JP2015004756A - 判定装置、判定方法及び判定プログラム - Google Patents

判定装置、判定方法及び判定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015004756A
JP2015004756A JP2013129070A JP2013129070A JP2015004756A JP 2015004756 A JP2015004756 A JP 2015004756A JP 2013129070 A JP2013129070 A JP 2013129070A JP 2013129070 A JP2013129070 A JP 2013129070A JP 2015004756 A JP2015004756 A JP 2015004756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
determination
user
difficulty
moving image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013129070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5881647B2 (ja
Inventor
立石 健二
Kenji Tateishi
健二 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2013129070A priority Critical patent/JP5881647B2/ja
Publication of JP2015004756A publication Critical patent/JP2015004756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5881647B2 publication Critical patent/JP5881647B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】利用者に適したコンテンツを推薦すること。
【解決手段】本願に係る判定装置は、判定部と、抽出部とを有する。判定部は、音声を含むコンテンツ毎に、かかるコンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する。抽出部は、判定部によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、判定装置、判定方法及び判定プログラムに関する。
近年、インターネット等のネットワークを介して利用者のコンピュータ等の端末に対して語学を学習するためのサービスが提供されている。
このようなサービスの技術として、利用者の学習レベルに適した学習コンテンツを利用者の端末に適宜提供して利用者の学習内容を最適化する技術が知られている。例えば、学習履歴に基づいて学習コンテンツに含まれる単語及び成句に設定された属性情報を集計し、集計結果を分析して利用者別に学習レベルを判定し、学習レベルに基づいて単語及び成句を抽出して利用者別に適した学習コンテンツを生成して該当する利用者の端末に対して推奨する技術が知られている。
特開2009−53219号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者に適したコンテンツを推薦することができるとは限らなかった。具体的には、上記の技術では、学習コンテンツに含まれる文章、表現及び単語から学習レベルを判定するので、学習コンテンツが音声である場合には、学習レベルを正確に判定することができない場合がある。このようなことから、上記の従来技術では、利用者に適したコンテンツを推薦することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に適したコンテンツを推薦することができる判定装置、判定方法及び判定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る判定装置は、音声を含むコンテンツ毎に、当該コンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者に適したコンテンツを推薦することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る判定システムによる判定処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る判定システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る判定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る判定システムによる判定処理を示すフローチャートである。 図7は、変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る判定装置、判定方法及び判定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る判定装置、判定方法及び判定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.判定処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る判定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す説明図である。図1の例では、端末装置10にコンテンツを推薦する判定装置100によって判定処理が行われる。
具体的には、判定装置100は、外国語の音声を含むコンテンツである動画コンテンツC11〜C13を記憶する。なお、動画コンテンツC11は、単語の難易度「1」、文の長さ「1」、発話の速さ「1」のコンテンツであるものとする。ここで、「単語の難易度」は、動画コンテンツに含まれる単語の難易度を示す。「文の長さ」は、動画コンテンツに含まれる1文あたりの長さの平均を示す。「発話の速さ」は、動画コンテンツの単位時間あたりに含まれる単語数を示す。また、動画コンテンツC12は、単語の難易度「3」、文の長さ「4」、発話の速さ「8」のコンテンツであるものとする。動画コンテンツC13は、単語の難易度「12」、文の長さ「8」、発話の速さ「10」のコンテンツであるものとする。
そして、判定装置100は、保持しているコンテンツ毎に、かかるコンテンツの聞き取りの難易度を判定する。具体的には、判定装置100は、動画コンテンツ毎に、動画コンテンツの単語の難易度、文の長さ及び発話の速さに基づいて動画コンテンツの聞き取りの難易度を判定する。例えば、判定装置100は、単語の難易度、文の長さ及び発話の速さの各値の平均値を算出することで聞き取りの難易度を判定する。
図1の例では、動画コンテンツC11は、単語の難易度「1」、文の長さ「1」、発話の速さ「1」なので、聞き取りの難易度は、(1+1+1)÷3=1となる。同様に、判定装置100は、動画コンテンツC12の聞き取りの難易度「5」と、動画コンテンツC13の聞き取りの難易度「10」とを判定する。
