JP2015011157A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部と凹部の間は、平坦化層で埋め込まれている。
1.本開示の液晶表示装置、全般に関する説明
2.実施例1(本開示の液晶表示装置。本開示の第1−1の態様に係る液晶表示装置、第1の形式の液晶表示装置)
3.実施例2(実施例1の変形。第2の形式の液晶表示装置)
4.実施例3(実施例1の別の変形。第3の形式の液晶表示装置)
5.実施例4(実施例1〜実施例3の変形。本開示の第1−2の態様に係る液晶表示装置及び本開示の第1−3の態様に係る液晶表示装置)
6.実施例5(第2A−1の態様に係る液晶表示装置)
7.実施例6(実施例5の変形)
8.実施例7(実施例5の別の変形)
9.実施例8(第2A−2の態様に係る液晶表示装置)
10.実施例9(実施例8の変形)
11.実施例10(実施例8の別の変形)
12.実施例11(実施例5〜実施例10を含む本開示の第2Bの態様に係る液晶表示装置)
13.実施例12(第2A−1の態様、第2−Aの態様に係る液晶表示装置を含む本開示の第2Cの態様に係る液晶表示装置)
14.実施例13(第2A−2の態様、第2−Bの態様に係る液晶表示装置を含む本開示の第2Dの態様に係る液晶表示装置)
15.実施例14(本開示の第3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第3Aの態様に係る液晶表示装置)
16.実施例15(実施例14の別の変形、本開示の第3Bの態様に係る液晶表示装置)
17.実施例16(実施例14の別の変形、本開示の第3C−1の態様に係る液晶表示装置)
18.実施例17(実施例16の変形)
19.実施例18(実施例16の別の変形)
20.実施例19(実施例16の別の変形、本開示の第3C−2の態様に係る液晶表示装置)
21.実施例20(実施例19の変形)
22.実施例21(実施例20の変形)
23.実施例22(本開示の第4Aの態様に係る液晶表示装置)
24.実施例23(実施例22の変形)
25.実施例24(実施例22の別の変形)
26.実施例25(実施例22の更に別の変形)
27.実施例26(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−1の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Cの態様に係る液晶表示装置)
28.実施例27(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−2の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Dの態様に係る液晶表示装置)
29.実施例28(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)
30.実施例29(本開示の第4Bの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−1の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4Cの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4Dの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)
31.実施例30(実施例29の別の変形)
32.実施例31(実施例30の変形)
33.実施例32(実施例30の別の変形)
34.実施例33(本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)、その他
本開示の液晶表示装置にあっては、凹部底面を基準として、平坦化層の頂面の最高高さをHH、平坦化層の頂面の最低高さをHLとしたとき、
0.5≦HL/HH≦1
望ましくは、
0.8≦HL/HH≦1
を満足することが好ましい。
0.5≦HH/HC≦5
望ましくは、
0.75≦HH/HC≦1.5
を満足することが好ましい。
平坦化層は第1電極を被覆しており、
平坦化層を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第1の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。あるいは又、
平坦化層は第1電極を被覆しており、
第1電極を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層に相当する形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第2の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。あるいは又、
平坦化層は、第1電極の凹部と凹部の間を埋めており、
第1電極及び平坦化層を覆う第1配向膜並びに第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第3の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。
0.5≦T2/T1≦1.5
望ましくは、
0.8≦T2/T1≦1.2
を満足することが好ましい。ここで、配向膜の平均膜厚とは、1画素(あるいは、1副画素)を占める配向膜の体積を、1画素(あるいは、1副画素)の面積で除した値である。このように、T2/T1の値を規定することで、即ち、第1配向膜の平均膜厚と第2配向膜の平均膜厚とを、等しく、あるいは又、概ね等しくすることで、焼付き等の発生を確実に防止することができる。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。このような、枝凸部の配置状態はマルチドメイン電極構造と呼ばれており、1つの画素内に枝凸部の延びる方向の異なる領域が形成されるため、視野角特性の向上を図ることができる。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている形態とすることができる。尚、凸構造は、周知の材料から構成されたブラックマトリクスに基づき形成されている形態とすることができる。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている構成とすることができる。尚、このような構成の液晶表示装置を、便宜上、『本開示の第2Bの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている構成とすることができる。尚、このような構成の液晶表示装置を、便宜上、『本開示の第2Cの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている構成とすることができる。尚、このような構成の液晶表示装置を、便宜上、『本開示の第2Dの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている形態とすることができる。このような形態を、便宜上、『本開示の第3Aの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。また、幹凸部と接合する部分から先端部までの枝凸部の対向する2つの辺を、便宜上、『側辺』と呼ぶ。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。後述する本開示の第3C−1の態様に係る液晶表示装置、本開示の第3D−1の態様に係る液晶表示装置においても同様とすることができる。
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている形態とすることができる。このような形態を、便宜上、『本開示の第3Bの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態を採用することができる。後述する本開示の第3C−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第3D−2の態様に係る液晶表示装置においても同様とすることができる。
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている形態とすることができる。尚、このような形態を、便宜上、『本開示の第3Dの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。そして、このように、凹凸部の周辺部を凸構造上に形成すれば、凹凸部の周辺部が平坦な場合と比べて、より一層強い電場が凹凸部の周辺部に生じる。その結果、凹凸部の周辺部における液晶分子に対する配向規制力を強くすることができ、凹凸部の周辺部における液晶分子のチルト状態を確実に規定することができる。それ故、良好な電圧応答特性を保持することができる。
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている形態とすることができる。尚、凸構造は、周知の材料から構成されたブラックマトリクスに基づき形成されている形態とすることができる。以上に説明した各種の好ましい形態を含む本開示の第3Dの態様に係る液晶表示装置においても同様とすることができる。
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
第1象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる構成とすることができる。尚、このような構成を、便宜上、『本開示の第4Aの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない構成とすることができる。即ち、枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分の延びる方向は、X軸及びY軸と異なる方向である。尚、このような構成を、便宜上、『本開示の第4Bの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている構成とすることができる。尚、このような構成を、便宜上、『本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
X軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
X軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合している形態とすることができる。
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合していない形態とすることができる。
0.2≦(スリット部の幅/凸部の幅)≦0.8
を例示することができるし、凹部の底面にスリット部を設ける場合、凹部の幅とスリット部の幅として、
0.2≦(スリット部の幅/凹部の幅)≦0.8
を例示することができる。以下におけるスリット部の説明においても同様である。
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されている形態とすることができる。尚、このような形態を、便宜上、『本開示の第4A−3の態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている形態とすることが好ましい。後述する本開示の第4B−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置にあっても同様である。
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている形態とすることが好ましい。
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態とすることができる。
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている形態とすることができる。尚、このような形態を、便宜上、『本開示の第4B−3の態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている形態とすることができる。そして、この場合、
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる形態とすることができる。そして、更には、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている形態とすることができる。尚、このような形態を、便宜上、『本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置』と呼ぶ。
α0={α1+(180−α2)}/2
で表すことができる。但し、0<α1≦90度、90≦α2<180度とする。そして、このような場合、幹凸部の外縁と枝凸部の一方の側辺エッジ部の交点(あるいは又、X軸あるいはY軸と枝凸部等の一方の側辺エッジ部の交点)をw11とし、X軸あるいはY軸と枝凸部等の他方の側辺エッジ部の交点をw’11とし、交点w11を通り、枝凸部等の軸線L0と直交する直線L1が枝凸部等の他方の側辺エッジ部と交わる点をw12としたとき、交点w11から交点w12までの距離を、枝凸部等の根元部の幅W1と定義する。また、枝凸部等の軸線L0と直交する直線であって、枝凸部等の先端部と接する直線L2と、枝凸部等の一方の側辺エッジ部との交点(あるいは枝凸部等の一方の側辺エッジ部延長線との交点)をw21、直線L2と、枝凸部等の他方の側辺エッジ部との交点(あるいは枝凸部等の他方の側辺エッジ部延長線との交点)をw22としたとき、交点w21から交点w22までの距離を、枝凸部等の先端部の幅をW2と定義する。尚、図85において、側辺エッジ部延長線を一点鎖線で示す。更には、隣接する枝凸部等の軸線L0の間の距離を、枝凸部等の形成ピッチPと定義する。また、交点w’11を通り、直線L1と平行な直線L3が、枝凸部等の他方の側辺エッジ部と対向する(隣接する)枝凸部等の一方の側辺エッジ部と交わる点をw31とするとき、交点w’11から交点w31までの距離を、枝凸部等の間の距離W3と定義する。枝凸部等の全テーパー幅TPは、
TP =W1−W2
と定義することができる。また、枝凸部等の平均幅Wave1、凹部の平均幅Wave2は、
Wave1=(W1+W2)/2
Wave2=P−Wave1
