JP2015003419A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スループットの低下を抑制しつつ、意図しない模様の発生を抑制して媒体に画像を形成することができる記録装置を提供する。【解決手段】媒体を搬送方向Yの上流側から下流側へ搬送する搬送ローラー対及び排出ローラー対と、搬送ローラー対及び排出ローラー対が搬送する媒体に対してインクを噴射して印刷を行う記録ヘッド18と、記録ヘッド18を支持して走査方向Xに沿って往復移動するキャリッジ17と、キャリッジ17が走査方向Xに沿って移動する際に記録ヘッド18の移動先となる第1移動方向X1の前側から記録ヘッド18と媒体との間へ空気を誘導する集風板35とを備え、集風板35は、集風板35が記録ヘッド18よりも第1移動方向X1の前側に位置する際に第1移動方向X1の前側が開口すると共に、搬送ローラー対及び排出ローラー対により搬送される媒体が通過する搬送面と交差すると共に搬送方向Yとも交差する壁面36を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
従来から、媒体に記録を行う記録装置としてインクジェット式のプリンターが知られている。このようなプリンターでは、ヘッド(記録ヘッド)を移動させつつノズルからインク(記録材)を噴射し、用紙にインクを付着させることで画像などを印刷(記録)している(例えば特許文献1)。
ところで、ノズルから噴射されたインクは、表面張力などの影響によりサイズの異なるインク滴に分断されて用紙に付着することがある。そのため、ヘッドを移動させつつインクを噴射すると、比較的サイズの大きなインク滴によって空気の流れが遮られて乱流が生じる。そして、この乱流によってサイズの小さなインク滴の用紙に対する付着位置がずれてしまうと、用紙には、風紋のような意図しない模様が生じる。
そこで、インクを噴射しないノズルを設定して空気を遮らずに通過させることにより、乱流の発生を抑制している。
特開2005−262581号公報
ところで、こうしたプリンターの場合は、インクを噴射するノズルを減らすと印刷に時間がかかり、スループットが悪くなってしまうという問題がある。
なお、こうした課題は、用紙にインクを噴射するプリンターに限らず、媒体に記録材を噴射する記録装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スループットの低下を抑制しつつ、意図しない模様の発生を抑制して媒体に画像を形成することができる記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する記録装置は、媒体を搬送方向の上流側から下流側へ搬送する搬送部と、該搬送部が搬送する前記媒体に対して記録材を噴射して記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドを支持して前記搬送方向と交差する走査方向に沿って往復移動する移動体と、該移動体が前記走査方向に沿って移動する際に該記録ヘッドの移動先となる移動方向の前側から前記記録ヘッドと前記媒体との間へ空気を誘導する空気誘導部とを備え、前記空気誘導部は、該空気誘導部が前記記録ヘッドよりも前記移動方向の前側に位置する際に該移動方向の前側が開口すると共に、前記搬送部により搬送される前記媒体が通過する搬送面と交差すると共に前記搬送方向とも交差する壁面を有する。
この構成によれば、空気誘導部は移動方向の前側が開口しているため、記録ヘッドが移動方向へ移動すると、空気誘導部の開口している側から取り入れられた空気が壁面に沿うように記録ヘッドと媒体との間へ誘導される。すると、空気誘導部を設けない場合と比べて記録ヘッドと媒体との間を通過する空気が増えるため、記録ヘッドから噴射された記録材の間を通過するように空気を流すことができる。したがって、スループットの低下を抑制しつつ、意図しない模様の発生を抑制して媒体に画像を形成することができる。
上記記録装置において、前記空気誘導部は、前記搬送方向に間隔を有して対向する2つの前記壁面を有し、該各壁面は、前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも外側に設けられるのが好ましい。
この構成によれば、空気誘導部が記録ヘッドよりも外側に設けられる2つの壁面を有しているため、記録ヘッドと媒体との間へ誘導される空気の流れの偏りを抑制することができる。
上記記録装置において、前記搬送方向における前記壁面同士の間隔は、前記走査方向において前記記録ヘッドから離れた側ほど広いのが好ましい。
