JP2015002497A - 静電保護回路、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

静電保護回路、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】静電気等が小さい場合であっても迅速に動作する静電保護回路を提供する。
【解決手段】抵抗素子R1の一端は、電源の高位側電位VDDが供給される配線324に接続される一方、抵抗素子R1の他端は、抵抗素子R2の一端、トランジスター611のゲート電極およびドレイン電極に接続される。抵抗素子R2の他端は、抵抗素子R3の一端、抵抗素子R2の一端、トランジスター612のゲート電極およびドレイン電極に接続されている。トランジスター611、612の両ソース電極は、画像信号線327に共通接続される一方、抵抗素子R3の他端は、電源の低位側電位VSSが供給される配線(電源線)325に接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気光学装置の内部回路を過電圧から保護するための技術に関する。
液晶素子や有機EL素子などを用いた電気光学装置においては、ガラス基板などの絶縁性基板に、複数の画素回路と、これらの画素回路を駆動する駆動回路とが形成された構成となっている。より詳細には、矩形状の基板の縁辺に沿って複数の入力端子が設けられるとともに、これらの入力端子に各種の信号等が外部から供給されるとともに、配線を介して駆動回路に供給されて、当該駆動回路が画素回路を駆動する構成となっている。
ところで、静電気などによって突発的な過電圧が入力端子に印加されると、駆動回路や画素回路などの内部回路を構成するトランジスターが破壊されてしまう。このため、入力端子から駆動回路までに至る配線の途中に、静電保護回路が設けられる構成が一般的である。
例えば、ガラスのような絶縁性基板に設けられる静電保護回路としては、静電気等が発生したときにトランジスターによって、定電位線に逃がすような構成が挙げられる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−274932号公報
しかしながら、上述した静電保護回路では、発生した静電気等が小さい場合に迅速にトランジスターが動作せずに、内部回路の保護が十分でない、という問題が発生した。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、静電気等が小さい場合であっても迅速に動作して、内部回路を保護することが可能な静電保護回路および当該静電保護回路を用いた電気光学装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の第1態様にかかる静電保護回路にあっては、第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子、第2抵抗素子および第3抵抗素子と、ダイオード接続されて、入力信号を内部回路に供給する信号線から前記第1抵抗素子および第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流す第1トランジスターと、ダイオード接続されて、前記第2抵抗素子および第3抵抗素子の電気的な接続点から前記信号線への方向に電流を流す第2トランジスターと、を具備する。
この第1態様によれば、第1配線および第2配線の間に印加される電圧は、第1抵抗素子、第2抵抗素子および第3抵抗素子によって分圧されるので、第1抵抗素子および第2抵抗素子の接続点の電位は、第1配線の電位よりも低位になる。一方、第1トランジスターは、信号線から第1抵抗素子および第2抵抗素子の接続点に電流を流す方向にダイオード接続されている。このため、第1トランジスターにおいて電流が流れ始めるときの信号線の電圧を、第1配線の第1電位よりも低位にすることができる。
同様に、第2抵抗素子および第3抵抗素子の接続点の電位は、第2配線の第2電位よりも高位になる一方、第2トランジスターは、第2抵抗素子および第3抵抗素子の接続点から信号線に電流を流す方向にダイオード接続されている。このため、第2トランジスターにおいて電流が流れ始めるときの信号線の電圧を、第2配線の電位よりも高位にすることができる。
したがって、第1態様に係る静電保護回路では、第1配線の電位よりも高く、または、第2配線の電位よりも低い電圧の領域で静電保護が働く従来構成と比較して、動作電圧範囲が拡大するので、静電保護をその分だけ迅速に動作させることができる。
なお、ダイオード接続とは、トランジスターにおけるゲート電極をドレイン電極に接続することをいう。
