JP2015001853A - 電子機器、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

電子機器、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Mikiya Tanaka
幹也 田中
八木 健
Takeshi Yagi
健 八木
貴次 青山
Takatsugu Aoyama
貴次 青山
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Abstract

【課題】外部からの接触位置に応じて、電子機器の振動を制御できること。
【解決手段】振動発生部は、複数の振動子を備える。タッチパネル又はタッチセンサは、外部からの接触に応じた接触位置を検知する。制御部は、検知部で検知された接触位置に応じて、複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、振動子を備える電子機器が普及している。例えば、特許文献1には、圧電アクチュエータと、振動モータとを備え、シャッター操作ボタンの半押し、全押しの入力操作に基づいて、圧電アクチュエータ又は及び振動モータを選択し、振動を発生させることが記載されている。
特開2006−136865号公報
しかしながら、従来の技術では、ボタンの位置、つまり、ユーザからの接触位置に応じた振動の制御を行うことができなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、外部からの接触位置に応じて、電子機器の振動を制御できることを目的の一つとする。
本発明の一態様は、複数の振動子と、外部からの接触位置を検知する検知部と、前記検知部で検知された前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御部と、を備えることを特徴とする電子機器である。
また、本発明の一態様は、複数の振動子を備える電子機器の制御方法であって、検知部が、外部からの接触位置を検知する検知過程と、制御部が、前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御過程と、を有することを特徴とする制御方法である。
また、本発明の一態様は、複数の振動子を備える電子機器のコンピュータに、外部からの接触位置を検知する検知手段、前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御手段、を実行させるための制御プログラムである。
本発明の一態様によれば、外部からの接触位置に応じて、電子機器の振動を制御できる。
本発明の実施形態に係る電子機器の使用状態の一例を表す概略である。 本実施形態に係る電子機器の外観構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る振動子の配設位置を例示した図である。 本実施形態に係る電子機器の機能構成の一例を示す構成図である。 本実施形態に係る振動テーブルの一例を示す概略図である。 本実施形態に係る制御部の動作の一例を表すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る電子機器の使用状態の一例を表す概略である。
以下、図面を参照し、本発明の電子機器、および電子機器の制御プログラムの実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器1の使用状態の例を表す概略である。この図において、ユーザは、電子機器1を用いて撮像を行う。例えば、タッチパネル10には、撮像される物体や景色が表示されている。ユーザは、電子機器1に触れることにより撮像指示を行う。電子機器1は、撮像指示を検出した場合に、撮像処理を行う。
図1(A)では、電子機器1は、撮像指示が行われた接触位置P11に、最も近い振動子80(2)のみを振動させている。一方、電子機器1は、他の振動子80(1)、80(3)、80(4)を振動させていない。図1(B)では、電子機器1は、撮像指示が行われた接触位置P12に、最も近い振動子80(3)のみを振動させている。一方、電子機器1は、他の振動子80(1)、80(4)、80(2)を振動させていない。
このように、電子機器1は、接触位置に最も近い位置にある振動子を振動させる。これにより、ユーザは、接触位置付近で振動を感じることができる。例えば、接触位置から近い位置では、接触位置から遠い位置と比較して、振動が強くなる。これにより、ユーザは、全体が振動する場合や接触位置から遠い位置が振動する場合と比較して、接触位置において操作を行った感覚を感じることができる。また、電子機器1は、接触位置から遠い位置においては、振動の影響を少なくすることができる。
[構成]