で表すことができる。ここで、W3の値として、1μm乃至10μm、好ましくは2μm乃至5μmを挙げることができるし、W2の値として、1μm乃至10μm、好ましくは2μm乃至5μmを挙げることができるし、Pの値として、2μm乃至20μm、好ましくは2μm乃至10μmを挙げることができる。また、TPの値として、W3の0.1倍乃至10倍を例示することができる。尚、これらの値は、長さの最も長い枝凸部等に対して適用すればよい。
第1基板に第1電極を形成し、第2基板と対向する第1基板の対向面上、及び、第1電極上に、平坦化層を形成し、更に、平坦化層上に第1配向膜を形成する工程と、あるいは又、第1基板に第1電極を形成し、第2基板と対向する第1基板の対向面上、及び、第1電極上に、平坦化層としても機能する第1配向膜を形成する工程と、
第2基板に第2電極を形成し、第1基板と対向する第2基板の対向面上、及び、第2電極上に、第2配向膜を形成する工程と、
第1基板及び第2基板を、第1配向膜と第2配向膜とが対向するように配置し、第1配向膜と第2配向膜との間に液晶層を封止する工程と、
所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程、
とを具備する液晶表示装置あるいは液晶表示素子の製造方法によって得ることができる。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10が、複数、配列されて成る液晶表示装置である。そして、液晶分子にはプレチルトが付与されている。具体的には、液晶分子は、少なくとも第1電極の側にプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。そして、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部と凹部の間は、平坦化層41,42,43で埋め込まれている。
第1象限を占める複数の枝凸部144は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部144は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部144は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部144は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。図面において、凹部145には、縦方向に延びるハッチングを付している。
(a)下地である平滑化膜(あるいはカラーフィルター層)の上におけるレジスト材料層の形成(平滑化膜及びカラーフィルター層を総称して、『平滑化膜等』と呼ぶ)
(b)露光・現像によるレジスト材料層における凹凸部の形成
(c)レジスト材料層及び平滑化膜等のエッチバックによる、平滑化膜等における凹凸部の形成
(d)平滑化膜等の上における透明導電材料層の形成及びパターニング
によって得ることができる。
(a)平滑化膜等の上に形成された下地層の上におけるレジスト材料層の形成
(b)露光・現像によるレジスト材料層における凹凸部の形成
(c)レジスト材料層及び平滑化膜等のエッチバックによる、下地層における凹凸部の形成
(d)下地層の上における透明導電材料層の形成及びパターニング
によって得ることができる。
(a)下地である平滑化膜等の上におけるパターニングされた絶縁材料層の形成
(b)平滑化膜等及び絶縁材料層上における透明導電材料層の形成及びパターニング
によって得ることができる。
(a)下地である平滑化膜等における透明導電材料層の形成
(b)透明導電材料層上におけるレジスト材料層の形成
(c)露光・現像によるレジスト材料層における凹凸部の形成
(d)レジスト材料層及び透明導電材料層のエッチバック
によって得ることができる。
(a)下地である平滑化膜等における第1透明導電材料層の形成及びパターニング
(b)第1透明導電材料層上における、第1透明導電材料層とエッチング選択比を有する第2透明導電材料層の形成及びパターニング
によって得ることができる。
凸部の平均高さ :0.4μm
凸部の形成ピッチ :5.0μm
凸部の幅 :2.5μm
凹部の幅 :2.5μm
透明導電材料層の厚さ :0.1μm
枝凸部の側面の傾斜角度:順テーパーで70度
第1配向膜の平均膜厚 :0.1μm
第2配向膜の平均膜厚 :0.1μm
T2/T1 :1
HL/HH :約1
HH/HC :約1.25
平坦化層42は第1電極140を被覆しており、
第1電極140を覆う第1配向膜及び第2電極160を覆う第2配向膜51を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層42に相当する。
第1配向膜の平均膜厚 :0.3μm
第2配向膜の平均膜厚 :0.3μm
T2/T1 :1
HL/HH :約1
HH/HC :約1.25
平坦化層43は、第1電極140の凹部145と凹部145の間を埋めており、
第1電極140及び平坦化層43を覆う第1配向膜21並びに第2電極160を覆う第2配向膜51を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜21によってプレチルトが付与されている。
実施例3−A
第1配向膜の平均膜厚 :0.25μm
第2配向膜の平均膜厚 :0.2μm
T2/T1 :0.8
HL/HH :約0.8
HH/HC :約1.25
実施例3−B
第1配向膜の平均膜厚 :0.2μm
第2配向膜の平均膜厚 :0.2μm
T2/T1 :1
HL/HH :約0.6
HH/HC :約1.25
第1象限を占める複数の枝凸部244は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部244は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部244は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部244は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。画素の中央部に位置する凹部の部分の形状は、概ね十文字状である。
第1象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。尚、参照番号345は凹部を示す。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)1140,1240、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)160、並びに、
第1電極1140,1240及び第2電極160の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10(10A,10B,10C)が、複数、配列されて成る液晶表示装置であり、液晶分子にはプレチルトが付与されている。
第1象限を占める複数の枝凸部1144は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部1144は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部1144は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部1144は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。
(a)下地である平滑化膜22における第1透明導電材料層1140A,3340Aの形成及びパターニング
(b)第1透明導電材料層1140A,3340A上における、第1透明導電材料層1140A,3340Aとエッチング選択比を有する第2透明導電材料層1140B,3340Bの形成及びパターニング
によって得ることができるが、これに限定するものではない。
幹凸部1143の頂面1143Aと凹部1145との間の高低差 :平均0.20μm
枝凸部1144の頂面1144Aと凹部1145との間の高低差 :平均0.20μm
幹凸部1143の幅(幹凸部1143の頂面1143Aの幅) :8.0μm
幹凸部1143の頂面1143Bの幅 :4.0μm
枝凸部1144の幅(枝凸部1144の頂面1144Aの幅) :2.5μm
枝凸部1144と枝凸部1144の間隔(スペース) :2.5μm
幹凸部1143の頂面1143Bと頂面1143Aとの間の高低差:平均0.2μm
第1象限を占める複数の枝凸部1244は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部1244は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部1244は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部1244は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。
幹凸部1243の頂面1243Bと頂面1243Aとの間の高低差:平均0.20μm
幹凸部1243の頂面1243Aと凹部1245との間の高低差 :平均0.20μm
枝凸部1244の頂面1244Aと凹部1245との間の高低差 :平均0.20μm
幹凸部1243の幅(幹凸部1243の頂面1243Aの幅) :8.0μm
幹凸部1243の頂面1243Bの幅 :4.0μm
枝凸部1244の幅(枝凸部1244の頂面1244Aの幅) :2.5μm
枝凸部1244と枝凸部1244の間隔(スペース) :2.5μm
画素の中央部に設けられた十文字状の凹部の幅 :4.0μm
第1電極240,1240には複数の凹凸部241,1241が形成されており、
凹凸部241,1241は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部243,1243、及び、幹凸部243,1243から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部244,1244から構成されており、
第1電極240,1240には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部248,1248(図29、図30参照)あるいは突起部(リブ)249,1249(図31、図32参照)が形成されている。即ち、画素の中央部に設けられた十文字状の凹部の部分に、スリット部248,1248あるいは突起部249,1249が形成されている。スリット部248,1248あるいは突起部249,1249の平面形状は十文字である。尚、幹凸部243,1243、枝凸部244,1244、凹部245,1245の仕様を表1、表6のとおりとした。スリット部248,1248の幅を4.0μmとした。また、ネガ型フォトレジスト材料(JSR株式会社製:オプトマーAL)から成る突起部249,1249の幅を1.4μm、高さを1.2μmとした。突起部249,1249の断面形状は二等辺三角形である。スリット部248,1248あるいは突起部249,1249の上には第1電極240,1240は形成されていない。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)2140,2240,2340,2440、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)160、並びに、
第1電極2140,2240,2340,2440及び第2電極160の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10(10A,10B,10C)が、複数、配列されて成る液晶表示装置であり、液晶分子にはプレチルトが付与されている。
液晶分子にはプレチルトが付与されている。具体的には、液晶分子は、少なくとも第1電極の側にプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。そして、
第1電極2140,2240,2340,2440には複数の凹凸部2141,2241,2341,2241が形成されており、
第1電極2140,2240,2340,2440に設けられた凸部2142,2242,2342,2242の一部の幅は、先端部に向かって狭くなっている。尚、図面において、凹部2145,2245,2345,2445には、縦方向に延びるハッチングを付している。
第1象限を占める複数の枝凸部21441は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部21442は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部21443は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部21444は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。尚、第1象限を占める複数の枝凸部21441は、その軸線がX軸と45度を成して延び、第2象限を占める複数の枝凸部21442は、その軸線がX軸と135度を成して延び、第3象限を占める複数の枝凸部21443は、その軸線がX軸と225度を成して延び、第4象限を占める複数の枝凸部21444は、その軸線がX軸と315度を成して延びる。
枝凸部の形成ピッチP :8.0μm
枝凸部の先端部の幅W2 :4.0μm
枝凸部の根元部の幅W1 :6.0μm
枝凸部間の距離W3 :2.0μm
枝凸部の平均幅Wave1 :5.0μm
枝凸部の全テーパー幅TP:2.0μm
第1象限を占める複数の枝凸部22441は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部22442は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部22443は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部22444は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)3140,3240,3340,3440、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)160、並びに、
第1電極3140,3240,3340,3440及び第2電極160の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10(10A,10B,10C)が、複数、配列されて成る液晶表示装置であり、液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極3140,3240,3340,3440には複数の凹凸部3141,3241,3341,3441が形成されている。具体的には、少なくとも第1電極の側の液晶分子にはプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。