上記目的を達成するために本発明の第2態様にかかる静電保護回路にあっては、第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子、第2抵抗素子および第3抵抗素子を含む抵抗素子群と、2つの信号線のうち、一方の信号線に対応して設けられ、第1トランジスターおよび第2トランジスターを有する第1単位回路と、前記2つの信号線のうち、他方の信号線に対応して設けられ、第3トランジスターおよび第4トランジスターを有する第2単位回路と、を具備し、前記第1単位回路において、前記第1トランジスターは、前記一方の信号線から前記第1抵抗素子および前記第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流すようにダイオード接続され、前記第2トランジスターは、前記第2抵抗素子および前記第3抵抗素子の電気的な接続点から前記一方の信号線への方向に電流を流すようにダイオード接続され、前記第2単位回路において、前記第3トランジスターは、前記他方の信号線から前記第1抵抗素子および前記第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流すようにダイオード接続され、前記第4トランジスターは、前記第2抵抗素子および前記第3抵抗素子の電気的な接続点から前記他方の信号線への方向に電流を流すようにダイオード接続される。
この第2態様によれば、第1態様と同様に、静電保護を迅速に動作させることができる。また、第1単位回路および第2単位単位回路にわたって抵抗素子群が共用されるので、構成の簡易化を図ることもできる。
上記目的を達成するために本発明の第3態様にかかる静電保護回路にあっては、第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子および第2抵抗素子と、ダイオード接続されて、入力信号を内部回路に供給する信号線から前記第1抵抗素子および第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流す第1トランジスターと、ダイオード接続されて、前記第2配線から前記信号線への方向に電流を流す第2トランジスターと、を具備する。
この第3態様によれば、第1トランジスターにおいて電流が流れ始めるときの信号線の電圧を、第1配線の第1電位よりも低位にすることができるので、静電保護をその分だけ迅速に動作させることができる。
上記第1乃至第3態様において、前記第1トランジスターのチャネル型および前記第2トランジスターのチャネル型は、同じにすると、製造プロセスを簡略化することができる。
また、本発明の態様としては、静電保護回路のほか、当該静電保護回路を適用した電気光学装置、当該電気光学装置を有する電子機器として概念することも可能である。電子機器としては、当該電気光学装置をプロジェクターにおけるライトバルダーに適用した例が挙げられる。
本発明の実施形態における電気光学装置の構成を示す斜視図である。 図1におけるA−B線から見た断面図である。 電気光学装置の素子基板の構成を示す図である。 実施形態における静電保護回路の電気的構成を示す回路図である。 同静電保護回路の等価回路を示す図である。 静電保護回路のレイアウトの例を示す図である。 応用・変形例(その1)に係る静電保護回路を示す図である。 応用・変形例(その2)に係る静電保護回路を示す図である。 電気光学装置を適用したプロジェクターの構成を示す図である。
まず、本発明の実施形態に係る静電保護回路の前に、当該静電保護回路が適用される電気光学装置について説明する。この電気光学装置は、後述するプロジェクターのライトバルブとして用いられる透過型の液晶装置である。
なお、以下の図においては、各層、各部材、各領域などを認識可能な大きさとするために、縮尺を異ならせている場合がある。
図1は、電気光学装置の構成を示す斜視図であり、図2は、図1におけるA−B線からみた断面図である。
これらの図に示されるように、電気光学装置1は、画素電極15が形成された素子基板10と、コモン電極21が設けられた対向基板20とが、シール材51によって一定の間隙を保って、互いに電極形成面が対向するように貼り合わせられて、この間隙に例えばVA(Virtical Alignment)型の液晶53が封入された構造になっている。
素子基板10および対向基板20には、それぞれガラスや石英などの光透過性を有する絶縁性基板が用いられる。素子基板10にあっては、対向基板20よりも図1においてY方向のサイズが長いが、紙面奥側(B側)が揃えられた状態で貼り合わせられているので、素子基板10の手前側(A側)の一辺が対向基板20から張り出している。この張り出した領域において、X方向に沿って複数の入力端子31が設けられる。なお、入力端子31は、FPC(Flexible Printed Circuits)基板に接続されて、外部の上位装置から各種の制御信号や、電源電圧、データ信号などが供給される構成となっている。
素子基板10のうち、対向基板20との対向面に形成された画素電極15は、詳細については省略するが、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電層を、矩形状にパターニングしたものである。また、コモン電極21は、対向基板20における対向面に一面にベタ状に設けられたITOなどの透明導電層である。このため、画素電極15およびコモン電極21とで誘電体たる液晶53が挟持されて、液晶容量(液晶素子)が構成される。
