JP2015020853A - 昇降装置及び昇降装置の携帯端末器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
エレベーターを利用する予定の利用者がエレベーターの設置場所に到達する前に、目的場所まで最速で到達できる昇降手段を示して、最速で目的場所に到達することを可能にする。
【解決手段】
昇降装置は、複数階床間をサービスするエレベーター1とエスカレーター2と階段3を有する。エレベーター1を制御するエレベーター制御装置50と送受信可能な携帯端末器を、エレベーターを利用予定の利用者に携行させる。利用者が携帯端末器から行先階をエレベーター制御装置に送信したら、エレベーター制御装置は、利用者がエレベーターとエスカレーターと階段を利用した場合のそれぞれにおける現在階床から行先階までの所要時間を携帯端末器に送信する。携帯端末器はこれら送信された所要時間を表示可能な表示手段を有する。
【選択図】 図3
エレベーターを利用する予定の利用者がエレベーターの設置場所に到達する前に、目的場所まで最速で到達できる昇降手段を示して、最速で目的場所に到達することを可能にする。
【解決手段】
昇降装置は、複数階床間をサービスするエレベーター1とエスカレーター2と階段3を有する。エレベーター1を制御するエレベーター制御装置50と送受信可能な携帯端末器を、エレベーターを利用予定の利用者に携行させる。利用者が携帯端末器から行先階をエレベーター制御装置に送信したら、エレベーター制御装置は、利用者がエレベーターとエスカレーターと階段を利用した場合のそれぞれにおける現在階床から行先階までの所要時間を携帯端末器に送信する。携帯端末器はこれら送信された所要時間を表示可能な表示手段を有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エレベーターとエレベーター以外の昇降手段が併設された昇降装置、及びそれに用いて好適な携帯端末器に関する。
エレベーターと他の交通手段のいずれを選択するかを判断して、乗客の移動効率を向上させることが特許文献1に記載されている。この公報に記載の昇降機システムでは、エレベーター所要時間算出部がエレベーターを利用した場合の所要時間を算出し、エスカレーター所要時間算出部がエスカレーターを利用した場合の所要時間を算出している。そして、判定手段がエスカレーターを利用した場合の方が目的階までの時間が短いと判断したときに、案内表示装置にメッセージを表示している。また、特許文献2から特許文献4には、エレベーターを利用した場合の目的地までの経路と移動時間や、エレベーターの待ち時間を表示することが開示されている。
商業施設等で、エレベーターとエスカレーター、階段が併設されている場合には、多くの場合、エスカレーターは近接階へのアクセスを容易にするため、エレベーターは離れた階へのアクセスを容易にするために設けられる。この理由と階床設計時の強度計算等から、エスカレーターはフロアの中央部に、エレベーター及び階段はフロアの壁面部に設けられることが多い。
エレベーターを利用する予定の利用者は、エレベーターが建物壁近傍に設けられていることから、建物の入口から建物の周辺部へと進み、エレベーターの到着までに時間を要する場合に階段を利用するのが一般的である。これに対して、エスカレーターを使用する人は建物の中央部へ進んでいくので、エレベーターや階段を利用する意識が少ない。
上記特許文献1に記載のエレベーターとエスカレーターを併設した昇降システムでは、エレベーターを利用しようとしてエレベーターの設置位置まで来てから、待ち時間が長くなることを知り、エスカレーターを代わりに利用する。しかし、すでにエレベーターの位置まで来ているので、中央部にあるエスカレーターまで戻るかまたは面倒な経路を通ってエスカレーターまで進まなければならない。その結果、エレベーターの前でじっと待っていた方が結果としては早く目的場所に到達できる、という不具合が発生する場合がある。また、上記特許文献2ないし4のいずれにおいても、エレベーターの待ち時間等の表示はあるものの、最速で目的地に到達することについては、十分には考慮されていない。