラズマによる発光点を形成し、発光点を校正時の基準点に利用する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、ステレオカメラは、車両に搭載される場合には一般的に車室内、例えばフロントガラスとルームミラーとの間に取り付けられるため、ステレオカメラのパラメータは、フロントガラスの影響を受ける。つまり、ステレオカメラの校正は、測定精度を確保するためにステレオカメラを実際の設置位置に取り付けた状態で実施することが望ましい。
しかしながら、従来の技術では、ステレオカメラが車両などに搭載された状態(使用状態)においてステレオカメラの校正を行うことは困難であった。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、レーザ距離計と、ステレオカメラ及び校正ターゲット双方との位置関係を高精度に調整する必要がある。つまり、特許文献1に記載の技術では、レーザ距離計の測定軸を調整するための設備(例えば調整ステージ)が必要となるため、使用状態においてステレオカメラの校正を行うことは困難であった。
また、特許文献1に記載の技術では、ステレオカメラとは別にレーザ距離計を車室内に設置し、その上でレーザ距離計の位置調整を行って校正を行う必要があるため、作業性が非常に悪い。
また、特許文献1に記載の技術では、車室内にステレオカメラを設置した場合には、ステレオカメラとレーザ距離計との間に存在するルームミラーによって、レーザ距離計の光ビームが遮られてしまう。そのため、特許文献1に記載の技術では、校正用のターゲットまでの距離を測定することができなかった。
一方、特許文献2に記載の技術では、車両前方の空間にプラズマによる発光点を生成する必要があり、このため極めて大きなエネルギーをもつレーザパルスを所定の空間に集光する必要がある。
ここで、レーザ光を用いた公知の空間可視像の形成方法では、例えばYAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザによって波長1064nm、出力100mJ以上のエネルギーを空間上の一点に集光させる必要がある。
すなわち、特許文献2に記載の技術では、ステレオカメラの校正の際に極めて大きなエネルギーの不可視光を制御することが要求されるため、校正作業時の安全確保に細心の注意を払う必要がある。つまり、特許文献2に記載の技術では、実際の使用状態において高い測定精度を提供することが困難であった。
また、特許文献2に記載の技術では、レーザ発光器により形成された発光点を基準点に用いて校正するものであり、ステレオカメラを他の距離情報取得手段により校正するものではない。
本発明は、実際の使用状態において高い測定精度を提供することができる測距装置を提供することを目的とする。
本発明は、測定対象との距離が変化する物体に設置される測距装置であり、複数の撮像装置と、複数の撮像装置が撮像した画像データに基づいて測定対象までの第1距離を取得する第1距離取得部と、測定対象に照射された電磁波の反射波に基づいて測定対象までの距離を取得する第2距離取得部と、撮像装置と第2距離取得部とを保持する保持部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、実際の使用状態において高い測定精度を提供することができる。
本発明に係る測距装置の実施の形態を示す模式図である。 一般的なステレオカメラの測距原理と校正方法とを示す模式図である。 一般的なステレオカメラの測距原理と校正方法とを示す模式図である。 ステレオカメラの校正を行う構成を示す模式図である。 上記測距装置のカメラの測距原点と第2距離取得部の測距原点との位置関係を示すZX平面図である。 上記測距装置のカメラの測距原点と第2距離取得部の測距原点との位置関係を示すZY平面図である。 上記測距装置の機能ブロック図である。 上記測距装置の校正方法を示すフローチャートである。 本発明に係る測距装置の別の実施の形態における第2距離取得部と校正用ターゲットとの位置関係を示すZY平面図である。 図9の第2距離取得部が受信する受光信号の例を示す模式図である。 図9の測距装置の校正方法を示すフローチャートである。 本発明に係る測距装置のさらに別の実施の形態の第2距離取得部を示す模式図である。 本発明に係る車両の実施の形態を示す正面図である。
以下、本発明に係る測距装置と車両と測距装置の校正方法と実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●測距装置(1)●
まず、本発明に係る測距装置の実施の形態について説明する。
●測距装置の構成
本発明に係る測距装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る測距装置の実施の形態を示す模式図である。同図に示すように、測距装置100は、カメラ10A,10Bと、第1距離取得部50と、第2距離取得部20と、保持部材30と、測距装置筐体40とを有してなる。測距装置100は、測定対象との距離が変化する物体に設置される。ここで、測距装置100が設置される物体とは、車両、船舶、鉄道等の移動体、あるいはFA(Factory Automation)用途の場合には建物などの固定物である。また、測定対象とは、他の移動体や人物や動物、あるいは測距装置100が移動体に設置される場合には移動体の進行方向にある固定物である。
●画像測距部の構成
画像測距部は、複数のカメラ(撮像装置)10A,10Bと、第1距離取得部50と、を有してなる。画像測距部では、カメラ10A,10Bにより撮像した測定対象の画像データ(撮像画像)に基づいて第1距離取得部50が画像処理や距離測定処理などを行い、測定対象までの距離を取得(測距)する。
カメラ10A,10Bは、撮像素子11A,11Bと、撮像素子基板12A,12Bと、カメラレンズ13A,13Bと、カメラ筐体14A,14Bと、をそれぞれ備える。
撮像素子11A,11Bは、例えば、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサまたはCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサなどの、光電変換素子によるイメージセンサである。撮像素子11A,11Bは、カメラレンズ13A,13Bを通過した測定対象からの被写体光を受光して撮像する。
ここで、撮像素子11A,11Bは、第2距離取得部20の受光素子24の受光面を挟んで反射波の光軸の両側に配置される。
撮像素子基板12A,12Bは、撮像素子11A,11Bを搭載する基板であり、撮像素子11A,11Bの動作を制御する撮像素子制御回路が構成されている。
カメラレンズ13A,13Bは、撮像レンズに対応する。カメラレンズ13A,13Bは、測定対象からの被写体光を通過させ、被写体光の入射方向や入射角などの状態を制御して、撮像素子11A,11Bに測定対象の像を結像させる。
カメラ筐体14A,14Bは、撮像装置筐体であり、撮像素子12A,12Bとカメラレンズ13A,13Bとを含むカメラ10A,10Bの構成要素を収容する。
第1距離取得部50は、撮像装置筐体40に搭載される基板に設けられる。第1距離取得部50は、画像処理部51と、視差演算部52と、校正演算部53と、距離演算部54と、を有する。
画像処理部51は、撮像素子11A,11Bからの信号に応じて画像を生成する画像生成部の機能を有する。また、画像処理部51は、予め求められるステレオカメラのパラメータをもとに、カメラ10A,10Bそれぞれの撮像画像の歪みなどを補正する画像処理を行う。
視差演算部52は、画像処理部51で補正されたカメラ10A,10Bの撮像画像をもとに、測定対象(校正用ターゲット)の視差dを算出する。ここで、視差計算には、例えば周知のパターンマッチング手法を利用する。視差計算では、画像測距部と測定対象(校正用ターゲット)の距離が互いに異なる2以上の位置についての視差が算出される。
