JP2015027187A - 非接触充電システムおよびこれに用いる充電器と電子機器 - Google Patents

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Yasuyuki Yamazaki
康之 山崎
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Abstract

【課題】磁界を送受信することによって電力供給を行う非接触充電システムにおいて、電力供給とコマンドの送受信とを個別に最適化し、かつ、相互の干渉を抑制することで、効率的な電力供給を実現する。
【解決手段】本発明の非接触充電システムは、電力を供給する磁界を送信する充電器と、前記磁界の受信により前記電力を受給する電子機器と、を備えた非接触充電システムにおいて、前記充電器は、前記磁界を送信する送信部と、前記電子機器に認識信号を送信し前記電子機器から送信される起動信号を受信する送受信部と、を有し、前記電子機器は、前記磁界を受信する受信部と、前記認識信号を受信し前記起動信号を送信する受送信部と、を有し、前記充電器は前記起動信号に基づいて前記磁界を送信し、前記電子機器は前記認識信号に基づいて前記磁界を受信することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁誘導を利用して携帯端末などの電子機器の電池に非接触で給電する、非接触充電システムおよびこれに用いる充電器と電子機器に関する。
近年、スマートフォン等の多機能携帯端末は、表示部の大画面化やバックグラウンドで通信するアプリケーションの使用などによる消費電力の増大により、電池の頻繁な充電を必要としている。携帯端末の充電はケーブルにより接続して行う方式が一般的であるが、ケーブルの煩わしさを解消するために、非接触ワイヤレス充電の要求が高まっている。
非接触ワイヤレス充電システムとしては、特許文献1に開示された充電システムがある。この充電システムは、携帯電話と携帯電話を非接触方式で充電する非接触充電器とから構成され、携帯電話が充電完了を示す満充電コマンドを送信し、当該満充電コマンドの受信とともに、非接触充電器は携帯電話への充電を行なわない充電停止状態に移行することにより、充電時の電力消費の抑制や安全対策が可能となるとしている。
再特WO2008/056415号公報
しかしながら、特許文献1の非接触ワイヤレス充電システムには、以下のような課題があった。すなわち、非接触充電器から携帯電話への電力供給と、非接触充電器と携帯電話との間のコマンドの送受信とが、各々の機器の有する一つのコイルにより行われていた。そのため、電力供給とコマンドの送受信の各々の最適化が難しく、また、電力供給とコマンドの送受信との相互の干渉により、電力供給やコマンドの送受信の性能劣化を生じていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電磁誘導を利用した充電器が携帯端末などの電子機器の電池に非接触で給電する非接触充電システムにおいて、電力供給とコマンドの送受信の各々の最適化が可能であり、電力供給とコマンドの送受信の相互の干渉の抑制された非接触充電システムを提供することである。
本発明の非接触充電システムは、電力を供給する磁界を送信する充電器と、前記磁界の受信により前記電力を受給する電子機器と、を備えた非接触充電システムにおいて、前記充電器は、前記磁界を送信する送信部と、前記電子機器に認識信号を送信し前記電子機器から送信される起動信号を受信する送受信部と、を有し、前記電子機器は、前記磁界を受信する受信部と、前記認識信号を受信し前記起動信号を送信する受送信部と、を有し、前記充電器は前記起動信号に基づいて前記磁界を送信し、前記電子機器は前記認識信号に基づいて前記磁界を受信することを特徴とする。
本発明の充電器は、電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる充電器において、前記充電器は、電力を供給する磁界を送信する送信部と、前記電力を供給する電子機器に認識信号を送信し、前記電子機器から送信される起動信号を受信する、送受信部と、を備え、前記起動信号に基づいて前記磁界を送信することを特徴とする。
本発明の電子機器は、電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる電子機器において、前記電子機器は、電力を供給する磁界を受信する受信部と、前記電力を供給する充電器から送信される認識信号を受信し、前記充電器に起動信号を送信する、受送信部と、を備え、前記認識信号に基づいて前記磁界を受信することを特徴とする。
本発明によれば、電磁誘導を利用した充電器が携帯端末などの電子機器の電池に非接触で給電する非接触充電システムにおいて、電力供給とコマンドの送受信の各々の最適化が可能であり、電力供給とコマンドの送受信の相互の干渉の抑制された非接触充電システムが実現する。これにより、磁界によるクレジットカードや心臓ペースメーカ等への影響が軽減され、ユーザの充電に対する負担の軽減された非接触充電システムが実現する。