第1象限を占める複数の凸部3144A1は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の凸部3144A2は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の凸部3144A3は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の凸部3144A4は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。尚、第1象限を占める複数の凸部3144A1は、その軸線がX軸と45度を成して延び、第2象限を占める複数の凸部3144A2は、その軸線がX軸と135度を成して延び、第3象限を占める複数の凸部3144A3は、その軸線がX軸と225度を成して延び、第4象限を占める複数の凸部3144A4は、その軸線がX軸と315度を成して延びる。尚、凸部3144Aは、X軸に対して線対称であり、Y軸に対しても線対称であるし、また、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
X軸から延び、第1象限を占める凸部3144A11のそれぞれは、X軸から延び、第4象限を占める凸部3144A41のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第1象限を占める凸部3144A12のそれぞれは、Y軸から延び、第2象限を占める凸部3144A22のそれぞれと接合しており、
X軸から延び、第2象限を占める凸部3144A21のそれぞれは、X軸から延び、第3象限を占める凸部3144A31のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第3象限を占める凸部3144A32のそれぞれは、Y軸から延び、第4象限を占める凸部3144A42のそれぞれと接合している。即ち、凸部3144Aの平面形状は「V」字形状である。尚、凸部を示す参照番号における下付文字「11」、「12」等と、後述する各種実施例における凸部を示す参照番号における下付文字とは、同じ凸部の部分を指す。
凸部の平均高さ :0.2μm
凸部の形成ピッチ:5.0μm
凸部の幅 :2.5μm
凹部の幅 :2.5μm
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部3144C11のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部3144C41のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部3144C12のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部3144C22のそれぞれと接合しておらず、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部3144C21のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部3144C31のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部3144C32のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部3144C42のそれぞれと接合していない。
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部3144G11と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部3144G41とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部3144G12と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部3144G22とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており)、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部3144G21と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部3144G32とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部3144G31と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部3144G41とは、相互にずれた状態で形成されているり(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている)。尚、凸部3144Gは、X軸及びY軸に対して線対称ではなく、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
複数の凹凸部3241は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部3243、及び、幹凸部3243の側辺から画素10の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部3244Aから構成されており、
枝凸部3244Aと接合していない幹凸部3243の側辺部分3243’の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない。即ち、枝凸部3244Aと接合していない幹凸部3243の側辺部分3243’の延びる方向は、X軸と異なる方向であり、且つ、X軸と異なる方向である。尚、幹凸部3243、枝凸部3244Aは、X軸に対して線対称であり、Y軸に対しても線対称であるし、また、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
第1象限を占める複数の枝凸部3244A1は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部3244A2は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部3244A3は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部3244A4は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。
幹凸部の平均高さ :0.2μm
幹凸部の幅 :最小1.0μm、最大2.0μm
枝凸部の平均高さ :0.2μm
枝凸部の形成ピッチ:5.0μm
枝凸部の幅 :2.5μm
凹部の幅 :2.5μm
X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており)、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている)形態(本開示の第4B−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置あるいは本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)とすることができる。即ち、幹凸部及び枝凸部は、X軸及びY軸に対して線対称ではなく、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部3443、及び、幹凸部3443の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部3444Gから構成されており、
第1象限を占める複数の枝凸部3444G1は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部3444G2は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部3444G3は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部3444G4は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
X軸上の幹凸部3443から延び、第1象限を占める枝凸部3444G11と、X軸上の幹凸部3443から延び、第4象限を占める枝凸部3444G41とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸上の幹凸部3443から延び、第1象限を占める枝凸部3444G12と、Y軸上の幹凸部3443から延び、第2象限を占める枝凸部3444G22とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており)、
X軸上の幹凸部3443から延び、第2象限を占める枝凸部3444G21と、X軸上の幹凸部3443から延び、第3象限を占める枝凸部3444G31とは、相互にずれた状態で形成されており(好ましくは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており)、
Y軸上の幹凸部3443から延び、第3象限を占める枝凸部3444G32と、Y軸上の幹凸部3443から延び、第4象限を占める枝凸部3444G42とは、相互にずれた状態で形成されている(好ましくは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている)。ここで、PXはX軸に沿った枝凸部の形成ピッチであり、PYはY軸に沿った枝凸部の形成ピッチである。即ち、幹凸部3443及び枝凸部3444Gは、X軸及びY軸に対して線対称ではなく、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
[A01]《表示装置》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部と凹部の間は、平坦化層で埋め込まれている液晶表示装置。
[A02]凹部底面を基準として、平坦化層の頂面の最高高さをHH、平坦化層の頂面の最低高さをHLとしたとき、
0.5≦HL/HH≦1
を満足する[A01]に記載の液晶表示装置。
[A03]凹部底面を基準とした凸部の高さをHCとしたとき、
0.5≦HH/HC≦5
を満足する[A02]に記載の液晶表示装置。
[A04]平坦化層は第1電極を被覆しており、
第1電極を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層に相当する[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A05]平坦化層は第1電極を被覆しており、
平坦化層を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A06]平坦化層は、第1電極の凹部と凹部の間を埋めており、
第1電極及び平坦化層を覆う第1配向膜並びに第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A07]液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、少なくとも第1配向膜を構成する高分子化合物を反応させることにより液晶分子にプレチルトが付与される[A04]乃至[A06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A08]第1配向膜の平均膜厚をT1、第2配向膜の平均膜厚をT2としたとき、
0.5≦T2/T1≦1.5
を満足する[A03]乃至[A07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B01]《液晶表示装置:第2Aの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極に設けられた凸部には複数の段差部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B02]凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[B01]に記載の液晶表示装置。
[B03]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中心から幹凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]に記載の液晶表示装置。
[B04]幹凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中央部から幹凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B05]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B06]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B07]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[B02]乃至[B06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B08]凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[B01]に記載の液晶表示装置。
[B09]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の外側の縁から幹凸部の断面形状の内側の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]に記載の液晶表示装置。