校正演算部53は、測距装置100から異なる2以上の位置にある校正用ターゲットまでの距離Zの情報を第2距離取得部20から取得する。
校正演算部53は、測定で得られた2組以上の視差dおよび距離Zの関係から、式(6)によりBf値およびΔdを決定する。校正は、算出されたBf値とΔdをメモリ等に保持することで完了する。
距離演算部54は、視差演算部52からの視差dと校正により求められたBf値およびΔdを入力して、後述の式(6)により、被写体までの距離Zを算出する。
●第2距離取得部の構成
第2距離取得部20は、測定対象に電磁波を照射してから測定対象からの反射波を受信するまでの時間(Time of Flight:TOF法)に基づいて測定対象との距離を測定する。
第2距離取得部20は、光源21と、光源基板22と、投光レンズ23と、受光素子24と、受光素子基板25と、受光レンズ26と、第2距離取得部筐体27と、第2距離取得部制御部60と、を備える。
光源21は、測定対象に向けて照射される光を出射する。ここで、光源21は、例えばレーザダイオードにより構成される。つまり、光源21は、電磁波である波長領域が800nm〜950nmの近赤外光を出射する。
光源基板22は、光源21を搭載し光源21を駆動する基板である。光源基板22は、車両(不図示)から供給された電圧を規定の電圧まで昇圧する駆動回路を有し、光源21を発光させる発振信号を生成している。光源21からは、発振信号により、変調光としてパルス幅が数ナノ秒から数100ナノ秒程度の短パルス光が周期的に放出される。
また、光源基板22は、第2距離取得部制御部60から発光制御信号及び不図示の電源から電流を受けて光源21に所定の変調電流を印加する。
投光レンズ23は、光源21から出射された光を透過させ、出射光の出射方向や出射角などの状態を制御する。投光レンズ23は、光源21から出射された光を平行光(ほぼ平行光も含む)にコリメートする。このため、第2距離取得部20は、検出対象の微小領域に対しても距離測定を行うことができる。
受光素子24は、光源21から出射された光のうち、受光レンズ26を通過して測定対象で反射された光(以下「反射光」という。)を受光して電気的信号に変換し、電気的信号を車両の制御装置(不図示)に送信する。ここで、反射光は、光源21から出射された電磁波である近赤外光が測定対象で反射されたもの(反射波)である。また、受光素子24は、シリコンPIN(P-Intrinsic-N)フォトダイオードや、アバランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)などの各種フォトダイオードを用いることができる。
受光素子基板25は、受光素子24を搭載する基板である。受光素子基板25は、受光した信号を増幅させる受光信号増幅回路を有する。
受光信号増幅回路は、受光素子24から出力される電気信号を増幅し、反射信号として第2距離取得部制御部60に送出する。
受光レンズ26は、反射光を通過させ、反射光の入射方向や入射角などの状態を制御する。
第2距離取得部筐体27は、光源21と受光素子24とを含む第2距離取得部20の構成要素を収容する。
第2距離取得部制御部60は、測距装置筐体40に搭載される基板に構成される。第2距離取得部制御部60は、発光制御部61と、時間計測部62と、を有する。
発光制御部61は、光源21の発光制御を行う。
時間計測部62は、駆動回路で信号を生成した時から開始された時間の計測を、反射光を変換した信号を生成した時に停止させて、出射された信号が受光されるまでの時間を計測する。
このように、第2距離取得部20は、第2距離取得部筐体27とは別の測距装置筐体40に第2距離取得部制御部60を搭載することにより、第2距離取得部筐体27のサイズを小さくすることができる。このため、第2距離取得部20は、第2距離取得部筐体27を画像測距部の複数のカメラ10A,10Bの間に設けることができる。
なお、第2距離取得部制御部60は、第1距離取得部50と共通の基板に構成してもよい。この場合には、第2距離取得部制御部60の基板を第1距離取得部50の基板と共通化することで、より低コストな測距装置を供給することができる。
以上説明した第2距離取得部20では、光源21の出射時刻と反射光の受光時刻との時間差から測定対象までの距離を計算することができる。
つまり、発光制御部61により変調されて光源21から出射された光は、投光レンズ23を介して微小な広がり角を有する光ビームとなる。第2距離取得部20から出射された光ビームは、保持部材30の取付面に垂直な方向(Z軸方向)に出射される。第2距離取得部20から照射された光ビームは、測定対象に照射される。
測定対象に照射された光ビームは、測定対象の反射点において一様な方向に散乱して反射される反射光となる。反射光のうち、測定対象に照射された光ビームと同様の光路を経て反射する光成分のみが、光源21とほぼ同軸に配置された受光レンズ26を介して受光素子24に入光する。受光素子24に入光された反射光は、受光素子24によって反射信号として検出される。
●保持部材の構成
保持部材30は、カメラ10A,10Bの少なくとも撮像素子11A,11Bと、第2距離取得部20の少なくとも光源21または受光素子24を保持する、共通の部材である。カメラ10A,10Bと第2距離取得部20とを保持することにより、保持部材30は、光源21からの光の出射方向(測定方向)において、カメラ10A,10Bと第2距離取得部20との測距原点の距離を固定(位置決め)することができる。ここで、測距原点の位置とは、カメラ10A,10Bと第2距離取得部20との距離取得の原点(基準点)となる位置である。カメラ10A,10Bの測距原点は、例えば、撮像素子11A,11Bの撮像面である。また、第2距離取得部20の測距原点は、例えば、受光素子24の受光面である。
保持部材30に取り付けられる第2距離取得部筐体27には、光源21を搭載し光源21を駆動する光源基板22と、受光素子24を搭載し受光素子24が受信した信号を増幅する受光素子基板25とが、備えられる。
ここで、保持部材30に対する第2距離取得部20の取り付け位置は、図1に示すカメラ10Aとカメラ10Bとの間に配置することにより、測距装置100の装置構成を小型化することができる。
なお、保持部材30に対する第2距離取得部20の取り付け位置は、上述のカメラ10Aとカメラ10Bとの間に限定されない。
また、保持部材30は、カメラ筐体14A,14Bと第2距離取得部筐体27とを介して、撮像素子11A,11Bと受光素子24とを保持するように構成することができる。
●ステレオカメラの測距原理と校正方法
次に、一般的なステレオカメラによる測距原理と校正方法について説明する。
図2と図3は、一般的なステレオカメラの測距原理と校正方法とを示す模式図である。図2,3では、ステレオカメラ110A,Bにより校正用ターゲットTを撮像した際の校正用測定対象(校正用ターゲットT)上の特徴点kとステレオカメラ110上の撮像素子111A,111Bの特徴点jとの関係を示している。
なお、図2,3において、校正用ターゲットTの面に沿って水平方向をX軸方向とし、校正用ターゲットTの面に沿って垂直方向をY軸方向とする。
ここで、ステレオカメラ110の基線長をB、単眼カメラ110A,110Bの焦点距離をf、ステレオカメラ110の光学中心115A,115B(ステレオカメラ110の設置位置)と校正用ターゲットTとの距離をZとする。
この場合に、校正用ターゲットT上の特徴点kが(a,b,0)の位置にあるとき、単眼カメラ110Aにおける特徴点の理想位置(i,j)は、図2,3から、以下の式(1)と式(2)によって定まる。