また、シール材51は、特に図示しないが、XY面を平面視したときに対向基板20の内縁に沿って額縁状に形成される。
図3は、電気光学装置1における素子基板10の電気的な構成を示す図である。
この図に示されるように、素子基板10においては、m行の走査線11がX軸方向に沿って設けられる一方、6n(6の倍数)列のデータ線がY軸方向に沿って設けられる。そして、画素回路Pが、m行の走査線11と、6n列との交差に対応する位置にそれぞれ設けられている。したがって、この例において画素回路Pは、縦m行×横6n列のマトリクス状に配列する。ここで、画素回路Pがマトリクス状に配列する領域が表示領域Adである。
また、データ線12を、図において左から順に1、2、3、…、(6n−1)、6n列目と考えたときに、これらのデータ線12は、1〜6、7〜12、13〜18、…、(6n−5)〜6n列というように6列毎にグループ化されている。
なお、各画素回路P、それ自体については周知なので、詳細についての図示を省略するが、薄膜トランジスター(TFT:thin film transistor、以下「画素トランジスター」という)と、画素電極15とを含み、画素トランジスターのゲート電極が走査線11に、ソース電極がデータ線12に、ドレイン電極が画素電極に、それぞれ接続された構成となっている。
一方、入力端子31に供給された信号は、素子基板10の各部に配線を介して供給される。詳細には、電源の高位側電位VDD(第1電位)は配線324(第1配線)によって、電源の低位側電位VSS(第2電位)は配線325(第2配線)によって、それぞれ走査線駆動回路41a、41bおよびデータ線駆動回路43に供給される。データ信号Vid1〜Vid6は、水平走査される1行分の画素で表現すべき階調に応じた電圧信号を、6相に展開(シリアル−パラレル変換)した信号であり、それぞれ画像信号線327によって、静電保護回路60を介してデータ線駆動回路43に供給される。
走査線駆動回路41a、41bは、入力端子31が設けられた一辺に対してほぼ直交する2辺において、表示領域Adを挟むように設けられて、m行の走査線11の各々に走査信号を両側から供給する。ここで、図において上から順に1、2、3、…、m行の走査線11に供給される走査信号を、それぞれG[1]、G[2]、G[3]、…、G[m]と表記したときに、走査線駆動回路41a、41bは、走査信号G[1]、G[2]、G[3]、…、G[m]を、一水平走査期間毎に順次排他的にアクティブレベル(画素トランジスターがnチャネル型であればHレベル)とする。
走査線駆動回路41a、41bは、垂直走査期間の最初に供給されるスタートパルス(Y側)をクロック信号(Y側)で順次転送するシフトレジスタによって構成されるが、図においては、当該スタートパルスおよびクロック信号の入力端子と、当該入力端子からの配線については、図面が複雑化するので省略している。なお、スタートパルス(Y側)およびクロック信号(Y側)は、図示した電源の配線324、325とほぼ平行に配設されていると考えて良い。
また、この例では、走査線駆動回路41a、41bが、走査線11の両側から走査信号を供給する構成となっているが、走査信号の遅延が問題にならない場合には、走査線駆動回路を片側だけに設けた構成としても良い。
データ線駆動回路43は、入力端子31が設けられた一辺に沿って設けられて、6n列のデータ線12の各々にデータ信号Vid1〜Vid6をサンプリングする。
データ線駆動回路43は、詳細については図示省略するが、データ線12毎に設けられたサンプリングスイッチと、水平走査期間の最初に供給されるスタートパルス(X側)をクロック信号(X側)で順次転送して、各グループに対応して出力するシフトレジスタとによって構成される。これらのうち、サンプリングスイッチの一端は、自身に対応するデータ線12に接続される一方、他端は、6本の画像信号線327のうち、いずれかと、次のような関係で接続される。
すなわち、データ線12を一般化して説明するために、1≦j≦6nを満たす整数のjを用いると、図3において左から数えてj列目のデータ線12に対応するサンプリングスイッチの他端は、列数であるjを6で割った余りが「1」であるならば、データ信号Vid1が供給される画像信号線327に接続され、jを6で割った余りが「2」、「3」、「4」、「5」、「0」であるデータ線12に対応するサンプリングスイッチの他端は、それぞれデータ信号Vid2、Vid3、Vid4、Vid5、Vid6が供給される画像信号線327に接続される。例えば、左から数えて9列目のデータ線12に対応するサンプリングスイッチの他端は、「9」を6で割った余りが「3」であるから、データ信号Vid3が供給される画像信号線327に接続される。