[B10]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]乃至[B09]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B11]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]乃至[B10]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B12]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[B08]乃至[B11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B13]画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[B02]乃至[B12]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[C01]《液晶表示装置:第2Bの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[C02]凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[C01]に記載の液晶表示装置。
[C03]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[C02]に記載の液晶表示装置。
[C04]凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[C01]に記載の液晶表示装置。
[C05]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[C04]に記載の液晶表示装置。
[D01]《液晶表示装置:第2Cの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[E01]《液晶表示装置:第2Dの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[F01]《液晶表示装置》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極に設けられた凸部の一部の幅は、先端部に向かって狭くなっている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[F02]《液晶表示装置・・・第1の構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている[F01]に記載の液晶表示装置。
[F03]枝凸部の幅は、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって直線状に狭くなっている[F02]に記載の液晶表示装置。
[F04]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[F02]又は[F03]に記載の液晶表示装置。
[G01]《液晶表示装置・・・第2の構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている[F01]に記載の液晶表示装置。
[G02]枝凸部の幅は、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって直線状に狭くなっている[G01]に記載の液晶表示装置。
[G03]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[G01]又は[G02]に記載の液晶表示装置。
[H01]《液晶表示装置:第3の構成》
第1電極に設けられた凸部には複数の段差部が形成されている[F01]に記載の液晶表示装置。
[H02]《液晶表示装置:第3−Aの構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[H01]に記載の液晶表示装置。
[H03]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中心から幹凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]に記載の液晶表示装置。
[H04]幹凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中央部から幹凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]又は[H03]に記載の液晶表示装置。
[H05]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]乃至[H04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H06]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]乃至[H05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H07]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[H02]乃至[H06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H08]《液晶表示装置:第3−Bの構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[H01]に記載の液晶表示装置。
[H09]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の外側の縁から幹凸部の断面形状の内側の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]に記載の液晶表示装置。
[H10]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]又は[H09]に記載の液晶表示装置。
[H11]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]乃至[H10]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H12]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[H08]乃至[H11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H13]画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[H02]乃至[H12]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[J01]《液晶表示装置・・・第4の構成》
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[F01]に記載の液晶表示装置。
[J02]《液晶表示装置:第4−Aの構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[J01]に記載の液晶表示装置。
[J03]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[J02]に記載の液晶表示装置。
[J04]《液晶表示装置:第4−Bの構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[J01]に記載の液晶表示装置。
[J05]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[J04]に記載の液晶表示装置。
[K01]《液晶表示装置の製造方法》
第1基板に第1電極を形成し、第2基板と対向する第1基板の対向面上、及び、第1電極上に、第1配向膜を形成する工程と、
第2基板に第2電極を形成し、第1基板と対向する第2基板の対向面上、及び、第2電極上に、第2配向膜を形成する工程と、
第1基板及び第2基板を、第1配向膜と第2配向膜とが対向するように配置し、第1配向膜と第2配向膜との間に液晶層を封止する工程と、
所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程、
とを具備する液晶表示装置の製造方法。
[K02]前記所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程は、液晶分子と配向制御材料とを含む液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、配向制御材料を反応させることで、液晶分子を配向させ、プレチルトを付与する工程から成る[K01]に記載の液晶表示装置の製造方法。
[K03]前記所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程は、少なくとも一方の基板の対向面及び電極上に配向制御材料を含む配向膜を形成した状態で、液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、配向制御材料を反応させることで、液晶分子を配向させ、プレチルトを付与する工程から成る[K01]に記載の液晶表示装置の製造方法。
[L01]《液晶表示装置:第4Aの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
第1象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L02]X軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
X軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合している[L01]に記載の液晶表示装置。
[L03]2つの凸部の接合部には、画素の周辺部方向に向かって延びる突出部が設けられている[L02]に記載の液晶表示装置。
[L04]突出部は複数の線分によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L05]突出部は1本の曲線によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L06]突出部は複数の曲線によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L07]X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合していない[L01]に記載の液晶表示装置。
[L08]凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[L01]乃至[L07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L09]第1電極には、更に、スリット部が形成されている[L01]乃至[L08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L10]スリット部は凸部領域に形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L11]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L12]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L13]画素の中心領域に向かって延びる凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L14]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L15]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L16]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[L01]乃至[L13]のいずれか1項に液晶表示装置。
[L17]窪みは第1基板に向かって窄まっている[L16]に記載の液晶表示装置。
[L18]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[L17]に記載の液晶表示装置。
[L19]窪みの外縁の形状は円形である[L16]乃至[L18]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L20]窪みの外縁の形状は矩形である[L16]乃至[L18]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L21]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[L20]に記載の液晶表示装置。
[L22]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[L20]に記載の液晶表示装置。
[L23]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[L16]乃至[L22]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L24]X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[L01]乃至[L23]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L25]X軸に沿った凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[L24]に記載の液晶表示装置。
[M01]《液晶表示装置:第4Bの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M02]複数の凹凸部を構成する幹凸部は、X軸上及びY軸上に形成されている代わりに、画素周辺部に額縁状に形成されている[M01]に記載の液晶表示装置。
[M03]枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分は、直線状である[M01]又は[M02]に記載の液晶表示装置。