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、エレベーターを利用する予定の利用者がエレベーターの設置場所に到達する前に、目的場所まで最速で到達できる昇降手段を示して、最速で目的場所に到達することを可能にすることにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、複数階床間をサービスするエレベーターと複数階床間をサービスするエスカレーターと階段を有し、前記エレベーターを制御するエレベーター制御装置を備えた昇降装置において、前記エレベーター制御装置と送受信可能でかつ前記エレベーターを利用予定の利用者に携行される携帯端末器を設け、利用者が前記携帯端末器から行先階を前記エレベーター制御装置に送信したら、前記エレベーター制御装置は、利用者が前記エレベーターと前記エスカレーターと前記階段を利用した場合のそれぞれにおける現在階床から行先階までの所要時間を前記携帯端末器に送信し、前記携帯端末器はこれら送信された所要時間を表示可能な表示手段を有することにある。
本発明によれば、エレベーターの利用予定者がエレベーター設置位置に着くまでに、目的場所までの昇降手段別の到達時間が提示されるので、目的場所まで最速で到達でき昇降手段を選択することが可能になる。その結果、昇降手段の利用者の昇降の効率が、向上する。
以下、本発明に係る昇降装置50の一実施例を、図面を参照して説明する。図1は、昇降装置50として、エレベーター1とエスカレーター2と階段3が設置されている場合における、エレベーター1の乗り場周囲を示す斜視である。エレベーター1の乗り場側には、携帯端末器4と送受信可能な図示しないエレベーター送受信装置またはエレベーター制御装置が設けられている。そのため、携帯端末器4を携行する昇降装置50の利用者が、エレベーター1の乗場に近づくと、エレベーター1と利用者の持つ携帯端末器4との間で通信が可能になる。
図2に、利用者が携行する本発明に係る携帯端末器4の一実施例を、正面図で示す。携帯端末器4の電源がオンになっており、エレベーター1から送信された情報が表示されている。なお、利用者は、予めこの携帯端末器4からエレベーター1の図示しない送受信装置またはエレベーター1の制御装置に、目的地である行先階を入力する。
エレベーター制御装置5または制御装置5に付設された送受信装置は、携帯端末器4から行先階の信号を受信した階床を特定し、携帯端末器4の位置を推定する。そして、エレベーター1を利用する場合の利用開始階床から行先階までのエレベーター1の所要時間を演算して携帯端末器4に送信する。同様に、エスカレーター2の所要時間および階段3の所要時間データもエレベーター1の制御装置または送受信機から携帯端末器4に送信される。これらの情報を受信した携帯端末器4は、自己が備える表示手段に受信した内容を表示する。
図2では表示内容として、エレベーター1の利用予定者が現在いる階床からエレベーター1の制御装置に送信した目的階までの所要時間であり、それぞれ「エレベーター所要時間」、「エスカレーター所要時間」、「階段所要時間(標準)」として、秒単位まで表示される。その際、利用者の便のために、移動前後の階床も並行して表示される。
次に、上記所要時間を算出する方法を、図3に示したエレベーター1の制御装置5と携帯端末器4の図及び図4ないし図8に示したフローチャートを用いて説明する。図3は、本発明に係るエレベーター制御装置5と携帯端末器4のブロック図である。エレベーター制御装置5は、乗りかごの昇降とドアの開閉を主として制御するが、この部分については図3では記載を省略し、待ち時間の算出に係る部分のみを示している。
図4は、携帯端末器4におけるデータ送信手順を示すフローチャートであり、図5は、エレベーター制御装置5における行先階到着時間の演算手順を示すフローチャートである。図6は、携帯端末器4におけるデータ受信手順を示すフローチャートである。
エレベーター制御装置5が備えるデータ受信部6には、利用者の携帯端末器4から送信される行先階データ8が入力される。データ受信部6に入力された行先階データ8は、行先階登録部7で携帯端末器4を携行する利用者の行先階データ8として、エレベーター制御装置5の記憶手段に登録される。
一方、エレベーター制御装置5が備える図示しない乗りかごの昇降制御部からの運行情報に基づいて、エレベーター待ち時間演算部9が、現在の乗りかご位置から利用者がいる階床に到達するまでのエレベーター待ち時間10を演算し、記憶手段に記憶する。その後、エレベーター行先階到着時間演算部11が、記憶手段に記憶された行先階データ8とエレベーター待ち時間10とを参照して、乗りかごの現在階床から利用者が現在いる階床を経由して指定した行先階までに乗りかごが移動する時間であるエレベーター行先階到着時間12を演算し、記憶手段に記憶する。