ここで、判定装置100は、端末装置10を利用する外国語の学習レベルが中級程度のユーザからコンテンツの取得要求を受信したものとする。この場合、判定装置100は、動画コンテンツC11〜C13のうち聞き取りの難易度が相対的に中級程度に相当する動画コンテンツC12をユーザに推薦するコンテンツとして抽出する。
そして、判定装置100は、このようにして抽出した動画コンテンツC12を端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、図1の右下に示した例のように、画面に動画コンテンツC12を表示させる。
このように、実施形態に係る判定装置100は、コンテンツの聞き取りの難易度に基づいて、ユーザに推薦するコンテンツを抽出するので、ユーザに適したコンテンツを推薦することができる。例えば、図1の例において、ランダムに動画コンテンツの推薦が行われた場合、動画コンテンツC11、動画コンテンツC12又は動画コンテンツC13が推薦される。この場合、ユーザにとって難しすぎる動画コンテンツC13や簡単すぎる動画コンテンツC11が推薦される場合がある。一方、実施形態に係る判定装置100は、学習レベルが中級程度のユーザに対しては、上記の通り、動画コンテンツの聞き取りの難易度に基づいて、聞き取りの難易度が相対的に中級程度に相当する動画コンテンツC12を推薦する。すなわち、判定装置100は、ランダムに動画コンテンツを推薦する場合と比較して、ユーザに適した動画コンテンツを推薦することができる。
〔2.判定システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る判定システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る判定システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、判定システム1には、端末装置10と、情報提供装置20と、判定装置100とが含まれる。端末装置10、情報提供装置20、判定装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した判定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報提供装置20や、複数台の判定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、例えば、タブレット型端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。例えば、端末装置10は、情報提供装置20にアクセスすることで、情報提供装置20からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示装置(例えば、液晶ディスプレイ)に表示する。また、端末装置10は、ウェブページが動画コンテンツ提供サイトである場合には、判定装置100にアクセスすることで、判定装置100から動画コンテンツを取得し、取得した動画コンテンツをウェブページ上に表示する。ただし、この例に限られず、端末装置10は、動画コンテンツを含むウェブページを情報提供装置20から取得してもよい。この場合、情報提供装置20は、判定装置100によって推薦される動画コンテンツを組み込んだウェブページを端末装置10に配信する。
情報提供装置20は、端末装置10にウェブページを提供するWebサーバ等である。かかる情報提供装置20は、例えば、動画コンテンツ提供サイト、音声コンテンツ提供サイト、学習教材提供サイト、専門情報提供サイト、ニュースサイト、ウェブブログなどに関する各種ウェブページを提供する。
判定装置100は、端末装置10にコンテンツを配信するサーバ装置である。上記の通り、判定装置100は、端末装置10からアクセスされた場合に、コンテンツを端末装置10に配信する。また、判定装置100は、情報提供装置20からアクセスされた場合には、コンテンツを情報提供装置20に配信する。
〔3.判定装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る判定装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る判定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、判定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、判定装置100は、判定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10や情報提供装置20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部120は、図3に示すように、コンテンツ情報記憶部121と、ユーザ情報記憶部122とを有する。
(コンテンツ情報記憶部121)
コンテンツ情報記憶部121は、外国語の音声を含むコンテンツに関する情報を記憶する。具体的には、コンテンツ情報記憶部121は、コンテンツに関する情報として、ウェブページに表示される映像や音声データ等のコンテンツの所在を示すURLを記憶する。例えば、コンテンツ情報記憶部121は、外国語の音声を含む動画である動画コンテンツのURLを記憶する。図4に、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部121の一例を示す。図4に示すように、コンテンツ情報記憶部121は、「コンテンツID」、「単語の難易度」、「文の長さ」、「発話の速さ」、「難易度」といった項目を有する。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。「単語の難易度」は、単語の難しさを示す。ここで、「単語の難易度」は、例えば、予め単語と難易度とが対応付けられた単語データベースを参照し、単語に対応する難易度を取得することで決定される。また、「単語の難易度」は、実際に言語が使用される際に、その単語が使用される頻度に応じて決定されてもよい。この場合、「単語の難易度」は、例えば、インターネットを用いて閲覧できるニュース記事やブログの記事などを取得して単語が使用される頻度を測定することで決定される。例えば、「単語の難易度」は、単語が使用される頻度が低いほど難易度が高く決定される。
「文の長さ」は、コンテンツに含まれる1文あたりの長さの平均を示す。「文の長さ」は、例えば、動画コンテンツの中の音の切れ目から音の切れ目までを1つの文として、かかる文に含まれる単語数の平均を算出することで決定される。
「発話の速さ」は、単語を発話する速度を示す。例えば、「発話の速さ」は、動画コンテンツに含まれる1文を発話するのにかかる時間を、かかる1文に含まれる単語数で除することで算出される。
「難易度」は、コンテンツの聞き取りの難しさを示す。例えば、「難易度」は、後述の判定部131によって判定される。
すなわち、図4では、コンテンツIDがC11の動画コンテンツC11は、単語の難易度「1」、文の長さ「1」、発話の速さ「1」、難易度「1」である例を示している。
(ユーザ情報記憶部122)