データ線12における同一グループに対応する6個のサンプリングスイッチ同士は、当該グループに対応してシフトレジスタで転送されたパルスによって共通にオンして、6本の画像信号線327に供給されたデータ信号を、それぞれ当該グループに属する6列のデータ線12にサンプリングさせる。このようなサンプリング動作は、図3において左から数えて1、2、3、…、n番目のグループに対して順番に実行される。
データ線駆動回路43におけるシフトレジスタには、スタートパルス(X側)およびクロック信号(X側)の入力端子と、当該入力端子からの配線については、図面が複雑化するので省略している。なお、スタートパルス(X側)およびクロック信号(X側)は、図示した画像信号線327とほぼ平行に配設されていると考えて良い。また、ここでは、データ信号を6相展開した構成で説明しているが、相展開数は「6」以外であっても良いし、展開しない構成(点順次構成)であっても良い
また、コモン電極21は、入力端子31を有しない対向基板20に設けられている。このため、素子基板10における入力端子31に供給されたコモン電圧LCcomは、枠状に形成されるシール材51の四隅に相当する地点に設けられた電極34に、配線321を介して導かれるとともに、当該地点に設けられる導通材(図示省略)によってコモン電極21に接続される。これにより、コモン電極21はコモン電圧LCcomに保たれる構成となっている。
このような構成において、走査線駆動回路41a、41bが、ある走査線11への走査信号をHレベルにすると、当該走査線11にゲート電極が接続された画素トランジスターがオン状態になって、画素電極15がデータ線12に電気的に接続された状態になる。このため、走査線11がHレベルであるときに、データ線駆動回路43が、階調に応じた電圧のデータ信号を画像信号線327からデータ線12に順次サンプリングすると、当該データ信号は、オン状態になった画素トランジスターを介して画素電極15に印加される。走査線11がLレベルになると、画素トランジスターはオフ状態になるが、画素電極15に印加された電圧は液晶素子の容量性によって保持される。
走査線駆動回路41a、41bは、1、2、3、…、m行目の順番で走査線11を選択するとともに、データ線駆動回路43が、選択された走査線11に位置する1行分の画素回路Pに対しデータ信号を、順次、データ線12にサンプリングして供給することによって、すべての液晶素子に対して、階調に応じた電圧が印加・保持される。この動作が1フレーム(1垂直走査期間)毎に繰り返される。これにより、液晶容量のそれぞれは、画素電極15およびコモン電極21の間によって保持された電圧に応じて液晶53の分子配向状態が変化し、当該液晶容量および図示省略した偏光子を通過する光の透過率が画素毎に制御される。
本実施形態において、静電保護回路60は、入力端子31からデータ線駆動回路43までの画像信号線327の経路の途中に設けられる。
なお、後述するように静電保護回路60は、上述したスタートパルス(Y側)、クロック信号(Y側)、スタートパルス(X側)およびクロック信号(X側)を供給する配線の経路に設けられても良い。
図4は、静電保護回路60を示す回路図である。
静電保護回路60は、データ信号Vid1〜Vid6を供給する6本の画像信号線327の経路の途中においてそれぞれ設けられるが、各静電保護回路の構成は同一なので、ここでは、データ信号Vid1〜Vid6のうち、任意の1つをデータ信号Vidと表記し、当該データ信号Vidを供給する画像信号線327に対応した静電保護回路60として説明することにする。
図4に示されるように、静電保護回路60は、pチャネル型のトランジスター(第1トランジスター)611とnチャネル型のトランジスター(第2トランジスター)612と、抵抗素子(第1抵抗素子)R1、抵抗素子(第2抵抗素子)R2および抵抗素子(第3抵抗素子)R3を有する構成となっている。
なお、これらのうち、トランジスター611、612は、画素回路Pにおける画素トランジスターと、走査線駆動回路41a、41b、データ線駆動回路43の構成素子と、共通のプロセスによって一括に形成された薄膜トランジスターである。また、トランジスター611、612を単位回路と称し、抵抗素子R1、R2およびR3を抵抗素子群と称する場合がある。
抵抗素子R1の一端は、電源の高位側電位VDDが供給される配線324に接続される一方、抵抗素子R1の他端は、抵抗素子R2の一端、トランジスター611のゲート電極およびドレイン電極に接続されている。
抵抗素子R2の他端は、抵抗素子R3の一端、トランジスター612のゲート電極およびドレイン電極に接続されている。トランジスター611、612の両ソース電極は、画像信号線327に共通接続される。一方、抵抗素子R3の他端は、電源の低位側電位VSSが供給される配線325に接続される。
なお、この構成において、説明の便宜上、トランジスター611、612の両ソース電極と画像信号線327との接続点をP1とし、抵抗素子R1の他端と抵抗素子R2の一端との接続点をP2とし、抵抗素子R2の他端と抵抗素子R3の一端との接続点をP3とする。