図2は、本実施形態に係る電子機器1の外観構成の一例を示す図である。以下、本実施形態において、XYZ直交座標系を用いて電子機器1の構成を説明する。XYZ直交座標系は、電子機器1を基準とした座標系である。XYZ直交座標系において、電子機器1の各構成要素の積層方向をZ方向とする。また、Z方向に直交する平面をXY平面とし、XY平面において直交する方向をそれぞれX方向及びY方向とする。このXYZ直行座標系は、他の図面でも同じものを用いる。
電子機器1は、例えば、Z方向視で略矩形の形状を有している。電子機器1は、タッチパネル10、本体部20、背面カバー30がZ方向に積層された構成となっている。図2(A)は、電子機器1をタッチパネル10側から見た図であり、図2(B)は、電子機器1を背面カバー30側から見た図である。
タッチパネル10は、画像を表示すると共に、その表示面にユーザが指等で触れた接触位置(xy座標の値)を検出する。タッチパネル10は、例えば、画像を表示する液晶ディスプレイ装置と接触検知機構が組み合わされて構成される。
本体部20は、筐体内に、複数の振動子80(1)、80(2)、80(3)及び80(4)(振動発生部80と称する)、及び、CPUやメモリ等の集積回路を収容する。本体部20の側面には、タッチセンサ22(1)、22(2)、22(3)及び22(4)(タッチセンサ22と称する)が設けられている。タッチセンサ22は、ユーザが指等で触れた接触位置(Ys、Ye、Xe、Xs座標の値)を検出する。
背面カバー30には、孔部32が形成され、撮像部40のレンズ42を露出させている。また、背面カバー30には、各種操作スイッチを搭載可能なマウント部35が設けられている。例えば、マウント部35には、撮像部40を操作するためのリリースボタン等が搭載される。
図3は、本実施形態に係る振動子80(1)〜80(4)の配設位置を例示した図である。この図は、電子機器1を背面カバー30側から見た部分透視図である。電子機器1には、四隅付近に、振動子が配設されている。各振動子は、例えば背面カバー30に取り付けられている。振動子としては、例えば、ボイスコイルモータ(VCM)や偏心モータ等が用いられる。ボイスコイルモータを用いる場合、各振動子は、例えばZ方向の振動を発生させる。なお、Z方向は、撮像部40のレンズ42の光軸方向である。また、振動子の配置は図3に示すものに限らず、他の配置で振動子が配設されてもよい。
図3において、点P21は、xy座標の原点である。点P22の座標の値は、例えば、(x,y)=(1024,1024)(単位はピクセル)であり、タッチパネル10の画素数(1024×1024)と対応している。
座標Ysは、タッチセンサ22(1)の面に沿う方向であって、タッチパネル10の面に平行な方向を向いた座標軸で表される。タッチセンサ22(1)は、外部から接触があった場合に、接触のあった位置を示す座標Ysの値を検出する。同様に、タッチセンサ22(2)、22(3)、22(4)は、それぞれ、図に示す座標Ye、Xe、Xsの値を検出する。なお、座標Ys、Ye、Xe、Xsの値の単位は、例えばピクセルである。
なお、図3では、タッチパネル10のy方向の解像度(dpi:ドット密度)と、タッチセンサ22(1)のYs方向の解像度及びタッチセンサ22(2)のYe方向の解像度とは、一致している。また、座標yの原点と、座標Ysの原点及び座標Yeの原点とは、座標Yの値が同じである。これにより、電子機器1は、座標Ys、Yeの値をそのまま座標yの値に代入することで、Y方向において、接触位置と表示位置を容易に対応付けできる。X方向についても同様に、電子機器1は、座標Xs、Xeの値をそのまま座標xの値に代入することで、X方向において、接触位置と表示位置を容易に対応付けできる。なお、ここではタッチパネルの解像度とタッチセンサの解像度とが一致している形態について説明しているが、これらは必ずしも一致させる必要は無く、それぞれの解像度は設計に応じて適宜変更することができる。
図4は、本実施形態に係る電子機器1の機能構成の一例を示す構成図である。この図において、電子機器1は、タッチパネル10、タッチセンサ22、撮像部(カメラ)40、通信部50、I/O部52、記憶部60、スピーカ70、加速度センサ75、振動発生部80、及び制御部90を含んで構成される。なお、電子機器1は、電源回路やバッテリ、GPS(Global Positioning System)受信機等を含んで構成されてもよい。
タッチパネル10は、画像を表示すると共に、その表示面にユーザが指等で触れた接触位置を検出する。
タッチセンサ22は、その表示面にユーザが指等で触れた接触位置を検出する。
撮像部40は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。なお、撮像部40は、ビデオカメラであってもよい。