ユーザ情報記憶部122は、ユーザに関する各種の情報を記憶する。具体的には、ユーザ情報記憶部122は、ユーザ毎に、ユーザが過去に視聴した動画コンテンツを識別するIDを記憶する。ここで、図5に、実施形態に係るユーザ情報記憶部122の一例を示す。図5に示した例では、ユーザ情報記憶部122は、「ユーザID」、「視聴履歴」、「学習レベル」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「視聴履歴」は、ユーザが過去に視聴した動画コンテンツを識別するIDを示す。なお、「視聴履歴」は、例えば、ユーザが動画コンテンツの視聴をするたびに更新される。「学習レベル」は、ユーザの外国語能力の高さを示す。例えば、「学習レベル」は、後述の算出部133によって算出される。
すなわち、図5では、ユーザIDがU11のユーザは、過去に動画コンテンツC01及び動画コンテンツC02を視聴し、学習レベル「5」である例を示している。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、判定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(判定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部130は、図3に示すように、判定部131と、受信部132と、算出部133と、抽出部134と、配信部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(判定部131について)
判定部131は、動画コンテンツに含まれる各種の情報に基づいて、動画コンテンツの聞き取りの難易度を判定する。具体的には、判定部131は、コンテンツ情報記憶部121に記憶された動画コンテンツに含まれる「単語の難易度」、「文の長さ」及び「発話の速さ」の値の平均を算出することで聞き取りの難易度を判定する。
図4の例で説明すると、動画コンテンツC12の聞き取りの難易度を判定する場合、判定部131は、動画コンテンツC12の単語の難易度「3」、文の長さ「4」及び発話の速さ「8」の平均「5」を難易度として判定する。そして、判定部131によって判定された難易度は、コンテンツ情報記憶部121に記憶される。
なお、判定部131は、上述した動画コンテンツの聞き取りの難易度の判定処理を、任意のタイミングで行う。例えば、判定部131は、動画コンテンツのURLがコンテンツ情報記憶部121に記憶されるたびに行う。
また、図4の例では、判定部131は、「単語の難易度」、「文の長さ」及び「発話の速さ」の値の平均の小数点以下は切り捨てて算出しているが、これに限らず、四捨五入してもよいし、切り上げてもよいし、所定の小数点以下まで算出してもよい。
(受信部132について)
受信部132は、端末装置10や情報提供装置20からコンテンツの取得要求を受信する。例えば、受信部132は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエスト等により、コンテンツの取得要求を受信する。
(算出部133について)
算出部133は、受信部131によってコンテンツの取得要求が受信された場合に、ユーザが過去に視聴した動画コンテンツの履歴に基づいて、ユーザの外国語能力の高さを示す学習レベルを算出する。具体的には、算出部133は、ユーザ情報記憶部122に記憶されたユーザが過去に学習した動画コンテンツの難易度の平均を算出することでユーザの学習レベルを算出する。そして、算出部133によって算出された学習レベルは、ユーザ情報記憶部122に記憶される。
図4及び図5の例で説明すると、ユーザ「U11」の学習レベルを算出する場合、算出部133は、ユーザが過去に学習した動画コンテンツC01及び動画コンテンツC02の難易度の平均を算出する。すなわち、算出部133は、難易度「6」の動画コンテンツC01及び難易度「4」の動画コンテンツC02の平均「5」をユーザ「U11」の学習レベルとして算出する。
なお、算出部133は、上述したユーザの学習レベルの算出処理を、受信部132によってコンテンツの取得要求が受信された場合に限らず、任意のタイミングで行ってもよい。例えば、算出部133は、定期的(例えば、1日毎、1週間毎)に算出処理を行ってもよい。
また、算出部133による学習レベルの算出手法は、上記例に限られない。例えば、算出部133は、ユーザに関する各種の情報に基づいて学習レベルを算出してもよい。具体的には、算出部133は、算出部133は、端末装置10からユーザ自身が申告したレベルに基づいて学習レベルを算出してもよい。例えば、算出部133は、端末装置10からユーザによって入力された数値が高いほど学習レベルを高く算出する。また、算出部133は、語学力を計る代表的な検定試験のスコアに基づいて学習レベルを算出してもよい。例えば、算出部133は、端末装置10からユーザによって入力された検定試験のスコアが高いほど学習レベルを高く算出する。また、算出部133は、端末装置10のユーザにテストを実施し、テストの正答率に基づいて学習レベルを算出してもよい。例えば、算出部133は、テストの正答率が高いほど学習レベルを高く算出する。
(抽出部134について)
抽出部134は、受信部132によってコンテンツの取得要求が受信された場合に、算出部133によって算出されたユーザの学習レベルに基づいて、コンテンツ記憶部121からユーザに推薦するコンテンツを抽出する。具体的には、実施形態に係る抽出部134は、コンテンツの取得要求が受信された場合に、算出部133によって算出されたユーザの学習レベルの値と同一の値の難易度である動画コンテンツを抽出する。そして、抽出部134は、抽出した動画コンテンツを配信部135に出力する。
抽出部134による抽出処理の一例について、図4に示したコンテンツ記憶部121と図5に示したユーザ情報記憶部122とを用いながら説明する。例えば、受信部132によって、ユーザ「U11」が利用する端末装置10からコンテンツの取得要求が受信されたものとする。この場合、抽出部134は、ユーザ「U11」の学習レベル「5」と同一の値の難易度「5」である動画コンテンツC12を抽出する。そして、抽出部134は、抽出した動画コンテンツC12を配信部135に出力する。
なお、抽出部134は、ユーザの学習レベルの値と同一の値の難易度である動画コンテンツに限らず、ユーザの学習レベルの値から所定の範囲内の値の難易度である動画コンテンツの中からランダムに抽出してもよい。さらに、抽出部134は、ユーザの学習レベルの値から所定の範囲内の値の難易度である複数の動画コンテンツを抽出してもよい。また、抽出部134は、ユーザが過去に視聴した動画コンテンツを除いた動画コンテンツの中から抽出してもよい。
(配信部135について)
配信部135は、受信部132によって受信された取得要求の送信元である端末装置10に対して、抽出部134によって抽出された動画コンテンツを配信する。例えば、配信部135は、抽出部134によって抽出された動画コンテンツのURLを取得要求の送信元である端末装置10に配信する。
〔4.判定処理手順〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る判定装置100による処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る判定装置100による処理手順を示すフローチャートである。なお、図6では、判定部131によってコンテンツ情報記憶部121に記憶されている動画コンテンツの聞き取りの難易度が判定されているものとする。