エレベーター制御装置5の記憶手段には、エスカレーター2の運行に関する種々の情報が記憶されている。エスカレーター行先階到着時間演算部14は、これらの情報の中からエスカレーター2を利用して各階に行く場合の所要時間である各階所要時間13を参照する。そして、利用者の現在階床と、記憶手段に記憶された行先階データ8を用いて、利用者がエスカレーター2を利用して現在階床から目的の行先階までに移動するのに要する時間であるエスカレーター行先階到着時間15を演算し、記憶手段に記憶する。
エレベーター制御装置5の記憶手段には、階段に関する種々の情報も記憶されている。その際、利用者が標準の速さで階段を上り下りする時間である階段各階所要時間16もそれらの情報の中に含まれている。階段行先階到着時間演算部17は、利用者の現在いる階床と記憶手段に記憶された行先階データ8および階段各階所要時間16から、利用者が階段を利用して現在階床から目的階まで移動するのに要する時間である階段行先階到着時間18を算出し、記憶手段に記憶する。
これら記憶手段に記憶されたエレベーター行先階到着時間12及びエスカレーター行先階到着時間15、階段行先階到着時間18は纏められて、エレベーター制御装置5が備えるデータ送信部19から、利用者が携行する携帯端末器4に送信される。携帯端末器4では、データ受信部23がエレベーター制御装置5のデータ送信部19から送信されたデータを受信する。
上述したように、携帯端末器4はエレベーター制御装置5との間でデータを送受信する。そのため、送信側にはデータ送信部22が、受信側にはデータ受信部23が配置されている。データ送信部22は、主として利用者がこれから移動する移動先である行先階をエレベーター制御装置5のデータ受信部6に送信する。なお、エレベーター制御装置5のデータ受信部6は、エレベーター1の近傍に配置される。
利用者が行先階をエレベーター制御装置5に送信するため、携帯端末器4は行先階を入力するための行先階入力部20を有している。携帯端末器4が携帯電話やスマートフォンのような携帯式の通信手段の場合には表示画面と兼用になっており、後述する表示部25が相当する。
エレベーター利用予定者(利用者)が行先階入力部20から入力した行先階は、行先階データ8として行先階データ作成部21でデータ化される。データ化された行先階データ8は、データ送信部22に送られ、上述した通り、エレベーター制御装置5に送信される。
一方、携帯端末器4のデータ受信部23で受信された行先階までの所要時間のデータは、データ展開部24でエレベーター1に関するデータ、エスカレーター2に関するデータ、階段3に関するデータのそれぞれに展開される。そしてエレベーター1に関する情報の中のエレベーター行先階到着時間12と、エスカレーター行先階到着時間15と階段行先階到着時間18の各データは、まとめて表示出力部26に送られ、表示器25の画面上に図2に示したように、対比されて表示される。
次に図4を用いて、携帯端末器4から行先階データ8をエレベーター制御装置5に送信する処理を詳細に示す。初めにエレベーター1に近づいたエレベーターを利用する予定の利用者は、携帯端末器4に電源を投入して、携帯端末器4を起動する。そして、携帯端末器4の行先階入力部20から、自身の移動目的階である行先階を入力する(ステップE102)。
行先階が入力された携帯端末器4では、ステップE103にて、入力された行先階から行先階データ作成部21が、行先階データ8を作成する。利用者がエレベーター1に近づくと、ステップE104において、行先階データ8をエレベーター制御装置5に送信する。ここで、携帯端末器4はエレベーター制御装置5のデータ受信部6との通信が可能になるまで、行先階データ8を送信し続け、データ送信が成功したら、エレベーター制御装置5からその旨を返信させるようにすれば、より確実に行先階をエレベーター制御装置5に登録できる。この返信データは携帯端末器4の表示部25に表示される。なお、返信データの代わりに、各到着時間12、15、18の表示で代用させることもできる。
図5を用いて、エレベーター制御装置5における処理を詳細に説明する。初めに、エレベーター制御装置5の電源を投入またはリスタートさせて、起動する。ステップE202において、携帯端末器4からエレベーター制御装置5のデータ受信部6が行先階データ8を受信したか否かを判断する。行先階データ8を受信していたら、ステップE203に進み、行先階登録部7が行先階データ8を記憶装置に登録する。まだ携帯端末器4から行先階データ8を受信していなければ、ステップE202に戻って行先階データの受信を待つ。