[M04]枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分は、曲線状である[M01]乃至[M03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M05]枝凸部と接合していない幹凸部の部分の幅は、幹凸部の先端部に向かって狭くなっている[M01]乃至[M04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M06]枝凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[M01]乃至[M05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M07]第1電極には、更に、スリット部が形成されている[M01]乃至[M06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M08]スリット部は凸部領域に形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M09]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M10]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M11]画素の中心領域に向かって延びる枝凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M12]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M13]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M14]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[M01]乃至[M11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M15]窪みは第1基板に向かって窄まっている[M14]に記載の液晶表示装置。
[M16]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[M15]に記載の液晶表示装置。
[M17]窪みの外縁の形状は円形である[M14]乃至[M16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M18]窪みの外縁の形状は矩形である[M14]乃至[M16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M19]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[M18]に記載の液晶表示装置。
[M20]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[M18]に記載の液晶表示装置。
[M21]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[M14]乃至[M20]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M22]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[M01]乃至[M21]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M23]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[M01]乃至[M22]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M24]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[M23]に記載の液晶表示装置。
[N01]《液晶表示装置:第4Cの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極には、更に、スリット部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N02]スリット部は凸部領域に形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N03]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N04]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N05]画素の中心領域に向かって延びる凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N06]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N07]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N08]凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[N01]乃至[N05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N09]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[N01]乃至[N08]のいずれか1項に液晶表示装置。
[N10]窪みは第1基板に向かって窄まっている[N09]に記載の液晶表示装置。
[N11]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[N10]に記載の液晶表示装置。
[N12]窪みの外縁の形状は円形である[N09]乃至[N11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N13]窪みの外縁の形状は矩形である[N09]乃至[N11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N14]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[N13]に記載の液晶表示装置。
[N15]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[N13]に記載の液晶表示装置。
[N16]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[N09]乃至[N15]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N17]画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[N01]乃至[N16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N18]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[N17]に記載の液晶表示装置。
[N19]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[N18]に記載の液晶表示装置。
[N20]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[N19]に記載の液晶表示装置。
[P01]《液晶表示装置:第4Dの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P02]窪みは第1基板に向かって窄まっている[P01]に記載の液晶表示装置。
[P03]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[P02]に記載の液晶表示装置。
[P04]窪みの外縁の形状は円形である[P01]乃至[P03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P05]窪みの外縁の形状は矩形である[P01]乃至[P03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P06]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[P05]に記載の液晶表示装置。
[P07]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[P05]に記載の液晶表示装置。
[P08]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[P01]乃至[P07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P09]画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[P01]乃至[P08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P10]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[P09]に記載の液晶表示装置。
[P11]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[P10]に記載の液晶表示装置。
[P12]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[P11]に記載の液晶表示装置。
[Q01]《液晶表示装置:第4Eの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[Q02]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[Q01]に記載の液晶表示装置。
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部は、平坦化層で埋め込まれている。
1.本開示の液晶表示装置、全般に関する説明
2.実施例1(本開示の液晶表示装置。本開示の第1−1の態様に係る液晶表示装置、第1の形式の液晶表示装置)
3.実施例2(実施例1の変形。第2の形式の液晶表示装置)
4.実施例3(実施例1の別の変形。第3の形式の液晶表示装置)
5.実施例4(実施例1〜実施例3の変形。本開示の第1−2の態様に係る液晶表示装置及び本開示の第1−3の態様に係る液晶表示装置)
6.実施例5(第2Aの態様、第2A−1の態様に係る液晶表示装置)
7.実施例6(実施例5の変形)
8.実施例7(実施例5の別の変形)
9.実施例8(第2A−2の態様に係る液晶表示装置)
10.実施例9(実施例8の変形)
11.実施例10(実施例8の別の変形)
12.実施例11(実施例5〜実施例10を含む本開示の第2Bの態様、第2B−1の態様、第2B−2の態様に係る液晶表示装置)
13.実施例12(第1の態様、第2A−1の態様、第2B−1の態様に係る液晶表示装置を含む本開示の第2Cの態様に係る液晶表示装置)
14.実施例13(第1−2の態様、第2A−2の態様、第2B−2の態様に係る液晶表示装置を含む本開示の第2Dの態様に係る液晶表示装置)
15.実施例14(本開示の第3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第3Aの態様に係る液晶表示装置)
16.実施例15(実施例14の変形、本開示の第3Bの態様に係る液晶表示装置)
17.実施例16(実施例14の別の変形、本開示の第3C−1の態様に係る液晶表示装置)
18.実施例17(実施例16の変形)
19.実施例18(実施例16の別の変形)
20.実施例19(実施例16の別の変形、本開示の第3C−2の態様に係る液晶表示装置)
21.実施例20(実施例19の変形)
22.実施例21(実施例20の変形)
23.実施例22(本開示の第4Aの態様に係る液晶表示装置)
24.実施例23(実施例22の変形)
25.実施例24(実施例22の別の変形)
26.実施例25(実施例22の更に別の変形)
27.実施例26(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−1の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Cの態様に係る液晶表示装置)
28.実施例27(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−2の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Dの態様に係る液晶表示装置)
29.実施例28(実施例22の更に別の変形、本開示の第4A−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)
30.実施例29(本開示の第4Bの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−1の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4B−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4Cの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−2の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4C−3の態様に係る液晶表示装置、本開示の第4Dの態様に係る液晶表示装置、本開示の第4D−3の態様に係る液晶表示装置、及び、本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)
31.実施例30(実施例29の変形)
32.実施例31(実施例30の変形)
33.実施例32(実施例30の別の変形)
34.実施例33(本開示の第4Eの態様に係る液晶表示装置)、その他
平坦化層は第1電極を被覆しており、
平坦化層を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第1の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。あるいは又、
平坦化層は第1電極を被覆しており、
