JP2015023793A - 冗長電流和フィードバックアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機械的制御システムにおける不具合の抑制に関する。
【解決手段】アクチュエータシステム400の冗長電流和フィードバック制御のためのシステム及び方法が提案される。アクチュエータ402は、アクチュエータを作動させるように構成されるアクチュエーションコイル422、424を備え、アクチュエーションコイル電流センサ460は、アクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知する。アクチュエータコイル制御装置406、408は、命令される全コイル電流及び測定される全コイル電流に基づいて、アクチュエーションコイルを制御する。
【選択図】図4

Description

本開示の実施形態は、概して、電気機械的制御システムにおける不具合の抑制に関する。より具体的には、本開示の実施形態は、アクチュエーションシステムにおける不具合の抑制に関する。
航空機の飛行経路は、飛行操縦翼面の変位によって制御される。多くの現代の航空機において、飛行操縦翼面はアクチュエータによって変位される。そのような飛行操縦翼面は、ピッチ制御のためのエレベータ、ロール制御のためのエルロン及びフラッペロン、並びにヨー制御のためのラダーを含む。多くの場合において、電流がアクチュエータの出力を制御する。いくつかの場合において、電流の電磁効果は、電気機械的なアクチュエータ(EMA)又は電気流体静力学的なアクチュエータ(EHA)のための機械的な出力を直接に生み出し、一方で他の場合においては、単一又は複数の段階において、直接駆動弁(DDV)又は電気油圧式のサーボ弁(EHSV)などのサーボ弁を通る油圧油の流れを制御するなどの、いくつかの他の手段によりその出力を増幅させる。
電流は、コイル(又は複数のコイル)を通って流れ、アクチュエータを作動させるために使用可能な電磁誘導された力へと変換される。間違ったレベルの電流をもたらす非最適性は、アクチュエータが、命令されていない位置へ動くこと又は命令されていない力を出力する原因となる。そのような非最適性は、特に非最適性が振動性又は循環性のものである場合、航空機が命令されている経路から逸脱する原因となり、及び/又は航空機における構造異常をもたらす。
アクチュエータシステムの冗長電流和フィードバック制御のためのシステム及び方法が提案される。アクチュエータは、アクチュエータを作動させるように構成されるアクチュエーションコイルを備え、アクチュエーションコイル電流センサは、アクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知する。アクチュエータコイル制御装置は、命令される全コイル電流及び測定される全コイル電流に基づいて、アクチュエーションコイルを制御する。
このやり方において、電気的非最適性の効果は、無視できるレベルにまで抑制される。実施形態は、非最適性の特徴に関わらず、冗長制御ループのうちの1つにおける電気的非最適性の効果を構造的に抑制する。それゆえ、アーキテクチャは、カスタム解析/精巧なモニターの調整などのタスクに対する必要性を緩和させ、スケジュール及び認可に対する影響を回避する。さらに、より廉価な装置の適用が可能になる。
実施形態において、冗長電流和フィードバックアクチュエータシステムは、アクチュエータ、アクチュエーションコイル電流センサ、及びアクチュエータコイル制御装置を備える。アクチュエータは、アクチュエータを作動させるように構成されるアクチュエーションコイルを備える。アクチュエーションコイル電流センサは、アクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知する。アクチュエータコイル制御装置は、命令される全コイル電流と測定される全コイル電流との差異に基づいて、アクチュエーションコイルを制御する。
別の実施形態において、アクチュエータ制御システムの中の非最適性を抑制するための方法は、アクチュエーションコイル電流センサを用いて、アクチュエータのアクチュエーションコイルのコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知する。方法はさらに、命令される全コイル電流と測定される全コイル電流との差異に基づいて、少なくとも2つのアクチュエータコイル制御装置を用いて、アクチュエーションコイルを制御する。
さらなる実施形態において、冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置は、望ましい全コイル電流、及びアクチュエータの複数のアクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を受信する、内側フィードバック制御ループを備える。内側フィードバック制御ループはまた、命令される全コイル電流と測定される全コイル電流との差異に基づいて、アクチュエーションコイルを制御する。
この発明の概要は、後述の詳細な説明においてさらに記載される一連の概念を簡単に紹介するものである。この発明の概要は、特許請求される主題の重要なフィーチャ又は基本となるフィーチャを特定することを意図したものでも、特許請求される主題の範囲を決定するために援用されることを意図したものでもない。
本開示の実施形態は、下記の図面と合わせて詳細説明および請求項を参照することによって、さらに完全に理解できる。図面における同じ参照番号は、図面全体を通して類似の要素を指すものである。図面は、本開示の広さ、範囲、規模、または適用性を限定することなく、本開示の理解を促すために提供される。図面の縮尺は必ずしも正確でない。
図1は、例示的な航空機の生産および保守方法を示す流れ図である。 図2は、航空機の例示的なブロック図である。 図3は、既存のアクチュエータの図である。 図4は、本開示の一実施形態による、全電流の内側ループを伴う例示的な平行二重アクチュエータ制御装置の図である。 図5は、本開示の一実施形態による、全電流の内側ループを伴う例示的な平行三重アクチュエータ制御装置の図である。 図6は、図3の従来のアクチュエータにおいてシミュレートされた不具合に対する、ピストン位置(インチ)プロット、差圧(ポンド/平方インチ絶対圧力)プロット、及び電流(ミリアンペア)プロットを示す例示的な時間履歴プロットの図である。 図7は、本開示の一実施形態による、図5の三重アクチュエータにおいてシミュレートされた不具合の抑制に対する、ピストン位置(インチ)プロット、差圧(ポンド/平方インチ絶対圧力)プロット、及び電流(ミリアンペア)プロットを示す例示的な時間履歴プロットの図である。 図8は、本開示の一実施形態による、独立した電流測定の図である。 図9は、本開示の一実施形態による、図8の独立した電流測定における全電流の派生の図である。 図10は、本開示の一実施形態による、全電流の測定の図である。 図11は、本開示の一実施形態による、アクチュエータ制御装置における不具合の抑制のための工程を示す例示的な流れ図である。