本発明の第1の実施形態の非接触充電システムに用いる電力供給を行う充電器である磁界発生機の構成図である。 本発明の第1の実施形態の非接触充電システムに用いる電力供給を受ける電子機器である受信携帯端末の構成図である。 本発明の第1の実施形態の磁界発生機の動作を説明したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の受信携帯端末の動作を説明したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の認識信号受信無線部219、及び起動信号送信無線部222の間欠動作を説明する図である。 本発明の第1の実施形態のオートチューン回路部202のインピーダンスコントロールを行う動作を説明したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の非接触充電システムの磁界発生機10と受信携帯端末20との配置例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の非接触充電システムに用いる電力供給を受ける電子機器である受信携帯端末の構成図である。 本発明の第2の実施形態の非接触充電システムに用いる電力供給を行う充電器である磁界発生機の構成図である。 本発明の第2の実施形態の非接触充電システムに用いる電力供給を受ける電子機器である受信携帯端末の構成図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
(構成の説明)
図1は、本発明の第1の実施形態の非接触充電システムに用いる、電力供給を行う充電器である磁界発生機10の構成を、図2は、本発明の第1の実施形態の非接触充電システムに用いる、電力供給を受ける電子機器である受信携帯端末20の構成を、各々示す。
磁界発生機10は図1に示すように、交流電流102を流して磁界1を発生させるための送信側コイル101と、送信側コイル101に交流電流102を流すための電力を供給する電力供給部103と、交流電流102を生成するための発振回路部104と、電力供給部103のON/OFFを制御信号105によって制御する電力供給制御部106とを備える。
さらに、受信携帯端末20から送られてくる起動信号2を処理、及び受信携帯端末20に磁界発生機10が近傍に存在することを認識させるための認識信号3を生成する起動信号処理部107と、時間的タイミングを監視するタイマー108と、信号処理部107からの認識信号111を受信携帯端末20が認識できる信号に変調する認識信号変調部112と、認識信号111を増幅して認識信号3とする認識信号送信無線部113と、受信携帯端末20側から送られてくる起動信号2を磁界発生機10側で認識できる起動信号114に復調する起動信号復調部115と、起動信号2を増幅して起動信号114とする起動信号無線部116とを備える。
さらに、認識信号送信無線部113と起動信号受信無線部116とのアンテナ118との接続を切り替えるアンテナスイッチ117と、アンテナスイッチ117の切替を制御するアンテナスイッチ切替制御部109と、磁界発生機10全体の制御を掌るCPU110(Central Processing Unit、中央演算処理装置)とを備える。アンテナ118と送信側コイル101とは分離して設けることができる。
認識信号送信無線部113は、送信用の搬送波を生成する発振回路部119を備え、発振回路部119にて生成された搬送波に認識信号111を変調し、信号成分を含んだ認識信号3を生成する認識信号変調部112から構成される。
起動信号受信無線部116では、周波数を可変できる発振回路部120で生成されたローカル信号を起動信号復調部115に注入し、起動信号2とミックスダウンすることにより、周波数固定の起動信号114が生成される。
発振回路部119と発振回路部120とは、Phase Locked Loop(PLL)回路を含む構成となっており、その発振周波数はCPU110により制御され、磁界1、起動信号2、及び認識信号3が互いに干渉し合わない周波数に可変可能である。
一方、受信携帯端末20は図2に示すように、磁界1を受ける受信側コイル201と、受信側コイル201のインピーダンスを可変させるオートチューン回路部202と、受信側コイル201から得られた交流電流207を直流電流208に変換する整流器203と、整流器203から出力された直流電流208を計測する電流計測部204と、バッテリー206の充放電を切り替える充放電切替回路部205と、その切替を制御する充放電制御部209と、バッテリー206の残量を検出するバッテリー残量検出部210と、電流計測部204で得られた電流値を認識する電流値認識部211と、オートチューン回路部202に直流電圧225を印加するオートチューン回路制御部212とを備える。オートチューン回路部202による調整により、磁界1の高効率な受信が可能となる。
さらに、磁界発生機10側から送られてくる認識信号3を処理と認識、及び磁界発生機10側の電力供給部103を起動させるための起動信号220を生成する信号処理部213と、磁界発生機10側から送られてくる認識信号3を受信携帯端末20側で認識できる認識信号217に復調する認識信号復調部218と、認識信号3を増幅して認識信号217とする認識信号受信無線部219と、信号処理部213からの起動信号220を磁界発生機10側に認識できる起動信号2に変調を施す起動信号変調部221と、起動信号220を増幅して起動信号2とする起動信号送信無線部222とを備える。