この構成によれば、記録ヘッドから離れた側ほど壁面同士の間隔が広くなり移動方向の前側が広く開口するように空気誘導部が設けられているため、記録ヘッドと媒体との間に効率よく空気を集めることができる。
上記記録装置において、前記空気誘導部は、前記壁面における前記搬送面と直交する直交方向での前記搬送面に近い側の端部が、前記直交方向において前記記録ヘッドと前記搬送面との間に位置するように設けられるのが好ましい。
この構成によれば、壁面の端部が媒体の搬送面との直交方向において記録ヘッドと搬送面との間に位置しているため、壁面に沿って流れる空気を効率よく記録ヘッドと媒体との間へ誘導することができる。
上記記録装置において、前記移動体は、前記走査方向に沿って形成された溝部を有するのが好ましい。
この構成によれば、空気誘導部によって誘導された空気を、溝部によってさらに走査方向に沿う方向に整流することができる。したがって、記録ヘッドと媒体との間で生じる乱流をより抑制することができる。
第1実施形態のプリンターの斜視図。 キャリッジと集風板の模式平面図。 キャリッジと集風板の模式側面図。 図3における4−4線矢視断面図。 集風板が本体ケースに当接した状態を示すキャリッジの模式平面図。 第2実施形態のキャリッジと集風部の模式断面図。
(第1実施形態)
以下、上記課題を解決する記録装置をインクジェット式プリンターに具体化した第1実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、記録装置11は、本体ケース12と、本体ケース12の背面側に設けられて用紙などの媒体13がセットされる給紙トレイ14を備えている。また、本体ケース12の前面側には、給紙トレイ14から給送された媒体13が排出される排出口15が形成されている。また、本体ケース12内には、移動体の一例としてのキャリッジ17と、キャリッジ17に支持されて記録材の一例としてのインクを噴射する記録ヘッド18とが走査方向Xに往復移動可能に設けられている。
図2に示すように、キャリッジ17は、走査方向Xに延びる棒状のガイド軸20に支持されている。また、本体ケース12内には、駆動プーリー21及び従動プーリー22が回転自在に支持されている。駆動プーリー21にはキャリッジ17を往復移動させる際の駆動源となるキャリッジモーター23の出力軸が連結されると共に、駆動プーリー21と従動プーリー22との間には一部がキャリッジ17に連結された無端状のタイミングベルト24が掛け渡されている。したがって、キャリッジ17は、ガイド軸20にガイドされながらキャリッジモーター23の駆動力により、記録ヘッド18を走査方向Xに沿って往復移動する。
図3に示すように、記録ヘッド18のノズル26が形成されたノズル形成面27と対向する位置には、媒体13を支持する支持台29が設けられている。さらに、支持台29よりも給紙トレイ14側には、給紙トレイ14から給送された媒体13を記録ヘッド18側へ搬送するための搬送ローラー対31が設けられている。また、支持台29よりも排出口15側には、記録ヘッド18からインクが噴射されて印刷(記録の一例)が行われた媒体13を排出するための排出ローラー対32が設けられている。
すなわち、媒体13は、走査方向Xと交差する搬送方向Yにおいて給紙トレイ14側となる上流側から排出口15側となる下流側へ搬送される。そして、搬送ローラー対31と排出ローラー対32は、搬送部の一例として機能する。また、支持台29は、記録ヘッド18と対向する側の支持面が媒体13を支持すると共に、搬送される媒体13が通過する搬送面33の一部となる。
図2,図3に示すように、キャリッジ17の走査方向Xにおける両側面17a,17bには、空気誘導部の一例としての集風板35が1組ずつ設けられている。各組の集風板35は、搬送面33と交差(本実施形態では直交)すると共に搬送方向Yとも交差する2つの壁面36を有し、この両壁面36が互いに対向するように搬送方向Yに間隔を有して記録ヘッド18よりも外側に設けられている。
また、各集風板35は、弾性を有して変形可能に形成されていると共に、走査方向Xに対して交差するように斜めに設けられている。すなわち、各組の集風板35は、走査方向Xにおいて記録ヘッド18から離れるにつれて搬送方向Yの間隔が大きくなり且つ走査方向Xに沿うキャリッジ17の移動方向の前側が広く開口するように設けられている。換言すると、搬送方向Yにおける壁面36同士の間隔は、走査方向Xにおいて記録ヘッド18から離れた側の間隔ほど広い。