Figure 2015028469
(1)

Figure 2015028469

(2)
また、単眼カメラ110Bにおける特徴点の理想位置(i´,j´)は、以下の式(3)と式(4)によって定まる。


Figure 2015028469
(3)

Figure 2015028469

(4)
そして、式(1)と式(3)より、距離Zは、

Figure 2015028469

(5)
となる。
以上説明したように、単眼カメラ110A,110Bの視差dから、式(5)によりステレオカメラ110の設置位置から校正用ターゲットTまでの距離Zを算出することができる。
ところで、単眼カメラ110A,110Bでは、焦点距離や基線長の設計値と実測値との間で誤差が生じる。また、単眼カメラ110A,110Bの撮像素子の理想位置からのずれなどの要因により、測定された視差には誤差が含まれる。そのため、これらの誤差を考慮すると、距離Zは、

Figure 2015028469

(6)
となる。ここで、実際の基線長をB、実際の焦点距離をf、測定された視差をd、視差のオフセットをΔdとする。
式(6)は、ステレオカメラ110で高精度に測距を行うためには、Bf値(Bとfの積)とΔdを事前に校正する必要があることを示している。
図4は、ステレオカメラ110の校正を行う構成を示す模式図である。同図に示すように、ステレオカメラ110の校正を行うには、単眼カメラ110A,110Bの前方に特徴点kを有する校正用ターゲットTを配置して、視差dを測定する。ここで、単眼カメラ110A,110Bと校正用ターゲットTとの間の距離Zは既知である。
校正用ターゲットTについて、Z軸方向(測定方向)において設置位置を異ならせた2組以上の視差dと距離Zを得ることにより、式(6)からBf値とΔdが決定される。
校正用ターゲットTまでの距離を測定して行う校正方法では、ステレオカメラ110から校正用ターゲットTまでの距離Zを正確に把握しておくことが、校正精度の向上に不可欠である。
つまり、上述の校正方法では、単眼カメラ110A,110Bの測定方向後方に、レーザ測距計200を配置する。次に、上述の校正方法では、単眼カメラ110A,110Bのそれぞれと校正用ターゲットTとの間の距離をレーザ測距計200によって測定することで距離Zを取得する。そして、上述の校正方法では、取得した距離Zを用いてステレオカメラ110の校正を行う。
しかしながら、上述の校正方法では、レーザ測距計200の位置をステレオカメラ110の設置位置に対して予め高精度に調整する必要がある。そのため、上述の校正方法では、例えば車両内部にステレオカメラ110を取り付けた場合のように、取り付け及び作業スペースが限られる場所においてこの方法を実施することは困難である。
●測距装置の校正方法
次に、測距装置100の校正方法について説明する。
図5は、測距装置100のカメラ10A,10Bの測距原点と第2距離取得部20の測距原点との位置関係を示すZX平面図である。また、図6は、測距装置100のカメラ10A,10Bの測距原点と第2距離取得部20の測距原点との位置関係を示すZY平面図である。
先に説明したように、測距装置100は、画像測距部のカメラ10A,10Bと第2距離取得部20とが共通の保持部材30に取り付けられる。つまり、測距装置100は、保持部材30により、カメラ10A,10Bと第2距離取得部20とのZ軸方向(測定方向)の相対的な位置が予め調整された上で固定されている。ここで、第1距離取得部50の測距原点15A,15Bと第2距離取得部20の測距原点28との差ΔZは既知である。
したがって、図5,6に示すように、測距装置100は、第2距離取得部20による測定距離L1と既知の値ΔZとから、画像測距部と校正用ターゲットTとの間の距離Z(=L1−ΔZ)を算出することができる。
ここで、測距装置100では、基線長Bおよび視差のオフセットΔd以外は校正されているため、カメラ10A,10Bの撮像領域内における校正用ターゲットT上の撮像位置を問わず、視差dは一定となる。
つまり、測距装置100の校正を行う場合に、校正用ターゲットTは、カメラ10Aとカメラ10Bとが同時に撮像することができる特徴点T1を1点以上有すればよい。
なお、画像測距部と校正用ターゲットTとの間の距離Zを正確に測ることを考慮すると、第2距離取得部20のレーザ光照射位置と校正用ターゲットTとは、一致することが望ましい。
図7は、測距装置100の機能ブロック図である。図8は、測距装置100の校正方法を示すフローチャートである。
まず、測距装置100の校正を行うにあたり、測距装置100の測定方向前方に校正用ターゲットTを設置する(S101)。
次に、第2距離取得部20から照射される光ビームが校正用ターゲットTの特徴点T1を照射するように、測距装置100を所定の位置(例えば車室内の後方確認用ミラーとフロントガラスの間)に設置する(S102)。
第2距離取得部20では、光源21から校正用ターゲットTに光ビームを照射した後、受光素子24が校正用ターゲットTからの反射波を受信する。第2距離取得部20では、時間計測部62が計測した光ビームを照射してから反射波を受信するまでの時間に基づいて、第2距離取得部20の測距原点28と校正用ターゲットTとの間の距離L1を測定する(S103)。