さらに、認識信号受信無線部219と起動信号送信無線部222とアンテナ224との接続を切り替えるアンテナスイッチ223と、アンテナスイッチ223の切替を制御するアンテナスイッチ切替制御部215と、受信携帯端末20全体の制御を掌るCPU216とを備える。アンテナ224と受信側コイル201とは分離して設けることができる。
認識信号受信無線部219では、周波数を可変できる発振回路部228で生成されたローカル信号を認識信号復調部218に注入し、認識信号3とミックスダウンすることにより、周波数固定の認識信号217が生成される。
起動信号送信無線部222は、送信用の搬送波を生成する発振回路部227を備え、発振回路部227にて生成された搬送波に起動信号220を変調し、信号成分を含んだ起動信号2を生成する起動信号変調部221から構成される。
発振回路部227と発振回路部228とは、Phase Locked Loop(PLL)回路を含む構成となっており、その発振周波数はCPU215により制御され、磁界1、起動信号2、及び認識信号3が互いに干渉し合わない周波数に可変可能である。
以上のように、本実施形態の非接触充電システムの磁界発生器10および受信携帯端末20においては、電力供給磁界にかかわるコイルと制御信号にかかわるアンテナとを分離し、さらに、制御信号を電力供給磁界との干渉を抑制する周波数に調整することができる。これにより、電力供給磁界と制御信号の送受信の個々の最適化が可能であり、両者の干渉の抑制された非接触充電システムを提供することができる。
(動作の説明)
図3は、図1の磁界発生機10の動作を説明したフローチャートである。磁界発生機10は、起動後(START)の通常状態、すなわち、充電を必要とする受信携帯端末20が近傍に無い状態では、CPU110内のアンテナスイッチ切替制御部109により、アンテナスイッチ117は起動信号送信無線部113側と起動信号受信無線部116側をタイマー108によって設定された時間毎交互に接続切替を行い、受信携帯端末20から送信される起動信号2の待受状態となる。(S301)
起動信号2の待受状態中は、起動信号処理部107からの受信携帯端末20へ磁界発生機10が存在を知らせる認識信号111を認識信号送信無線部113へ出力し、認識信号送信無線部113内にある認識信号変調部112にて受信携帯端末20が認識できる信号に変調を施す。このとき、発信回路部119により、磁界1との干渉を抑制した周波数を選択することができる。
それと同時にアンテナスイッチ切替制御部109は、アンテナスイッチ117を認識信号無線部113側に接続し、変調を施した認識信号3をアンテナ118よりタイマー108で設定された時間の間、送信を行う。(S302)
上述設定時間経過すると、アンテナスイッチ切替制御部109は、アンテナスイッチ117を起動信号無線部116側に接続を切替え、アンテナ118で受信携帯端末20からの起動信号2を受けると、起動信号受信無線部116内にある起動信号復調部115にてCPU110が認識できる起動信号114に復調する。このとき、発信回路部120は、起動信号2の周波数をミックスダウンして起動信号処理部107が処理できる周波数を選択する。起動信号処理部107は、CPU110に対して近傍に受信携帯端末20が存在することを認識させる。(S303のY)
一方、S303にて起動信号2を受信できなければ(S303のN)、再びS301の待受状態に戻る。
受信携帯端末20が近傍に存在するとCPU110が認識すると(S303のY)、CPU110内の電力供給制御部106では電力供給部103に対して起動信号105を送り、電力供給部103をONさせ(S304)、送信側コイル101に交流電流102を流して送信側コイル101より磁界1を発生させる。(S305)
磁界1発生中もCPU110では定期的に上述の起動信号2の受信、認識信号3の送信を交互に繰り返し、この送受通信が確立している間は(S306のY)、受信携帯端末20が近傍に存在していると判断し、電力供給部103のON状態を継続して磁界1を発生し続ける。(S307)
一方、S306にて上述の送受通信が確立できなった時には(S306のN)、電力供給制御部106は、電力供給部103をOFFして(S308)、磁界1の発生を停止させ(S309)、再びS301の待受状態に戻る。
図4は、図2の受信携帯端末20の動作を説明したフローチャートである。また、図5は、認識信号受信無線部219、及び起動信号送信無線部222の間欠動作を説明するものである。
図2に示すように、受信携帯端末20では、起動後(START)、CPU216内のバッテリー残量検出部210にてバッテリー206の残量を定期的に検出しており、バッテリー残量が予め設定された設定値以下になると(S401のY)、CPU216内のアンテナアンテナスイッチ切替制御部215は、アンテナスイッチ223を認識信号受信無線部219側へ接続を切り替え、認識信号受信無線部219をONして(S402)磁界発生機10からの認識信号3の待受状態となる。(S403)