下記の詳細な説明は、例示的な性質を有し、本開示、または本開示の実施形態の用途及び使用を限定することを意図していない。特定の装置、技術、および応用の説明は、実施例としてのみ提供されている。本明細書の中に記載された実施例に対する修正は、当業者には自明であり、ここに定義される一般的原理は、本開示の精神および範囲を逸脱せずに、他の実施例および用途にも適用可能である。本開示は、特許請求の範囲と合致するものと理解されるべきであり、本明細書の中に記載され示される実施例に限定されない。
本開示の実施形態は、本明細書において、機能的及び/又は論理的ブロック構成要素および様々な処理ステップの観点から記載される。このようなブロック構成要素は、特定の機能を実施するように構成された任意の数のハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェア構成要素によって実現可能であることを理解されたい。説明を簡潔にするために、制御法則、制御システム、測定技術、測定センサ、アクチュエータ、データ送信、信号送信、ネットワーク制御、及びシステムの他の機能的側面(並びにシステムの個々の動作構成要素)に関する従来技術及び構成要素については、本明細書では詳細に記載しない。加えて、当業者であれば、本発明の実施形態が、様々なハードウェア及びソフトウェアと併せて実施されること、並びに本明細書の中に記載される実施形態が本発明の例示的実施形態にすぎないことを理解するであろう。
本明細書の中では、本開示の実施形態は、実用的で非限定的な一用途、すなわち、航空機の飛行操縦翼面のためのアクチュエータにおける不具合の抑制という観点から記載される。しかしながら、本開示の実施形態は、そのような航空機の構造に限定されず、本明細書の中に記載される技術は他の用途にも利用され得る。例えば、限定しないが、実施形態は有人及び無人の地上輸送、空中輸送、水上輸送、及び水中輸送のためのビークル、風車、又は他の機械に応用可能である。
本明細書を読んだ当業者には明らかであるように、後述は、本開示の実施例及び実施形態であり、これらの実施例における作動に限定されない。他の実施形態が利用可能であり、本開示の例示的実施形態の範囲から逸脱することなく構造的変更を加えることができる。
より具体的に図を参照すると、本開示の実施形態は、図1に示される例示的な航空機の製造および保守方法100(方法100)、および図2に示される航空機200に照らして説明することができる。製造前の段階では、方法100は、航空機200の仕様および設計104と、材料の調達106とを含むことができる。製造段階では、航空機200の構成要素およびサブアセンブリの製造工程108(生産段階108)と、システムインテグレーション110(生産段階110)とが行われる。その後、航空機200は認可及び納品112を経て運航114に供される。顧客により運航される間に、航空機200は、定期的な整備および保守116(改造、再構成、改修なども含みうる)が予定され得る。
方法100の各工程は、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーター(例えば顧客)によって実施又は実行される。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、例えば、限定しないが、任意の数の航空機メーカー、および主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、例えば、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレーターは、例えば、限定しないが、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであり得る。
図2に示されるように、方法100によって製造された航空機200は、複数のシステム220および内装222を有する機体218を備える。システム220の高レベルシステムの例には、推進システム224、電気システム226、油圧システム228、環境システム230、及び冗長電流和フィードバックアクチュエータシステム232のうちの1以上が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の実施形態は、他の産業にも適用され得る。
本明細書の中で具現化された装置と方法は、方法100の1以上の任意の段階で採用することができる。例えば、生産段階108に対応する構成要素又はサブアセンブリは、航空機200の運航中に生産される構成要素又はサブアセンブリに類似の方法で作製又は製造される。加えて、1以上の装置の実施形態、方法の実施形態、又はそれらの組み合わせは、例えば、航空機200の組立てを実質的に効率化するか、又は航空機200のコストを削減することにより、製造段階108及び110の間に利用することができる。同様に、装置の実施形態、方法の実施形態、又はそれらの組み合わせのうちの1以上を、航空機200の運航中に、例えば限定しないが、整備及び保守116に利用することができる。
飛行操縦翼面は、究極的には飛行経路を制御するために、アクチュエータ(油圧式又は電動式)によって変位される。そのような飛行操縦翼面は、例えば、しかし限定されることなく、ピッチ制御のためのエレベータ、ロール制御のためのエルロン及びフラッペロン、ヨー制御のためのラダー、又は他の飛行操縦翼面を備える。単一の飛行操縦翼面に平行に取り付けられる複数のアクチュエータがしばしば存在し、多くの場合それらは、通常の状態において駆動される。各々のアクチュエータが飛行操縦翼面を位置決めするその変位を制御する制御機構(例えば、電気的な、機械的な)が存在する。通常の状態において、単一の/同じ翼面の上のアクチュエータは調和して働き、飛行操縦翼面を命令された位置まで変位させる。しかしながら、アクチュエータ又はその制御装置の中の異常は、影響を受けたアクチュエータ(「非最適なアクチュエータ」)が、命令された位置とは異なる位置まで飛行操縦翼面を変位させようとする原因となる。
本開示の実施形態は、サーボ弁及び電流和(「電流和」、又は複数のコイルを通る全電流)フィードバックループの中で加算される流束が、複数のアクチュエータ制御装置の各々におけるフィードバックパラメータとして使用され、ほぼ完璧な不具合抑制能力を達成する、システム及び方法を提供する。「電流和」は、電流の合計のことを言及しており、それゆえ本文書の中で、電流和、電流の合計、及び全電流は、相互に交換可能に使用され得る。