行先階データ8が登録されたら、ステップE204において、利用者の現在位置を受信したデータ受信部6の位置から判断する。そして、エレベーター1の乗りかごの現在の階床位置が利用者の現在の階床位置に一致するか否かをエレベーター制御装置5が判断する。乗りかごの位置と利用者の位置が一致しなければ、ステップE205に進んで、エレベーター待ち時間演算部9がエレベーター待ち時間10を演算する。一方、エレベーター1の乗りかごの階床位置と利用者の階床位置とが一致するならば、ステップE206に進む。
ステップE206では、エレベーター行先階到着時間演算部14が、エレベーター行先階到着時間12を演算する。その際、ステップE204の判断においてエレベーター待ち時間10が含まれると判断したら、エレベーター待ち時間10を含んだ時間を、エレベーター行先階到着時間12とする。
次に、ステップE207において、エスカレーター2が併設されているか否かを判断する。エスカレーター2も設置されているときは、ステップE208に進んで、エスカレーター行先階到着時間演算部14がエスカレーターを利用した場合の行先階までの到着時間15を演算する。エスカレーター2が設置されていなければ、ステップE209に進む。
ステップE209では、エレベーター1の近くに階段3が設置されているか否かを判断する。階段3がある場合には、ステップE210に進み、階段行先階到着時間演算部14が、階段行先階到着時間18を演算する。近くに階段3が設置されていなければ、ステップE211に進む。
ステップE211では、エレベーター行先階到着時間演算部11が演算したエレベーター行先階到着時間11と、エスカレーター行先階到着時間演算部14が演算したエスカレーター行先階到着時間15と、階段行先階到着時間17が演算した階段行先階到着時間18を纏めて携帯端末器4に送信する。
次に、図6を用いて携帯端末器4が行先階到達時間を受信する処理を詳細に説明する。行先階を携帯端末器4からエレベーター制御装置5に送信し終えたら、携帯端末器4はデータ受信状態になる。ステップE302において、エレベーター制御装置5のデータ送信部19から行先階到着時間データ12、15、18を受信したか否かを判断する。これらの行先階到着時間データ12、15、18を受信しているならば、ステップE303に進み、エレベーター行先階到着時間12にデータ展開部24が展開する。エレベーター制御装置5から行先階到着時間データを受信していなければ、ステップE302に戻りデータの受信を待つ。
ステップE304において、昇降装置としてエスカレーター2が設置されているか否かを判断する。エスカレーター2が設置されておればステップE305に進んで、データ展開部24がエスカレーター行先階到着時間15を展開する。エスカレーター2が設置されていなければ、ステップE306に進む。
ステップE306では、昇降装置として階段3が設置されているか否かを判断する。エレベーター1の近くに階段3があれば、ステップE307に進み、データ展開部24が階段行先階到着時間18を展開する。階段3がエレベーター1の近くになければ、ステップE308に進む。ステップE308では、上記展開処理であるステップE303、E305、E307で得られた行先階到着データ12、15、18を、表示出力部26が表示部25に表示する。
本実施例によれば、携帯端末器4を携行するエレベーター1の利用予定者(利用者)が、エレベーターの乗り場側ボタンを押せる範囲に近づく前に、事前に携帯端末器4と、エレベーター1の各階に設けたエレベーター制御装置5の送受信手段との間で通信を可能にしている。そして、行先階をエレベーター制御装置5に入力するだけで、エレベーター及びエスカレーター、階段の各昇降手段を利用した場合の到着時間を利用者が知ることが可能になる。その結果、エレベーターの待ち時間が長いような場合やエスカレーターの配置位置が遠い場合など、エスカレーターや階段を利用した方が早く目的の行先階に行けることを利用者が知ることができる。利用者は、早く目的階に到達できる。また、エレベーターの無駄な混雑を避けることもできる。
上記実施例では、エレベーターの行き先階の予約をエレベーターの近傍に設けた送受信手段と携帯端末器との通信で実行していたが、エレベーターの送受信手段をフロアに広く配置した例えば無線LAN等を利用することもできる。その場合、さらに他の昇降手段を容易に利用可能になる。
上記実施例によれば、利用者が携行する携帯端末器に待ち時間を含む到着時間が表示されるので、待ち時間の表示ない場合に比べて、利用者のイライラ感を低減できる。またエスカレーターや階段を利用して行先階に到着するのに所要する時間を把握できるので、利用者が昇降設備を選択する選択肢が広がる。