この際、バッテリー206の消耗を極力減らすため、認識信号受信無線部219は、図5に示すように間欠的、且つ認識信号3を認識可能な最低限の時間だけONさせるのが望ましい。この間欠動作はCPU216内に持つタイマー214によって制御される。また、上述のバッテリー残量設定値は、受信携帯端末20が予め持つ固定値としても、ユーザが受信携帯端末20上の操作から任意の値に設定できるとしても良い。
一方、S401にてバッテリー残量が設定値以上の場合には(S401のN)、再びバッテリー残量の検出を定期的に繰り返す。
アンテナ224から磁界発生機10からの認識信号3を受けると、認識信号受信無線部219内にある認識信号復調部218にてCPU216が認識できる認識信号217に復調される。このとき、発信回路部228は、認識信号2の周波数をミックスダウンして起動信号処理部107が処理できる周波数を選択する。信号処理部213はCPU216に対して近傍に磁界発生機10が存在することを認識させる。(S404のY)
一方、S404にて認識信号3を受信できなければ(S404のN)、再びS403の認識信号3待受状態に戻る。
CPU216では近傍に磁界発生機10が存在することを認識すると、起動信号送信無線部222の電源をONし(S405)、CPU216内の信号処理部213から磁界発生機10へ充電が必要とする受信携帯端末20が近傍に存在する旨を知らせる起動信号220を起動信号送信無線部222へ出力する。起動信号220は、起動信号送信無線部222内にある起動信号変調部221で受信携帯端末20が認識できる信号に変調を施される。このとき、発信回路部227により、磁界1との干渉を抑制した周波数を選択することができる。
アンテナスイッチ切替制御部215は、アンテナスイッチ223を起動信号送信無線部222側に接続し、上述の変調を施された認識信号3をアンテナ224より送信する。(S406)
この際、バッテリー206の消耗を極力減らすため、起動信号受信無線部222は、図5に示すように間欠的、且つ起動信号2を磁界送信機10側で認識可能な最低限の時間だけONさせるのが望ましく、この間欠動作はCPU216内に持つタイマー214によって制御される。
上述タイマー214で制御された時間が経過すると、アンテナスイッチ切替制御部215は、再びアンテナスイッチ223を認識信号受信無線部219側に接続を切替え、再度認識信号3を受信できるか確認しに行く。(S407)以降、定期的にこの送受信動作を繰り返し、互いに通信接続できている状態を送受の通信が確立している状態と称す。
送受通信確立していれば(S407のY)、磁界発生機10から磁界1が発せられているため、受信側コイル201は磁界1を受けることができ、電磁誘導により受信側コイル201に交流電流207が流れる。交流電流207は、オートチューン回路部202を通り、整流器203にて直流電流208に変換され、電流計測部204、充放電切替回路部205を経てバッテリー206に充電が開始される。(S408)
一方、S407にて送受通信確立できなければ(S407のN)、再び認識信号3の待受状態に戻る。(S403)
バッテリー残量検出部210では充電中も定期的にバッテリー206の充電量を監視しており(S409)、送受通信が確立している間はバッテリー206が充電完了するまで充電状態を維持する。(S409のN)
バッテリー206の充電が完了すると(S409のY)、CPU216は認識信号受信無線部219と起動信号送信無線部222の動作を停止させ(S410)、再びS401に戻る。
一方、電流計測部204は、直流電流208の値を計測する回路であり、CPU216内にある電流値認識部211によってその電流値をCPU216が認識する。
オートチューン回路部202は、受信側コイル201の共振周波数を変化させ、最も大きい直流電流208が得られるよう自動的に受信側コイル201のマッチングをコントロールする回路であり、バリアブルキャパシタ等を用いてオートチューン回路制御部212から直流電圧225の変化でオートチューン回路部202のインピーダンスを変化させる。
図6は、オートチューン回路部202と、電流計測部204、電流値認識部211、オートチューン回路制御部212から、最も大きい直流電流208を得られるようオートチューン回路部202のインピーダンスコントロールを行う動作を説明したフローチャートである。
図3のS306、図4のS407において送受通信が確立している状態をCPU216が認識すると(S601のY)、オートチューン回路制御部212は任意の直流電圧225をオートチューン回路部202に印加し(S602)、電流計測部204にて得られる直流電流208を計測してCPU216内の電流値認識部211にて電流値を認識する(S603)。
その際、得られた電流値はCPU216で記憶しておき(S604)、オートチューン回路制御部212はオートチューン回路部202に印加する直流電圧225をα[V]上げ(S605)、再度直流電流208の電流値を計測する(S606)。ただし、ここのステップは、逆にα[V]下げる方向で行うこともできる。