図3は、既存のアクチュエータ制御装置300の図である。従来のアクチュエータ302のアクチュエータ出力310は、望ましい出力306(命令306)と、測定される出力304(フィードバック304)との差異308によって制御される。ピストン位置310は、このやり方で制御されるアクチュエータ出力310の一実施例である。命令306とフィードバック304との差異308は、適切な制御電流314を決定して、フィードバック304を命令306に近づけるように使用される。アクチュエータ制御装置316は、制御電流314の出力が差異308と比例するように設定される場合を示すが、他にも利用可能な多くの制御方法が存在する。制御電流314は、上述された様々な方法において機械的な出力に変換される。
図4は、本開示の一実施形態による、全電流の内側ループを伴う例示的な平行二重アクチュエータ制御装置システム400の図である。従来のアクチュエータ302のように、アクチュエータ402の出力は、フィードバック制御を通じて制御され、測定される出力410/412(フィードバック410/412)は、それぞれ望ましい出力414/416(命令414/416)に対して比較される。この場合、フィードバック制御ループ418及び420は、「外側フィードバック制御ループ418及び外側フィードバック制御ループ420」として言及され、電気的に独立した外側制御ループ418/420である。この文書において、測定される出力及び測定されるアクチュエータ位置は、相互に交換可能に使用され得る。同様に、この文書において、望ましい出力、命令、及び望ましいアクチュエータ位置は、相互に交換可能に使用され得る。
システム400は、アクチュエータ402、アクチュエータコイル制御装置1(406)、アクチュエータコイル制御装置2(408)、アクチュエーションコイル電流センサ460、及び外側ループフィードバックセンサ458を備える。
アクチュエータ402は、アクチュエータ402を作動させるように構成される、アクチュエーションコイル1(422)及びアクチュエーションコイル2(424)などの、複数のアクチュエーションコイルを備える。アクチュエーションコイル422/424は、共通の作動力を備える。
アクチュエーションコイル電流センサ460は、アクチュエーションコイル1(422)及びアクチュエーションコイル2(424)のコイル電流426及び428の合計を含む、測定される全コイル電流462を感知するように構成される。アクチュエーションコイル電流センサ460は、下の図8から図10の議論においてより詳細に説明される。
アクチュエータコイル制御装置1(406)及びアクチュエータコイル制御装置2(408)は、命令される全コイル電流436/438及び測定される全コイル電流462に基づいて、それぞれ、アクチュエーションコイル1(422)及びアクチュエーションコイル2(424)を制御するように構成される。
既存のアクチュエータ制御装置300と比べた場合の制御システム400における一つの差異は、複数の独立して駆動されるアクチュエーションコイル、すなわちアクチュエーションコイル1(422)及びアクチュエーションコイル2(424)が存在するということであり、アクチュエーションコイル422を通るコイル電流426及びアクチュエーションコイル424を通るコイル電流428は、アクチュエータコイル制御装置1(406)及びアクチュエータコイル制御装置2(408)によってそれぞれ独立に制御される。
別の差異は、各々の制御パスが、外側フィードバック制御ループ418及び外側フィードバック制御ループ420のそれぞれに加えて、内側フィードバック制御ループ430及び内側フィードバック制御ループ432をそれぞれ備えるということである。内側フィードバック制御ループ430/432に対する制御パラメータは、測定される全コイル電流462である。測定される全コイル電流462は、複数のアクチュエータコイル制御装置406/408の各々におけるフィードバックパラメータとして、複数のアクチュエーションコイル422/424を通って流れる、コイル電流426及び428の合計、若しくは「電流和」、又は全電流である。それゆえ、測定される全コイル電流、測定される全電流和、電流和の値、及び電流和フィードバックの値は、本文書の中において、相互に交換可能に使用され得る。
外側フィードバック制御ループ418は、望ましいアクチュエータ出力414と測定されるアクチュエータ出力410と差異442に基づいて、望ましい電流和436(命令される全コイル電流436、又は望ましい値436)を決定する。内側フィードバック制御ループ430(アクチュエーションコイル電流センサ460を通して、及びコイル電流の合計462を通してフィードバックされる)は、命令される全コイル電流436(望ましい全コイル電流436、又は望ましい値436)と、測定される全コイル電流462との電流和の差異に基づいて、その電流増幅器450に対する適切な命令446(命令出力446)を決定して、命令出力446を発生しアクチュエータ402を制御する。
同様に、外側フィードバック制御ループ420は、望ましいアクチュエータ出力416と測定されるアクチュエータ出力412との差異444に基づいて、命令される全コイル電流438(望ましい全コイル電流438)を決定する。内側フィードバック制御ループ432(アクチュエーションコイル電流センサ460を通して、及びコイル電流の合計462を通してフィードバックされる)は、命令される全コイル電流438と測定される全コイル電流462との電流和の差異に基づいて、その電流増幅器452に対する適切な命令448(命令出力448)を決定して、命令出力448を発生しアクチュエータ402を制御する。
望ましい全コイル電流436/438は、望ましいアクチュエータ電流出力414/416と、測定されるアクチュエータ電流出力418/420との出力電流の差異454/456を含み、命令出力446/448は、望ましい全コイル電流436/438及び測定される全コイル電流462の間の差異を含む。
システム400は、電気的非最適性の効果を抑制する。間違ったレベルの電流は、任意の様々な異常モード及び任意の数の異常モードの結果として、1つのアクチュエータコイル制御装置406/408から出力され、異常モードは、アクチュエータコイル制御装置の電子機器、センサ、又は2つの制御ループの範囲内又は外部の装置における異常モードを含む。異常の源に関わりなく、1つのコイル422/424における電流の異常は、他のアクチュエータコイル制御装置406/408の中で、内側ループフィードバックパラメータとして適用される、測定される全コイル電流462に直接に影響を与える。その後、アクチュエータコイル制御装置406/408は、その電流出力を調整して、望ましい値436/438に向けて電流和の値462を調整し、それゆえアクチュエータ出力464の上への影響を抑制する。アクチュエータ出力464は、コイル電流の合計すなわち測定される全コイル電流462によって決定されるので、システム400は、非最適性の特性に関わらず、冗長制御ループ418/420及び430/432のうちの1つにおける電気的非最適性の影響を構造的に抑制する。