距離演算部54は、第2距離取得部20による測定距離L1と既知の値ΔZとから、画像測距部と校正用ターゲットTとの間の距離Zを算出する(S104)。
画像測距部では、カメラ10Aとカメラ10Bとを用いて校正用ターゲットTの特徴点T1を撮像する(S105)。撮像された特徴点T1の画像は、画像処理部51で画像処理されて補正後の画像データ(補正画像)が生成される。
視差演算部52は、生成された補正画像から校正用ターゲットTの視差dを算出する(S106)。測距装置100では、S103からS106の処理により、第1距離取得部50の校正に必要なZとdとの関係を得ることができる。
測距装置100では、校正演算部53が視差dと距離Zの関係に基づいてBf値とΔdを決定するために、視差dと距離Zとの値を2組以上得る必要がある。そのため、測距装置100では、S103からS106の処理を2回以上繰り返したか否かを確認する(S107)。
S103からS106の処理を2回以上繰り返していない場合(S107:No)には、測距装置100では、測距装置100と校正用ターゲットTとの間の距離Zが異なる2点以上について、S103からS106の処理を繰り返す。
S103からS106の処理を2回以上繰り返している場合(S107:Yes)には、校正演算部53は、2組以上の視差dと距離Zとの関係に基づいてBf値とΔdを算出して(S108)、校正を終了する。
以上説明した測距装置100は、保持部材30によりカメラ10A,10Bと第2距離取得部20との測距原点の位置が固定されている。このため、測距装置100によれば、車室内などの校正作業を行うスペースが制限された場所に設置した場合であっても、高精度に第1距離取得部50の校正を行うことができる。
●測距装置(2)●
次に、本発明に係る測距装置の別の実施の形態について説明する。以下の説明では、先に説明した測距装置100との相違点のみを説明する。
図9は、本発明に係る測距装置の別の実施の形態における第2距離取得部と校正用ターゲットとの位置関係を示すZY平面図である。同図に示すように、本実施の形態における測距装置では、第2距離取得部120の構成が先に説明した測距装置100の第2距離取得部20と相違する。
すなわち、本実施の形態における測距装置では、第2距離取得部120が、不図示の光源から複数の光ビームとして第1光ビームB1と第2光ビームB2とを、Z軸に対して異なる角度(第1光ビームB1と第2光ビームB2とのなす角θ2)で照射する。
ここで、上述のように出射方向の異なる複数の光ビームを生成する方法としては、例えば、第2距離取得部120の内部に複数の光ビームに対応して複数の光源を設ける方法が考えられる。
また、出射方向の異なる複数の光ビームを生成する他の方法としては、1つの光源から出射された光を平行光にコリメートした後に分岐させて各々の光ビームの出射角度を変化させる方法が考えられる。
さらに、出射方向の異なる複数の光ビームを生成する他の方法としては、ブレーズ回折板に平行なビームを通過させることで発生した0次回折光と1次回折光を使用する方法が考えられる。
なお、出射方向の異なる複数の光ビームを生成する方法は、上述の方法には限定されず、他の方法を採用することができる。
本実施の形態における測距装置では、第1距離取得部50の校正方法を実行するにあたり、第1光ビームB1が照射される第1校正用ターゲットT10と、第2光ビームB2が照射される第2校正用ターゲットT20とを設置する。
ここで、第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20とは、第2距離取得部20から測定方向(Z軸方向)において異なる距離となる位置に配置される。
つまり、本実施の形態における測距装置では、出射方向が異なる複数の第1光ビームB1と第2光ビームB2により、設置距離の異なる第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20に対応した複数の領域に分割して測距範囲を検出して測距を行う。
そして、本実施の形態における測距装置では、第1校正用ターゲットT10と第2距離取得部120の測距原点128との間の距離Lと、第2校正用ターゲットT20と第2距離取得部120の測距原点128との間の距離Lと、を取得する。
また、本実施の形態における測距装置では、先に説明した第1距離取得部50により、校正用ターゲットT10の特徴点T11と校正用ターゲットT20の特徴点T21との視差を取得する。
ここで、2方向への第1光ビームB1と第2光ビームB2とを2つの校正用ターゲットT10,T20に照射する場合に、第1光ビームB1の広がり角をΔθ1、第2光ビームB2の広がり角をΔθ2とする。また、保持部材30に垂直な方向(Z軸方向)に対する第1光ビームB1をθ1、保持部材30に垂直な方向(Z軸方向)に対する第2光ビームB2の照射角度をθ2とする。
ここで、広がり角Δθ1と広がり角Δθ2と照射角度θ1と照射角度θ2との関係は、以下の式(7)を満たすように設定する。