また、集風板35は、搬送面33と直交する直交方向Zに幅を有し、その直交方向Zにおいて搬送面33側となる壁面36の端部の一例としての下端36aが記録ヘッド18と搬送面33との間に位置するように設けられている。なお、直交方向Zとは、走査方向X及び搬送方向Yとも交差(本実施形態では直交)する方向である。
さらに、各組の集風板35は、走査方向Xにおける両側及び直交方向Zにおける両側が開口している。すなわち、各組の集風板35は、キャリッジ17が走査方向Xに沿って移動する際に記録ヘッド18の移動先となる移動方向X1,X2の前側と後側がそれぞれ開口して設けられている。
したがって、例えばキャリッジ17が走査方向Xに沿って第1移動方向X1に移動する場合には、第1移動方向X1の前側となる第1側面17aに設けられた集風板35によって第1移動方向X1の前側から空気が取り入れられる。一方、キャリッジ17が走査方向Xに沿って第2移動方向X2に移動する場合には、第2移動方向X2の前側となる第2側面17bに設けられた集風板35によって第2移動方向X2の前側から空気が取り入れられる。そして、各々の場合において、集風板35の開口している側から取り入れられた空気は、集風板35の壁面36に沿うように記録ヘッド18と媒体13との間へ誘導される。
図3,図4に示すように、キャリッジ17の両側面17a,17bは、直交方向Zにおいて搬送面33に近い側の角が面取りされ、斜面37が形成されている。なお、各斜面37には、走査方向Xに沿った少なくとも1つ(図3では5つ)の溝部38が形成されている。
次に、キャリッジ17を走査方向Xに往復移動させると共に、記録ヘッド18から媒体13にインクを噴射して印刷を行う場合の作用について説明する。
さて、印刷が開始されると、図示しない制御部は、媒体13の搬送とキャリッジ17の移動とを交互に実行する。すなわち、給紙トレイ14から給紙された媒体13は、ノズル形成面27と対向する位置で停止すると共に、キャリッジ17が第1移動方向X1へ移動しつつ記録ヘッド18からインクを噴射して媒体13に印刷を行う。そして、キャリッジ17が端まで移動すると、媒体13は搬送方向Yへ印刷が行われた幅だけ搬送されて停止し、キャリッジ17が第2移動方向X2へ移動しつつ記録ヘッド18からインクを噴射する。
また、集風板35が設けられているため、キャリッジ17が移動すると、移動方向X1,X2の前側の空気が集風板35によって集められると共に、壁面36に沿って記録ヘッド18のノズル形成面27と媒体13との間に誘導される。そして、このとき空気は、溝部38によって走査方向Xに沿う方向に整流される。そのため、ノズル形成面27と媒体13との間の空気の流れは、ノズル26から噴射されたインク滴の間を通過可能な程度の強さとなり、記録ヘッド18から噴射されたインクは、整流された空気流の中を通過して媒体13に付着する。
また、図5に示すように、キャリッジ17が第1移動方向X1に移動して移動領域の端まで移動すると、第1移動方向X1の前側(図5では左側)の集風板35が本体ケース12に当接して本体ケース12に沿うように変形する。そして、キャリッジ17が第1移動方向X1とは逆の第2移動方向X2に移動すると、集風板35は元の形状(図2に示す形状)に戻る。さらに、キャリッジ17が第2移動方向X2に移動して移動領域の端まで移動すると、第2移動方向X2の前側(図5では右側)の集風板35が本体ケース12などの他部材に当接して変形する。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)集風板35は移動方向X1,X2の前側が開口しているため、記録ヘッド18が移動方向X1,X2へ移動すると、集風板35の開口している側から取り入れられた空気が壁面36に沿うように記録ヘッド18と媒体13との間へ誘導される。すると、集風板35を設けない場合と比べて記録ヘッド18と媒体13との間を通過する空気が増えるため、記録ヘッド18から噴射されたインクの間を通過するように空気を流すことができる。したがって、スループットの低下を抑制しつつ、意図しない模様の発生を抑制して媒体13に画像を形成することができる。
(2)各組の集風板35が記録ヘッド18よりも外側に設けられる2つの壁面36を有しているため、記録ヘッド18と媒体13との間へ誘導される空気の流れの偏りを抑制することができる。
(3)記録ヘッド18から離れた側ほど壁面36同士の間隔が広くなり移動方向の前側が広く開口するように集風板35が設けられているため、記録ヘッド18と媒体13との間に効率よく空気を集めることができる。
(4)壁面36の下端36aが媒体13の搬送面33との直交方向Zにおいて記録ヘッド18と搬送面33との間に位置しているため、壁面36に沿って流れる空気を効率よく記録ヘッド18と媒体13との間へ誘導することができる。