この構成においてトランジスター611、612のそれぞれは、ゲート電極がドレイン電極に接続されることによってダイオード接続となっているので、等価回路としては、図5のように表すことができる。
さて、このような静電保護回路60において、トランジスター611のゲート電極(接続点P2)に印加される電圧は、抵抗素子R1、R2、R3の抵抗値を符号そのままのR1、R2、R3と表記したとき、電源電圧(VDD−VSS)を、抵抗素子R1、R2およびR3によって抵抗分割した値であるから、
(VDD−VSS)・(R2+R3)/(R1+R2+R3)…(1)
以下、説明を簡略するために、特に説明しない限り、電圧については、電位VSSを基準(ゼロ)にして考える。また、式(1)で示される接続点P2の電圧を、Vr1と略記すると、式(1)は、次のように表すことができる。
Vr1=VDD・(R2+R3)/(R1+R2+R3) …(2)
同様に、トランジスター612のゲート電極(接続点P3)に印加される電圧をVr2と略記したとき、当該電圧については、
Vr2=VDD・R3/(R1+R2+R3) …(3)
と表すことができる。
さて、トランジスター611のソース電極からドレイン電極に向かって電流が流れる条件は、
Vs>Vg−Vth …(4)
である。この式(4)において、Vsは、トランジスター611のソース電極の電圧であり、Vgは、当該トランジスター611のゲート電極の電圧であり、Vthは、トランジスター611の閾値電圧である。なお、トランジスター611はpチャネル型であるから、閾値電圧Vthは負の値をとる。
トランジスター611のソース電極は、接続点P1において画像信号線327に接続されているので、電圧Vsは、画像信号線327の電圧そのものである。そこで、画像信号線327の電圧をVinとする。また、トランジスター611のゲート電極の電圧Vgは、接続点P2の電圧Vr1である。
このため、式(4)については、次のように表記し直すことができる。
Vin>Vr1−Vth …(5)
なお、式(5)におけるVr2は、式(3)で示される。
静電気等によって正側の過電圧が画像信号線327に重畳されることによって、当該画像信号線327の電圧Vinが式(5)を充足したとき、過電圧に起因するサージ電流は、画像信号線327、トランジスター611(ソース→ドレイン)、抵抗素子R1という経路を辿って配線324に逃げる。したがって、上記過電圧は、データ線駆動回路43まで到達しないので、静電破壊が防止される。
一方、トランジスター612のソース電極からドレイン電極に向かって電流が流れる条件は、
Vs<Vg−Vth …(6)
である。この式(6)において、Vsは、トランジスター612のソース電極の電圧であり、Vgは、当該トランジスター612のゲート電極の電圧であり、Vthは、トランジスター612の閾値電圧である。なお、トランジスター611はnチャネル型であるから、閾値電圧Vthは正の値をとる。
トランジスター612のソース電極は、接続点P1において画像信号線327に接続されているので、電圧Vsは、画像信号線327の電圧Vinそのものである。また、トランジスター612のゲート電極の電圧Vgは、接続点P3の電圧Vr2である。
このため、式(6)については、次のように表記し直すことができる。
Vin<Vr2−Vth …(7)
なお、式(7)におけるVr2は、式(3)で示される。
静電気等によって負側の過電圧が画像信号線327に重畳されることによって、当該画像信号線327の電圧Vinが式(7)を充足したとき、過電圧に起因するサージ電流は、電源の配線325、抵抗素子R3、トランジスター612(ドレイン→ソース)という経路を辿って画像信号線327に逃げる。したがって、上記過電圧は、データ線駆動回路43まで到達しないので、静電破壊が防止される。
このように静電保護回路60では、画像信号線327の電圧Vinが、式(5)を充足したときにトランジスター611によって、また、式(7)を充足したときにトランジスター612によって、それぞれサージ電流を逃がすので、データ線駆動回路43の静電破壊が防止される。
ところで、画像信号線327に供給される信号はデータ信号Vidであり、画素で表現すべき階調に応じた電位で振幅する。このため、データ信号Vidにおける電位の振幅範囲と式(5)、式(7)との関係について検討すると、データ信号Vidの振幅範囲が式(5)、式(7)を充足しない範囲で規定されていれば、データ信号Vidの電圧によって静電保護回路60が動作しないことになる。すなわち、データ信号Vidの電圧Vinが、次の範囲に規定されていれば良い。
Vr2−Vth≦Vin≦Vr1−Vth …(8)
換言すれば、抵抗素子R1、R2、R3については、データ信号Vidにおける電位の振幅範囲およびトランジスター611、612の閾値電圧Vthに対して、式(8)を充足するように規定すれば、画像信号線327の電圧Vinが何らかの理由によってデータ信号Vidの振幅範囲を超えた時点で、直ちに静電保護回路60を動作させることができる。