図6に示すように、判定装置100の受信部132は、端末装置10からコンテンツの取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS101)。そして、受信部132は、コンテンツの取得要求を受信していない場合には(ステップS101;No)、取得要求を受信するまで待機する。
一方、受信部132によってコンテンツの取得要求が受信された場合(ステップS101;Yes)、算出部133は、ユーザが過去に視聴した動画コンテンツの履歴に基づいて、ユーザの学習レベルを算出する(ステップS102)。
続いて、抽出部134は、算出部133によって算出されたユーザの学習レベルに基づいて動画コンテンツを抽出する(ステップS103)。そして抽出部134は、ステップS103において抽出した動画コンテンツを配信部135に出力する。これにより、配信部135は、ステップS101において受信した取得要求の送信元に対して、抽出部134によって抽出された動画コンテンツを配信する(ステップS104)。
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る判定装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の判定装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.コンテンツをカテゴリ別に推薦〕
上記実施形態では、動画コンテンツを推薦する例を挙げて説明したが、上述してきた判定装置100は、動画コンテンツをカテゴリ別に推薦することもできる。具体的には、判定装置100は、コンテンツの聞き取りの難易度をカテゴリ別に判定し、ユーザの学習レベルをカテゴリ別に算出し、判定した難易度と算出した学習レベルとに基づいてコンテンツをカテゴリ別に抽出する。この点について図5及び図7を用いて説明する。コンテンツ情報記憶部121は、カテゴリ別に、動画コンテンツのURLを記憶する。図7に、変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す。図7に示すように、コンテンツ情報記憶部121は、「カテゴリ」といった項目をさらに有する。
「カテゴリ」は、動画コンテンツの内容が属する分野を示す。すなわち、図7では、コンテンツIDがC04の動画コンテンツC04は、カテゴリ「ビジネス」、単語の難易度「6」、文の長さ「7」、発話の速さ「5」である例を示している。
ここで、判定装置100は、図7が示すように、動画コンテンツC04〜C06及び動画コンテンツC21〜C24を保持するものとする。なお、判定部131は、単語の難易度、文の長さ及び発話の速さの値の平均を算出することで、動画コンテンツC04の難易度「6」、動画コンテンツC05の難易度「4」、動画コンテンツC06の難易度「12」、動画コンテンツC21の難易度「5」、動画コンテンツC22の難易度「12」、動画コンテンツC23の難易度「12」、動画コンテンツC24の難易度「4」と判定しているものとする。また、ユーザ「U13」が利用する端末装置10からコンテンツの取得要求が受信されたものとする。
この場合、図5に示すように、ユーザ「U13」は、カテゴリが「ビジネス」である動画コンテンツC04及び動画コンテンツC05と、カテゴリが「スポーツ」である動画コンテンツC06を過去に学習しているので、算出部133は、カテゴリ「ビジネス」及びカテゴリ「スポーツ」のユーザの学習レベルを算出する。具体的には、算出部133は、ユーザ「U13」のカテゴリ「ビジネス」の学習レベルとして、難易度「6」の動画コンテンツC04と、難易度「4」の動画コンテンツC05との難易度の平均「5」を算出する。また、算出部133は、ユーザ「U13」のカテゴリ「スポーツ」の学習レベルとして、難易度「12」の動画コンテンツC06の難易度の平均「12」を算出する。
そして、抽出部134は、ユーザ「U13」に推薦する動画コンテンツをカテゴリ別に抽出する。具体的には、抽出部134は、ユーザ「U13」に推薦するカテゴリ「ビジネス」の動画コンテンツとして、ユーザ「U13」のカテゴリ「ビジネス」の学習レベル「5」と同一の値である難易度「5」でカテゴリ「ビジネス」の動画コンテンツC21を抽出する。また、抽出部134は、ユーザ「U13」に推薦するカテゴリ「スポーツ」の動画コンテンツとして、ユーザ「U13」のカテゴリ「スポーツ」の学習レベル「12」と同一の値である難易度「12」でカテゴリ「スポーツ」の動画コンテンツC23を抽出する。そして、抽出部134は、抽出した動画コンテンツC21及び動画コンテンツC23を配信部135に出力する。
そして、配信部135は、端末装置10に対して、ユーザ「U13」に推薦する動画コンテンツとして動画コンテンツC21及び動画コンテンツC23を配信する。これにより、端末装置10は、動画コンテンツC21及び動画コンテンツC23を画面に表示させる。
このように、判定装置100は、カテゴリ別にコンテンツの抽出処理を行うことにより、ユーザにより適したコンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。例えば、判定装置100は、カテゴリ別に推薦する動画コンテンツを抽出するので、カテゴリ「ビジネス」の学習レベル「5」でカテゴリ「スポーツ」の学習レベル「12」である上記ユーザ「U13」の例のように、カテゴリによってユーザの学習レベルに差がある場合でもユーザに適した動画コンテンツを配信することができる。
〔5−2.コンテンツを項目別に推薦〕
また、上記変形例では、カテゴリ別に動画コンテンツを推薦する例を挙げて説明したが、上述してきた判定装置100は、動画コンテンツに含まれる項目別に動画コンテンツを推薦することもできる。具体的には、判定装置100は、動画コンテンツに含まれる項目である単語の難易度、文の長さ、発話の速さ毎に、ユーザの学習レベルを算出し、算出したユーザの学習レベルに基づいて、単語の難易度、文の長さ、発話の速さ毎に、ユーザに推薦する動画コンテンツを抽出する。この点について図4及び図5を用いて説明する。ここで、判定装置100は、図4に示す動画コンテンツC07〜C09及び動画コンテンツC31〜C34を保持するものとする。また、ユーザ「U14」が利用する端末装置10からコンテンツの取得要求が受信されたものとする。
この場合、図5に示すように、ユーザ「U14」は、動画コンテンツC07〜C09を過去に視聴しているので、算出部133は、動画コンテンツC07〜C09の単語の難易度、文の長さ、発話の速さ毎に、平均を算出することでユーザ「U14」の学習レベルを項目別に算出する。具体的には、算出部133は、動画コンテンツC07の単語の難易度「22」、動画コンテンツC08の単語の難易度「20」、動画コンテンツC09の単語の難易度「24」の平均「22」を算出することで、単語の難易度におけるユーザ「U14」の学習レベル「22」を算出する。また、算出部133は、動画コンテンツC07の文の長さ「12」、動画コンテンツC08の文の長さ「10」、動画コンテンツC09の文の長さ「8」の平均「10」を算出することで、文の長さにおけるユーザ「U14」の学習レベル「10」を算出する。さらに、算出部133は、動画コンテンツC07の発話の速さ「3」、動画コンテンツC08の発話の速さ「2」、動画コンテンツC09の発話の速さ「1」の平均「2」を算出することで、発話の速さにおけるユーザ「U14」の学習レベル「2」を算出する。