(5)集風板35によって誘導された空気を、溝部38によってさらに走査方向Xに沿う方向に整流することができる。したがって、記録ヘッド18と媒体13との間で生じる乱流をより抑制することができる。
(6)キャリッジ17の側面17a,17bに斜面37を形成したため、集風板35によって集められた空気が記録ヘッド18と媒体13との間へ誘導される際の抵抗を小さくすることができる。
(7)集風板35は弾性を有して他部材に当接した際に変形するため、記録装置11の大型化を抑制しつつ集風板35のサイズを大きくすることにより、必要な空気の量を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、記録装置の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第2実施形態は、集風部を設ける点で第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図6に示すように、キャリッジ17の両側面17a,17bには、走査方向Xに伸縮可能な空気誘導部の一例としての集風部41が設けられている。すなわち、集風部41は、剛性を有する剛性部42と可撓性を有する可撓部43とが走査方向Xにおいて交互に接続されていると共に、可撓部43が延びる方向にばね44で付勢されている。
また、各集風部41は、搬送方向Yにおいて間隔を有し且つ壁面45が互いに対向するように設けられた一対の壁部46(図6では一方のみ図示)と、壁部46の上側を塞ぐように設けられた天井部47とにより構成されている。さらに、集風部41は、走査方向Xにおける両側及び直交方向Zの下側が開口している。そして、集風部41は、壁面45の搬送面33側の端部の一例としての下端45aがノズル形成面27と搬送面33との間に位置するように設けられている。
また、壁部46は、第1実施形態の集風板35と同様に走査方向Xにおいてキャリッジ17から離れるほど、搬送方向Yにおける間隔が広くなるように、走査方向Xに対して斜めに設けられている。さらに、壁部46は、走査方向Xにおいてキャリッジ17から離れるほど、直交方向Zにおける高さが高くなる。したがって、天井部47は、走査方向Xにおいてキャリッジ17から離れるほど搬送面33からも離れるように斜めに形成されている。
次に、キャリッジ17を走査方向Xに往復移動させると共に、記録ヘッド18から媒体13にインクを噴射して印刷を行う場合の作用について説明する。
さて、キャリッジ17が例えば第1移動方向X1に移動すると、第1移動方向X1の前側の空気が集風部41によって集められてノズル形成面27と媒体13との間に誘導される。そのため、ノズル形成面27と媒体13との間の空気の流れは、ノズル26から噴射されたインク滴の間を通過可能な程度の強さとなり、記録ヘッド18から噴射されたインクは、整流された空気流の中を通過して媒体13に付着する。
そして、キャリッジ17が第1移動方向X1に移動して移動領域の端まで移動すると、移動方向の前側(図6では右側)の集風部41が本体ケース12に当接し、ばね44の付勢力に抗して収縮する。そして、キャリッジ17が第2移動方向X2に移動すると、集風部41はばね44の付勢力によって元の形状に戻る。さらに、キャリッジ17が第2移動方向X2に移動して移動領域の端まで移動すると、第2移動方向X2の前側(図6では左側)の集風部41が本体ケース12に当接して収縮する。
上記第2実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(8)集風部41を設けることにより、媒体13の搬送面33との直交方向Zにおいても空気を集めて記録ヘッド18と媒体13との間に空気を誘導することができる。したがって、空気の流れを確保するのに必要な集風部41のサイズを小型化することができる。
(9)集風部41は可撓部43を有して伸縮するため、記録装置11の大型化を抑制しつつ集風部41のサイズを大きくすることにより、必要な空気の量を確保することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態において、集風板35及び集風部41は、走査方向Xにおいてキャリッジ17の側面17a,17bと記録ヘッド18との間となる位置まで設けてもよい。
・上記第1実施形態において、集風板35を複数部材を組み合わせて伸縮可能に構成し、集風板が延びる方向にばねなどで付勢してもよい。また、集風板35を剛性部材で形成し、変形不能としてもよい。
・上記第2実施形態において、集風部41を弾性部材によって構成してもよい。また、集風部41を剛性部材で形成し、変形不能としてもよい。