この点について背景技術で述べた静電保護回路との関係で説明する。上記背景技術に係る静電保護回路は、抵抗素子R1、R2、R3が存在せず、また、pチャネル型のトランジスターのゲート・ドレイン電極が高位側電位VDDの配線に、nチャネル型のトランジスターのゲート・ドレイン電極が低位側電位VSSの配線に、それぞれ直接接続された構成である(特願2005−274932号公報、図3参照)。
この構成においては、両トランジスターのソース電極が、電源の高位側電位VDDよりも、さらにpチャネル型のトランジスターの閾値電圧(絶対値)を加えた電位を超えないと、または、電源の低位側電位VSSよりも、さらにnチャネル型のトランジスターの閾値電圧を下回らないと、静電保護回路が働かない。すなわち、背景技術で述べた静電保護回路の動作範囲は、次の通りである。
VDD−Vth<Vin …(9)
または
VSS−Vth>Vin …(10)
なお、式(9)において、Vthは、pチャネル型のトランジスターの閾値電圧であり、負の値である。
このように背景技術で述べた静電保護回路は、両トランジスターのソース電極が、電源電位の範囲外にならなければ、厳密にいえば、当該電源の高位側電位よりも閾値電圧(絶対値)だけ高位の電位から、当該電源の低位側電位よりも閾値電圧だけ低位の電位までの範囲外にならなければ、静電保護回路が動作しない。
例えば、高位側電位VDDが15.5V、低位側電位VSSが0V、pチャネル型のトランジスターの閾値電圧が−1V、nチャネル型のトランジスターの閾値電圧が1Vである場合、両トランジスターのソース電極の電圧が、16.5Vを超えるか、または、−1Vを下回らないと、静電保護回路が動作しない。
これに対して、本実施形態では、すなわち、 接続点P1の電圧Vinが、電源の低位側電位VSSから高位側電位VDDの範囲内であっても、上記式(5)または式(7)を充足すれば、静電保護が図られる。
例えば、電圧関係を背景技術と同じくし、抵抗素子R1、R2、R3の抵抗比を4.5:8:3(=9:16:6)に設定したときに、本実施形態に係る静電保護回路60は、12Vを超えるか、または、2Vを下回れば、直ちに動作する。
このため、本実施形態によれば、静電気等に起因するサージ電流をいち早く放電することができる、という効果を奏することになる。
次に、実施形態に係る静電保護回路60が、素子基板10において実際にどのようにレイアウトされているかについて説明する。
図6は、実施形態に係る静電保護回路60のレイアウトの一例を示す図である。
この図に示されるように、静電保護回路60では、抵抗素子R1、R2、R3からなる抵抗素子群60aが、電源の配線324、325の間に蛇行して配置するとともに、トランジスター611、612からなる単位回路60bが、6本の画像信号線327の経路の途中にそれぞれ位置している。
詳細には、抵抗素子R1、R2、R3は、電源の配線324、325の間において電気的に直列に接続されるとともに、抵抗素子R1、R2の接続点P2が図6において右側に位置し、抵抗素子R2、R3の接続点P3は左側に位置している。接続点P2からは、X方向に沿って、すなわち、配線324、345に対してほぼ直交する方向であって、画像信号線327に向かう方向に沿って、配線65aが延在する一方、接続点P3からは、同じくX方向に沿って画像信号線327に向かう方向に、配線65bが延在している。
そして、配線65a、65bと画像信号線327が交差する部分において、トランジスター611、612(単位回路60b)が設けられている。
図6においては、データ信号Vid1に対応した単位回路60bについてのみ、トランジスター611、612の接続状態を図示しており、データ信号Vid2〜Vid6に対応した単位回路60bについては、同様な構成なので接続状態の図示を省略している。
なお、例えばデータ信号Vid1に対応した単位回路60bが第1単位回路に相当し、データ信号Vid2に対応した単位回路60bが第2単位回路に相当する。
このような、静電保護回路60のレイアウトによれば、画像信号線327と(電気的な絶縁を保って)交差する配線は、電源電位を抵抗分割したことによる定電位の配線65a、65bのみである。このため、画像信号線327で供給されるデータ信号Vid1〜Vid6に対し、容量カップリングによってノイズ等が混入することを防止することができる。
また、抵抗素子R1、R2、R3からなる抵抗素子群60aを、電源の配線324、325の間に設ける構成によって、省スペース化を図ることができる。一方で、抵抗素子R1、R2、R3は、電源電圧を抵抗分割するために(貫通電流を小さくする観点から)比較的抵抗値が高いことが要求される。このため、抵抗素子R1、R2、R3を素子基板10に形成するにあたっては、分散させた配置、例えば、抵抗素子R1を、図3における表示領域Adの右下に、抵抗素子R2を表示領域Adの左下に、抵抗素子R3を表示領域Adの右下に、分散して配置しても良い。
図4乃至図6で説明した静電保護回路60では、画像信号線327の電圧Vinが、式(5)またが式(7)を充足したときにトランジトランジスター611、612によって静電破壊を防止する構成であったが、次に説明するような応用・変形例のように構成しても良い。