Figure 2015028469

(7)
以上の式(7)を満たすことで、本実施の形態における測距装置では、複数の光ビームを分離することができる。
また、光源から照射角度θkで照射された光ビームは、第2距離取得部20により測定された第2距離取得部20と校正用ターゲットとの間の距離L´と実際の第2距離取得部20と校正用ターゲットとの間の距離Lとが、以下の式(8)の関係を満たす。

Figure 2015028469


(8)
ここで、照射角度θは既知の値であるため、式(8)によれば、第2距離取得部20による距離L´の測定値から校正用ターゲットまでの距離を算出できる。
図10は、図9の第2距離取得部120が受光する受光信号の例を示す模式図である。同図に示すように、レーザ光を照射する光源からは、パルス状の時間波形を持って光源印加電流iの光ビームが出射される。
また、光源印加電流iの光ビームが出射された時から起算してT後に受光素子により受光された第1校正用ターゲットT10からの反射光による信号が反射信号RB1である。また、光源印加電流iの光ビームが出射された時から起算してT後に受光素子により受光された第2校正用ターゲットT20からの反射光による信号が反射信号RB2である。
ここで、時間Tと距離L´とは、以下の式(9)の関係を満たす。

Figure 2015028469

(9)
なお、cは光速(=3×108m/s)である。
また、第2距離取得部20が1個の光源を有し、光ビームを複数の光ビームに分割して出射する場合に、複数の光ビームそれぞれの発光タイミングは同一であるが、それぞれの光ビームが照射される校正用ターゲットまでの距離に応じた複数の反射信号を得る。
ここで、受光した反射信号のパルス幅をΔt、反射信号RB1の受信時間をT、反射信号RB2の受信時間をTとすると、以下の式(10)の関係を満たすようにΔtと第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20それぞれの位置を設定する。