第1電極を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層に相当する形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第2の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。あるいは又、
平坦化層は、第1電極の凹部を埋めており、
第1電極及び平坦化層を覆う第1配向膜並びに第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている形態とすることができる。尚、このような形態の液晶表示装置を、便宜上、『第3の形式の液晶表示装置』と呼ぶ。
0.2≦(スリット部の幅/凸部の幅)≦0.8
を例示することができるし、凹部の底面にスリット部を設ける場合、凹部の幅とスリット部の幅として、
0.2≦(スリット部の幅/凹部の幅)≦0.8
を例示することができる。以下におけるスリット部の説明においても同様である。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10が、複数、配列されて成る液晶表示装置である。そして、液晶分子にはプレチルトが付与されている。具体的には、少なくとも第1電極近傍の液晶分子にはプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。そして、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部は、平坦化層41,42,43で埋め込まれている。
平坦化層43は、第1電極140の凹部145を埋めており、
第1電極140及び平坦化層43を覆う第1配向膜21並びに第2電極160を覆う第2配向膜51を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜21によってプレチルトが付与されている。
第1象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部344は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる。尚、参照番号345は凹部を示す。
(a)下地である平滑化膜22における第1透明導電材料層1140A,3340Aの形成及びパターニング
(b)第1透明導電材料層1140A,3340A上における、第1透明導電材料層1140A,3340Aとエッチング選択比を有する第2透明導電材料層1140B,3340Bの形成及びパターニング
によって得ることができるが、これに限定するものではない。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)2140,2240,2340,2440、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)160、並びに、
第1電極2140,2240,2340,2440及び第2電極160の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10(10A,10B,10C)が、複数、配列されて成る液晶表示装置であり、液晶分子にはプレチルトが付与されている。
液晶分子にはプレチルトが付与されている。具体的には、少なくとも第1電極近傍の液晶分子にプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。そして、
第1電極2140,2240,2340,2440には複数の凹凸部2141,2241,2341,2441が形成されており、
第1電極2140,2240,2340,2440に設けられた凸部2142,2242,2342,2442の一部の幅は、先端部に向かって狭くなっている。尚、図面において、凹部2145,2245,2345,2445には、縦方向に延びるハッチングを付している。
第1基板20及び第2基板50、
第2基板50と対向する第1基板20の対向面に形成された第1電極(画素電極)3140,3240,3340,3440、
第1基板20と対向する第2基板50の対向面に形成された第2電極(対向電極)160、並びに、
第1電極3140,3240,3340,3440及び第2電極160の間に設けられ、液晶分子71A,71B,71Cを含む液晶層70、
を有する画素10(10A,10B,10C)が、複数、配列されて成る液晶表示装置であり、液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極3140,3240,3340,3440には複数の凹凸部3141,3241,3341,3441が形成されている。具体的には、少なくとも第1電極近傍の液晶分子にはプレチルトが付与されている。尚、液晶分子は負の誘電率異方性を有する。
複数の凹凸部3241は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部3243、及び、幹凸部3243の側辺から画素10の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部3244Aから構成されており、
枝凸部3244Aと接合していない幹凸部3243の側辺部分3243’の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない。即ち、枝凸部3244Aと接合していない幹凸部3243の側辺部分3243’の延びる方向は、X軸と異なる方向であり、且つ、Y軸と異なる方向である。尚、幹凸部3243、枝凸部3244Aは、X軸に対して線対称であり、Y軸に対しても線対称であるし、また、画素の中心に対して180度の回転対称(点対称)である。
[A01]《表示装置》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部は、平坦化層で埋め込まれている液晶表示装置。
[A02]凹部底面を基準として、平坦化層の頂面の最高高さをHH、平坦化層の頂面の最低高さをHLとしたとき、
0.5≦HL/HH≦1
を満足する[A01]に記載の液晶表示装置。
[A03]凹部底面を基準とした凸部の高さをHCとしたとき、
0.5≦HH/HC≦5
を満足する[A02]に記載の液晶表示装置。
[A04]平坦化層は第1電極を被覆しており、
第1電極を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層に相当する[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A05]平坦化層は第1電極を被覆しており、
平坦化層を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A06]平坦化層は、第1電極の凹部を埋めており、
第1電極及び平坦化層を覆う第1配向膜並びに第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A07]液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、少なくとも第1配向膜を構成する高分子化合物を反応させることにより液晶分子にプレチルトが付与される[A04]乃至[A06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[A08]第1配向膜の平均膜厚をT1、第2配向膜の平均膜厚をT2としたとき、
0.5≦T2/T1≦1.5
を満足する[A03]乃至[A07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B01]《液晶表示装置:第2Aの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極に設けられた凸部には複数の段差部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B02]凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[B01]に記載の液晶表示装置。
[B03]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中心から幹凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]に記載の液晶表示装置。
[B04]幹凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中央部から幹凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B05]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B06]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B02]乃至[B05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B07]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[B02]乃至[B06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B08]凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[B01]に記載の液晶表示装置。
[B09]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の外側の縁から幹凸部の断面形状の内側の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]に記載の液晶表示装置。
[B10]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]乃至[B09]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B11]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[B08]乃至[B10]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B12]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[B08]乃至[B11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[B13]画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[B02]乃至[B12]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[C01]《液晶表示装置:第2Bの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[C02]凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[C01]に記載の液晶表示装置。
[C03]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[C02]に記載の液晶表示装置。
[C04]凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[C01]に記載の液晶表示装置。
[C05]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[C04]に記載の液晶表示装置。
[D01]《液晶表示装置:第2Cの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[E01]《液晶表示装置:第2Dの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[F01]《液晶表示装置》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極に設けられた凸部の一部の幅は、先端部に向かって狭くなっている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[F02]《液晶表示装置・・・第1の構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている[F01]に記載の液晶表示装置。
[F03]枝凸部の幅は、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって直線状に狭くなっている[F02]に記載の液晶表示装置。
[F04]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[F02]又は[F03]に記載の液晶表示装置。
[G01]《液晶表示装置・・・第2の構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている[F01]に記載の液晶表示装置。
[G02]枝凸部の幅は、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって直線状に狭くなっている[G01]に記載の液晶表示装置。
[G03]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[G01]又は[G02]に記載の液晶表示装置。
[H01]《液晶表示装置:第3の構成》
第1電極に設けられた凸部には複数の段差部が形成されている[F01]に記載の液晶表示装置。
[H02]《液晶表示装置:第3−Aの構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[H01]に記載の液晶表示装置。
[H03]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中心から幹凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]に記載の液晶表示装置。
[H04]幹凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の中央部から幹凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]又は[H03]に記載の液晶表示装置。