図7は、応用・変形例(その1)に係る静電保護回路の構成を示す図である。
この図に示される応用・変形例(その1)では、図4乃至図6で説明した実施形態に係る静電保護回路60と比較して、抵抗素子R3が省略されるとともに、トランジスター612のドレイン・ゲート電極が電源の低位側電位VSSの配線325に直接接続されている。この応用・変形例(その1)では、トランジスター611のゲート電極には、高位側の電源電圧(VDD−VSS)が、抵抗素子R1、R2によって抵抗分割された電圧が印加される。
このため、応用・変形例(その1)において、例えば、高位側電圧VDDが15.5V、(低位側電圧VSSが0V)、pチャネル型のトランジスター611の閾値電圧が−1V、nチャネル型のトランジスター612の閾値電圧が1Vである場合に、抵抗素子R1、R2の抵抗比が4.5:11(=9:22)であるとき、接続点P2が11Vになるので、図4乃至図6で説明した静電保護回路と同様に、上限側では、接続点P1の電圧Vin(Vid)が12Vを超えた時点で動作する。
したがって、応用・変形例(その1)によれば、静電気等に起因して画像信号線327に正極性の過電圧が頻繁に発生するときに、これを有効に抑制することが可能になる。
なお、応用・変形例(その1)において下限側では、トランジスター612のゲート電極が0Vになるので、図4乃至図6で説明した静電保護回路とは異なり、接続点P1の電圧Vin(Vid)が−1Vを下回れば動作する。ただし、応用・変形例(その1)では、抵抗素子R3が省略されるので、その分だけ、構成の簡略化や省スペース化を図ることができる。
また、画像信号線327に負極性の過電圧が頻繁に発生するのであれば、図4乃至図6で説明した実施形態に係る静電保護回路60において、抵抗素子R1、R2、R3のうち、R1を省略するとともに、トランジスター611のドレイン・ゲート電極を高位側電位VDDの配線325に接続しても良い。
図8は、応用・変形例(その2)に係る静電保護回路の構成を示す図である。
この図に示される応用・変形例(その2)では、図4乃至図6で説明した静電保護回路60におけるトランジスター611をpチャネル型からnチャネル型に変更して、トランジスター612とチャネル型を揃えた構成となっている。このため、トランジスター611にあっては、ゲート・ドレイン電極が画像信号線327に接続されるとともに、ソース電極が接続点P2に接続される。
nチャネル型のトランジスターがオンしてソース電極からドレイン電極に向かって電流が流れる条件については、すでに式(6)で説明した通りである。ただし、本例において式(6)のVsは接続点P2の電圧となり、Vgは、画像信号線327の電圧Vin(Vid)となるので、結局のところ、トランジスター611において電流が流れる条件は、式(5)と同じとなる。
なお、トランジスター612側の構成および動作については、実施形態に係る静電保護回路60と同様である。
この応用・変形例(その2)において、トランジスター611、612ともに、チャネル型を揃えることできるので、製造プロセスを簡略化することができる。
なお、応用・変形例(その2)では、トランジスター611、612を、nチャネル型で揃えたが、pチャネル型で揃えても良いのはもちろんである。
次に、上述した実施形態や応用・変形例に係る電気光学装置をライトバルブとして用いたプロジェクターについて説明する。
図9は、このプロジェクターの構成を示す平面図である。
この図に示されるように、プロジェクター2100の内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2102が設けられている。このランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100Gおよび100Bにそれぞれ導かれる。
このプロジェクター2100では、上述した電気光学装置1が、R、G、Bの各色に対応して3組設けられる。そして、R、G、Bの各色に対応するデータ信号がそれぞれ外部の上位装置から供給される構成となっている。ライトバルブ100R、100Gおよび100Bの構成は、上述した実施形態に係る電気光学装置1と同様であり、R、G、Bのそれぞれに対応するデータ信号によりそれぞれ駆動される。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。したがって、各色の画像が合成された後、投射レンズ2114によってカラー画像がスクリーン2120に投射されることとなる。
なお、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bには、ダイクロイックミラー2108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルターを設ける必要はない。また、ライトバルブ100R、100Bの透過像は、ダイクロイックプリズム2112により反射した後に投射されるのに対し、ライトバルブ100Gの透過像はそのまま投射されるので、ライトバルブ100R、100Bによる水平走査方向は、ライトバルブ100Gによる水平走査方向と逆向きにして、左右を反転させた像を表示する構成となっている。
