JP2015014075A - 増毛部材およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】かつらでは、ばれるのではないか、不自然ではないか、むれるのではないか等の理由で、つけることに抵抗感を持たれている方が多いのが現実です。そのため、種々の増毛法は提案されていますが、それらの大部分は、地毛に結び付ける増毛部材を2〜10本程度としており、地毛の少ない方での増毛効果には限りがあり、増毛作業の能率も、結果的に増毛1本あたりのコストも高くなります。
【解決手段】化繊毛や耐熱毛を材料とし、最初に1本の毛を2本に、2本の毛を4本とし、その後、棒状部材4に着けた4本の毛束の根本を固く結び、1次毛2とします。根本を固結びすることにより、地毛につける結着部分の大きさが変わらなくなります。つぎに、1次毛に2次毛を同様の方法でつけていき、複数の2次毛3を数珠状につけることをくりかえした後に、2次毛の外側で、4本の1次毛をもう一度一度固く結びます。
【選択図】図5

Description

本発明は、毛髪業界で言う増毛と言われている、地毛に増毛用の毛髪を結びつける部材およびその製造方法に関するものです。なお、増毛用の毛髪は、人毛、人工毛のいずれでも使用可能です。
世の中には薄毛で悩んでいる方が多くいます。しかし、かつらではばれるのではないか、不自然ではないか、むれるのではないか等の理由で、つけることに抵抗感を持たれている方が多いのが現実です。そのため、大手のメーカーを初めてとして、種々の増毛法が提案されています。それらの大部分は、地毛に結び付ける増毛部材を2〜10本程度としており、地毛の少ない方での増毛効果には限りがあります。また、増毛作業の能率も、もう一歩であり、結果的に増毛1本あたりのコストも高くなっています。
特開平5−156506号公報
地毛の残量が少なくなってもかつらに抵抗のある人はたくさんいます。一方、植毛は直接頭皮に人工毛を植え付けるものなので、必然的にある程度の危険を伴います。増毛法には、そのような欠点がありませんが、地毛の残量が少ない方に対して、従来の方法では、増毛部材を多く結びつけることはできません。そう考えますと、1本の地毛に多数の増毛をつける方法しかありません。しかし、各メーカーで行っています、10本位の増毛部材の場合は地毛の残量の少ない方には限度があります。また、仮に大幅に増やして40本程度とした場合には増毛の決着部分が大きくなり、分かりやすく、不自然になってしまいます。図14は従来の技術による場合であり、たとえば、20本とか、40本の場合では結着部分の大きさが著しく大きくなってしまいます。
本発明は、先に述べましたような問題点の解決を目指すもので、40本程度までの多数の毛束を結着部を目立たない状態で自由に作る増毛部材を提供するものです。
本発明は、地毛の少ない方でも増毛という方法で髪を多く、スピーデイーに増やすことを目的とする増毛部材の作り方で、結着部分を小さくわからないように作り、お客様の頭髪の状態にあわせ、増毛部材の本数を自在に変えられるための増毛部材、およびその作り方であり、
第1の発明は、数本の毛の2つ折りにし、2つ折りにした部分近傍をリング状として1次毛とし、その1次毛にさらに2次毛を結束固定した増毛部材です。
第2の発明は、第1の発明において、2本の毛より、1次毛を4本とした増毛部材です。
第3の発明は、第1および第2の発明において、2次毛を10〜60本とした増毛部材です。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、1次毛の束を1〜4を分割して、おのおのに2次毛を結束固定した増毛部材です。
1次毛の束を1〜4を分割して、おのおのに2次毛を結束固定することを特徴とした請求項1〜3のいずれかに記載の増毛部材。
第4の発明は、棒状部材に毛を取り付け、固結びをして地毛に取り付けるリング状の部分を作り1次毛とし、その部分に隣接して1次毛に2次毛のリング状部分を取り付け、さらに隣接して1次毛を固結びして固定する増毛部材の製造方法です。
地毛の残量の少ない方でも、20本の増毛部材で施工すれば1時間で100ケ所付けて、2000本、40本の増毛部材で施工すれば4000本を増す事が可能になります。
本来、増毛とは1本の地毛に毛束を付けることを言いますが、メーカーによってはかつらのようなベースのあるものでも、増毛と言っているメーカーもあります。本発明の増毛技術で、髪でお悩みの方にもお答えできることが可能になりました。
以下に20本〜40本の増毛部材1の作り方を説明します。まず、図1にしめしましたように、化繊毛、耐熱毛を材料とし、最初に1本の1次毛2を2本に、2本の1次毛2を4本にして増毛部材1を作ります。耐久性を考えた場合、基本的には2本の毛で、4本の毛束を作る方法が実用性に優れていますが、これに限るものではありません。しかし、1本の毛を2本にした場合では、強度が十分でない可能性があり、また、太さが十分ではありません。3本の毛を用いて6本にした場合や、4本の毛を用いて8本にする場合は、耐久性は高くなりますが、根本の決着部が太くなり不自然になってしまいます。よって、4本に作った場合がより自然で耐久性にも優れているかと思います。
毛束を図2に示しますように、棒状部材4に付けます。棒状部材4には、細い棒、または、ストローが適しています。ここまでは、各メーカーでも作っていると思われます。ここからが、本発明の方法になりますが、まず、4本の毛束で説明をしていきます。図3に示しますように、まず、第1に4本の1次毛2の束の根本を一度固く結びます。