[H05]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]乃至[H04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H06]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H02]乃至[H05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H07]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[H02]乃至[H06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H08]《液晶表示装置:第3−Bの構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[H01]に記載の液晶表示装置。
[H09]幹凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で幹凸部を切断したときの幹凸部の断面形状は、幹凸部の断面形状の外側の縁から幹凸部の断面形状の内側の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]に記載の液晶表示装置。
[H10]枝凸部の延びる方向と直交する仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の中心から枝凸部の断面形状の縁に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]又は[H09]に記載の液晶表示装置。
[H11]枝凸部の延びる方向に平行な仮想垂直平面で枝凸部を切断したときの枝凸部の断面形状は、枝凸部の断面形状の幹凸部側から枝凸部の断面形状の端部に向かって段差部が下降していく断面形状を有する[H08]乃至[H10]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H12]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[H08]乃至[H11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[H13]画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[H02]乃至[H12]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[J01]《液晶表示装置・・・第4の構成》
画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている[F01]に記載の液晶表示装置。
[J02]《液晶表示装置:第4−Aの構成》
凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[J01]に記載の液晶表示装置。
[J03]幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている[J02]に記載の液晶表示装置。
[J04]《液晶表示装置:第4−Bの構成》
凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[J01]に記載の液晶表示装置。
[J05]第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている[J04]に記載の液晶表示装置。
[K01]《液晶表示装置の製造方法》
第1基板に第1電極を形成し、第2基板と対向する第1基板の対向面上、及び、第1電極上に、第1配向膜を形成する工程と、
第2基板に第2電極を形成し、第1基板と対向する第2基板の対向面上、及び、第2電極上に、第2配向膜を形成する工程と、
第1基板及び第2基板を、第1配向膜と第2配向膜とが対向するように配置し、第1配向膜と第2配向膜との間に液晶層を封止する工程と、
所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程、
とを具備する液晶表示装置の製造方法。
[K02]前記所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程は、液晶分子と配向制御材料とを含む液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、配向制御材料を反応させることで、液晶分子を配向させ、プレチルトを付与する工程から成る[K01]に記載の液晶表示装置の製造方法。
[K03]前記所定の電場を印加して液晶分子を配向させる工程は、少なくとも一方の基板の対向面及び電極上に配向制御材料を含む配向膜を形成した状態で、液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、配向制御材料を反応させることで、液晶分子を配向させ、プレチルトを付与する工程から成る[K01]に記載の液晶表示装置の製造方法。
[L01]《液晶表示装置:第4Aの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
第1象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L02]X軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
X軸から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しており、
Y軸から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合している[L01]に記載の液晶表示装置。
[L03]2つの凸部の接合部には、画素の周辺部方向に向かって延びる突出部が設けられている[L02]に記載の液晶表示装置。
[L04]突出部は複数の線分によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L05]突出部は1本の曲線によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L06]突出部は複数の曲線によって囲まれている[L03]に記載の液晶表示装置。
[L07]X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部のそれぞれは、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれと接合しておらず、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部のそれぞれは、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部のそれぞれと接合していない[L01]に記載の液晶表示装置。
[L08]凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[L01]乃至[L07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L09]第1電極には、更に、スリット部が形成されている[L01]乃至[L08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L10]スリット部は凸部領域に形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L11]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L12]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L13]画素の中心領域に向かって延びる凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[L10]に記載の液晶表示装置。
[L14]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L15]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[L09]に記載の液晶表示装置。
[L16]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[L01]乃至[L13]のいずれか1項に液晶表示装置。
[L17]窪みは第1基板に向かって窄まっている[L16]に記載の液晶表示装置。
[L18]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[L17]に記載の液晶表示装置。
[L19]窪みの外縁の形状は円形である[L16]乃至[L18]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L20]窪みの外縁の形状は矩形である[L16]乃至[L18]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L21]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[L20]に記載の液晶表示装置。
[L22]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[L20]に記載の液晶表示装置。
[L23]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[L16]乃至[L22]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L24]X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[L01]乃至[L23]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[L25]X軸に沿った凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第1象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸あるいはその近傍から延び、第2象限を占める凸部と、X軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸あるいはその近傍から延び、第3象限を占める凸部と、Y軸あるいはその近傍から延び、第4象限を占める凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[L24]に記載の液晶表示装置。
[M01]《液晶表示装置:第4Bの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M02]複数の凹凸部を構成する幹凸部は、X軸上及びY軸上に形成されている代わりに、画素周辺部に額縁状に形成されている[M01]に記載の液晶表示装置。
[M03]枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分は、直線状である[M01]又は[M02]に記載の液晶表示装置。
[M04]枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分は、曲線状である[M01]乃至[M03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M05]枝凸部と接合していない幹凸部の部分の幅は、幹凸部の先端部に向かって狭くなっている[M01]乃至[M04]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M06]枝凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[M01]乃至[M05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M07]第1電極には、更に、スリット部が形成されている[M01]乃至[M06]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M08]スリット部は凸部領域に形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M09]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M10]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M11]画素の中心領域に向かって延びる枝凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[M08]に記載の液晶表示装置。
[M12]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M13]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[M07]に記載の液晶表示装置。
[M14]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[M01]乃至[M11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M15]窪みは第1基板に向かって窄まっている[M14]に記載の液晶表示装置。
[M16]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[M15]に記載の液晶表示装置。
[M17]窪みの外縁の形状は円形である[M14]乃至[M16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M18]窪みの外縁の形状は矩形である[M14]乃至[M16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M19]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[M18]に記載の液晶表示装置。
[M20]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[M18]に記載の液晶表示装置。