二重冗長アーキテクチャが上述された一方で、任意の冗長性(例えば、三重、四重など)は、冗長性のレベルに従って増加する有効性の程度を伴って、非最適性の影響を抑制する。
図5は、本開示の一実施形態による、全電流の内側ループを伴う例示的な平行三重アクチュエータコイル制御装置システム500(システム500)の図である。システム500は、本明細書の中でシステム400と関連付けて説明される。システム500は、システム400と類似の機能、材料、及び構造を有する。それゆえ、共通のフィーチャ、機能、及び要素は本明細書の中において重複して記載していない。
アクチュエーションコイル電流センサ528は、アクチュエーションコイル1(422)、アクチュエーションコイル2(424)、及びアクチュエーションコイル3(539)のコイル電流426、428、及び526の合計を含む、測定される全コイル電流524を感知するように構成される。アクチュエーションコイル電流センサ528は、下の図8から図10の議論においてより詳細に説明される。
外側フィードバック制御ループ418/420/508は、望ましいアクチュエータ出力414/416/516と、測定されるアクチュエータ出力410/412/518との差異442/444/514に基づいて、望ましい電流和436/438/512(命令される全コイル電流436/438/512)を決定する。内側フィードバック制御ループ430/432/506は、命令される全コイル電流436/438/512と、測定される全電流和524(測定される全コイル電流524)との差異に基づいて、その電流増幅器450/452/522に対する適切な命令446/448/520を決定する。測定される全コイル電流524は、複数のアクチュエータコイル制御装置406/408/504の各々におけるフィードバックパラメータとして、複数のアクチュエーションコイル422/424/530を通って流れる、コイル電流の合計426/428/526、若しくは「電流和」、又は全電流である。
図6は、図3の従来のアクチュエータ302においてシミュレートされた不具合に対する、ピストン位置(インチ)プロット602、差圧(ポンド/平方インチ絶対圧力)プロット604、及び電流(ミリアンペア)プロット606を示す例示的な時間履歴プロット600の図である。プロット606によって示されるように、図3の従来のアクチュエータ302のアクチュエーションコイル312を通る間違った電流610は、図7のプロット702において示されるような望ましい正弦曲線の命令プロフィールからの逸脱によって表現されるプロット602において示されるピストン位置のずれ616及び618によって示されるのと同様に、プロット604において示される差圧612と614との差異によって示されるように、同じ空気力学的な翼面の上にある機内及び機外のアクチュエータの間の大きな力の闘争をもたらす。
望ましいアクチュエータ出力414/416/516と、測定されるアクチュエータ出力410/412/518との差異442/444/514に基づいて、望ましい電流和436/438/512(命令される全コイル電流436/438/512)を決定する外側フィードバック制御ループ418/420/508、並びに命令される全コイル電流436/438/512と、測定される全コイル電流524との差異に基づいて、その電流増幅器450/452/522に対する適切な命令446/448/520を決定する内側フィードバック制御ループ430/432/506によって、システム500は、ほぼ完ぺきな前例のない非最適性の抑制を提供する。この実施例は、下の時間履歴プロット700において示される。
図7は、本開示の一実施形態による、図5の平行三重アクチュエータコイル制御装置システム500においてシミュレートされた不具合の抑制に対する、ピストン位置(インチ)プロット702、差圧(ポンド/平方インチ絶対圧力)プロット704、及び電流(ミリアンペア)プロット706を示す例示的な時間履歴プロット700の図である。間違ったレベルの制御電流708(間違った電流708)がサーボ弁の範囲内の1つのアクチュエータコイル422/424/530を通って流れる場合、測定される全コイル電流524におけるわずかな変化は、アクチュエーションコイル電流センサ528によって感知され、他の2つのアクチュエータコイル制御装置は、間違った電流708にただちに対抗する電流を活発に発生するように働き、測定される全コイル電流524を命令される全コイル電流436/438/512の大きさに保持する。
このやり方において、間違った電流708の影響は、プロット702によって示される望ましい正弦曲線の命令プロフィールからの逸脱によって表現されるピストン位置のずれ718及び720によって示されるのと同様に、プロット704において示される差圧714と716との差異によって表現される力の闘争によって示されるように、無視できるレベルに保持される。これは、図6において示される従来のアクチュエータ302などの「従来の」アクチュエータにおいて見られる極端な影響と対比される。
この実施例においてより具体的に、アクチュエーションコイル422を通る間違った電流708は、例えば、アクチュエーションコイル2(424)及びアクチュエーションコイル3(530)のそれぞれなどの、他の2つのアクチュエーションコイルを通る電流710及び712によって実質的にただちに対抗される。それゆえ、同じ空気力学的な翼面の上の機内及び機外のアクチュエータの間のピストン位置のずれと同様に、力の闘争は無視できるレベルまで低減される。
フィードバック制御ループは、各々の制御電流が他の制御電流に電磁気学的に直接に影響するという特徴を導入し、それによって、間違った制御電流は、他の制御電流によって活発にかつただちに対抗される。それゆえ、いずれかのフィードバックループのラインのうちの1つの中の、又は望ましいピストン位置を表現する望ましいアクチュエータ出力414などの信号を発生する装置の中の1以上の信号における異常が、間違った電流708がアクチュエーションコイル422などのアクチュエーションコイルを通って流れる原因となる場合、結果として生ずる磁束818/820は、位置制御ループの他の2つのラインの中の磁束センサ802/812(図8、図4及び図5の中のアクチュエーションコイル電流センサ460/528)によって感知される。今度は、このことが、電流が他の2つのアクチュエーションコイル424/526の中を流れる原因となり、間違った電流708によって生成されるものに対抗する磁束818/820を生成する。