電子機器としては、図9を参照して説明した他にも、テレビジョンや、ビューファインダー型・モニター直視型のビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、携帯電話機などが挙げられる。そして、これらの各種の電子機器に対して、本発明に係る電気光学装置が適用可能なのは言うまでもない。
1…電気光学装置、12…走査線、14…データ線、41…走査線駆動回路、43…データ線駆動回路、60…静電保護回路、60a…抵抗素子群、60b…単位回路、611、612…トランジスター、R1〜R3…抵抗素子。

Claims (7)

  1. 第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子、第2抵抗素子および第3抵抗素子と、
    ダイオード接続されて、入力信号を内部回路に供給する信号線から前記第1抵抗素子および第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流す第1トランジスターと、
    ダイオード接続されて、前記第2抵抗素子および第3抵抗素子の電気的な接続点から前記信号線への方向に電流を流す第2トランジスターと、
    を具備することを特徴とする静電保護回路。
  2. 第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子、第2抵抗素子および第3抵抗素子を含む抵抗素子群と、
    2つの信号線のうち、一方の信号線に対応して設けられ、第1トランジスターおよび第2トランジスターを有する第1単位回路と、
    前記2つの信号線のうち、他方の信号線に対応して設けられ、第3トランジスターおよび第4トランジスターを有する第2単位回路と、
    を具備し、
    前記第1単位回路において、
    前記第1トランジスターは、
    前記一方の信号線から前記第1抵抗素子および前記第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流すようにダイオード接続され、
    前記第2トランジスターは、
    前記第2抵抗素子および前記第3抵抗素子の電気的な接続点から前記一方の信号線への方向に電流を流すようにダイオード接続され、
    前記第2単位回路において、
    前記第3トランジスターは、
    前記他方の信号線から前記第1抵抗素子および前記第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流すようにダイオード接続され、
    前記第4トランジスターは、
    前記第2抵抗素子および前記第3抵抗素子の電気的な接続点から前記他方の信号線への方向に電流を流すようにダイオード接続された、
    ことを特徴とする静電保護回路。
  3. 第1電位が印加される第1配線と前記第1電位より低電位の第2電位が印加される第2配線との間で、電気的に直列に接続された第1抵抗素子および第2抵抗素子と、
    ダイオード接続されて、入力信号を内部回路に供給する信号線から前記第1抵抗素子および第2抵抗素子の電気的な接続点への方向に電流を流す第1トランジスターと、
    ダイオード接続されて、前記第2配線から前記信号線への方向に電流を流す第2トランジスターと、
    を具備することを特徴とする静電保護回路。
  4. 前記第1トランジスターのチャネル型および前記第2トランジスターのチャネル型は、同じである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電保護回路。
  5. 複数の走査線と、複数のデータ線との各交差に対応して基板に配列された複数の画素回路と、
    入力端子から前記信号線を介して供給されたデータ信号に応じて前記複数の画素回路の各々を駆動する駆動回路と、
    前記入力端子から前記駆動回路までに至る前記信号線の経路中に配置された請求項1乃至4のいずれかの静電保護回路と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記複数の画素回路の各々は、画素トランジスターを含み、
    前記画素トランジスター、前記第1トランジスターおよび第2トランジスターは、薄膜トランジスターであること、
    を特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 請求項5または6に記載された電気光学装置を備える
    ことを特徴とする電子機器。
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