そして、抽出部134は、ユーザ「U14」に推薦する動画コンテンツを項目別に抽出する。具体的には、抽出部134は、ユーザ「U14」に推薦する動画コンテンツとして、ユーザ「U14」の単語の難易度における学習レベル「22」と単語の難易度が同一の値である動画コンテンツC31を抽出する。また、抽出部134は、ユーザ「U14」の文の長さにおける学習レベル「10」と文の長さが同一の値である動画コンテンツC32を抽出する。さらに、抽出部134は、ユーザ「U14」の発話の速さにおける学習レベル「2」と発話の速さが同一の値である動画コンテンツC33を抽出する。そして、抽出部134は、抽出した動画コンテンツC31〜C33を配信部135に出力する。
そして、配信部135は、端末装置10に対して、ユーザ「U14」に推薦する動画コンテンツとして動画コンテンツC31〜C33を配信する。これにより、端末装置10は、動画コンテンツC31〜C33を画面に表示させる。
このように、判定装置100は、項目別にコンテンツの抽出処理を行うことにより、ユーザにより適したコンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。例えば、判定装置100は、項目別に推薦する動画コンテンツを抽出するので、単語の難易度における学習レベル「22」、文の長さにおける学習レベル「10」、発話の速さにおける学習レベル「2」である上記ユーザ「U14」の例のように、項目によってユーザの学習レベルに差がある場合でもユーザに適した動画コンテンツを配信することができる。
〔5−3.コンテンツの聞き取りの難易度〕
また、上記実施形態では、動画コンテンツの聞き取りの難易度を単語の難易度、文の長さ及び発話の速さに基づいて算出する例を挙げて説明したが、上述してきた判定装置100は、動画コンテンツの聞き取りの難易度を音声認識の難しさに基づいて算出することもできる。音声認識で難しいと判定される音声は、人間が聞いても難しい音声であると考えられるからである。この点について図8を用いて説明する。コンテンツ情報記憶部121は、動画コンテンツを記憶する。図8に、変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す。図8に示すように、コンテンツ情報記憶部121は、「雑音量」、「なまりの強さ」、「話し言葉の量」、「難易度」といった項目を有する。
「雑音量」は、動画コンテンツに含まれる目的とする音声以外の不要な音声である雑音の量を示す。例えば、「雑音量」は、目的とする音声以外の不要な音声が多いほど大きい値となる。「なまりの強さ」は、動画コンテンツに含まれる音声の発話のなまりの強さを示す。例えば、「なまりの強さ」は、動画コンテンツに含まれる音声において、標準語とは異なった地方特有の発音が多いほど大きい値となる。「話し言葉の量」は、話す時にのみ主にして用いる言葉である話し言葉の量を示す。例えば、「話し言葉の量」は、動画コンテンツに含まれる音声において、話し言葉が多いほど大きい値となる。「難易度」は、動画コンテンツの聞き取りの難しさを示す。すなわち、図8では、コンテンツIDがC41の動画コンテンツC41は、雑音量「8」、なまりの強さ「3」、話し言葉の量「7」、難易度「6」である例を示している。
ここで、判定装置100は、動画コンテンツC41の難易度を判定する際に、判定部131は、雑音量、なまりの強さ、話し言葉の量の値の平均を算出することで、動画コンテンツC41の難易度を判定する。具体的には、判定部131は、動画コンテンツC41の雑音量「8」、なまりの強さ「3」、話し言葉の量「7」の値の平均「6」を難易度として判定する。
なお、判定装置100は、音声認識の自信度に基づいて動画コンテンツの聞き取りの難易度を判定してもよい。ここで、音声認識の自信度とは、音声認識の確度の高さを示す指標である。例えば、自信度は、音声認識の確度が高いほど大きい値が算出される。具体的には、判定装置100は、音声認識の自信度が低いほど動画コンテンツの聞き取りの難易度を高く判定する。音声認識で確度が低いと判定される音声は、人間が聞いても聞き取りにくいリスニングが困難な音声であると考えられるからである。
このように、判定装置100は、音声認識の難しさに基づいてコンテンツの聞き取りの難易度の判定処理を行うことにより、難易度の判定精度を高めることができる。これにより、判定装置100は、ユーザにより適した動画コンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。
〔5−4.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示したコンテンツ情報記憶部121やユーザ情報記憶部122は、判定装置100が保持せずに、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、判定装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、動画コンテンツやユーザ情報を取得する。
また、例えば、上述してきた判定装置100は、ウェブページを配信する情報提供装置20と一体となって構成されてもよい。また、判定装置100は、コンテンツの配信処理は行わず、抽出部134による抽出処理のみを行う抽出装置であってもよい。この場合、抽出装置は、少なくとも配信部135を有しない。そして、配信部135を有する配信装置が、抽出装置によって抽出されコンテンツを端末装置10等に配信する。
また、上述してきた外国語の音声を含むコンテンツは、動画コンテンツに限らず、音声のみを含むコンテンツでもよい。例えば、外国語の音声を含むコンテンツは、WavやMP3などのファイル形式の音声ファイルであってもよい。
また、コンテンツ情報記憶部121は、動画コンテンツのURLに限らず、動画コンテンツ自体を保持し、配信部135は、抽出処理によって抽出された動画コンテンツ自体をユーザに推薦するコンテンツとして端末装置10に配信してもよい。
なお、上記実施形態における判定装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ50によって実現される。図9は、判定装置100の機能を実現するコンピュータ50の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ50は、CPU51、RAM52、ROM(Read Only Memory)53、HDD(Hard Disk Drive)54、通信インターフェイス(I/F)55、入出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53またはHDD54に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、コンピュータ50の起動時にCPU51によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD54は、CPU51によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス55は、通信回線Nを介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送り、CPU51が生成したデータを、通信回線Nを介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス56を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス57は、記録媒体58に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52を介してCPU51に提供する。