円筒形ピストンの2つの側面の間の油圧における差異、「差圧」、は、アクチュエータ402に適用される負荷又はアクチュエータ402による出力に実質的に比例する。この差圧は、力センサーによって測定され監視される。力センサーは、少なくとも2つの測定されるアクチュエータ力を監視する。システム400/500は、「差圧」が力を測定するために使用されない電気機械的なアクチュエータなどの他の種類のアクチュエータを備えることもできる。この場合、力測定の他の手段は、歪みゲージ又は他の力の測定の手段などとして使用されるが、それらに限定されるものではない。
図8は、本開示の一実施形態による、独立した電流測定800の図である。図9は、本開示の一実施形態による、図8の独立した電流測定における全電流の派生900の図である。
複数のセンサコイル804/814は、それぞれのアクチュエーションコイル422/424のうちの1つを作動させるアクチュエーション電流426/428を受信するように構成される。センサコイル804/814は、センサコイル804/814が測定している電気回路から発生する電流から独立しており、それによって、共通の電気的な異常が、別のアクチュエータコイル制御装置に対するフィードバックとして適用される測定結果を破損することと平行して、間違った電流708などの間違った電流をもたらすことがない。
磁心808/816は、センサコイル804/814のそれぞれから磁束818/820を受信するように構成される。
少なくとも1つの磁束センサ802/812が、磁心808/816に結合され、測定される全コイル電流462を測定するように構成される。少なくとも1つの磁束センサ802/812は、例えば、ホール効果センサ、又は他のセンサを備えるが、それらに限定されるものではない。測定される全コイル電流462(電流和フィードバックの値)は、任意の数のやり方で派生する。測定される全コイル電流462は、電流を制御している装置及び電気回路から電気的に独立したやり方において測定される(共通の装置又は電気回路の異常に対処する別の保護手段が提供されなければ)。
上で説明されたように、これによって、他のアクチュエータコイル制御装置に対するフィードバックパラメータとして適用される測定結果を破損することと平行して、共通の電気的な異常が間違った電流をもたらすことはない。例えば、システム400は、間違った電流がアクチュエーションコイル1(422)を流れる原因となり、アクチュエータコイル制御装置2(408)において使用される全電流の測定結果を破損する、異常を避けるべきである。
図8及び図9において、アクチュエータコイル制御装置406及び408(図4を見よ)などの複数の制御装置の各々は、電気的に独立した手段を通じて互いのアクチュエータコイル電流を測定して、それぞれの隣接するコイル電流を測定し、それぞれの隣接するコイル電流をそれぞれの局所コイル電流と合計し、フィードバックパラメータとして測定される全コイル電流462を生成する。
例えば、アクチュエータコイル制御装置406は、アクチュエータコイル422のコイル電流426などのそれ自身の局所コイル電流(測定されるコイル電流826)を測定し、アクチュエータコイル424のコイル電流428などの隣接するコイル電流(測定されるコイル電流828)を測定し、コイル電流428/828をコイル電流426/826と合計し、フィードバックパラメータとして測定される全コイル電流902/462を生成する。
同様に、アクチュエータコイル制御装置408は、アクチュエータコイル424のコイル電流428などのそれ自身の局所コイル電流(測定されるコイル電流828)を測定し、アクチュエータコイル422のコイル電流426などの隣接するコイル電流(測定されるコイル電流826)を測定し、コイル電流428/828をコイル電流426/826と合計し、フィードバックパラメータとして測定される全コイル電流904/462を生成する。
独立した測定は、この実施例において、電流426/428が、センサコイル804/814のそれぞれを通って流れ、それぞれの磁心808/816におけるそれぞれのギャップ806/810の中で測定されるそれぞれの磁束818/820を発生する、磁束センサ802/812によって達成される。
加えて、アクチュエータ502の種類に応じて、実施形態は、図10に示されるように、測定目的で外部のセンサコイル804/814を設置するよりもむしろ、アクチュエーションコイル422/424を直接的に使用して、測定される全コイル電流462(又はそれに非常に近い値)を独立して測定又は導出する。
図10は、本開示の一実施形態による、全電流の測定1000の図である。図10は、測定される全コイル電流462が、2つのセンサコイル804/814によって発生される磁束818/820(図8)を磁気的に合計することによって測定される、別の実施例を示している。
2つのアクチュエータコイル制御装置406及び408(図4)は、2つのセンサコイル804/814によって発生される磁束818/820を磁気的に合計することによって、全コイル電流462を測定する。独立した測定は、この実施例において、電流426/428が、センサコイル804/814を通って流れ、磁束818/820を発生し、それらの合計(1004/462及び1006/462)が磁心1002におけるギャップ806及び810の中でそれぞれ測定される、磁束センサ802/812によって達成される。
図8から図11における方法は、他のレベルの冗長(例えば、三重、四重など)に対して測定される全コイル電流462を導出するために展開され得る。
図11は、本開示の一実施形態による、アクチュエータコイル制御装置における非最適性の抑制のための工程1100を示す例示的な流れ図である。工程1100に関連して実行される様々なタスクは、機械的に実行されるか、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、工程方法を実行するためのコンピュータ実行可能指令を有するコンピュータ可読媒体、又はそれらの組み合わせによって実行される。工程1100は、任意の数の追加タスク又は代替タスクを含んでもよく、図11に示されるタスクは必ずしも図示の順序で実行されなくともよく、工程1100は、本明細書の中に記載されない追加の機能性を有するもっと包括的な手順又は工程に包含されてもよい。