通信部50は、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN網、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、携帯電話網、PHS網等を利用した無線通信を行う。また、通信部50は、電子機器が有線接続された際に通信インターフェースとして機能するネットワークカード等を含んでもよい。I/O部52は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子やHDMI(登録商標;High Definition Multimedia Interface)端子、SDカード等が装着される端子等を含む。
記憶部60は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、レジスタ等の記憶装置である。記憶部60には、制御部90のCPU(Central Processing Unit)が実行するプログラム(ファームウェア)が予め格納される。記憶部60には、CPUが演算処理を行った演算結果が格納される。記憶部60には、予め記憶された情報、他装置から通信部50を介して受信した情報、又はI/O部52に装着された機器から読み出された情報等が格納される。
スピーカ70は、制御部90により生成された音声データに基づき、音声を出力する。
加速度センサ75は、例えば3軸式の加速度センサであり、電子機器1に対してX方向、Y方向、Z方向にそれぞれ作用する加速度(重力加速度を含む)を検出し、検出結果を制御部90に出力する。
振動発生部80は、制御部90により生成された振動データに基づき、各振動子を振動させる。
制御部90は、電子機器1の制御を行う。例えば、制御部90は、タッチパネル10又はタッチセンサ22が検出した接触位置と、記憶部60が記憶する振動テーブル(図5参照)に基づいて、各振動子の振動データを生成する。具体的には、制御部90は、接触位置に最も近い位置にある振動子を振動させる振動データを生成する。ここで、制御部90は、その他の振動子を振動させるデータを生成しなくてもよい。つまり、制御部90は、その他の振動子を振動させなくてもよい。
[振動制御]
図5は、本実施形態に係る振動テーブルの一例を示す概略図である。この図において、振動テーブルは、動作、接触位置、及び各振動子の振動の強さを示す強度情報の各項目を有する。ここで、動作とは、ユーザの動作を表し、例えば、ユーザによる操作入力の態様を表す。強度情報とは、振動の強さを数値で置き換えたものである。強度情報では、数値が大きくなる程、振動が強くなることを表し、また「0」は振動しないことを表す。振動テーブルは、動作及び接触位置をキー項目とし、各行に振動情報を格納する。
振動テーブルでは、各接触位置について、その接触位置から最も近い振動子が強度「1」以上であり、その他の振動子が強度「0」となっている。
例えば、図5の1番目の振動情報では、動作が「長押し又はダブルタップ」であり、接触位置が「0≦Ys<512」である。また、この振動情報では、振動子80(1)、80(2)、80(4)の振動の強さが「0」であり、振動子80(3)の振動の強さが「1」である。つまり、タッチセンサ22(1)が「0≦Ys<512」で接触があったことを検知したとき、制御部90は、この接触による動作が「長押し又はダブルタップ」であると判定した場合には、振動子80(3)のみを強さ「1」で振動させる制御を行う。一方、制御部90は、振動子80(1)、80(2)、80(4)を振動させない(強さ「0」)制御を行う。なお、制御部90は、同じ接触位置での接触が連続して、予め定めた時間以上続いた場合に、動作が「長押し」であると判定する。また、制御部90は、予め定めた時間以内に、2回のタップがあった場合に、動作が「ダブルタップ」であると判定する。ここで、制御部90は、接触があり、予め定めた時間内に、その接触がなくなったとき、その動作を「タップ」であると判定する。
また、図5の9番目の振動情報では、動作が「長押し」であり、接触位置が「0≦x<512」、「0≦y<512」である。つまり、タッチパネル10が「0≦x<512」、「0≦y<512」で接触があったことを検知したとき、制御部90は、この接触による動作が「長押し」であると判定した場合には、振動子80(3)のみを強さ「1」で振動させる制御を行う。
図6は、本実施形態に係る制御部90の動作の一例を表すフローチャートである。
(ステップS101)制御部90は、ユーザ操作に応じて、撮像機能を起動する。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)制御部90は、撮像指示を受け付ける撮像指示範囲を決定する。例えば、制御部90は、タッチセンサ22上のすべての位置を撮像指示範囲とし、タッチパネル10上の位置を撮像指示範囲としなくてもよい。この場合、電子機器1は、タッチセンサ22のみで撮像指示を受け付けることとなる。その後、ステップS103へ進む。