CPU51は、当該プログラムを、メディアインターフェイス57を介して記録媒体58からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体58は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ50が実施形態における判定装置100として機能する場合、コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされたプログラムを実行することにより、判定部131、受信部132、算出部133、抽出部134、および配信部135の各機能を実現する。また、HDD54には、コンテンツ情報記憶部121及びユーザ情報記憶部122内のデータが格納される。
コンピュータ50のCPU51は、これらのプログラムを、記録媒体58から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信回線Nを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る判定装置100は、判定部131と、抽出部134とを有する。判定部131は、音声を含むコンテンツ毎に、かかるコンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する。抽出部134は、判定部131によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、コンテンツの聞き取りの難易度に基づいて、ユーザに推薦するコンテンツを抽出するので、ユーザに適したコンテンツを推薦することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部131によって聞き取りの難易度が判定されたコンテンツのうちユーザが過去に使用したコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザの学習レベルを算出する算出部133をさらに備え、抽出部134は、判定部131によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度と、算出部133によって算出されたユーザの学習レベルとに基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザにより適したコンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部131は、単語の難易度、文の長さ及び発話の速さの少なくともいずれか1つに基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、コンテンツの聞き取りの難易度を判定することができるので、ユーザに適したコンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部131は、コンテンツの聞き取りの難易度をカテゴリ別に判定し、算出部133は、ユーザの学習レベルをカテゴリ別に算出し、抽出部134は、判定部131によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度と、算出部133によって算出されたユーザの学習レベルとに基づいてユーザに推薦するコンテンツをカテゴリ別に抽出する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、カテゴリによってユーザの学習レベルに差がある場合でもユーザに適したコンテンツを配信することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部131は、コンテンツの音声認識の難易度に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、難易度の判定精度を高めることができるので、ユーザにより適したコンテンツを推薦するコンテンツとして配信することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した判定装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、算出手段は、算出部や算出回路に読み替えることができる。
1 判定システム
100 判定装置
131 判定部
133 算出部
134 抽出部

Claims (7)

  1. 音声を含むコンテンツ毎に、当該コンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する抽出手段と
    を備えたことを特徴とする判定装置。
  2. 前記判定手段によって難易度が判定されたコンテンツのうちユーザが過去に使用したコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザの学習レベルを算出する算出手段
    をさらに備え、
    前記抽出手段は、
    前記判定手段によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度と、前記算出手段によって算出されたユーザの学習レベルとに基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記判定手段は、
    単語の難易度、文の長さ及び発話の速さの少なくともいずれか1つに基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の判定装置。
  4. 前記判定手段は、
    コンテンツの聞き取りの難易度をカテゴリ別に判定し、
    前記算出手段は、
    ユーザの学習レベルをカテゴリ別に算出し、
    前記抽出手段は、
    前記判定手段によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度と、前記算出手段によって算出されたユーザの学習レベルとに基づいてユーザに推薦するコンテンツをカテゴリ別に抽出する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の判定装置。
  5. 前記判定手段は、
    コンテンツの音声認識の難易度に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の判定装置。
  6. 判定装置が実行する判定方法であって、
    音声を含むコンテンツ毎に、当該コンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する抽出工程と
    を含んだことを特徴とする判定方法。