Figure 2015028469
(10)
本実施の形態における測距装置では、式(10)を満たすようにパルス幅Δtと第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20それぞれの位置を設定することで、反射信号RB1と反射信号RB2とが互いに重なり合うことがない。つまり、本実施の形態における測距装置によれば、第1校正用ターゲットT10までの距離Lと第2校正用ターゲットT20までの距離Lとを正確に測定することができる。
以上の式(10)を満たすための第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20との間隔は、例えばパルス幅Δtを20ナノ秒とする場合に、測定方向(Z軸方向)に3m以上離して設置すればよい。
図11は、図9の第2距離取得部120を有する測距装置の校正方法を示すフローチャートである。
まず、本実施の形態における測距装置の測定方向前方に第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20とを設置する(S201)。
次に、第1光ビームB1が第1校正用ターゲットT10の特徴点T11を照射し、第2光ビームB2が第2校正用ターゲットT20を照射するように、本実施の形態における測距装置を所定の位置に設置する(S202)。
第2距離取得部120では、光源から第1校正用ターゲットT10に第1光ビームB1を照射し第2校正用ターゲットT20に第2光ビームB2を照射する。その後、第2距離取得部120では、受光素子24が第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20とから、それぞれ反射光を受光する。
第2距離取得部120では、時間計測部が計測した第1光ビームB1と第2光ビームB2とを照射してから反射光を受光するまでの時間に基づいて、距離Lと距離Lとを測定する(S203)。
距離演算部は、第1光ビームB1の照射角度θ1と距離Lと既知の値ΔZとから、画像測距部と第1校正用ターゲットT1との間の距離Z1を算出する。また、距離演算部は、第2光ビームB2の照射角度θ2と距離Lと既知の値ΔZとから、画像測距部と第2校正用ターゲットT2との間の距離Z2を算出する。(S204)。
画像測距部では、複数のカメラを用いて第1校正用ターゲットT10の特徴点T11と第2校正用ターゲットT20の特徴点T21とを撮像する(S205)。画像処理部では、撮像された特徴点T11と特徴点T21の画像から補正画像が生成される。
視差演算部52は、生成された補正画像から第1校正用ターゲットT10の視差dと第2校正用ターゲットT20の視差dとを算出する(S206)。本実施の形態における測距装置では、S203からS206の処理により、画像測距部の校正に必要な2組の距離Zkと視差dの関係、すなわち、Z1とdの関係とZ2とdとの関係とを得ることができる。
校正演算部は、2組の距離Zkと視差dの関係に基づいてBf値とΔdを算出して(S208)、校正を終了する。
以上説明した本実施の形態における測距装置によれば、校正用ターゲットの位置を変更することなく複数組の距離Zkと視差dの関係を得ることができるため、高精度な画像測距部の校正を簡便に実施することができる。
なお、一般に、第2距離取得部120から校正用ターゲットまでの距離が長くなるほど、受光素子により受光される反射信号の振幅は小さくなる。
そこで、複数の校正用ターゲットからの反射光の強度差を以下の方法により減少させることが考えられる。ここで、第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20との反射率をそれぞれ異ならせる方法としては、例えば第2校正用ターゲットT20に細かなガラスビーズやコーナーリフレクタを用いて反射率を高めることが考えられる。
すなわち、複数の校正用ターゲットからの反射光の強度差を減少させる方法として、例えば第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20との反射率をそれぞれ異ならせることが考えられる。
また、複数の校正用ターゲットからの反射光の強度差を減少させる他の方法として、例えば第1光ビームB1と第2光ビームB2との投射強度を異ならせてもよい。
以上のように構成することによって、本実施の形態における測距装置では、第1校正用ターゲットT10と第2校正用ターゲットT20との反射光の強度差を減少させることができる。このため、本実施の形態における測距装置では、反射信号RB1,RB2の受光タイミングをより正確に取得できるため、距離L,Lを高精度に測定することができる。
●測距装置(3)●
次に、本発明に係る測距装置のさらに別の実施の形態について説明する。以下の説明では、先に説明した測距装置100との相違点のみを説明する。
図12は、本発明に係る測距装置のさらに別の実施の形態の第2距離取得部を示す模式図である。同図に示すように、本実施の形態における測距装置では、第2距離取得部220の構成が先に説明した測距装置100の第2距離取得部20と相違する。
第2距離取得部220は、光源221A,221Bと、光源基板222と、投光レンズ223A,223Bと、受光素子224と、受光素子基板225と、受光レンズ226と、第2距離取得部筐体227とを備える。また、第2距離取得部220は、ダイクロイックミラー228と、ダイクロイックプリズム229とを備える。
ここで、光源221Bと投光レンズ223Bとダイクロイックミラー228とダイクロイックプリズム229とは、可視光照射部を構成する。
第2距離取得部220は、レーザ光による測距を行うための近赤外領域の光ビーム(以下「近赤外光ビーム」という。)を出射する光源221Aに加えて、可視領域の光ビーム(以下「可視光ビーム」という。)を出射する光源221Bを備える。