S605にて上述のCPU216に記憶していた電流値とα[V]上げた時の電流値を比較し(S607)、電流値が上がっていれば(S608のY)、上がった電流値をCPU216に記憶する(S609)。オートチューン回路制御部212はオートチューン回路部202に印加する直流電圧225を更にα[V]上げ(S610)、送受通信確立が継続していれば(S612のY)、電流計測部204にて再度電流値を計測する(S606)。
逆にS608にて電流値が下がれば(S608のN)、オートチューン回路制御部212はオートチューン回路部202に印加する直流電圧225を逆にα[V]下げ(S611)、送受通信確立が継続していれば(S612のY)、電流計測部204にて再度電流値を計測し(S606)、以降、このステップを繰り返す。
一方、S612にて送受通信確立していなければ(S612のN)、再びS601に戻る。
図7は、本実施形態の非接触充電システムの磁界発生機10を、鉄道車両などの椅子701や吊棚702に設置した場合を示す。クレジットカードや心臓ペースメーカへの影響を考慮すれば、磁界発生機10から発せられる磁界1の強度は可能な限り小さく、且つ充電を必要とする受信携帯端末20が近傍に近づいた時にのみ磁界1を発すれば、その影響は大幅に軽減される。例えば、磁界発生機10と受信携帯端末20との距離は、磁界発生機10と磁界発生機10の発生する磁界の影響を受ける第3の機器、すなわち、クレジットカードや心臓ペースメーカとの距離よりも短いことが好適である。
よって、前述の起動信号2と認識信号3の通信可能距離を数十cm〜1m程度とすれば、不必要な磁界1の発生を防ぐことが可能である。そのためには、図7に示すように電車椅子701の下部辺りに設置するが好適である。
受信携帯端末20の所持者は普段、カバンのバックやズボンのポケット等に受信携帯端末20を携帯していると想定される。よって、磁界発生機10と受信携帯端末20の位置関係は、Bの位置では磁界発生機10から送信される認識信号3を受信携帯端末20は受信することができ、受信携帯端末20側からも起動信号2を送信して磁界1を得ることができる。一方、Aの位置、すなわち、心臓ペースメーカの位置に近い胸ポケットや操作の位置では、認識信号3を受信携帯端末20が受信できず、受信携帯端末20も起動信号2を送信しないため、磁界1は発生されない。
また、受信側携帯端末20をバック等に入れ、吊棚に置くことを想定すれば、図7の上部に示すように、磁界発生機10を吊棚702の壁面や吊棚702パイプ等に設置しても良い。
本実施形態で図7に示す設置が好適なのは、受信携帯端末20がオートチューン回路部202によって電流値を大きくできるので、磁界発生機10と受信携帯端末20の距離をある程度設けても、効率的な電力供給が可能なためである。また、これにより磁界発生機10が発生する磁界1の大きさを制御する余裕も生まれる。磁界発生機10は、図7に示す設置において、クレジットカードや心臓ペースメーカに影響を及ぼさない強度であって、受信携帯端末20の充電が可能な強度の磁界1を発生することができる。
クレジットカードや心臓ペースメーカへの影響を考慮すれば、磁界発生器10から発せられる磁界1の強度は可能な限り押さえたいため、受信携帯端末20において、バッテリー残量検出部210にて監視しているバッテリー206の充電状態により、起動信号2によるコマンド送信によって磁界1の強度を制御できるようにすることができる。すなわち、バッテリー206の充電状態が空に近ければ多くの充電電流を必要とするため、磁界1の強度を強くする。ただし、クレジットカードや心臓ペースメーカへの影響を考慮して、一定値以上には超えないように制御することができる。また、バッテリー206が満充電状態に近ければ少ない充電電流で済むため、磁界1の強度は小さく抑えるように制御することができる。
以上の磁界1の強度の制御は、本実施形態の非接触充電システムの磁界発生器10および受信携帯端末20においては、電力供給磁界にかかわるコイルと制御信号にかかわるアンテナとを分離し、さらに、制御信号を電力供給磁界との干渉を抑制する周波数に調整できるようにしていることが、実現を可能としている。すなわち、本実施形態の構成により、電力供給磁界と制御信号の送受信の各々の最適化が可能であり、かつ両者の干渉の抑制された非接触充電システムが可能なことで、磁界1の強度の制御が可能となっている。
また、本実施形態では、1台の磁界発生器10に対し、複数の受信携帯端末20の同時充電が可能である。すなわち、制御信号である起動信号2と認識信号3とを間欠送受信し合うタイミングを、磁界発生器10側はCPU110、受信携帯端末20側はCPU216でずらし合うことにより、1台の磁界発生器10を複数の受信携帯端末20に対応させることが可能となる。もしくは、起動信号2内に各受信携帯端末20自身を示す識別信号を含ませておくことで、1台の磁界発生器10を複数の受信携帯端末20に対応させることが可能となる。
さらに、1台の磁界発生器10に対し受信携帯端末20が多数であって、1つの周波数で賄い切れない場合には、前述したPLL回路によって各々の受信携帯端末20の発振回路部227の周波数を変更し、起動信号2の周波数を変えることにより扱える受信携帯端末の数を増やすことができる。