  7. 音声を含むコンテンツ毎に、当該コンテンツに含まれる情報に基づいてコンテンツの聞き取りの難易度を判定する判定手順と、
    前記判定手順によって判定されたコンテンツの聞き取りの難易度に基づいてユーザに推薦するコンテンツを抽出する抽出手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
JP2013129070A 2013-06-19 2013-06-19 判定装置、判定方法及び判定プログラム Active JP5881647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129070A JP5881647B2 (ja) 2013-06-19 2013-06-19 判定装置、判定方法及び判定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129070A JP5881647B2 (ja) 2013-06-19 2013-06-19 判定装置、判定方法及び判定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015004756A true JP2015004756A (ja) 2015-01-08
JP5881647B2 JP5881647B2 (ja) 2016-03-09

Family

ID=52300723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013129070A Active JP5881647B2 (ja) 2013-06-19 2013-06-19 判定装置、判定方法及び判定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5881647B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017871A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 永倉 文洋 想起装置用のコンピュータプログラム
WO2018199376A1 (ko) * 2017-04-24 2018-11-01 비트루브 주식회사 듣기 학습을 지원하는 방법, 시스템 및 비일시성의 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
JP2018180299A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 イー・エム・エス株式会社 単語習得訓練システム
KR20190063050A (ko) * 2017-11-29 2019-06-07 주식회사 퀄슨 미디어 관리 시스템, 미디어 관리 방법 및 컴퓨터 프로그램
KR20190129779A (ko) * 2017-11-30 2019-11-20 주식회사 퀄슨 미디어를 이용하는 서비스 제공 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP7424104B2 (ja) 2020-02-28 2024-01-30 カシオ計算機株式会社 学習機器、学習方法およびプログラム

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258729A (ja) * 2000-12-27 2002-09-11 Hiroshi Ono 外国語学習システム、その情報処理端末、及びサーバ
JP2003066818A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Advanced Telecommunication Research Institute International 外国語学習装置
JP2004151421A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitoshi Kimura 学習コンテンツを用いた語学学習システム
JP2005004100A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Canon Inc 聴取システムおよび音声合成装置
JP2005037853A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Jam System Kk 外国語会話聞き取り能力検定法及びコンピュータソフトウェアとそれらを記録した電磁記録媒体。
JP2005062609A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Snk Playmore Corp 学習ゲームプログラム、評価ゲームプログラム、ゲーム機
JP2005165243A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Yasunari Tanaka 段階的リスニング能力開発システム。
JP2005250423A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Haruhiko Nitta 語学学習システム
JP2006208644A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Toppan Printing Co Ltd 語学会話力測定サーバシステム及び語学会話力測定方法
JP2006337490A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム
JP2007017572A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Rion Co Ltd 外国語学習装置、外国語学習方法、外国語学習の記録媒体およびプログラム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258729A (ja) * 2000-12-27 2002-09-11 Hiroshi Ono 外国語学習システム、その情報処理端末、及びサーバ
JP2003066818A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Advanced Telecommunication Research Institute International 外国語学習装置
JP2004151421A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitoshi Kimura 学習コンテンツを用いた語学学習システム
JP2005004100A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Canon Inc 聴取システムおよび音声合成装置
JP2005037853A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Jam System Kk 外国語会話聞き取り能力検定法及びコンピュータソフトウェアとそれらを記録した電磁記録媒体。