図解する目的で、工程1100の以下の説明が、図4又は図5、及び図7から図10に関連して上述した要素に言及する場合がある。いくつかの実施形態において、工程1100の各部分は、システム400又はシステム500の異なる要素によって実行されてもよく、それらの例は、外側フィードバック制御ループ418/420/508、内側フィードバック制御ループ430/432/506、電流増幅器450/452/522、アクチュエーションコイル422/424/526、センサコイル804/814、磁束センサ802/812などである。工程1100は、図4又は図5、及び図7から図10において示される実施形態に類似する機能、材料、及び構造を有する。それゆえ、共通のフィーチャ、機能、及び要素は本明細書の中において重複して記載していない。
工程1100は、アクチュエーションコイル電流センサ460などのアクチュエーションコイル電流センサを用いて、アクチュエータ402などのアクチュエータのアクチュエーションコイル422/424などの複数のアクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む、測定される全コイル電流462などの測定される全コイル電流を感知することによって始められる(タスク1102)。
その後、工程1100は、命令される全コイル電流436/438などの命令される全コイル電流、及び測定される全コイル電流462に基づいて、アクチュエータコイル制御装置406/408などの複数のアクチュエータコイル制御装置を用いて、アクチュエーションコイル422/424を制御することによって継続される(タスク1104)。アクチュエータコイル制御装置406/408を用いてアクチュエーションコイル422/424を制御することは、命令される全コイル電流436/438と測定される全コイル電流462との差異(電流和差異)に基づくことができる。
その後、工程1100は、アクチュエーションコイル422/424を介してアクチュエータ402を作動させることによって継続される(タスク1106)。
工程1100は、望ましい出力414/416などの望ましいアクチュエータ位置、及び測定される出力410/412などの測定されるアクチュエータ位置を受信することによって継続される(タスク1108)。
工程1100は、望ましい出力414/416などの望ましいアクチュエータ位置、及び測定される出力410/412などの測定されるアクチュエータ位置に基づいて、命令される全コイル電流436/438を発生することによって継続される(タスク1110)。
工程1100は、アクチュエーションコイル422/424のうちの1つをそれぞれ作動させるアクチュエータ電流426/428などのアクチュエータ電流を、センサコイル804/814などの複数のセンサコイルの各々において、受信することによって継続される(タスク1112)。
工程1100は、磁心808/816などの磁心の中のセンサコイル804/814から、磁束818/820などの磁束を受信することによって継続される(タスク1114)。
工程1100は、磁心808/816に結合される磁束センサ802/812などの少なくとも1つのセンサによって、測定される全コイル電流462を測定することによって継続される(タスク1116)。
このやり方において、システム及び方法は、アクチュエータの中の異常を抑制するために提供される。
上の説明は、「接続」又は「結合」される、要素、又はノード、又はフィーチャについて一緒に言及している。本明細書の中において使用される"接続される"とは、別途明記されていない限り、一つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに、必ずしも機械的にではなく、直接結合(または直接通信)していることを意味する。同様に、特に明記しない限り、「結合された」とは、一つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに必ずしも機械的にではなく、直接あるいは間接的に連結している(又は直接あるいは間接的に通信している)ことを意味する。このように、図4又は図5では要素の例示的な構成を示したが、本開示の一実施形態において、追加的な仲介要素、デバイス、フィーチャ、又は構成要素が存在してもよい。
本明細書で使用される用語及び表現、並びにそれらの変化形は、別途明確な記載がない限り、限定的なものではなく、変更可能なものとして解釈すべきである。その例として、「含む」という表現は、「限定せずに含む」などを意味するものと理解することができ、「例」は、議論されるアイテムを説明する事例を提供するために使用されているのであり、その排他的又は限定的なリストではない。「従来の」、「常套的な」、「通常の」、「標準の」、「既知の」、及び同様の意味を有する表現は、記載されているアイテムを、所定の時期に限定しているわけでも、ある時期に入手可能であるアイテムに限定しているわけでもなく、現在又は未来のいずれかの時期における「従来技術、常套的技術、通常の技術、又は標準的技術と理解すべきである。
同様に、「及び」でつながったアイテムのグループは、グループ分けにおいてそれらのアイテムの各々、また全てが存在することが要求されると理解すべきではなく、特に明記しない限り、「及び/又は」でつながったものとして理解すべきである。同様に、「又は」でつながったアイテムのグループは、グループ内で相互排他性が要求されると理解すべきではなく、特に明記しない限り、「及び/又は」でもつながったものとして理解すべきである。
さらに、本発明のアイテム、要素、又は構成要素が単一形で記載又は特許請求されているかもしれないが、明確な記載がない限り、本発明の範囲内で複数形も考慮される。一部の事例において"1以上の"、"少なくとも"、"限定されないが"などの広義的な用語および同様の表現が使用されているということは、そのような広義的な表現がない場合に、より狭い範囲を意図するまたはより狭い範囲を要求することを意味していると読み取るべきではない。数字により表現される値または範囲に言及して"約"という場合、測定時に起こりうる実験誤差により生じる値を包含することを意図している。
本開示の一態様にしたがって、アクチュエータを作動するように構成される複数のアクチュエーションコイルを備えるアクチュエータを備える冗長電流和フィードバックアクチュエータシステムが存在し、システムはさらに;アクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知するように構成されるアクチュエーションコイル電流センサ;及び命令される全コイル電流と測定される全コイル電流との電流和の差異に基づいてアクチュエーションコイルを制御するように構成される複数のアクチュエータコイル制御装置を備える。