通常、レーザ光による測距には、近赤外光が用いられる。つまり、レーザ測距に用いる光源221Aから出射される近赤外光ビームでは、校正用ターゲットの特徴点を照射していることを目視で確認することは困難である。そのため、光源221Aから出射される近赤外光ビームが校正用ターゲットの特徴点を照射していることを確認する場合には、例えば専用の撮像カメラ等を用いて照射領域を観察しつつ、校正用ターゲットの位置を調整する必要がある。
そこで、本実施の形態における測距装置では、近赤外光ビームを出射する光源221Aに加えて、可視光ビームを出射する光源221Bを追加する。
また、第2距離取得部220は、光源221Aからの出射光が通過し、出射光の出射方向や出射角などの状態を制御する投光レンズ223Aに加えて、光源221Bからの出射光が通過し、出射光の出射方向や出射角などの状態を制御する投光レンズ223Bを備える。
投光レンズ223A,223Bは、光源221A,221Bから出射された光ビームを平行光にコリメートする。
ダイクロイックミラー228とダイクロイックプリズム229とは、近赤外光ビームと可視光ビームとが、同軸で出射されるように光ビームを合成する光結合素子である。
なお、本実施の形態における測距装置では、光結合素子として偏光ビームスプリッタを用いることができる。偏光ビームスプリッタを用いて光ビームを合成する場合には、光源221Aから出射される近赤外光ビームと光源221Bから出射される可視光ビームとの偏光方向を互いに90°異ならせて出射して、ビーム合成を行う。
また、光源221Bから出射される可視光ビームは、校正用ターゲットを設置する際にのみ出射されていればよいが、例えば校正用ターゲットの設置位置のずれを校正作業中に確認する目的などのために、校正作業中に点灯させてもよい。
ここで、可視光ビームを出射する光源221Bの出力は、目視で照射領域が観察できる程度(1mW程度)である。つまり、光源221Bの出力は、光源221Aの近赤外光ビームの出力ピーク強度(数W〜数10W)と比べて非常に小さいため、光測距に影響を与えることはない。
以上説明した本実施の形態における測距装置では、目視によってレーザ照射位置を容易に把握することができるため、校正作業をより簡便に実施することができる。
●車両●
次に、本発明に係る車両の実施の形態について説明する。
図13は、本発明に係る車両の実施の形態を示す正面図である。同図に示すように、車両500は、フロントガラス510の内側(車室側)上部のインナーリアビューミラー520付近に本発明に係る測距装置100を備える。
なお、測距装置100の取付位置は、上述の位置に限定されず、車両500の進行方向前方の車両外の状況を検知することができる位置であればよい。
ここで、図13において車両500の幅方向(紙面左右方向)を車幅方向、紙面を貫く方向を車両進行方向とする。
車両500は、動力制御、ブレーキ制御、操舵力制御、ディスプレイ(不図示)の表示制御など、車両500の各種機構の制御を行う不図示の車両制御装置を備える。車両制御装置は、測距装置100が検知した検知対象に関する情報(検知対象の存否、検知対象までの距離や方向、検知対象の大きさなど)に基づいて、車両500の走行を支援して安全性能を向上させるアクティブセーフティを実現する各種動作を実行する。
すなわち、測距装置100は、光ビームを出射して検知対象に照射し、検知対象から光ビームの反射光を受光し、出射から受光までの時間を計測することで、検知対象までの距離を算出する。
車両500の車両制御装置は、検知対象までの距離に基づいて、所定の距離範囲内であれば車両500の速度を低下させる、あるいは車両500を停止させる、音声や画像を用いて運転者に注意喚起するなどのアクティブセーフティを実現する制御を行う。
また、測距装置100は、車両500の進行方向前方の状況を撮像する。車両500の車両制御装置では、撮像した画像から検知対象を検知する画像認識を行う。つまり、車両制御装置では、検知対象が車両であるか人であるかなどの属性を認識することで、アクティブセーフティを実現する各種動作の精度を向上させている。
また、車両制御装置は、測距装置100が撮像した画像から、道路上の白線の位置や、路面の端部を検知し、車両500の車線逸脱防止制御などを行う。
以上説明した車両500によれば、測距装置100の保持部材により複数のカメラと第2距離取得部が一体化されているため、車室内などの校正作業を行うスペースが制限された場所に設置した場合であっても、高精度に画像測距部の校正を行うことができる。
1 :画像測距部
10 :カメラ
11 :撮像素子
12 :撮像素子基板
13 :カメラレンズ
14 :カメラ筐体
15 :測距原点
20 :第2距離取得部
21 :光源
22 :光源基板
23 :投光レンズ
24 :受光素子
25 :受光素子基板
26 :受光レンズ
27 :第2距離取得部筐体
28 :測距原点
30 :保持部材
40 :測距装置筐体
50 :第1距離取得部
51 :画像処理部
52 :視差演算部
53 :校正演算部
54 :距離演算部
60 :第2距離取得部筐体
61 :発光制御部
62 :時間計測部
100 :測距装置
110 :ステレオカメラ
111 :撮像素子
115 :光学中心
120 :第2距離取得部
128 :測距原点
200 :レーザ測距計
220 :第2距離取得部
221 :光源
222 :光源基板
223 :投光レンズ
224 :受光素子
225 :受光素子基板
226 :受光レンズ
227 :第2距離取得部筐体
228 :ダイクロイックミラー
229 :ダイクロイックプリズム
500 :車両
510 :フロントガラス
520 :インナービューミラー
特開2012−167944号公報 国際公開第WO2009/119229号