JP2005062609A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Snk Playmore Corp 学習ゲームプログラム、評価ゲームプログラム、ゲーム機
JP2005165243A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Yasunari Tanaka 段階的リスニング能力開発システム。
JP2005250423A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Haruhiko Nitta 語学学習システム
JP2006208644A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Toppan Printing Co Ltd 語学会話力測定サーバシステム及び語学会話力測定方法
JP2006337490A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム
JP2007017572A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Rion Co Ltd 外国語学習装置、外国語学習方法、外国語学習の記録媒体およびプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017871A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 永倉 文洋 想起装置用のコンピュータプログラム
JP2018180299A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 イー・エム・エス株式会社 単語習得訓練システム
WO2018199376A1 (ko) * 2017-04-24 2018-11-01 비트루브 주식회사 듣기 학습을 지원하는 방법, 시스템 및 비일시성의 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
US11961413B2 (en) 2017-04-24 2024-04-16 Vitruv Inc. Method, system and non-transitory computer-readable recording medium for supporting listening
KR20190063050A (ko) * 2017-11-29 2019-06-07 주식회사 퀄슨 미디어 관리 시스템, 미디어 관리 방법 및 컴퓨터 프로그램
KR102052711B1 (ko) * 2017-11-29 2020-01-22 주식회사 퀄슨 미디어 관리 시스템, 미디어 관리 방법 및 컴퓨터 프로그램
KR20190129779A (ko) * 2017-11-30 2019-11-20 주식회사 퀄슨 미디어를 이용하는 서비스 제공 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
KR102314156B1 (ko) * 2017-11-30 2021-10-19 주식회사 퀄슨 미디어를 이용하는 서비스 제공 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP7424104B2 (ja) 2020-02-28 2024-01-30 カシオ計算機株式会社 学習機器、学習方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5881647B2 (ja) 2016-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6708717B2 (ja) ニュース推薦方法及び装置
US11315546B2 (en) Computerized system and method for formatted transcription of multimedia content
US10169329B2 (en) Exemplar-based natural language processing
US9646609B2 (en) Caching apparatus for serving phonetic pronunciations
US9760559B2 (en) Predictive text input
JP5881647B2 (ja) 判定装置、判定方法及び判定プログラム
US20140335483A1 (en) Language proficiency detection in social applications
US20170039204A1 (en) Setting expiration of social media posts
KR20170020841A (ko) 통신 개시를 위한 사용자 신호 레버리징
JP6570226B2 (ja) 応答生成装置、応答生成方法及び応答生成プログラム
WO2012151743A1 (en) Methods, apparatuses and computer program products for providing topic model with wording preferences
WO2016138349A1 (en) Systems and methods of structuring reviews with auto-generated tags
WO2021088790A1 (zh) 用于目标设备的显示样式调整方法和装置
CN113688310A (zh) 一种内容推荐方法、装置、设备及存储介质
CN111897950A (zh) 用于生成信息的方法和装置
JP2017228157A (ja) 生成装置、生成方法、及び生成プログラム
US20210067574A1 (en) Delivering tailored audio segments within live audio streams
US20150180818A1 (en) Interface for Product Reviews Identified in Online Reviewer Generated Content
CN111767259A (zh) 内容分享的方法、装置、可读介质和电子设备
JP2019200713A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US11269893B2 (en) Query-answering source for a user query
US20140257791A1 (en) Apparatus and method for auto-generation of journal entries
JP6898064B2 (ja) 対話決定システム、対話決定方法、対話決定プログラム、及び端末装置
CN113010784B (zh) 用于生成预测信息的方法、装置、电子设备和介质
JP2019164314A (ja) 推定装置、推定方法および推定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5881647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250