また、上記実施例で示した携帯端末器を携帯電話やスマートフォン等の携帯通信機器とすれば、アプリケーションソフトとして、図4や図6に示した処理をプログラム化することが可能になり、特殊な携帯端末器を必要とせず、この昇降装置のシステム構築が容易になる。
1…エレベーター、2…エスカレーター、3…階段、4…携帯端末器、5…エレベーター制御装置、6…データ受信部、7…行先階登録部、8…行先階データ、9…エレベーター待ち時間演算部、10…エレベーター待ち時間、11…エレベーター行先階到着時間演算部、12…エレベーター行先階到着時間、13…エスカレーター各階所要時間、14…エスカレーター行先階到着時間演算部、15…エスカレーター行先階到着時間、16…階段各階所要時間、17…階段行先階到着時間演算部、18…階段行先階到着時間、19…データ送信部、20…行先階入力部、21…行先階データ作成部、22…データ送信部、23…データ受信部、24…データ展開部、25…表示部、26…表示出力部、50…昇降装置。
Claims (6)
- 複数階床間をサービスするエレベーターと複数階床間をサービスするエスカレーターと階段を有し、前記エレベーターを制御するエレベーター制御装置を備えた昇降装置において、
前記エレベーター制御装置と送受信可能でかつ前記エレベーターを利用予定の利用者に携行される携帯端末器を設け、利用者が前記携帯端末器から行先階を前記エレベーター制御装置に送信したら、前記エレベーター制御装置は、利用者が前記エレベーターと前記エスカレーターと前記階段を利用した場合のそれぞれにおける現在階床から行先階までの所要時間を前記携帯端末器に送信し、前記携帯端末器はこれら送信された所要時間を表示可能な表示手段を有することを特徴とする昇降装置。 - 前記エレベーター制御装置は、前記エレベーターが各階床まで昇降する所要時間である行先階データが格納された記憶手段を有し、前記エレベーター制御装置は、前記記憶手段に格納した行先階データと前記携帯端末から送信された行先階信号とに基づいて、前記エレベーターを利用した場合に前記利用者が行先階に到着するまでの時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
- 前記エレベーター制御装置は、前記エレベーターが各階床まで昇降する所要時間である行先階データが格納された記憶手段を有し、前記記憶手段には前記エスカレーターを利用する場合の各階到着時間が格納されており、前記エレベーター制御装置は、前記記憶手段に記憶されたエスカレーターを用いた時の各階到着時間データと前記携帯端末から送信された行先階信号とに基づいて、前記エスカレーターを利用した場合に利用者が行先階に到着するまでの時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
- 前記エレベーター制御装置は、前記エレベーターが各階床まで昇降する所要時間である行先階データが格納された記憶手段を有し、前記記憶手段には前記階段を利用した場合の各階到着時間データが格納されており、前記記憶手段に格納された行先階データおよび前記階段を利用した場合の各階到着時間データに基づいて、前記階段を利用した場合に利用者が行先階に到着するまでの時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
- 複数階床間をサービスするエレベーターと複数階床間をサービスするエスカレーターと階段とを有し、前記エレベーターを制御するエレベーター制御装置が備えられた昇降装置の利用者が携行する昇降装置の携帯端末器において、
前記エレベーター制御装置との間で送受信した行先階情報を表示する表示手段を設け、前記表示手段は、この携帯端末器から行先階を前記エレベーター制御装置に送信して得られた利用者が前記エレベーターと前記エスカレーターと前記階段を利用した場合のそれぞれにおける現在階床から行先階までの所要時間を表示可能であることを特徴とする昇降装置の携帯端末器。 - 前記携帯端末器が、携帯電話またはスマートフォンであることを特徴とする請求項5に記載の昇降装置の携帯端末器。
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- 2013-07-18 JP JP2013149169A patent/JP2015020853A/ja active Pending
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