Claims (14)

  1. 測定対象との距離が変化する物体に設置される測距装置であり、
    複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置のそれぞれが撮像した画像データに基づいて前記測定対象までの第1距離を取得する第1距離取得部と、
    前記測定対象に照射された電磁波の反射波に基づいて前記測定対象までの第2距離を取得する第2距離取得部と、
    前記撮像装置と第2距離取得部とを保持する保持部材と、
    を有する、
    ことを特徴とする測距装置。
  2. 前記保持部材は、前記第1距離取得部と前記第2距離取得部とのそれぞれの測距原点の測定方向における位置を固定する、
    請求項1記載の測距装置。
  3. 前記保持部材は、前記第1距離取得部の測距原点の測定方向における位置と前記第2距離取得部の測距原点の測定方向の位置との間の距離を固定する、
    請求項2記載の測距装置。
  4. 測定対象との距離が変化する物体に設置される測距装置であり、
    複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置のそれぞれが撮像した画像データに基づいて前記測定対象までの第1距離を取得する第1距離取得部と、
    前記測定対象に照射された電磁波の反射波に基づいて前記測定対象までの第2距離を取得する第2距離取得部と、
    前記撮像装置の測距原点の測定方向における位置と前記第2距離取得部の測距原点の測定方向の位置との間の距離を特定する、
    ことを特徴とする測距装置。
  5. 前記第1距離を、前記第2距離に基づいて校正する校正演算部、
    を備えた、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の測距装置。
  6. 前記第1距離を、前記第1距離と、前記第2距離と、前記第1距離取得部の測距原点と前記第2距離取得部の測距原点との間の距離と、に基づいて校正する校正演算部、
    を備えた、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の測距装置。
  7. 前記第1距離取得部は、前記画像データを補正して補正画像データを生成する画像処理部と、
    前記補正画像データに基づいて前記測定対象の視差値を算出する視差演算部と、
    前記視差値に基づいて前記測定対象までの距離を算出する距離演算部と、
    を備える、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の測距装置。
  8. 前記第2距離取得部は、
    前記光源を駆動する駆動回路と、
    前記光源からの光を透過させる投光レンズと、
    を備える、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の測距装置。
  9. 前記第2距離取得部は、前記第2距離を取得する領域を複数の領域に分割して前記第2距離を取得する、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の測距装置。
  10. 前記第2距離取得部は、前記複数の領域に分割される前記第2距離を取得する領域を照射する電磁波の強度を互いに異ならせる、
    請求項9記載の測距装置。
  11. 前記第2距離取得部から照射された前記電磁波の出射方向と同軸となる可視光を照射する可視光照射部を有する、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の測距装置。
  12. 車両の進行方向前方の車両外の測定対象までの距離を測距する測距装置を有してなり、
    前記測距装置は、請求項1乃至11のいずれかに記載の測距装置である、
    ことを特徴とする車両。
  13. 請求項1乃至11のいずれかに記載の測距装置を用いて測定対象までの距離を校正する方法であって、
    前記第1距離取得部が、前記測距装置からの距離が互いに異なる複数の校正用測定対象それぞれまでの第1距離を測定するステップと、
    前記第2距離取得部が、前記測距装置からの距離が互いに異なる複数の校正用測定対象それぞれまでの第2距離を測定するステップと、
    前記第1距離を、前記第2距離に基づいて校正するステップと、
    を実行する
    測距装置の校正方法。
  14. 前記複数の校正用測定対象は、それぞれの反射率が異なる、
    請求項13記載の測距装置の校正方法。
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