システムはさらに、測定される全コイル電流を感知するように構成され、アクチュエーションコイルのうちの1つをそれぞれ作動するアクチュエータ電流を受信するように構成される複数のセンサコイルを備える、アクチュエーションコイル電流センサ;センサコイルから磁束を受信するように構成される磁心;及び磁心に結合され、測定される全コイル電流を測定するように構成される少なくとも1つのセンサを備える。
システムは、望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置を受信するように各々が構成され;及び望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置に基づいて、命令される全コイル電流を発生するように各々が構成される、複数の電気的に独立した外側制御ループを備える、外側フィードバック制御ループを備える。
システムでは、アクチュエーションコイルは、共通の作動力を備える。
本開示の一態様にしたがって、アクチュエータ制御システムにおける非最適性を抑制するための方法が提供され、方法は、アクチュエーションコイル電流センサを用いて、アクチュエータの複数のアクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を感知すること;及び命令される全コイル電流と測定される全コイル電流との電流和の差異に基づいて、複数のアクチュエータコイル制御装置を用いて、アクチュエーションコイルを制御することを含む。
方法はさらに、アクチュエーションコイルを介してアクチュエータを作動することを含む。
方法は、望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置を受信すること;及び望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置に基づいて、命令される全コイル電流を発生することを含む。
方法はさらに、複数のセンサコイルの各々において、アクチュエーションコイルのうちの1つをそれぞれ作動するアクチュエータ電流を受信すること;磁心の中のセンサコイルから磁束を受信すること;及び磁心に結合される少なくとも1つのセンサによって、測定される全コイル電流を測定することを含む。
本開示の一態様にしたがって、望ましい全コイル電流、及びアクチュエータの複数のアクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む、測定される全コイル電流を受信するように構成される、内側フィードバック制御ループを備える冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置が提供され、内側フィードバック制御ループはさらに、望ましい全コイル電流と測定される全コイル電流との電流和の差異に基づいて、アクチュエーションコイルを制御するように構成される。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置はさらに、測定される全コイル電流を感知するように構成され、アクチュエーションコイルのうちの1つをそれぞれ作動するアクチュエータ電流を受信するように構成される複数のセンサコイルを備える、アクチュエーションコイル電流センサ;センサコイルからの磁束を受信するように構成される磁心;及び磁心に結合され、測定される全コイル電流を測定するように構成される少なくとも1つのセンサを備える。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置はさらに、望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置を受信するように各々が構成され;及び望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置に基づいて命令される全コイル電流を発生するように各々が構成される、複数の電気的に独立した各外側制御ループを備える、外側フィードバック制御ループを備える。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、アクチュエーションコイルは、共通の作動力を備える。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置が、航空機の飛行操縦翼面を制御する。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置はさらに、望ましい全コイル電流と測定される全コイル電流との電流和の差異を受信し、命令出力を発生してアクチュエータを制御するために使用可能な、電流増幅器を備える。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、望ましい全コイル電流は、望ましいアクチュエータ電流出力と測定されるアクチュエータ電流出力との出力電流の差異を含む。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、アクチュエーションコイルは、アクチュエータを作動するように構成される。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、測定される全コイル電流は、複数の制御装置の各々におけるフィードバックパラメータとして、アクチュエータのアクチュエーションコイルのコイル電流の合計を含む。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、測定される全コイル電流は、制御装置の各々のセンサコイルによって発生される磁束を磁気的に合計することによって測定される。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、制御装置の各々は、電気的に独立した手段を通じて互いのアクチュエータコイル電流を測定して、それぞれの隣接するコイル電流を測定し、それぞれの隣接するコイル電流をそれぞれの局所コイル電流と合計して、フィードバックパラメータとして測定される全コイル電流を生成する。
冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置では、アクチュエーションコイルのうちの1つを通る間違った電流は、電流がアクチュエーションコイルのうちの他のアクチュエーションコイルの中を流れる原因となり、間違った電流に対抗する磁束を生成して、それによって同じ翼面の上のアクチュエータの間の力の闘争を低減させる。
100 方法
104 ブロック
106 ブロック
108 ブロック
110 ブロック
112 ブロック
114 ブロック
116 ブロック
200 航空機
218 機体
220 システム
222 内装
224 推進システム
226 電気システム