例として図4に、40本の作り方を説明します。図に示しますように、棒に着けた4本の毛束の根本を固く結び、1次毛2とします。根本を固結びすることにより、地毛につけるリング部分21の大きさが変わらなくなります。通常の作り方では、リング部分21が大きくなってしまいます。
1次毛に棒状部材の役割をもたせ、図2にしめしました方法と同様の方法により、2次毛3を1次毛2につけていきます。3本の毛を用いて6本の2次毛3にし、これを、固結びをしつつ、数球状に6束をつけ、数球状につけた6束をサンドイッチ状に固結びをすることにより、36本の毛束が固定でき、数球部分が髪を立ち上げる効果を出します。なお、2次毛の固結び部分は図示していません。
以上、この仕組みにより、40本の増毛部材を作ることを可能としました。20本の増毛部材を作る場合は、2本の毛を棒状部材に着け元となる4本の1次毛2を作り、、4本の1次毛2の根本を固結びします。4本の2次毛3の束を4ケ所作り数球上に着けていきます。着けたらもう一度、固結びをして固定します。この状態を図5に示しました。
以上に、20本、40本の作り方を例にしましたが、2本、4本、6本の毛束を数珠状に結びつけることにより、結着部が目立たず、いろいろな本数の増毛部材を作る事を可能としました。
図6にも、1次毛の作り方を示しました。1つ目は1本の髪を2本に作る方法、2つ目は2本の髪を4本に作る方法、3つ目は3本の髪を6本に作る方法です。もっと増やすことも出来ますが根元の結着部が大きくなってしまい、不自然になってしまいます。2本に作った場合は根元の結着部は小さく自然になりますが、髪が切れやすくなり耐久性が低くなります。逆に6本に作った場合、耐久性は高くなりますが根元の結着部が大きくなり不自然になってしまいます。よって、4本に作った場合がより自然で耐久性に優れているかと思います。
1次毛につける2次毛の作り方も同様です。2本、4本、6本と作れます。それ以上は1次毛同様、結着部が大きくなり不自然になってしまいます。また、2次毛の場合4本又、6本に作るとやはり結着部が大きく目立ちやすくなることと、ブラシで解く際引っ掛かりやすくなる為、2次毛に関しては2本に作るのがよいと思います。図7にに2次毛の作り方を示しました。図には1次毛に2次毛をつける方法を示しました。
1次毛は4本がよいと申しましたが、1次毛を2本や6本にして、2次毛をつけていくことは可能です。ここで4本の1次毛につける方法を説明します。この場合も3種類の方法があります。図9の1つ目は1次毛4本の髪を1本ずつに分けてつける方法、2つ目は4本の髪を2本ずつの束にしてつける方法、3つ目は4本の髪をそのまま4本の束にしてつける方法です。1本につけていく方法は負担が大きく切れやすい傾向があり、4本の束につけていく方法は仮に40本の部材を作る場合に数珠部分が長くなってしまい不自然に見える可能性があります。そのため、4本の髪を2本ずつの束に分けてつけるのが、より自然で耐久性に優れています。
図10に1次毛を2本ずつの束に分けた場合の40本の作り方を示しました。1次毛が4本の束なので2次毛36本をつけていきます。左右に2次毛9束をつけ、片側18本、両側で36本、計40本の部材が出来ます。この方法で50〜60本の部材を自然に作ることが可能になります。
図11にその他の作り方を示しました。仮に40本の毛束を作る場合の、3次毛を作ってつける方法を示しています。この場合には、2次毛にこれまで同様3次毛をつけていきます。これは枝分かれしたところに足していく作り方の為、時間と手間がかかるので大変ですが可能です。
1次毛に2次毛を付けるためには、他の方法も適用可能です。以上の実施例では、2次毛をつけるにあたって数珠の上下にストッパーを作りその間にサンドイッチ状態にしておりました。一方、1次毛と2次毛を図12にしめしましたような固結び(8の字結び)することができます。このようにしますと、図13に示しますような上下のストッパーが必要でなくなり、2次毛を固結び(8の字結び)することにより、図14に示しますように、上下のストッパーが必要でなくなります。
1次毛の作成過程1(毛を曲げる) 1次毛の作成過程2(棒状部材を通す) 1次毛の作成過程2(リングを作成し、固結びをする) 40本の増毛部材の製造途中の図 20本および40本の増毛部材の完成図 1次毛の作成過程3 2次毛の作成過程 1次毛に2次毛を付ける工程を示す図 1次毛に2次毛を付けた図1(複数の付け方) 1次毛に2次毛を付けた図2 2次毛に3次毛を付けた図 固結び(8の字結び)の図 固結び(8の字結び)を用いない場合の図 固結び(8の字結び)を用いた場合の図 従来方法による増毛方法
本発明により、増毛部材の製造、流通の分野に新規の市場を提供でき、産業上の利用可能性は大きいと言えます。
1 増毛部材
2 1次毛
21 1次毛のリング部
22 1次毛の固結び部
3 2次毛
31 2次毛のリング部
32 2次毛の固結び部
4 棒状部材
5 3次毛

Claims (5)

  1. 数本の毛の2つ折りにし、2つ折りにした部分近傍をリング状として1次毛とし、その1次毛にさらに2次毛を結束固定することを特徴とした増毛部材。
  2. 2本の毛より、1次毛を4本とすることを特徴とした請求項1に記載の増毛部材。
  3. 2次毛を10〜60本とした請求項1または請求項2に記載の増毛部材。
  4. 1次毛の束を1〜4を分割して、おのおのに2次毛を結束固定することを特徴とした請求項1〜3のいずれかに記載の増毛部材。
  5. 棒状部材に毛を取り付け、固結びをして地毛に取り付けるためのリング状の部分を作り1次毛とし、その部分に隣接して1次毛に2次毛のリング状部分を取り付け、さらに隣接して1次毛を固結びして固定することを特徴とした増毛部材の製造方法。

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