本実施形態の非接触充電システムに用いる受信携帯端末20の構成の説明では、図2において受信携帯端末20におけるオートチューン回路部202のインピーダンスコントロールを電流計測部204で直流電流208を計測する方式としていたが、図8に示すように、受信側コイル201で受ける電界値を計測する方式でも良い。この場合の受信携帯端末30は、電流計測部204をRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路801に置き換えて整流器203の前に配置し、電流値認識部211を電界値認識部802に置き換えることで、図2の受信携帯端末20と同様の動作を実現できる。
また、図2において、実施例の説明では磁界1から得られる直流電流208は充放電切替回路部205を介してバッテリー206に充電する形としたが、充放電切替回路部205から端末各回路226へ直接供給しても良く、端末各回路226を動作させても直流電流208に余裕がある場合、バッテリー206の方へも充電するようにしても良い。上述の制御は充放電制御部209にて行われる。
すなわち、端末各回路226の電源を磁界1で得られる直流電流208で賄い、バッテリー206からの電源供給は停止としても良く、磁界1が得られない場合にはバッテリー206を使用するといったハイブリッド方式とすることができる。これにより、バッテリー206はより長持ちし、受信携帯端末20の更なる長時間使用が可能となる。
また、図7では、本実施形態の非接触充電システムの磁界発生機10を、鉄道車両などの椅子701や吊棚702に設置した例を示したが、他にも、駅のホームや待合室、喫煙所、自動車、船舶、航空機、飲食店や理髪店などの各種店内、歩道や街灯等、人が利用することの多い任意の場所に磁界発生機を設置することで、ユーザが電池の消耗を気にすることなく携帯端末を利用することが可能となる。
本実施形態によれば、電磁誘導を利用した充電器が携帯端末などの電子機器の電池に非接触で給電する非接触充電システムにおいて、電力供給とコマンドの送受信の各々の最適化や、電力供給とコマンドの送受信との相互の干渉の抑制が可能となる。これにより、磁界によるクレジットカードや心臓ペースメーカ等への影響が軽減され、ユーザの充電に対する負担の軽減された非接触充電システムが実現する。
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態の非接触充電システムに用いる、電力供給を行う充電器である磁界発生機40の構成を、図10は、本発明の第2の実施形態の非接触充電システムに用いる、電力供給を受ける電子機器である受信携帯端末50の構成を、各々示す。
本実施形態では、図9に示す送信側コイル101は、アンテナスイッチ901を設けることで、図1における送信側コイル101とアンテナ118とを共用させても良い。また、図10に示す受信側コイル201は、アンテナスイッチ1001を設けることで、図2における受信側コイル201とアンテナ224とを共用させても良い。これにより、充電器や端末をより縮小化できる効果を有する。本実施形態のその他の構成や動作は、第1の実施形態と同様である。
このとき、認識信号送信無線部113は、認識信号変調部112に対する発信回路部119を備え、認識信号3が磁界1に影響を及ぼさない周波数に調整することができる。起動信号無線部116は、起動信号復調部115に対する発信回路部120を備え、磁界1に影響を及ぼさない周波数に調整された起動信号2を信号処理部107が高効率に処理できる周波数に調整することができる。発信回路部119と発信回路部120とは、Phase Locked Loop(PLL)回路を含む構成を有する。PLL回路の制御は、CPU110にて行われる。
さらに、認識信号受信無線部219は、認識信号復調部218に対する発信回路部228を備え、磁界1に影響を及ぼさない周波数に調整された認識信号3を信号処理部213が高効率に処理できる周波数に調整することができる。起動信号送信無線部222は起動信号変調部221に対する発信回路部227を備え、起動信号2が磁界1に影響を及ぼさない周波数に調整することができる。発信回路部227と発信回路部228とは、Phase Locked Loop(PLL)回路を含む構成を有する。PLL回路の制御は、CPU216にて行われる。
以上のように、本実施形態の非接触充電システムの磁界発生器10および受信携帯端末20においては、制御信号を電力供給磁界との干渉を抑制する周波数に調整することができる。これにより、電力供給磁界と制御信号の送受信の個々の最適化が可能であり、両者の干渉の抑制された非接触充電システムを提供することができる。
本実施形態によれば、電磁誘導を利用した充電器が携帯端末などの電子機器の電池に非接触で給電する非接触充電システムにおいて、電力供給とコマンドの送受信の各々の最適化や、電力供給とコマンドの送受信との相互の干渉の抑制が可能となる。これにより、磁界によるクレジットカードや心臓ペースメーカ等への影響が軽減され、ユーザの充電に対する負担の軽減された非接触充電システムが実現する。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
付記
(付記1)