(ステップS103)制御部90は、ステップS102で決定した撮像指示範囲で、予め定めた動作があったか否かを判定する。これにより、制御部90は、撮像指示があったか否かを判定する。ここで、予め定めた動作とは、「長押し」、「タップ」、「ダブルタップ」、又は「スライド」等の動作である。なお、予め定めた動作は、タッチパネル10とタッチセンサ22で異なっていてもよい。例えば、予め定めた動作は、タッチパネル10では「タップ」、タッチセンサ22では、「長押し又はダブルタップ」であってもよい。撮像指示があった場合には、ステップS104へ進む。一方、撮像指示がなかった場合には、ステップS103へ戻る。
(ステップS104)制御部90は、ステップS103の撮像指示における接触位置を取得する。その後、ステップS104へ進む。
(ステップS105)制御部90は、記憶部60が記憶する振動テーブルを読みだす。制御部90は、この振動テーブルから、ステップS103で撮像指示と判定した動作及びステップS104で取得した接触位置に対応する振動情報を選択する。制御部90は、選択した振動情報から、各振動子の強度情報を抽出する。制御部90は、抽出した強度情報が示す強度が「1」以上の振動子を、振動させる振動子として選択する。つまり、制御部90は、接触位置から最も近い振動子を選択することとなる。その後、ステップS106へ進む。
(ステップS106)制御部90は、振動子を振動させる振動データを生成する。制御部90は、生成した振動データを、ステップS105で選択した振動子に出力する。振動データを入力された振動子は、その振動データに基づいて振動する。これにより、制御部90は、接触位置から最も近い振動子を振動させることとなる。
このように、本実施形態では、電子機器1は、複数の振動子80(1)〜80(4)を備える。タッチパネル10又はタッチセンサ22は、外部からの接触に応じた接触位置を検知する。制御部90は、タッチパネル10又はタッチセンサ22が検知した接触位置に応じて、複数の振動子80(1)〜80(4)のうちの一部を振動させる。例えば、制御部90は、接触位置に最も近い位置にある振動子を振動させる。これにより、電子機器1は、外部からの接触位置に応じて、電子機器1の振動を制御できる。例えば、ユーザは、接触位置付近で振動を感じることができる。また、制御部90は、接触位置から遠い位置にある振動子を振動させなくてもよい。これにより、電子機器1は、接触位置から遠い位置においては、振動の影響を少なくすることができる。
また、本実施形態では、タッチパネル10又はタッチセンサ22は、撮像指示を受けた接触位置を検知する。これにより、ユーザは、撮像において、撮像指示を行った位置付近で振動を感じることができる。制御部90は、撮像指示を行った位置から遠い位置にある振動子を振動させなくてもよい。これにより、電子機器1は、全振動子が振動する場合と比較して、レンズや光軸のぶれを低減できる場合があり、撮像した画像にぶれが生じることを防止できる。
また、本実施形態では、電子機器1は、撮像部40の光学系の光軸方向(Z方向)に、振動子を振動させてもよい。振動について、光軸方向が強く光軸方向以外の方向(X方向、Y方向)成分が弱い場合には、光軸方向以外の方向成分が強く光軸方向が弱い場合と比較して、撮像した画像でのぶれが小さくなる。つまり、電子機器1は、光軸方向に振動子を振動させることにより、撮像した画像でのぶれを低減できる。
[変形例]
上記実施形態において、接触位置の検出は、ボタンで行われてもよい。例えば、図4のタッチセンサ22として、ボタンを採用しても良く、また、ボタンとタッチセンサの組合せを採用してもよい。
図7は、本実施形態の変形例に係る電子機器1aの使用状態の一例を表す概略である。この図において、電子機器1aには、ボタン23(1)、23(2)、23(3)が設けられている。また、タッチパネル10には、画像のボタン23(4)が表示されている。電子機器1aは、ボタン23(1)〜ボタン23(4)がユーザに押下されたことを検知する。制御部90は、押下されたボタンの位置に最も近い振動子を振動させる。
例えば、制御部90は、ボタン23(2)が押下された場合には、振動子80(2)のみを振動させ、ボタン23(4)が押下(タップ)された場合には、振動子80(3)のみを振動させる。
このように、本変形例では、タッチパネル10又はタッチセンサ22は、外部から押下されたボタンを検知する。制御部90は、押下されたボタンの位置に応じて、複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる。これにより、ユーザは、ボタン付近で振動を感じることができる。