[M21]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[M14]乃至[M20]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M22]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[M01]乃至[M21]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M23]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[M01]乃至[M22]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[M24]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[M23]に記載の液晶表示装置。
[N01]《液晶表示装置:第4Cの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極には、更に、スリット部が形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N02]スリット部は凸部領域に形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N03]スリット部は、画素の中央部分を含む凸部領域に設けられている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N04]画素の中心領域に向かって延びる凸部領域にスリット部が形成されている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N05]画素の中心領域に向かって延びる凸部とY軸とによって挟まれた領域に設けられた凸部領域にスリット部が形成されている[N02]に記載の液晶表示装置。
[N06]凸部の頂部には、凸部と平行に延びるスリット部が形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N07]凹部の底部には、凹部と平行に延びるスリット部が形成されている[N01]に記載の液晶表示装置。
[N08]凸部の幅は画素の周辺部に向かって狭くなる[N01]乃至[N05]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N09]画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[N01]乃至[N08]のいずれか1項に液晶表示装置。
[N10]窪みは第1基板に向かって窄まっている[N09]に記載の液晶表示装置。
[N11]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[N10]に記載の液晶表示装置。
[N12]窪みの外縁の形状は円形である[N09]乃至[N11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N13]窪みの外縁の形状は矩形である[N09]乃至[N11]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N14]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[N13]に記載の液晶表示装置。
[N15]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[N13]に記載の液晶表示装置。
[N16]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[N09]乃至[N15]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N17]画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[N01]乃至[N16]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[N18]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[N17]に記載の液晶表示装置。
[N19]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[N18]に記載の液晶表示装置。
[N20]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[N19]に記載の液晶表示装置。
[P01]《液晶表示装置:第4Dの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P02]窪みは第1基板に向かって窄まっている[P01]に記載の液晶表示装置。
[P03]窪みの傾斜角は5度乃至60度である[P02]に記載の液晶表示装置。
[P04]窪みの外縁の形状は円形である[P01]乃至[P03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P05]窪みの外縁の形状は矩形である[P01]乃至[P03]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P06]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は90度である[P05]に記載の液晶表示装置。
[P07]矩形形状の窪みの外縁と凸部の延びる方向との成す角度は鋭角である[P05]に記載の液晶表示装置。
[P08]窪みの中心部はコンタクトホールの一部を構成する[P01]乃至[P07]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P09]画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されている[P01]乃至[P08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[P10]第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる[P09]に記載の液晶表示装置。
[P11]X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[P10]に記載の液晶表示装置。
[P12]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[P11]に記載の液晶表示装置。
[Q01]《液晶表示装置:第4Eの態様》
第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1電極及び第1基板の対向面を覆う第1配向膜、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、
第2電極及び第2基板の対向面を覆う第2配向膜、並びに、
第1配向膜及び第2配向膜の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与されており、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
[Q02]X軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPXとし、Y軸に沿った枝凸部の形成ピッチをPYとしたとき、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互に(PX/2)ずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互に(PY/2)ずれた状態で形成されている[Q01]に記載の液晶表示装置。
Claims (20)
- 第1基板及び第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に形成された第1電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に形成された第2電極、並びに、
第1電極及び第2電極の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層、
を有する画素が、複数、配列されて成る液晶表示装置であって、
液晶分子にはプレチルトが付与され、
第1電極には複数の凹凸部が形成されており、
第1電極の少なくも凹部と凹部の間は、平坦化層で埋め込まれている液晶表示装置。 - 凹部底面を基準として、平坦化層の頂面の最高高さをHH、平坦化層の頂面の最低高さをHLとしたとき、
0.5≦HL/HH≦1
を満足する請求項1に記載の液晶表示装置。 - 凹部底面を基準とした凸部の高さをHCとしたとき、
0.5≦HH/HC≦5
を満足する請求項2に記載の液晶表示装置。 - 平坦化層は第1電極を被覆しており、
第1電極を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されており、
第1配向膜は平坦化層に相当する請求項1に記載の液晶表示装置。 - 平坦化層は第1電極を被覆しており、
平坦化層を覆う第1配向膜及び第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている請求項1に記載の液晶表示装置。 - 平坦化層は、第1電極の凹部と凹部の間を埋めており、
第1電極及び平坦化層を覆う第1配向膜並びに第2電極を覆う第2配向膜を更に備えており、
液晶分子には、少なくとも第1配向膜によってプレチルトが付与されている請求項1に記載の液晶表示装置。 - 液晶層に対して所定の電場を印加しつつ、少なくとも第1配向膜を構成する高分子化合物を反応させることにより液晶分子にプレチルトが付与される請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 第1配向膜の平均膜厚をT1、第2配向膜の平均膜厚をT2としたとき、
0.5≦T2/T1≦1.5
を満足する請求項1に記載の液晶表示装置。 - 第1電極に設けられた凸部には複数の段差部が形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
- 画素と画素との間に位置する第1基板の部分から、画素周辺部に対応する第1基板の部分に亙り、凸構造が形成されており、
凹凸部の周辺部は凸構造上に形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。 - 凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
幹凸部と対応する第2電極の部分には、配向規制部が形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。 - 凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1電極には、画素中心部を通り、画素周辺部に平行なスリット部あるいは突起部が形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。 - 第1電極に設けられた凸部の一部の幅は、先端部に向かって狭くなっている請求項1に記載の液晶表示装置。
- 凹凸部は、画素中心部を通り、十文字に延びる幹凸部、及び、幹凸部から画素周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている請求項13に記載の液晶表示装置。 - 凹凸部は、画素周辺部に額縁状に形成された幹凸部、及び、幹凸部から画素内部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
複数の枝凸部が、第1電極に設けられた凸部の一部に該当し、
枝凸部の幅は、幹凸部と接合する枝凸部の部分が最も広く、幹凸部と接合する部分から先端部に向かって狭くなっている請求項13に記載の液晶表示装置。 - 画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
第1象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延びる請求項1に記載の液晶表示装置。 - 画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
枝凸部と接合していない幹凸部の側辺部分の延びる方向は、X軸とは平行でなく、且つ、Y軸とは平行でない請求項1に記載の液晶表示装置。 - 第1電極には、更に、スリット部が形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
- 画素の中心領域における第1電極には窪みが設けられている請求項1に記載の液晶表示装置。
- 画素の中心を通るX軸及びY軸を想定したとき、
複数の凹凸部は、X軸上及びY軸上を延びる幹凸部、及び、幹凸部の側辺から画素の周辺部に向かって延びる複数の枝凸部から構成されており、
第1象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第2象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が増加する方向に平行に延び、
第3象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が減少したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
第4象限を占める複数の枝凸部は、X座標の値が増加したときY座標の値が減少する方向に平行に延び、
X軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第1象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
X軸上の幹凸部から延び、第2象限を占める枝凸部と、X軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されており、
Y軸上の幹凸部から延び、第3象限を占める枝凸部と、Y軸上の幹凸部から延び、第4象限を占める枝凸部とは、相互にずれた状態で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
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