電力を供給する磁界を送信する充電器と、前記磁界の受信により前記電力を受給する電子機器と、を備えた非接触充電システムにおいて、
前記充電器は、前記磁界を送信する送信部と、前記電子機器に認識信号を送信し前記電子機器から送信される起動信号を受信する送受信部と、を有し、
前記電子機器は、前記磁界を受信する受信部と、前記認識信号を受信し前記起動信号を送信する受送信部と、を有し、
前記充電器は前記起動信号に基づいて前記磁界を送信し、前記電子機器は前記認識信号に基づいて前記磁界を受信する、非接触充電システム。
(付記2)
前記送受信部は前記送信部と分離して設けられ、前記受送信部は前記受信部と分離して設けられた、付記1記載の非接触充電システム。
(付記3)
前記充電器あるいは前記電子機器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、付記1または2記載の非接触充電システム。
(付記4)
前記発信回路部は、前記磁界、あるいは、前記認識信号、あるいは、前記起動信号の周波数制御を行う、付記3記載の非接触充電システム。
(付記5)
前記送信部あるいは前記受信部はコイルである、付記1から4の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記6)
前記送受信部あるいは前記受送信部はアンテナである、付記1から5の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記7)
前記電子機器は、前記受信部のインピーダンス制御を行うオートチューン回路部を有する、付記1から6の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記8)
前記オートチューン回路部は、前記受信部で受信した前記磁界が生じる電流もしくは電界を増大させる、付記7または8記載の非接触充電システム。
(付記9)
前記電子機器は、前記磁界による前記電力で充電できるバッテリーを有し、前記バッテリーの電力残量を反映した前記起動信号を送信し、
前記充電器は、前記起動信号に基づいて前記磁界を増減する、付記1から8の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記10)
前記送信部と前記送受信部、あるいは、前記受信部と前記受送信部とは、一体化された、付記1あるいは3から9の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記11)
電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる充電器において、前記充電器は、
電力を供給する磁界を送信する送信部と、
前記電力を供給する電子機器に認識信号を送信し、前記電子機器から送信される起動信号を受信する、送受信部と、を備え、
前記起動信号に基づいて前記磁界を送信する充電器。
(付記12)
前記送受信部は前記送信部と分離して設けられた、付記11記載の充電器。
(付記13)
前記充電器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、付記11または12記載の充電器。
(付記14)
前記発信回路部は、前記磁界、あるいは、前記認識信号、あるいは、前記起動信号の周波数制御を行う、付記13記載の充電器。
(付記15)
前記送信部はコイルであり、前記送受信部はアンテナである、付記11から14の内の1項記載の充電器。
(付記16)
前記送信部と前記送受信部とは一体化された、付記11または13から15の内の1項記載の充電器。
(付記17)
電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる電子機器において、前記電子機器は、
電力を供給する磁界を受信する受信部と、
前記電力を供給する充電器から送信される認識信号を受信し、前記充電器に起動信号を送信する、受送信部と、を備え、
前記認識信号に基づいて前記磁界を受信する電子機器。
(付記18)
前記受送信部は前記受信部と分離して設けられた、付記17記載の電子機器。
(付記19)
前記電子機器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、付記17または18記載の電子機器。
(付記20)
前記発信回路部は、前記認識信号、あるいは、前記起動信号の周波数制御を行う、付記19記載の電子機器。
(付記21)
前記受信部はコイルであり、前記受送信部はアンテナである、付記17から20の内の1項記載の電子機器。
(付記22)
前記電子機器は、前記磁界の受信効率を高めるオートチューン回路部を有する、付記17から21の内の1項記載の電子機器。
(付記23)
前記オートチューン回路部は、前記受信部のインピーダンス制御を行う、付記22記載の電子機器。
(付記24)
前記オートチューン回路部は、前記受信部で受信した前記磁界が生じる電流もしくは電界を増大させる、付記22または23記載の電子機器。
(付記25)
前記電子機器は、前記磁界による前記電力で充電できるバッテリーを有し、前記バッテリーの電力残量を反映した前記起動信号を送信する、付記17から24の内の1項記載の電子機器。