また、上記実施形態において、制御部90は、接触位置に最も近い振動子が複数ある場合には、それらすべての振動子のみを振動させてもよい。例えば、図7において、ボタン23(1)と振動子80(3)の距離と、ボタン23(1)と振動子80(4)の距離は、同じである。制御部90は、ボタン23(1)が押下された場合に、振動子80(3)と振動子80(4)を同時又は交互に振動させ、振動子80(1)と振動子80(2)を振動させなくてもよい。なお、例えば、ボタンの位置により接触位置が判定できる場合には、図5の「ボタンA」のように、ボタンを識別できる情報と各振動子の強度情報と対応付けてもよい。
また、上記実施形態において、制御部90は、接触に基づく処理と振動の発生を同時に行わず、これらの間にタイムラグ(時間のずれ)を設けてもよい。例えば、制御部90は、接触に基づいて撮像処理を行い、その後、予め定めた時間をおいて、振動を発生させてもよい。このように、処理のタイミングと振動発生のタイミングが異なるので、電子機器1、1aは、接触に基づく処理が振動の影響を受けることを低減できる。例えば、撮像処理において、振動により電子機器1、1aが揺れ、撮像した画像にぶれが生じることを防止できる。
また、上記実施形態において、電子機器1、1aは、タッチセンサ22上の一部の範囲を、撮像指示範囲としてもよい。この場合、電子機器1、1aは、タッチセンサ22における撮像指示範囲を示す画像を、タッチパネル10に表示してもよい。例えば、図7において、電子機器1aは、タッチセンサ22(1)上の撮像指示範囲Bを示す画像Aを、タッチパネル10に表示している。これにより、ユーザは、タッチセンサ22(1)上の撮像指示範囲を、タッチパネル10の表示により認識することができる。また、ユーザは、撮像指示範囲でない部分を認識でき、撮像指示を行いたくない場合に、その部分には安心して触れることができる。
また、例えば、電子機器1は、鉛直方向の上側又は下側のタッチセンサ22の一方或いは両方において、撮像指示範囲を設けてもよい。また、電子機器1は、タッチセンサ22の中心を含む範囲であって、タッチセンサ22の長手方向の長さより短い範囲(例えば、タッチセンサ22の長手方向の長さの半分)を、撮像指示範囲としてもよい。具体的には、電子機器1は、鉛直方向の上側のタッチセンサ22の中心付近を撮像指示範囲とすることができる。これにより、ユーザは、電子機器1の鉛直方向の下側の側面、上側の側面の端側、又は水平方向の側面で電子機器1を支えながら、鉛直方向の上側のタッチセンサ22の中心付近への接触により、撮像指示を行うことができる。例えば、ユーザは、両手親指で電子機器1の鉛直方向の下側の側面を支え、また、中指等で鉛直方向の上側の側面の端側を支えつつ、右手又は左手の人差し指のいずれかで、容易に撮像指示を行うことができる。また、電子機器1は、中心部分で撮像指示を受け付けるので、端部分で撮像指示を受け付ける場合と比較して、撮像指示による電子機器1の回転を抑制でき、撮像した画像でのぶれを小さくできる。なお、電子機器1は、鉛直方向と水平方向を加速度センサ75により判定する。また、撮像指示範囲は、互いに連続しない範囲が複数あってもよい。これにより、ユーザは、複数個所から撮像指示を行うことができる。
また、制御部90は、接触位置を撮像指示範囲としてもよく、撮像指示範囲のいずれかの位置から最も近い振動子を振動させてもよい。
また、上記実施形態において、電子機器1、1aは、撮像部40を備えない電子機器であってもよい。また、電子機器1、1aは、撮像指示以外の入力についても、入力における接触位置に最も近い位置にある振動子を振動させてもよい。
また、上記実施形態において、電子機器1、1aは、最も近い位置の振動子以外の振動子を振動させてもよい。例えば、図1(A)において、電子機器1は、例えば、振動子80(2)に加えて、振動子80(1)や振動子80(4)を振動させてもよい。この場合、電子機器1は、例えば、振動子80(3)を振動させない。
また、上記実施形態において、電子機器1、1aは、最も遠い位置の振動子を振動させてもよい。例えば、図1(A)において、電子機器1は、例えば、振動子80(3)のみを振動させてもよい。
また、電子機器1、1aは、全ての振動子を振動させてもよく、この場合、最も近い位置の振動子を強く振動させ、それより遠い位置の振動子を弱く振動させてもよい。例えば、図1(A)において、電子機器1は、例えば、振動子80(2)を強さ「3」で振動させる。また、電子機器1は、振動子80(1)と振動子80(4)を強さ「2」で振動させ、振動子80(3)を強さ「1」で振動させる。