228 油圧システム
230 環境システム
232 冗長電流和フィードバックアクチュエータシステム
300 既存のアクチュエータ制御装置
302 従来のアクチュエータ
304 フィードバック
306 命令
308 差異
310 アクチュエータ出力
312 アクチュエーションコイル
314 制御電流
400 平行二重アクチュエータ制御装置システム
402 アクチュエータ
406 アクチュエータコイル制御装置1
408 アクチュエータコイル制御装置2
410 測定される出力
412 測定される出力
414 望ましい出力
416 望ましい出力
418 外側フィードバック制御ループ
420 外側フィードバック制御ループ
422 アクチュエーションコイル1
424 アクチュエーションコイル2
426 コイル電流
428 コイル電流
430 内側フィードバック制御ループ
432 内側フィードバック制御ループ
436 命令される全コイル電流
438 命令される全コイル電流
442 差異
444 差異
446 命令出力
448 命令出力
450 電流増幅器
452 電流増幅器
454 差異
456 差異
458 外側ループフィードバックセンサ
460 アクチュエーションコイル電流センサ
462 測定される全コイル電流
464 アクチュエータ出力
500 平行三重アクチュエータコイル制御装置システム
502 アクチュエータ
506 内側フィードバック制御ループ
508 外側フィードバック制御ループ
512 命令される全コイル電流
514 差異
516 望ましいアクチュエータ出力
518 測定されるアクチュエータ出力
520 適切な命令
522 電流増幅器
524 測定される全コイル電流
526 コイル電流
528 アクチュエーションコイル電流センサ
530 アクチュエーションコイル
600 例示的な時間履歴プロット
602 ピストン位置プロット
604 差圧プロット
606 電流プロット
610 間違った電流
612 差圧
614 差圧
616 ピストン位置のずれ
618 ピストン位置のずれ
700 時間履歴プロット
702 ピストン位置プロット
704 差圧プロット
706 電流プロット
708 間違った電流
710 他の2つのアクチュエーションコイルを通る電流
712 他の2つのアクチュエーションコイルを通る電流
714 差圧
716 差圧
718 ピストン位置のずれ
720 ピストン位置のずれ
800 独立した電流測定
802 磁束センサ
804 センサコイル
806 ギャップ
808 磁心
810 ギャップ
812 磁束センサ
814 センサコイル
816 磁心
818 磁束
820 磁束
826 コイル電流
828 コイル電流
900 独立した電流測定における全電流の派生
902 測定される全コイル電流
904 測定される全コイル電流
1000 全電流の測定
1002 磁心
1004 測定される全コイル電流
1006 測定される全コイル電流
1100 工程
1102 タスク
1104 タスク
1106 タスク
1108 タスク
1110 タスク
1112 タスク
1114 タスク
1116 タスク

Claims (10)

  1. 望ましい全コイル電流、及びアクチュエータの複数のアクチュエーションコイルの各々のコイル電流の合計を含む測定される全コイル電流を受信し、
    前記望ましい全コイル電流と前記測定される全コイル電流との電流和の差異に基づいて、前記アクチュエーションコイルを制御する
    ように構成される内側フィードバック制御ループを備える冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  2. 前記測定される全コイル電流を感知するように構成されるアクチュエーションコイル電流センサをさらに備え、前記アクチュエーションコイル電流センサは、
    前記アクチュエーションコイルのうちの1つをそれぞれ作動するアクチュエータ電流を受信するように構成される複数のセンサコイルと、
    前記センサコイルから磁束を受信するように構成される磁心と、
    前記磁心に結合され、前記測定される全コイル電流を測定するように構成される少なくとも1つのセンサと
    を備える、請求項1に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  3. 望ましいアクチュエータ位置及び測定されるアクチュエータ位置を受信し、
    前記望ましいアクチュエータ位置及び前記測定されるアクチュエータ位置に基づいて、前記望ましい全コイル電流を発生する
    ように各々が構成される複数の電気的に独立した外側制御ループを備える外側フィードバック制御ループをさらに備える、請求項1又は2に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  4. 前記アクチュエーションコイルは共通の作動力を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  5. 航空機の飛行操縦翼面を制御する、請求項1から4のいずれか一項に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  6. 前記望ましい全コイル電流と前記測定される全コイル電流との前記電流和の差異を受信し、命令出力を発生してアクチュエータを制御するように動作可能な電流増幅器をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  7. 前記望ましい全コイル電流は、望ましいアクチュエータ電流出力と測定されるアクチュエータ電流出力との出力電流の差異を含む、請求項6に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  8. 前記アクチュエーションコイルはアクチュエータを作動するように構成される、請求項1に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  9. 前記測定される全コイル電流は、複数の制御装置の各々におけるフィードバックパラメータとして、前記アクチュエータの前記アクチュエーションコイルの前記コイル電流の合計を含む、請求項8に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
  10. 前記測定される全コイル電流は、前記制御装置の各々のセンサコイルによって発生される磁束を磁気的に合計することによって測定される、請求項9に記載の冗長電流和フィードバックアクチュエータ制御装置。
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