(付記26)
前記受信部と前記受送信部とは一体化された、付記17または19から25の内の1項記載の電子機器。
(付記27)
前記充電器と前記電子機器との距離は、前記充電器と前記充電器の発生する磁界の影響を受ける第3の機器との距離よりも短いことを特徴とする、付記1から10の内の1項記載の非接触充電システム。
(付記28)
前記第3の機器は、クレジットカード、心臓ペースメーカを含む、付記27記載の非接触充電システム。
(付記29)
前記充電器は、椅子あるいは棚に設置された、付記27または28記載の非接触充電システム。
(付記30)
前記椅子あるいは棚は、鉄道車両、自動車、船舶、航空機、飲食店、理髪店に備えられた、付記29記載の非接触充電システム。
(付記31)
前記充電器1台に対して前記電子機器複数台を有する、付記27から30の内の1項記載の非接触充電システム。
1 磁界
2 起動信号
3 認識信号
10、40 磁界発生機
20、30、50 受信携帯端末
101 送信側コイル
102 交流電流
103 電力供給部
104 発振回路部
105 制御信号
106 電力供給制御部
107 信号処理部
108 タイマー
109 アンテナスイッチ切替制御部
110 CPU
111 認識信号
112 認識信号変調部
113 認識信号送信無線部
114 起動信号
115 起動信号復調部
116 起動信号無線部
117 アンテナスイッチ
119、120 発信回路部
201 受信側コイル
202 オートチューン回路部
203 整流器
204 電流計測部
205 充放電切替回路部
206 バッテリー
207 交流電流
208 直流電流
209 充放電制御部
210 バッテリー残量検出部
211 電流値認識部
212 オートチューン回路制御部
213 信号処理部
214 タイマー
215 アンテナスイッチ切替制御部
216 CPU
217 認識信号
218 認識信号復調部
219 認識信号受信無線部
220 起動信号
221 起動信号変調部
222 起動信号送信無線部
223 アンテナスイッチ
224 アンテナ
225 直流電圧
226 端末各回路
227、228 発信回路部
801 RSSI回路
802 電界値認識部
901、1001 アンテナスイッチ

Claims (10)

  1. 電力を供給する磁界を送信する充電器と、前記磁界の受信により前記電力を受給する電子機器と、を備えた非接触充電システムにおいて、
    前記充電器は、前記磁界を送信する送信部と、前記電子機器に認識信号を送信し前記電子機器から送信される起動信号を受信する送受信部と、を有し、
    前記電子機器は、前記磁界を受信する受信部と、前記認識信号を受信し前記起動信号を送信する受送信部と、を有し、
    前記充電器は前記起動信号に基づいて前記磁界を送信し、前記電子機器は前記認識信号に基づいて前記磁界を受信する、非接触充電システム。
  2. 前記送受信部は前記送信部と分離して設けられ、前記受送信部は前記受信部と分離して設けられた、請求項1記載の非接触充電システム。
  3. 前記充電器あるいは前記電子機器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、請求項1または2記載の非接触充電システム。
  4. 前記発信回路部は、前記磁界、あるいは、前記認識信号、あるいは、前記起動信号の周波数制御を行う、請求項3記載の非接触充電システム。
  5. 前記電子機器は、前記受信部のインピーダンス制御を行うオートチューン回路部を有する、請求項1から4の内の1項記載の非接触充電システム。
  6. 前記電子機器は、前記磁界による前記電力で充電できるバッテリーを有し、前記バッテリーの電力残量を反映した前記起動信号を送信し、
    前記充電器は、前記起動信号に基づいて前記磁界を増減する、請求項1から5の内の1項記載の非接触充電システム。
  7. 電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる充電器において、前記充電器は、
    電力を供給する磁界を送信する送信部と、
    前記電力を供給する電子機器に認識信号を送信し、前記電子機器から送信される起動信号を受信する、送受信部と、を備え、
    前記起動信号に基づいて前記磁界を送信する充電器。
  8. 前記充電器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、請求項7記載の充電器。
  9. 電力を供給する磁界を送受信することによって充電を行う非接触充電システムに用いる電子機器において、前記電子機器は、
    電力を供給する磁界を受信する受信部と、
    前記電力を供給する充電器から送信される認識信号を受信し、前記充電器に起動信号を送信する、受送信部と、を備え、
    前記認識信号に基づいて前記磁界を受信する電子機器。
  10. 前記電子機器は、前記認識信号あるいは前記起動信号と、前記磁界との干渉を低減する発信回路部を備えた、請求項9記載の電子機器。
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