また、電子機器1、1aは、撮像機能の起動と同時又は起動から予め定められた時間内に、タッチセンサ22で接触を検出した場合、その接触をユーザからの撮像指示として受け付けなくてもよい。この場合、電子機器1、1aは、この接触を撮像指示から除外し、撮像機能の起動後又は起動から予め定められた時間後に、新たな別の接触を検出した場合、その接触をユーザからの撮像指示として受け付けて、撮像処理を行ってもよい。つまり、電子機器1、1aは、撮像部40による撮像機能を起動した時期に応じて、タッチセンサ22で検知された接触が撮像指示か否かを判定する。これにより、例えば、電子機器1、1aは、撮影に際して、ユーザが電子機器1、1aを支える為の接触を撮像指示として検出することを防止でき、ユーザの意図に沿ったタイミングで撮像処理をすることができる。
なお、上記実施形態において、図5の13番目の振動情報では、動作が「タップ」であり、接触位置が「0≦x<512」、「0≦y<512」である。つまり、タッチパネル10が「0≦x<512」、「0≦y<512」で接触があったことを検知したとき、制御部90は、この接触が「タップ」と判定した場合には、振動子80(3)のみを強さ「2」で振動させる制御を行う。つまり、電子機器1、1aは、「長押し」よりも「タップ」の方が、強く振動することとなる。ここで、制御部90は、接触がなくなったとき「タップ」と判定する。このようにユーザがタッチパネル10から指を離した場合も、制御部90が強い振動を与えることで、弱い振動を与えた場合と比較して、離した指に電子機器1、1aを触れさせることができ、ユーザが振動を感じることができる。但し、本実施形態はこれに限らず、制御部90は、「タップ」よりも「長押し」の方が、強く振動するように制御してもよい。例えば、「タップ」では指が離れるので、電子機器1、1aを支える箇所が少なくなり、電子機器1、1aの支持が不安定になる場合がある。この場合でも、電子機器1、1aの振動が弱いので、ユーザは、振動が強い場合と比較して、電子機器1、1aを支え易くなる。
なお、上述した実施形態における電子機器1、1aの一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子機器1、1aの一部に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上述した実施形態における電子機器1、1aの一部の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子機器1、1aの一部の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1‥電子機器1、10‥タッチパネル、20‥本体部、22、22(1)〜22(4)・・・タッチセンサ、23(1)〜23(4)・・・ボタン、30‥背面カバー、40‥撮像部、50‥通信部、52‥I/O部、60‥記憶部、62‥画像データ、64‥定位データ、70‥スピーカ、75‥加速度センサ、80‥振動発生部、80(1)〜80(4)‥振動子、90‥制御部

Claims (8)

  1. 複数の振動子と、
    外部からの接触位置を検知する検知部と、
    前記検知部で検知された前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記接触位置に最も近い位置にある振動子を振動させることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
    撮像部を備え、
    前記検知部は、撮像指示を受けた接触位置を検知することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記撮像部の光学系の光軸方向に、前記一部の振動子を振動させることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記撮像部による撮像機能を起動した時期に応じて、前記検知部で検知された接触が前記撮像指示か否かを判定することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記検知部は、外部から押下されたボタンを検知し、
    前記制御部は、前記押下されたボタンの位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させることを特徴とする電子機器。
  7. 複数の振動子を備える電子機器の制御方法であって、
    検知部が、外部からの接触位置を検知する検知過程と、
    制御部が、前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御過程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. 複数の振動子を備える電子機器のコンピュータに、
    外部からの接触位置を検知する検知手段、
    前記接触位置に応じて、前記複数の振動子のうちの一部の振動子を振動させる制御手段、
    を実行させるための制御プログラム。
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