・上記各実施形態において、キャリッジ17の側面17a,17bの搬送面33に近い側の角に、走査方向Xに沿って孔または溝を形成してもよい。すなわち、集風板35及び集風部41によって空気を集めると共に、集めた空気を孔または溝を通過させることによって整流してもよい。
・上記各実施形態において、キャリッジ17の側面17a,17bのうち一方の側面にのみ集風板35又は集風部41を設けてもよい。また、一方の側面に集風板35を設けると共に、他方の側面に集風部41を設けてもよい。
・上記第1実施形態において、溝部38を形成しなくてもよい。また、斜面37を形成しなくてもよい。
・上記第2実施形態において、溝部38や斜面37を形成してもよい。
・上記第2実施形態において、天井部47を形成しなくてもよい。
・上記各実施形態において、集風板35と集風部41は、下端36a,45aがそれぞれ記録ヘッド18のノズル形成面27よりも搬送面33から離れた位置に設けられていてもよい。
・上記各実施形態において、壁面36,45の搬送方向Yにおける間隔は、走査方向Xにおいて一定としてもよい。すなわち、集風板35を平行に設けてもよい。また、集風部41の壁部46を平行に設けてもよい。すなわち、集風板35や壁部46は、走査方向Xに沿って設けられていてもよく、同じ方向に傾いていてもよい。さらに、壁面36,45の搬送方向Yにおける間隔を走査方向Xにおいて記録ヘッド18から離れた側ほど狭くしてもよい。
・上記各実施形態において、壁面36,45を搬送方向Yにおいて記録ヘッド18よりも内側に設けてもよい。
・上記第2実施形態において、集風部41はアーチ状としてもよい。すなわち、集風部41は、湾曲した1つの壁面を有してもよい。
・上記実施形態において、記録装置は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式記録装置)であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
11…記録装置、13…媒体、17…キャリッジ(移動体の一例)、18…記録ヘッド、31…搬送ローラー対(搬送部の一例)、32…排出ローラー対(搬送部の一例)、33…搬送面、35…集風板(空気誘導部の一例)、36,45…壁面、36a,45a…下端(端部の一例)、38…溝部、41…集風部(空気誘導部の一例)、X…走査方向、X1…第1移動方向、X2…第2移動方向、Y…搬送方向、Z…直交方向。

Claims (5)

  1. 媒体を搬送方向の上流側から下流側へ搬送する搬送部と、
    該搬送部が搬送する前記媒体に対して記録材を噴射して記録を行う記録ヘッドと、
    該記録ヘッドを支持して前記搬送方向と交差する走査方向に沿って往復移動する移動体と、
    該移動体が前記走査方向に沿って移動する際に該記録ヘッドの移動先となる移動方向の前側から前記記録ヘッドと前記媒体との間へ空気を誘導する空気誘導部と
    を備え、
    前記空気誘導部は、該空気誘導部が前記記録ヘッドよりも前記移動方向の前側に位置する際に該移動方向の前側が開口すると共に、前記搬送部により搬送される前記媒体が通過する搬送面と交差すると共に前記搬送方向とも交差する壁面を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記空気誘導部は、前記搬送方向に間隔を有して対向する2つの前記壁面を有し、
    該各壁面は、前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも外側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記搬送方向における前記壁面同士の間隔は、前記走査方向において前記記録ヘッドから離れた側ほど広いことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記空気誘導部は、前記壁面における前記搬送面と直交する直交方向での前記搬送面に近い側の端部が、前記直交方向において前記記録ヘッドと前記搬送面との間に位置するように設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の記録装置。
  5. 前記移動体は、前記走査方向に沿って形成された溝部を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の記録装置。
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